東京のソメイヨシノはいつ咲くの?桜好きにかけちゃ釈界随一を自称する私メで、未だ開花宣言の出ぬのにジリジリしてますが、拙宅から近い北区王子駅前の高層ビル「北とぴあ」へ参りましたンで、東北・北陸新幹線や在来線の線路を挟んだお向かいに聳える飛鳥山を眺めましたが・・咲いてそうな雰囲気は有りませんナ
東京は毎年の様に全国トップで開花宣言が出されてたのに、今年はその寸前まで来て寒さがぶり返し・・都内はドコに行っても蕾がまだ小さいままで、八代将軍・徳川吉宗公が開かれた江戸以来の桜の名所・飛鳥山もご覧の姿。去年ならちょうど満開・全山が白い花に覆われ、大勢の花見客で大騒ぎに成ってた頃ナンですが
そんなに慌てずとも数日以内に東京も開花が宣言され、飛鳥山も来月初めにゃ見頃を迎えるのは判ってますが・・気の早い桜がドコかにないかと飛鳥山の山頂(都内じゃ最も低い25.4m)まで参りますと、ほんの何本か咲いてましたネ。但しココから一kmも離れてない染井郷で生まれた、ソメイヨシノとは別の種類の様
他にもないかと強い雨降りの中、園内奥の渋沢庭園にも向かいましたが・・枝垂桜が一本咲き始めてただけ。ですが先月初め、この冬初めて積雪した飛鳥山へ冒険気分で参った時はカバーで覆われてた青淵文庫(国重文)が、整備工事が終わった様で久しぶりに白亜の姿を現してましたヨ。そうか、アレまでもう少しだものネ
アレとは幕府の崩壊で存続が危ぶまれた飛鳥山を深く愛し、荒廃から守る為に当初公園に成らなかった部分を買い取って、己が住居「曖依村荘(あいいそんそう)」として後半生を過ごされた渋沢栄一翁の新一万円札発行!空襲で建物の多くが焼け落ちた中、青淵文庫と共に残った晩香廬(これも国重文)前に、渋沢翁の銅像が
明治時代に旧幕臣の代表として五百近くの企業の設立に携わり、そのうち三百社以上が日本を支える大企業として残ってる程の偉人だから、今までお札に成って無かったのが不思議な位。現在の福沢諭吉翁に代わって一万円札の顔に成ると五年前発表され、早くその日が来ないかと待ってましたが・・今日で残り99日に!
渋沢翁の設立した企業の一つが王子製紙で、良質な洋紙を大量に製造して来た街だから?飛鳥山の近くにゃお札を刷る国立印刷局(初代局長も渋沢翁!)の工場が幾つか在りますが、駅近くの王子工場前の「お札と切手の博物館」に七月三日から発行される新札の展示されてましたヨ。あと99日で、コレを使う事に成ります
但し新札の実物は発行される日まで撮影禁止で、一枚上の画像はほぼ同一の見本札だったりしますが・・館内にゃ今まで使われて来た日本のお札全てが展示され、私メも右側の聖徳太子さまの一万円札・五千円札から覚えてますネ。そしてこの代から各数枚ずつ保存してますンで、今の福沢翁の一万円札も残して置かなきゃ
王子をはじめ全国の印刷局の工場じゃ既に去年から新札しか刷ってないらしく、七月三日にソレが一気に大量に出回るコトと成りますが、旧札(=今使ってるお札)と粗方入れ替わるにゃ数年かかるとか・・私メも渋沢翁が手元に沢山来て下さる様に懸命に働かにゃ成りませんが、大河ドラマじゃ不発に終わったその人気が今度こそ高まるのかしらん。桜も新札も同じ位に待ち遠しいですナ
★次回は「東京都豊島区雑司ヶ谷」への訪問記です★
(参考リンク)
★「PR Station」東京都北区観光協会HP
★「歩きたくなるまち」東京都北区役所HP
★「観光に最適なスポットまとめ!王子にはこんな魅力があるんです」skyticket HP
★「江戸期からの行楽地 『飛鳥山』と『滝野川』」三井住友トラスト不動産HP
★「【桜だけじゃない!】地形図や浮世絵などから読み解く王子・飛鳥山の歩き方」SPOT HP
★「東京飛鳥山公園の桜。2024年の開花予想と見頃は?」気になること、知識の泉ブログ
★「北とぴあ」北区文化振興財団HP
★「たくさんの電車が一度に見られる『北とぴあ 展望ロビー』」レッツエンジョイ東京HP
★「飛鳥山公園」東京都北区役所HP
★「飛鳥山とは」飛鳥山3つの博物館HP
★「飛鳥山公園」東京とりっぷHP
★「【実はこれが日本一】日本最初の公園は東京で一番低い山にあった」TABIZINE〜人生に旅心を〜HP
★「渋沢栄一が愛して住んで導いた北区飛鳥山」東京北区渋沢栄一プロジェクトHP
★「飛鳥山公園に今も残る渋沢栄一ゆかりの名建築」東洋経済オンラインHP
★「渋沢栄一の謎・前編 『500社の経営に関わった』は真実か?」日経ビジネスHP
★「新一万円札の顔『渋沢栄一』とはどんな人物?功績や新紙幣に選ばれた理由などを紹介」埼玉りそな銀行HP
★「日本経済の発展と国民生活の安定に貢献する。」国立印刷局HP
★「新しい日本銀行券特設サイト」国立印刷局HP
★「新しい一万円札について」国立印刷局HP
★「銀行券・貨幣」日本銀行HP
★「お札と切手の博物館」国立印刷局HP
★「工業の発展 〜 王子・滝野川」三井住友トラスト不動産HP
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(今まで城南の福沢翁だったけど、城北の渋沢翁の時代が来ます)
拙ブログ旅日記は訪ねた街の名物や珍しい食べモンをご紹介したいと毎回頑張ってますが、日頃からナニかと良く参る近場じゃソレを見付け続けるのは実に難しく、飛鳥山の在る北区王子界隈は前述した趣旨を随分前からスッカリ投げ出し蹴とばして、北へ向かう東北・上越・北陸の新幹線がその山裾を走ってるからと、ソチラの珍しいモノを御案内して誤魔化してますが、今回は「新潟名物のかりん糖」・・遣唐使によって中国から齎された唐菓子がルーツとされる古くからの揚げ菓子で、生地を硬めに捏ねてから揚げる関西に対し、遅れて広まった関東じゃ生地を長めに発酵させてから揚げるンで、西より食感が少し柔らかめだったりしますが、地域によってその他イロイロ違ってるのが実に面白く、拙宅のある板橋にも中野製菓さんと云う老舗専業メーカーが在るのに時折浮気して、旅先で見つけた珍しいかりん糖を買って帰ってる私メ。飛鳥山の裾を走り抜ける上越新幹線に乗って新潟県へ参りますと、主に中越地域の名物として県内アチコチで売られてるのが「たなべのかりん糖」。新潟市と長岡市の真ん中辺りにある越後の小京都・加茂市の老舗・田辺菓子舗さんはかりん糖の専門店で、無添加・無着色で黒砂糖をたっぷり使ったソレが当たり前のと違うのは、一本15cmほどに成ろうと云う巨大さ。ですが随分柔らかくて味はしっとりシツコくなく、結構アッサリ一本食べ切れてしまう・・たもんでもう一本もう一本と手を出してしまいますが、何しろ揚げ菓子だからカロリーは大変でしょうナ。ま、私ぁ食べたらその分だけ歩く主義ですンで出掛ける理由が出来ると喜ぶ側ですが、新潟の桜は今頃どんな具合でしょうかネ。加茂市に参ったコトが有りますが、向うでも花見してみたいモノです
]]>初めの予想じゃ既に咲き始めてる筈なのに、ここ最近の寒さで開花がドンドン後にずれ込んで未だ咲かぬ東京の桜・・私メの住む都内にゃ花見名所が沢山在り、その筆頭と名高い上野のお山こと上野恩賜公園でもソメイヨシノは咲いてませんが、高座の出番の序でに久しぶりにお山に上ってみた私メ。こりゃ昨日のお噂です
拙ブログ旅日記で上野を根多にするのは九年ぶり・・但しその間ココへ来てなかった訳じゃ無く、広小路にゃ私メら講談の興行を多く行って下さる寄席が在るンで毎月何度も何度も来続けてましたが・・今回は出番時間を間違え、一時間も早く着いちゃったンで暇潰しがてら桜の具合は如何かナと、雨降るお山へイザ参らん
小高く聳える忍ケ岡を中心とする上野のお山は、今でこそ誰でも自由に入れて歩ける都立公園に成ってますが、本来は徳川将軍家の祈願寺たる東叡山寛永寺さんの境内。慶應四年(1868)に起きた上野戦争で支院三十六坊を数えた大寺院の伽藍はほぼ焼失してますが、国重文の清水観音堂をはじめ幾つか今も残ってますネ
そんな清水観音堂の少し裏手に在るのが、江戸へ攻め寄せる新政府軍を相手に上野戦争で戦った彰義隊の御墓所。江戸前最後の意地を見せて下さった有難い方々なのに、目の前に建つ西郷隆盛公の像と違って余り知られてないのが実に残念。尤も私メだって滅多に詣でたりしてませんので、余り偉そうなコトは言えませんが
さて頻繁に参る街なのに長らく記事にしなかったのは、同じ台東区の浅草に劣らずインバウンドに踊り狂う姿が情けなく、外国人観光客が我が物顔で跋扈してる今の上野を書き残したく無かったから。ですが未だ桜の咲かぬ雨降りじゃ彼らは出没せぬ様で、普段は異国の言葉だらけで騒々しい清水観音堂の舞台も静かですヨ
一旦上がった観音堂から階段を下り、不忍池の畔へ出てみましたが・・お山と同じくコチラも蕾は小さく硬いですナ。尤も桜が咲き出すとこの日少なかった外国人観光客が大勢来るでしょうし、日本人だとて浮かれた見物がお山や池畔にドンドン押し寄せ、盛りの頃にゃ花よりお酒目当ての酔客で乱痴気騒ぎに成っちまう筈
そりゃ私メだって花見宴会は好きですし、お呼びが掛かったら極力参りたいモノですが、上野のお山は都民誰もが思い浮かべる名所過ぎて大混雑必至。混んでるトコはなるべく遠慮したいンで、咲き始めたらココにゃ近寄りたくない・・だもんで空いてる今咲いてる桜は?と探しましたら、大噴水の近く一本だけご覧の様に
勿論ソメイヨシノが満開に成ってる訳は無く、木名札にゃアカバザクラと書かれてたから桜ならぬスモモの仲間ですが・・何れ数日以内に都花は絶対に咲き出すからジリジリしてても始まらず、むしろ楽屋入りが遅く成ると前座さんが心配してジリジリしちまうンで、国立博文館前の大噴水まで来たら広小路に引き返さねば
てな訳で漸く楽屋入り・・そしたらお山じゃ見られなかったキレイなお花が!後輩の女流講釈師・神田真紅さんがこの春真打に昇進し、三代目松林伯知(しょうりんはくち)を襲名するコトに成った披露目の興行の最中で、私ぁ高座に加えて口上を申し上げる様に頼まれてましたが、大きな名前を更に大きくする様に頑張って欲しいモノ。彼女に負けぬ様、私メも三代目木偶坊拍麟を継ごうかしらん・・我ら神田の惣領名前だから私メ以外居ませんしネ
★次回は「東京都豊島区雑司ヶ谷」への訪問記です★
(参考リンク)
★「アートを探検し、カルチャーを体験する」上野文化の杜HP
★「台東区情報検索サイト」上野・浅草ガイドネットHP
★「上野のおすすめ観光スポット21選。アメ横、谷中などエリア別楽しみ方」OnTripJAL HP
★「上野恩賜公園」東京都建設局HP
★「桜と不忍池で知られる文化の社 上野恩賜公園」東京都公園協会HP
★「上野の山文化ゾーン(上野の山の博物館・美術館)」台東区役所HP
★「東叡山寛永寺」同HP
★「上野公園一帯を境内とした天台宗別格大本山『寛永寺』:徳川将軍家菩提寺が生み出した憩いの場」nippon.com HP
★「【取材レポ】上野公園に点在する寛永寺ゆかりの諸堂を散策!『寛永寺僧侶と歩く上野公園めぐり』」たいとう文化マルシェHP
★「東叡山寛永寺 清水観音堂」同HP
★「『清水観音堂』上野公園内最古の建造物 月の松」Found Japan HP
★「上野恩賜公園・彰義隊戦死者碑」東京とりっぷHP
★「情夫にするなら彰義隊〜上野戦争に散る」WEB歴史街道HP
★「不忍池」東京とりっぷHP
★「東京上野・不忍池の由来とは?『しのばず』の意味や琵琶湖との関連を解説」藝大アートプラザHP
★「竹の台噴水:上野公園の噴水」上野恩賜公園HP
★「上野公園の大噴水」行け!いけ!探訪!!東京の池ブログ
★「アカバザクラ(赤葉桜)=ベニバスモモ(紅葉李)でした!」驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季ブログ
★「壽♪真打昇進!女流講談師・神田真紅改メ『三代目松林伯知』が爆誕しました!」アーク・コミュニケーションズHP
★「【珍満】上野 御徒町 行列のできる昔ながらの中華屋さん!」Chiliblogブログ
★「中華珍満@御徒町 塩焼きそばとチャーハン」今日の一日一麺、一日一皿ブログ
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★「1980 【保存料理51】上野東京ラインと『柿の味噌漬け』・・不忍池」
★「2094 【調味料類27】上野新宿ラインと『液体ギョーザ』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(桜が咲かぬが故の上野でしたが、次は何年後に成りましょうか)
上野にゃ前座の頃から三十数年も出入りしてますンで、私メの琴線に触れる「珍しい食べモン」が今更思い当たらず、ならばと高座帰りに時折立ち寄る御徒町駅そばの中華料理店「珍満」の塩焼きそばをご紹介。空襲で焼け野原になった上野にバラック造りの闇市が並んでいた、昭和二十五年(1950)創業と云うから結構な老舗ですが、全く飾り気のない町中華なのが珍満で高座帰りに寄る寄席芸人は多かったりしますが、名物なのが焼きそば・・と言ってもココにゃ「やきそば」「カタやきそば」「ソースやきそば(細麺)」「塩やきそば(細麺)」と焼きそばが四種類もあり、タダの焼きそばを頼むと焼うどんみたいな極太麺のが出て来て驚きますが、確か以前ソレはご紹介してますンで・・実は一番美味しい塩焼きそばを敢えて御案内。細麺と云っても焼うどんみたいなのに比べりゃ細いと云うだけで、如何にも町中華っぽい抑えめな味が美味しい・・但し炒める際に油をたっぷり使ってますンで、口中のソレを洗い流す為にビールがどうしても必要になり、ならば序でに焼きたて熱々の餃子を頼もうか、いやニラレバ炒めの方がビールには良いンじゃないと、楽屋の仲間共と軽い宴会に成ってしまう畏れが多分にありますが、ココまで入って来る外国人観光客はほぼ居らんので、インバウンド前の上野が今も残ってます
]]>ここ数日の寒さが邪魔をして?拙宅のある都内のソメイヨシノは開花寸前まで来てイザ咲き始めるのが少しずつ遅れてますが、目下ソレ以上に気に成ってンのが花粉の飛散。厄介なアレルギーを発症してから随分経つのに今春は特にキツく、幾らか楽なトコを求めた訳じゃ無いですが・・前回に続いて海辺へ向かいましたヨ
ソレが神奈川・三浦市。前回ご案内した観音崎は三浦半島の東端で東京湾と浦賀水道の境目に突き出てますが、こちらは浦賀水道と相模湾の境目に突き出た半島の最南端で、同じ市内のリゾート地・三浦海岸(浦賀水道側)ならば時折参って居りますが、今回は半島の突き当り・三崎漁港(画像手前)の更に先に浮かぶ城ヶ島へ
関東有数の水揚げを誇るマクロの街・三崎ですら滅多に参らぬのに、瀬戸を挟んだ先の城ヶ島(一枚上の画像の奥)まで渡ったのは十数年ぶり!ご覧のブログ旅日記を始める寸前でしたンで記録として残して居らず、よって以前ココを訪ねた時の記憶は薄ボンヤリ・・初めて来たも同然ですが、風の強さだけは覚えてましたネ
東西に細長い城ヶ島は北側(半島側)南側(浦賀水道側)で風の吹き方が全く違い、土産物屋や駐車場のある長津呂崎(島の西端)もその北側に出るか南側に出るかと大違い。島の東西に一つずつある灯台の内、長津呂崎の丘の上(一枚上の画像)に建つ城ヶ島灯台は残念ながら南側で、灯台すぐ傍の樹木が歪んで育つ位の大風が!
