春はその日毎の最高気温の高低差が随分で、その為に東京の桜の開花予想が連日コロコロ変わって発表されるンで毎年この時期イライラして堪らぬ私メですが、何れ今週の内に咲き始めるは多分違いなく・・無駄にヤキモキするのは止めにして、渋谷から東急東横線で一駅の代官山界隈のお噂を。講釈師らしからぬトコをとお思いでしょうが、御用あって今月は毎週参って居ったンですヨ
代官山は都内有数のお洒落な街として世間から認識され、雑誌等の住みたい街アンケートでいつも上位に来てますが、東の渋谷川と西の目黒川に挟まれた小高い丘の上で、いざココに住むと成ると大変でしょうネ・・お洒落な再開発地が多いンで私ぁ毎回渋谷駅からテクテク歩いて登りましたが、例えばこのT−SITEは御三家の一つ・水戸徳川家のお屋敷が戦前在った場所ナンだとか
そんな代官山がお洒落な街に変わり始めたのはバブルの終盤で、今世紀初年に駅前に在った同潤会アパートメントが代官山アドレス(二枚上の画像の建物)なる複合施設に建て替えられてから再開発が次々行われ、こちらT−SITEには日本で一番お洒落なツタヤと評判の蔦屋書店が!おなじツタヤでも漢字とアルファベット表記の店とじゃ大違いで、本も売ってるカフェと云った雰囲気
拙宅そばに在ったアルファベット表記のツタヤは、今年の正月明けで閉店・・跡地はドラッグストアに成る様ですが、不思議なお店や洒落たお店だらけの代官山でも特にスゴイのを発見「試食専門店メグダイ」!試食から出品企業のオンラインショップに誘導する食のショールームで、来店者は高級食材の試食し放題!私ぁ勇気が無くて入れませんでしたが、全く面白い商売が有りますナ
尤も今でこそお洒落な代官山も、江戸時代はお代官(関東郡代?)さまが管理する山林だったと云うから辺鄙なトコで、そのアチコチに古墳が在ったりするから世間のイメージと大違い。試食屋さん近くの「猿楽古代住居跡公園」は弥生時代後期の遺蹟で、古代人は約二千年前にこの辺りに住んで稲作をしてた痕跡が有るンだとか。但し復元された建物は放火されて焼けてしまった様ですが
古代住居跡は代官山の東側・渋谷川寄りですが、西側の目黒川寄りには「猿楽塚古墳」・・六〜七世紀頃のモノと云うから随分新しいですが土地の有力者のお墓だった様で、四基あった古墳の一つを開発の邪魔と取り壊したら、施主と棟梁がナゾの奇病に罹ったと聞いた覚えが有りますネ。だもんで塚の上に御宮が建てられてますが、その有力者さまは今の代官山をドウ思われるかしらん
ま、お墓たる円墳に手を出さなければお怒りに成らぬ様ですし、何よりその近くのエジプト大使館の入口にこの方が居られますンで、東国の有力者程度じゃ偉大なるツタンカーメン王にゃ叶わンのでしょう。エジプト第十八王朝(紀元前1300年頃)末期の若くして亡くなられたファラオで、副葬品等がほぼ完全に見つかったンで有名になられた方。大使館の入口から街を見て居られます
猿楽塚から旧山手通り沿いのエジプト大使館前を抜け、去年ご案内した覚えのある西郷山公園へ。元は豊後岡(大分・竹田市)藩主の中川家のお屋敷で、かの西郷隆盛公の実弟で明治の元勲・西郷従道元帥(小西郷)の別邸と成り、戦後はプロ野球・国鉄スワローズの選手合宿所として使われてたトコだったりしますが、幸いココは再開発・商業施設化を免れて区立公園として残されてますヨ
西郷山公園へ去年参った時は東京に開花宣言が出された後で、代官山の西側斜面に広がる公園内じゃ桜が咲き始めてましたし、崖を下ったら五分位まで咲き進んでましたンで雑踏の目黒川でお花見しましたが、現時点じゃ蕾はまだ膨らんで居らず・・早くても月末ぐらいが見頃に成りそう。はたして今年はココで花見出来ましょうか、一体ドウなるかは花の咲き具合次第だったりしますが
★次回は「東京都新宿区戸山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「PLAY!DIVERSITY SHIBUYA」渋谷区観光協会HP
★「東京都目黒区の観光・まち歩き情報サイト」めぐろ観光まちづくり協会HP
★「代官山情報メディア」代官山ドットライフHP
★「代官山の観光ガイド!ショッピングから景勝地まで揃う街を散策しよう♪」TABI CHANNEL HP
★「お洒落セレブな街『代官山』へ!庶民感覚で散策してみた 」東横線ぶらり街歩きまとめHP
★「渋谷にも古代人がいた!スクランブル交差点に人が集まるのは必然だった!?渋谷を発展させた“地形からのメッセージ”
★「昭和初期の代官山−お屋敷町の形成−」代官山ドットライフHP
★「代官山T−SITE」カルチュア・コンビニエンス・クラブHP
★「【丸1日楽しめる!】代官山の蔦屋書店&カフェの全貌をご紹介♡」aumo HP
★「本とパンケーキが変えた代官山 〜 都会の森が生み出す時間の過ごし方」note寺田心平TYSONS&CONPANYブログ
★「まずは一口、どうぞ」試食専門店メグダイHP
★「【代官山】最高級食品を試食できる?!生産者の想いを届けるお店“メグダイ 試食専門店”」note Yumiアラサー女子のゆるライフ・ブログ
★「渋谷歴史散歩 No.8 猿楽古代住居跡公園」シブヤ散歩新聞HP
★「猿楽塚(北塚+南塚) −渋谷区指定史跡−」古墳なうブログ
★「インターナショナルな代官山で、8つの大使館めぐり!」TOKYO WALKING HP
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(古代人が住んでたと云うコトは、代官山は海辺だったンですナ)
毎回同じ道を通るとすぐに飽きてしまうのが私メで、今回も代官山へ行き来するルートを毎回少しずつ変えながらテクテク歩いてた訳ですが、そしたら「渋谷のドコに在るンだろう」とずっと気にしてたブロッコリー弁当屋さんを見付けちやいました・・アレはコロナ禍が始まる前ですから七〜八年ほど前だったと思いますが、渋谷にゃ「ご飯をまるごと茹でたブロッコリーに変えて呉れる」ユニークなホカ弁屋さんが在ると某TV局がナニかの番組で伝えてましたが、片手間に見てたモンだから詳細は全く判らずソレっきり。ブロッコリー大好きな私メだから以来ずっと気に掛けては居たモノの、渋谷にゃ度々参ってるから何れ巡り合うだろうし、態々探して廻るほどのコトでも無いと半ば放ってたのに、そうかココに在ったのか・・代官山の猿楽古代住居跡公園と渋谷駅とのちょうど真ん中・桜が丘南側の谷底沿いに在る「京香」さんがその店で、確かに「ライスをブロッコリー(と刻みキャベツ)に変更できます」と書いてある。ならばとお薦めのチキン南蛮弁当をブロッコリーで頼んでみましたら、ご覧通りのブロッコリー&ブロッコリー!糖質を抑えるコトで肥満や眠気を減らせるし、何よりブロッコリーは一般に手に入る全てのお野菜の中で、モロヘイヤに次ぐ栄養を全分野で持つスーパーベジタブル!勿論毎回コレばかりじゃ飽きちゃいますが、偶にはこれも良いナと思ってしまうのは私メがブロッコリー好きだからなのに違いないでしょネ
]]>我がまち東京の桜はいつ咲くの?先週までは今年も全国トップで十八日頃に咲き出しそうだと報じられてましたが、春の雪が先日降ったのも有って少し日数が掛かっちまう様で、NHKの最新予想じゃ二十二日頃だとか・・もっと早くその日が来ぬモノかと嘆きつつ、今回は拙宅近くの大繁華街・池袋からまだ寂しい風景の雑司ヶ谷霊園を通り、既に見頃を迎えてる桜に逢いに行きますゼ
ソレは雑司ヶ谷霊園の東隣にある、城北随一の大寺院・神齢山悉地院大聖護国寺(いわゆる護国寺)さん境内で咲く桜。何れ十日経たずに?國神社さまでソメイヨシノの標準木が咲き出す訳で、そんなに慌てずとも良いンですが・・暖かな日が増えて来ると桜に早く逢いたくて堪らぬ私メで、先月初めから早咲きの桜を何ヶ所か御案内してますが、この護国寺さんも早咲きの名所ナンですヨ
護国寺さんは五代将軍・徳川綱吉公の生母・桂昌院さまの願いで幕府が建てた寺院で、徳川将軍家の女性方の祈願寺と云う格式高きトコですが、普段は静かな境内が月に一度の骨董市の日だけは大賑わい・・物を見る目を全く持って居らぬ私だから怖くて手を出せませんが、流石に茶道の中心地だけに良い品が出るンでしょうネ。品定めしてる皆さん方の眼つきの鋭さったら、もぅ大変!
尤も骨董市を見に来た訳じゃ無く、ソメイヨシノより少し先に咲き始める桜を愛でに参っただけ・・思わず散財し掛けましたが、開花予想にヤキモキするこの時期に成ると何度も護国寺さんを訪ねる私メで、今年も幾度も歩いて咲き具合を確かめてましたが、元禄十年(1697)に建てられたご本堂(国重文)脇はご覧通りに淡いピンクが満開で、漸くこうしてご紹介できる様に成りました
ソレは安行桜・・埼玉・川口市の安行と云えば東京近郊で最大の植木の街で、ちょうど百年前の関東大震災を機にソメイヨシノの故郷・駒込の染井郷から植木師達が大挙して移ったトコですが、その安行で戦後見付かった突然変異の早咲きがこの桜。ドウ云う経緯で護国寺さんのご本堂脇や不老門前の階段(三枚上の画像)に植えられてるのか判りませんが、兎に角コレが毎年楽しみな私メ
もっと早咲きの河津桜ほどピンクが濃くなく、ソメイヨシノより一週間ほど先に咲くのが安行桜で、この花が満開に成ったからには?國神社さま境内の標準木を眺める気象庁のお役人様により、東京の桜開花が宣言されるまでホント僅かな筈ですが・・はて?ま、こんな事でヤキモキするのは楽しくて、全くお目出度いと自笑してましたらこんな幟が。ちいかわの御朱印が貰えるのだとか
何しろ護国寺さんの三門前から南へ延びる音羽通り沿いは出版社の街で、今人気のキャラクター「ちいかわ」の胴元・講談社さんも山門近くに本社ビルを構えてますンで、自社キャラを使って地元のお寺を賑やかにしようと云うコトでしょうが、御朱印集めに興味を持たぬ私メだから俄然スルーして音羽通りを南下し、神田川沿いの遊歩道へ出れば毎年盛大に咲く河津桜が今年もご覧通り
と申し上げたいトコですが、神田川沿いの河津桜はこの辺りを偵察に参った初めの頃に咲いてただけで、護国寺さんで安行桜が咲き出す頃にゃすっかり散って今じゃ若葉が眩しい位。白やピンクの花弁も嬉しいですが、冬の寂しい景色が長かった分だけ若葉は目に一層喜ばしく、ならばと我がお散歩のホームコースたる川沿い遊歩道を五分ほど西へ進み、ドコよりも好きな肥後細川庭園へ
細川庭園はあと半月もすれば若葉が一斉に芽生える筈で、今年も晩秋の紅葉に至るまで拙ブログ旅日記で時折ご案内致しますが、庭園前を流れる神田川沿いは城北じゃ最初にソメイヨシノが満開に成る大名所で、ソチラの具合はどうかしらんと見てみれば、庭園の真ん前で一本だけ既にこんな具合・・但しこの木は毎年ずば抜けて早く咲くオッチョコチョイで、他の桜が揃って満開に成るのはやっぱ月末辺りかナ。次は神田川沿いの偵察を重ねませんと
★次回は「東京都渋谷区代官山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「歴史と文化が香る文の京(ふみのみやこ)」文京区観光協会HP
★「護国寺から江戸川橋!文京区音羽通りの名所を散歩する」護国寺ナビHP
★「桜開花予想2024 東京 埼玉 千葉など関東はいつ咲くの?満開はいつごろ?」NHK首都圏ナビHP
★「江戸時代の面影が今も残る!護国寺の魅力と境内のパワースポットを紹介」アソビュー!HP
★「護国寺は桂昌院殿のあくなき帰依の証〜綱吉公とその母の夢の跡〜」大江戸散策徒然噺ブログ
★「護国寺骨董市 毎月第2土曜日開催」同HP
★「2022桜の旅 文京区、護国寺の安行桜はほぼ満開」オーロラ特急 ノスタルジック旅日記ブログ
★「早咲きの桜!どんな種類が楽しめる?」知的な日々の過ごし方ブログ
★「アンギョウザクラ(安行桜)」GKZ植物事典HP
★「安行桜」あおぞらフォト2ブログ
★「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」講談社モーニングHP
★「文京区立 肥後細川庭園」肥後細川庭園パークアップ共同体HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「いかにんじん 福島県」うちの郷土料理・農林水産省HP
★「イカニンジンってなに?それっておいしいの?福島名物『イカニンジン』をフカボリしてみた」メシ通ホットペッパーグルメHP
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(去年の東京は史上最早の十四日の開花でしたが、今年は何時?)
つい先日の今月十一日で、忌わしき東日本大震災の発生から十三年経ちましたヨ。東京住いの私メでもあの日の辛い体験は未だ忘れられず、もう二度とあんな悲劇が起こらない様に心底願うばかりですが、日本列島に住んでる以上は今年元旦の能登半島の様に「いつか何処で大地震は又起こる」のは避け難く、予め出来うるのは万一の時の避難ルートの確認と、各家庭で避難用品等を用意しておくコト。大きな地震が起きる度に備蓄食料等のローリングストックの重要性が説かれますが、拙宅のソレとして用意してた備蓄食料の一つに「マルちゃんのいかにんじんごはん」が有りましたヨ。電子レンジで温めたり湯煎するだけで美味しく食べられるパックご飯はホント便利で、拙宅じゃ日頃から時折使ってますが・・福島・白河市に去年参った時に見付け、こりゃ面白い・備蓄食にして置こうと買ったのがコレで、イザと云う時の為に確保してたけれども幸い使うコトも無く賞味期限を迎えましたンで、漸く食べられる様に成りましたゼ。マルちゃんブランドの東洋水産さんはパックご飯の分野でも大手であるらしく、白飯だけじゃ無くお赤飯やら各種の釜めし・おこわにチャーハン・チキンライスにドライカレー、麦ごはんに玄米ご飯等々二十種類ほどパックご飯を売ってる中で、沖縄のじゅーしぃと並ぶ地方の名物ご飯なのが「いかにんじんごはん」。イカニンジンは細切りにしたスルメと人参を醤油・日本酒・みりん等で味付けした福島県中通り地方の郷土食で、コレを発展させたのが北海道の松前漬けだったりしますナ。私メも中通りへ参ると好んでコレを食べますが、マルちゃんは「大震災で一番被害を受けた福島県を応援する為に、福島産のコメを使ってイカニンジンでパックご飯を創ろう」と考えたらしく、中通りにある生産工場が知恵を絞って一昨年コレを全国に向けて発売開始した様。と云っても東京でコレを見た覚えは全く無く、買ったのも福島県内でしたから向こうで売られるのが専らなのかも知れませんが、その意気込みは実に素晴らしい!尤もイカニンジン風味は随分抑えめで、このご飯と一緒におかずとしてイカニンジンを食べたく成っちまう・・ならばソレも備蓄食として用意しようかナと思ってしまう私メ。福島好きな東京っ子として、コレからも福島県を応援して行きたいと思うばかりです
]]>三月に入って少し寒い日が続きましたが、今年も全国トップで咲き始めると予想されてる桜の開花まで、残りあと数日の我がまち東京。と云っても開花と満開にゃ些か時差が有りますから、見頃を迎えるのは今月末に成りそうですが・・御用あって吉祥寺まで参ったンで、多摩随一の桜の名所・井の頭池に寄ってみましたヨ
通ってた高校の近くだからと学生時分から吉祥寺の街とセットで楽しみ、何年か前までは持病の為に池畔の某クリニックへ通ってたりと、日頃から何かと参ってる我が青春の井の頭公園。と云っても今年は今回が初めてですが、この日は空気が妙に澄んでてナニかも煌めいて見える様な・・先ずは梅を求めて弁天池の最奥へ
井の頭池は水面をグルっと囲む桜の見事さで知られますが、西南の弁天池から動物園の方へ上がる斜面に約百二十本の白梅が植えられてますヨ。公園全体で桜の古木が五百本ほど枝を広げてるのに対し、本数は少なくとも梅はココだけ集中的に植えられてますンで、どこか別の有名な梅林へ参った様・・ココも井の頭ですが
そりゃ金木犀みたいに強くは無いけれど、桜と違って梅にゃ芳香があるンで鼻でも楽しめますが・・華やかさがドウにも足らず、ならば開花宣言前から満開の桜を愛でに、御殿山の雑木林を抜けてドンドン奥へ進んで行きましょ。あと一ヶ月もすれば若葉が鬱蒼と繁るこの森も、今は枝だけだから青空がキレイに見えますナ
森が繁りだす前は上だけじゃ無く、下もまた良く見える・・御殿山と西園との境を玉川上水が流れてますが、普段は岸辺が繁り過ぎて殆ど見えない水面もご覧通り。多摩川から直接引かれてた水が囂々と流れてた昔と違い、今は下水道場の再生水を流してますが、この日は空気が煌めいてましたンで清流みたいに見えますヨ
そんな玉川上水を渡って西園へ入り、更にドンドン奥へ進んだのは・・ジブリ美術館の近くで桜が満開だから。東京の桜の標準木が在るのは?國神社さまの境内で、気象庁の方がソレを見て毎年開花宣言を出してますが、都心より少し寒い分だけ開花の遅い多摩でソメイヨシノが先に咲く筈は無く、勿論こりゃ河津桜ですが
加えて大寒桜も満開で濃いピンクと淡いピンクが激しい競演を繰り広げてましたが、広い井の頭公園の一番奥まで来てソレを楽しんでるのは・・専ら地元の方ばかりかと。私ぁ更に奥にある西園駐車場を使うコトが多いンでこの辺りも良く来ますが、河津桜が散ったら西園で次咲くのは八重桜。ソメイヨシノじゃ有りません
ソメイヨシノが咲くのは吉祥寺駅に近いボート池の方で、行楽客は井の頭池(ボート池・お茶の水池・弁天池)をグルっと廻ると1マイルもあるから疲れちまうの?御殿山の雑木林を通り抜けた先の西園まで足を伸ばさないンですよネ。お陰でノンビリ河津桜を楽しみましたが、ボート池が花で包まれるのは来月初めかしらん
去年はちょうどソメイヨシノが満開。しかも平日午前の空いてる時間に来られましたが、果たして今年は桜を愛でに井の頭池まで参れましょうかネ。何しろ青春の街だから極力訪ねたいと願えども、いつ見頃に成るかはお天気次第・花次第。去年出来なかったスワンボートからの花見に挑みたいですが、上手く予定と合うか判らなくてヤキモキする、そんな時期があと何日かで来る様です
★次回は「東京都文京区音羽」への訪問記です★
(参考リンク)
★「吉祥寺オフィシャルサイト 吉祥寺.me」吉祥寺活性化協議会HP
★「吉祥寺は、だから面白い。」吉祥寺ってこんな街HP
★「吉祥寺の『歴史散策』に出かけよう。万葉歌人、将軍、太宰、みんな大好き」吉祥寺ズムHP
★「井の頭公園の歴史を江戸時代から詳しく解説!」吉祥寺時間HP
★「井の頭公園で梅が見られる場所や見ごろとおすすめポイント」東京都・埼玉県の花の名所と神社仏閣ブログ
★「【梅林/井の頭恩賜公園】『紅梅』『白梅』『クロッカス』『福寿草』/2024年2月」kyo♡happylifeブログ
★「御殿山の雑木林(武蔵野市)」みたかナビHP
★「井の頭公園内の玉川上水緑道」多摩てばこネット・ブログ
★「玉川上水の歴史」東京都水道局HP
★「井の頭恩賜公園の早咲きの桜(河津桜・寒緋桜・大寒桜) 2024年の見頃は?」歩いてみたブログ
★「井の頭公園で桜が咲き始めてた まずは西園から」むーなびHP
★「井の頭公園西園の河津桜満開」yasuonoblogのブログ
★「井の頭恩賜公園の桜 2024年の見頃と現在の開花状況は?」歩いてみたブログ
★「日本中、世界中のおいしさを心を込めてお届けいたします。」紀ノ国屋HP
★「紀ノ国屋で買いたいジャムおすすめ10選」VOKKA HP
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(鯉風のお仕事)
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(コロナ禍が完全に明けた最初の花見だから、混むンでしょうネ)
今年初めて吉祥寺へ参りましたンで、折角だからと紀ノ国屋さんへ・・青山に本店を持つ高品質スーパーで面白いモンや素敵なモノが沢山並べられてますが、今回は「偶々安売りしてたンで」コーヒーバターを。紀ノ国屋さんはオリジナルスプレッドやジャムが沢山在り、ソレが如何にも美味しそうナンですが・・問題はお値段がソレなりに高いンで私メみたいな貧乏人じゃ中々手が出せませんが、安売りしてたからコレなら大丈夫!と二瓶も買っちまうって実に馬鹿ですナ。ですが紀ノ国屋さんだから品質に間違いの有ろう筈は無く、こりゃ北海道産の加糖練乳に超微粉のコーヒーを加えたスプレッドで、トーストやパンケーキに塗って食べるのが宜しい様。ならばと厚切りにベッタリ塗って食べてみましたが、結構苦いから私メみたいなコーヒーなしじゃ暮らせぬ中毒患者は大喜び。ソレに最近パンを焼くのが得意なオーブントースターを買いましたンで、今回のコーヒーバターに限らず「トーストに塗ると美味しいモノ」を色々試そうかナと思ってる私メです
]]>東京生まれで今も住んでる東夷なのに、京都好きだからと時折上洛してる私メ・・普段は洛中や洛北を巡るコトが多いですが、ソチラは暖かく成ってからノンビリ廻りたいですし、前日傷めた足の甲の痛みが引いちゃ居らずでジックリ歩ける状態じゃ無く、ならばと電車で気軽に行ける伏見稲荷大社さまへ。何しろ京都駅からJR奈良線に乗れば、たったの二駅・僅か五分で着きますから
伏見稲荷大社さまはJRなら稲荷駅・京阪なら伏見稲荷駅が最寄りですが、土産物屋の並ぶ神幸道(裏参道)沿いに在る京阪の方が賑やかで、改札を出たら目の前に楼門(国重文・一枚上の画像)が聳える表参道のJRの方が近いのに静か。私メも専らココへは京阪で参ってましたンで、JRで来たのは多分初めてだったかも。日中は大変に混み合う内拝殿前も、朝早くは空いてて良いですナ
因みに参ったのはまだ朝八時前・・何しろココを詣でたらそのまま東京へ帰る予定ですし、コロナ禍の終結を受けてインバウンドが再加熱してる京都の中で、伏見稲荷大社さまは外国人観光客が盛大に集まるトコだから日中は騒々しく、明るい時間で静かなのは朝早くだけですし。と云っても同じ思案の彼らも居る様で、こんな早くからゾロゾロ向かうのは伏見稲荷大社名物「千本鳥居」
稲荷信仰にゃ神道系と仏教系が有り、前者はココ伏見稲荷大社さまを総本宮とするのに対し、後者は愛知・豊川市の円福山豊川閣妙厳寺さんが総本山。お狐様に奉納するモノも神道仏教で全く異なり、豊川閣さんにゃ「千本幟」と称する白い幟が数え切れぬほど沢山立ち並んでますが、伏見稲荷大社さまは「千本鳥居」と称する朱塗り鳥居が、奥の院へ向かう参道沿いにズラリズラズラと
外国人観光客が洛中から少し離れたコチラまで足を態々伸ばすのは、一重に「千本鳥居が珍しいから」・・僅か四百mほどの参道に一千基以上の鳥居が続く風景は世界唯一で、彼らだけじゃ無く私メだって「千本鳥居が珍しいから」と参ったンだから似た様な類ですが、朝早くなら人影が余り多くないンで少し待てば人影のない赤いトンネルが見られる!昔はいつもこんな感じでしたケド
東山三十六峰の南端・稲荷山全体が伏見大社さまの霊域で、西麓の御本殿から山頂の奥宮をグルっと廻る参道は約四km・・枕草子にゃ著者の清少納言女史がふと思い付いてソレに挑み、日頃の運動不足を大いに嘆いたとの記述が出て来ますから、一千年以上前からこの参道は在った訳ですが・・朱塗りの鳥居を奉納する様に成ったのは江戸時代ですし、盛んに成ったのは戦後以降だとか
大変失礼な申し様ですが、鳥居奉納が戦後盛んに成ったのは伏見稲荷大社さまの懸命な御商売の現れで、鳥居がギッシリ立ち並んでるのは参道全体の十分の一ほど・・てぇコトは「その気になれば」もっと沢山立てられるのか!等と考えちまう私メですが、傷む足の甲は赤いトンネルを通り抜けた先・新池そばの熊鷹社まで登ったトコで悲鳴を上げ、今回もココより先へ進めませんでした
つまり運動不足の清少納言女史に負けた訳ですが、愚かな東夷は「何れ足の調子を万全にしてリターンマッチを挑んでやる」「朝早くなら伏見のお稲荷さんも混んでないのを確認しに来たンだ」と負け惜しみしつつ、敗者は敗者らしく寂しく下山する羽目に。次第にすれ違う外国人観光客の姿が増えて来ましたンで、早起きして参っただけの甲斐は有ったンだよネと思うコトと致しましょ
てな訳で麓に降りたら未だ九時前で、神幸道の土産物屋街は開店前でナンとも寂しい限り・・あと一時間もしたらインバウンドの狂騒が荒れ狂うのでしょうが、今回の朝早い伏見稲荷や前回ご案内した長岡京の様に選べば外国人観光客の騒がしさに困らずに済む場所も結構ある訳で、同じ京都でも私ぁそんなトコを選んで次からも訪ねたいと思いますネ。さ、東京へ帰ると致しましょうか
★次回は「東京都武蔵野市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「とっておきの京都」京都市観光協会HP
★「京都観光オフィシャルガイド」京都観光Navi HP
★「号外NET伏見区」本氣(マジ)メディアHP
★「京都・伏見周辺の観光スポット9選!神社にグルメに酒造見学まで♪」aumo HP
★「JR奈良線・稲荷駅 改札を出たら目の前は伏見稲荷大社の表参道! 徒歩0分の好アクセス」ふしみいなりガイドHP
★「はじめて伏見稲荷を訪れる人が楽しく観光できる情報を」ふしみいなりガイドHP
★「千本鳥居でお馴染み! 伏見稲荷大社の見どころ・楽しみ方」そうだ京都、行こう。JR東海HP
★「伏見稲荷大社の表参道 大きな鳥居から楼門までが一直線の美しい参道」ふしみいなりガイドHP
★「ここに行けばこん様に会える?伏見稲荷大社のきつね像」夢と知りせばHP
★「京都 伏見稲荷大社の千本鳥居の意外な実数が判明!『歴史・意味・所要時間 実際の本数』などを説明!」伏見稲荷大社・御朱印HP
★「[伏見稲荷]鳥居の魅力をぜ〜んぶ紹介します!意味・数・値段も!?」ごりらのせなかHP
★「熊鷹社 稲荷山の中腹にある協力なパワースポット!」ふしみいなりガイドHP
★「清少納言が涙するほど苦しかった稲荷山登山」開運日和HP
★「インバウンド人気ナンバーワンの神社は伏見稲荷大社 ―外国語の口コミを分析」nippon.com HP
★「伏見稲荷大社の参道を彩る商店街」伏見稲荷参道商店街HP
★「京都のパン屋さんSIZUYA」志津屋HP
★「『カルネ』を生んだベーカリー『志津屋』の魅力とは?<京都パン巡り?>」るるぶ&more HP
★「お前は本当にカルネなのか!?『デニッシュカルネ』との遭遇【SIZUYA(志津屋)のパンめっちゃ食べてみる:6】」Q−WEST HP
★「【志津屋】新食感のカルネ<デニッシュカルネ>」IKUIKUの愉しみブログ
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★「973 【スイーツ54】紫式部センセも「宇治抹茶ソフト』を食べたがるか?」
★「1019 【お米料理72】隠元禅師と煎茶道と「衣笠丼』」
★「1361 【揚げモン48】伏見稲荷と『大き過ぎる京揚げ』」
★「1731 【名物パン184】黄昏の伏見で『サンライズ』を」
★「2029 【名物パン220】氷雨ふる嵯峨嵐山で『カスクート』を」
★「2262 【名物パン259】夏の水遊びは『ペッパーカルネ』を連れて・・祇園白川」
★「2420 【名物パン286】巨大伽藍の東福寺で『京風メロン』を」
★「3080 【お米料理304】お稲荷さんの総本宮と『沖縄のいなりめし』・・伏見」
★「3081 【調味料類43】酒蔵の並ぶ街で『創味のぽん酢』を・・伏見」
★「3515 【呑みモン127】幻の伏見幕府と『山田錦のビール』」
★「4007 【麺類色々439】お狐さんだらけの街で『ポンポコラーメン』を‥豊川」
★「4376 【スイーツ472】京都西山サイクリングと『チョコレート八ツ橋』・・長岡京」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(観光公害に対する京都市民の不満は大変で、何れ爆発しそうナ)
