多治見・本町オリベストリート。昭和初期に栄えた陶磁器問屋街で、古い建物を利用したギャラリーやお店が並ぶ、洒落た感じに再生された街
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
フト思う処が有りまして、私メは岐阜県の東部地方(=東濃)へ行って参りました。ココら辺は国内有数の猛烈に暑い地域でして、夏に行きますと熱中症にかかる可能性が高いンで、暑くも寒くも無いこの時期を選んでの訪問ですヨ。
中でも特に暑いのは、「日本一暑い街」を標榜する多治見市。関東じゃ「暑いのは埼玉・熊谷」が常識ですが、多治見は熊谷と並ぶ史上最高40.9℃を記録したコトも有る、名古屋から三十分ほどの人口十一万強のベットタウン。
熊谷は関東平野のど真ン中で、東西南北四方から熱風ばかり押し寄せますンで洒落に成らない位に暑い。一方多治見は東西南北四方を丘に囲まれた盆地だから、コチラも洒落に成らない位に暑い。ドッチも夏に行きたく無いネ。
両市ともに開き直ったか?専ら暑さをウリにしてますが、他はお菓子の「五家宝(ごかぼう)」位しか無い熊谷と違い、多治見を含む東濃地区にゃ「美濃焼」が有りまして、陶磁器に余り興味の無い私メでも名前だけは知ってますゼ。
往時は栄えたンでしょうナ。立派な建物の並ぶ商店街が点在してますヨ
街を流れる土岐川(庄内川の上流)、多治見のキャラクター「うながっぱ」
コレまで通過ばかりで、イザ多治見駅で降りるのは初めてですが、とにかく街のお散歩へ。御案内の美濃焼は室町時代に愛知・瀬戸市の陶工達が、山を越えて戦火から逃れて来たのが始めらしいですナ。多治見は「陶都」を自称。
初めは陶器だけだったのが、江戸後期に磁器も焼かれる様に成り、海外への輸出で栄えた明治後期から昭和初め頃は、街はもうウハウハだったとの事。その栄華を現す豪勢な建物が、ココにゃ多いコト多いコト・・。民家も立派だ。
そんな豪勢な商家が並ぶ陶磁器問屋街が、美濃出身の茶人大名・古田織部正にちなみ「オリベストリート」として、洒落た感じに再生されてました。何しろ建物は本モンですから、表面だけ繕った様なトコとは落ち着きが違いますゼ。
思わず焼き物を買いたい!と思いましたが、旅は続きますンで重たいモンを抱える訳にも行かず、代りに買ったのはとても軽い「たじみあられ」。随分サクサクとした珍しい食感のモンでして、明治から作り続けられてるソウです。
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★明日は「岐阜県瑞浪市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「日本一アツイ多治見市」多治見市観光協会HP
http://www.c-5.ne.jp/~tajimi/
★「本町オリベストリート」多治見市観光協会HP
http://www.c-5.ne.jp/~tajimi/oribest/honmachi/sth.htm
★「美濃焼百科」多治見市役所HP
http://www.city.tajimi.gifu.jp/sangyo-kanko/kankou/minoyaki/
★「たじみあられ・村瀬商店」東濃見聞録HP
http://www.to-no.com/s/tajimiarare/
(予想外と言ったら失礼ですが、思ったよりも立派な街で驚いた私メでしたネ)
原料は「うるち米」ですンで、「あられ」じゃ無く「煎餅」の筈ナンですが。煎餅としては驚く程に軽い食感の「たじみあられ」は、古くからの名物
560 【煎餅お餅11】多治見は暑いけど洒落てる街
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