明治三年(1870)に建てられた城ヶ島灯台は「国内で五番目に点灯した西洋式灯台(初代は関東大震災で崩壊)」で、浦賀水道と相模湾(画像右側)の境界が目の前に。同じ灯台でも前回ご案内の観音崎はギリギリ内海だから風は余り強く無かったのに、外海の始まるココの風の強さったら洒落ならぬ。立ってるだけで精一杯
こりゃ春先だから風が強いと云う訳じゃ無く、年中万遍なく強い風と一層強い風とより一層強い風が吹いてるのが城ヶ島・・お陰で鼻が全くツラくないゾ!そりゃ杉やヒノキが存在しない大海原から一方的に吹き寄せてますから、花粉がソレに混ざってる筈の有ろう筈も無く、潮騒の飛沫交じりなのを除けばずっと居たい位
とは云え・・風に押されて打ち寄せる波も強烈で、岸辺のゴツゴツした岩盤にぶつかる度に飛沫が大きく舞ってもぅ大変!この岩盤は千二百〜五百万年ほど前に海底火山の噴火物が深い海に堆積して出来た三浦層で、ソレが相次ぐ地震で隆起・露出してる様ですが、断層だらけのこの辺りは地学好きにゃ垂涎の地ナンだとか
尤も私メが好きなのは地学ならぬ地理の方で、文系そのものの講釈師に難しいコトに理解できる知恵は無く・・ドブーンドバーンと次々打ち寄せる波をただ見てるだけで十分満足。折角だからと動画も撮ってみましたが、つい夢中に成ってしまい・・足元にザブーンと波が襲い掛かったのに気付かず濡れネズミと化しました
と云う訳でコリャ堪らんと岩場から撤退しましたが、花粉を全く気にせず過ごせるって久しぶり・・早く飛散時期が終わらないかしらん。さて島内の土産物屋街へ戻りますと、案内地図の片隅にこんなお方・・三浦市は鎌倉幕府の有力御家人だった三浦党の本拠地だからマグロがお侍の格好をしてますが、私ぁ今の鯉風を襲名する前は長らく「陽之助」でしたから、妙な親近感を覚えます
★次回は「東京都台東区上野」への訪問記です★
(参考リンク)
★「三浦半島での地元くらし&いいトコ情報」三浦半島が大好きだ!HP
★「城ヶ島の見どころ」神奈川県庁・横須賀三浦地域県政総合センターHP
★「ミシュラン・グリーンガイドジャポン2つ星の島 」城ケ島公園 HP
★「三浦半島・城ヶ島の見どころは?ミシュラン2つ星の自然に癒される」たびハビHP
★「城ヶ島灯台&長津呂崎 日本で5番目の西洋式灯台」三浦半島日和HP
★「神奈川県三浦市・城ヶ島にそびえる二つの灯台」GREECEJAPAN.COM HP
★「10月の城ヶ島の風景、今は無き灯台の姿を思い出して」歴史の旅&外出の記録ブログ
★「岬めぐりは三崎めぐりなのだ(後編)でも、それだけではないのだ!」徘徊老人・まだ生きてますブログ
★「本州に付加した城ヶ島 ぶらり防災の旅」弁護士永野海〈防災いろとりどり〉ブログ
★「ゆるキャラ ツナ之介!!」サンポートみさきブログ
★「城ヶ島の観光に外せない城ヶ島灯台商店街、なぜ周辺に見どころが満載?」海月の女子旅ブログ
★「城ヶ島往復118キロのランチライドで見つけた気さく過ぎる食堂」お父さんのマリポタ日記。ブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(城ヶ島は神奈川県の最南端、風の無いトコはすっかり春でした)
三浦市と云えばマグロと大根の街ですが、近年マグロ料理を目玉に賑わう観光地化した三崎漁港辺りと違い、昔からの有名観光地たる城ヶ島は逆に寂れちまったのも有って「ぼったくり感」が少ないのが嬉しいですナ。だもんで三崎まで行って昼食をとるのは止めにして、そのまま城ヶ島の中で何か食べてくコトにしましたが、灯台近くに何軒かある海鮮料理店の中で一番外れの小浜屋さんが、地元感が一番強そうだったンで入ってみた私メ。何でもココは海の嫌われ者ウツボを唐揚げにした丼が有名らしく、当然ソレを頼もうとしたら・・養殖と違って天然魚は水揚げされるか当日に成らなきゃ判らず、残念ながらウツボ丼はメニューに無し。店の親父さんは「ウチは地元の人が来る店だから(量の多い)カツ丼とか焼肉定食の注文が多い」と仰るけれど、島まで折角来たンだから魚貝が食べたいですナ。と云う訳でサザエ丼とマグロ漬け丼をお願いしましたら、両方とも随分大盛りなのが出て来ましたヨ。サザエ丼は刻んだ栄螺を卵で綴じた親子丼的などんぶりで、江の島辺りじゃ江の島丼と呼んでるモノ。コリコリした栄螺の食感が好ましいですし、漬け丼は大切りのマグロを盛り過ぎじゃないかと。何れ改めてウツボ丼に挑みたいですが、その為にゃ三浦半島の南端の更に先まで来なきゃならぬ・・東京から遠いですが
]]>ソメイヨシノの開花まであと数日。なのに拙宅のある東京のお天気は最近ホント出鱈目で、初夏みたいに暖かだったり強い寒さが戻ったりと目まぐるしく、タダでさえ私ぁ花粉症で苦しんでンのに気温がこう大きく変動しやがると身体がとても追い付かず、風邪をひいてる訳じゃ無いのにソレみたいな具合が続いてますが、今回は都内を離れて三浦半島の最大都市・横須賀へ参りましたヨ
記事化してないのも含めると半年ぶりに訪ねた横須賀ですが、東京湾に沿った街だから花粉の飛散は都内より幾らか少ない様で、桜の咲き出す頃に個人的ピークを迎える鼻のムズムズが随分マシで有難し・・全く厄介なアレルギーに毎春悩まされてますンで、この時期は海辺に住みたく成りますネ。そんな横須賀のシンボル戦艦三笠は、東郷平八郎元帥像と共に海に面して保存されてます
三笠は大正十二年(1923)に除籍されて軍艦の任を解かれてますが、日本海海戦でロシア帝国艦隊に完勝した記念艦として大切に保存されてますし、その舳先は真っすぐロシアの方を向いて睨みを効かせてるとか。今のロシア連邦によるウクライナ侵攻は三年目に入りましたが、プーチン政府の自壊を待つ以外に戦争は終わらなそうな雰囲気が。三笠でもう一度攻めるしか無いかしらん
尤も日本としては某大陸国や某半島国の動きを監視するのがより大切で、イザと云う時は横須賀が母港の海上自衛隊や米海軍の艦隊が外海へ出撃して呉れる筈ですが、内海と外海の境と成るのが横須賀の南東端・観音崎。辺りは県立公園として整備され、駐車場近くにゃ夏は海水浴場に成る砂浜が在りますが、そのすぐ上には東京湾内全ての船舶の動きを監視してるタワーが聳えてますヨ
それが東京マーチス(海上保安庁東京湾海上交通センター)観音崎レーダーで、空港の管制塔の様に湾内や浦賀水道を行き来する各種船舶(もちろん軍艦も)を監視・指示してた、いわば東京湾の頭脳とも呼べる場所。但しココから直接目視してたのは六年前までで、只今は横浜に管制機能が移転したンでレーダー施設としてだけ使われてますが、イザと成れば従前通りに機能は復活できる様
勿論イザと云う時が来ない様に願うばかりで、今は専ら磯遊びに勤しみたい私メ・・だってこんなに水がキレイだから!おぉ透き通っとる!これが外海の沖縄や小笠原辺りだったら不思議に思いませんが、ココは内海しかも東京湾の中。前回参った時はこんなに透き通って無かった筈ですが、ゴツゴツした岩場伝いにヒョイヒョイ歩きながら、すっかり南の島に居る気分に。はは呑気だネ
ですが南の島と違うのは風寒いコト・・と言っても暴風吹き荒れる三浦半島南岸の浦賀水道沿い(次回ご案内します)と違い、こちら観音崎は半島東岸(の最南端)のギリギリ内海だから風はソウ強く無かったですし、気温も結構上がって来たンで遊歩道を少し進むと海際の崖下に小さな観音堂。明治半ばまでココに行基法師が創建された観音寺なるお寺が在り、岬の名前はソレから出てます
小さなお堂に首を下げ、両手を合わせて振り向けば観音埼灯台が目の前に・・と同時に強い風が急に吹き始めたのは灯台下の出っ張り部を廻れば浦賀水道沿いに出る訳で、正に内海と外海の境目(の五十mほど手前)に居るのを実感。折角だからもう少し進んでも良いのだけれど、穏やかだった先ほど迄と風の強さが余りに違い、思わず身が竦んで「まぁ良かろう」と侵攻を断念するコトに
そして海水浴場前の駐車場へ戻った訳ですが、遊歩道の途中で東京湾の対岸を見れば千葉・房総半島の富津岬辺りの姿がクッキリと。両岸の間は6.5kmほどしか無いらしく、古東海道はココを船で渡り東北地方へ延びてたとも聞きますが、春先は風が強いンで水難事故は多かったでしょうナ。東京マーチスが睨みを効かせてない時代に私ぁ生まれず、ホント良かったと思うばかりです
★次回は「神奈川県三浦市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「横須賀市全体の最新観光情報を発信しています!」横須賀市観光協会HP
★「COCOYOKO 横須賀市観光情報」横須賀集客促進・魅力発信実行委員会HP
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★「【横須賀名物】大正3年創業 ソフトフランスパン発祥の店『パン市場はまだぶんてん』」横浜発・・チョコとグッチの放浪癖ブログ
(関連する記事)
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★「1096 【揚げモン42】横須賀港の軍艦と『海軍カレーコロッケ』」
★「1282 【やきそば119】青い海の区・金沢で『ピリ辛だれ焼きそば』」
★「1719 【国内で海外旅行12】『アメリカンなマック』と在日米海軍・・横須賀」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(春だけは花粉の舞わぬ街へ引っ越したい!ホント辛いのですヨ)
横須賀へ行くと食べたく成るモノ・・それは海軍カレーでもネイビーバーガーでも無く、明治初めに横須賀で発祥した「ソフトフランス」に決まってますゼ!只今でこそアメリカ文化だらけの街ですが、開港して製鉄所や造船所を築き始めた幕末から明治初めに掛けては、指導したフランス人お雇い技術者達の影響でフランス文化が濃かったとされてますナ。食べるモノも同様で彼ら向けのパンが早くから焼かれてましたが、フランスも出身地域によってパンの好みが随分違う様で、横須賀のお雇い外国人達が求めたのは硬いバケット(いわゆる一般のフランスパン)じゃ無く、今や神奈川県内各地で結構見受けられる白くて柔らかい「ソフトフランス」。その元祖と称する店が横須賀市内に幾つか在りますが、私メが大好きなのはペリー提督が黒船で来航し、日本が大きく動かざろう得なくなった歴史の港・浦賀にある浜田パン分店さん。創業が大正三年(1914)で日本人向けに初めて作ったのがココらしく、今年で百十年の歴史を重ねる老舗だけ有ってその人気は大変で、早く行かンと売れ切れてお店がサッサと閉まっちゃう!最近は営業が午後二時までに縮まった位ですが、分店さんの看板メニューは余計なモノを一切使わずに作るソフトフランス。恐らく明治に伝わった頃のままのスタイルの筈で、卵や乳製品はもちろんイーストやらショートニングやらを用いず焼いてるのに、ドウしてこんなに柔らかいのか不思議に思えちまう位。硬いバケットや食パン・菓子パン等も様々焼いて居られますが、ソフトフランスやソレでコロッケ等をサンドしたモノの方が圧倒的に多く、毎回参る度にどれにしようか悩んでしまう。だもんで今回は初心に戻り、丸のままのソフトフランスと甘いピーナツバターをカップで。後で悔やまぬ様にと五個入り袋で買ったのに、余りの美味しさに忽ち食べ終えちまってまぁ残念。だからこそ三浦半島の先までまた買いに行きたくなる、横須賀の本当のソウルフードです
]]>春はその日毎の最高気温の高低差が随分で、その為に東京の桜の開花予想が連日コロコロ変わって発表されるンで毎年この時期イライラして堪らぬ私メですが、何れ今週の内に咲き始めるは多分違いなく・・無駄にヤキモキするのは止めにして、渋谷から東急東横線で一駅の代官山界隈のお噂を。講釈師らしからぬトコをとお思いでしょうが、御用あって今月は毎週参って居ったンですヨ
代官山は都内有数のお洒落な街として世間から認識され、雑誌等の住みたい街アンケートでいつも上位に来てますが、東の渋谷川と西の目黒川に挟まれた小高い丘の上で、いざココに住むと成ると大変でしょうネ・・お洒落な再開発地が多いンで私ぁ毎回渋谷駅からテクテク歩いて登りましたが、例えばこのT−SITEは御三家の一つ・水戸徳川家のお屋敷が戦前在った場所ナンだとか
そんな代官山がお洒落な街に変わり始めたのはバブルの終盤で、今世紀初年に駅前に在った同潤会アパートメントが代官山アドレス(二枚上の画像の建物)なる複合施設に建て替えられてから再開発が次々行われ、こちらT−SITEには日本で一番お洒落なツタヤと評判の蔦屋書店が!おなじツタヤでも漢字とアルファベット表記の店とじゃ大違いで、本も売ってるカフェと云った雰囲気
拙宅そばに在ったアルファベット表記のツタヤは、今年の正月明けで閉店・・跡地はドラッグストアに成る様ですが、不思議なお店や洒落たお店だらけの代官山でも特にスゴイのを発見「試食専門店メグダイ」!試食から出品企業のオンラインショップに誘導する食のショールームで、来店者は高級食材の試食し放題!私ぁ勇気が無くて入れませんでしたが、全く面白い商売が有りますナ
