池袋駅西口・光文社ビルのそばに、瑞鳳山祥雲寺(曹洞宗)サンはございます。戦国時代初期の創建で、江戸城下を何度も移転して現在地へ
東日本大震災の被害者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
池袋駅から西へチョット歩いたトコに、かつてカッパブックスで一世を風靡した出版社「光文社」の大きなビルが建ってます。昔はココが本社だった様な気もしますが、その一階に「ミステリー文学資料館」と云う会員制図書館が在る。
ミステリー小説が好きな人には涎モンの場所らしいンですが、ハードSFフリークの私メには御縁の薄い世界。処が一体ドウ云う訳か?私ぁココの会員でして、しかも無期限の永久会員!如何に光文社が倒産しても、その儘の筈。
なぜ会員かはナイショですが、折角会員ナンだから有意義に使おうと思いつつ、ココ数年参って居りませんナ。ビルの前は良く通るンですが、ナカナカ入る機会が無い。コレがSFとか地図の図書館なら、私ぁ毎日通ってますがネ。
全く宝の持ち腐れで、「光文社」「文学資料館」並びに「全国のミステリー好きな方々」に謹んでお詫び申し上げにゃなりませんナ。でも仕方無いヨ、「空想推理」じゃ無く、「空想科学」的世界の方が不思議と性に合ってたンだから。
祥雲寺境内の漫画家「石ノ森章太郎」センセのお墓。003フランソワと009島村ジョーが居る。そうか、仮面ライダーもセンセの作品だったか
その光文社ビルのお隣りに、「祥雲寺」と云う開放的で立派なお寺サンが在る。東京城北(文京区・豊島区・板橋区・北区)のお寺サンは、明治以降に旧江戸市中から移転して来たモノが非常に多く、御多分に漏れずココもそうだ。
今の皇居内に、天文元年(1532)江戸城主・遠山綱景が嫡男・景久によって創建されたそうナ。遠山家は小田原北条家の重臣で、大田道灌公の後に江戸城を治めた一族。遠縁の末裔に「刺青判官」遠山金四郎サンが居られる。
ですが江戸城に徳川家康公が入って遠山家は零落し、祥雲寺もお城の拡張に伴い方々を移転し、大正初めに池袋へ移転。当時の池袋は見渡す限りの原っぱだったソウで、戦後登場したカッパブックス光文社ビルは無かった筈。
戦後登場したと云えば、ココから近い「椎名町のトキワ荘」の漫画家達もソウでして、その中のお一人「石ノ森章太郎」センセのお墓がございましたヨ。センセは宮城・石巻のご出身で、震災以降お参りの人が特に増えたソウです。
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★明日は「静岡県浜松市天竜区」への訪問記です★
(参考リンク)
★「首斬り浅右衛門のお墓も・・」瑞鳳山祥雲寺HP
http://www.shounji.com/
★「武家家伝・武蔵遠山氏」風雲戦国史HP
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/ed_toyam.html
★「ミステリー文学資料館」光文文化財団HP
http://www.mys-bun.or.jp/
★「タカセ:池袋 ラムレーズン」おむぱん日記ブログ
http://omupan.blog62.fc2.com/blog-entry-53.html
(関連する記事)
★「571 自衛隊、誰がために戦う?」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20110514
(石巻市『石ノ森漫画館』も今回の震災で、壊滅的な被害を受けたソウです)
祥雲寺や石ノ森センセにコレっぽっちも関係ございませんが、池袋と云えば「タカセのパン」。昭和雰囲気丸出しのロングセラーが山押しなトコですが、今回は「ラムレーズン」。餡子みたいに干し葡萄が入ってます
590 【名物パン45】石ノ森センセとラムレーズン
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