松阪・魚町通りに在る木綿問屋の建物。凄い!造りモンじゃ無い本物の昔の街が立派に残ってる。もう少し行くと超高級肉料理「牛銀本店」
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
さてお城をあらかた散策し、今度は三重・松阪市の街中へ。ココは戦災に遭って無い街ですンで、古いモンが沢山残ってる。ソレがキレイに整備され、所々に超高級和牛料理店が威容を現し、私メの様な貧乏人を畏れ慄かせます。
だって「和田金」や「牛銀」と云った、超高級なお店で軽く食べると諭吉が数人養子に出ちゃうンですヨ。「真っ平御免やしてお呉れやっしゃ!」と叫ぶしかございませんゼ。う〜む冗談じゃ無ぇ、とても手銭じゃ恐ろしくて近寄れない。
尤も私メら東日本の人間はドチラかと云うと「牛より豚!」ですし、個人的には「豚よりも鶏!」だから、松阪牛なんて一生御縁が無くたって構わないンですが・・。コリャ負け惜しみじゃ無いですヨ、負け惜しみじゃ無いヨ、あぁ悔しい。
あぁ云う店は接待で連れてって貰うトコと一方的に決定し、カラ元気出してブラリ散策。駅の観光案内所で借りた自転車は快調で、美味そうな香りからサッサと逃して呉れます。後学の為に誰か連れてって下さいナ、一升びんに。
一本東側の本町通りはかつての伊勢街道。ココもまた時代劇が撮れそうなトコでして、「三越」の三井家はココ発祥。大店が並んでたトコです
処で「松阪」なのか「松坂」なのか?元々は「坂」の方だったらしいンですが、大坂が大阪に変ったのを習って明治中頃に「阪」にしたとの事。へぇ、「坂」は「土に返る=死」で縁起が悪いと聞いてますが、ココも大阪方式だったのか。
天下の台所「経済の都・大阪」とは、昔からの付き合いの深い町。何しろ伊勢商人の故郷ですからなぁ。「三方良し」の近江商人、「ペンペン草も生えぬ」甲州商人と並び称された、天下の伊勢商人は松坂に本拠を置いたのが多い。
蒲生氏郷公が近江日野(滋賀・日野町)から入り、松坂城を築いた時に日野から近江商人を沢山連れて来た。ソレが始まりで、近江に較べて温暖な伊勢だから多少変容し、江戸や大阪・京都に店を出した大店は数え切れない・・。
その代表例があの「三越」や三井財閥を作った、松阪発祥の三井越後屋。松阪特産の木綿を抱えて江戸へ殴りこみ、「現金売り」と云う流通革命を起こしたのは周知の通り。その当時は凄かったンだろうナ、今は静かな街ですケド。
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★明日は「東京都千代田区秋葉原」への訪問記です★
(参考リンク)
★「松阪こだわりマップ」松阪市観光協会HP
http://matsusaka-kanko.com/kodawari-map.html
★「松坂市の町並み」古い町並みを歩くHP
http://matinami.o.oo7.jp/tyubu-tokai2/matusaka.htm
★「豪商を生んだ城下町・松阪」ぶらりと休日HP
http://www.i-look.ne.jp/mag/burari/2004jun/index.asp
★「創業より変わらぬ伝統の味がそこにある」牛銀本店HP
http://www.gyugin-honten.co.jp/
(関連する記事)
★「268 【煎餅お餅06】三重ではあられをサラサラ啜る」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100728
★「594 本物の武家屋敷は入居者募集中・・松阪」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20110605
(ココが関東だったら大観光地の筈ナンですが・・。でも松阪牛は高過ぎです)
以前、同じ三重県の津市で「お茶漬け用のあられ」を買って美味かったモンで、今回は松阪市製のを選んで買って参りました。コレなら諭吉一人で三十袋は買えますンでお財布にも優しい。塩振ってお茶をかける
595 【煎餅お餅12】松阪はお財布にツライ街
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