と云う訳でお土産を伏見稲荷大社さまの参道で買えず、京都駅まで戻って探すコトに成りましたが・・序でに新幹線コンコース下にお店を出してる志津屋さんへ参りましたら、今まで知らなかったカルネを発見・・それが「デニッシュカルネ」!世間一般が抱く和風のイメージと違い、実際の京都は洋風の物がエラクお好きな街で、例えばパン好きに掛けちゃ全国トップクラス!拙ブログ旅日記でも京都らしい名物パンを時折ご紹介してますが、京都人のソウルパンと云えば市内各地にお店を出してる志津屋さんの名物で、丸いフランスパンにボンレスハムとスライスオニオンを挟んでマーガリンを塗った「カルネ」。至ってシンプルな調理パンですが、シンプルだからこそ飽きが来ない美味しさで私メも好物だからと上洛すると幾つかソレを買い、(記事にゃしませんが)お散歩する際の行動食にしてますし、チーズカルネやらペッパーカルネを東京へのお土産に買って帰ってますが、コロナ禍で下がった売上げを回復せんと一昨年春から売り出されてたのが新作のデニッシュカルネ。中身はフツーのカルネと一緒でも挟むパンが平べったくて少し甘いデニッシュに変わってて、今までのフランスパンじゃ噛み切れない高齢者や子供でも大丈夫かも。ナンで今まで気付かなかったンだろうと驚きつつ、ペッパーのと合わせて二つのデニッシュカルネを東京へのお土産の一つにしましたが、随分食感は違うけれど塗られたマーガリンは確かにくカルネの味!と云うコトはカルネ=志津屋特製マーガリンなのかも知れず、次はそのマーガリンを買って帰ろうと考えてる私メだったりします
]]>御縁あって拙宅のある東京から京都へ時折参ってる私メですが、折角上洛しても専ら洛中や洛北を巡るばかりで、洛外や郊外にゃ滅多に足を踏み出してませんネ。ですが今回は京都市内から飛び出して西山の古都・長岡京市へ・・前回ご案内した東京の千歳烏山と同じく今までに何十度もココを通過してたのに、阪急京都線の特急が停まる長岡天神駅で降りるの初めて!知らない街を訪ねるってワクワクしますが、はてさてドチラへ進めば宜しいのやら
南以外の三方を山で囲まれた京都盆地の内、有名観光地の多い東山や北山なら御存じの方も多いでしょうが、今回訪ねた「西山」ってナニ?言うまでも無く御所(内裏)から見た西方側の山々や麓の街々のコトで、京都市の西京区から天下分け目の天王山に掛けて(=阪急電車が走り抜ける辺り)がソレに成りますが、長岡天神駅近くに広がるのが八条ヶ池。この辺りは菅原道真公の所領だったソウで、駅名に成ってる長岡天満宮はこの池の奥に在るンだとか
「在るンだとか」と云う表現に成ってしまうのは、コチラへ参る途中に足の甲を傷めまして・・いつもの様に颯爽と歩ける様な状態じゃ無かったから。だったらお宿に戻って痛みの治まるのを待てば良いンですが、普段参らぬ西山へ意を決して向かった以上、素直にUターンしちまうのは如何にも勿体なく・・次いつ来れるか判らンから「なるべく歩かなきゃ良かろう」と、電動アシスト付きのシェアサイクルを借りて廻ったって、我ながら阿呆ですナ
日頃使わぬシェアサイクルを借りた理由の一つは、前々から気に成ってた西山光明寺さんへ参りたかったから。但し長岡天神駅から随分遠く、しかもダラダラ続く坂道を登った先・・普段なら頑張って歩きますが今回は無理!さて同じ京都の東山を巡る時、浄土宗の大本山・金戒光明寺(くろ谷)さんに良く寄る私メですが、同じ光明寺なれども全く別のお寺が西山に在って、ソコは法然上人が初めて南無阿弥陀仏の念仏を説かれた地だと聞いてましたヨ
山門(二枚上の画像)傍に自転車を置き、長く続く石段を休み休み登って御影堂前まで行けば法然上人さま・・どの宗教でも良くある話ですが、浄土宗は開祖の法然上人のお弟子さんが夫々「師匠の教えはワシが一番判っとる」と分派し、遂には親鸞上人が浄土真宗と云う全く別の宗派を押し立てたりしてますが、西山光明寺さんは知恩院さんや金戒光明寺さん等の鎮西派に次ぐ勢力を誇った西山派の総本山。しかも法然上人を荼毘に伏した地ナンだとか
因みに西山光明寺さんの開基は源平合戦の悲劇の武将で、法然上人に深く帰依した熊谷次郎直実公!だったりしますが、丘上の御影堂から急な石段を降りたこの辺りが法然上人の荼毘地。宗派を開く程の高僧って半端なく、浄土宗を開くと決心された時に比叡山の山中が光り輝いた(金戒光明寺さんの寺名由来はコレ)ソウですし、ココで荼毘に伏した時は石棺が光り輝き・・驚いた帝から光明の勅額が与えられた(西山光明寺さんの寺名由来がコレ)とか
そんな西山光明寺さんが在るのは、平城京(今の奈良市)と平安京(今の京都市)の間の都だった「長岡京」三条大路の西端(画像右)辺り。桓武帝により延暦三年(784)に西山の麓に都が遷され、東西4km強・南北5km強の新都には南北九条・東西八坊の大路が設けられ、内裏(御所)を中心に貴族の邸宅や寺社が並んでたとか・・但し僅か十年でこの都は廃され、立派な御殿等は平安京へそっくりそのまま移築したンで、忽ち荒れ果ててしまったそうナ
シェアサイクルを借りた理由その二が「長岡京を探してみる」コトで、千二百数十年前の廃都の痕跡が残ってないのは覚悟してましたが・・ホント何も在りませんゼ。平安京へ遷る際に建物やら何やら根こそぎ持って行った様で、発掘された大極殿跡だけが唯一の面影ですが、ソコへ参ったら北隣りの向日市に入っちまったヨ!平城・平安の両都とほぼ同じ大きさの都なのに、自転車だと行動範囲が実に広く・・歩きじゃとてもココまで来れなかった筈
ま、今回みたいにスマホで手続きしたらすぐ借りられるシェアサイクルで巡るのも良いナと再認識しましたが、借りたからには返さなきゃ成らぬ訳で・・長岡京市と向日市はシステムを共用してるから別の市でも返せますが、返したいポートに空きが無いとソレを置いて帰れないらしく、ココなら空きが今あるとスマホに表示されたポートを目指し、長岡天神から二つ京都寄りの東向日駅まで走らにゃならぬ結果に・・あぁ草臥れた。そしたらホームに入って来た準急は阪急が「ちいかわ」とコラボしたうさぎ号で、運転室内の車掌台にゃ兎のぬいぐるみが座ってましたネ。同じ阪急の宝塚線に乗って箕面へ以前参った時は車掌台にミッフィーが座ってましたから、ドウも阪急電車はこう云うのが好きな様です
★次回は「京都府京都市伏見区」への訪問記です★
(参考リンク)
★「歴史と花とやすらぎのまち」長岡京市観光協会HP
★「もうひとつの京都 乙訓」乙訓商工・観光協議会HP
★「えぇやん長岡京」長岡京市商工会HP
★「【長岡京市観光】SNS映え観光スポットから長岡京グルメまで一挙紹介!」KYOTO SIDE〜もっと知ってほしい、京都のいろいろ。〜HP
★「京都西山って?」京都西山・大原野保勝会HP
★「長岡京市でシェアサイクリングするならハローサイクリング」HELLO CYCLING HP
★「【京都府】京都西山エリアでサイクリングのススメ 自転車観光が熱い!〜ツール・ド・京都西山〜」ちりりんHP
★「長岡天満宮 八条ヶ池」長岡京市役所HP
★「西山浄土宗 総本山」報国山念仏三昧院光明寺HP
★「京都・長岡京市の西山浄土宗総本山光明寺。紅葉が見事な古刹」TOKK阪急沿線おでかけ情報HP
★「奇跡の舞台、長岡京市にある光明寺の歴史」ふるさぽHP
★「法然が初めて念仏を唱えた光明寺の風景」心と体のなごみブログ
★「熊谷直実と平山武者所季重」平家物語 写真で巡る都の春秋HP
★「『長岡京』とは」長岡京市役所HP
★「幻の都といわれた『長岡京』。わずか10年ほどで遷都したのはなぜ?【親子で歴史を学ぶ】」小学館HugKum HP
★「幻の宮都『長岡京』を探る!」長岡京!よろパラ・ブログ
★「長岡宮大極殿跡・小安殿跡」向日市役所HP
★「大極殿公園(長岡京)」歴史のあとブログ
★「ちいかわ×阪急電車コラボキャンペーン」阪急電鉄HP
★「八ッ橋入りのクランチチョコ チョコレート八ッ橋」本家西尾八ッ橋HP
★「京都で一番古い八橋やさんの お菓子 チョコレート八ッ橋」華麗なるスターバックスマダム・ブログ
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★「4157 【スイーツ435】京都駅クリスマス2022と「焼きいも八ッ橋」」
★「4179 【スイーツ439】冬晴れの嵯峨野・化野で『ミルキー生八ッ橋』を」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(平安京と同じ広さの都を歩いて廻るのは、元々無理なお話かと)
今回みたいに自転車を借りて巡るのは確かに楽ですが、些か難点に思えるのがスーっと通り抜けちゃうンで、道端の珍しいモノや美味しそうなモノに気付き辛いコト。加えてシェアサイクルだと鍵の開け閉めをスマホアプリで一々行わねば成らず、余りにソレが面倒で気に成ったお店でも寄るのを躊躇してまいますンで、折角参った西山なのにナニも食べず、ナニも買わずで帰りの電車に乗ってしまいましたヨ・・足の痛みは増す一方でしたしネ。てな訳で京都のお噂で困った時の「西尾頼み」を行使せざろう得ませんが、京都市内にゃお土産の大定番・八ッ橋を造る会社が十四社もある中で、元禄二年(1689)創業と最古を誇るのがくろ谷の金戒光明寺さんの近くに本店を構える本家西尾さん。八ッ橋発祥のお店だけにオールドスタイルの硬い八ッ橋から柔らかい皮で餡子を包んだ生八ッ橋まで商品は色々ありますが、私ぁ餡子以外の甘いモノを挟んだ「あんなま」シリーズが好きで、拙ブログ旅日記じゃ京都の記事で御案内する食べモン困るとソレをご紹介してますが、今回は「チョコレート八ッ橋」。要するにチョコ味した餡子を挟んだあんなまだろうと皆様お思いでしょうし、私メもソウだと思ってたンですが・・意に反してカカオ・抹茶・イチゴと三つの味のチョコレートクランチだったンで吃驚仰天!せめて皮で包んでよ、コレの一体ドコが八ッ橋なのさ!責任者出て来いと叫びたく成りましたが、添付のしおりを読めば「砕いた八ッ橋の皮をチョコと一緒に練り込んだ」クランチらしく、言われてみれば八ッ橋の皮の味=ニッキの味がしますナ。しかもバレンタインデー向けの季節商品じゃ無く、十数年前から一年中売られてる本家西尾の定番商品ナンだとか・・やっぱ私ぁあんなま派ですがネ
]]>東京の生まれ育ちで今も都内に住んでる私メですが、日頃の行動範囲は拙宅のある城北エリアと山手線の中が専らで、狭い様で実は広い大東京だから・・未だに行ったコトの無い街が沢山在りますヨ。今回訪ねた世田谷区のほぼ北端・千歳烏山界隈もその一つで、学生時分から京王電車に乗って何十度もココを通過してたのに、いざ街ン中を歩くのは生まれて初めて!どんなトコかしらん
そんな東京よりも関東平野はもっと広く、北部の栃木県にゃ那須烏山市と云う小さな城下町が在り、私ぁ御縁あって時折参ってますが「烏山へ行った」と言うと、世田谷の千歳烏山に出掛けたンだと間違われてばかり。栃木の方は一羽のカラスの導きで小高い山に城を築いたのが由来と聞きますが、こちら世田谷はカラスが沢山住む森がここら辺に在ったンだとか・・鎌倉時代の頃ですが
勿論今の千歳烏山(千歳はこの辺りの旧村名)界隈は満遍なく住宅地に変わってて、駅前やその近くにカラスの住む森なんか在りゃしませんが、一km半ほどテクテク歩くと武蔵野の雑木林が残ってたりする。ソレが昭和十三年(1938)に開園した「蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)」で、その頃の世田谷はこんな風景が大きく広がってた様。戦後の開発を免れたのは都立公園なればこそ
当然初めて参ったトコですが、私ぁ名前を前から知ってる・・但し蘆花恒春園じゃ無く、京王電車の駅名(千歳烏山の一つ隣り)にも使われてる通称「芦花公園」で!明治の文豪・徳富蘆花センセの旧宅だったトコで、病がちだった文豪は半農生活を致さんと明治末にココへ移り住み、五十八才で病没されるまでの二十年ほどを過ごされただけじゃ無く、園内に奥さまと共に葬られてますヨ
明治末の世田谷は今と違って寂しいトコで、しかも駅からソレなりに離れてるンで半隠遁の園地を広く構えられたのでしょうが、蘆花センセが暮らした旧宅や書院は奥さまが亡くなられてから敷地と共に東京市(当時)に寄贈され、周囲も含めて都立公園として公開されてます・・因みに「恒春」は台湾に御縁のあった蘆花センセが、同島の南端にある村の名を縁起良しと自園に付けたとか
台湾好きにかけては蘆花センセに劣らぬ私メで、最近参ってませんが・・あの島を一体何周したか判らぬ位。南端の恒春鎮(村)は胡蝶蘭が自生する位に温暖で、四季恒に春の如くと云うのでソウ呼ぶのだとか。あちらの三月の平均最高気温は27℃を超してる様ですが、こちら世田谷の恒春園も台湾より十数℃低くとも春を迎え、園南端の花の丘じゃ菜の花が満開でご覧通りに真っ黄色!
そしてココでも河津桜!と云っても咲いてるのは一本だけでしたが、一枚上の画像でもお判りの様に真っ黄色の先にこのピンクだから・・尚更に鮮やかに見えますゼ。なお前回ご案内の霞ヶ関の河津桜はすっかり葉桜に成ってしまいましたが、東京二十三区のほぼ西端・烏山界隈は多摩川が近いから?地面が冷たいのかな。同じ河津でも咲くのが少し遅く、満開をもう一度見られて大満足
台湾の菜の花の盛りは二月初め・・東京より一ヶ月ほど早いですが、あの島の南東・恒春鎮に近い田園地(=池上米の産地)を列車で通り抜けた時、車窓に真っ黄色の風景が延々続いたのがホント懐かしい!もう十数年前のコトだから随分変わっちゃってましょうが、蘆花センセの居られた頃と今の世田谷ほどの大変貌はない筈。菜の花に続いて花の丘は、チューリップが咲き始めるそうナ
てな訳で蘆花恒春園を訪ねた後は、再びテクテク歩いて駅前まで戻りましたら・・駅北側の区民会館の壁に気に成る垂れ幕が。聞けばオウム真理教の残党の一つの本部が近くに今も在るらしく、その撤退を求めて厳しい監視が地域ぐるみで行われてるとか。彼らが起こしたテロ事件から三十年近く経ちますが、私メも既んでで地下鉄サリンに巻き込まれるトコでしたンで他人事じゃ無く、初めて来た街なのに昔の事を思い出してばかりの千歳烏山でした
★次回は「京都府長岡京市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「エンジョイ!SETAGAYA」世田谷区産業振興公社HP
★「世田谷ローカル」SETAGAYA LOCAL HP
★「千歳烏山を中心に地域情報をゆるーくご紹介」ちとからドットコムHP
★「世田谷を楽しもう!」風の旅人 世田谷散策記HP
★「千歳烏山ってご存知?」さんたつby散歩の達人HP
★「おすすめ散歩マップ(烏山地区)」世田谷区役所HP
★「『京王電車』開通前後の沿線の様子 〜 千歳烏山・調布」三井住友トラスト不動産HP
★「蘆花恒春園」公園へ行こう!東京都公園協会HP
★「蘆花恒春園」東京とりっぷHP
★「徳富蘆花」旅ムック.com熊本HP
★「蘆花恒春園 蘆花さんの面白さを知る散歩」さんたつby散歩の達人HP
★「蘆花恒春園花の丘」世田谷散策記 〜せたがや地域風景資産〜HP
★「菜の花越しに丸いガスタンクが映える!蘆花恒春園に春の足音が聞こえ始める」Yahoo!ニュースHP
★「武蔵野を愛した文豪の住まい蘆花恒春園へ〜♪」花つむぎ教室のブログ
★「【台湾で一番台湾が残ってる街】恒春の概要と観光案内」GoGoザウルス・ブログ
★「【Meet Colors!台湾】感嘆のイエローを感じる『縦谷』」台北ナビHP
★「オウム反対!」烏山地域オウム真理教対策住民協議会HP
★「懐かしい昭和レトロな深大寺門前そばの『肉そば+温泉玉子+おはぎ』【千歳烏山】」雑誌Begin公式HP
★「深大寺門前そば千歳烏山店のメニュー9品。昭和の香りが残る立ち食いそば」蕎麦と町中華と銭湯とブログ
(関連する記事)
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★「1675 【お魚料理88】新撰組・近藤勇と『新島のくさや』・・調布」
★「2006 【今川焼き20】下高井戸で『薄皮たいやき』を」
★「2091 【調味料類26】『超高級マヨネーズ』とキューピーたち・・調布」
★「2333 【調味料類31】人生の登り降りと『甘〜いマヨネーズ』・・三軒茶屋」
★「2426 【お米料理216】成城石井本店と成城大学食で『唐揚げドリア』を」
★「2427 【スイーツ184】今も現役!お菓子のホームラン王『ナボナ』・・自由が丘」
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★「3087 【スイーツ261】太子堂のナゾと『りんごジャムサンドクッキー』・・三軒茶屋」
★「3562 【呑みモン131】大田黒公園の紅葉と『ビアチェッロ』・・荻窪」
★「4050 【野菜果物146】新緑の等々力渓谷と『ブロッコリーの葉っぱ』」
★「4173 【呑みモン193】井の頭池に咲く白梅と『完熟梅ピューレスパークリング』・・吉祥寺」
★「4213 【スイーツ442】桜咲く井の頭池2023と『小倉ネージュゆずなごみ』・・吉祥寺」
★「4252 【麺類色々462】オオムラサキと湧水と『深大寺そば・天ざる特盛』と・・調布」
★「4301 【スイーツ459】秋空の井の頭池と激甘『ペルニゴッティ・クレミーノ』・・吉祥寺」
★「4302 【お米料理483】秋の動物園で彫像とヒトの檻と『肉いせやの牛丼』・・吉祥寺」
★「4352 【麺類色々478】深大寺のゆっくり初詣2024と『温かい深大寺そば』・・調布」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(蘆花センセは武蔵野の雑木林を『落葉林』と表現されたそうナ)
駅前まで戻って北口商店街をブラつきましたら、「深大寺門前そば」なる立ち食いそば屋を発見・・京王線でもう少し先の調布市に深大寺と云う、都内で二番目に古い名刹が在りますが、私ぁソコを詣でては名物のお蕎麦を「深大寺門前そば本舗」さんで啜るのが通例で、拙ブログ旅日記でも時折ご案内してますが・・ほぼ同じ名前なのは繋がりが有ってのコトかしらん。ならばと入ってみますと京王沿線にゃ昔この名前の立ち食いそば屋が結構在り、調布の本舗はその本店ナンだとか。但し大手に負けてドンドン店は減り、駅前に残ってるのはココ千歳烏山店だけらしく、日頃の御縁もあるし小腹も空いてましたンで、名物と仰る「肉そば」を頼んでみましたが・・緑がかったクロレラ麺の本舗と違い、如何にも立ち食い然したフツーの茹で麺。ですがカツオ節の効いた甘めのお汁は本舗と一緒の味で、乗ってるお肉はラーメン用の焼き豚みたい・・不思議なお蕎麦が有りますナ。尤も二百円追加すれば本舗と同じクロレラ麺に変えられる様で、次回また千歳烏山へ参る機会が有ったら試してみたいかも。でもソレなら本舗さんで食べたら良い訳で、はてさて如何したモノかと少し悩む私メです
]]>都内は三月に入って春めいた陽気が増え、寒がりの私ぁホント有難く思ってますが嬉しいのは人だけじゃ無く、拙宅近くの染井生まれの都花ソメイヨシノの開花は例年以上に早まる様で、現時点の予想じゃ十八日頃・・つまりあと二週間!もちろん満開に成るにゃもう少し掛かりますが、既に満開の桜を求めて霞ヶ関界隈へ
霞ヶ関と云えば中央官庁の集まる街ですが、国の舵取りで日夜忙殺されてるお役人方を少しでも慰めようと?界隈にゃ桜が多く植えられてまして、中でも毎年早咲きなのが外務省前・・勿論ソメイヨシノの筈は無く、淡いピンクの花びらがキレイな陽光桜。厳しい気候でも咲くからと、海外に贈呈されるコトの多い桜だとか
相互理解の為に日本の文化を知って貰うのは大切で、中でも桜は美しさの象徴として世界各国に贈られてる様ですが、向うの方々にも喜んで戴けてるかしらん。そんな外務省前の桜咲く坂道を登った先に「国会前庭」が在りますが、ココはその名通りに国会議事堂の前に広がる庭園で、知られざる桜の名所だったりしますヨ
衆議院が管理する前庭は国会の正門前に延びるイチョウ並木を挟み、北側が洋式・南側が和式と二つの庭園に分かれてますが、早咲き桜の名所なのは三権分立を表す時計台が聳える北側。戦前は陸軍省や参謀本部のあったトコで、流石にその頃からの木は残って無いでしょうが、陽光より淡いピンク色の花びらの寒桜が満開
逆にピンクが濃いのが河津桜・・陽光桜は愛媛県生まれと聞きますが、より華やかなコチラは名前通りに伊豆半島の河津から全国に広まり、今や三月初めに咲く桜の代表格に成った感が・・記事にしてませんが拙宅近くでも盛大に咲いてましたネ。前庭の木々は各県から寄贈されてますンで、本家の静岡県から来たモノかも
伊豆の河津じゃ最初の一本が今でも咲くらしく、是非ソレを盛りの時期に見に参りたいと思いつつ、未だ果たしてませんが・・最初の木から生まれた子孫の中で最も尊い場所で咲いてるのは、皇居のお濠を見下ろす斜面に多く植えられてる前庭以外あるまい!お堀端を走る車やランナー達からも、注目を浴びるココの河津桜
なのに前庭ン中はガ〜ラガラ。尤もコリャ何時来ても一緒で、政府や与党へ抗議活動する人達が国会前でよく騒いでますンで、この辺りは一般の近寄るべき場所じゃ無いと認識されてるのかも。ですが前庭は出入り自由の公園・・訪ねた日も正直騒々しかったですが「言論の自由は守らねば」。そう思いつつ北側から南側へ
同じ前庭でも戦前は迎賓館代わりに使われた離宮だったのが南側で、勿論当時のモノとは違いますが・・回遊式庭園に加えて川まで流れてる!しかも自在に歩き回れますンで、川の畔まで出て手を突っ込んでみたり・・お場所柄ドコかから監視されてるでしょうがタダの呑気な講釈師で、国に仇なす心算は無いンで御容赦を
ま、折しも衆議院(画面左側)じゃ新年度予算の成立に向けて与野党の激しい鬩ぎ合いが行われてた最中で、そんな時にこんなトコへ来る方が悪いと叱られソウですが・・河津桜が満開だったンだから仕方無いでしょ。会期延長が無ければGW明けに一般も入れる筈だから、そしたら久しぶりに見学に参ろうかと思う私メです
★次回は「東京都世田谷区千歳烏山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT CHIYODA」千代田区観光協会HP
★「政治の中枢を担うだけじゃない!永田町の観光スポットまとめ10ヶ所」skyticket HP
★「桜開花予想2024 東京 埼玉 千葉など関東はいつ咲く?“平年より早いところも”」NHK首都圏ナビHP
★「霞ヶ関・虎ノ門 中央官庁の集積地」三井住友トラスト不動産HP
★「中央官庁街散策」ALiS HP
★「Ministry of Foreign Affaires of Japan」外務省HP
★「国会通りの坂 陽光桜」麹町界隈桜開花情報ブログ
★「The House of Representatives,Japan」衆議院HP
★「House of Councillors The National Diet of Japan」参議院HP
★「国会のトリビア」国民民主党こくみんうさぎHP
★「国会前庭(北庭・南庭)」衆議院HP
★「国会議事堂前に広がる庭園『国会前庭』(千代田区・永田町)」シマグニノシマタビ・ブログ
★「永田町 国会前庭 梅と寒桜と河津桜」rodkhead-tの鯛靴日記ブログ
★「国会前庭は一押しビュースポット」麹町界隈桜開花情報ブログ
★「国会前庭 寒桜」麹町界隈桜開花情報ブログ
★「乾杯をもっとおいしく。」サッポロビールHP
★「サッポロ サクラビール」サッポロビールHP
★「サッポロビール サクラビール 2024」ビールが好きなんです。ブログ
★「サッポロビールの『サッポロ サクラビール』」note yamashin0120ブログ
(関連する記事)
★「1298 【名物パン119】桜咲く霞ヶ関官庁街で『頭脳パン』を」
★「1954 【お米料理150】国会議事堂で『スペシャルランチ』・・永田町」
★「2206 【野菜果物75】国会議事堂の前庭と『巨大トマトピューレ缶』と」
★「2780 【麺類色々239】桜咲く永田町・霞ヶ関と『東京の都そば』」
★「2813 【お米料理264】滅多に見れない衆議院と「国会にも在る吉野家」・・永田町」
★「3298 【麺類色々332】黄葉の国会議事堂と『韓国チャンポン』・・永田町」
★「3632 【お米料理380】桜とネモフィラと国会と『国交省の牛丼超特盛』・・霞が関」
★「3653 【呑みモン141】コロナ禍を抜けて・・池袋の桜2020と『サクラビール2020』」
★「3718 【スイーツ325】秋晴れの国会前庭と『井村屋のホットケーキまん』・・永田町」
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★「4245 【やきそば460】日比谷公園のユリと日本領土と『プルドポーク・ロメスパ』」
★「4260 【揚げモン94】梅雨明けの丸の内と『アフリカンチキンかつ』」
★「4300 【お肉料理191】惜敗!ラクビーW杯2023と『シャブルーチーズ』・・丸の内」
★「4323 【麺類色々473】黄金色の行幸通り2023と『東京駅の二郎系』・・皇居前」
★「4329 【団子饅頭145】皇居乾通り・紅葉の通り抜けと『白黒赤福』」
★「4361 【呑みモン201】東京で一番最初に咲く桜2024と『ジノン・ジンサワー』・・番町」
★「4362 【やきそば472】丸の内イルミネーション2023と『辛味噌ビーフ焼きスパ』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(与党は問題だらけですが、野党第一党はソレ以前の問題でしょ)
そりゃソメイヨシノじゃ無くて河津桜ですが、今年もこうして桜が咲いたコトだから・・お祝いにビールでも飲みましょ!と云っても国会前庭じゃ場所柄「飲酒を伴った花見」は禁止されてますし、抑々アルコールを持ち込んじゃダメな場所だろうと・・禁止事項として書かれちゃ居りませんが、ドウ考えても警備のお巡りさん方に叱られてしまいそう。てな訳で自宅まで持ち帰ってサクラビールを・・毎年二月に成るとサッポロビールさんが売り始める季節限定のビールで、サッポロの前身会社の一つで九州が本拠地だった帝国ビールの主力ブランドがこの「サクラ」。昭和十八年(1943)の戦時統合で大日本麦酒が誕生した時に廃止されてたのを、サッポロさんが当時の文献を読み込んで五年前に復活させましたンで、早速ご紹介した覚えが有りますが・・以来毎年桜が咲くのに合わせて復活してますナ。尤もサクラと云っても中身がピンク色の訳じゃ無く、むしろフツーのビールより色が濃いですし、少しスモーク感ある元気な味わい・・飲み応えあるとでも言えば良いのかしらん。と云っても私メ最愛のエビスビールほど苦い訳じゃ無く、ソレが苦手な方でも楽しめそうな液体の桜です
]]>早いモノで今日から三月・・あと少しで冬が終わると思うと嬉しく成りますが、今年の都内は花粉が随分多く舞ってるからアァ辛い!主治医Nセンセに処方箋を出して貰った強い薬が効き始めるのを待ってますが、御用あって新橋駅前の再開発地・汐留シオサイトの方まで参りましたンで、その辺りをブラついてみましたヨ
旧国鉄汐留貨物駅跡を二十年ほど前に一新したのがシオサイトですが、そこは日本初の鉄道駅・初代新橋駅の在った場所ですし、江戸時代は大名屋敷が並んでた辺り・・更に遡れば海辺に広がる湿地帯で、幕府が全国諸大名に命じて埋立てさせたトコだったンで汐留と呼びますが、首都高を潜って海側に出れば全くの別世界
ソレは四代将軍・家綱公の頃に汐留に続いて埋立てが行われ、初めは家綱公の実弟で甲府二十五万石の殿さま綱重公の下屋敷と成り、やがて幕府直轄の浜御殿から皇室所有の離宮を経て、昭和二十一年(1946)より都立庭園として公開されてる「浜離宮恩賜庭園」・・春先の庭園はドコも梅が見事ですが、ココでも満開!