尤も今でこそお洒落な代官山も、江戸時代はお代官(関東郡代?)さまが管理する山林だったと云うから辺鄙なトコで、そのアチコチに古墳が在ったりするから世間のイメージと大違い。試食屋さん近くの「猿楽古代住居跡公園」は弥生時代後期の遺蹟で、古代人は約二千年前にこの辺りに住んで稲作をしてた痕跡が有るンだとか。但し復元された建物は放火されて焼けてしまった様ですが
古代住居跡は代官山の東側・渋谷川寄りですが、西側の目黒川寄りには「猿楽塚古墳」・・六〜七世紀頃のモノと云うから随分新しいですが土地の有力者のお墓だった様で、四基あった古墳の一つを開発の邪魔と取り壊したら、施主と棟梁がナゾの奇病に罹ったと聞いた覚えが有りますネ。だもんで塚の上に御宮が建てられてますが、その有力者さまは今の代官山をドウ思われるかしらん
ま、お墓たる円墳に手を出さなければお怒りに成らぬ様ですし、何よりその近くのエジプト大使館の入口にこの方が居られますンで、東国の有力者程度じゃ偉大なるツタンカーメン王にゃ叶わンのでしょう。エジプト第十八王朝(紀元前1300年頃)末期の若くして亡くなられたファラオで、副葬品等がほぼ完全に見つかったンで有名になられた方。大使館の入口から街を見て居られます
猿楽塚から旧山手通り沿いのエジプト大使館前を抜け、去年ご案内した覚えのある西郷山公園へ。元は豊後岡(大分・竹田市)藩主の中川家のお屋敷で、かの西郷隆盛公の実弟で明治の元勲・西郷従道元帥(小西郷)の別邸と成り、戦後はプロ野球・国鉄スワローズの選手合宿所として使われてたトコだったりしますが、幸いココは再開発・商業施設化を免れて区立公園として残されてますヨ
西郷山公園へ去年参った時は東京に開花宣言が出された後で、代官山の西側斜面に広がる公園内じゃ桜が咲き始めてましたし、崖を下ったら五分位まで咲き進んでましたンで雑踏の目黒川でお花見しましたが、現時点じゃ蕾はまだ膨らんで居らず・・早くても月末ぐらいが見頃に成りそう。はたして今年はココで花見出来ましょうか、一体ドウなるかは花の咲き具合次第だったりしますが
★次回は「東京都新宿区戸山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「PLAY!DIVERSITY SHIBUYA」渋谷区観光協会HP
★「東京都目黒区の観光・まち歩き情報サイト」めぐろ観光まちづくり協会HP
★「代官山情報メディア」代官山ドットライフHP
★「代官山の観光ガイド!ショッピングから景勝地まで揃う街を散策しよう♪」TABI CHANNEL HP
★「お洒落セレブな街『代官山』へ!庶民感覚で散策してみた 」東横線ぶらり街歩きまとめHP
★「渋谷にも古代人がいた!スクランブル交差点に人が集まるのは必然だった!?渋谷を発展させた“地形からのメッセージ”
★「昭和初期の代官山−お屋敷町の形成−」代官山ドットライフHP
★「代官山T−SITE」カルチュア・コンビニエンス・クラブHP
★「【丸1日楽しめる!】代官山の蔦屋書店&カフェの全貌をご紹介♡」aumo HP
★「本とパンケーキが変えた代官山 〜 都会の森が生み出す時間の過ごし方」note寺田心平TYSONS&CONPANYブログ
★「まずは一口、どうぞ」試食専門店メグダイHP
★「【代官山】最高級食品を試食できる?!生産者の想いを届けるお店“メグダイ 試食専門店”」note Yumiアラサー女子のゆるライフ・ブログ
★「渋谷歴史散歩 No.8 猿楽古代住居跡公園」シブヤ散歩新聞HP
★「猿楽塚(北塚+南塚) −渋谷区指定史跡−」古墳なうブログ
★「インターナショナルな代官山で、8つの大使館めぐり!」TOKYO WALKING HP
(関連する記事)
★「2083 【名物パン231】『サンフランシスコサワーブレッド』と渋谷の城址」
★「2356 【麺類色々202】目黒不動と『目黒二郎の小豚ダブル』」
★「2571 【名物パン303】代官山で『本場NYスタイルのベーグル』を」
★「3229 【麺類色々313】神社だらけの國學院と『学食の讃岐うどん』・・常盤松」
★「3286 【お米料理329】深秋の目黒不動と『まるまつのさんま丼』」
★「3739 【野菜果物125】江戸最強の呪術師と准国母さまと『フェイジョア』・・祐天寺」
★「3810 【名物パン397】國學院と群書類従と『ミニサンミー』・・常盤松」
★「3942 【呑みモン166】秋深まるガーデンプレイスと『ヱビスプレミアムセゾン』・・恵比寿」
★「3981 【呑みモン170】輝くバカラ2021と『ヱビス・ホップテロワール』・・恵比寿」
★「4050 【野菜果物146】新緑の等々力渓谷と『ブロッコリーの葉っぱ』」
★「4065 【呑みモン179】お不動さんと林試の森と『目黒名物ハイサワー缶』・・目黒本町」
★「4069 【呑みモン180】空いてる猛暑のガーデンプレイスと『恵比寿ヱビス』」
★「4097 【お米料理455】終わらぬ再開発の渋谷と『いんでいらカレー』・・道玄坂」
★「4158 【今川焼き98】輝くバカラ2022と『ひいらぎの鯛焼き』・・恵比寿」
★「4169 【麺類色々454】さよなら東急!凍える冬夜の渋谷で『甘蘭牛肉麺』を」
★「4202 【やきそば455】雑踏する目黒川の桜と『カレーミートロメスパ』・・中目黒」
★「4291 【やきそば465】渋谷を練る神輿と『伊東温泉やきそば・長男』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(古代人が住んでたと云うコトは、代官山は海辺だったンですナ)
毎回同じ道を通るとすぐに飽きてしまうのが私メで、今回も代官山へ行き来するルートを毎回少しずつ変えながらテクテク歩いてた訳ですが、そしたら「渋谷のドコに在るンだろう」とずっと気にしてたブロッコリー弁当屋さんを見付けちやいました・・アレはコロナ禍が始まる前ですから七〜八年ほど前だったと思いますが、渋谷にゃ「ご飯をまるごと茹でたブロッコリーに変えて呉れる」ユニークなホカ弁屋さんが在ると某TV局がナニかの番組で伝えてましたが、片手間に見てたモンだから詳細は全く判らずソレっきり。ブロッコリー大好きな私メだから以来ずっと気に掛けては居たモノの、渋谷にゃ度々参ってるから何れ巡り合うだろうし、態々探して廻るほどのコトでも無いと半ば放ってたのに、そうかココに在ったのか・・代官山の猿楽古代住居跡公園と渋谷駅とのちょうど真ん中・桜が丘南側の谷底沿いに在る「京香」さんがその店で、確かに「ライスをブロッコリー(と刻みキャベツ)に変更できます」と書いてある。ならばとお薦めのチキン南蛮弁当をブロッコリーで頼んでみましたら、ご覧通りのブロッコリー&ブロッコリー!糖質を抑えるコトで肥満や眠気を減らせるし、何よりブロッコリーは一般に手に入る全てのお野菜の中で、モロヘイヤに次ぐ栄養を全分野で持つスーパーベジタブル!勿論毎回コレばかりじゃ飽きちゃいますが、偶にはこれも良いナと思ってしまうのは私メがブロッコリー好きだからなのに違いないでしょネ
]]>我がまち東京の桜はいつ咲くの?先週までは今年も全国トップで十八日頃に咲き出しそうだと報じられてましたが、春の雪が先日降ったのも有って少し日数が掛かっちまう様で、NHKの最新予想じゃ二十二日頃だとか・・もっと早くその日が来ぬモノかと嘆きつつ、今回は拙宅近くの大繁華街・池袋からまだ寂しい風景の雑司ヶ谷霊園を通り、既に見頃を迎えてる桜に逢いに行きますゼ
ソレは雑司ヶ谷霊園の東隣にある、城北随一の大寺院・神齢山悉地院大聖護国寺(いわゆる護国寺)さん境内で咲く桜。何れ十日経たずに?國神社さまでソメイヨシノの標準木が咲き出す訳で、そんなに慌てずとも良いンですが・・暖かな日が増えて来ると桜に早く逢いたくて堪らぬ私メで、先月初めから早咲きの桜を何ヶ所か御案内してますが、この護国寺さんも早咲きの名所ナンですヨ
護国寺さんは五代将軍・徳川綱吉公の生母・桂昌院さまの願いで幕府が建てた寺院で、徳川将軍家の女性方の祈願寺と云う格式高きトコですが、普段は静かな境内が月に一度の骨董市の日だけは大賑わい・・物を見る目を全く持って居らぬ私だから怖くて手を出せませんが、流石に茶道の中心地だけに良い品が出るンでしょうネ。品定めしてる皆さん方の眼つきの鋭さったら、もぅ大変!
尤も骨董市を見に来た訳じゃ無く、ソメイヨシノより少し先に咲き始める桜を愛でに参っただけ・・思わず散財し掛けましたが、開花予想にヤキモキするこの時期に成ると何度も護国寺さんを訪ねる私メで、今年も幾度も歩いて咲き具合を確かめてましたが、元禄十年(1697)に建てられたご本堂(国重文)脇はご覧通りに淡いピンクが満開で、漸くこうしてご紹介できる様に成りました
ソレは安行桜・・埼玉・川口市の安行と云えば東京近郊で最大の植木の街で、ちょうど百年前の関東大震災を機にソメイヨシノの故郷・駒込の染井郷から植木師達が大挙して移ったトコですが、その安行で戦後見付かった突然変異の早咲きがこの桜。ドウ云う経緯で護国寺さんのご本堂脇や不老門前の階段(三枚上の画像)に植えられてるのか判りませんが、兎に角コレが毎年楽しみな私メ
もっと早咲きの河津桜ほどピンクが濃くなく、ソメイヨシノより一週間ほど先に咲くのが安行桜で、この花が満開に成ったからには?國神社さま境内の標準木を眺める気象庁のお役人様により、東京の桜開花が宣言されるまでホント僅かな筈ですが・・はて?ま、こんな事でヤキモキするのは楽しくて、全くお目出度いと自笑してましたらこんな幟が。ちいかわの御朱印が貰えるのだとか
何しろ護国寺さんの三門前から南へ延びる音羽通り沿いは出版社の街で、今人気のキャラクター「ちいかわ」の胴元・講談社さんも山門近くに本社ビルを構えてますンで、自社キャラを使って地元のお寺を賑やかにしようと云うコトでしょうが、御朱印集めに興味を持たぬ私メだから俄然スルーして音羽通りを南下し、神田川沿いの遊歩道へ出れば毎年盛大に咲く河津桜が今年もご覧通り
と申し上げたいトコですが、神田川沿いの河津桜はこの辺りを偵察に参った初めの頃に咲いてただけで、護国寺さんで安行桜が咲き出す頃にゃすっかり散って今じゃ若葉が眩しい位。白やピンクの花弁も嬉しいですが、冬の寂しい景色が長かった分だけ若葉は目に一層喜ばしく、ならばと我がお散歩のホームコースたる川沿い遊歩道を五分ほど西へ進み、ドコよりも好きな肥後細川庭園へ
細川庭園はあと半月もすれば若葉が一斉に芽生える筈で、今年も晩秋の紅葉に至るまで拙ブログ旅日記で時折ご案内致しますが、庭園前を流れる神田川沿いは城北じゃ最初にソメイヨシノが満開に成る大名所で、ソチラの具合はどうかしらんと見てみれば、庭園の真ん前で一本だけ既にこんな具合・・但しこの木は毎年ずば抜けて早く咲くオッチョコチョイで、他の桜が揃って満開に成るのはやっぱ月末辺りかナ。次は神田川沿いの偵察を重ねませんと
★次回は「東京都渋谷区代官山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「歴史と文化が香る文の京(ふみのみやこ)」文京区観光協会HP
★「護国寺から江戸川橋!文京区音羽通りの名所を散歩する」護国寺ナビHP
★「桜開花予想2024 東京 埼玉 千葉など関東はいつ咲くの?満開はいつごろ?」NHK首都圏ナビHP
★「江戸時代の面影が今も残る!護国寺の魅力と境内のパワースポットを紹介」アソビュー!HP
★「護国寺は桂昌院殿のあくなき帰依の証〜綱吉公とその母の夢の跡〜」大江戸散策徒然噺ブログ
★「護国寺骨董市 毎月第2土曜日開催」同HP
★「2022桜の旅 文京区、護国寺の安行桜はほぼ満開」オーロラ特急 ノスタルジック旅日記ブログ
★「早咲きの桜!どんな種類が楽しめる?」知的な日々の過ごし方ブログ
★「アンギョウザクラ(安行桜)」GKZ植物事典HP
★「安行桜」あおぞらフォト2ブログ
★「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」講談社モーニングHP
★「文京区立 肥後細川庭園」肥後細川庭園パークアップ共同体HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「いかにんじん 福島県」うちの郷土料理・農林水産省HP
★「イカニンジンってなに?それっておいしいの?福島名物『イカニンジン』をフカボリしてみた」メシ通ホットペッパーグルメHP
(関連する記事)
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★「4332 【スイーツ465】黄金の雑司ヶ谷2023と『江戸時代の元祖カステーラ』」
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★「4361 【呑みモン201】東京で一番最初に咲く桜2024と『ジノン・ジンサワー』・・番町」
★「4374 【呑みモン203】国会前庭に咲く河津桜2024と『サクラビール』」
★「4378 【保存食品100】河津桜咲く井の頭公園と『紀ノ国屋のコーヒーバター』・・吉祥寺」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(去年の東京は史上最早の十四日の開花でしたが、今年は何時?)
