東北を代表する名酒は、宮城・塩竃市の「浦霞」。港に近いこの本蔵はギリギリ津波被害を免れたソウですし、予め耐震補強して在ったので壁が一部崩落したのみだったとの事。やはり日頃からの備えが大切です
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
二百二段の参道を登った高台の上に在る、陸奥一宮「塩竃神社」で今回だけは真摯な祈りを捧げてた私メでございますが、如何に神社が居心地が良いと云って、何時までもソコに居る訳にゃ参らぬ。参道を下って港の方へ行こう!
つまり‥あの忌まわしき「東北地方太平洋沖地震」の、大津波の直撃を受けた街の一つでございますナ。私メも同じ宮城県の女川町を初めとした被災地数ヶ所へボランティアに参りましたンで、津波の猛威を多少は知ってる心算。
いや‥ソリャ厭くまでも思い込みだ。そんな気に成ってるのは、ボランティアしてた最中に被災された方々から聞いた生々しい体験談を、講釈師流の「見て来た様な」フィルターに掛け、疑似的にさも体験した様な気に成ってたから。
話芸のプロとして如何にもソレらしく伝える事は出来ても、実際に体験してるか居ないかで、リアリティーに「天と地」程の差が有る。尤も体験したくてした人が一人も居なかったのだけは、私メを含めた全員が理解してる事ですが。
約三百年前に建てられた和菓子屋「丹六園」サンは、「浦霞」サンのすぐ近くなのに運悪く津波に襲われたそうナ。でも幸いにしてご家族は塩竃神社に逃れて無事だったソウですし、建物も修繕が成功したとのコト
TVニュースでJR仙石線本塩釜駅付近が、すぐ傍の海から襲って来る津波に飲み込まれて行く様を何度も流してました。今回の津波被災地で私メが一番土地勘が有ったのは、宮城・塩竃市と同・石巻市。アレ見て私ぁ泣いたゼ。
石巻へはボランティアに参りましたが、塩竃の方にゃ如何しても参る機会が有りませんで、十ヶ月近くも経ってから漸くの訪問。街が結構復興してるらしいと聞いて居りましたが、実際ドウなのかやっぱり自分の目で確かめンと。
何事も無かったかの様にキレイに拭われてるトコも有れば、安っぽいプレハブ建築で作られた簡易モールみたいのも有り、更地に成ってるトコも目に付く。あの更地はやはり、津波により倒壊させられた建物が在ったトコなのかしら。
十年前に来た時に、一座の皆で鮨をつまんだ店は‥更地に成ってらぁ。鮨屋の大将は果たして御無事だったンだろうか。津波以来閉店した儘の、本塩釜駅ロータリーに面した巨大ホームセンターが、猛威を今も語って呉れてます。
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑
★明日は「島根県安来市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「塩竃も地震と津波の被害はひどかった!」るーちゃん日々雑感ブログ
http://nikojisan.exblog.jp/15545150/
★「浦霞 佐浦社長」長谷川浩一のひとり言HP
http://www.hasegawasaketen.com/blog_orner/2011/03/post-125.html
★「丹六園〜志ほがま ずっと昔から塩系デザート」和菓子wagashiブログ
http://yuki-ssg.seesaa.net/article/197667905.html
★「郷自慢 塩竃市の名産物」日本の郷文化HP
http://jpsatobunka.net/meisan/miyagi/miyagi-02.html
(松島が天然の防波堤に成り、塩竃は津波被害が少なかった方だソウです)
塩竃市は日本最大の「蒲鉾・練り製品」の生産地。震災から暫くの間、東京じゃ塩竃産のモノが納入されないンで、西日本各地から滅多に聞かない様な産地のモノを、何とか掻き集めて店頭に並べてましたネ。只今は生産が結構復活した様で、多様な種類の練り物が売られてました
817 【お魚料理44】日本最大の練り物産地「塩竃」の、津波からの復興
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.