佐野のカンロはこうして三つ単位で売られてます。大体二百円位かな
私メの様なバイク乗りにとりまして、ナニが恐ろしいって「雪」ほど恐いモンは無いンでございますヨ。何しろ寒いし濡れるし前は見えないし、そして滑るし。冬の間は雪の降る地方へは出掛けられない訳でして、本当につまンない。
ただツーリング中、思いもよらず雪に成っちまう事も無い訳じゃ無く、そんな時はブルブル震え乍ら必死に我慢するしかございませんなぁ。お天道様にゃ虚勢張ったって勝てませんし、天気予報を確認しない私メが悪いンですヨ。
ですがバイク乗りはナゼか北へ向かいたがるヘンな習性が有るようでして、諸所折り合いを付けますと、冬の行動限界は群馬・栃木・茨城三県を結ぶ国道五十号線周辺と云うコトに相成ります。ココならまず雪は降りませんし。
中でも栃木県の佐野市と云う街は不思議の多いトコロでして、私メの興味を引くモノが多々有るンでございます。以前も記事にしましたが、今回も佐野の不思議なモンをご紹介したいと思います。それが写真の「カンロ」ナンです。
カンロは二種類、白いのとオレンジ色の。でも味は・・同じでございます
ハッキリ入ってしまえばポリコップに入った寒天ナンですが、ナンとも表現の仕様が無いンですがタダの寒天じゃない。よく有る寒天ゼリーとは歯応えが違うンでございます。言葉を司る稼業ながら、上手く表現が出来ずに歯痒い。
どうも日持ちが悪い様で(ヘンなモンが入ってない)、寒い間しか売られてないカンロなんでございますが、当地では古くから子供の駄菓子として親しまれて居た様ですなぁ。黒蜜を上から入れてまして、お匙ですくって食べるンです。
少しも捻った処が無く受けを狙った処も無く、只々シンプルこの上ないカンロ。語源はリンクに任せますが、他所で似た様なモンを見たコト私ぁ無いですし、名物の無い街ならコレだけで町興しを狙える、第一級の地方スィーツですヨ。
不思議な名物が他に有り過ぎる佐野だからこそ目立ちませんが、コレを夏に売り出したらもっと観光客を呼べるのに・・。でも敢えてソレをしないからこそ不思議が沢山なこの街ナンだヨ、と独り頷いてお匙ですくう私メなのですヨ。
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★明日は「奈良県橿原市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「カンロ」道の駅・未知倶楽部HP
http://www.michi-club.jp/brand-item/products/kanro.php
★「カンロを食べに行く」デイリーポータルZ HP
http://portal.nifty.com/2006/11/24/a/
(むかしはこう云う甘さって、大切なモンだったンでしょうねぇ。でも甘過ぎる)
091 【スイーツ04】佐野のカンロはとっても甘露
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