つい先日の今月十一日で、忌わしき東日本大震災の発生から十三年経ちましたヨ。東京住いの私メでもあの日の辛い体験は未だ忘れられず、もう二度とあんな悲劇が起こらない様に心底願うばかりですが、日本列島に住んでる以上は今年元旦の能登半島の様に「いつか何処で大地震は又起こる」のは避け難く、予め出来うるのは万一の時の避難ルートの確認と、各家庭で避難用品等を用意しておくコト。大きな地震が起きる度に備蓄食料等のローリングストックの重要性が説かれますが、拙宅のソレとして用意してた備蓄食料の一つに「マルちゃんのいかにんじんごはん」が有りましたヨ。電子レンジで温めたり湯煎するだけで美味しく食べられるパックご飯はホント便利で、拙宅じゃ日頃から時折使ってますが・・福島・白河市に去年参った時に見付け、こりゃ面白い・備蓄食にして置こうと買ったのがコレで、イザと云う時の為に確保してたけれども幸い使うコトも無く賞味期限を迎えましたンで、漸く食べられる様に成りましたゼ。マルちゃんブランドの東洋水産さんはパックご飯の分野でも大手であるらしく、白飯だけじゃ無くお赤飯やら各種の釜めし・おこわにチャーハン・チキンライスにドライカレー、麦ごはんに玄米ご飯等々二十種類ほどパックご飯を売ってる中で、沖縄のじゅーしぃと並ぶ地方の名物ご飯なのが「いかにんじんごはん」。イカニンジンは細切りにしたスルメと人参を醤油・日本酒・みりん等で味付けした福島県中通り地方の郷土食で、コレを発展させたのが北海道の松前漬けだったりしますナ。私メも中通りへ参ると好んでコレを食べますが、マルちゃんは「大震災で一番被害を受けた福島県を応援する為に、福島産のコメを使ってイカニンジンでパックご飯を創ろう」と考えたらしく、中通りにある生産工場が知恵を絞って一昨年コレを全国に向けて発売開始した様。と云っても東京でコレを見た覚えは全く無く、買ったのも福島県内でしたから向こうで売られるのが専らなのかも知れませんが、その意気込みは実に素晴らしい!尤もイカニンジン風味は随分抑えめで、このご飯と一緒におかずとしてイカニンジンを食べたく成っちまう・・ならばソレも備蓄食として用意しようかナと思ってしまう私メ。福島好きな東京っ子として、コレからも福島県を応援して行きたいと思うばかりです
]]>三月に入って少し寒い日が続きましたが、今年も全国トップで咲き始めると予想されてる桜の開花まで、残りあと数日の我がまち東京。と云っても開花と満開にゃ些か時差が有りますから、見頃を迎えるのは今月末に成りそうですが・・御用あって吉祥寺まで参ったンで、多摩随一の桜の名所・井の頭池に寄ってみましたヨ
通ってた高校の近くだからと学生時分から吉祥寺の街とセットで楽しみ、何年か前までは持病の為に池畔の某クリニックへ通ってたりと、日頃から何かと参ってる我が青春の井の頭公園。と云っても今年は今回が初めてですが、この日は空気が妙に澄んでてナニかも煌めいて見える様な・・先ずは梅を求めて弁天池の最奥へ
井の頭池は水面をグルっと囲む桜の見事さで知られますが、西南の弁天池から動物園の方へ上がる斜面に約百二十本の白梅が植えられてますヨ。公園全体で桜の古木が五百本ほど枝を広げてるのに対し、本数は少なくとも梅はココだけ集中的に植えられてますンで、どこか別の有名な梅林へ参った様・・ココも井の頭ですが
そりゃ金木犀みたいに強くは無いけれど、桜と違って梅にゃ芳香があるンで鼻でも楽しめますが・・華やかさがドウにも足らず、ならば開花宣言前から満開の桜を愛でに、御殿山の雑木林を抜けてドンドン奥へ進んで行きましょ。あと一ヶ月もすれば若葉が鬱蒼と繁るこの森も、今は枝だけだから青空がキレイに見えますナ
森が繁りだす前は上だけじゃ無く、下もまた良く見える・・御殿山と西園との境を玉川上水が流れてますが、普段は岸辺が繁り過ぎて殆ど見えない水面もご覧通り。多摩川から直接引かれてた水が囂々と流れてた昔と違い、今は下水道場の再生水を流してますが、この日は空気が煌めいてましたンで清流みたいに見えますヨ
そんな玉川上水を渡って西園へ入り、更にドンドン奥へ進んだのは・・ジブリ美術館の近くで桜が満開だから。東京の桜の標準木が在るのは?國神社さまの境内で、気象庁の方がソレを見て毎年開花宣言を出してますが、都心より少し寒い分だけ開花の遅い多摩でソメイヨシノが先に咲く筈は無く、勿論こりゃ河津桜ですが
加えて大寒桜も満開で濃いピンクと淡いピンクが激しい競演を繰り広げてましたが、広い井の頭公園の一番奥まで来てソレを楽しんでるのは・・専ら地元の方ばかりかと。私ぁ更に奥にある西園駐車場を使うコトが多いンでこの辺りも良く来ますが、河津桜が散ったら西園で次咲くのは八重桜。ソメイヨシノじゃ有りません
ソメイヨシノが咲くのは吉祥寺駅に近いボート池の方で、行楽客は井の頭池(ボート池・お茶の水池・弁天池)をグルっと廻ると1マイルもあるから疲れちまうの?御殿山の雑木林を通り抜けた先の西園まで足を伸ばさないンですよネ。お陰でノンビリ河津桜を楽しみましたが、ボート池が花で包まれるのは来月初めかしらん
去年はちょうどソメイヨシノが満開。しかも平日午前の空いてる時間に来られましたが、果たして今年は桜を愛でに井の頭池まで参れましょうかネ。何しろ青春の街だから極力訪ねたいと願えども、いつ見頃に成るかはお天気次第・花次第。去年出来なかったスワンボートからの花見に挑みたいですが、上手く予定と合うか判らなくてヤキモキする、そんな時期があと何日かで来る様です
★次回は「東京都文京区音羽」への訪問記です★
(参考リンク)
★「吉祥寺オフィシャルサイト 吉祥寺.me」吉祥寺活性化協議会HP
★「吉祥寺は、だから面白い。」吉祥寺ってこんな街HP
★「吉祥寺の『歴史散策』に出かけよう。万葉歌人、将軍、太宰、みんな大好き」吉祥寺ズムHP
★「井の頭公園の歴史を江戸時代から詳しく解説!」吉祥寺時間HP
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★「井の頭公園内の玉川上水緑道」多摩てばこネット・ブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(コロナ禍が完全に明けた最初の花見だから、混むンでしょうネ)
今年初めて吉祥寺へ参りましたンで、折角だからと紀ノ国屋さんへ・・青山に本店を持つ高品質スーパーで面白いモンや素敵なモノが沢山並べられてますが、今回は「偶々安売りしてたンで」コーヒーバターを。紀ノ国屋さんはオリジナルスプレッドやジャムが沢山在り、ソレが如何にも美味しそうナンですが・・問題はお値段がソレなりに高いンで私メみたいな貧乏人じゃ中々手が出せませんが、安売りしてたからコレなら大丈夫!と二瓶も買っちまうって実に馬鹿ですナ。ですが紀ノ国屋さんだから品質に間違いの有ろう筈は無く、こりゃ北海道産の加糖練乳に超微粉のコーヒーを加えたスプレッドで、トーストやパンケーキに塗って食べるのが宜しい様。ならばと厚切りにベッタリ塗って食べてみましたが、結構苦いから私メみたいなコーヒーなしじゃ暮らせぬ中毒患者は大喜び。ソレに最近パンを焼くのが得意なオーブントースターを買いましたンで、今回のコーヒーバターに限らず「トーストに塗ると美味しいモノ」を色々試そうかナと思ってる私メです
]]>東京生まれで今も住んでる東夷なのに、京都好きだからと時折上洛してる私メ・・普段は洛中や洛北を巡るコトが多いですが、ソチラは暖かく成ってからノンビリ廻りたいですし、前日傷めた足の甲の痛みが引いちゃ居らずでジックリ歩ける状態じゃ無く、ならばと電車で気軽に行ける伏見稲荷大社さまへ。何しろ京都駅からJR奈良線に乗れば、たったの二駅・僅か五分で着きますから
伏見稲荷大社さまはJRなら稲荷駅・京阪なら伏見稲荷駅が最寄りですが、土産物屋の並ぶ神幸道(裏参道)沿いに在る京阪の方が賑やかで、改札を出たら目の前に楼門(国重文・一枚上の画像)が聳える表参道のJRの方が近いのに静か。私メも専らココへは京阪で参ってましたンで、JRで来たのは多分初めてだったかも。日中は大変に混み合う内拝殿前も、朝早くは空いてて良いですナ
因みに参ったのはまだ朝八時前・・何しろココを詣でたらそのまま東京へ帰る予定ですし、コロナ禍の終結を受けてインバウンドが再加熱してる京都の中で、伏見稲荷大社さまは外国人観光客が盛大に集まるトコだから日中は騒々しく、明るい時間で静かなのは朝早くだけですし。と云っても同じ思案の彼らも居る様で、こんな早くからゾロゾロ向かうのは伏見稲荷大社名物「千本鳥居」
稲荷信仰にゃ神道系と仏教系が有り、前者はココ伏見稲荷大社さまを総本宮とするのに対し、後者は愛知・豊川市の円福山豊川閣妙厳寺さんが総本山。お狐様に奉納するモノも神道仏教で全く異なり、豊川閣さんにゃ「千本幟」と称する白い幟が数え切れぬほど沢山立ち並んでますが、伏見稲荷大社さまは「千本鳥居」と称する朱塗り鳥居が、奥の院へ向かう参道沿いにズラリズラズラと
外国人観光客が洛中から少し離れたコチラまで足を態々伸ばすのは、一重に「千本鳥居が珍しいから」・・僅か四百mほどの参道に一千基以上の鳥居が続く風景は世界唯一で、彼らだけじゃ無く私メだって「千本鳥居が珍しいから」と参ったンだから似た様な類ですが、朝早くなら人影が余り多くないンで少し待てば人影のない赤いトンネルが見られる!昔はいつもこんな感じでしたケド
東山三十六峰の南端・稲荷山全体が伏見大社さまの霊域で、西麓の御本殿から山頂の奥宮をグルっと廻る参道は約四km・・枕草子にゃ著者の清少納言女史がふと思い付いてソレに挑み、日頃の運動不足を大いに嘆いたとの記述が出て来ますから、一千年以上前からこの参道は在った訳ですが・・朱塗りの鳥居を奉納する様に成ったのは江戸時代ですし、盛んに成ったのは戦後以降だとか
大変失礼な申し様ですが、鳥居奉納が戦後盛んに成ったのは伏見稲荷大社さまの懸命な御商売の現れで、鳥居がギッシリ立ち並んでるのは参道全体の十分の一ほど・・てぇコトは「その気になれば」もっと沢山立てられるのか!等と考えちまう私メですが、傷む足の甲は赤いトンネルを通り抜けた先・新池そばの熊鷹社まで登ったトコで悲鳴を上げ、今回もココより先へ進めませんでした
つまり運動不足の清少納言女史に負けた訳ですが、愚かな東夷は「何れ足の調子を万全にしてリターンマッチを挑んでやる」「朝早くなら伏見のお稲荷さんも混んでないのを確認しに来たンだ」と負け惜しみしつつ、敗者は敗者らしく寂しく下山する羽目に。次第にすれ違う外国人観光客の姿が増えて来ましたンで、早起きして参っただけの甲斐は有ったンだよネと思うコトと致しましょ
てな訳で麓に降りたら未だ九時前で、神幸道の土産物屋街は開店前でナンとも寂しい限り・・あと一時間もしたらインバウンドの狂騒が荒れ狂うのでしょうが、今回の朝早い伏見稲荷や前回ご案内した長岡京の様に選べば外国人観光客の騒がしさに困らずに済む場所も結構ある訳で、同じ京都でも私ぁそんなトコを選んで次からも訪ねたいと思いますネ。さ、東京へ帰ると致しましょうか
★次回は「東京都武蔵野市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「とっておきの京都」京都市観光協会HP
★「京都観光オフィシャルガイド」京都観光Navi HP
★「号外NET伏見区」本氣(マジ)メディアHP
★「京都・伏見周辺の観光スポット9選!神社にグルメに酒造見学まで♪」aumo HP
★「JR奈良線・稲荷駅 改札を出たら目の前は伏見稲荷大社の表参道! 徒歩0分の好アクセス」ふしみいなりガイドHP
★「はじめて伏見稲荷を訪れる人が楽しく観光できる情報を」ふしみいなりガイドHP
★「千本鳥居でお馴染み! 伏見稲荷大社の見どころ・楽しみ方」そうだ京都、行こう。JR東海HP
★「伏見稲荷大社の表参道 大きな鳥居から楼門までが一直線の美しい参道」ふしみいなりガイドHP
★「ここに行けばこん様に会える?伏見稲荷大社のきつね像」夢と知りせばHP
★「京都 伏見稲荷大社の千本鳥居の意外な実数が判明!『歴史・意味・所要時間 実際の本数』などを説明!」伏見稲荷大社・御朱印HP
★「[伏見稲荷]鳥居の魅力をぜ〜んぶ紹介します!意味・数・値段も!?」ごりらのせなかHP
★「熊鷹社 稲荷山の中腹にある協力なパワースポット!」ふしみいなりガイドHP
★「清少納言が涙するほど苦しかった稲荷山登山」開運日和HP
★「インバウンド人気ナンバーワンの神社は伏見稲荷大社 ―外国語の口コミを分析」nippon.com HP
★「伏見稲荷大社の参道を彩る商店街」伏見稲荷参道商店街HP
★「京都のパン屋さんSIZUYA」志津屋HP
★「『カルネ』を生んだベーカリー『志津屋』の魅力とは?<京都パン巡り?>」るるぶ&more HP
★「お前は本当にカルネなのか!?『デニッシュカルネ』との遭遇【SIZUYA(志津屋)のパンめっちゃ食べてみる:6】」Q−WEST HP
★「【志津屋】新食感のカルネ<デニッシュカルネ>」IKUIKUの愉しみブログ
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★「972 【お米料理67】宇治川の合戦と『鰻いいむし』」
★「973 【スイーツ54】紫式部センセも「宇治抹茶ソフト』を食べたがるか?」
★「1019 【お米料理72】隠元禅師と煎茶道と「衣笠丼』」
★「1361 【揚げモン48】伏見稲荷と『大き過ぎる京揚げ』」
★「1731 【名物パン184】黄昏の伏見で『サンライズ』を」