そして春先の浜離宮と云えば、シオサイトの超高層ビル街をバックに広がる色鮮やかな菜の花畑・・近くまた記事を書く心算の細川庭園を初め、都内にゃ大名や華族の屋敷だった庭園が結構残ってますが、都内・都下合わせて九ヶ所ある都立庭園にゃ夫々特徴が有り、都心でこの時期こんなに広い真っ黄色を他に知りません
だもんで花粉で辛いのを我慢して、毎年の様に鮮やかな黄色を求めてココまで参る訳ですが、集まるのは人ばかりじゃ無く・・菜の花畑にゃムクドリが沢山で、ピーチクパーチク喧しいったら有りゃしない。彼らは渡りをせずに寒い冬を大都会の中で凌いで来てますから、春の到来が人以上に嬉しくて仕方ないンでしょうネ
てな訳で私メも菜の花の香りを暫く楽しみましたが、浜離宮と云えば全く海辺だから潮の香りもする訳で、庭園東側の運河沿いまで出てみると・・水門の先に在るのは隅田川の河口。同じ流れの上流に架かる千住大橋を前回ご案内したばかりですが、遠くレインボーブリッジの橋桁を眺めつつ、暫く日向ぼっこを致しましょ
城北の拙宅辺りじゃ望んでも感じ得ぬ、潮の香りに包まれるのは楽しいですが・・やっぱまだ風寒く、ジッとしてると凍えそうだからと園内散策を再開。その西部に広がる潮入の池は名前通りに海水を引き入れてるンで、当り前の池と違って泳いでるのは海の魚。以前エイを見た覚えが有りますが、今回は居ませんでしたネ
かくして広い園内をグルっと廻り、正門近くに広がる菜の花畑に再び出ましたが、浜離宮へ参るのは毎年この時期が殆どで、今月十八日頃に咲き出すと予想される桜を愛でに参ったコトは無し。ま、都内は桜の名所が沢山在りますし、毎年見に行くと決めてるトコが幾つも有りますンで、次に来るのは又来年の今頃かしらん
むしろ毎回買う「園結びチケット」でココと対に成ってる芝離宮へ参ってませんので、次はソチラへ行かなければ・・さて園外へ出て銀座の南端を新橋駅の方へ向かえば、シオサイトが旧国鉄の貨物駅だった頃の名残「浜離宮前踏切」の信号機がポツンと残されてますヨ。今は無き築地市場へ繋がる貨物線(東京市場線)のモノで、線路は道路に変わっても「銀座に在った唯一の踏切」だからと残した様ですが、この踏切跡みたいに一寸前の東京探しを桜が散って、花粉の飛散も終わったらしてみたいと思うばかりです
★次回は「東京都文京区音羽」への訪問記です★
(参考リンク)
★「Central Tokyo for Tourism」中央区観光情報センターHP
★「VISIT MINATO CITY」港区観光協会HP
★「新橋タウン情報」新橋ねっとHP
★「おしゃれな街『汐留』周辺でおすすめの観光スポット6選」Relax Journal HP
★「汐留シオサイト」汐留地区街づくり連合協議会HP
★「公園へ行こう!浜離宮恩賜公園」東京都公園協会HP
★「浜離宮恩賜庭園」東京とりっぷHP
★「これぞ都会のオアシス!浜離宮恩賜庭園の菜の花畑は東京都内とは思えない圧倒的スケール!」トラベルjp HP
★「汐留、新橋、築地、銀座至近の『浜離宮恩賜庭園』。一面に広がる菜の花今が見ごろ!」NEWSCAST HP
★「浜離宮恩賜庭園の菜の花畑2024◇撮影レポート◇」デジタル試しうちブログ
★「浜離宮の菜の花には小鳥たちも2」都市写真東京FC2ブログ
★「浜離宮恩賜庭園は海というか隅田川の河口に面しています。」tj−adventureのブログ
★「公園の中に海水の池?!浜離宮恩賜公園」旅行好き女子の20代ブログ
★「浜離宮前踏切跡、東京市場線跡」全国フォトたびブログ
★「【決定版】マックスコーヒーとは?特徴から販売場所まで完全解説!」コーヒー豆研究所ブログ
★「これ以上のソウルフードは作れない・・!千葉の2大巨頭がまさかの合体」Sirabee HP
★「ゆる〜いお話」ポジ―チェ・ブログ
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★「3594 【お米料理377】菜の花咲く浜離宮で『伊予の鯛めし』を」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(花粉だけじゃ無いですが、市販薬より処方薬の方が効きますナ)
関東で菜の花と云えば千葉県のイメージが強く、千葉県もソレを自認してるのか?イメージカラーは菜の花の黄色だったりしますが、そんな千葉名物と言えばマックスコーヒー!天下のコカコーラの缶コーヒー・ジョージアの一つで、昭和五十年(1976)に発売されてから長らくの間、千葉県(と茨城県)でしか売られて無かった、無茶苦茶に甘いチバラキな飲み物でしたヨ。その後イロイロあって全国で売られる様に成りましたンで、関東以外の方でもご存じの方が増えた筈ですが・・マックスコーヒーを偏愛する千葉県じゃ派生商品が結構作られてる様で、先日手に入れましたのが「マックスコーヒーピーナッツクリーミーバター」なる、千葉特産の落花生とマックスコーヒーを組み合わせた「これ以上の千葉は無い」と云う恐ろしい一品。パンに塗って食べるピーナッツバターに違いないけれど、何しろマックスコーヒーの名を冠してるだけに随分甘く、そう沢山は塗れない・・でも塗りたく成ってしまうのは、エリア外なのに都内でも昔から結構売られてましたンで、私メらでも昔からあの味に親しんでるからでしょうネ。千葉県に御用が無くて暫く足を踏み入れてませんが、偶には向こうの方へ参って他の派生商品を探してみたく成る、黄色い味です
]]>拙宅近くにゃ都内に二つしか残って無い路面電車の片方・都電荒川線(もう一つは東急世田谷線)が走って居りまして、私ぁガタゴト走る可愛い電車を毎日の様に見てますし、都電の走る地区に住んでるのを自慢にしてますが・・ソレに乗る用事って滅多に有りませんナ。浅草の高座に向かう時に乗る程度ですが、御用あって今回は終点・三ノ輪橋まで小さな旅気分で揺られて参りましたヨ
元は王子電気軌道なる私鉄だった荒川線は、早稲田から大塚・王子を通って三ノ輪橋までの12kmほど。丘を登り降りしながらクネクネ走る王子以南(拙宅はこちら側)と、隅田川近くの下町を真っすぐ走る王子以東じゃ雰囲気が全く違いますが、都電への愛情はどちらも一緒・・城北っ子はチンチン電車が好きなのヨ。三ノ輪電停のそばにゃ、店先に模型の置かれた都電カフェが在る位
コロナ禍の酷かった頃の都電は毎日悲しい位ガラガラで、如何に親方・東京都でも大丈夫?と見てて不安に成りましたが、ソレが解けるに連れて行楽目的で利用するお客さんが戻って来た様で、私メが乗った平日お昼前の電車も始終立ち客が居ましたネ。なのに終点そばに延びる全屋根式アーケード商店街・ジョイフル三ノ輪にコロナ禍前の賑わいは無く、他区民ながら心配しちゃいます
勿論夕餉の買い出し時になればお客が繰り出すでしょうが、十年ほど前に確かに復活したアーケードの賑わいが消えてしまったかの様・・コロナ禍だけが原因じゃないのかも知れませんが。何れにしろココが元気じゃないと都電に乗って呉れる行楽客の楽しみが大きく減りますンで、取り敢えず神頼みしておきましょと三ノ輪界隈(荒川区南千住)一帯の鎮守・素盞雄(すさのお)神社さまへ
素盞雄神社さまは平安遷都翌年の延暦十四年(795)に、御神託を受けて創建されたと云うから都内じゃ結構な古社で、素盞雄尊(スサノオノミコト)様らが降臨された境内の塚から名が出たのが小塚原(こづかっぱら)・・品川の鈴ヶ原と並ぶ江戸二大刑場の小塚原の元だったりしますが、物騒極まるソレは何れ改めて訪ねるコトとして、今は社殿に祀られたお雛様を御案内しておきますヨ
要するに都電の終点一帯は三ノ輪であって小塚原であって南千住でもあってヤヤコシイですが・・中でも南千住と云うとバブル期以前のドヤ街のイメージが外れませんが、南で在るからにゃ北千住だって在る訳で二つの千住の境界と成るのは、素盞雄神社さまのすぐ傍の「千住大橋」・・五街道の一つで北へ向かう日光街道(国道四号線)が隅田川を渡るトコに架かる、江戸最初の大橋です
現在の隅田川にゃ沢山の橋が在りますが、徳川家康公が入府されて六十数年間はこの千住大橋(小塚原橋とも)しか架けられて居らず、また東海道の品川・中山道の板橋・甲州街道の新宿は江戸への夜間出入りを制限する大きな門(大木戸)が在ったのに対し、日光街道の千住はこの橋が門の代わりを果たしてたとか。昭和二年(1927)に完成した鉄橋は、日本最古のアーチ橋だったりする
そんな大橋を挟んで南北に広がるのが千住宿で、江戸寄りが南宿(今の南千住)・日光寄りが本宿(今の北千住)と成りますが、大橋の下辺りは隅田を往来する川船の着くトコだった様で、遠くみちのくを目指す旅に出る為に元禄二年(1689)旧暦三月二十七日に、深川から乗った船をココで降りたのが松尾芭蕉翁。そして矢立始めに「行く春や鳥啼魚の目は泪」の句を読んで居られますヨ
江戸から東北・北陸を廻って大垣まで約六百里(二千四百km)を百五十日ほどで廻る吟行の旅「おくの細道」の実質的なスタート地点が千住大橋だった訳で、思わず橋を渡って足立区に入ってしまいましたし、叶うならこのまま先へ進んでしまいたいトコですが、今回は御用あって来たンだか戻らなきゃ!意外と三ノ輪に近かったコトに今更ながら驚きましたンで、また参ると致しましょ
★次回は「東京都中央区浜離宮」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ようこそ!あらかわ」荒川区役所HP
★「東京都荒川区の厳選地域ニュース」荒川区のはなしHP
★「モノづくりの街・荒川区の地域情報サイト あ!荒川区探訪」荒川区ブランディング推進委員会HP
★「荒川区の知っておきたい16個のおすすめ観光スポットまとめ。」JPTAP.COM HP
★「都電荒川線 地域に愛され続ける唯一の都電」東京都交通局HP
★「Go To 近場!都内唯一の路面電車で小さな旅 : 都電荒川線のプロフィール」nippon.com HP
★「教えて、都電先生!三ノ輪橋」さくらたび。東京都営交通協力会HP
★「チンチン電車に会える街 下町ふれあいの街」ジョイフル三の輪商店街HP
★「都電に乗って訪れる。昭和レトロを感じる商店街『ジョイフル三の輪』で食べ歩き!」
★「新旧さまざまな魅力が混在する商店街『ジョイフル三の輪』を歩いてきました!」南千住エリアガイドHP
★「荒川区内でもっとも広い氏子区域をもつ神社」素戔嗚神社HP
★「桃まつり」素戔嗚神社HP
★「素盞雄神社・小塚原富士」東京とりっぷ HP
★「江戸の隅田川五橋」大江戸歴史散歩を楽しむ会ブログ
★「千住大橋は、隅田川に最初にかけられた橋(建て替えられてるけど)」東京を歩くブログ
★「千住大橋(荒川区南千住/足立区千住橋戸町)」ぼのぼのぶろぐブログ
★「『奥の細道』について」大垣市奥の細道むすびの地記念館HP
★「奥の細道旅立の地船着き場」千住文化普及会HP
★「『奥の細道』は千住大橋から始まった 〜北千住で”松尾芭蕉めぐり”をしてきた話」Sweetmap HP
★「ラーメン二郎 千住大橋駅前店」ラーメン二郎PC店?HP
★「ラーメン二郎 千住大橋駅前店 ラー油」ほぼラーメンの日記ブログ
★「『ラーメン二郎 千住大橋駅前店』で『ラー油+二郎』♪」ぶらぱんだブログ
(関連する記事)
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★「4368 【麺類色々481】奥板橋の梅と大仏とお雛さまと『板橋二郎』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(都電で小さな旅をするのも、偶になら楽しいかも知れませんナ)
千住大橋を渡った先にゃ千住ネギで知られるやっちゃ場「東京都中央卸売市場・足立市場」が在りますが、更にその先に在るのは京成電車の千住大橋駅。京成ナンてもう十年近く乗ってませんし乗る御用も有りませんが、そんなに駅が在ったンだと近付いてみたら・・駅の真正面にラーメン二郎が在るじゃんか!駅出口から十歩ほどしか離れて居らず、こんな真ん前にこんな物騒なラーメン屋が在るコトに私ぁド肝を抜かれましたが、折角だから寄ってみようかと考え付いたのは、つい先日同じ二郎の西台店へ参ったばかりだからかしらん。その際も書きましたが・・麺と野菜が異様に多くてムダに脂っぽいのが東京名物の「二郎」で、暖簾分けを許された直系店の他に元直系店・インスパイア店を含めると全国に一体ドレだけの二郎系が在るのやら。しかもバラエティに富んでるのが二郎で直系店だって店ごとに随分違い、御案内の西台店は最強レベルに盛りが良すぎるのに対し、こちら千住大橋店は随分と量が少ないですナ。同じ小ラーメンでも西台は「世間一般のラーメン屋の二人前以上」なのに対し、千住二郎は「世間一般の大盛り程度」なのに加えて麺がニュルニュル・・だから茹で時間が随分と長かった訳ですが、とかく硬くてゴツゴツした麺の直系店しか知らなかったンで、ニュルニュルの柔らか麺って一体どんなモノ?しかもラー油をトッピングで頼む人が多かったン、私メも真似してみましたンで尚更いつもと違う感じの丼に成りましたが、コレなら他の二郎で食べ切れない人でも完食できるかも。尤も満腹中枢との闘いだった西台店のに比べると「二郎なのにこんなモン?」と思ってしまうなんて、年甲斐無さすぎでしょうか
]]>まだ二月だと云うのに今年の関東はホント暖冬で、ぶ厚い上着を纏わずに過ごせる日が時折あるから有難い反面、例年以上に早くから花粉が舞ってるンで正直嬉しく無いですが、アレルギーを一旦発症しちゃったからにゃドウにも成らず、せめて山の方へ暫く参らずに過ごそうと思うばかり・・と云う訳で海に面した横浜へ
もちろん海辺でも花粉は少なからず飛んでますが、パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場・一枚上の画像)の方へ参った序でにブラつこうと思い付いたのは、とにかく暖かだったから・・山より幾らかマシですし。パシフィコ裏に広がる港湾緑地「臨港パーク」も冬らしからぬ陽気を楽しむ人達で、この時期とは思えぬ賑わい
同じミナト横浜中心部の海辺の広場でも南側の山下公園辺りと違い、北側の臨港パークはベイブリッジを真正面から眺められる絶好地なのに、些か交通の便が悪くポツーンと離れてるから?いつも空いてるンで私ぁココが好き。毎度の様に暫くボンヤリ海を眺めてましたが、流石にまだ二月・・風が寒いンで歩き始めますか
臨港パーク北側にゃ殺風景な内貿バース(震災対応埠頭)が広がってるだけで、歩いて楽しいのはヨットの帆みたいなインターコンチネンタルホテル(二枚上の画像の白いビル)のある南側。随分インターコンチにゃ仕事で参りましたが、今回はホテル目の前に浮かぶ「ぷかりさん橋」前を通ってハンマーヘッドまで参ろうかと
日本初の浮体式ターミナル「ぷかりさん橋」は横浜駅〜山下公園を結ぶシーバスの乗り場で、私メも随分前にココから乗った覚えが有りますが、一昨年春から寄港しなくなり・・今は週に一回だけ羽田空港方面行きのクルーズ船が来るだけだとか。勿体ないナと思いつつ、大岡川の河口に架かる女神橋を渡って新港パークへ
歩行者専用の女神橋を渡って振り向けば、さっきまで居たぷかり桟橋や臨港パークが遠くに見えますが、今度はこちら新港パーク(カップヌードルミュージアムパーク)を更にドンドン進まん!広大な臨港Pに比べて狭く感じる新港Pですが、ハンマーヘッドに近い分だけ観光客が来てるのか?次第に賑やかに成って来た様な
そんな新港パークを抜けた先にある商業施設が横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)で、シーバスはココへ寄る様に成った代りにぷかりさん橋から撤退した訳ですが、この不思議な名前の由来は大正三年(1914)に設置された英国製ハンマーヘッドクレーン(三枚上の画像でも見えます)がふ頭の先に残ってるから
元旦の能登半島地震から二ヶ月ですが、ちょうど百年前の関東大震災で東京以上の大被害を受けた横浜なのに、金槌に似てるンでハンマーヘッドと呼ばれた巨大クレーンはビクともせず、二十年ほど前まで現役として使われてた様。実に横浜らしい近代化産業遺産と感心しつつ、汽車道を通ってパシフィコ方面へ戻りましょ
やがて御用も済んで都内へ引き上げの刻限ですが、折角だからミナトの黄昏を眺めて行きましょと再び汽車道へ・・冬至の頃より日没が随分遅くなりましたが、昼間のポカポカが嘘だった様に入り江に吹く風は実に冷たく、鼻っ先が千切れてしまいそう。やっぱ二月だまだ真冬だヨと改めて実感しましたが、幾らか浮き沈みは有っても着実に暖かくなる三月まであと数日。待ち遠しいです
★次回は「東京都荒川区三ノ輪」への訪問記です★
(参考リンク)
★「横浜観光情報」横浜観光コンベンションビューローHP
★「横浜のキニナル情報が見つかる!」はまれぽ.com HP
★「横浜の有益な情報」はまてなしHP
★「横浜屈指の観光地。みなとみらいのおすすめ観光スポット19選」Relax Journal HP
★「世界とともに響き合うコミュニケーションスペース。」パシフィコ横浜HP
★「屋外エリア(臨港パーク・国際交流ゾーン・ぷかりさん橋・パシフィコ横浜ノース屋外周辺)」パシフィコ横浜HP
★「臨港パークは横浜港が超間近・自然豊かで散歩におすすめ!広大な芝生でのんびりと」はまこれ横浜HP
★「横浜 臨港パーク徹底解説!海で釣り&広い芝生でテントピクニックも楽しめる憩いの場」はまぴたHP
★「青い海に包まれる洗練された空間でくつろぎのひとときを」ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルHP
★「ぷかりさん橋(みなとみらい桟橋・海上旅客ターミナル)」横浜観光コンベンションビューローHP
★「横浜ぷかり桟橋〜羽田空港航路が運航再開 航空機の離発着を楽しめる『アンダージェットクルーズ』も」FUNECO船舶ニュースHP
★「横浜ランドマークタワー」三菱地所プロパティマネジメントHP
★「フィンランド人に愛されるロングドリンク(ロンケロ)」Kiitos Shop HP
★「ヘルシンキ ロングドリンク ユズ風味」武川蒸留酒販売HP
★「ヘルシンキ ロングドリンク ピンクグレープフルーツ」武川蒸留酒販売HP
★「【835】HELSINKI LONG DRINK」幸せ感じる☆日々の暮らしブログ
(関連する記事)
★「919 【呑みモン29】横浜大桟橋の巨大客船と『はまっ子どうし』」
★「991 【揚げモン38】横浜ランドマークタワーと『三角コロッケ』」
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★「2013 【お米料理158】今も続くバブルの開発と『シウマイ弁富』・・横浜」
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★「2594 【名物パン304】残暑の表参道で『フィンランドのライ麦パン』、再び」
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★「3165 【今川焼き88】梅雨晴のミナト横浜と『怪奇!チョコミントたい焼き』」
★「3245 【名物パン358】秋晴れの井の頭池で『フィンランドサンド』を」
★「3267 【お肉料理124】黄昏のみなとヨコハマと『崎陽軒のシウマイまん』」
★「3506 【麺類色々371】黄昏のミナト横浜で『日本元祖のナポリタン』を・・桜木町」
★「3933 【やきそば426】秋空の臨港パークで『梅蘭の海鮮焼きそば』を・・みなとみらい」
★「4059 【スイーツ424】アジサイ咲く赤レンガ倉庫と『カップヌードルカレーソフト』・・横浜・新港」
★「4070 【お米料理448】夏空の臨港パーク『アヒ・デ・ガジーナ』・・みなとみらい」
★「4088 【お米料理453】黄昏の横浜大さん橋で今だけの『鮭シウマイ弁富』を」
★「4166 【お米料理463】新年快楽!春節の横濱中華街で『台湾魯肉飯』を」
★「4167 【お米料理464】冬晴れの汽車道で『イカンリチャリチャ』を・・横浜・新港」
★「4195 【麺類色々457】寒夜に煌めく大観覧車と『カザフのラグマン』・・みなとみらい」
★「4226 【お米料理472】バラ咲く横浜・山下公園と『海員生協のカレー』」
★「4242 【麺類色々461】薫風の臨港パークで『カオソーイ』・・みなとみらい」
★「4256 【お米料理479】夕涼みの汽車道と『アロス・コン・ポーヨ』・・横浜・新港」
★「4334 【お米料理488】晩秋の汽車道と海外移民と『マクブース』・・横浜・新港」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(我がまち板橋に臨港パークが在ったら、毎日通ってしまうかも)
今も昔も横浜と云えば世界に開かれた貿易港で、巨大クルーズ船はもちろん大きなコンテナ船やタンカー等々・・様々な船が来航して珍しいモノを齎して呉れますし、横浜から世界に伝えられた日本の文化も沢山ありますが、外じゃアルコール類は何でもござれと豪語する私メも「宅呑み」は缶ビールと缶入り酎ハイで済ませるコトが多く、その度に思うのは「缶入り酎ハイって外国にも在るのかしらん」。もちろん焼酎なんて日本と韓国位にしか有りませんので、厳密な意味でのソレが無いのは判ってますが、似た様なモノなら在るのかも知れないと探してましたら、遂に発見しましたゼ・・何故かフィンランドのを!同じ北欧でもスウェーデンなら多少の御縁のある私メですが、フィンランドは紀伊国屋のライ麦パン「ハパンルイスヴォッカ」位しか繋がりは無く、もちろん今迄行ったコトも有りませんが・・向うで広く愛飲されてる「ロングドリンク」なるアルコール飲料が、ドウ云う訳か日本の酎ハイにそっくりだから驚いちまう。調べてみますと昭和二十七年(1951)に首都ヘルシンキで開催された夏季オリンピック大会の為に開発された飲み物で、ソレまで厳しい禁酒令を長らく続けて来たフィンランドがオリンピック見物の為に大勢やって来る酒好きな外国人観光客に対応しようと禁酒令を解いたのは良いけれど、国内でお酒の醸造や蒸留をして無いンで・・ドウ考えてもお酒が足りなく成りそうだ!ならば輸入した蒸留酒(主にジン)をグレープフルーツソーダで割って量を増やしましょと作ったのがロングドリンク(フィン語じゃロンケロ)で、オリンピック終了後は強いお酒に馴れてない自国民に気に入られ、今じゃ国民的アルコール飲料に成ったンだとか。その一つでヘルシンキ醸造社製の「ヘルシンキロングドリンク」を何故かユズと書かれてるグレープフルーツ味と、当り前のピンクグレープフルーツ味の両方とも手に入れましたンで、恐る恐る飲んでみましたら・・焼酎じゃなくてジンですし、ジュースの元を溶かしたみたいな妙に濃い味わいですが、コレって缶入り酎ハイじゃん!つい嬉しくて沢山買ってしまいましたが、やっぱ外国にも缶入り酎ハイは在った様です
]]>前回は拙宅のある板橋区のお雛様を御案内しましたが、全国各地で様々なひな祭りが行われる中、関東で最大の規模を誇るのが埼玉・鴻巣市の「びっくりひな祭り」。御縁あって私ぁ六年前から鴻巣の観光大使を拝命してますが、その御用の一つが「鴻巣のひな祭りに皆さんお出で下さい」とPRするコトですンで、今年もまた大いに吹聴させて戴きます・・偶にゃ務めを果たしませんと
東京駅や新宿駅から高崎線の快速に乗れば五十分強で着く「花と人形のまち」鴻巣は、京都へ向かう中山道六十九次の第七番宿として栄えた街。地名由来は諸説ありますがコウノトリ伝説に因むと云うのが一番ロマンチックで、宿場の鎮守・鴻神社さまにゃ狛コウノトリが居たりする(狛犬は別に居られます)。鴻巣へ参ったのは昨秋以来と久しぶりですンで、最初にお詫びしときませんと
コロナ禍前は二十年以上も毎週参ってたのに、ここ数年ご無沙汰ばかりの不真面目大使で恐れ入りますが、駅ビル・エルミの真ん真ん中に日本一高い三十一段(高さ7m)の雛段を構えるびっくりひな祭りを、私ぁ緊急事態発令で東京から出れなかった年以外は初回からずっと見て来ましたンで、今年で二十回目を迎えたのに感無量。このピラミッドにゃお雛様が2024体も乗ってます!
