流石に雪融けしてるでしょうが(画像は先月撮影)、信州はちょうどコレ位の風景が一等綺麗に思えます。こう成るとルバーブの美味い季節が‥
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
「焼く」「揚げる」「炒める」「茹でる」「その儘」‥と調理法は世に幾つもございますが、一番確実なのは「煮る」でございますナ。賞味期限を多少過ぎて不安な食材も、取り敢えずジックリ煮て、芯まで火を通しておけば大抵食える。
鮮度が手遅れな場合は幾ら煮たってドウにも成りませんが、それでも煮ておけばナンとか成りソウな気がする。火加減と味付けに気を付けりゃ、お父サンだってお兄チャンだって僕だって誰だって、煮るのは或る程度簡単に出来る。
でも煮るも「和」と「洋」では随分違いますナ。「和」は繊細な職人仕事に思えますが、「洋」は奇怪な魔女の婆サンが奇声を上げ乍ら、トカゲだのコウモリだのと物騒な食材を鍋に沢山放り込み、匙をかき廻してるイメージがします。
こりゃ夢みる子供時分に「ヘンな魔法ものアニメ」を見過ぎた影響かも知れませんが、「洋の煮る」は出来るだけ妙なモノでやってみたく成るのが人情でございますヨ。そこで今回ナンとも大胆に、「下剤」を砂糖で煮込んでみました。
タデ科のハーブ「ルバーブ」、要するに生薬に用いる「大黄」でございますナ。色が派手な芋茎に見えますが、コレを煮込んでジャムを作ります
無論、下剤と云っても丸薬を煮込む訳じゃございませんで、下剤成分が多く含まれてるチョット物騒な食材を煮込んだ訳でございますヨ。ソレはシベリア原産の西洋ハーブ「ルバーブ」。コレの根っ子から生薬の大黄が採れます。
でも煮込むのは茎の方で、余程敏感な方じゃ無い限り、下剤として作用する事は少ないンで安心ですが‥。旬は梅雨時、日本じゃ信州が大産地。地表に近い部分が赤いのが良いモノらしく、信州某地で先日買って参りました。
さぁ煮込む・・と云ってもウチの奥サンが調理したンですが、適当に切って信じられない位大量の砂糖を入れ、後は少量のレモン汁とワインを入れてグツグツ煮るだけ。すると信じられない位大量の水分が勝手に出て、良く溶ける。
正に「溶ける」と云う表現が的確と思える成り行きで、気が付きゃ立派なジャムが出来上がる。ついさっきまで単なる茎だったのに・・、まぁ不思議。ヨーグルトに放り込むと相性は抜群で、「美容とお通じ」に効果が有るらしいですゼ。
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★明日は「千葉県勝浦市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ルバーブ」ルバーブインフォメーションHP
http://rhubarbe.info/
★「真っ赤なルバーブ・今が旬です」長野県庁・信州を食べようブログ
http://oishii.nagano-ken.jp/e3087.html
★「ルバーブのことを‥」JA長野県・長野県の美味しい食べ方ブログ
http://www.iijan.or.jp/oishii/2009/06/post_1072.php
(個人的にヨーグルトに一番合うのは、「生わさび」だと思ってるンですが‥)
ルバーブの赤い部分と緑の部分から、それぞれ別のジャムが出来ました。芋茎みたいな野菜だったのが、もはや想像出来ない食感と味です
609 【野菜果物22】下剤をグツグツ煮てみよう!
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