ヤマト食品さんの親会社・光陽機械さんが出していた、カレー焼き機の宣伝リーフ(左半分)。「金の卵を生む機械」と云うコピーが良いですナ。
「人間は二つの種類しか無い」と乱暴に言い切る人が時々居られます。聞けば何かに「執着する人」と「執着しない人」の二つだソウでして、成るほど確かにその通りかも知れん。この分類ですと、私メは間違い無く「執着する人」だ。
そんな私メがココんトコ執着してますのは「カレー焼き」と云う今川焼きの様な焼饅頭でして、ドウしてコレに執着してるのか己でも良く判らないンですが、無性に気に成るのヨ。私メの育った環境には存在しなかった物ナンですが。
三重県津市で初めて見かけた「カレー焼き」。細長い今川焼きの中にソレ程辛くないカレーペーストが入ってます。津市以外には福井・小浜市、京都・宮津市、広島・呉市と偏在してまして、東日本にはどうやら存在してない模様。
どうやら三〜四十年前は西日本各地に結構あったモノらしく、それが辛うじて数箇所で生き残って居るみたい。そして生き残ってるトコでは何処でも「嗚呼なつかしのソウルフード」化してる様で、往時を知らぬ私メを妙に惹き付ける。
カレー焼き機のリーフ(右半分)。このリーフはヤマト食品さんにも二枚しか残って居ないソウでして、大変貴重なモノを撮影させて戴きました。
結果、私ぁ(確認出来る限り)現存するトコは全て行った・・。但し運悪くお休みだったりで、全てで食べられたと云う訳じゃ無いのが残念ですが、中に入れる刻みキャベツの有無は在るケド、基本的に「同じ様な味」だと実感しました。
と云う事は・・西日本各地で同時多発的に発生した訳じゃ無く、元祖本店本舗かメーカーが有ったに違いない。「暖簾分け」か「FC的なモノ」か判らんけど、何処かにルーツが有ったに違いない。ただソレは全く判らん、見当が付かん。
唯一手掛かりに成りソウなのは、多くのお店に「マンソート」と云う謎のカタカナが書いて在ったコト。その「マンソート」とは一体ナンだが判らんけれど、恐らくソウ云う名前の何か・・が「カレー焼き」に関係して居るに違いない。
「マンソート」で検索してみたら、ソレがナンなのか直ぐに判りましたネ。今川焼き等の焼饅頭用の膨張剤らしく、粉の中に混ぜるとふっくら焼き上がる便利食材。ソレは広島・福山市のヤマト食品と云う会社が出してる。ならば・・。
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★明日は「カレー焼きのルーツ探しの続き」でございます★
(参考リンク)
★「大判焼・たこ焼・お好み焼は当社にお任せ」ヤマト食品HP
http://www.yamato-foods.co.jp/
★「膨張剤・マンソート ほか」ヤマト食品HP
http://www.yamato-foods.co.jp/htmls/shouhin.htm
(関係する記事)
★「目次 カレー焼」
http://rifuh.jugem.jp/?cid=36
(このお噂は明日に続く訳でございます。明日はクリスマスイブだと云うのに)
福山市・ヤマト食品さんの工場通用口。私ぁつい興奮してしまい、表から撮るのを私ぁすっかり忘れてました。工場では食材製造中でしたヨ。
423 【カレー焼05】カレー焼きの原点は福山・前篇
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