★「2029 【名物パン220】氷雨ふる嵯峨嵐山で『カスクート』を」
★「2262 【名物パン259】夏の水遊びは『ペッパーカルネ』を連れて・・祇園白川」
★「2420 【名物パン286】巨大伽藍の東福寺で『京風メロン』を」
★「3080 【お米料理304】お稲荷さんの総本宮と『沖縄のいなりめし』・・伏見」
★「3081 【調味料類43】酒蔵の並ぶ街で『創味のぽん酢』を・・伏見」
★「3515 【呑みモン127】幻の伏見幕府と『山田錦のビール』」
★「4007 【麺類色々439】お狐さんだらけの街で『ポンポコラーメン』を‥豊川」
★「4376 【スイーツ472】京都西山サイクリングと『チョコレート八ツ橋』・・長岡京」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(観光公害に対する京都市民の不満は大変で、何れ爆発しそうナ)
と云う訳でお土産を伏見稲荷大社さまの参道で買えず、京都駅まで戻って探すコトに成りましたが・・序でに新幹線コンコース下にお店を出してる志津屋さんへ参りましたら、今まで知らなかったカルネを発見・・それが「デニッシュカルネ」!世間一般が抱く和風のイメージと違い、実際の京都は洋風の物がエラクお好きな街で、例えばパン好きに掛けちゃ全国トップクラス!拙ブログ旅日記でも京都らしい名物パンを時折ご紹介してますが、京都人のソウルパンと云えば市内各地にお店を出してる志津屋さんの名物で、丸いフランスパンにボンレスハムとスライスオニオンを挟んでマーガリンを塗った「カルネ」。至ってシンプルな調理パンですが、シンプルだからこそ飽きが来ない美味しさで私メも好物だからと上洛すると幾つかソレを買い、(記事にゃしませんが)お散歩する際の行動食にしてますし、チーズカルネやらペッパーカルネを東京へのお土産に買って帰ってますが、コロナ禍で下がった売上げを回復せんと一昨年春から売り出されてたのが新作のデニッシュカルネ。中身はフツーのカルネと一緒でも挟むパンが平べったくて少し甘いデニッシュに変わってて、今までのフランスパンじゃ噛み切れない高齢者や子供でも大丈夫かも。ナンで今まで気付かなかったンだろうと驚きつつ、ペッパーのと合わせて二つのデニッシュカルネを東京へのお土産の一つにしましたが、随分食感は違うけれど塗られたマーガリンは確かにくカルネの味!と云うコトはカルネ=志津屋特製マーガリンなのかも知れず、次はそのマーガリンを買って帰ろうと考えてる私メだったりします
]]>御縁あって拙宅のある東京から京都へ時折参ってる私メですが、折角上洛しても専ら洛中や洛北を巡るばかりで、洛外や郊外にゃ滅多に足を踏み出してませんネ。ですが今回は京都市内から飛び出して西山の古都・長岡京市へ・・前回ご案内した東京の千歳烏山と同じく今までに何十度もココを通過してたのに、阪急京都線の特急が停まる長岡天神駅で降りるの初めて!知らない街を訪ねるってワクワクしますが、はてさてドチラへ進めば宜しいのやら
南以外の三方を山で囲まれた京都盆地の内、有名観光地の多い東山や北山なら御存じの方も多いでしょうが、今回訪ねた「西山」ってナニ?言うまでも無く御所(内裏)から見た西方側の山々や麓の街々のコトで、京都市の西京区から天下分け目の天王山に掛けて(=阪急電車が走り抜ける辺り)がソレに成りますが、長岡天神駅近くに広がるのが八条ヶ池。この辺りは菅原道真公の所領だったソウで、駅名に成ってる長岡天満宮はこの池の奥に在るンだとか
「在るンだとか」と云う表現に成ってしまうのは、コチラへ参る途中に足の甲を傷めまして・・いつもの様に颯爽と歩ける様な状態じゃ無かったから。だったらお宿に戻って痛みの治まるのを待てば良いンですが、普段参らぬ西山へ意を決して向かった以上、素直にUターンしちまうのは如何にも勿体なく・・次いつ来れるか判らンから「なるべく歩かなきゃ良かろう」と、電動アシスト付きのシェアサイクルを借りて廻ったって、我ながら阿呆ですナ
日頃使わぬシェアサイクルを借りた理由の一つは、前々から気に成ってた西山光明寺さんへ参りたかったから。但し長岡天神駅から随分遠く、しかもダラダラ続く坂道を登った先・・普段なら頑張って歩きますが今回は無理!さて同じ京都の東山を巡る時、浄土宗の大本山・金戒光明寺(くろ谷)さんに良く寄る私メですが、同じ光明寺なれども全く別のお寺が西山に在って、ソコは法然上人が初めて南無阿弥陀仏の念仏を説かれた地だと聞いてましたヨ
山門(二枚上の画像)傍に自転車を置き、長く続く石段を休み休み登って御影堂前まで行けば法然上人さま・・どの宗教でも良くある話ですが、浄土宗は開祖の法然上人のお弟子さんが夫々「師匠の教えはワシが一番判っとる」と分派し、遂には親鸞上人が浄土真宗と云う全く別の宗派を押し立てたりしてますが、西山光明寺さんは知恩院さんや金戒光明寺さん等の鎮西派に次ぐ勢力を誇った西山派の総本山。しかも法然上人を荼毘に伏した地ナンだとか
因みに西山光明寺さんの開基は源平合戦の悲劇の武将で、法然上人に深く帰依した熊谷次郎直実公!だったりしますが、丘上の御影堂から急な石段を降りたこの辺りが法然上人の荼毘地。宗派を開く程の高僧って半端なく、浄土宗を開くと決心された時に比叡山の山中が光り輝いた(金戒光明寺さんの寺名由来はコレ)ソウですし、ココで荼毘に伏した時は石棺が光り輝き・・驚いた帝から光明の勅額が与えられた(西山光明寺さんの寺名由来がコレ)とか
そんな西山光明寺さんが在るのは、平城京(今の奈良市)と平安京(今の京都市)の間の都だった「長岡京」三条大路の西端(画像右)辺り。桓武帝により延暦三年(784)に西山の麓に都が遷され、東西4km強・南北5km強の新都には南北九条・東西八坊の大路が設けられ、内裏(御所)を中心に貴族の邸宅や寺社が並んでたとか・・但し僅か十年でこの都は廃され、立派な御殿等は平安京へそっくりそのまま移築したンで、忽ち荒れ果ててしまったそうナ
シェアサイクルを借りた理由その二が「長岡京を探してみる」コトで、千二百数十年前の廃都の痕跡が残ってないのは覚悟してましたが・・ホント何も在りませんゼ。平安京へ遷る際に建物やら何やら根こそぎ持って行った様で、発掘された大極殿跡だけが唯一の面影ですが、ソコへ参ったら北隣りの向日市に入っちまったヨ!平城・平安の両都とほぼ同じ大きさの都なのに、自転車だと行動範囲が実に広く・・歩きじゃとてもココまで来れなかった筈
ま、今回みたいにスマホで手続きしたらすぐ借りられるシェアサイクルで巡るのも良いナと再認識しましたが、借りたからには返さなきゃ成らぬ訳で・・長岡京市と向日市はシステムを共用してるから別の市でも返せますが、返したいポートに空きが無いとソレを置いて帰れないらしく、ココなら空きが今あるとスマホに表示されたポートを目指し、長岡天神から二つ京都寄りの東向日駅まで走らにゃならぬ結果に・・あぁ草臥れた。そしたらホームに入って来た準急は阪急が「ちいかわ」とコラボしたうさぎ号で、運転室内の車掌台にゃ兎のぬいぐるみが座ってましたネ。同じ阪急の宝塚線に乗って箕面へ以前参った時は車掌台にミッフィーが座ってましたから、ドウも阪急電車はこう云うのが好きな様です
★次回は「京都府京都市伏見区」への訪問記です★
(参考リンク)
★「歴史と花とやすらぎのまち」長岡京市観光協会HP
★「もうひとつの京都 乙訓」乙訓商工・観光協議会HP
★「えぇやん長岡京」長岡京市商工会HP
★「【長岡京市観光】SNS映え観光スポットから長岡京グルメまで一挙紹介!」KYOTO SIDE〜もっと知ってほしい、京都のいろいろ。〜HP
★「京都西山って?」京都西山・大原野保勝会HP
★「長岡京市でシェアサイクリングするならハローサイクリング」HELLO CYCLING HP
★「【京都府】京都西山エリアでサイクリングのススメ 自転車観光が熱い!〜ツール・ド・京都西山〜」ちりりんHP
★「長岡天満宮 八条ヶ池」長岡京市役所HP
★「西山浄土宗 総本山」報国山念仏三昧院光明寺HP
★「京都・長岡京市の西山浄土宗総本山光明寺。紅葉が見事な古刹」TOKK阪急沿線おでかけ情報HP
★「奇跡の舞台、長岡京市にある光明寺の歴史」ふるさぽHP
★「法然が初めて念仏を唱えた光明寺の風景」心と体のなごみブログ
★「熊谷直実と平山武者所季重」平家物語 写真で巡る都の春秋HP
★「『長岡京』とは」長岡京市役所HP
★「幻の都といわれた『長岡京』。わずか10年ほどで遷都したのはなぜ?【親子で歴史を学ぶ】」小学館HugKum HP
★「幻の宮都『長岡京』を探る!」長岡京!よろパラ・ブログ
★「長岡宮大極殿跡・小安殿跡」向日市役所HP
★「大極殿公園(長岡京)」歴史のあとブログ
★「ちいかわ×阪急電車コラボキャンペーン」阪急電鉄HP
★「八ッ橋入りのクランチチョコ チョコレート八ッ橋」本家西尾八ッ橋HP
★「京都で一番古い八橋やさんの お菓子 チョコレート八ッ橋」華麗なるスターバックスマダム・ブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(平安京と同じ広さの都を歩いて廻るのは、元々無理なお話かと)
今回みたいに自転車を借りて巡るのは確かに楽ですが、些か難点に思えるのがスーっと通り抜けちゃうンで、道端の珍しいモノや美味しそうなモノに気付き辛いコト。加えてシェアサイクルだと鍵の開け閉めをスマホアプリで一々行わねば成らず、余りにソレが面倒で気に成ったお店でも寄るのを躊躇してまいますンで、折角参った西山なのにナニも食べず、ナニも買わずで帰りの電車に乗ってしまいましたヨ・・足の痛みは増す一方でしたしネ。てな訳で京都のお噂で困った時の「西尾頼み」を行使せざろう得ませんが、京都市内にゃお土産の大定番・八ッ橋を造る会社が十四社もある中で、元禄二年(1689)創業と最古を誇るのがくろ谷の金戒光明寺さんの近くに本店を構える本家西尾さん。八ッ橋発祥のお店だけにオールドスタイルの硬い八ッ橋から柔らかい皮で餡子を包んだ生八ッ橋まで商品は色々ありますが、私ぁ餡子以外の甘いモノを挟んだ「あんなま」シリーズが好きで、拙ブログ旅日記じゃ京都の記事で御案内する食べモン困るとソレをご紹介してますが、今回は「チョコレート八ッ橋」。要するにチョコ味した餡子を挟んだあんなまだろうと皆様お思いでしょうし、私メもソウだと思ってたンですが・・意に反してカカオ・抹茶・イチゴと三つの味のチョコレートクランチだったンで吃驚仰天!せめて皮で包んでよ、コレの一体ドコが八ッ橋なのさ!責任者出て来いと叫びたく成りましたが、添付のしおりを読めば「砕いた八ッ橋の皮をチョコと一緒に練り込んだ」クランチらしく、言われてみれば八ッ橋の皮の味=ニッキの味がしますナ。しかもバレンタインデー向けの季節商品じゃ無く、十数年前から一年中売られてる本家西尾の定番商品ナンだとか・・やっぱ私ぁあんなま派ですがネ
]]>東京の生まれ育ちで今も都内に住んでる私メですが、日頃の行動範囲は拙宅のある城北エリアと山手線の中が専らで、狭い様で実は広い大東京だから・・未だに行ったコトの無い街が沢山在りますヨ。今回訪ねた世田谷区のほぼ北端・千歳烏山界隈もその一つで、学生時分から京王電車に乗って何十度もココを通過してたのに、いざ街ン中を歩くのは生まれて初めて!どんなトコかしらん
そんな東京よりも関東平野はもっと広く、北部の栃木県にゃ那須烏山市と云う小さな城下町が在り、私ぁ御縁あって時折参ってますが「烏山へ行った」と言うと、世田谷の千歳烏山に出掛けたンだと間違われてばかり。栃木の方は一羽のカラスの導きで小高い山に城を築いたのが由来と聞きますが、こちら世田谷はカラスが沢山住む森がここら辺に在ったンだとか・・鎌倉時代の頃ですが
勿論今の千歳烏山(千歳はこの辺りの旧村名)界隈は満遍なく住宅地に変わってて、駅前やその近くにカラスの住む森なんか在りゃしませんが、一km半ほどテクテク歩くと武蔵野の雑木林が残ってたりする。ソレが昭和十三年(1938)に開園した「蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)」で、その頃の世田谷はこんな風景が大きく広がってた様。戦後の開発を免れたのは都立公園なればこそ
当然初めて参ったトコですが、私ぁ名前を前から知ってる・・但し蘆花恒春園じゃ無く、京王電車の駅名(千歳烏山の一つ隣り)にも使われてる通称「芦花公園」で!明治の文豪・徳富蘆花センセの旧宅だったトコで、病がちだった文豪は半農生活を致さんと明治末にココへ移り住み、五十八才で病没されるまでの二十年ほどを過ごされただけじゃ無く、園内に奥さまと共に葬られてますヨ
明治末の世田谷は今と違って寂しいトコで、しかも駅からソレなりに離れてるンで半隠遁の園地を広く構えられたのでしょうが、蘆花センセが暮らした旧宅や書院は奥さまが亡くなられてから敷地と共に東京市(当時)に寄贈され、周囲も含めて都立公園として公開されてます・・因みに「恒春」は台湾に御縁のあった蘆花センセが、同島の南端にある村の名を縁起良しと自園に付けたとか
台湾好きにかけては蘆花センセに劣らぬ私メで、最近参ってませんが・・あの島を一体何周したか判らぬ位。南端の恒春鎮(村)は胡蝶蘭が自生する位に温暖で、四季恒に春の如くと云うのでソウ呼ぶのだとか。あちらの三月の平均最高気温は27℃を超してる様ですが、こちら世田谷の恒春園も台湾より十数℃低くとも春を迎え、園南端の花の丘じゃ菜の花が満開でご覧通りに真っ黄色!