巨大ピラミッドひな壇の在るエルミは鴻巣駅の真ん前とアクセス抜群ですが、市内に五ヶ所あるサテライト会場の中で一番お薦めするのが、代議士を二代続けて輩出した豪農のお屋敷を整備した旧川里町の「花久の里」・・鴻巣駅から正直遠いですが頑張って来るだけの価値は有りますゼ。東日本最大級の花き市場がある鴻巣だから、長屋門の前まで来たらお花の香りが強く漂ってました
流石にエルミの巨大ビラミットにゃ叶いませんが、各会場毎に当り前じゃ無い形の大きなひな壇がドーンと置かれ、花久の里のソレは高さ四mで約一千体のお雛様が乗る六角錐型!駅ビルでの買い物がてら見物する人達で雑踏してたエルミと違い、各会場を結ぶシャトルバスが出発した後のココは静かで、のんびりジックリお雛様を見られます・・皆さんお顔が微妙に違って居られますナ
尤も花久の里を私メがお勧めする理由は、男雛と女雛のお内裏様以外の面々・・官女や囃子・随臣・仕丁と云った脇役達にもひな壇以外の持ち場が与えられ、彼らだけで勝手に活躍してるコト。毎年十月開催のこうのす花火大会は太平洋側最大の四尺玉を、日本一広い荒川の河川敷でドッカーンと打ち上げますが・・お偉いさんが居ないのをコレ幸いと脇役達はどんちゃん騒ぎしてますネ
そして五人囃子大集合!びっくり雛まつりは全国のご家庭で飾らなくなったお雛様を寄贈して貰い、鴻巣のひな人形職人さん達が補修して各会場で展示してますンで、同じ五人囃子でも微妙に大きさが違ってますが・・良くぞココまで子供囃子を集めたと感心するばかり!この花久の里交響楽団はラフマニノフ作曲のピアノ協奏曲第二番ハ短調を奏でてる様、ハテさてどんな曲でしたっけ
去年ご紹介したお内裏様の乗る車を牽く牛だけを集めた牧場は今年も開設されてましたし、その他でも脇役達が大いに様々活躍してましたが、お雛様なら何でもOKとお人形だけじゃ無くつるし雛も花久の里じゃ毎年沢山飾られ、中には両方組み合わせたこんな素敵なのも。どうせ開くなら去年以上に楽しいひな祭りをと、創意工夫を巡らせて下さった運営ボランティア諸氏に感謝します
てな訳でメインのエルミ会場とサテライトの花久の里を御案内しましたが、サテライト会場はもう四ヶ所在りますし、今年は三月九日まで開催されてますンで「皆さま鴻巣までひな祭りを見にお出で下さいませ」。お庭へ出たら梅が咲き始めてましたが、都内より北な分だけ鴻巣は春の兆しが少し遅い様。つまり節句の当日頃にちょうど満開に成るのかしらんと、呑気に思う観光大使です
★次回は「神奈川県横浜市中区みなとみらい」への訪問記です★
(参考リンク)
★「こうのすLIFE」鴻巣市役所HP
★「鴻巣の地域情報サイト」こうのす広場HP
★「マチカツ!鴻巣」JIMONET HP
★「鴻巣市はこんなまち」こうのすキッズページ・鴻巣市役所HP
★「こうのとり伝説が残る鴻巣市の、訪れたくなる観光名所13ヶ所!」skyticket HP
★「【2024年全国ひな祭り大型イベント20選!】由来や出す日も専門家が解説」TABIZINE〜人生に旅心を〜HP
★「日本一高いピラミッドひな壇!鴻巣びっくりひな祭り2024」鴻巣びっくりひな祭り実行委員会HP
★「鴻巣びな」こうのす広場HP
★「【動画】今年もびっくり!2024体のひな人形が一堂に 7mのひな壇は31段 鴻巣で『びっくりひな祭り』3月9日まで」埼玉新聞HP
★「『鴻巣びっくりひな祭り2024』日本一高いピラミッドひな壇!エルミこうのすで開催」埼玉北部のさんぽみちブログ
★「エルミこうのすショッピングモール」グンゼ開発HP
★「子授け安産神社 鴻巣総鎮守」鴻神社HP
★「狛犬ならぬ狛コウノトリ?梅にメジロ?鴻神社。埼玉県鴻巣市。」keiichiの気まぐれブログ
★「花と音楽の館 かわさと花久の里」花と文化のふるさと委員会HP
★「鴻巣 びっくりひな祭り サテライト会場 花久の里へ」花とオルネの教室 *Atelier Rosetta アトリエロゼット*ブログ
★「?1640 花久の里:ひな祭りと川幅うどん」種の庭ブログ
★「川幅うどんの誕生秘話 市と一緒に育んだ鴻巣名物」こうのすLIFE HP
★「埼玉名物『川幅うどん』が美味すぎる!その正体と美味しいお店8選をご紹介!」暮らし〜のHP
★「食事処『花音里』」花と音楽の館 かわさと花久の里HP
★「埼玉は隠れたうどん王国」ちょこたび埼玉HP
★「【鴻巣市】花と音楽の館かわさと(花久の里)【古民家うどん】」袴ブーツで古民家ぐらし(仮)ブログ
★「花久の里で初めての川幅うどん♪」さとみのあれがそれなブログ。
(関連する記事)
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★「645 【麺類色々37】幅広にも限度が有る!川幅うどん」
★「839 【団子饅頭33】渡辺さんの発祥地と『いが饅頭』‥鴻巣」
★「916 【団子饅頭37】また復活した旧町名と『塩あんびん』‥鴻巣」
★「1259 【やきそば115】『焼きそばサンド』とひな祭り‥鴻巣」
★「1267 【やきそば117】『手打ち焼きそば』とびっくりひな祭り‥鴻巣」
★「1306 【麺類色々87】桜咲く鴻巣で『世界最広!川幅ラーメン』」
★「1507 【粉なモン27】中山道の講談と『吹上フライ』・・鴻巣」
★「1523 見事成功!世界最大の大花火『四尺玉』・・鴻巣」
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★「2472 【団子饅頭78】鴻巣の桜と『いが栗まんじゅう』」
★「2751 【団子饅頭99】びっくりひな祭り2017と『いがまんじゅう』・・鴻巣」
★「2789 【やきそば306】鴻巣の桜2017と『ふらい焼き&焼きそば』」
★「2944 【調味料類40】世界最大の花火と三年ぶりのツーリング・・鴻巣」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(鴻神社じゃK先生に再会、初孫のご誕生お目出度う御座います)
花久の里のもう一つのお薦めは「花音里(かおり)」と云う離れが邸内に在り、ソコで美味しい武蔵野うどんが食べられるコト!流石に讃岐うどんの香川県にゃ負けますが、埼玉は大阪府を凌ぐ全国二位のうどん県だけに手打ちした麺を、豚バラ肉と野菜をたっぷり入れて煮た汁につけて食べる武蔵野うどんが食べられますンで、拙ブログ旅日記じゃ時折ご案内してますが・・花音里さんでも毎日手打ちが出されてるのに加え、鴻巣の名物「川幅うどん」まで有りますヨ。鴻巣は日本一が随分多い市でして、西隣りの吉見町との境を流れる荒川の川幅が日本一(2537m)なのに気付いた平成二十一年(2009)にB級グルメとして「開発」されたのが、麺の幅が8〜10cm程に超広大な川幅うどん。同じ頃に全国で開発されたB級グルメは殆ど廃れちまいましたが、川幅が広い分だけ麺に味が良く乗るからと人気を博して完全に定着しましたし、去年も花音里さんで食べた川幅うどんをご紹介しましたが、去年は鶏肉と野菜を煮た田舎汁だったのに対し、今年はオーソドクスに豚バラの肉汁で食べると致しましょ。昼時の厨房じゃ見込みでドンドン茹でてる様で、去年ほど待たずに一反木綿みたいなのが大盛りで出て来ましたが、念の為に申し上げますと花音里さんの川幅うどんは他所の店の半分ぐらいの幅!と云っても実に広大でつけ汁が麺に良く乗りますが・・腹持ちの良さも半端なく、前回の記事で触れた通りにラーメン二郎を苦にせぬ大食いな私メなのに、すっかり腹が膨れてしまったのを報告しておきます
]]>ご紹介できずに残ってた先月の上方旅噺を続けて記事化してる内に、拙宅のある板橋区はすっかり春!と言いたい位のポカポカ陽気が何日も。尤もまだ二月で一番寒い時期・・季節はドコかで帳尻合わせして来るンで浮かれちゃ居られませんが、一日位は油断してても良いでしょと我が区の最奥まで梅を愛でに参りましたヨ
ソレが奥板橋・・都内は皇居に近いか遠いかで内側・外側と捉えますンで、板橋区なら拙宅のある東南部の板橋宿が一番内側に成りますが、逆に最も外側なのが北西部の高島平団地や赤塚界隈。と云っても小田原北条家の重臣・武蔵千葉氏の本拠跡(赤塚城址)が残ってる位で、戦国時代まではコッチが中心だった様ですがネ
今でこそ区内の奥扱いですが、関東第二の大河・荒川を見下ろす丘の上に築かれた赤塚城(一番上の画像の木立の上)は陸運・水運の要として随分栄えた様で、豊臣秀吉公の小田原北条攻めによる落城・千葉氏の没落が無かったら、江戸城(今の皇居)じゃ無くコチラが東京の中心だったかも。その本丸跡じゃ梅がちょうど満開
もちろん関東三大梅林(水戸偕楽園・曽我・越生)ほど規模は大きくないけれど、何十本か纏めて植えられた白梅がご覧の通りの満開ナンで香りの宜しいこと!そりゃ桜の方が見た目は華やかですが、ソレを補って余りある芳香は梅ならでは・・なのに利便が余り良いトコじゃ無いンで、花見してるのは私メを含めて数人だけ
板橋だって山陰の某県より人口が多い区(五十八万超・都内七位)ナンですが、都内はドコでも内側志向の傾向が強く・・同じ区内でも一番奥までは態々来ないのか?満開の梅を楽しんでるのは御近所さんが殆どの様。地元の良さに大勢もっと気が付きます様にと、赤塚城二の丸跡にある浄蓮寺さんの東京大仏さまにお詣りを
大仏様に詣でた後は本丸下の溜池(一番上の画像の池)まで戻り、その傍に在る区立郷土資料館へ・・古民家等を使った同様の施設は都内に多いですが、板橋のはすぐ近くの高島平団地の開発で取り壊される筈だった、江戸時代後期の百姓家を移築したモノ。参るのは二年半ぶりですが、思えばコロナ禍の一番酷い頃でしたナ
要するに緊急事態宣言が頻発され「都民は東京から出るナ」と命ぜられてた頃で、東京から出られぬ以上・・私メが観光大使を務める埼玉・鴻巣市まで名物の巨大ひな祭りを観に行けぬからと、前回参った更に半年前ココで百姓家の雛段を眺めて無聊を慰めた覚えが。ホント久しぶりに参りましたが、皆さんお元気でしたか
今年の鴻巣のひな祭りの模様は数日中に御案内致しますが、郷土資料館へ折角参りましたンで展示資料を見て廻りましたら、板橋生まれのモスバーガーが五十周年を迎えた一昨年春、第一号店の在る東上線成増駅が期間限定で「なりもす駅」と名を変えた時の駅名票が、区の歴史として展示されてる!そうかココに在るのネ
赤塚城が廃城に成らなければ展示すべき物はもっと在ったでしょうが「なりもす駅」を残すって、我が区は実に洒落が効いてる!尤も奥の山沿い?まで参った分だけ花粉は多く舞ってる様で、暖かいのも考えモンと重度のアレルギー持ちは嘆きますが、地元でノンビリ梅を愛でるのも良いナと春の到来を待ちわびる次第です
★次回は「埼玉県鴻巣市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ぶらり、いたばし」板橋区観光協会HP
★「板橋をもっと楽しく!もっと便利に!」いたばしらいふHP
★「板橋区に関わりない人にはさっぱり面白くない情報を発信していくサイト」いたばしTIMES HP
★「ここだけは絶対に押さえておきたい!板橋観光のおすすめスポット9選」skyticket HP
★「【赤塚の公園】赤塚溜池公園〜大きなため池と郷土資料館と美術館〜」noteなりますチャンネルHP
★「赤塚溜池公園へのアクセス方法と駐車場は?」歩いてみたブログ
★「赤塚城」東京とりっぷHP
★「地元民が教える『赤塚城』の見どころ」いなもとかおりの城HOUSE HP
★「北条軍の最前線、強大でないゆえに懸命に生き残りを模索した武蔵千葉氏の居城」JBpress HP
★「赤塚溜池公園・城址公園の梅が開花してる。」いたばしTIMES HP
★「赤塚溜池公園・赤塚城址で『赤塚梅まつり』が開催。2024年2月24日(土)・25日(日)」いたばしTIMES HP
★「赤塚の梅? 城址の梅林」こあらぐみブログ
★「東京大仏 乗蓮寺」赤塚山乗蓮寺HP
★「日本で3番目に大きい大仏が東京にあるってホント???乗蓮寺『東京大仏』」たびこふれHP
★「板橋区の歴史や 文化・自然に関する さまざまな資料を展示」板橋区立郷土資料館HP
★「板橋区立郷土資料館@東京都板橋区」ゆる〜い日記ブログ
★「古民家年中行事 ヒナマツリ」板橋区立郷土資料館HP
★「赤塚の郷土資料館に『なりもす駅』の駅名標が展示開始。」いたばしTIMES HP
★「ラーメン二郎 西台駅前店」ラーメン二郎PC店?HP
★「ラーメン二郎 西台駅前店」グル狂日記ブログ
★「【超優秀】ラーメン二郎西台駅前店 接客も安定感抜群!全要素がうま過ぎな直系店!」ハシビロの気まぐれグルメ探訪ブログ
(関連する記事)
★「928 【やきそば59】東洋一の団地と『両面焼きそば』‥高島平」
★「1235 【お米料理82】『板橋のいっぴん』と植村冒険館」
★「1278 【やきそば118】『スタヤキ』と熱帯ドーム‥高島平」
★「1279 【名物パン116】赤塚城址の梅と『オムそばパン』」
★「1652 【スイーツ104】板橋にも在る『元祖いちご大福』・・西台」
★「1973 【やきそば212】哀愁の三田線と『塩焼きそば』・・高島平」
★「2224 【麺類色々190】灼熱の団地で『子豚ヤサイマシ』を・・西台」
★「2526 【スナック64】懐かしき修行の街と『湖池屋の謎ポテチ』・・成増」
★「2743 【今川焼き66】板橋の練馬で『煮豆屋さんの鯛焼き』を・・東武練馬」
★「2997 【やきそば331】黄金色の大団地で『スパイシーな焼きそば』を・・高島平」
★「3016 【今川焼き83】新年は成増駅で『東武電車焼き』を」
★「3154 【名物パン354】驚異の東京大仏と『たこ焼きベーグル』・・下赤塚」
★「3188 【野菜果物106】復活!板橋の伝統野菜『志村みの早生大根』」
★「3449 【麺類色々365】区民の足!三田線走る高島平で『西台二郎』を」
★「3708 【麺類色々403】お濠端からブラブラ歩く古書の町で『神保町二郎』を」
★「3754 【お米料理404】『黒い吉野家の豚生姜焼き丼』と黄葉に輝く大団地・・高島平」
★「3760 【お肉料理153】都県境に並ぶ公園と『エメンタール&グリエール』・・和光」
★「3802 【呑みモン157】城址の梅と美術館と『男梅サワー梅つぶし』・・赤塚」
★「3882 【お米料理422】梅雨晴れの赤塚城址と『板橋価格のチキンダルバート』」
★「3902 【スイーツ408】避暑地みたいな森の小径と『フィリピンのウベローフ』・・高島平」
★「3929 【麺類色々428】都県境の大きな芝生広場で『新倉うどん』を・・和光」
★「3963 【お肉料理165】晩秋の奥板橋と『ホワイト餃子』・・高島平」
★「4015 【名物パン424】五十周年モスバーガーと二輪草と『なりもすダブル』・・成増」
★「4054 【呑みモン178】荒川の忘れ物と『残波ハイボール』・・浮間舟渡」
★「4101 【麺類色々450】48人目の義士と『二郎本店の小豚』・・泉岳寺」
★「4338 【スイーツ466】晩秋の奥板橋2023と『板橋ぷりん』・・高島平」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(同じ板橋でも奥の方は建物が低いンで、空が大きく見えますナ)
暖かく成って来ると食欲は回復する様で、近くまで参ったンだから偶にゃ行ってみようかと、赤塚城址最寄りの西高島平駅から都営三田線で内側に三つ先の西台駅近くの高架下に店がある、ラーメン二郎西台駅前店さんへ何年かぶりに行ってみましたヨ。全国地域毎にそれぞれ特色のあるラーメンが在りますが、麺と野菜の量が異様に多くてムダに脂っぽい「二郎」は東京名物と言っても過言じゃ無く、暖簾分けを許された直系店の他に元直系店・インスパイア店を含めると全国に一体ドレだけ二郎系が在るのか見当が付きませんが、西台の二郎は板橋区内で唯一無二の直系店で、ここの店主さんが修行した神保町二郎と同じく「タダでさえ量の多い二郎の中でも特に量の多い二郎」だったりする。年甲斐もなく三田本店の大ラーメン(当たり前の店の三人分)なら食べ切れると豪語する私メでも、西台の大ラーメン(軽く三人分以上)に挑む勇気は当然なく、小ラーメン(勿論ニンニク抜き)を頼んでみましたが・・同じ小でも三田本店より盛りが多い「二人分以上」だから参っちゃいますナ。こりゃ普段の二郎以上に満腹中枢との戦いで、ノンビリ味わってたら腹が膨れて食べ切れなく成るから、ガバガバ喰わなきゃ急げや急げ!ですが西台二郎さんは塊で入った煮豚(チャーシューに非ず)がほんとトロトロで、豚マシで注文すれば良かったと後悔した位。ま、何とか食べ切ったからソウ思える訳で、慣れてない人は「半分(当たり前の店の大盛り)」か「ミニ(同一人前)」から始めるのが宜しかろうとお薦めする次第です
]]>拙宅のある都内の最近のお噂を優先した為、ナカナカ先に進めなかった先月の上方旅噺も取り敢えずコレで打ち止め!もう何ヶ所か御案内したいトコも在りましたが、鮮度に問題が出始めちゃいましたンで・・残念ながらお蔵入りさせませんと。てな訳で前回ご案内した宝塚から神戸へ戻りましたが、御用も無事済ませたンで阪急三宮駅前からブラブラと、寒夜の港町を歩いてみるコトに
と云っても動ける時間にゃ限りが有りますンで、三宮界隈へ参ると毎回ソウしてる様にメリケンパークの方へ参ろうかと。関東の海は横浜港に本部を置く第三管区海保が守ってますが、関西・四国の海を守る神戸港の第五管区の警備艇が泊まるのは、三宮駅から歩いて十分ほどのメリケン波止場。この埠頭の出来た明治初期は、アメリカ領事館が真ん前に在ったンでソウ呼ばれたンだとか
横浜港にもメリケン波止場(今の大桟橋)が在りましたンで、港で働く男達の発想はドウやら東西似た様なレベルと考えざろう得ませんが、大きく違うのは平成七年(1995)一月十七日の大きな揺れで壊滅した波止場をそのまま残したメモリアルパークの在るコト。今年は元旦に大地震が能登半島で発生したのも有って、二十九年前のあの朝の痛みを尚さら鮮明に思い出してしまいますネ
ま、どんなに科学文明が進んでも地球相手じゃ絶対に敵わず、出来るのは備えるコトと負けずに頑張るコトだけなのが歯痒いですが、関東でも東京湾が震源の物騒な揺れが先日有りましたンで、避難時の支度と経路の確認を再度せねばと痛感するばかり・・そんなコトを思いつつ、メリケンパークへ入れば白く輝く海洋博物館の向こうに赤い塔が!ポートタワーの工事が終わったのかナ?
横浜港にマリンタワーが在る様に、神戸港のシンボルなのが世界初のパイプ構造の塔として昭和三十八年(1963)に建てられたポートタワー。足元のメリケンパーク一帯が壊滅する中、大震災でもビクともしなかったこの塔は僅か一ヶ月でライトアップを再開・・正に復興の灯火でしたが、二年ほど前からのリニューアル工事が予想外に長引いて、四月末に漸く再開場できる運びだとか
ポートタワーは国内で初めてライトアップが行われてた建物で、今ほど鮮やかな光じゃ無かったけれど・・震災後の暗闇広がる中で独り光輝いてた姿はホント眩しかった!なのに今回リニューアルじゃ夜間照明どころか、前回(昨春)この辺りへ参った時は全体が覆いに包まれてましたンで、長く延びた鼓みたいな姿を再び眺められたのに大感激。喜び余ってBEKOBEモニュメントにも
何れ再開場したらポートタワーに久しぶりに上がりたいですが、如何せん東京住まいの私メだから早くて夏以降に成るかしらん。その際は港巡りの船にも何十年かぶりに乗ってみたいですし、中突堤を挟んだお向かいのハーバーランドの観覧車にも乗ってみたい・・オッサンの癖にミーハー趣味でしたい事だらけで恐れ入りますが、ソレより先にしたいのはこの寒風の中から脱出するコト
と云っても小雪交じりの強い北風が吹き荒れてた昨冬ほどは凍えませんでしたが、ソレでも真冬の夜の波止場は十分以上に寒いンで長居は無用・・五分ほど歩いてランタン灯る神戸の中華街・南京町へ。遅く参ったンでお店は殆ど閉まってましたが、神戸が誇るイルミネーションと云えば勿論ココじゃ無く「ルミナリエ」。コロナ禍の為に三冬続けて中止されてましたが、今冬遂に復活!
但し再開初年だった今冬のルミナリエはイロイロ変更され、特に会期がコロナ禍前の十二月から年明けの一月に移りましたンで、ソレなら行けるかもと・・と期待してたのに結局都合が合わず、十何年かぶりの光る回廊巡りは叶いませんでしたが、震災三十年の来年以降も一月後半の開催にして貰えれば、何れは行けそうだと思いつつ歩き抜ける夜の三宮センター街。駅まで急ぎませんと
★次回は「神奈川県横浜市中区みなとみらい」への訪問記ですす★
(参考リンク)
★「神戸公式観光サイト Feel KOBE」神戸観光局HP
★「街を、もっと楽しもう」Kiss PRESS HP
★「神戸 三宮観光スポット22選!異国情緒溢れる名所の魅力完全解説」アソビュー!HP
★「歴史語る『メリケン波止場』・・道路標識に残る地名に神戸のロマン」読売新聞オンラインHP
★「【特集】阪神・淡路大震災」神戸新聞NEXT HP
★「阪神・淡路大震災の記憶に触れ、防災を学ぶ:神戸港震災メモリアルパーク&人と防災未来センター」nippon.com HP
★「新しい文化・人の動きを神戸ウォーターフロントへ」神戸港”U”パークマネジメント共同事業体HP
★「メリケンパーク・ハーバーランド エリアガイド」Feel KOBE神戸観光局HP
★「みなと町『神戸』の発展と未来を見つめて。」神戸観光局港湾振興部HP
★「【神戸】港町らしいエリアが広がる波止場『中突堤』の観光スポット」兵庫ひとり旅ガイドHP
★「新しくなったメリケンパーク!『BE KOBE』などリニューアル後の注目ポイント」神戸ファインダー・ブログ
★「タワーが、神戸が、あなたが、かがやく。」神戸ポートタワーHP
★「2024年4月『神戸ポートタワー』がリニューアルオープン」神戸市広報誌KOBEオンラインHP
★「阪神大震災19年 神戸を見守り続けるポートタワー」Yahoo!ニュースHP
★「『BE KOBE』モニュメントっていくつある?」 Feel KOBE神戸観光局HP
★「神戸の中華街・南京町へようこそ」南京町商店街振興組合HP
★「『横浜中華街』と『神戸南京町』をやんわり比較してみた」ロケットニュース24HP
★「何かが始まる街、神戸三宮センター街」神戸三宮センター街HP
★「神戸、未来に輝く光 第29回神戸ルミナリエ2024」神戸ルミナリエ組織委員会HP
★「震災復興への希望を託す『神戸ルミナリエ』4年ぶりに開幕」 Feel KOBE神戸観光局HP
★「昭和21年創業 神戸の人に愛され続けるパンを目指して」ケルンHP
★「【神戸三宮】老舗ベーカリー・ケルン『チョコッペ』のほか、三宮店は限定商品や品ぞろえが豊富」KOBERUブログ
★「1日1600本売れる! 神戸の名物パン『ケルン』の『チョコッペ』の秘密とは?」食楽web HP
(関連する記事)
★「931 【名物パン72】西国街道と『大林パン』‥明石」
★「932 【お魚料理50】日本標準時と『いかなごのくぎ煮』‥明石」
★「933 【やきそば60】明石・魚の棚で『焼きそばの天ぷら』」
★「1121 【やきそば93】太過ぎるけど、コレも『焼きそば』‥明石」
★「1854 【名物パン204】フランスパンでえぇじゃないか‥豊橋」
★「2186 【麺類色々185】『たまねぎラーメン』と海峡に架ける橋・・明石」
★「2661 【麺類色々221】海峡を望む街で『都きしめん』を・・明石」
★「2800 【お魚料理107】桜咲く須磨浦公園で『いかなごのくぎ煮』を」
★「2802 【名物パン323】今だけカラフルな岡山城と『フランスロール・再び』」
★「2844 【名物パン327】革命家と海峡に架かる橋と『淡路島パン』・・垂水」
★「2918 【名物パン332】絶景の沼田城で『フランスみそバター』を」
★「3647 【名物パン379】肥後花菖蒲の庭園と『日本元祖のフランスパン』・・関口台」
★「3932 【名物パン413】黒船来航の海岸と名物『ソフトフランス』・・久里浜」
★「4159 【お米料理460】夜に煌めくメリケンパークと『ホルモン丼』・・三宮」
★「4191 【やきそば451】平清盛と鉄人28号と三国志と『そばめし』と・・新長田」
★「4192 【やきそば452】幻の福原京と楠公さんと『焼きそばピロシキ』・・新開地」
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★「4348 【今川焼き100】えべっさん総本社の十日戎と『えびす焼き』・・西宮」
★「4366 【粉なモン51】宝塚大劇場で『たこ焼き白味噌チーズ』を・・宝塚」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(秋ぐらいに成ったら、流石にポートタワーも空きましょうか?)
神戸と云えば横浜と並ぶハイカラな街だから、外国っぽい感じのする美味しいモノが沢山在りますが、神戸を代表するパンと云えば東灘区の御影に本店の在るケルンさんの「チョコッペ」以外有るまい!大雑把に言えば少し小さめのバゲットの中にミルクチョコーのクリームを塗っただけと至ってシンプルなパンですが、昭和四十九年(1974)に売り出したらば神戸じゃ爆発的な人気を呼び、直営店だけで多い日は一日千数百本も売れてると聞きますし、コレまでの販売累計は二千万本を軽く超してると云う神戸のベストセラー。私メも今まで随分コレを食べてますが、最近はナカナカお店まで参れず・・なのに三宮のお店が阪急三宮駅のすぐ傍に移ってるのを今回偶々発見しましたンで、もぅ大喜びで何年かぶりのチョコッペをget!勿論そのまま食べるのも美味しいですが、トースターで軽く焼くとサクサク食感に成って尚さら美味く成るのヨ!全くシンプルだから何処でも真似できそうに思えますが、パン好きな神戸っ子が断じてソレを許す訳は無く、唯一許されるのはチョコクリームの代わりにピーナッツバターを塗った、同じケルンさんの名物「バタッペ」だけなのかも知れません
先月参った上方旅噺の残りを早く記事化しなきゃと思いつつ、我が家のある都内の最近のお噂を随時交えてましたが為、中々先に進めぬ拙ブログ旅日記ですが・・今回は生まれて初めて乗った阪急今津線!但しソレに乗るコトが目的だった訳じゃ無く、訪ねた神戸から宝塚へ参ろうと云う運びに突然成ったンで偶々乗っただけですが、西宮北口から宝塚までホント十五分で着くのに感激!
なんで十五分かと云えば・・関東じゃ殆ど話題に成りませんでしたが、十二年ほど前に『阪急電車片道15分の奇跡』なる映画が公開され、阪急沿線じゃソレなりのヒットを得た様ですが、今津線の各駅が舞台の佳作でしたンで一度乗ってみたいと思いつつ、正直支線ですンでドウにも乗る機会が無く・・干支が一回りした今頃漸く乗れたのに感無量。飽くまでも序でに乗っただけですが
てな訳で片道15分の奇跡の旅の終点・宝塚駅へと降り立てば、いきなり「タカラヅカレビュー」の像(一枚上の画像)が出迎えて呉れましたが、先ずはコッチやと連れて行かれた先にゃS路に曲る不思議な橋が。駅前を流れる武庫川に架かる宝来橋で、対岸との高低差を緩める為に道をS字に曲がらせて距離を稼いで傾斜を緩めてるソウですが、その先にホテル街が聳えてるのが宝塚温泉
そもそも宝塚は鎌倉時代に開湯と伝わる古い温泉地で、阪急電車(梅田からの宝塚線)はソコへお客を運ぶ為に敷かれたとも聞きますが、驚くコトに宝来橋を渡った先は日本最古の炭酸水ウィルキンソンの発祥地!古くから湧いてた「酸っぱい水」の正体に気付いた英国人ウィルキンソン氏は、明治二十三年(1890)に瓶詰して売り出しただけじゃ無く、タンサンホテルまで開業したとか
そんなウィルキンソン炭酸水は全国を席巻しだだけじゃ無く、平成初めまで宝塚市内に工場が存った様ですし、六年ほど前から宝来橋の袂で酸っぱい水が再び湧き始めたとか。暑けりゃキリっと一本飲み干すところですが、こう寒いとそんな気に成らず・・再び駅前に戻って今度はコッチや!「花のみち」なる素敵なプロムナードを進めばオスカルにアンドレ、ベルサイユの薔薇やないか
道端のベルばら像が見つめる先に在るのが、日本最強の女性歌劇団タカラヅカの本拠地たる宝塚大劇場・・男だてらにこんなトコへ参りましたが、残念ながら入場チケットは思い立って直ぐに手に入る様なモノじゃ無いらしく、ほな劇場だけでも観に行こうやないかと連れて来て貰いましたが、有楽町の東京宝塚劇場の前を通るだけで緊張するのに、まさかココまで来てしまうだナンて!
