きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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「遠州の小京都」静岡・森町の古い街並み。人口二万弱の小さな街だからか?活気は乏しい(失礼)ですが、ナンか散歩して楽しいトコでした

東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう

今回は恨み言を申し上げます。私メこと講釈師・神田鯉風の芸道上の先祖筋に、「神田伯山(はくざん)」と云う大先生が居られました。釈界の歴史では都合四代の伯山先生が居られますが、この名跡は我々神田派の最高の芸名。

初代は江戸末期の人で、通称「天一坊伯山」。初代の先生は大岡政談がお得意で、中でも「徳川天一坊」と云う根多で一世風靡。神田派は初代の先生がお作りに成ったと云っても過言じゃ無く、私メは「芸祖」として崇めてます。

二代目は明治の人で、神田派を隆興させた。そして弟子に名を譲り、自らは初代「神田松鯉(しょうり)」を名乗った。因みに私メの師匠は三代目松鯉ですンで、二代目の先生が居なかったら私メは「鯉風」とは別の名前だった筈。

三代目は大正の人。講談全盛期の大スターで、通称「次郎長伯山」。史上最高の名人と謳われた人で、「清水次郎長伝」で一世風靡。この先生が出演すると近辺の寄席からお客が居なくなっちゃうで、「八丁荒らし」と言われた位。


森町・橘谷山大洞院の門外に建つ「森の石松の墓」。ヤクザ稼業だから寺内に墓を建てさせなかったソウですが、そもそも実在の人物じゃ無い

そう!世間に流布してる「海道一の大親分」次郎長サンの話は、三代目の先生がお作りに成り、高座で張扇をパンパン叩きながら拡げた根多ですヨ。今は浪曲だと思ってる方が殆どでしょうが、アレは講談!しかも神田派の根多。

実際の次郎長親分は侠客稼業としては中位を脱せなかった様ですが、自己アピールのお上手な親分で、身内に一人講釈師を抱えてた。けれどこの講釈師は高座が上手くなく、三代目先生に「根多元に成る噂話」を売ったらしい。

三代目先生はこの噂話を面白がり、七年掛けて話を膨らませ、高座に掛けて大当たり!ソレをイロイロ有って二代目・広沢虎造センセが浪曲化し、やがて映画化されて日本中の人が知る様に。その経緯は長く成る・・あぁ悔しいネ!

だもんで「清水次郎長伝」は、基本的に三代目先生が張扇で作り上げた虚構でして、例えば「遠州森の石松」ナンかも創作人物。今回久し振りに静岡・森町へ参りましたが、石松サンを顕彰してるのを見て嬉しい様な悲しい様な・・。

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★明日は「長野県のサテライトショップ」への訪問記です★

(参考リンク)
★「森町観光マップ」森町役場HP
http://www.town.morimachi.shizuoka.jp/sigh/annai/kanko-map.html
★「橘谷山大洞院」森町役場HP
http://www.town.morimachi.shizuoka.jp/sigh/jinjabukkaku/daitouin.html
★「森の石松の墓」HP
http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn007/moriisi/moriisi.html
★「次郎長と愚庵()」無明舎出版・幕末とうほく余話HP
http://www.mumyosha.co.jp/ndanda/05/bakumatu02.html
★「春の森町散策・栄正堂ほか」静岡新聞びぶれ浜松HP
http://www.vivere.jp/plusone/plusone/post_2.php

(「美保の豚松」と云う実在の子分が、石松サンのモデルだとされて居ります
)

梅酢漬けの大葉で大福を包んだ「梅衣(うめごろも)」が、遠州森町の名物。多少ベタつくのが難点ですが、子供の頃から食べてるンで懐かしい




| 2011.06.03 Friday (07:32) | やらまいか静岡遠州 | - | - |
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| 2019.11.17 Sunday (07:32) | - | - | - |
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