そしてココでも河津桜!と云っても咲いてるのは一本だけでしたが、一枚上の画像でもお判りの様に真っ黄色の先にこのピンクだから・・尚更に鮮やかに見えますゼ。なお前回ご案内の霞ヶ関の河津桜はすっかり葉桜に成ってしまいましたが、東京二十三区のほぼ西端・烏山界隈は多摩川が近いから?地面が冷たいのかな。同じ河津でも咲くのが少し遅く、満開をもう一度見られて大満足
台湾の菜の花の盛りは二月初め・・東京より一ヶ月ほど早いですが、あの島の南東・恒春鎮に近い田園地(=池上米の産地)を列車で通り抜けた時、車窓に真っ黄色の風景が延々続いたのがホント懐かしい!もう十数年前のコトだから随分変わっちゃってましょうが、蘆花センセの居られた頃と今の世田谷ほどの大変貌はない筈。菜の花に続いて花の丘は、チューリップが咲き始めるそうナ
てな訳で蘆花恒春園を訪ねた後は、再びテクテク歩いて駅前まで戻りましたら・・駅北側の区民会館の壁に気に成る垂れ幕が。聞けばオウム真理教の残党の一つの本部が近くに今も在るらしく、その撤退を求めて厳しい監視が地域ぐるみで行われてるとか。彼らが起こしたテロ事件から三十年近く経ちますが、私メも既んでで地下鉄サリンに巻き込まれるトコでしたンで他人事じゃ無く、初めて来た街なのに昔の事を思い出してばかりの千歳烏山でした
★次回は「京都府長岡京市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「エンジョイ!SETAGAYA」世田谷区産業振興公社HP
★「世田谷ローカル」SETAGAYA LOCAL HP
★「千歳烏山を中心に地域情報をゆるーくご紹介」ちとからドットコムHP
★「世田谷を楽しもう!」風の旅人 世田谷散策記HP
★「千歳烏山ってご存知?」さんたつby散歩の達人HP
★「おすすめ散歩マップ(烏山地区)」世田谷区役所HP
★「『京王電車』開通前後の沿線の様子 〜 千歳烏山・調布」三井住友トラスト不動産HP
★「蘆花恒春園」公園へ行こう!東京都公園協会HP
★「蘆花恒春園」東京とりっぷHP
★「徳富蘆花」旅ムック.com熊本HP
★「蘆花恒春園 蘆花さんの面白さを知る散歩」さんたつby散歩の達人HP
★「蘆花恒春園花の丘」世田谷散策記 〜せたがや地域風景資産〜HP
★「菜の花越しに丸いガスタンクが映える!蘆花恒春園に春の足音が聞こえ始める」Yahoo!ニュースHP
★「武蔵野を愛した文豪の住まい蘆花恒春園へ〜♪」花つむぎ教室のブログ
★「【台湾で一番台湾が残ってる街】恒春の概要と観光案内」GoGoザウルス・ブログ
★「【Meet Colors!台湾】感嘆のイエローを感じる『縦谷』」台北ナビHP
★「オウム反対!」烏山地域オウム真理教対策住民協議会HP
★「懐かしい昭和レトロな深大寺門前そばの『肉そば+温泉玉子+おはぎ』【千歳烏山】」雑誌Begin公式HP
★「深大寺門前そば千歳烏山店のメニュー9品。昭和の香りが残る立ち食いそば」蕎麦と町中華と銭湯とブログ
(関連する記事)
★「462 【五色不動05】目青不動と青い路面電車」
★「463 【お肉料理09】豪徳寺の招き猫伝説は、とっても講談的!」
★「868 【五色不動10】目金不動と国士舘大『牛すじ丼』」
★「1675 【お魚料理88】新撰組・近藤勇と『新島のくさや』・・調布」
★「2006 【今川焼き20】下高井戸で『薄皮たいやき』を」
★「2091 【調味料類26】『超高級マヨネーズ』とキューピーたち・・調布」
★「2333 【調味料類31】人生の登り降りと『甘〜いマヨネーズ』・・三軒茶屋」
★「2426 【お米料理216】成城石井本店と成城大学食で『唐揚げドリア』を」
★「2427 【スイーツ184】今も現役!お菓子のホームラン王『ナボナ』・・自由が丘」
★「2441 【今川焼き38】多摩川の蒼空と『ボーノ!な鯛焼き』・・狛江」
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★「4352 【麺類色々478】深大寺のゆっくり初詣2024と『温かい深大寺そば』・・調布」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(蘆花センセは武蔵野の雑木林を『落葉林』と表現されたそうナ)
駅前まで戻って北口商店街をブラつきましたら、「深大寺門前そば」なる立ち食いそば屋を発見・・京王線でもう少し先の調布市に深大寺と云う、都内で二番目に古い名刹が在りますが、私ぁソコを詣でては名物のお蕎麦を「深大寺門前そば本舗」さんで啜るのが通例で、拙ブログ旅日記でも時折ご案内してますが・・ほぼ同じ名前なのは繋がりが有ってのコトかしらん。ならばと入ってみますと京王沿線にゃ昔この名前の立ち食いそば屋が結構在り、調布の本舗はその本店ナンだとか。但し大手に負けてドンドン店は減り、駅前に残ってるのはココ千歳烏山店だけらしく、日頃の御縁もあるし小腹も空いてましたンで、名物と仰る「肉そば」を頼んでみましたが・・緑がかったクロレラ麺の本舗と違い、如何にも立ち食い然したフツーの茹で麺。ですがカツオ節の効いた甘めのお汁は本舗と一緒の味で、乗ってるお肉はラーメン用の焼き豚みたい・・不思議なお蕎麦が有りますナ。尤も二百円追加すれば本舗と同じクロレラ麺に変えられる様で、次回また千歳烏山へ参る機会が有ったら試してみたいかも。でもソレなら本舗さんで食べたら良い訳で、はてさて如何したモノかと少し悩む私メです
]]>都内は三月に入って春めいた陽気が増え、寒がりの私ぁホント有難く思ってますが嬉しいのは人だけじゃ無く、拙宅近くの染井生まれの都花ソメイヨシノの開花は例年以上に早まる様で、現時点の予想じゃ十八日頃・・つまりあと二週間!もちろん満開に成るにゃもう少し掛かりますが、既に満開の桜を求めて霞ヶ関界隈へ
霞ヶ関と云えば中央官庁の集まる街ですが、国の舵取りで日夜忙殺されてるお役人方を少しでも慰めようと?界隈にゃ桜が多く植えられてまして、中でも毎年早咲きなのが外務省前・・勿論ソメイヨシノの筈は無く、淡いピンクの花びらがキレイな陽光桜。厳しい気候でも咲くからと、海外に贈呈されるコトの多い桜だとか
相互理解の為に日本の文化を知って貰うのは大切で、中でも桜は美しさの象徴として世界各国に贈られてる様ですが、向うの方々にも喜んで戴けてるかしらん。そんな外務省前の桜咲く坂道を登った先に「国会前庭」が在りますが、ココはその名通りに国会議事堂の前に広がる庭園で、知られざる桜の名所だったりしますヨ
衆議院が管理する前庭は国会の正門前に延びるイチョウ並木を挟み、北側が洋式・南側が和式と二つの庭園に分かれてますが、早咲き桜の名所なのは三権分立を表す時計台が聳える北側。戦前は陸軍省や参謀本部のあったトコで、流石にその頃からの木は残って無いでしょうが、陽光より淡いピンク色の花びらの寒桜が満開
逆にピンクが濃いのが河津桜・・陽光桜は愛媛県生まれと聞きますが、より華やかなコチラは名前通りに伊豆半島の河津から全国に広まり、今や三月初めに咲く桜の代表格に成った感が・・記事にしてませんが拙宅近くでも盛大に咲いてましたネ。前庭の木々は各県から寄贈されてますンで、本家の静岡県から来たモノかも
伊豆の河津じゃ最初の一本が今でも咲くらしく、是非ソレを盛りの時期に見に参りたいと思いつつ、未だ果たしてませんが・・最初の木から生まれた子孫の中で最も尊い場所で咲いてるのは、皇居のお濠を見下ろす斜面に多く植えられてる前庭以外あるまい!お堀端を走る車やランナー達からも、注目を浴びるココの河津桜
なのに前庭ン中はガ〜ラガラ。尤もコリャ何時来ても一緒で、政府や与党へ抗議活動する人達が国会前でよく騒いでますンで、この辺りは一般の近寄るべき場所じゃ無いと認識されてるのかも。ですが前庭は出入り自由の公園・・訪ねた日も正直騒々しかったですが「言論の自由は守らねば」。そう思いつつ北側から南側へ
同じ前庭でも戦前は迎賓館代わりに使われた離宮だったのが南側で、勿論当時のモノとは違いますが・・回遊式庭園に加えて川まで流れてる!しかも自在に歩き回れますンで、川の畔まで出て手を突っ込んでみたり・・お場所柄ドコかから監視されてるでしょうがタダの呑気な講釈師で、国に仇なす心算は無いンで御容赦を
ま、折しも衆議院(画面左側)じゃ新年度予算の成立に向けて与野党の激しい鬩ぎ合いが行われてた最中で、そんな時にこんなトコへ来る方が悪いと叱られソウですが・・河津桜が満開だったンだから仕方無いでしょ。会期延長が無ければGW明けに一般も入れる筈だから、そしたら久しぶりに見学に参ろうかと思う私メです
★次回は「東京都世田谷区千歳烏山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT CHIYODA」千代田区観光協会HP
★「政治の中枢を担うだけじゃない!永田町の観光スポットまとめ10ヶ所」skyticket HP
★「桜開花予想2024 東京 埼玉 千葉など関東はいつ咲く?“平年より早いところも”」NHK首都圏ナビHP
★「霞ヶ関・虎ノ門 中央官庁の集積地」三井住友トラスト不動産HP
★「中央官庁街散策」ALiS HP
★「Ministry of Foreign Affaires of Japan」外務省HP
★「国会通りの坂 陽光桜」麹町界隈桜開花情報ブログ
★「The House of Representatives,Japan」衆議院HP
★「House of Councillors The National Diet of Japan」参議院HP
★「国会のトリビア」国民民主党こくみんうさぎHP
★「国会前庭(北庭・南庭)」衆議院HP
★「国会議事堂前に広がる庭園『国会前庭』(千代田区・永田町)」シマグニノシマタビ・ブログ
★「永田町 国会前庭 梅と寒桜と河津桜」rodkhead-tの鯛靴日記ブログ
★「国会前庭は一押しビュースポット」麹町界隈桜開花情報ブログ
★「国会前庭 寒桜」麹町界隈桜開花情報ブログ
★「乾杯をもっとおいしく。」サッポロビールHP
★「サッポロ サクラビール」サッポロビールHP
★「サッポロビール サクラビール 2024」ビールが好きなんです。ブログ
★「サッポロビールの『サッポロ サクラビール』」note yamashin0120ブログ
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★「3298 【麺類色々332】黄葉の国会議事堂と『韓国チャンポン』・・永田町」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(与党は問題だらけですが、野党第一党はソレ以前の問題でしょ)
そりゃソメイヨシノじゃ無くて河津桜ですが、今年もこうして桜が咲いたコトだから・・お祝いにビールでも飲みましょ!と云っても国会前庭じゃ場所柄「飲酒を伴った花見」は禁止されてますし、抑々アルコールを持ち込んじゃダメな場所だろうと・・禁止事項として書かれちゃ居りませんが、ドウ考えても警備のお巡りさん方に叱られてしまいそう。てな訳で自宅まで持ち帰ってサクラビールを・・毎年二月に成るとサッポロビールさんが売り始める季節限定のビールで、サッポロの前身会社の一つで九州が本拠地だった帝国ビールの主力ブランドがこの「サクラ」。昭和十八年(1943)の戦時統合で大日本麦酒が誕生した時に廃止されてたのを、サッポロさんが当時の文献を読み込んで五年前に復活させましたンで、早速ご紹介した覚えが有りますが・・以来毎年桜が咲くのに合わせて復活してますナ。尤もサクラと云っても中身がピンク色の訳じゃ無く、むしろフツーのビールより色が濃いですし、少しスモーク感ある元気な味わい・・飲み応えあるとでも言えば良いのかしらん。と云っても私メ最愛のエビスビールほど苦い訳じゃ無く、ソレが苦手な方でも楽しめそうな液体の桜です
]]>早いモノで今日から三月・・あと少しで冬が終わると思うと嬉しく成りますが、今年の都内は花粉が随分多く舞ってるからアァ辛い!主治医Nセンセに処方箋を出して貰った強い薬が効き始めるのを待ってますが、御用あって新橋駅前の再開発地・汐留シオサイトの方まで参りましたンで、その辺りをブラついてみましたヨ
旧国鉄汐留貨物駅跡を二十年ほど前に一新したのがシオサイトですが、そこは日本初の鉄道駅・初代新橋駅の在った場所ですし、江戸時代は大名屋敷が並んでた辺り・・更に遡れば海辺に広がる湿地帯で、幕府が全国諸大名に命じて埋立てさせたトコだったンで汐留と呼びますが、首都高を潜って海側に出れば全くの別世界
ソレは四代将軍・家綱公の頃に汐留に続いて埋立てが行われ、初めは家綱公の実弟で甲府二十五万石の殿さま綱重公の下屋敷と成り、やがて幕府直轄の浜御殿から皇室所有の離宮を経て、昭和二十一年(1946)より都立庭園として公開されてる「浜離宮恩賜庭園」・・春先の庭園はドコも梅が見事ですが、ココでも満開!