私メだとて舞台(高座)稼業を長らく続けてますし、全国アチコチの劇場やホール等に出入りして居りますが、ソレは楽屋口からが殆どで表側からは少なく、野郎達じゃ叱られるかもと恐る恐るロビーに入れば、ちょうど昼の部の休憩時間だった様で辺りは若い女性やマダム方ばかり!歌劇団内部にイロイロ問題あって昨秋は二ヶ月も休演してましたから、観れる喜びに皆さん溢れてますヨ
もちろん客席に入れば雰囲気が違うでしょうし、観客側にもイロイロ序列が有って随分難しいとも聞きますが、恐ろしがってないで一度は生で観ないとヅカならではの楽しさは判らぬ筈。尤もいきなり宝塚大劇場に挑むのは如何にも無謀で、初めは東京宝塚劇場から始めるのが宜しいかも・・流石に気疲れしたンで早々に脱出し、花のみちを更に奥へ進めば火の鳥!手塚治虫記念館ですか
手塚先生と云えば拙宅から遠からぬ椎名町のトキワ荘に住んで居られましたし、また亡くなられてからは拙宅近くの西巣鴨の某寺院(非公開)に葬られてたりと、当然面識は無いのに妙に近しく感じる漫画の神様ですが、青年期まで宝塚でお育ちに成ったとか。少女漫画的タッチが多かったのは宝塚歌劇団の影響とされてますが、初めて参った宝塚はビックリ続きであぁ草臥れた!ならば武庫川を再び渡って南口駅から、今津線に乗って帰りましょうかネ
★次回は「兵庫県神戸市中央区」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ビューティフル!宝塚」宝塚国際観光協会HP
★「ときめく日々が、たからもの。宝塚」たからづかな生活HP
★「宝塚暮らしをもっと楽しもう」宝塚コミパ通信HP
★「芸術、アニメなどの魅力が溢れる宝塚を歩いてみよう」ひょうご北摂ツーリズムガイドHP
★「『阪急今津線』使いこなせば幹線並みに便利だ」東洋経済オンラインHP
★「阪急電車 片道15分の奇跡」ぴあ映画HP
★「映画『阪急電車』のロケ地」西宮流HP
★「【宝塚ゆめ広場、宝塚歌劇モニュメント完成除幕式!マイティー&みれいさんが・・】駅前広場@宝塚」徒然なるまま、阪急沿線カタルシス・ブログ
★「眺めるも渡るもよし 宝来橋の曲線美」たからづかな生活HP
★「宝?定番スポット 宝?の温泉」宝塚市国際観光協会HP
★「金宝泉と銀宝泉の2種類が楽しめる『宝塚温泉』。実は『ウィルキンソン タンサン』発祥地 -兵庫テロワール旅-」HYOGO!ナビHP
★「ウイルキンソン」アサヒ飲料HP
★「宝塚大劇場前にある花のみち商店会」宝塚花のみち商店会HP
★「ベルばらの像を探して」日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”ブログ
★「TAKARAZUKA REVUE」宝塚歌劇団HP
★「宝塚歌劇110周年特設ページ」宝塚歌劇団HP
★「宝塚大劇場・宝塚バウホール」宝塚歌劇団HP
★「エンタメを楽しもう!−宝塚大劇場の楽しみ方−」チケットJCBHP
★「あなたのまだ知らない宝塚!初心者向け宝塚大劇場での楽しい1日の過ごし方」Enjoy OSAKA KYOTO KOBE HP
★「THE OSAMU TEZUKA MANGA MUSIUM」宝塚市立手塚治虫資料館HP
★「生命とは何かを問い続ける 宝塚市平和モニュメント『火の鳥』」ウィズたからづかHP
★「漫画の神様ゆかりの地で語り継がれる手塚治虫と宝塚の歴史/手塚治虫記念館インタビュー」マチノコエHP
★「カフェテリア『フルール』」宝塚歌劇団HP
★「宝塚大劇場のたこ焼き・明石焼き」清く 楽しく 美しく♪No Takarazuka No Lifeブログ
★「『フルール』のたこ焼き」colorfuldays by gabbyブログ
(関連する記事)
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★「807 【粉なモン14】阪神尼崎駅前アーケードと『阪神イカ焼き』」
★「2233 【スイーツ170】お岩さんと都電と『芋ようかん』・・西巣鴨」
★「2417 【粉なモン36】夜の赤い観覧車と『元祖たこ焼き』・・梅田」
★「2492 【今川焼き46】惜別の辞、神田陽司先生へ(前)・・尼崎」
★「2494 【名物パン294】惜別の辞、神田陽司先生へ(後)・・尼崎」
★「3355 【粉なモン43】新開地だった阿倍野で『ミシュランのたこ焼き』を」
★「3610 【お米料理378】飛行機が頭上を飛ぶ街で『魚介スープのパエリア』を・・豊中・庄内」
★「3790 【お魚料理123】蘇ったトキワ荘と『巻きかまぼこ』・・椎名町」
★「4116 【揚げモン91】滝と義士とミッフィーと『紅葉の天ぷら』と・・箕面」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(阪急の沿線って一種独特な、落ち着いた雰囲気がする様な気が)
私メらおっさんにゃ恐ろしく感じられる宝塚大劇場ですが、感心したのは劇場内の食堂やカフェテリアのお値段が大して高く無いコト・・得てして劇場のは「お客を毟れるだけ毟ってやろう」とばかりに値段と中身が全く釣り合わないコトが多いンですが、宝塚はお出で戴いたお客様に一日楽しんで貰おうと「飲食で儲ける気は無い」のだとか。何しろ劇場名物がたこ焼きなのが全く関西で、普段は大阪や神戸に参ってもソレを食べたいと思わぬ私メなれど、天下の宝塚大劇場名物のたこ焼きに猛烈な興味が惹かれましたし、定番のソース味と明石焼きの他に季節限定「白味噌チーズ」が在ると貼り出されてましたンで、色んな意味で食べたく成り・・男だてらに行列するマダム方の後ろに並び、焼きたての白味噌チーズたこ焼きを受け取ってカフェテリアの席へ。随分大粒のフワフワたこ焼きで、こんなボリウムが有るのにヅカファンは大丈夫か気に成って、近くの席のマダム方を他所眼に眺めてれば案外平気に食べて居られましたナ。基本的に女性客ばかりが集まる宝塚だから逆に気取らなく成るのかも知れませんが、掛かる白味噌チーズは甘塩っばくて凄ぶる美味しく、当り前のソース味のたこ焼きより私ぁ好きな位。結構好評と見えて毎年の様に期間限定で出されるらしく、その点はヅカファンにもぅ成り掛けてます
]]>今年は全国的にホント暖冬で、拙宅のある都内じゃ昨年より二週間も早く春一番が昨日吹きましたし、早生咲きの河津桜が御近所アチコチで開き始めて春間近なのを実感しますが、お噂の方は先月参った上方の旅噺を・・大阪から乗った新快速電車は湖西線に入った途端に天気がガラッと変わり、琵琶湖沿いは雪国の風景に
私メら東夷にゃピンと来ませんが・・滋賀県北部(湖北)は関西唯一の特別豪雪地帯が在る位に雪が多く降るトコで、列車の進む先に真っ白く分厚い雲が広がってるナと思ってたらドンドン降り始め、湖北の高島市に入ったらご覧の有様。こう成ると予想せずに雪靴を履いて来なかった己を恨みますが、眺めはキレイでしたネ
なのに今冬の湖北はお天気が目茶苦茶らしく、あんなに強く降ってたのにイザ止んだらドンドン回復し、同じ日の夕方に高島市の中心街たる今津まで出てみたら、雪のゆの字も無いやないかい!いやいや湖岸の浜通り沿いの家々の屋根にゃ薄っすら白さが残ってましたンで、この辺りでも幾らか降ったのは確かみたいですが
高島は二十年ほど前に琵琶湖北西岸の五町一村が合併して出来た市で、例年なら福井県に接する北部は豪雪・京都に近い南部はソレほど降らぬと云うけれど、訪ねた日は南の方が多かった様な。そんな時も有るンてしょうが、ほぼ真ん中の今津はただ只管に風寒く、竹生島へ向かう船の桟橋まで出ると凍えてしまいそうな位
ソレに挫けず琵琶湖をグルっと見渡せば、神々が棲まうとされる竹生島の先に伊吹山地の山々が・・関西唯一の特別豪雪地帯・余呉湖はその麓のある筈で、向うじゃもっと激しく降ったのかしらん。ならばと寒さを堪え口ずさむのは勿論「琵琶湖周遊の歌」、ここ今津で大正六年(1917)に生まれたご当地ソング?ですゼ
拙宅のある板橋区に北接する埼玉・戸田市にゃ「日本ボート競技の聖地」戸田漕艇場が在りますが、関西じゃ琵琶湖が手漕ぎボート競技のメッカで、旧制第三高校(今の京大総合人間学部)の猛者達が琵琶湖一周の船旅に出た時に思いつき、今津で宿泊した晩にソレを披露して喝采を浴び、三高の学生歌として広まりましたヨ
同じ「われはうみのこ」でも唱歌は海の子ですが、コチラは琵琶湖で思い付いた歌だから「湖の子」ですしメロディも違い、実は当時学生の間で流行ってた「ひつじうた」なる曲の替え歌で、しかも初めは六番まで無かったとか。今津の資料館の方に教えて貰って知りましたが、この寒さで今日初めての見学者だった様です
ま、完全なシーズンオフですし、こんな訳の判らぬお天気の日に来る方が酔狂・・北国街道(西近江路)と若狭湾の城下町・小浜を結ぶ湖の港として栄えた今津には、往年の繁栄を伝える街並みや石造りの洒落た洋館(滋賀県に多いヴォーリズ氏設計の建築)が結構残り、もっと暖かい季節なら右往左往したいですが寒くて無理
そして忽ち日が暮れて、お宿のある大阪まで戻らにゃ成らぬ刻限が来ましたが、朝方の雪の影響?で湖西線ダイヤは大きく乱れ、乗り換えらずに帰れる新快速がナカナカ参りませんヨ。止む無く駅前のイルミネーションを眺めながら案内アナウンスの聞こえるのを待ちましたが、関東に比べれば狭いとは云え関西も結構広いですナ。大阪まで一時間二十分ほど、早く電車が来ないかしらん
★次回は「兵庫県宝塚市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「びわ湖高島観光ガイド」びわ湖高島観光協会HP
★「滋賀・びわ湖観光情報」びわこビジターズビューローHP
★「自分らしさ、見つけた!」たかしまじかんHP
★「今津を楽しむ」びわ湖高島観光協会HP
★「高島市今津町周辺を旅しよう。湖畔の町にあるおすすめ観光スポット6選」skyticket HP
★「高島市の『雪事情』とは?【近畿屈指の多雪地域・山沿いでは1m以上の積雪も】」奈良まちあるき風景紀行ブログ
★「雪の余呉湖【関西唯一の特別豪雪地帯】」Kansai Odyssey HP
★「沿線点描絶景を求めて 湖西線」Blue Signal JR西日本HP
★「今津港(琵琶湖汽船)」ニッポン旅マガジンHP
★「【高島市】今津港から船に乗ってパワースポット竹生島へ!」ガーコジャーナル・ブログ
★「『琵琶湖周航の歌』の基礎知識」高島市役所HP
★「琵琶湖周航の歌資料館」びわ湖高島観光協会HP
★「琵琶湖周航の歌」三文楽士の音楽室HP
★「【歴史】琵琶湖沿岸の飛び地、金沢と上方を結んだ『今津代官所跡』とヴォーリズ資料館」いいじ金沢HP
★「今津をあるく」新さっぽろ旅の雑記帖ブログ
★「今津の街並みを散策」a Cozy Timeブログ
★「今年も街にあかりが・・イルミネーション12月9日点灯式」高島市今津地域住民自治協議会HP
★「滋賀のおいしいコレクション イサザ」滋賀県庁HP
★「滋賀のおいしいコレクション 産地レポート・イサザ」滋賀県庁HP
★「イサザの佃煮は上等な味わいがする」ぼうずコンニャクのお魚三昧日記ブログ
(関連する記事)
★「202 【名物パン13】湖北名物サラダパン」
★「248 湖北はやっぱり今日も長閑でした」
★「697 【講談の舞台08】賤ヶ岳の合戦・・長浜市木之本町」
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★「1342 【保存食品31】日吉大社と『比叡ゆば』‥坂本」
★「1457 【団子饅頭54】すご〜く長い路面電車と『弁慶の力餅』‥大津」
★「1458 【スナック26】皇太子襲撃事件と『甘いポテチ』‥大津」
★「1605 【名物パン167】湖北の不思議な『サンドウィッチ』・・木之本」
★「1606 【やきそば170】正体不詳の武将と『和えそばスペシャル』・・木之本」
★「3486 【やきそば386】興奮の琵琶湖ペーロンと『美富士食堂の焼きそば』・・膳所」
★「4278 【お魚料理133】隠れ太閤さんの城下町で『えび豆』を・・長浜」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(高島市も北に行けばスキー場が在る位・・雪が降るのも当然か)
♪われは湖の子〜滋賀県と云えばドウしたって琵琶湖ですが、日本最大の湖だけに美味しい淡水魚がイロイロ獲れ、中でもビワマス・ニゴロブナ・ホンモロコ・イサザ・ゴリ・コアユ・ハスにスジエビの八つを選び「琵琶湖八珍」と呼ぶンだとか。特に前四者は琵琶湖にしか居ない固有種で、帰る前に今津の某スーパーへ寄りましたら地元産の「イサザの醤油煮」と云うのを見付けましたヨ。イサザはハゼの一種(ウキゴリの仲間)で、どんなに成長しても8cmほど・・細小魚(いささうお)が転訛してソウ呼ぶとか。秋から春にかけての寒い頃が漁期で、小さい癖に強い旨味が出るンで古くから大いに喜ばれ、えび豆っぼく大豆と一緒に煮たりすき焼き風(湖北じゃ『じゅんじゅん』と呼ぶ)にしたり、湖国人の暮らしに無くては成らぬモノの様ですが、私メの買った醤油煮は要するに佃煮でしたネ。佃煮屋の並ぶ今津の浜通りにお店の在る「魚岩」さんの商品で、佃煮なのに要冷蔵で賞味期限が短かかったンで東京へ持って帰るのがナカナカ大変でしたが、苦労した甲斐あってコリコリして美味しいコト美味しいコト!ご飯を何杯でも重ねられそうでしたが、一番多かった頃の十分の一ほどしかイサザは獲れなく成ってしまったとかで、貴重な味かも知れません
]]>この冬参った関西の旅噺を早く記事化せねばと思いつつ、雪やら桜やらイルミネーションやらと拙宅のある都内の最近のお噂を優先した為、中々先に進めなかった拙ブログ旅日記も漸く大阪に到達(と云っても訪ねたのは先月ですが)。ミナミの道頓堀界隈へ向かえば行き交う人々から聞こえるのは異国の言葉ばかりで、昨年九月に来た時よりも外国人観光客の租界化が進んでしまった様な
何もコリャ大阪ミナミだけの問題じゃ無く、東京でも浅草辺りは負けぬ位にインバウンドに踊ってるからお互い様ですが、コロナ禍で彼らが全く来なく成った時に大火傷した筈なのに、再び来る様に成ったら熱さを忘れて盛大に踊り始めてますナ。加えて大阪じゃ万博が来年開催されますが、一体ダレの為に開くのやら?少なくとも私ぁ参らぬ心算ですが、成功するコトを祈って居ります
ま、外国人観光客の闊歩がイヤなら近付かなければ良いだけで、私ぁ浅草にゃ高座等の御用が無けりゃ全く行かぬ様に成りましたし、万一参ってもグルっと廻って空いてるトコを選んで通る位だから、如何に偵察目的でも長居は無用・・早々に脱出して南海電車のなんば駅前へ。租界も同然の道頓堀界隈から何百mか来ただけなのに、聞こえる言葉は急に日本語・関西弁に変わって一安心
車が沢山行き交う道路だったなんば駅前を締めきり、全面的に広場化しようと云う工事が一昨年秋から行われてましたが、その一部が「なんば広場(一枚上の画像)」として昨秋公開されて入れる様に成り、些か狭っ苦しかったミナミが急に広がった様に感じられるから「あぁ日本に帰って来た」てな気分に繋がるのかも知れませんが、広々したトコならなんば駅の裏側に前から在りますヨ
ソレが「なんばパークス」・・南海ホークスの本拠地だった大阪球場の跡地を二十年ほど前に再開発した大きなSCで、大峡谷に似せて設計された奥に広い段丘状の建物屋上はパークスガーデンとして公開され、ソコで昨年十一月から行われてた毎冬恒例のイルミネーション「なんば光旅」が、今週末の千秋楽を目指して最後の青い輝きを放ってる・・ココを御案内するのは実に六回目!
要するに光旅の終わらぬ内に記事化せねばと焦ってた訳ですが、鮮度的に更に急がにゃならぬモノが多出したンでつい遅くなり、結局はバレンタインデー頃までロングランするイルミネーションを東名阪の三連発でご案内しましたが、コロナ禍で旅に出られなかった二冬を除き、東京人なのに青い灯火見たさに八年前から来てるって尋常じゃ無い!勿論ナニかの御用で上阪した序でですが
青色LEDを多用するイルミネーションなら東京でも開催されてますンで、ソレ目当てなら大阪までナニも態々参らんでも良い筈ですが、段丘状に成ってるパークスガーデンを使った光旅は階毎の屋上を三階から九階まで登りつつ、その所々で輝いてる約70万球の灯火を観て廻る出鱈目な規模。なのに大繁華街なんばの一画と云うのに悲しい位に空いてますから、ノンビリ見られるのヨ
勿論イルミネーションの盛りは年末年始で、外国人観光客で大雑踏だった道頓堀みたいにクリスマス前は賑わってた筈。ソウでなきゃ南海電車も大金を投じて開催しないでしょうから、毎回年が明けてから参って空いてる!と決め付けたら叱られますが、だからこそ来たがる東夷も居る訳で・・高い階へ上がるにつれて風が強くなるのが難点ですが、青く光る大都会の山登りは楽しいです
因みに電飾全てが青い訳じゃ無いですし、一番華やかな八階円形劇場「煌めく草原」は青く成ったり白く光ったり・・昨冬もコレを見た覚えが有りますが、奇麗なモノは何度見たってキレイ!こう成ると来冬も観に参りたく存じますが、関西以外じゃ殆ど話題に成って無かろうと万博が開催されますからにゃ、光旅も賑わってしまうのかしらん。無論その方が南海電車は喜ぶでしょうが、空いてるから序でに参ろうと思う私メ。一体ドウ成りましょうか
★次回は「滋賀県高島市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「地元なんばのまち人が本当のおすすめ情報を紹介!」ぶらっとなんばブログ
★「今日の”ミナミ”をお届けする、ほんわか地域情報サイト!」大阪ミナミじゃーなるブログ
★「【2024最新】難波に来たらぜひ訪れたい!12のオススメスポット」MATCHA HP
★「道頓堀川について」大阪市役所HP
★「戎橋(えびす橋)」ニッポン旅マガジンHP
★「『3年間我慢した。期待しかない』大阪・京都、観光地にぎわい戻る」朝日新聞かデジタルHP
★「『たまらなく嫌や』中国マネーが大阪・道頓堀を飲み込む!“儲かってなんぼ”が命取り?」ダイヤモンド・オンラインHP
★「大阪・関西万博」2025年日本国際博覧会協会HP
★「万博『行きたい』26.9% 関心低調、三菱総研調査」Yahoo!ニュースHP
★「なんばひろば改造計画」なんば広場マネジメント法人設立準備委員会HP
★「歩行者が主役のまちづくりに!構想15年の駅前なんば広場が先行オープン」ぶらっとなんばブログ
★「【大阪市浪速区】難波のイルミネーション!なんばパークスで『なんば光旅』が開催中!2024年2月18日まで。」号外NET大阪市HP
★「なんばパークス『なんば光旅』【大阪市浪速区】20231202」散歩と写真(京都・大阪ほか)Walker’sceneryPhotos in Kyoto and Osaka etcブログ
★「メインディッシュは"心"です」心斎橋ミツヤHP
★「安くてボリューム満点!『心斎橋ミツヤ』の洋食がすごすぎる【大阪グルメ】」TABIZINE HP
★「【ビフカツ&ミートスパ&オムライス】大阪ビフカツライス@心斎橋ミツヤ あまがさきキューズモール店」MASARUのブログ
★「喫茶店と侮るなかれ」ゲーム好きのきままな日常ブログ
(関連する記事)
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★「3352 【お米料理343】なんば光旅2018と『伝説のミツヤライス』」
★「3489 【スイーツ306】懐かしの南海ホークスと『551本店のアイスキャンデー』・・難波」
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★「4113 【お肉料理176】夜の道頓堀リバークルーズと『551の豚まん』」
★「4178 【お米料理465】なんば光旅2022と『はり重のビーフワン』」
★「4283 【スイーツ456】灼熱の戎橋で『551本店のアイスキャンデー』を・・難波」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(道頓堀に居るのは韓国と台湾人で、中国人は意外と少ないです)
厳冬期の登山をしたらお腹が空きましたンで、駅前地下街なんばウォークまで降りてお馴染みミツヤへ。昭和十八年(1943)に純喫茶として創業した老舗洋食レストランが「心斎橋ミツヤ」さんで、その名通りに心斎橋筋に本店を構えるほか大阪市内に幾つか支店が在り、なんばウォーク店もその一つ・・何と言ってもミツヤは安くて美味くて量が多く、大阪に来て食事に困ると「ミツヤなら外れなし」と探してしまう位。ある意味大阪らしいモダンさを濃縮した存在だと私ぁ思って居りますが、メニューの方も大阪らしさを濃縮したモノ揃いで、有名なのが「伝説のミツヤライス」。ミツヤさんの定番メニュー「鉄板スパゲティ」「オムライス」「トンカツ」を一つにまとめたトルコライスの事で、夫々が全く譲らずに己の存在を主張し合ってて大変なボリウムですが、そのデラックス版がトンカツをビフカツに置き換えた「大阪ビフカツライス」。私メら東夷はカツと云うと豚か鶏しか思い付きませんが、牛肉食らいの上方じゃビフカツが当たり前にあるから驚きますネ。折角だからとソレにしてみましたら・・やっぱ凄いボリウム/流石のミツヤですナ。しっかり一人前のオムライスに踏み潰されてて見えない鉄板スパもちゃんと一人前の量ですし、乗せられるビフカツだって一品料理として出せるほどで、ミツヤさんが東京に支店を出して呉れたら隔週で通いたい!なのに「コレで足りない人」向けに総重量1kgを超える五割増し量のジャンボサイズまで有るらしく、大阪じゃ何ゴトにも驚いてばかりです
]]>先月参った旅噺(主に関西)の記事化を急がねばと思いつつ、今冬の初積雪を祝って都内で最も低い山に登ったり、皇居近くで咲き始めた寒桜を見に行ったり、終了間近のイルミネーションを超都心まで見に行ったりと、拙宅のある東京のお噂を優先してナカナカ先に進めなかったブログ旅日記ですが、ソレの続きは何れ改めて書くコトにして・・さぁGoWest!名古屋まで来ましたゼ
年明けからまだ五十日も経ってないのに、普段は年に二〜三回位しか参らぬ名古屋へ来るのは早くも二度目。同じ三大都市圏でも東京や大阪と違う「別の面白さ」を持つ街だから、訪ねる機会が今年は増えて欲しいと切願しますが・・今回はテレビ塔の建つ栄の方へ向かう時間が無く、JR名古屋駅のある名駅界隈をブラついてみましたら、駅構内の待ち合わせ名所・金の時計前は大雑踏
新幹線や地下鉄・私鉄も含めた乗降客は約100万と愛知じゃ断トツの名古屋駅は、乗換地でしかない東京駅と違って駅前がそのまま繁華街ですし、駅ビルのデパートの集客力が段違い・・地下のお弁当売り場位しかお客の居らぬ東京駅の大丸と違い、名駅の高島屋はどの階もどえりゃあ混んどる!金の時計に面した飾り付けは毎回盛大で、これはバレンタインデーに当て込んだモノの様
デパートのディスプレイ一つで軽々に判断しちゃ成りませんが、コロナ禍で大人しく成ったままの東国と違い、名古屋は万事が派手で楽しいナ・・但し地元の方に聞けば「コレでも随分大人しく成った」と仰いますが、駅東側の広小路口から表へ出れば眩しく光る街路樹!こりゃ名駅通沿いで毎冬開催されるイルミネーションで、イベントとしては年明けで終了した筈なのに今なお点灯中
イベント期間を終えても輝いてるのは不思議で、一体ダレが電気代を負担してるか気に成りますが、折角設置した沢山のLED電球を取り外すのは勿体ないし、キラキラ派手に光ってるのが名古屋の方の好みに合った?から、バレンタインデーが終るまでそのまま灯してるンだろうと勝手に納得しときましょ。名駅に林立する摩天楼のビル灯りに映えて実にキレイですが、風が寒過ぎます
なのに空調の効いた高島屋へ戻ろうとせず、年明けまで「名駅通イルミネーション」と呼ばれてた輝きを見て廻ろうと、駅ビルとしては世界一高いJRセントラルタワーズ(246m)を初めとする超高層ビルの立ち並ぶ、名駅通を寒さに滅げずにブラブラと。駅前の大名古屋ビルヂングの空中庭園スカイガーデンに上がりますと、ココでも終わった筈の電飾が依然として光輝いてましたネ
処が折角の輝きを見てる人が殆どいない・・ま、前回ご案内した東京最大の丸の内イルミネーションだって混んでるのはクリスマスまでで、ソレ以降は閑古鳥が鳴いてますから名古屋でも同じでしょうし、駅ン中の大雑踏は表に出ないで地下街へ行ってしまうから、地上の電飾に気付かないンでしょう・・試しに地下街のメイチカへ降りてみたら結構人が居るじゃん。何しろ寒くないしネ
とは云えシャッターが降り始めてますし、同じ名古屋の地下街でも栄(向こうはサカエチカ)と違って名駅のは余り詳しくない私メで、ならばと地上に出たらナナちゃんが!名鉄百貨店ヤング館前に置かれた巨大なマネキンで、そのコスプレ好きは名古屋じゃ知らぬ者が居らぬ位!時毎の旬な格好やイベント関連の衣装に次々着替えてますが、この青いファー付きワンピース姿は何じゃろか
そんなナナちゃんはあの青い私服に着替える前の年末年始、驚く事にヤッターマンの悪役「ドロンジョ様」に扮してたらしく、ソレを知ってたら今年初めて訪名した正月明けに私ぁ絶対に寄ったのに!ドウにも上手く行きませんが、既に二度も名古屋へ参ってますンで例年よりは多く来れそうだから、列車を乗り換える時に一旦改札を出て彼女に会いに居なきゃと、寒風の中思う私メです
★次回は「大阪府大阪市中央区難波」への訪問記です★
(参考リンク)
★「名古屋コンシェルジュ」名古屋観光コンベンションビューローHP
★「名古屋の魅力と旬な話題を発信するウェブサイト」名古屋情報通HP
★「名古屋を中心に愛知・岐阜・三重のおすすめ情報を紹介」IDENTITY名古屋HP
★「名古屋駅周辺で1日楽しむ!暇つぶしにも最適なおすすめ観光スポット16選」たべまろHP
★「『名駅の"謎"』名古屋駅はいつから名駅?」NHK名古屋HP
★「名駅の定番待ち合わせスポット『金時計』&『銀時計』いつからあるの?2つの関係は?JRに聞いてみた」JタウンネットHP
★「名古屋駅直結駅ビル型デパート」JR名古屋タカシマヤHP
★「2024アムール・デュ・ショコラ 〜ショコラ大好き!〜」JR名古屋タカシマヤHP
★「メイエキイルミ2023」名古屋駅地区街づくり協議会HP
★「名駅通イルミネーション」あいち観光ナビ 愛知県観光協会HP
★「JRセントラルタワーズ・JRゲートタワーズ・ゲートウォーク」ジェイアールセントラルビルHP
★「東に名城、西に大名古屋ビルヂング」大名古屋ビルヂングHP
★「【2023年版】名古屋駅の冬の風物詩『大名古屋ビルヂング クリスマスイルミネーション2023』好評開催中」大名古屋ビルヂングHP
★「***メイエキイルミ2023***その1」yuyuパンダのおでかけ日記ブログ
★「名古屋駅の地下街」メイエキドットコムHP
★「ナナちゃんについて」名鉄百貨店HP
★「【プリキュア・ドロンジョ様・50歳記念】2023年 ナナちゃん人形の変身を振り返ってみたよ【7選】」名古屋情報通HP
★「いらっしゃいませ!スガキヤへようこそ!」スガキコシステムズHP
★「愛知県名古屋市・スガキヤ イオンタウン太閤店」かんさんの忘備録ブログ
★「スガキヤ みそ煮込み風ラーメン」takumiinui’s diaryブログ
(関連する記事)
★「1212 【お鍋料理16】コレもお鍋に‥『スガキヤ和風とんこつ鍋』」
★「1352 【スイーツ77】太閤殿下の故郷で『クッピーわらび餅』‥中村」
★「1470 【名物パン139】名古屋から全国へ!『サンドロール』の謎」
★「1617 【麺類色々116】セントラルタワーと『駅のきしめん』・・名駅」
★「2078 【麺類色々171】名古屋はええよ!『みそ煮込みうどん』‥鶴舞」
★「2104 【名物パン233】夜の名古屋摩天楼と『十周年の黒コッペ』」
★「2406 【スイーツ183】名古屋の下町で『しるこサンド』を‥四間道」
★「2461 【麺類色々212】加藤清正公の桜と『あんかけスパ』・・名古屋城」
★「2534 【お米料理230】レトロな商店街で『味噌ホル丼』を・・円頓寺」
★「2721 【麺類色々229】蒼空の金鯱と『本物の名古屋カレーうどん』・・名城公園」
★「2753 【麺類色々235】日本三大都市・名古屋と『あんかけスパ』・・栄」
★「2821 【名物パン325】名古屋駅の摩天楼街と『マースカレー・スナックサンド』」
★「3005 【名物パン341】『小倉トースト』と名古屋駅クリスマス」
★「3057 【麺類色々283】建て替えられる天守閣と『スガキヤ特製ラーメン』・・名城公園」
★「3325 【やきそば369】大阪を抜いた?夜光煌めく名駅で『焼き太きしめん』を」
