きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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689 【調味料類07】講談発祥地と七色唐がらし

         
江戸三大不動の一宇、東日本橋「薬研堀(やげんぼり)不動院」。毎月二十八日が縁日で、奉納講談が行われます(無料よ)。ココが講談発祥地

東日本大震災の被害者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気出して乗り切ろう

時折聞かれるンでございます、曰く「講談ってドコで発祥した芸なの?」って。ドコと云われましても‥「5W1H」揃えてご説明出来る程の歴史文献等は残っちゃ居りませんし、厳密な伝承も有りません。何しろ河原乞食の芸ですし。

戦国武将の前で過去の合戦の勝因・敗因を判り易く説明する、軍略指南役みたいなのがルーツだったと言われて居りますナ。やがて天下泰平に成ると失業し、収入を求めて往来へ出た。そして往来で軍略指南を始めたらしい。

勿論相手は町人達ですンで、難し過ぎると客は付かない。客が付かなきゃおマンマが食えない。でもプライドだけは一流だから、余り下卑た真似も出来ない。全く賢い先輩達でして、ならばと徳川家康公の根多を読み始めたらしい。

コレにゃ幕府が弱りまして、「畏れ多くも東照神君のお噂を、往来で庶民に申し聞かせるとは何事か!」。「往来から撤退させる」と云う面白い解決策で、只今と同じ「屋内の高座で口演=寄席」と云う形を公許される事と成ります。

        
講談師は別名「太平記読み」とも呼ばれます。ソレは「赤松清左衛門」と云う、昔の名人の先生の得意根多が太平記で、薬研堀付近の往来で太平記を読んでらっしゃったとか。ソレを以て講談発祥地とされてます

ソレは湯島天神の境内だとか東日本橋の薬研堀不動院だとか様々な説が有りますが、何しろ「見て来た様な」講談師ばかりでホントの事は良く判らない。ま、厳密さを求めると云うのは野暮ですナ。そんなコト気にしてると禿ますゼ。

只今「両国」と称してる隅田川東岸地域は、元々は「本所」と呼ばれてたトコ。そして只今「東日本橋」と名乗ってる西岸地域が、江戸六盛り場第三位と言われた「両國」でございますヨ。芝居やら寄席やらの興行街として栄えたトコ。

その中心が(目黒不動・目白不動と並び)
江戸三大不動と称された「薬研堀不動院」。薬研とは漢方薬を細かくする為に使う器具の名前で、最初は薬屋の多いトコだったとか。今は繊維問屋街の中でして、縁日の日は賑わいます。

毎年師走の縁日は講談師が多数集結し、「張り扇供養」が行われたりする我々とはご縁の深いトコで、私メも奉納講談をつい先日読んでまいったばかり。薬研堀へ来る度に、まだ往来芸だった講談の姿を私ぁ夢想するンです。

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★明日は「長野県茅野市白樺湖」への訪問記です★

(参考リンク)
★「東京別院・薬研堀不動院」川崎大師Webサイト
http://www.kawasakidaishi.com/about/yagenbori.html
★「納めの不動歳の市」東京の祭りHP
http://members2.jcom.home.ne.jp/ichikondo/12%20osamenofudoutoshinoichi.html
★「両国橋界隈・江戸の歴史」蔵王の四季HP
http://www.aa.e-mansion.com/~kawada3/ryogoku/page_88.html
★「こだわりの七味唐辛子」蔵王の四季HP
http://members2.jcom.home.ne.jp/ichikondo/12%20osamenofudoutoshinoichi.html

(極めて見て来た様な説明で、コレを鵜呑みにして威張ってると恥かきます
)

薬研堀界隈といえば、名物「七色唐辛子(なないろとんがらし)」。コレを七味と云うのは上方風の表現で、江戸前なら断固「七色」と呼ばなきゃならない。因みにこの手の「薬味唐辛子」の発祥地も薬研堀でございます




| 2011.09.04 Sunday (07:25) | 東京の中心は中央区 | - | - |
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| 2019.11.17 Sunday (07:25) | - | - | - |
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