そして春先の浜離宮と云えば、シオサイトの超高層ビル街をバックに広がる色鮮やかな菜の花畑・・近くまた記事を書く心算の細川庭園を初め、都内にゃ大名や華族の屋敷だった庭園が結構残ってますが、都内・都下合わせて九ヶ所ある都立庭園にゃ夫々特徴が有り、都心でこの時期こんなに広い真っ黄色を他に知りません
だもんで花粉で辛いのを我慢して、毎年の様に鮮やかな黄色を求めてココまで参る訳ですが、集まるのは人ばかりじゃ無く・・菜の花畑にゃムクドリが沢山で、ピーチクパーチク喧しいったら有りゃしない。彼らは渡りをせずに寒い冬を大都会の中で凌いで来てますから、春の到来が人以上に嬉しくて仕方ないンでしょうネ
てな訳で私メも菜の花の香りを暫く楽しみましたが、浜離宮と云えば全く海辺だから潮の香りもする訳で、庭園東側の運河沿いまで出てみると・・水門の先に在るのは隅田川の河口。同じ流れの上流に架かる千住大橋を前回ご案内したばかりですが、遠くレインボーブリッジの橋桁を眺めつつ、暫く日向ぼっこを致しましょ
城北の拙宅辺りじゃ望んでも感じ得ぬ、潮の香りに包まれるのは楽しいですが・・やっぱまだ風寒く、ジッとしてると凍えそうだからと園内散策を再開。その西部に広がる潮入の池は名前通りに海水を引き入れてるンで、当り前の池と違って泳いでるのは海の魚。以前エイを見た覚えが有りますが、今回は居ませんでしたネ
かくして広い園内をグルっと廻り、正門近くに広がる菜の花畑に再び出ましたが、浜離宮へ参るのは毎年この時期が殆どで、今月十八日頃に咲き出すと予想される桜を愛でに参ったコトは無し。ま、都内は桜の名所が沢山在りますし、毎年見に行くと決めてるトコが幾つも有りますンで、次に来るのは又来年の今頃かしらん
むしろ毎回買う「園結びチケット」でココと対に成ってる芝離宮へ参ってませんので、次はソチラへ行かなければ・・さて園外へ出て銀座の南端を新橋駅の方へ向かえば、シオサイトが旧国鉄の貨物駅だった頃の名残「浜離宮前踏切」の信号機がポツンと残されてますヨ。今は無き築地市場へ繋がる貨物線(東京市場線)のモノで、線路は道路に変わっても「銀座に在った唯一の踏切」だからと残した様ですが、この踏切跡みたいに一寸前の東京探しを桜が散って、花粉の飛散も終わったらしてみたいと思うばかりです
★次回は「東京都文京区音羽」への訪問記です★
(参考リンク)
★「Central Tokyo for Tourism」中央区観光情報センターHP
★「VISIT MINATO CITY」港区観光協会HP
★「新橋タウン情報」新橋ねっとHP
★「おしゃれな街『汐留』周辺でおすすめの観光スポット6選」Relax Journal HP
★「汐留シオサイト」汐留地区街づくり連合協議会HP
★「公園へ行こう!浜離宮恩賜公園」東京都公園協会HP
★「浜離宮恩賜庭園」東京とりっぷHP
★「これぞ都会のオアシス!浜離宮恩賜庭園の菜の花畑は東京都内とは思えない圧倒的スケール!」トラベルjp HP
★「汐留、新橋、築地、銀座至近の『浜離宮恩賜庭園』。一面に広がる菜の花今が見ごろ!」NEWSCAST HP
★「浜離宮恩賜庭園の菜の花畑2024◇撮影レポート◇」デジタル試しうちブログ
★「浜離宮の菜の花には小鳥たちも2」都市写真東京FC2ブログ
★「浜離宮恩賜庭園は海というか隅田川の河口に面しています。」tj−adventureのブログ
★「公園の中に海水の池?!浜離宮恩賜公園」旅行好き女子の20代ブログ
★「浜離宮前踏切跡、東京市場線跡」全国フォトたびブログ
★「【決定版】マックスコーヒーとは?特徴から販売場所まで完全解説!」コーヒー豆研究所ブログ
★「これ以上のソウルフードは作れない・・!千葉の2大巨頭がまさかの合体」Sirabee HP
★「ゆる〜いお話」ポジ―チェ・ブログ
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★「3667 【お肉料理147】梅雨晴れの銀座と『ブルガリアのカヴァルマ』」
★「3594 【お米料理377】菜の花咲く浜離宮で『伊予の鯛めし』を」
★「3843 【お魚料理125】潮風吹く都心の桟橋と『西予のちりめん』・・竹芝」
★「3924 【名物パン411】インバウンド弾けて静かな銀座で『バナチョコロール』を」
★「3988 【名物パン420】『日本元祖のコロッケパン』と冬の銀ブラ・・勝鬨橋まで」
★「4092 【呑みモン187】インバウンド再開前の銀座八丁と『エーデルピルス』」
★「4186 【調味料類49】菜の花咲く浜離宮2023と『愛媛のおでんみそ』」
★「4230 【呑みモン196】潮風吹く竹芝桟橋と『八丈フルーツレモン酎ハイ』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(花粉だけじゃ無いですが、市販薬より処方薬の方が効きますナ)
関東で菜の花と云えば千葉県のイメージが強く、千葉県もソレを自認してるのか?イメージカラーは菜の花の黄色だったりしますが、そんな千葉名物と言えばマックスコーヒー!天下のコカコーラの缶コーヒー・ジョージアの一つで、昭和五十年(1976)に発売されてから長らくの間、千葉県(と茨城県)でしか売られて無かった、無茶苦茶に甘いチバラキな飲み物でしたヨ。その後イロイロあって全国で売られる様に成りましたンで、関東以外の方でもご存じの方が増えた筈ですが・・マックスコーヒーを偏愛する千葉県じゃ派生商品が結構作られてる様で、先日手に入れましたのが「マックスコーヒーピーナッツクリーミーバター」なる、千葉特産の落花生とマックスコーヒーを組み合わせた「これ以上の千葉は無い」と云う恐ろしい一品。パンに塗って食べるピーナッツバターに違いないけれど、何しろマックスコーヒーの名を冠してるだけに随分甘く、そう沢山は塗れない・・でも塗りたく成ってしまうのは、エリア外なのに都内でも昔から結構売られてましたンで、私メらでも昔からあの味に親しんでるからでしょうネ。千葉県に御用が無くて暫く足を踏み入れてませんが、偶には向こうの方へ参って他の派生商品を探してみたく成る、黄色い味です
]]>拙宅近くにゃ都内に二つしか残って無い路面電車の片方・都電荒川線(もう一つは東急世田谷線)が走って居りまして、私ぁガタゴト走る可愛い電車を毎日の様に見てますし、都電の走る地区に住んでるのを自慢にしてますが・・ソレに乗る用事って滅多に有りませんナ。浅草の高座に向かう時に乗る程度ですが、御用あって今回は終点・三ノ輪橋まで小さな旅気分で揺られて参りましたヨ
元は王子電気軌道なる私鉄だった荒川線は、早稲田から大塚・王子を通って三ノ輪橋までの12kmほど。丘を登り降りしながらクネクネ走る王子以南(拙宅はこちら側)と、隅田川近くの下町を真っすぐ走る王子以東じゃ雰囲気が全く違いますが、都電への愛情はどちらも一緒・・城北っ子はチンチン電車が好きなのヨ。三ノ輪電停のそばにゃ、店先に模型の置かれた都電カフェが在る位
コロナ禍の酷かった頃の都電は毎日悲しい位ガラガラで、如何に親方・東京都でも大丈夫?と見てて不安に成りましたが、ソレが解けるに連れて行楽目的で利用するお客さんが戻って来た様で、私メが乗った平日お昼前の電車も始終立ち客が居ましたネ。なのに終点そばに延びる全屋根式アーケード商店街・ジョイフル三ノ輪にコロナ禍前の賑わいは無く、他区民ながら心配しちゃいます
勿論夕餉の買い出し時になればお客が繰り出すでしょうが、十年ほど前に確かに復活したアーケードの賑わいが消えてしまったかの様・・コロナ禍だけが原因じゃないのかも知れませんが。何れにしろココが元気じゃないと都電に乗って呉れる行楽客の楽しみが大きく減りますンで、取り敢えず神頼みしておきましょと三ノ輪界隈(荒川区南千住)一帯の鎮守・素盞雄(すさのお)神社さまへ
素盞雄神社さまは平安遷都翌年の延暦十四年(795)に、御神託を受けて創建されたと云うから都内じゃ結構な古社で、素盞雄尊(スサノオノミコト)様らが降臨された境内の塚から名が出たのが小塚原(こづかっぱら)・・品川の鈴ヶ原と並ぶ江戸二大刑場の小塚原の元だったりしますが、物騒極まるソレは何れ改めて訪ねるコトとして、今は社殿に祀られたお雛様を御案内しておきますヨ
要するに都電の終点一帯は三ノ輪であって小塚原であって南千住でもあってヤヤコシイですが・・中でも南千住と云うとバブル期以前のドヤ街のイメージが外れませんが、南で在るからにゃ北千住だって在る訳で二つの千住の境界と成るのは、素盞雄神社さまのすぐ傍の「千住大橋」・・五街道の一つで北へ向かう日光街道(国道四号線)が隅田川を渡るトコに架かる、江戸最初の大橋です
現在の隅田川にゃ沢山の橋が在りますが、徳川家康公が入府されて六十数年間はこの千住大橋(小塚原橋とも)しか架けられて居らず、また東海道の品川・中山道の板橋・甲州街道の新宿は江戸への夜間出入りを制限する大きな門(大木戸)が在ったのに対し、日光街道の千住はこの橋が門の代わりを果たしてたとか。昭和二年(1927)に完成した鉄橋は、日本最古のアーチ橋だったりする
そんな大橋を挟んで南北に広がるのが千住宿で、江戸寄りが南宿(今の南千住)・日光寄りが本宿(今の北千住)と成りますが、大橋の下辺りは隅田を往来する川船の着くトコだった様で、遠くみちのくを目指す旅に出る為に元禄二年(1689)旧暦三月二十七日に、深川から乗った船をココで降りたのが松尾芭蕉翁。そして矢立始めに「行く春や鳥啼魚の目は泪」の句を読んで居られますヨ
江戸から東北・北陸を廻って大垣まで約六百里(二千四百km)を百五十日ほどで廻る吟行の旅「おくの細道」の実質的なスタート地点が千住大橋だった訳で、思わず橋を渡って足立区に入ってしまいましたし、叶うならこのまま先へ進んでしまいたいトコですが、今回は御用あって来たンだか戻らなきゃ!意外と三ノ輪に近かったコトに今更ながら驚きましたンで、また参ると致しましょ
★次回は「東京都中央区浜離宮」への訪問記です★
(参考リンク)
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★「東京都荒川区の厳選地域ニュース」荒川区のはなしHP
★「モノづくりの街・荒川区の地域情報サイト あ!荒川区探訪」荒川区ブランディング推進委員会HP
★「荒川区の知っておきたい16個のおすすめ観光スポットまとめ。」JPTAP.COM HP
★「都電荒川線 地域に愛され続ける唯一の都電」東京都交通局HP
★「Go To 近場!都内唯一の路面電車で小さな旅 : 都電荒川線のプロフィール」nippon.com HP
★「教えて、都電先生!三ノ輪橋」さくらたび。東京都営交通協力会HP
★「チンチン電車に会える街 下町ふれあいの街」ジョイフル三の輪商店街HP
★「都電に乗って訪れる。昭和レトロを感じる商店街『ジョイフル三の輪』で食べ歩き!」
★「新旧さまざまな魅力が混在する商店街『ジョイフル三の輪』を歩いてきました!」南千住エリアガイドHP
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★「桃まつり」素戔嗚神社HP
★「素盞雄神社・小塚原富士」東京とりっぷ HP
★「江戸の隅田川五橋」大江戸歴史散歩を楽しむ会ブログ
★「千住大橋は、隅田川に最初にかけられた橋(建て替えられてるけど)」東京を歩くブログ
★「千住大橋(荒川区南千住/足立区千住橋戸町)」ぼのぼのぶろぐブログ
★「『奥の細道』について」大垣市奥の細道むすびの地記念館HP
★「奥の細道旅立の地船着き場」千住文化普及会HP
★「『奥の細道』は千住大橋から始まった 〜北千住で”松尾芭蕉めぐり”をしてきた話」Sweetmap HP
★「ラーメン二郎 千住大橋駅前店」ラーメン二郎PC店?HP
★「ラーメン二郎 千住大橋駅前店 ラー油」ほぼラーメンの日記ブログ
★「『ラーメン二郎 千住大橋駅前店』で『ラー油+二郎』♪」ぶらぱんだブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(都電で小さな旅をするのも、偶になら楽しいかも知れませんナ)
千住大橋を渡った先にゃ千住ネギで知られるやっちゃ場「東京都中央卸売市場・足立市場」が在りますが、更にその先に在るのは京成電車の千住大橋駅。京成ナンてもう十年近く乗ってませんし乗る御用も有りませんが、そんなに駅が在ったンだと近付いてみたら・・駅の真正面にラーメン二郎が在るじゃんか!駅出口から十歩ほどしか離れて居らず、こんな真ん前にこんな物騒なラーメン屋が在るコトに私ぁド肝を抜かれましたが、折角だから寄ってみようかと考え付いたのは、つい先日同じ二郎の西台店へ参ったばかりだからかしらん。その際も書きましたが・・麺と野菜が異様に多くてムダに脂っぽいのが東京名物の「二郎」で、暖簾分けを許された直系店の他に元直系店・インスパイア店を含めると全国に一体ドレだけの二郎系が在るのやら。しかもバラエティに富んでるのが二郎で直系店だって店ごとに随分違い、御案内の西台店は最強レベルに盛りが良すぎるのに対し、こちら千住大橋店は随分と量が少ないですナ。同じ小ラーメンでも西台は「世間一般のラーメン屋の二人前以上」なのに対し、千住二郎は「世間一般の大盛り程度」なのに加えて麺がニュルニュル・・だから茹で時間が随分と長かった訳ですが、とかく硬くてゴツゴツした麺の直系店しか知らなかったンで、ニュルニュルの柔らか麺って一体どんなモノ?しかもラー油をトッピングで頼む人が多かったン、私メも真似してみましたンで尚更いつもと違う感じの丼に成りましたが、コレなら他の二郎で食べ切れない人でも完食できるかも。尤も満腹中枢との闘いだった西台店のに比べると「二郎なのにこんなモン?」と思ってしまうなんて、年甲斐無さすぎでしょうか
]]>まだ二月だと云うのに今年の関東はホント暖冬で、ぶ厚い上着を纏わずに過ごせる日が時折あるから有難い反面、例年以上に早くから花粉が舞ってるンで正直嬉しく無いですが、アレルギーを一旦発症しちゃったからにゃドウにも成らず、せめて山の方へ暫く参らずに過ごそうと思うばかり・・と云う訳で海に面した横浜へ
もちろん海辺でも花粉は少なからず飛んでますが、パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場・一枚上の画像)の方へ参った序でにブラつこうと思い付いたのは、とにかく暖かだったから・・山より幾らかマシですし。パシフィコ裏に広がる港湾緑地「臨港パーク」も冬らしからぬ陽気を楽しむ人達で、この時期とは思えぬ賑わい