★「4142 【スイーツ434】光輝くテレビ塔と『シロノワールブラックサンダー』・・栄」
★「4143 【名物パン438】紅葉の名古屋城と『コンパルのモーニング』・・名城公園」
★「4144 【お肉料理178】賑わう大須で『わらじ味噌かつ』を」
★「4145 【麺類色々452】超高層駅のクリスマスと『元祖あんかけスパ』・・名駅」
★「4146 【お魚料理130】秋の桜咲く熱田神宮で『鰻のひつまぶし』を」
★「4298 【お肉料理190】残暑のごった煮アーケードで『ひれ味噌かつ』を・・大須」
★「4299 【団子饅頭143】残暑の夜のテレビ塔と『赤福氷』・・栄」
★「4344 【スイーツ469】旅先でする初詣と『スガキヤのクリームぜんざい大福』・・一宮市」
★「4362 【やきそば472】丸の内イルミネーション2023と『辛味噌ビーフ焼きスパ』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(絶対数は東京・大阪の方が上ですが、名駅の密集度も随分です)
名駅摩天楼街のビル風で冷え切った身体を手っ取り早く暖めるなら、名古屋らしい麺類を啜るのが良かう・・ならばスガキヤへ参らん!東海地区や近畿地方に三百ほどのお店が在るスガキヤは独特な味の豚骨ラーメンを出すチェーン店で、その殆どが駅前やSCに在りますが・・名古屋駅にゃなぜか無い!いや厳密には「寿がきや」なる系列店が駅西口の地下街エスカに在りますが、好き嫌いの激しい味の豚骨ラーメンがメニューに載ってない、スガキヤ系らしからぬ小洒落たラーメンやカレーを出す店で、この冷えた身体を暖めて呉れるとはとても思えず、この近くに片仮名のスガキヤは無いのかと検索してみたら、エスカから十分ほど歩いたイオン系のSCに太閤店が在ると判りましたンで、その程度の距離ならこれ以上凍えるコトも有るまいから「スガキヤスガキヤ」と密かに唱えつつ、テクテク歩いて参った私メ・・そしたら期間限定で「味噌煮込み風ラーメン」なんてぇのが有りましたから、スガキヤ名物の豚骨ラーメンを食べるのを忽ち放棄してソレに切り替え!何ゴトも初志貫徹しないのが悪い癖ですが、出て来たのは白い豚骨ラーメンとは全く異なる赤っぽい一杯で、濃厚な赤味噌の味が匂いからして判りましたが、面白いのは東海地方のスーパー等で売られてるスガキヤの袋麺「みそ煮込みうどん」とのコラボ作らしく、要するに袋麺のスープにラーメン用の平麺を入れたと考えれば良い様。成るほどソウ言われれば以前確かに食べたコトのある味で、だったらうどんを入れたら完璧じゃんとは思えども、強引にラーメンに持ち込もうとするのが片仮名のスガキヤらしさかも。何れにしろ名古屋駅からソウ遠くないトコに店が在るのを知りましたンで、列車に乗る合間に寄れる様な気がします
]]>先月参った旅噺のご案内を急がにゃ成らぬのに、今冬初の積雪を喜んで雪山に登ったり、皇居傍で咲き始めた寒桜を見に行ったりと、拙宅のある都内のお噂を続けてますンで先へ進めぬ拙ブログ旅日記・・なのに今回もまた東京・しかも超都心の丸の内!界隈随一の摩天楼だった東京海上ビルの解体が終わり、今までと違う角度から丸ビル(中央)や新丸ビル(左)が見える様に成りましたヨ
如何に拙宅近くの駅から都営三田線で二十分程と近いとは云え、ビル風の寒けき超都心へ夜にわざわざ出掛けたのは、丸ビルや新丸ビルの裏を通って日本一のビジネス街を貫く丸の内仲通り・大手町仲通りで開催されてる「丸の内イルミネーション」の千秋楽(今月十八日まで)が近付き、私ぁ毎年ソレを好んで御案内してるンで「終わらぬ内に行かなきゃ!」と慌てて参った様な次第です
年末年始を中心に全国各地で大小様々なイルミネーションが開催されましたが、丸の内のはシャンペンゴールドのLED百二十万球が1.2kmに渡って連なる、都内最大のイルミネーション!界隈にゃ大企業の本社が集結してるンで協賛金を集め易いのも有りましょうが、日本一の街に相応しい日本一の輝きを灯そうと、二十二回目の今冬も盛大に清らかにゴージャスに毎晩光ってます
無論この手のイルミネーションは年末年始に盛大に行われるモノで、丸の内でもその時期は電飾に加えて派手なクリスマスツリーが各ビルに飾られ、カップルを中心に大勢の見物を集めてましたが・・ソレじゃノンビリ見物出来ませんし、何よりケヤキ並木にまだ葉が沢山残って光がキレイに見渡せンわい!だもんで葉が散った今の方がずっと鮮やかで、見物するには相応しいかろうかと
尤も一年で最も寒い二月に成ってから超都心まで態々イルミネーション見物に参る阿呆はそう多くは無いですし、同じ丸の内でも輝きがイエローゴールドのKITTE東京(昔の東京中央郵便局)の裏まで来たらおぉ全く誰も居らぬ・・ここは線路端で仲通りから少し外れてますからネ。ま、目の前を時折通る山手線や京浜東北線の車内から、コチラに気付いて眺めてる人の姿は見えますが
ならばと線路端をそのまま歩き、夜光に照らされた赤レンガ駅舎がステキな東京駅丸の内口へ。駅前再整備で大きな広場が造られて以来、寛ぐ人達で昼は賑わう様に成った丸の内口も真冬の夜はガラガラで、むしろ寂しさを感じてしまう程・・もちろん駅ン中は帰宅を急ぐ人やコレから新幹線に乗ろうと云う人で雑踏してましょうが、外はこんな奇麗だから出てお出でヨと呼びかけたい位
序でだからと丸ビル五階の展望テラスへ上がり、丸の内口の全景を眺めてみましたら・・駅の周囲に聳える超高層ビルが年々増えてる感が。三年後には385mの高さで日本一に躍り出る超高層ビル・トーチタワーが駅北側(画像だと左手)に完成しますンで、そしたら又風景が変わっちまうンでしょうネ。生まれ育って今も住んでる街ながら、東京は永遠に変貌し続ける大都会と驚きます
トーチタワーが出来たら別のイルミネーションが麓で始まるのかしらんと思いつつ、丸ビルから降りて今度は大手町仲通り・・東京駅から皇居前へ進む行幸通りを挟み、同じ仲通りでも冠する名前が変わりますがシャンペンゴールドの輝きは同じで、大手町の北端・ファイナンシャルシティの辺りまで繋がってます。ですが夜の大手町は丸の内以上に人が居らず、折角の灯火が可哀想な位
てな訳で今冬も丸の内イルミネーションを無事に完歩した訳ですが、私メの使う三田線の大手町駅は旧江戸城の内郭門の一つ・和田倉橋の下に在りますが、こんな時間にこの辺りをブラつくなんて滅多に無いからと、和田倉橋のライトアップされた姿を見て行くコトに。コチラは日没から夜九時まで毎日輝いてますが、春と夏は涼しげな白色・秋と冬は温かな電球色に照らされてるそうナ
★次回は「愛知県名古屋市中村区名駅」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT CHIYODA」千代田区観光協会HP
★「ECOZZERIA」大丸有 サステイナブルポータルHP
★「丸の内に集う人々のための情報サイト」Marunouchi.com HP
★「これまでも、そして100年先も続くまちづくりに。」大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会HP
★「東京駅にきたら周辺も観光しちゃおう!丸の内のスポットまとめ13選」skyticket HP
★「丸の内の赤い25階建てビル『東京海上日動ビル』の解体状況!跡地には国産木材を使った高さ100mの超高層ビルを建設へ(2024.1.27)」超高層マンション・超高層ビル・ブログ
★「丸の内仲通り」千代田遺産HP
★「丸の内イルミネーション2023」三菱地所HP
★「『丸の内イルミネーション2023』東京・丸の内エリアにシャンパンゴールドのLED約120万球が点灯」FASHION PRESS HP
★「実際に見たらますます好きになっちゃった。『丸の内イルミネーション2023』」丸の内Walker HP
★「丸の内イルミネーション2023」note kznブログ
★「丸の内イルミネーション2023観てきました。『Disney DREAMS&WISHES』巡り」たおやかに生きたい りらの日記ブログ
★「にっぽんらしさと、あたらしさを。」KITTE丸の内HP
★「JPタワー商業施設『KITTE』テラス」DМO東京丸の内HP
★「【東京駅】ライトアップで輝く丸の内駅舎!撮影スポット6選」THE GATE HP
★「高さ385m日本一のビル 東京駅そばに誕生へ 最新順位比べてみた」NHKニュース深堀りHP
★「夜散歩のススメ3418『堀に浮かぶ灯り、和田倉橋』」夜散歩のススメ・ブログ
★「東京・大手町のロメスパの名店『リトル小岩井』さん【炒めの旨さが光るスパゲッティ】」DELICIOUS SHARE HP
★「大手町・リトル小岩井のスパゲティ」美味しい笑顔を探してブログ
(関連する記事)
★「597 【団子饅頭23】東京駅の復元は来年春の予定・・丸の内仲通り」
★「1037 【やきそば81】東京駅がまもなく完成するから『炒めスパ』を」
★「1038 【スナック11】マッカーサー元帥と『お米でつくったカール』」
★「1333 【お米料理88】発売49周年『チキン弁当』と夜の東京駅」
★「2008 【お米料理157】満百年の東京駅で『食堂車のカレー』を」
★「2378 【お肉料理85】丸の内イルミネーションと『クレーム・ドゥーブル』」
★「2694 【お米料理252】シャンパンゴールド煌めく丸の内で『ステーキカレー』を」
★「3004 【麺類色々275】イルミネーション輝く丸の内で『東京タンメン』を」
★「3310 【呑みモン101】丸の内イルミネーション2018と『ブラジルのピーナッツ酒』」
★「3587 【呑みモン133】光り輝く丸の内イルミネーションと『白と緑のフォーナイン』」
★「3779 【煎餅お餅31】丸の内イルミネーション2020と『岡山のぶり雑煮』」
★「3849 【やきそば418】新緑のオフィス街と『大手町のジャポネ・テイクアウト』」
★「3951 【やきそば432】黄金色の行幸通り2021と『ロメスパきのこバター』・・皇居前」
★「3983 【呑みモン171】丸の内イルミネーション2021と『オーツミルク』」
★「3995 【やきそば435】三度目のワクチン接種と梅と『焼き坦々スパ』・・大手町」
★「4024 【名物パン426】桜咲く日比谷公園2022と『ザーサイサラダロール』」
★「4033 【やきそば438】皇居前広場の八重桜2022と『ロメスパ塩ベジタブル』」
★「4078 【呑みモン181】真夏の日比谷公園2022と『チチヤスのチー坊』」
★「4108 【やきそば442】四度目のワクチン接種と『ロメスパ醤油バジリコ』・・大手町」
★「4130 【スナック117】黄金色の行幸通り2022と『フィリピンのテンプラ』・・皇居前」
★「4141 【スイーツ433】金葉・紅葉の日比谷公園2022と『ままどおるvs母絵夢』」
★「4176 【呑みモン194】丸の内イルミネーション2022と『電氣ブランサワー』」
★「4218 【やきそば457】シャガ咲く四月の東御苑と『塩麹ペペロンチーニ・ロメスパ』」
★「4244 【やきそば460】日比谷公園のユリと日本領土と『プルドポーク・ロメスパ』」
★「4260 【揚げモン94】梅雨明けの丸の内と『アフリカンチキンかつ』」
★「4300 【お肉料理191】惜敗!ラクビーW杯2023と『シャブルーチーズ』・・丸の内」
★「4323 【麺類色々473】黄金色の行幸通り2023と『東京駅の二郎系』・・皇居前」
★「4329 【団子饅頭145】皇居乾通り・紅葉の通り抜けと『白黒赤福』」
★「4361 【呑みモン201】東京で一番最初に咲く桜2024と『ジノン・ジンサワー』・・番町」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(仲通りで昔起きた爆破テロの逃亡犯が先日死亡・・悔しいです)
イルミネーションを見に行ったのはもちろん夜ですが、丸の内や大手町界隈にゃ昼に参る方が多い私メ・・実は一昨日行ったばかりですが、大手町・丸の内界隈の大家たる三菱地所さんの本社所在地にして、この界隈随一のお得ランチ街を地下に構える大手町ビルの名物店「リトル小岩井」さんでランチして参りましたヨ。このリトル小岩井さんは茹でおきしといた極太スパゲッティを、まるで焼きそばみたいにフライパンで盛大に炒める東京名物「ロメスパ」の有名店で、私ぁソレ好きなんで拙ブログ旅日記じゃアチコチのを度々ご案内してますが、リトル小岩井さんは大人気店だから昼時はいつも長蛇の行列・・暖かければ並ばず頼めるテイクアウト(ロメスパにゃアルデンテなんて関係なし)を外のベンチで食べますが、流石に二月じゃソウも参らず並ぶコトやや暫し。お陰でその分ジックリ何を頼もうかと考える時間が有り、今週の週替わりを聞けば「辛味噌ビーフスパゲッティ」だと仰る。超高層ビル街を吹く風の寒さに些か震え上ってましたンで、レギュラーメニューよりも身体が暖まりそうだとソレの大盛りで頼みましたら、スパゲッティとは思えぬ見た目と香りの一品が出て来ましたゼ。牛バラ・人参・もやし・ニラ・玉ねぎ・マッシュルームと茹でおき極太麺を強火で炒め、辛味噌で味付けして錦糸玉子を掛けた・・って全く以てこりゃ中華。イタリアは一体どこに行っちまったと悩む位ですが、ピリ辛風味が身体を芯から暖めて呉れますし、元々量が多いのを大盛りにしたンでお腹も満足。次の週替わりは何?と気に成るけれど、多分参れないのが残念な私メです
]]>先月参った旅噺(主に関西)のご案内を急がねばならぬのに、今冬の都内初の積雪を喜んで雪山に登ったりしてたンで、なかなか先に進めぬ拙ブログ旅日記・・なのに今回も東京・しかも超都心の皇居千鳥ヶ淵辺りへ!毎年この時期の恒例にしてる「或るコト」を果たす為、早くも飛び始めた花粉に滅げずに参りましたヨ
広い皇居(旧江戸城)の北西部に延びるお濠が千鳥ヶ淵ですが、その北端に面するお社と云えば?國神社さま。板橋宿の拙宅からロングお散歩で行くにゃ頃合い良し(片道8km強)と、ほぼ毎月の様に参ってるトコですが・・今年はコレが初めて。ま、旧暦なら漸く新年を迎える頃ですンで、月遅れの初詣をお許し戴こうかと
先日の初積雪は都心で9cmと二年ぶりの大雪・・ソレを観測した露場は千鳥ヶ淵を挟んで向き合う北の丸公園の中に在りますから、?國神社さまもほぼ同じだけ降った筈。だもんで境内にゃ雪が結構残ってましたが、御本殿裏の森ン中じゃ梅が咲き始めてましたネ。因みに東京の梅の標本木は、北の丸露場の傍に在ります
尤も東京の梅は平年より十三日も早い先月九日に、四国の松山に次ぐ全国二位の早さで開花したと発表されてますンで、ソコから至近の?國神社さまで咲いてるのは当然かも・・ならば桜が気に成りますが、現時点では来月二十日頃に開花との予想が。けれどもっと早く咲く桜が在るからと、お濠端の駐日イギリス大使館へ
と云っても滅多矢鱈と入れぬのが大使館で、だからこそ先日オーストラリア大使館に入ったのを記事にした位・・残念ながらイギリス大使館にゃ入れず、その隣りに昨春出来た皇居外苑半蔵門園地(元はイギリス大使館の一部だったトコ)へ参りますと、王位継承順位一位のウィリアム王子の植えられた太白桜が残る雪の中に
英国帰りの太白桜の盛りは四月半ばで、まだ蕾が膨らんでも居ませんでしたが・・大使館裏の坂道へ進めばキレイに咲いてる桜!毎年この時期の恒例にしてる「或るコト」と云うのは、勿論「東京で一番最初に咲く」この桜に会いに行くコト。もっと早く咲く桜が他に在るかも知れぬけど、私メにゃこの桜が一番早いのです
この桜(どうやら大寒桜の様)に会いに来始めて九年目・・大病に陥って絶望の淵に居た頃にその存在を偶々知り、寒さの一番厳しい時期に一際早く盛大に咲くこの桜に励まされ、負けて堪るかと懸命に頑張って寛解に至り、そして小康を保ち続けてお伊勢さんに御礼詣でに行ける程に成りましたが、あの頃はホント辛かった
ですが気を抜いたら再発しかねず、毎年この桜に会いに来るのは「二度と負けぬ様に頑張らねば」と自分に誓う為なのかも。昨日参った時はまだ六分咲き位でしたンで、何日かしたら満開の姿を見に行きたいナと思ってますが、取り敢えず今回は満足して露場のある北の丸公園を廻り、?國神社さまの方へ引き上げるコトに
園内は土の地面の多いンで残雪が些か多かった北の丸・・土手に上がると眼下に千鳥ヶ淵が見えますが、対岸の緑道は東京随一の桜の名所として知られる辺りで、開花が予想通りに進めば来月末にゃ真っ白なソメイヨシノに覆われ、ソレを楽しみに大勢が押し寄せて押し合い圧し合いになる筈。私メも幾らか空いてる時間帯を狙って参る心算ですが、コロナ禍が正式に明けてから初めての花見時期・・去年以上に混んじゃうでしょうネ。ならばこの土手から対岸の喧騒を眺めるのも一興、確実にココは空いてますから
★次回は「東京都千代田区丸の内」への訪問記です★
(参考リンク)
★「皇居に最も近い都心の一等地『一番町』」BEARS MAGAZINE HP
★「飲料水確保のためのダム湖-千鳥ヶ淵、牛ヶ淵」EDO→TOKYOブログ
★「?國神社について」?國神社HP
★「雪(靖国神社)」千代田遺産HP
★「靖国神社の『紅白梅』、すでに開花 今年は早め」市ヶ谷経済新聞HP
★「東京と静岡で梅が開花 平年より東京は13日早く、静岡は8日早い開花」日本気象協会tenki.jp HP
★「新しい都会のオアシス〜3月15日オープン・ウィリアム王子が植樹した桜のあるイギリス大使館跡地が公園へ」バラとハーブのある暮らし Salon de Rosesブログ
★「桜・太白(タイハク)と英国の桜研究家イングラム」私的花写真図鑑さくらHP
★「千鳥ヶ淵公園〜英国大使館裏の無名坂」東京さまよい記ブログ
★「カンザクラ/かんざくら/寒桜」庭木図鑑 植木ペディアHP
★「北の丸公園」東京とりっぷHP
★「東京・北の丸公園露場(ろじょう)のご紹介」皇居外苑ニュース・環境省HP
★「千代田のさくらまつり」千代田区観光協会HP
★「【千鳥ヶ淵】の桜は見ないと損!散っても美しい春色の世界」THE GATE HP
★「イギリスの国民酒、あなたの知らないジンの歴史」ブリティッシュパブThe old Arrowのパブリカン日報ブログ
★「広がる大人の香味 GINON」アサヒビールHP
★「『アサヒGINON(ジノン)』4月2日全国発売開始 素材本来のおいしさが楽しめる果実ひきたつ無糖の“ジンサワー”」アサヒビールHP
★「『アサヒGINON(ジノン)グレープフルーツ』東北人のジン、これよ!」ジンを楽しみ ジンで遊ぶブログ
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★「4356 【呑みモン200】オーストラリア大使館で『オーストラリアの地ビール』を」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(毎年雪が降るとこの桜が咲く様な・・単なる偶然でしょうケド)
世界各国それぞれに民族性や歴史に基いた「国民酒」が有り、日本のソレはもちろん清酒だったりしますが・・イギリスの国民酒と云えば黒ビールでもスコッチウイスキーでもピムスでも無く、やっぱジンに決まってますゼ!大麦やライ麦・ジャガイモ等を原料にした蒸留酒で、杜松果(ジュニパーベリー)の香りが付けられてるのが大きな特徴。あの香りが好き嫌いを大きく分け、私メだとて余り得意な方じゃ無いですが・・杜松果にゃ解熱・利尿作用があるからとペストが大流行した頃からヨーロッパじゃ広く薬用に用いられ、オランダで1660年頃(日本なら江戸時代初め)に発明された薬用酒がやがてイギリスに入って人気を拍し、産業革命でロンドンに流入した労働者階級がウイスキーやビールに比べて安価で簡単に酔えるジンを熱烈に愛飲し、下々の国民酒の地位を獲得したンだとか。また21世紀に入ってからイギリスじゃクラフトジン造りが大きく盛んに成り、世界的なウイスキー不足もあってジンの生産量は近年著しく増加。その流れに乗って日本でもジンを普及させようと、一昨年辺りからサントリーが缶入りのジンカクテルを売り出してますが、アサヒビールも参入しようと昨年春に新発売したのがジンサワー「GINON(ジノン)」。と云っても殆どの方が見たコト無い筈・・だってコリャ東北地方限定の発売でしたから。私メも東北某所へ過日参りました時に初めて知りましたが、ジンカクテルに真っ向から挑んだサントリーのと違い、こりゃ酎ハイのジン版?混ぜられた果汁が杜松果特有の味と香りの強みを上手く抑え、ジンのソレが得意じゃない私メでも美味しく戴けましたヨ。アサヒビールさんもコレなら売れるかもと、長らく東北限定だったのを四月から全国発売に昇格させるとかで、あと少しで気軽に買える様に成りますナ。果たしてジンは受け入れられるのか?イギリス大使館も注目してるでしょうネ
]]>先月参った旅噺の在庫が沢山残ってますが、ソレのご案内を一回休んで拙宅のある都内のお噂を・・だって今冬初めて積雪しましたンで!東京の初雪は先月半ばに観測されてますが、我がまち板橋平尾宿は都心や川沿い海沿い山沿いより暖かいと見えて雪に成りませんでしたから、何だか無性に嬉しい!歩きに行かなくちゃ
てな訳で雪上がりの昨日朝、拙宅近くを流れる石神井川沿いの遊歩道へ参った訳ですが、雪雲一過の日本晴れとは相成らず・・冷たい小雨がシトシト降り、積もった雪を半端に溶かし始めてビッシャビシャ!今冬初めて出した雪靴を履いてるから濡れぬけど、足先の寒さったらもぅ!ま、嫌なら歩かなきゃ良いだけですがネ
因みに今冬の初積雪は9cmを記録したらしく、こんなに沢山降ったのは二年ぶり・・初めの予想より多く降った様ですが、川沿いの遊歩道から一旦逸れて十条台の旧陸軍東京第一造兵廠本部庁舎(現北区中央公園文化センター)前に来てみれば、普段と雰囲気が大きく変わって遠い北国へ参ったかの感覚に。雪は魔術師です
尤も雪国住まいの方はその程度で騒ぐナとお思いでしょうが、東京や南関東は暑さ対策に注力してるから寒さの方は最大公約数的に等閑で、全く慣れてないンでイザ降ったら人口比率的に大混乱しちまう・・ご容赦を。さて川沿いにドンドン下り、王子駅そばの音無親水公園まで参りましたら、やっぱ普段と違って見えます
ですが親水公園の南側に聳える飛鳥山はもっと雰囲気が違い、全山が白く覆われて東北や北陸へ参った様・・この真っ白を求めて足元ぬかるむ中を1.5kmほどテクテク歩いて来た訳で、ならば挑まん三冬連続・初冠雪の飛鳥山登頂を!相手は標高25.4mを誇る東京で最も低い険岳で、命懸けのチャレンジになるかも
かくして山頂を目指し我武者羅に登って行きますと、誰かが造った雪ダルマ・・いやコレは豪雪に斃れて屍と化した先人の姿に違いなく、こんな無謀な闘いに三冬連続で挑んでしまった己の愚かさに呆れるばかりですが、都内でコウなんだから北関東の山沿いはもっと凄いンでしょうネ。とてもソレに挑む勇気は有りません
そして遂に山頂へ・・国土地理院は山だと認めて呉れませんが、地元・北区役所は絶対にココは自然地形の山だと測量を強行し、愛宕山より30cmも低いのを確認「都内で最も低い山」だとケルン(山頂基準点)を設置してますが、周囲の雪は踏み跡だらけ。私メと同じ様に、雪中登頂を目指した面白がりは多かったみたい
そんな山頂そばにゃ登山モノレール「アスカルゴ」の降り場が在りますが、雪でスリップしたら大変と運休してましたネ。その眼下じゃ都電が飛鳥大坂を下って行きますが、路面電車としては勾配が日本一キツイ坂なんで雪の降ってた間は、スリップ防止の為に都電も運休に追い込まれてた位。東京はとにかく雪に弱いです
と云っても何日か前に立春を過ぎたンで暦の上じゃ春に成ってますし、飛鳥山公園内にある渋沢庭園じゃ白梅が咲いてましたヨ。コレこそ正に雪中梅な訳ですが、梅花が散る頃には桜が咲き始める・・開花まで概ね五十日を切りましたンで、八代将軍吉宗公の頃から東都随一の桜の名所と謳われた飛鳥山の春を楽しみに、もう暫く続くだろう寒さを堪えようと思う私メ。さ、下山しましょ
★次回は「東京都千代田区一番町」への訪問記です★
(参考リンク)
★「PR Station」東京都北区観光協会HP
★「歩きたくなるまち」東京都北区役所HP
★「観光に最適なスポットまとめ!王子にはこんな魅力があるんです」skyticket HP
★「江戸期からの行楽地 『飛鳥山』と『滝野川』」三井住友トラスト不動産HP
★「【桜だけじゃない!】地形図や浮世絵などから読み解く王子・飛鳥山の歩き方」SPOT HP
★「東京都心で9センチの積雪、雪の影響あちこちに」Yahoo!ニュースHP
★「北区立中央公園文化センター(旧東京第一陸軍造兵廠本部)」東京とりっぷHP
★「飛鳥山とは」飛鳥山3つの博物館HP
★「飛鳥山公園」東京とりっぷHP
★「【実はこれが日本一】日本最初の公園は東京で一番低い山にあった」TABIZINE〜人生に旅心を〜HP
★「飛鳥山モノレール(あすかパークレール)」東京とりっぷHP
★「地域に愛され続ける唯一の都電 東京さくらトラム(都電荒川線)」東京都交通局HP
★「【北区】飛鳥山公園にも雪が積もってる。一面に広がる白銀の世界!」赤羽マガジンHP
★「四季折々−冬『雪見』」飛鳥山3つの博物館HP
★「雪の飛鳥山公園【東京都・北区】」もるるる散歩ブログ
★「【東京まちなか超低山】飛鳥山登山」全国山の日協議会HP
★「おいしさ、咲かそ」たけや製パンHP
★「学生調理」たけや製パンHP
★「たけや製パン『学生調理』&『学生調理 ?』を食べてみた」コトノタネ・ブログ
★「中年調理と学生調理」noteとんぷぅブログ
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★「3961 【名物パン417】紅葉の飛鳥山2021と『カモメの玉子パン』・・王子」
★「3972 【スナック113】紅葉の名主の滝2021と『ミルキーポテトチップス』・・王子」
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★「4018 【お魚料理128】飛鳥山の桜2022と『ペヤングなチータラ』・・王子」
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★「4084 【呑みモン183】江戸っ子の避暑地と『いちごかき氷サワー』・・王子」
★「4106 【名物パン437】初秋の飛鳥山で『福田のあんバターサンド』を・・王子」
★「4152 【名物パン439】紅葉の飛鳥山2022と『ホイップメロンパン・濃ゆ〜いバター味』」
★「4175 【スイーツ438】登頂成功!初冠雪の飛鳥山と『ミルクヨーカン』」
★「4202 【揚げモン92】音無川の桜2023と『パパレジェーナ』・・滝野川」
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★「4241 【スイーツ447】アジサイ咲く飛鳥山2023と『飴もなか』・・王子」
★「4269 【呑みモン198】江戸っ子の避暑地・王子の夏と『風味爽快ニシテ』」
★「4317 【麺類色々472】バラ咲く秋の旧古河庭園と『富士丸ラーメン』・・西ヶ原」
★「4335 【お米料理489】紅葉の名主の滝2023と『百点山の焼豚カレー』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(我ながら実に酔狂と呆れますが、雪山に登るのは楽しいンです)
拙ブログ旅日記は訪ねた街の名物や珍しい食べモンを極力ご紹介しようとしてますが、日頃から良く参ってる近場じゃソレを見付け続けるのは難しく、飛鳥山の在る北区王子界隈は趣旨をスッカリ放り投げ、東北・上越・北陸等々の北へ向かう新幹線が山裾を走ってるからと、ソチラの方の珍しいモノを根多にする事で誤魔化してばかり・・で、今回は秋田県のソウルフードとも言われる「学生調理」を!こりゃ昭和二十六年(1951)創業のたけや製パンさんの看板商品の一つで、コッペパンに魚肉ソーセージのフライ・コールスローサラダとナポリタンスパゲティを挟み、昭和六十一年(1986)に発売開始されたロングセラー。秋田県内の某高校の購買にガッツリ系の調理パンの試作品を納入した所、間違ってソレが売られてしまい・・お腹を空かせた学生達に大受けで正式に販売する様に要請され、「学生好みの調理パン」を略して学生調理なる商品名に成ったとか。実は拙宅近くに東北地方最強のスーパーチェーン「ヨークベニマル」の系列店が在り、東北各地のローカルパンを時折仕入れて呉れますンで、私ぁなかなか参れぬ秋田の名物パンを東京に居ながら楽しんでますが、向こうは東京どころじゃ無いエライ大雪が積もってるンでしょうネ。因みに秋田じゃ学生調理を激しく愛する人が各年代に多い様で、少しスパイシーな味付けにした「学生調理?」や、すっかり大人になった元学生向けに「中年調理」まで売られてたらしく、ソレも仕入れて呉れないかナとヨークマートさんに切願するばかりです
]]>拙宅のある都内は今冬初の纏まった降雪が昨日ありましたが、その顛末は次回ご案内するコトにして今回は前回に引き続き、先月末に参りましたお伊勢参りのお噂を。伊勢神宮にゃ内外二つの正宮が在り、両方詣でるなら外→内の順が宜しいとされてますンで外宮(豊受大神宮)さまを詣でた後、内宮(皇大神宮)さまにも参らんとその鳥居前町・おはらい町へ入れば、ご覧通りの大変な賑わい
四日市で旧東海道から分かれる伊勢街道(参宮街道)の終点・宇治橋手前の八百mほどがおはらい町で、全国から集まった参宮客に御師(ツアーコンダクター的な神職)が神楽を舞ったり清めのお祓いをして持て成したンでソウ呼ばれたと聞きますが、中ほどの赤福本店(一枚上の画像)辺りから混雑具合が増して行き、宇治橋が近付くとこんな有様・・三重県内で一番混み合うトコなのに納得
尤もおかげ横丁も高度成長期は参拝客が寄り付かず、閑古鳥が盛大に鳴いてた様ですが・・ソレじゃ駄目だと平成初めに切妻家屋の並ぶ伝統的な町並みへの再生を図り、年間二十万まで減ってた入込客を五百万人まで増やしたンだとか。雑踏の中で聞こえる言葉で判断するとその殆どは関西の方の様で、正直ナニ地方なのか判らなくなりがちの三重県も確かに関西!改めて実感致しますヨ
五十鈴川に架かる宇治橋を渡れば内宮の神苑で、俗世から聖界へ入った訳ですが・・御手洗場(みたらしば)に降りて川を覗けば、一体ダレ?水の中にお賽銭を投げ入れてるのは!そもそも伊勢神宮は外宮・内宮共に「私幣(お賽銭)禁止」のお社で、お供えして良いのは皇室の方々のみ。また御御籤が両宮に存在しないのも、下々が個人的な吉凶の占いを願うのは畏れ多いと憚られてるから
経営安定の為と言ったら叱られますが、万事ソフトな対応をして下さる社寺だらけの中、そんな厳しくせんでもとお思いかも知れませんが、朝廷が定めた二十二社(全国の著名神社ベスト22)の上に位置される、正に日本一の格式を持つ神社だからこそ「守るべきは守らにゃ成らぬ」。だから外宮の風宮さまと同じく、蒙古来襲の時に神風を吹かせたとされる風日祈宮さまでも祈るばかり
ま、神社は何かを叶えて下さいと願うトコじゃ無く、頑張りますンでどうかお見守り下さいと約束をし、途中経過や結果の報告をしに行くトコだと私ぁ思って居りますンで、感謝の気持ちの現し方はお社ごとの仕来りに従うのが宜しかろうと存じますが。ソレにしてもおはらい町に負けぬ位に雑踏する境内ですが、少し逸れれば空いてる参道も在る・・なるべくソチラを通って奥へ進まん
そして内宮の正宮前へ。祀られてるのは皇室の祖神にして日本神道の最高神たる天照大御神さまで、太陽神や農耕神・機織神など多様な神格をお持ちの女神ですが、前回参って以来九年の長きに渡って詣でなきゃ詣でなきゃと願い続け、漸くソレが叶ったンでココまで来れたのに感無量。さぁ私ぁ頑張りましたゼとご報告しに、この階段を登らなきゃ・・因みにコレより先は撮影禁止です
一体ナニのご報告に参ったかと云えば、一時は死をも覚悟した大病を何とか乗り越え寛解に至り、未だ服薬してますが小康を保ち続けてるコト。病封じで知られたお寺はもちろんマリア様・アッラーの神さま・道教の神さま。地元の氏神・郷里の鎮守に二十二社筆頭の上賀茂さまに下鴨さま等々アチコチで治して下さいと願掛けしましたが、結局遠くから縋ったのはお伊勢さんだった様な
但し完治せぬ病ですンで気を抜いたら再発しかねず、日々続けてる青空療法でソレを防ぐしかないのが残念ですが、コレからも頑張りますンでお見守り下さいませと改めて約束し、いつかまた参りますと正宮前から下がりましたが、もう一ヶ所詣でなきゃ成らぬのがおはらい町の氏神「足神さん」こと宇治神社さま。足の疲労平癒に御加護ありと古くから評判のお社で、アテネ五輪の女子マラソン選手・野口みずきさん(伊勢市出身)がココに願掛けして金メダルを得たとも聞きますが、お日様を浴びながら日々歩くのが青空療法で、太陽神の天照大御神さまと足神さん二柱のお力を賜らないとソレは続けられぬ・・頑張りますンで宜しく頼みます
★次回は「東京都北区飛鳥山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「いまこそ、伊勢。」伊勢市観光協会HP
★「伊勢志摩観光ナビ」伊勢志摩観光コンベンション機構HP
★「らくらく伊勢もうで」伊勢地域観光交通対策協議会HP
★「伊勢講座」伊勢市観光協会HP
★「【伊勢神宮周辺観光】ここにも行くべき!おすすめスポット17選」旅色HP
★「住む人も来る人もみんな大切 伊勢おはらい町」伊勢おはらい町会議HP
★「もう一度、伊勢を心の故郷に!お伊勢参りの歴史とおはらい町再生物語」マルコメ発酵美食HP
★「ようこそ、伊勢の神宮へ」伊勢神宮HP
★「伊勢神宮を回る」観光三重 三重県観光連盟HP
★「特集・伊勢神宮 〜神宮を深く知る〜」伊勢志摩観光コンベンション機構HP
★「豊受⼤神宮(内宮)」伊勢神宮HP
★「伊勢神宮のルーツを古事記からひも解く 伊勢神宮入門-1」Discover Japan HP
★「伊勢神宮の『ギモン』と『ふしぎ』」伊勢神宮HP
★「【三重・伊勢神宮内宮】正宮でお賽銭はNG!参拝するなら知っておきたいルール」ノバプロ神社HP
★「皇大神宮(伊勢神宮 内宮)の参拝ルートを解説」寺社巡り.cоm HP
★「宇治橋・五十鈴川」伊勢神宮HP
★「風日祈宮(皇大神宮別宮)」伊勢市観光協会HP
★「正宮 皇大神宮」伊勢神宮HP
★「天照大御神とはどんな神様??『なぜ天照大御神が日本の最高上級神??』」神社・寺・御朱印めぐり.cоm HP
★「伊勢神宮の内宮さまの鳥居前町『宇治』をお守りくださる氏神さま」宇治神社(足神さん)HP
★「宇治神社 伊勢 ご利益あり!五輪金メダル獲得!『足神さん』は、陸上選手の聖地である!」いにしえの都HP
★「伊勢名物 赤福」赤福HP
★「伊勢名物 赤福とは?300年以上続く歴史、赤福餅の種類を紹介します!」三重県観光連盟HP
★「赤福ぜんざい」赤福HP
★「関西のぜんざい、関東ではおしるこ 呼び方なぜ違う」日本経済新聞HP
★「伊勢参りの定番 赤福と赤福ぜんざい」ぐふとく!ブログ
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★「211 【お魚料理07】『笑門来福』の由来は伊勢市に有る」
★「212 【今川焼き02】ぱんじゅう総本家は伊勢らしい・・」
★「266 【名物パン18】伊勢外宮のかたパン 」
★「267 神道世界の大元〆!伊勢内宮」
★「594 松阪の武家屋敷は入居者募集中」
★「595 【煎餅お餅12】松阪はお財布にツライ街」
★「947 【スイーツ49】雨降る紀伊長島で『黒かんてん』」
★「996 【やきそば74】三井財閥のルーツと『松阪焼きそば』」
★「997 【名物パン75】松阪でも『フラワー』は咲いてる」
★「1423 【スイーツ82】『ぜんざい』に見る内地と沖縄の違い‥名護」
★「2017 【お米料理160】半島の尖端で『大あさり丼』を・・伊良湖岬」
★「2100 【名物パン232】食の神様と風の神様と『桃パン』・・伊勢市」
★「2101 【麺類色々174】真剣祈願!伊勢内宮と『伊勢うどん』・・伊勢市」
★「2102 【団子饅頭64】おはらい町で『出世する餅』を・・伊勢市」
★「2103 【お米料理171】六十余年の確執と『唐揚げ丼』・・伊勢市」
★「3105 【麺類色々294】桜遍路の旅!花咲く四日市で『桃太郎うどん』を」
★「3106 【今川焼き87】ツツジと桜と『伊勢茶の鯛焼き』・・津市」
★「3602 【スイーツ315】冬のならまち散歩と『県庁のぜんざい』・・奈良市」
★「4276 【スイーツ454】灼熱の七里の渡しと『アイスまんじゅう』・・桑名」
★「4277 【煎餅お餅32】29年目の仇討ちの亀山で『あられ茶漬け』を」
★「4299 【団子饅頭143】残暑の夜のテレビ塔と『赤福氷』・・栄」
★「4329 【団子饅頭145】皇居乾通り・紅葉の通り抜けと『白黒赤福』」
★「4357 【スイーツ470】寒風吹く節分前の津で『平治の福引き煎餅』を」
★「4358 【麺類色々479】九年ぶりの伊勢神宮・外宮で『元祖の伊勢うどん』を」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(確かに三重は愛知の隣りですが、言葉や習慣は絶対に関西です)
伊勢の人はお餅がホント好きな様で、おはらい町は餅屋さんだらけ・・餅の廻りに餡子を絡めたおはぎタイプや餡子を餅の中に入れた大福タイプと様々ありますが、前者の代表と云えばやっぱり赤福!京都や大阪・名古屋の駅や空港のお土産コーナーでも箱入りの赤福が山積みされ、皆さんソレを大量に買われますンで毎回私ぁビックリしてますが、宝永四年(1707)創業の老舗・赤福さんの本店が在るのがおはらい町。私メだとて嫌いじゃないンで昨年暮れは白黒赤福をご紹介しましたし、まだ残暑が続いてた昨秋は赤福氷も根多にしてますが、今回は冬しか味わえない「赤福ぜんざい」を。ぜんざいと云うと私メら東夷は「汁気の少ない粒あんのお汁粉」を想像しますが、同じぜんざい(善哉)でも関東と関西じゃ全く違い、関西のソレは「粒あんの汁粉で汁気は多め」だから初め面喰いましたネ。因みに関西のお汁粉は「こし餡の汁物」ですし、関東風のぜんざいを向うじゃ亀山と呼ぶから尚更驚きますが、東と西じゃ違うと理解してしまえば怖くは無く、伊勢は関西の一部だから赤福ぜんざいもきっとソウだろうと思い、本店で頼んでみましたら確かに「粒あんの汁粉で汁気は多め」が出て来ましたヨ。但し前出の赤福氷にゃ赤福そのものが入ってたのに対し、コチラはお餅からして赤福用のとは違って焼きたての角餅が二つ入り。甘さもほどほどで苦手な方でも大丈夫じゃ無いかしらん。むしろ闘病してた内に釈界随一の甘党に成ってしまった私メにゃ足りない位で、フツーの赤福まで食べてしまった程ですが、この赤福ぜんざいは最初「赤福しるこ」として売り出されてたとかで、その頃は関東風の汁粉だったのか関西風の汁粉だったのか気に成りますナ。夏は冷やしぜんざいも出されてるソウです
]]>先月参った旅噺の在庫が沢山残ってますンで、我がまち東京のお噂を交えつつ順次ソレを記事化して行く心算ですが、前回ご案内した三重県の県都・津市の次は同じ三重の伊勢市へ。昭和三十年(1955)までは宇治山田市と称してた街で、だから?中心街にある近鉄の駅は宇治山田だったりしますが、ココへ来るのは九年ぶり・・再訪したいと願いつつ、ナカナカ叶わなかったンですヨ
伊勢市と云えば日本の神社の最高位・伊勢神宮さまの在る街で、その内宮(ないくう)の門前町が宇治/外宮(げくう)の門前町が山田。その二つが合併したンで宇治山田と名乗ってた訳ですが、九年の長きに渡ってお伊勢さんに詣でなきゃと私ぁ願い続け、漸くソレが叶ったンだから両方とも参らねば!と先ず山田へ。結構煤けた参道だった覚えが有るのに、エラク奇麗に成ってて吃驚仰天
ま、長らく来れなかった間にインバウンド景気が高まって、元々賑やかだったお伊勢さんに外国人観光客まで押し寄せる様に成ったンだから、中心街に近い外宮も表参道を大きくリニューアルする必要が有ったでしょうネ・・私ぁすっかり浦島さんですが、両方の御宮を詣でるなら外→内の順が昔からの仕来りだからと、外宮こと豊受大神宮さまの第一鳥居へ。遂にココまで来れましたゼ
内宮と外宮は二社等しい正宮とされてますが、祀られる主祭神は夫々別の女性・・内宮は皇室の始祖とされる天照大御神さまですが、こちら外宮は食物・穀物を司る豊受大御神(トヨウケビナ)さま。古代は食物を「受」と呼んでた様で、畿内各地を転々とした末に漸く伊勢で鎮座地を落ち着かせた天照大御神さまは、大御饌(食事)世話係として豊受大御神さまをお呼びに成られたンだとか
尤も豊受大御神さまも直ちに引き受けた訳じゃ無く、天照大御神さまからの再三のラブコールに応じて伊勢へ参ったのは随分後。即ち外宮の創建は内宮鎮座の484年後とされてますンで、良い料理人を専属契約で招くにゃ今も昔も交渉が大変ですし、殊によると「内外二社が等しい正宮」なのは条件の一つかも知れませんが、食べるのが大好きな私メだから豊受大御神さまは大事なお方
加えてもう一つ大事なのは、外宮の別宮として境内に「風宮」が存るコト。蒙古来襲時に神風を吹かせたとされるお社で、鯉風なる芸名を襲名してる私メですンで・・九年前に参ったのはコチラの遷宮神事を拝見させて戴く為でしたネ。あの時は建替えたばかりでピカピカでしたが、風格増した社殿を見て月日の流れを感じる!但しお伊勢さん二千年の歴史からすれば、一瞬も同然ですが
因みに二十年おきの式年遷宮は令和十五年(2033)が次回予定で、既にソレに向けて長野・岐阜両県から木曽ヒノキの大木が搬入され、外宮内で自然乾燥に掛けられてるンだとか。風宮は内外全ての最後にソレを行いますンで、神事は更に二年ほど後・・その時はまた参りたいですが、先ずは元気に美味しいモノを食べ続けられます様にと、豊受大御神さまの正宮に詣でて置きませんと
撮影の認められぬ正宮(しょうぐう)で「これからも美味いモノに巡り合えます様に」と不埒なコトを願った後は、往きに通った表参道は結構混んでて騒々しかったからと、敢えて空いてる北御門への参道を通って引き上げを。次回ご案内する内宮ほど広くは無いけれど、全国各他の大神社より広い外宮だから参道が一つだけの筈は無く、ソチラを通った方が静かだし余韻を楽しめますしネ
てな訳で最初に潜った第一鳥居傍に広がる勾玉池まで戻って来ましたが、続いて向かいたい内宮は四kmほど離れた先で、アクセスはバスに乗るか歩いて行くかだけ。前回参った時は我武者羅に歩きましたが、山を一つ越さなきゃならぬから結構キツかった!ならばバスですが外宮前のシャトルバス乗り場は随分な行列で、アレに並ぶのも面白くなさそう・・じゃ一般の路線バスに揺られて行くのが楽しそうと、宇治山田駅まで戻るコトにした私メです
★次回も「三重県伊勢市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「いまこそ、伊勢。」伊勢市観光協会HP
★「伊勢志摩観光ナビ」伊勢志摩観光コンベンション機構HP
★「らくらく伊勢もうで」伊勢地域観光交通対策協議会HP
★「伊勢講座」伊勢市観光協会HP
★「【伊勢神宮周辺観光】ここにも行くべき!おすすめスポット17選」旅色HP
★「ようこそ、伊勢の神宮へ」伊勢神宮HP
★「伊勢神宮を回る」観光三重 三重県観光連盟HP
★「特集・伊勢神宮 〜神宮を深く知る〜」伊勢志摩観光コンベンション機構HP
★「豊受⼤神宮(外宮)」伊勢神宮HP
★「伊勢神宮のルーツを古事記からひも解く 伊勢神宮入門-1」Discover Japan HP
★「お伊勢さんはこう回る!伊勢神宮の上手な歩き方【外宮編】」トリコガイドHP
★「豊受大神(とようけのおおかみ)はどんな神様?神格や御利益も説明」札幌の神社と御朱印巡り〜札朱ブログ
★「神風を吹かせ 風宮(伊勢神宮 外宮別宮)」伊勢志摩観光コンベンション機構HP
★「伊勢神宮◆風宮」伊勢神宮・御朱印HP
★「伊勢神宮·風の神様に逢いに」あきらのきままに旅好き人間ブログ
★「式年遷宮」伊勢神宮HP
★「2033年の式年遷宮へ、木曽ヒノキが到着 伊勢神宮/三重県」森林文化協会HP
★「勾玉池」伊勢市観光協会HP
★「CHUBUまなびタウン 歴史ウォーク『三重の伊勢うどん』」コミュファ・中部テレコミュニケーションHP
★「伊勢うどん 三重県」うちの郷土料理 農林水産省HP
★「創業1917年、伊勢うどん発祥の店」伊勢うどん ちとせHP
★「【伊勢市】『ちとせ』大正6年創業の伊勢うどんの老舗!宇治山田駅近くにある人気店 」ケンチェめしブログ
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★「4276 【スイーツ454】灼熱の七里の渡しと『アイスまんじゅう』・・桑名」
★「4277 【煎餅お餅32】29年目の仇討ちの亀山で『あられ茶漬け』を」
★「4357 【スイーツ470】寒風吹く節分前の津で『平治の福引き煎餅』を」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(昔の宇治と山田は勢力を争い、合戦を繰り返した仲だったとか)
てな訳で外宮から歩いて十分ほど離れた宇治山田駅まで戻った訳ですが、その途中見付けたのが伊勢うどんの発祥店を名乗る「ちとせ」さん。伊勢うどんは極太でぬるぬる柔らかい超極太麺にたまり醤油のだしを直接ぶっかけ、麺とだしを絡めて食べるこの辺りの名物料理で、讃岐うどん的な麺の腰が全く存在しませんし、吉田うどん的な麺の強さも全く存在しない全く「ぬるぬる」なうどんで、全国から押し寄せるお伊勢さんへの参拝客にすぐ出せる様に江戸時代、参道の茶店じゃうどんを常に茹で続けてたモノだから「ぬるぬる」に成り、逆にソレが長旅で疲れ果ててた参拝客に好まれたンだと聞いた覚えが有りますが、見付けたちとせさんは「伊勢うどんと名乗った最初の店」な様で、雰囲気は街の食堂にしか見えませんが大正六年(1917)創業の老舗ナンだとか。ならばと頼んでみましたら、今でも茹で続けてるの?忽ち出て参りましたが、見た目と違って余り塩っぱくない真っ黒なだしの掛けられた麺は実にぬるぬるで、食感の余りの頼りなさに一瞬呆れてしまう位。ですがきっと豊受大御神さまが導いて下さったと思えば有難く、むしろコレこそお伊勢さんの名物と思えば嬉しく思えてしまう位。ま、こんなの全くダメと仰る方も居られましょうが、色々有るから面白いのであって、だからこそお伊勢ナンです
]]>リアルタイムやそれに近い更新を目指さないと公言してるのが拙ブログ旅日記で、令和六年も二月に成ったと云うのに先月参った旅噺の在庫が随分残ってますンで、拙宅のある都内のお噂を時折交えつつ暫くソレをご紹介させて戴こうかと。てな訳で今回は先月末に訪ねた三重の県都・津市への旅ですが、駅名が日本一短い津駅に降りるのは実に六年ぶり!この日は寒風が強かったですネ
実はこの二日ほど前に三重県北部(四日市等)にゃ日本海から関ヶ原経由で寒波が押し寄せ、新名神高速じゃ雪で閉じ込められた車が続出した位で、名古屋からの列車は残雪の中を走って来ましたが、訪ねた津市は同じ三重でも温暖な中部だから積雪しなかったとのコト。と云っても風の寒さは大変で、市中心街を流れる岩田川に架かる阿古木橋の上に出ただけで、指が千切れてしまいそう
ま、津市は伊勢湾に面してるンで河口近くの橋の上に冬出たら風が寒いのは当然で、取り敢えずソレから逃れましょと市唯一のデパート「津松菱」に一旦避難。私メの本貫地・磐田市のお隣り浜松市にも松菱と云う百貨店が二十年ほど前まで在りましたが、創業者は同じでもある日突然潰れた浜松と違ってコチラは元気な様で一安心。地方デパートは何処も大変ですが、頑張れ津の松菱!
住まいから一番近い大規模SCが西武百貨店池袋本店・二番目が東武百貨店池袋店の私ぁ無類のデパート好きで、地方デパート閉店の報が最近相次いでるンで「ヒョっとしたら津の松菱も」と心配してましたが、コロナ禍前までは黒字を続けてた様ナンで、中心街のシンボルの一つだから如何にか生き残って欲しいと願うばかり。因みにもう一つのシンボルが、藤堂家の本拠・安濃津城址
博多津・堺津と共に三津(室町時代の日本の三大重要港)として賑わった安濃津(今の津市)で、三十二万三千石の大藩を築いたのが人生で七人の主君に使え、最後は徳川家康公の懐刀となった藤堂和泉守高虎公。私ぁこの方の講談を何席も持ってますし、拙宅近くの駒込染井郷を藤堂家が庇護してくれたお陰でソメイヨシノが生まれたりと、何かと感謝ばかり・・久しく御無沙汰してました
武士や武将が主君を変えるのは宜しくないと講談じゃ説きがちですが、ソレは天下泰平の続いた江戸時代半ば以降の発想で、戦国期は良き主君を求めて次々仕官変えするのは当然ですし、また高虎公は主家が断絶したから仕方なく次の殿様に仕えてますンで、責められる謂れは微塵もないお方・・むしろ溢れる才能をアチコチから求められた位で、三津の一つを任せらせれたのも当然かと
往時の安濃津城は広大な濠を持つ水城だった様ですが、今はその本丸がお城公園として残るばかり・・この日は寒さも有って城内に人影は無く、県庁所在地の真ん中がコレで良いのか不安に思えましたが、中心商店街の大門(だいもん)へ参ったら「奥まで続いてた全屋根式アーケードが無く成ってる」。聞けば老朽化の為に六年ほど前に撤去したソウで、前回参った時はその寸前だった様
昭和五十年代までは三重県で一番繁華な街だったと聞く大門が、この日は人影見えぬ寂しさ・・私ぁ道を間違えたと思う位でしたが、突き当りに津観音こと恵日山観音寺大宝院さんが変わらず在りましたンで、やっぱココがあの大門なんだと落胆。大宝院さんは浅草・大須と並ぶ日本三大観音の一つで、三重じゃ今でも二番目に参拝者の多いお寺ですが余りに寒いから?ガラガラでしたネ
勿論私メだって御用がなけりゃ外に出たくない位の気温でしたンで、もっと暖かく成れば幾らも街に出て来るでしょうし、きっともっと賑わうンだろうと信じたいですが、県庁所在都市レベルでも中心街は郊外のSC群に負けたトコが殆どですンで、些か不安だナ・・普段は温暖で住むにゃとても良さそうな街ナンですが。そんな中心街が間違いなく大賑わいに成るのが秋の津まつりの時で、その花形なのが四百年近い伝統を持つ「唐人踊り」。色鮮やかなロッペを纏って歓喜の踊りを舞うと聞きますが、流石に東京からじゃ津市は遠くて気軽に参れず・・以前良く参ってた頃もソウ思いましたが、一度見てみたいと念願してるばかりで残念です
★次回は「三重県伊勢市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「レッ津ゴ〜旅ガイド」津市観光協会HP
★「津市 市外向け情報 津うrip」津市役所HP
★「号外NET津市」本氣(マジ)メディアHP
★「[2024年最新]津市おすすめ観光名所7選!定番から穴場まで」旅色HP
★「三重県津市の魅力好感百貨店」津松菱HP
★「津市、中心街再生へ始動 特色とスピード感課題」日本経済新聞HP
★「旅行記:三重県津市の繁華街へ行ってみた」キューティー吉本の自由旅行ブログ
★「大門・丸之内地区のまちづくりに関すること」津市役所HP
★「津城(お城公園)【続日本100名城】」津市観光協会HP
★「かつては安濃津と呼ばれた【津城の歴史】をまるっと解説」日本の城 Japan−Castle HP
★「津市のオアシス『津城跡』は、歴史と自然の魅力あふれるパワースポット!」三重県観光連盟HP
★「関ヶ原の戦い前、いち早く家康に与した、藤堂高虎の生涯 家康臨終の時、枕元に呼ばれるほど信頼された知将【日本史人物伝】」サライ.jp小学館HP
★「大門どっとこむ」大門大通り商店街振興組合HP
★「アーケードがなくなった商店街は、空が高く広く見えた (津市大門)」美里町の探検日記GPブログ
★「あの頃のにぎわいをもう一度。津観音の門前町として栄えた『津市・大門商店街』」とつとつブログ
★「日本三観音の一つ、津観音」恵日山観音寺大宝院HP
★「歴史はここから〜津観音〜」三重県に暮らす・旅するWEBマガジン OTONAMIE HP
★「津観音の節分 鬼押さえ節分」恵日山観音寺大宝院HP
★「津観音鬼押え節分会式」津市観光協会HP
★「いつの時代も変わらぬ味を、孝子平治のこころをお菓子に込めて」平治煎餅本店HP
★「節分に向け『福引せんべい』づくりが最盛期 三角形に折りたたまれた中身は御守りなどの縁起物 三重・津市」TBS NEWS DIG HP
★「【津市】この時期にしか買えない!おみくじが入った『平治煎餅』の『福引煎餅』を買ってみた!」号外NET津市HP
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★「107 【お米料理05】伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ」
★「108 【講談の舞台02】阿漕の平治‥津市」
★「170 【スイーツ07】日本一湿気りやすい御煎餅」
★「268 【煎餅お餅06】三重ではあられをサラサラ啜る」
★「309 【揚げモン04】味噌カツの元祖は名古屋じゃ無く、津です」
★「310 【お米料理15】天むすの元祖は名古屋じゃ無く、津です」
★「311 【カレー焼03】高田本山でカレー焼きを・・」
★「430 【調味料類04】とり焼いて食ったらええやん」
★「431 【お魚料理21】大反省!天下の珍味『うなぎの粕漬け』」
★「594 松阪の武家屋敷は入居者募集中」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
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(津は大津波で街が壊滅し、長らく無人だった過去のある市です)
今日は節分・豆まきの日。全国の寺社やご家庭で厄除けの豆が蒔かれてるコトと存じますが、地域によってその形式・掛け声等は様々で、そう成った理由が実に興味深かったりしますが・・津観音さんの豆まき「鬼押さえ節分会」は些か半端じゃ無く、いわゆる奇祭の一つとして江戸時代から畏れられてたンだとか。何しろ鬼に豆をぶつけて追っ払うンじゃ無く、お城の牢に入れられてた罪人を鬼役として津観音さんの境内に放ち、ソレをお侍さんや町役が真剣(日本刀)を振るって追っ掛けまわし、最後は本当に斬りつけて厄払いをすると云う実に物騒なモノで、斬りつけられる側は軽くても大怪我必至ですし、下手すると落命しかねない・・処がどんな罪人でも斬りつけられたらソレで無罪放免に成ったと聞きますし、津ご城下全ての厄を背負って斬りつけられるのは却って名誉なコトともされ、頃合いの罪人が居ない年は一般町人から広く公募(!)され、希望者が殺到して大変だったとか・・津市の方っておっとりしてる様に感じてましたが、実は結構血荒かったのかも。尤も死人が出る様じゃ流石に不味かろうと真剣から青竹に変えられたとも聞きますが、そんな物騒な節分会の縁起物なのが津の代表銘菓・平治煎餅さんの「福引せんべい」。煎餅と云ってもお米で作った塩っぱいのじゃ無く、西日本に多い小麦に卵と砂糖を混ぜて練ったのを鉄板で焼いた甘い煎餅で、焼き印を押した大きな生地を切らずに三角形に折り畳み、中に達磨や干支の辰のお守りなど(合わせて15種類あるとか)の縁起物が入れて包装したモノで、毎年節分前にしか売られない期間限定モノ。平治煎餅さんには以前大変お世話に成り、その頃に一度買ってみたコトが有りますが・・久しぶりに本店にお伺いしたらソレがちょうど売られてましたンで、是非とも買わなくちゃ!そして壊さない様に丁寧に丁寧に東京へ持って帰った心算でしたが・・やっぱ割れちゃったか、仕方ないナ。ま、食べる為にはドウせ割るンだから構わぬと云えば構わンのですが、折角だから今日まで包装を開けず・・どんな風に割れちゃったか確認したのはつい先ほど。そして大きくバリバリ割って、縁起物(金のタツノオトシゴでした)を取り出しましたが、津観音さんじゃ盛大に豆まき行われましたかネ。そして大門は大きく賑わった筈だと、東京から思う私メです
]]>早いモノで今日から二月。アッと云う間に令和六年の最初の月が終ってしまいましたが、多難ばかりの先月と違って日本に、いや世界中に良いコトばかり起きる様に心底願いますネ。私メも先月は北へ行ったり西へ行ったりと旅続きでしたが、二月は遠出する御用が今ンところ有りませんので、山積みと化してる先月のお噂を少しずつ記事化して参らねばと思って居ります。お付き合いを
と云いながら二月最初のお噂は旅噺じゃ無く、私メの住みます都内だったりしますが、参りましたのは東京タワー間近の港区三田界隈。中でも二丁目は三田台とも言われる高台で、ソコの某所を目指して綱の手引き坂を上って行きますと、夜光に照らされた立派なお邸・・コリャ三井財閥が大正二年(1913)に当主別宅として建てた綱町三井倶楽部ですが、目的地はココじゃ有りません
じゃドコを目指したかと云えば、阿波徳島の藩主だった蜂須賀侯爵家の邸宅跡に建つ駐日オーストラリア大使館。一週間ほど前にこの大使館で行われた或るパーティーにお呼び戴きましたンで、ドレスコードに従って慣れぬスーツにネクタイ姿(今年初!)で大丈夫かしらんと参った訳ですが、日本国内に在る外国大使館へ入るのはイラン・アフガニスタンに続いて三ヶ国目。緊張しますナ