同じミナト横浜中心部の海辺の広場でも南側の山下公園辺りと違い、北側の臨港パークはベイブリッジを真正面から眺められる絶好地なのに、些か交通の便が悪くポツーンと離れてるから?いつも空いてるンで私ぁココが好き。毎度の様に暫くボンヤリ海を眺めてましたが、流石にまだ二月・・風が寒いンで歩き始めますか
臨港パーク北側にゃ殺風景な内貿バース(震災対応埠頭)が広がってるだけで、歩いて楽しいのはヨットの帆みたいなインターコンチネンタルホテル(二枚上の画像の白いビル)のある南側。随分インターコンチにゃ仕事で参りましたが、今回はホテル目の前に浮かぶ「ぷかりさん橋」前を通ってハンマーヘッドまで参ろうかと
日本初の浮体式ターミナル「ぷかりさん橋」は横浜駅〜山下公園を結ぶシーバスの乗り場で、私メも随分前にココから乗った覚えが有りますが、一昨年春から寄港しなくなり・・今は週に一回だけ羽田空港方面行きのクルーズ船が来るだけだとか。勿体ないナと思いつつ、大岡川の河口に架かる女神橋を渡って新港パークへ
歩行者専用の女神橋を渡って振り向けば、さっきまで居たぷかり桟橋や臨港パークが遠くに見えますが、今度はこちら新港パーク(カップヌードルミュージアムパーク)を更にドンドン進まん!広大な臨港Pに比べて狭く感じる新港Pですが、ハンマーヘッドに近い分だけ観光客が来てるのか?次第に賑やかに成って来た様な
そんな新港パークを抜けた先にある商業施設が横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)で、シーバスはココへ寄る様に成った代りにぷかりさん橋から撤退した訳ですが、この不思議な名前の由来は大正三年(1914)に設置された英国製ハンマーヘッドクレーン(三枚上の画像でも見えます)がふ頭の先に残ってるから
元旦の能登半島地震から二ヶ月ですが、ちょうど百年前の関東大震災で東京以上の大被害を受けた横浜なのに、金槌に似てるンでハンマーヘッドと呼ばれた巨大クレーンはビクともせず、二十年ほど前まで現役として使われてた様。実に横浜らしい近代化産業遺産と感心しつつ、汽車道を通ってパシフィコ方面へ戻りましょ
やがて御用も済んで都内へ引き上げの刻限ですが、折角だからミナトの黄昏を眺めて行きましょと再び汽車道へ・・冬至の頃より日没が随分遅くなりましたが、昼間のポカポカが嘘だった様に入り江に吹く風は実に冷たく、鼻っ先が千切れてしまいそう。やっぱ二月だまだ真冬だヨと改めて実感しましたが、幾らか浮き沈みは有っても着実に暖かくなる三月まであと数日。待ち遠しいです
★次回は「東京都荒川区三ノ輪」への訪問記です★
(参考リンク)
★「横浜観光情報」横浜観光コンベンションビューローHP
★「横浜のキニナル情報が見つかる!」はまれぽ.com HP
★「横浜の有益な情報」はまてなしHP
★「横浜屈指の観光地。みなとみらいのおすすめ観光スポット19選」Relax Journal HP
★「世界とともに響き合うコミュニケーションスペース。」パシフィコ横浜HP
★「屋外エリア(臨港パーク・国際交流ゾーン・ぷかりさん橋・パシフィコ横浜ノース屋外周辺)」パシフィコ横浜HP
★「臨港パークは横浜港が超間近・自然豊かで散歩におすすめ!広大な芝生でのんびりと」はまこれ横浜HP
★「横浜 臨港パーク徹底解説!海で釣り&広い芝生でテントピクニックも楽しめる憩いの場」はまぴたHP
★「青い海に包まれる洗練された空間でくつろぎのひとときを」ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルHP
★「ぷかりさん橋(みなとみらい桟橋・海上旅客ターミナル)」横浜観光コンベンションビューローHP
★「横浜ぷかり桟橋〜羽田空港航路が運航再開 航空機の離発着を楽しめる『アンダージェットクルーズ』も」FUNECO船舶ニュースHP
★「横浜ランドマークタワー」三菱地所プロパティマネジメントHP
★「フィンランド人に愛されるロングドリンク(ロンケロ)」Kiitos Shop HP
★「ヘルシンキ ロングドリンク ユズ風味」武川蒸留酒販売HP
★「ヘルシンキ ロングドリンク ピンクグレープフルーツ」武川蒸留酒販売HP
★「【835】HELSINKI LONG DRINK」幸せ感じる☆日々の暮らしブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(我がまち板橋に臨港パークが在ったら、毎日通ってしまうかも)
今も昔も横浜と云えば世界に開かれた貿易港で、巨大クルーズ船はもちろん大きなコンテナ船やタンカー等々・・様々な船が来航して珍しいモノを齎して呉れますし、横浜から世界に伝えられた日本の文化も沢山ありますが、外じゃアルコール類は何でもござれと豪語する私メも「宅呑み」は缶ビールと缶入り酎ハイで済ませるコトが多く、その度に思うのは「缶入り酎ハイって外国にも在るのかしらん」。もちろん焼酎なんて日本と韓国位にしか有りませんので、厳密な意味でのソレが無いのは判ってますが、似た様なモノなら在るのかも知れないと探してましたら、遂に発見しましたゼ・・何故かフィンランドのを!同じ北欧でもスウェーデンなら多少の御縁のある私メですが、フィンランドは紀伊国屋のライ麦パン「ハパンルイスヴォッカ」位しか繋がりは無く、もちろん今迄行ったコトも有りませんが・・向うで広く愛飲されてる「ロングドリンク」なるアルコール飲料が、ドウ云う訳か日本の酎ハイにそっくりだから驚いちまう。調べてみますと昭和二十七年(1951)に首都ヘルシンキで開催された夏季オリンピック大会の為に開発された飲み物で、ソレまで厳しい禁酒令を長らく続けて来たフィンランドがオリンピック見物の為に大勢やって来る酒好きな外国人観光客に対応しようと禁酒令を解いたのは良いけれど、国内でお酒の醸造や蒸留をして無いンで・・ドウ考えてもお酒が足りなく成りそうだ!ならば輸入した蒸留酒(主にジン)をグレープフルーツソーダで割って量を増やしましょと作ったのがロングドリンク(フィン語じゃロンケロ)で、オリンピック終了後は強いお酒に馴れてない自国民に気に入られ、今じゃ国民的アルコール飲料に成ったンだとか。その一つでヘルシンキ醸造社製の「ヘルシンキロングドリンク」を何故かユズと書かれてるグレープフルーツ味と、当り前のピンクグレープフルーツ味の両方とも手に入れましたンで、恐る恐る飲んでみましたら・・焼酎じゃなくてジンですし、ジュースの元を溶かしたみたいな妙に濃い味わいですが、コレって缶入り酎ハイじゃん!つい嬉しくて沢山買ってしまいましたが、やっぱ外国にも缶入り酎ハイは在った様です
]]>前回は拙宅のある板橋区のお雛様を御案内しましたが、全国各地で様々なひな祭りが行われる中、関東で最大の規模を誇るのが埼玉・鴻巣市の「びっくりひな祭り」。御縁あって私ぁ六年前から鴻巣の観光大使を拝命してますが、その御用の一つが「鴻巣のひな祭りに皆さんお出で下さい」とPRするコトですンで、今年もまた大いに吹聴させて戴きます・・偶にゃ務めを果たしませんと
東京駅や新宿駅から高崎線の快速に乗れば五十分強で着く「花と人形のまち」鴻巣は、京都へ向かう中山道六十九次の第七番宿として栄えた街。地名由来は諸説ありますがコウノトリ伝説に因むと云うのが一番ロマンチックで、宿場の鎮守・鴻神社さまにゃ狛コウノトリが居たりする(狛犬は別に居られます)。鴻巣へ参ったのは昨秋以来と久しぶりですンで、最初にお詫びしときませんと
コロナ禍前は二十年以上も毎週参ってたのに、ここ数年ご無沙汰ばかりの不真面目大使で恐れ入りますが、駅ビル・エルミの真ん真ん中に日本一高い三十一段(高さ7m)の雛段を構えるびっくりひな祭りを、私ぁ緊急事態発令で東京から出れなかった年以外は初回からずっと見て来ましたンで、今年で二十回目を迎えたのに感無量。このピラミッドにゃお雛様が2024体も乗ってます!
巨大ピラミッドひな壇の在るエルミは鴻巣駅の真ん前とアクセス抜群ですが、市内に五ヶ所あるサテライト会場の中で一番お薦めするのが、代議士を二代続けて輩出した豪農のお屋敷を整備した旧川里町の「花久の里」・・鴻巣駅から正直遠いですが頑張って来るだけの価値は有りますゼ。東日本最大級の花き市場がある鴻巣だから、長屋門の前まで来たらお花の香りが強く漂ってました
流石にエルミの巨大ビラミットにゃ叶いませんが、各会場毎に当り前じゃ無い形の大きなひな壇がドーンと置かれ、花久の里のソレは高さ四mで約一千体のお雛様が乗る六角錐型!駅ビルでの買い物がてら見物する人達で雑踏してたエルミと違い、各会場を結ぶシャトルバスが出発した後のココは静かで、のんびりジックリお雛様を見られます・・皆さんお顔が微妙に違って居られますナ
尤も花久の里を私メがお勧めする理由は、男雛と女雛のお内裏様以外の面々・・官女や囃子・随臣・仕丁と云った脇役達にもひな壇以外の持ち場が与えられ、彼らだけで勝手に活躍してるコト。毎年十月開催のこうのす花火大会は太平洋側最大の四尺玉を、日本一広い荒川の河川敷でドッカーンと打ち上げますが・・お偉いさんが居ないのをコレ幸いと脇役達はどんちゃん騒ぎしてますネ
そして五人囃子大集合!びっくり雛まつりは全国のご家庭で飾らなくなったお雛様を寄贈して貰い、鴻巣のひな人形職人さん達が補修して各会場で展示してますンで、同じ五人囃子でも微妙に大きさが違ってますが・・良くぞココまで子供囃子を集めたと感心するばかり!この花久の里交響楽団はラフマニノフ作曲のピアノ協奏曲第二番ハ短調を奏でてる様、ハテさてどんな曲でしたっけ
去年ご紹介したお内裏様の乗る車を牽く牛だけを集めた牧場は今年も開設されてましたし、その他でも脇役達が大いに様々活躍してましたが、お雛様なら何でもOKとお人形だけじゃ無くつるし雛も花久の里じゃ毎年沢山飾られ、中には両方組み合わせたこんな素敵なのも。どうせ開くなら去年以上に楽しいひな祭りをと、創意工夫を巡らせて下さった運営ボランティア諸氏に感謝します
てな訳でメインのエルミ会場とサテライトの花久の里を御案内しましたが、サテライト会場はもう四ヶ所在りますし、今年は三月九日まで開催されてますンで「皆さま鴻巣までひな祭りを見にお出で下さいませ」。お庭へ出たら梅が咲き始めてましたが、都内より北な分だけ鴻巣は春の兆しが少し遅い様。つまり節句の当日頃にちょうど満開に成るのかしらんと、呑気に思う観光大使です
★次回は「神奈川県横浜市中区みなとみらい」への訪問記です★
(参考リンク)
★「こうのすLIFE」鴻巣市役所HP
★「鴻巣の地域情報サイト」こうのす広場HP
★「マチカツ!鴻巣」JIMONET HP
★「鴻巣市はこんなまち」こうのすキッズページ・鴻巣市役所HP
★「こうのとり伝説が残る鴻巣市の、訪れたくなる観光名所13ヶ所!」skyticket HP
★「【2024年全国ひな祭り大型イベント20選!】由来や出す日も専門家が解説」TABIZINE〜人生に旅心を〜HP
★「日本一高いピラミッドひな壇!鴻巣びっくりひな祭り2024」鴻巣びっくりひな祭り実行委員会HP
★「鴻巣びな」こうのす広場HP
★「【動画】今年もびっくり!2024体のひな人形が一堂に 7mのひな壇は31段 鴻巣で『びっくりひな祭り』3月9日まで」埼玉新聞HP
★「『鴻巣びっくりひな祭り2024』日本一高いピラミッドひな壇!エルミこうのすで開催」埼玉北部のさんぽみちブログ
★「エルミこうのすショッピングモール」グンゼ開発HP
★「子授け安産神社 鴻巣総鎮守」鴻神社HP
★「狛犬ならぬ狛コウノトリ?梅にメジロ?鴻神社。埼玉県鴻巣市。」keiichiの気まぐれブログ
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★「?1640 花久の里:ひな祭りと川幅うどん」種の庭ブログ
★「川幅うどんの誕生秘話 市と一緒に育んだ鴻巣名物」こうのすLIFE HP
★「埼玉名物『川幅うどん』が美味すぎる!その正体と美味しいお店8選をご紹介!」暮らし〜のHP
★「食事処『花音里』」花と音楽の館 かわさと花久の里HP
★「埼玉は隠れたうどん王国」ちょこたび埼玉HP
★「【鴻巣市】花と音楽の館かわさと(花久の里)【古民家うどん】」袴ブーツで古民家ぐらし(仮)ブログ
★「花久の里で初めての川幅うどん♪」さとみのあれがそれなブログ。
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(鴻神社じゃK先生に再会、初孫のご誕生お目出度う御座います)
花久の里のもう一つのお薦めは「花音里(かおり)」と云う離れが邸内に在り、ソコで美味しい武蔵野うどんが食べられるコト!流石に讃岐うどんの香川県にゃ負けますが、埼玉は大阪府を凌ぐ全国二位のうどん県だけに手打ちした麺を、豚バラ肉と野菜をたっぷり入れて煮た汁につけて食べる武蔵野うどんが食べられますンで、拙ブログ旅日記じゃ時折ご案内してますが・・花音里さんでも毎日手打ちが出されてるのに加え、鴻巣の名物「川幅うどん」まで有りますヨ。鴻巣は日本一が随分多い市でして、西隣りの吉見町との境を流れる荒川の川幅が日本一(2537m)なのに気付いた平成二十一年(2009)にB級グルメとして「開発」されたのが、麺の幅が8〜10cm程に超広大な川幅うどん。同じ頃に全国で開発されたB級グルメは殆ど廃れちまいましたが、川幅が広い分だけ麺に味が良く乗るからと人気を博して完全に定着しましたし、去年も花音里さんで食べた川幅うどんをご紹介しましたが、去年は鶏肉と野菜を煮た田舎汁だったのに対し、今年はオーソドクスに豚バラの肉汁で食べると致しましょ。昼時の厨房じゃ見込みでドンドン茹でてる様で、去年ほど待たずに一反木綿みたいなのが大盛りで出て来ましたが、念の為に申し上げますと花音里さんの川幅うどんは他所の店の半分ぐらいの幅!と云っても実に広大でつけ汁が麺に良く乗りますが・・腹持ちの良さも半端なく、前回の記事で触れた通りにラーメン二郎を苦にせぬ大食いな私メなのに、すっかり腹が膨れてしまったのを報告しておきます
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