態々ご説明するまでも無いですが、オーストラリアはオセアニア地域のリーダーで、日本とは昔イロイロ有りましたが只今は準同盟関係の大切な国。そしてその東南端に拙宅が有る我が板橋区と格好が瓜二つ・・面積は板橋の二十四万倍と桁が六つほど違いますが、行ったコトも無いのに妙な親近感を持ってましたヨ。そんな大使館前を何度も通ってましたが、まさか入るコトに成るとは
実は昨年夏、御縁あって日豪ニュージーランド協会さんから納涼の席で一席務める様に申し付かり、南半球は季節が逆だからと真冬のお噂・早起き五十両(落語で云う芝浜)を読みましたが、気に入って貰えました様で「コロナ禍で長らく中止してた大使館での新年会パーティーをするからお出で」と呼んで戴いたのですヨ。ですが流石に大使館・・入館チェックは空港並みに厳重でしたネ
そして入館後の写真撮影は構わぬが、SNS等に上げるのは控えて呉れ・・警備上の問題が有るでしょうから致し方なく、館内の様子を御案内出来ぬのが残念ですが、私ぁこう云うパーティーは司会を仰せ付かるのが殆どで、出席者として参るってホント久しぶり!昨夏お世話に成った役員さん達に御挨拶したり突如スピーチさせられたり、賑やかな内に無事にお開き。あぁ楽しかったナ
行きとは逆に綱の手引き坂を下って桜田通り(国道一号線)へ出れば、夜陰が空を覆って東京タワーのキレイな事!ドウせ板橋へ帰る地下鉄の駅はタワーの建つ芝公園の先に在りますし、電車に乗る前にほろ酔い気分を少し冷ましておきたいと思うンで、赤黄色に輝く尖塔を眺めにブラブラその根元まで・・辺りは猛烈な寒風が吹き荒れてましたが何しろほろ酔い、私メの身体はポッカポカ
と云っても手や耳の寒さは半端なく、地下鉄の駅を目指して夜の芝公園(画像はプリンス芝公園から)を通り抜けつつ、時折後ろを振り返っては「やっぱ東京はこのタワーだヨ」と上機嫌。昔は無かった超高層ビルが周囲に増え、昨年は日本一背の高い麻布台ヒルズ・森JPタワー(325m、左のビル)が開業しましたが、大東京の空を支えるのはやっぱり東京タワー。そう決まってますゼ
尚も酔っぱらいの芝公園横断は続き、今度は徳川将軍家の菩提寺たる三縁山増上寺さんのご本堂・大殿の前へ。この公園全てが元はこのお寺の境内で、タワーの建ってる辺りもソウだったりしますが・・ふと思う「オーストラリアにもこんなタワーが建ってるのかしらん」。未だ北半球から出たコトの無い私メですが、折角の御縁だから一度参ってみたいモノ。叶うならば向こうで講談の興行を致したく、大使館の皆さま御一考下さいませんでしょうか
★次回は「三重県津市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT MINATO CITY」港区観光協会HP
★「港区観光」東京都港区役所HP
★「東京・田町(三田・芝浦)の粋な情報を発信するWEBマガジン」田町新聞HP
★「三田駅周辺を散歩しよう」今度の休日はここで暇をつぶそうブログ
★「綱の手引坂」東京とりっぷHP
★「三井グループの迎賓館として相応しい、最上のおもてなしを」綱町三井倶楽部HP
★「Australian Embassy Tokyo」在日オーストラリア大使館HP
★「オーストラリアの概要」在日オーストラリア大使館HP
★「オーストラリア・ニュージーランドとの友好のかけ橋に。」公益社団法人 日・豪・ニュージーランド協会HP
★「東京のシンボル・東京タワー」たびらい東京HP
★「緑あふれる広場のような街へ、ようこそ。」麻布台ヒルズHP
★「日本最古の公園?【芝公園】で東京タワーと季節の変化を味わい尽くそう!」THE GATE HP
★「日本で最も古い公園の一つ 芝公園」公園へ行こう!東京都公園協会HP
★「Minato City Shibaparks Infomation」港区立芝地区公園・児童遊園HP
★「都心のリゾート、プリンス芝公園」resortboy’s blogブログ
★「都心のど真ん中にある修行の場『増上寺』:東京タワーとのコラボで人気の徳川将軍家菩提寺」nippon.com HP
★「Quality Foods Market Sakagami」サカガミHP
★「自然の恵みをお届けします」KIWA HP
★「Coopers 南オーストラリア “人気NO.1” クラフトビール!」KIWA HP
★「クーパー一族がオーストラリアで信じ続けたビール!Coopers!」世界のどこかでおはようブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(久しぶりに着たスーツの似合わなさったら!仕方ないですがネ)
パーティー等で司会を仰せ付かりますとその進行管理に忙しく、美味しそうな料理や飲み物が沢山並んでても殆ど食べられぬコトが多いですが、今回は単なる出席者だから目一杯呑み食いしませんと!てな訳で大使館内のパーティー会場のお料理コーナーに山盛りで出されてた「ニュージーランド産ラムチョップ」を一体何本食べたか判りませんが(いやぁ美味しかった)、飲み物の方で大いに気に入ったのが「クーパーズ」なるオーストラリアビール。緑ラベル(ペールエール)と青ラベル(パシフィックエール)の二種類を係の方がサーブして呉れましたが、豪州産らしく呑み口が実に軽い(要するにがぶ飲みビール)ンで何杯もお代わりしちまった程で、中でも柑橘の味が強く感じるフルーツビールの青ラベルを大いに気に入りましたンで、係の方に詳しく尋ねようとしたらドコかで見た事のあるマーク付きの上着・・えぇとサカガミの人?山手線の駒込駅から少し歩いた元気な商店街・霜降銀座の中に在る、日本中・世界中から集めた洒落たモノ・美味しいモノを並べる高品質スーパーがサカガミで、拙宅からソウ遠くないンで散歩がてら時折参って私ぁ買い物してますが、聞けばサカガミさんの子会社(KIWA社)がクーパーズを独占輸入してるらしく、御縁あって日豪ニュージーランド協会さんの新年会パーティーの飲料を担当したとのコト。言われてみれば外国産ビールがサカガミさんにゃ結構並べられてますし、霜降商店街の本店なら今回持って来た以外の種類も有ると聞きましたンで、喜び勇んで行って参りましたヨ。そしたらクーパーズブランドのビールが六種類ほど有りまして・・全部買って帰りたいけれど、瓶入りは重いし嵩張るしでソウも参らず・・大使館で呑んだ青ラベルの他に、黄ラベル(ベストエクストラスタウト)茶ラベル(ダークエール)の三本を。判り易く言えば黄ラベルは苦みの強い黒ビール、茶ラベルはコーヒー酵母で醸した黒ビールの様ですが、コーヒービールとは世にも珍しい!世界には不思議なモノが幾らもあると驚くばかりです
]]>悩みに悩んだ末に前回ご案内した福井市に続き、元旦に起きた大きな地震からまだ日の浅き福井県の旅のお噂をご紹介しますが、被害の激しかった能登半島を除く北陸は日常を取り戻そうとしてましたンで、皆さまも応援の意味を込めてお出掛け下さいます様にお願い申し上げます。てな訳で今回は越前市、元の武生ですネ
二十年ほど前の合併で名前が変わった武生は越前国(福井県北部)の国府が置かれてた古い街で、武生駅前にある越前市役所が国衙と思しき場所(一枚上の画像)。その跡に築かれたのが福井藩の附家老・本多家(四万五千石!)が治めた越前府中城だったりしますが、十二年ぶりに訪ねた武生の街中は人影少なく寂しかったです
ま、地方都市は郊外のSC群に負けて中心街で閑古鳥が鳴いてるのが珍しくないですし、大地震後だし真冬だから賑やかに出来難いトコが有るンでしょうが・・武生の名産は南北朝時代以来の越前打刃物。旧北国街道沿い(一枚上の画像)にゃ打刃物屋が並んでましたし、駅のホームにゃ打刃物を重ねた龍!今年の干支ですナ
そう云えば前回参ったのも辰年でしたが、こりゃ幸先が良いから新年何度目か判らぬ初詣を武生でも致しましょと、おそうじゃさんこと総社大神宮さまへ。国府近くにその国の著名神社の神々を勧請・合祀したのが総社で、コチラへ参っただけで越前全ての神さまに詣でたコトに成るのかも。震災被害が早く収まります様に
そしてブラブラ歩き始めると、芝生の広がる大きな公園・・日本三大菊人形祭りの一つ「たけふ菊人形」の会場になる武生中央公園で、遊園地みたいな大きな遊具が幾つも設置されてましたが、その一つが新幹線みたいな「かみなりまちのモノレール」。武生にも北陸新幹線の駅が出来ますが、街中から結構遠いトコなのヨ
新幹線越前たけふ駅は今の武生駅から3kmほど離れてますし、新幹線の開業に伴い北陸本線はJRから分離されて第三セクター「ハピラインふくい」の運営と成り、沢山走ってる大阪や名古屋への直通特急は全てが廃止・・今以上に街中が寂れるのは必至。「だるまちゃんとてんぐちゃん」も喜んでる場合じゃ無さそうな
そんなだるまちゃん達は武生生まれの絵本作家かこさとし氏の作品で、中央公園の近くに記念館が設けられてましたが・・氏は私メと同じ板橋区の育ち・拙宅すぐ近くの都立北園高校のOBなのに吃驚仰天!思いがけぬ不思議な御縁に魂消ましたが、更にテクテク歩いて辿り着いたのが武生へ参った目的たる「紫式部公園」
今年の大河ドラマの主人公・紫式部女史が、生涯で唯一「京都以外で住んだ場所」が武生!実名や生没年も定かじゃ無い女史ですが、父の藤原為時公が越前の国司(今で云う県知事)に就いた長徳二年(996)から二年弱、武生に住まいされたのは確かな様。その屋敷跡じゃ無いですが、女史を偲んで造られたのが紫式部公園
低視聴率でスタートした今年の大河ドラマ・・平安貴族のドロドロした暗闘が楽しいンで私ぁ大喜びで見てますが、今年は新幹線開業と大河の舞台とお目出た続きの武生。観光客誘致に結び付けて地震で沈んだ雰囲気を一掃して貰いたいですが、公園には越前富士(日野山、二枚上の画像)を見つめる黄金の紫式部像。幾らナンでもと一瞬たじろぎましたが、越前の雪と緑に映えるにはこの色しかないンだとか。今年の武生が黄金色に成る様に願ってます
★次回は「東京都港区三田」への訪問記です★
(参考リンク)
★「手仕事を巡る旅 越前叡智」越前市観光協会HP
★「ときめぐる越前」越前市観光協会HP
★「ふくいの旬な街ネタ&おでかけ情報ポータルサイト」ふーぽHP
★「もはや掘るしかない・・紫式部ゆかりの『越前国府』特定へ、物証を求め有力地を発掘」読売新聞オンラインHP
★「人とものが交差する街道、まちの要の府中城」叡智を継ぐ 越前市観光協会HP
★「越前府中城の石垣を再度確認しに行ってみた。」歴史好きのゆる〜いブログ
★「伝統産業『越前打刃物』」越前市役所HP
★「越前打刃物の昇竜」まっぷるトラベルガイドHP
★「聖武天皇勅裁社 越前の国の神々が集うお社」越前国総社 総社大神宮HP
★「総社大神宮(福井県越前市)」みそかつのぶらり散歩ブログ
★「武生中央公園」越前パークスHP
★「リニューアルした越前市『武生中央公園』は楽しくて新しい遊具がいっぱいだったよ!」ふーぽHP
★「北陸新幹線越前たけふ駅カウントダウントピックス」越前市役所HP
★「越前たけふ駅は“未開の地”・・交通手段どう構築 いったん武生駅を中継する動線を想定」福井新聞ONLINE HP
★「ふくいとあしたの架け橋に。」ハピラインふくいHP
★「かこさとし ふるさと絵本館『砳(らく)』」かこさとし公式サイトHP
★「紫式部が暮らした越前市」紫式部プロジェクト推進協議会HP
★「福井県越前市 生涯でただ一度 都を離れて暮らした地」かいまみる紫式部HP
★「大河ドラマ『光る君へ』」NHK HP
★「紫式部と国府資料館」紫ゆかりの館HP
★「『紫式部のまち、越前市』ルポ? 紫式部の日常をリアルに感じる魅惑の風土と文化」美術展ナビHP
★「日野山(福井県越前市)」すさまじきもの〜歌枕★探訪〜HP
★「武生に来たらボルガライス」日本ボルガラー協会HP
★「越前市名物ボルガライスとは?名前の由来は?卵・トンカツ・ソースの究極の組み合わせが間違いない!」DearふくいHP
★「ヨコガワ分店」日本ボルガラー協会HP
★「ヨコガワ分店 越前市 ボルガライス」金沢の外食日記ブログ
(関連する記事)
★「215 【お米料理10】二つの北ノ庄城と『ソースカツ丼』」
★「516 【お魚料理26】余は六条院に所領が欲しいのじゃ」
★「699 【呑みモン24】『ローヤルさわやか』を福井城址で飲む!」
★「700 【お米料理46】越前武生は『ボルガライス』」
★「701 【今川焼き07】大出世した殿サマと『三六サラダ焼き』・・鯖江」
★「973 【スイーツ54】紫式部センセも『宇治抹茶ソフト』を食べたがるか?」
★「1127 【お米料理75】蔵の街・須坂で『みそオムライス』」
★「1175 【お米料理77】武生に来たら『ボルガライス』の押し寿司を」
★「1176 【スイーツ67】冬はコタツで『水羊羹』‥福井市」
★「1534 【やきそば162】『たれ焼きそば』と例外扱いなお大名‥福井市」
★「1535 【名物パン150】早逝させられた英俊と『サーティーン』‥福井市」
★「2319 【お米料理199】亀の子束子の魔女と『寿司屋のオムライス』・・滝野川」
★「2657 【お米料理244】光源氏のモデルと『黒い炒飯』・・六条河原院」
★「2830 【お米料理268】初夏の早稲田大学で『早慶オムライス』を」
★「2950 【お米料理286】闇夜に輝く五重塔と『メガオムライス』・・奈良市」
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★「4038 【お米料理442】鯉のぼり舞う東京タワーと『チキン南蛮オムライス』・・芝公園」
★「4216 【お米料理470】八重桜咲く芝公園で『ビッグオムライス』を」
★「4353 【お米料理493】北陸頑張れ!極寒の福井市で『元祖ソースかつ丼』を」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(気風的には紫式部女史より、私ぁ清少納言女史派なんですがネ)
武生に来たらボルガライス!古い街だけに美味しいモノが多く、福井県全域で盛んに食べられてる越前おろしそばの発祥地も武生だったりしますが、ソレでもやっぱり武生と云えばボルガライスなのですヨ。半世紀以上前からこの街だけで親しまれて来たご当地メニューで、ボルガの由来は諸説あって未だ不明な様ですが、トンカツ(或いはメンチカツ)を載せたオムライスに何らかのソースを掛けたらボルガライスと武生じゃ呼ぶらしく、オムライスの中身もケチャップライスだったり炒飯だったり、掛けるソースもドミグラスだったりトマトソースだったり中華あんかけだったりと、色々バリエーションが有るのも発祥不明のボルガらしさで、統一されてるのは武生出身の漫画家・池上遼一センセの描かれた「武生に来たらボルガライス」のポスターが貼られてる事・・正直似た様なカツ乗せオムライスは全国アチコチに在りますし、私メもオムライス好きだから全国アチコチで食べてますが、武生に来たら兎に角ボルガライス!名店と呼ばれてるのが総社大神宮さまの参道に在る洋食屋「ヨコガワ分店」さんで、確か以前もココへ来てる筈だと入った途端に気付きましたゼ。満員の店内は皆さんボルガ・ボルガ・ボルガばかりで、私メも当然ボルガを頼んだ訳ですが・・薄切りカツの柔らかさったら!掛かるソースは少し酸っぱめなデミグラスで、忽ちの内に美味しく完食・大盛りにしとけば良かったわい。他所じゃ別の名前で呼ばれるかも知れないけれど、武生に来たらボルガライス。また参りたいと願いますネ
]]>大勢亡くなられた元旦の能登半島地震から五週間目に入りましたが、避難生活を今なお強いられてる方々が随分居られますンで、一刻も早く「日常」を取り戻して下さる様に願うばかり。と同時に被害の少なかった地域は精一杯「日常」に努めて戴きたいと存じますが、今回は震源から遠からぬ同じ北陸の福井市へ参った三週ほど前のお噂を。因みに福井市は震度五弱を記録したソウです
拙ブログ旅日記は私メの旅噺を逐一ご案内しちゃ居りませんし、その心算が有っても書かぬ内に鮮度を逸してお蔵入りさせちまう根多も多いですが、地震から日数の浅き内に参った福井のお噂をご紹介して良いモノか・・正直迷いましたネ。されど大被害を受けた能登半島以外の北陸は日常を取り戻そうとしてましたと、及ばずながら知って貰わねばと敢えて記事化しましたンで御容赦を
そんな福井市へ参るのは実に十一年ぶり・・余りに久しぶり過ぎて街並みは結構変わり、北陸新幹線の敦賀延伸を三月に控えた福井駅前(二枚上の画像)は一新されて恐竜まで居ましたし、駅前に乗り入れる福井鉄道(一枚上の画像)の路面電車はエラク格好の良い新型に成ってて吃驚仰天。と云っても大きな骨組みは以前と一緒だろうと、微かな記憶を頼りに駅から歩いて数分の福井城址へ
福井城は越前六十七万石の大々名・結城松平家の本拠で、初代藩主の秀康公は徳川家康公の次男にして、江戸幕府二代将軍・秀忠公の兄と云うスゴイお方・・以前は無かった筈の秀康公の像が本丸内に置かれてましたヨ。但しその後背に福井県庁が聳えてるのが幻滅極まりなく、新幹線延伸に合わせてその辺りも変わってるかしらんと期待致せども、流石にソコまでは無理だった様ですネ
県庁の移転は周辺地域の商業等を考えると容易なコトじゃ無く、如何に無粋でも今は仕方ないのかも知れませんが、昔の雰囲気を取り戻そうとお濠にゃ御廊下橋(実際に昔から屋根が掛かってた)が再築されてますし、ソレを渡った外側の二の丸跡にゃ大きな広場(福井中央公園)が整備され、その気に成れば御殿等が建てられそう・・もちろん思わぬ地震でそんなに場合じゃ無いでしょうが
県庁裏に残ってる天守台跡にゃ積雪と地震の為に上がれませんでしたンで、ならばとお堀端をグルっと一周してみましたら、遠くに見える白いお山!その名もズバリ「白山(2702m)」で、一年の大半が白く覆われてるンで古に越前国(福井県)を旅した都人がソウ名付けたとか。白山と云えば石川県のイメージでしたが、福井市からもキレイにも見えるとは・・お濠を廻って良かったネ
尤もこの日の福井市に積雪はほぼ無く(この後大雪が続いた様)、有ってもキレイに除けられてましたが・・気温はお昼なのに僅か4℃!お濠端は寒くて堪らないンで一周したらソレで止め、中央公園の外側に社殿を構える「佐佳枝廼社(さかえのやしろ)」さまにお詣りを。秀康公と徳川家康公を祀るお社で、「福井がより栄える様に」と幕末の名君・松平春嶽公に依って命名されてますナ
福井だけじゃなく私メも栄えます様にと願いましたが、コチラに態々参ったのには訳がある。実は福井駅で列車を降りたらば、再来月から新幹線用に使われるコンコース内で徒ならぬ行列!ナニ事かと聞けば「新幹線新北陸トンネルの難工事で採掘された石の欠片」を突破石と名付け、受験生向けに佐佳枝廼社さまで祈願して貰ったのを配布中・・私ぁ駅長さんから手渡しで戴きましたゼ
受験生やその家族じゃ無いのに貰うとは!とお叱りを受けソウですが、コリャ案内係の駅員さんに確認した上で受け取りましたンで誤解なき様に。私メだとてイロイロ突破したい課題が有りますンで「受験生じゃ無いけど突破させて下さい」と、佐佳枝廼社さまに念押ししに参りましたら気分良く、寒さに挫けず足羽川沿いまでテクテク歩いたンだから呑気ですが、福井を含む北陸地方は地震後の苦境を突破出来ますやら。可能な限り応援しませんとネ
★次回は「福井県越前市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「福井市観光公式サイト 福いろ」福井市観光協会HP
★「ふくいの旬な街ネタ&おでかけ情報ポータルサイト」ふーぽHP
★「福井市中心市街地サイトマガジン『EKIMAE MALL アソビねっ!』」まちづくり福井HP
★「福井の定番・人気・おすすめスポット30選【2024年度」福井市観光協会HP
★「能登半島地震、福井県内は6人が軽傷 沿岸の津波注意報、5市町の避難指示は解除」福井新聞ONLINE HP
★「北陸新幹線 金沢-敦賀間 開業」JRあでかけネット JR西日本 HP
★「北陸新幹線福井開業直前!開業カウントダウンイベント情報」福井市観光協会HP
★「福井県庁は日本一強い?福井城本丸にそびえる現代の『天守』」朝日新聞デジタルマガジン& HP
★「【福井市】NHK大河ドラマで話題!福井市と徳川家の繋がりをご紹介」Yahoo!ニュースHP
★「【JR福井駅近くの福井城址】『御廊下橋』と『福の井』の井戸がオススメ!」福井しらべHP
★「4年ぶりの全面オープン! 新しくなった『福井市中央公園』は昼も、夜も楽しい。」ふーぽHP
★「白山 2,702m」山と渓谷オンラインHP
★「春うらら けれど白山はまだまだ純白♪」環境省中部地方環境事務所アクティブ・レンジャー日記HP
★「季節の祭儀、人生の節目には、佐佳枝廼社にお越しください。」佐佳枝廼社HP
★「佐佳枝廼社【越前東照宮】(福井県 福井市)」みそかつのぶらり散歩ブログ
★「固い“イシ”で受験突破を・・『突破石』1月11日に福井県内5駅で配布、JR西日本 トンネル難所工事の採掘石を祈祷」福井新聞ONLINE HP
★「福井名物『ソースカツ丼』とは?」福井市観光協会HP
★「元祖ソースかつ丼」ヨーロッパ軒総本店HP
★「【福井のソウルフード『ソースカツ丼』を食べてみた!】ドイツ仕込みのウスターソースがクセになる ヨーロッパ軒総本店」TABIZINE〜人生に旅心を〜HP
(関連する記事)
★「215 【お米料理10】二つの北ノ庄城と『ソースカツ丼』」
蟹やら海老やらイロイロと冬の味覚溢れるのが福井県ですが、こと福井市の名物と云えばやっぱりソースかつ丼。かつ丼なんて全国ドコにでも在りますし、卵で綴じたフツーのかつ丼と違うソースのだって全国アチコチに在りますが、数え切れぬほど沢山ある全てのかつ丼の元祖なのが福井城近くに総本店を構えるヨーロッパ軒さん。その起源にゃ諸説ありますが大正二年(1913)に東京・早稲田大学近くのお店で初めて出されたのが記録を辿れる最古のかつ丼で、ソレは卵で綴じたのじゃ無くウスターソースを掛けたモノだったとか・・卵綴じのは何年か前には廃業された同じ早稲田の三朝庵さんがその数年後に発明してますが、やがて関東大震災で店を失ったソースかつ丼の発明者さんが郷里福井に帰って再起を図り、早稲田時代と変らぬ味のソースかつ丼を出したら大ヒットして福井県内を席巻し、卵綴じのが伝来する前に「かつ丼=ソース」と認識されたンで未だに卵綴じの方が珍しかったりするのが面白いですナ。私ぁ東京の生まれ育ちで今も住んでるから当然「かつ丼=卵綴じ」派ですが、ソースのも嫌いな訳じゃ無く駒ヶ根・渋川に足利やら会津若松とアチコチで食べてご紹介して参りましたし、卵綴じでもソース掛けでも無いデミグラやらカレーやらタルタルやら冷やしやらとバリエーションに限りなし。ですが元祖はやっぱりココと開店直後に参ったから良かったけれど、忽ち地元の方々で店内は満席・外にゃこの寒さと云うのに結構並んでましたンで、ソウルフードとして愛されてるのを実感!元が東京でしたンでウスターは少し甘酸っぱく、薄めのとんかつ三枚をソース潜らせてから乗せた丼にゃ「味が足りない」と云う向きにソースが別皿で添えられてますが、元祖のソースかつ丼って結構味が強いのヨ。これで別皿ソースまで掛けたら私ぁとても食べきれませんでしたが、暖簾分けした同じ福井県内の敦賀ヨーロッパ軒さんは関西的な甘いソースを使ってる様で、敦賀にも久しぶりに参って味の違いを確かめてみたいモノと思うばかりです
]]>辰年の令和六年も有難いコトに正月明けからアチコチと、北へ西への旅を重ねてさせて戴いて居ります私メ・・今年は知らない街をドレだけ訪ねられるか楽しみですが、知ってるトコだって勿論喜んで参りますヨ。と云う訳で半年ぶりに調布の深大寺界隈へ出掛けましたが、ココは東京有数の湧水の里。やっぱ水は冷たいネ
板橋宿の拙宅から西へ20kmほど離れてますが、この辺りは都内の子供の遠足の定番で私メも昔から親しみ時折参ってますし、気軽にお出かけ気分を楽しめるからと週末はいつも都民で賑わうトコですが、その中心・深大寺さんの門前に広がる土産物屋街は真冬と云うのにこの混雑。皆さん「アレ」をしに来られてますヨ
先日参った京都や大阪に比べりゃ確かに浅いですが、我らが東京だってソレなりに歴史が深く・・奈良時代の天平五年(733)創建とされる浮岳山昌楽院深大寺さんは多摩最古にして、東京全体じゃ浅草寺に次いで古いお寺ですンで日頃から参拝客が多いですが、一月半ばを過ぎてると云うのにいつも以上に大勢が山門へと
勿論そりゃ初詣・・松はとっくに明けてます(関東は七日)が深大寺さんは分散初詣を呼び掛けて居られるお寺で、今月中なら何時詣でようとソレ扱いにして貰えるからと、忙しくてすっかり出遅れた人や何度重ねても目出度いと云う向きが、真冬と思えぬ暖かさに連られて都内や都下全域から次々と。四年前からの習慣です
こう成ったのはコロナ禍の為で、元々初詣に大勢集まる深大寺さんナンで密集による感染拡大を危惧した結果、一月中なら何時でも構わぬから「一時にドッと来るナ」とされた訳ですが、昨年のGW明けで新型コロナは終結した筈なのに今年も続行!私ぁコレで何度目の初詣なのかしらん、とにかく本年の幸運を願わなきゃ
正直コロナ禍が終ったからにゃ、如何に便利でも分散初詣を止めるだろうと思ってましたが、一時にドッと押し寄せぬのはお寺にとって楽でしょうし、門前土産物屋街もお客の来る時期が分散してる方が儲かる・・と言ったら調布で暮らした漫画家・水木しげる先生の代表作・ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター達に叱られそう
尤も初詣なんて所詮は気分の問題ですし、そもそも私メら庶民が毎年詣でる様に成ったのは明治時代からだった様な・・宮中は別として、一々目くじら立てる程に厳密な習慣じゃ無い筈だから、来年以降も分散初詣を深大寺さんだけでも続けて欲しいモノと思いつつ、清らかな水を湛える亀島弁財天池を脇を通って奥へ奥へ
そして寺名の由来となった水神にして、西遊記の沙悟浄としても知られる「深沙(じんじゃ)大王」様を祀る深沙堂にもお詣りを。私メら寄席芸人は水商売だから良い水を齎して下さいます様にと願うのは勿論ですが、元旦の大地震で能登半島を襲った津波が二度と起きぬ様に祈って置きませんと。あんな悲劇は懲り懲りです
と云っても天災ばかりはドウしようも無く・・東京だっていつソウ成るか判りませんが、予め備えておくコトと発生したら迅速に避難するコトなら出来ますンで、常日頃からその覚悟で居らねば成りませんネ。何れにしろアチコチで随分沢山初詣しましたで、きっと良い年に成って呉れるだろうと信じつつ、木の葉が散って陽射しが良く通る深大寺の森ン中を、暫しブラブラした私メです
★次回は「福井県福井市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「調布で遊ぶ・食べる・暮らすを届ける地域メディア」調布ガイドHP
★「意外に知らないかも?調布にある観光スポットまとめ21選」skyticket HP
★「深大寺特集」調布観光ナビHP
★「【深大寺の観光ガイド】パワースポットや食べ歩き、周辺ランチのおすすめ情報が満載!」Holiday HP
★「【調布市】深大寺の初詣は1月中まで。御朱印もとてもかっこ良いです♪」Yahoo!ニュースHP
★「初詣は2回行っても大丈夫?違う神社に何回行くのは良くない?」あさりブログ
★「『初詣』は鉄道会社が考えた企業イベントだった 〜意外と知らない初詣のハナシ〜」ジモコロHP
★「漫画家・水木しげるゆかりの地、東京・調布を歩く」nippon.com HP
★「深沙堂」浮岳山深大寺HP
★「深大寺・深沙大王」ちょっと奈良まで行ってきます2ブログ
★「憩いのスポットです深大寺の湧水源流」多摩散歩人のブログ
★「深大寺そば」調布市観光協会HP
★「隠れに隠れた、知る人ぞ知る『深大寺門前そば本舗』は、まさに蕎麦目当てだけに訪れる価値あり」好きなものだけ詰め込んで、好きなところへブログ
★「【深大寺門前そば本舗@調布深大寺】深大寺から少し離れた位置にある人気お蕎麦屋さん。薄緑色の蕎麦とそばいなりが有名!」ジモトラベルHP
(関連する記事)
★「1675 【お魚料理88】新撰組・近藤勇と『新島のくさや』・・調布」
★「1676 【スイーツ107】国立天文台と『天文学量のチョコ』・・三鷹」
★「2026 【お肉料理63】二十四番目の区で『チキン南蛮』を・・三鷹」
★「2037 【麺類色々163】お散歩ついでに元祖『油そば』を・・武蔵境」
★「2049 【名物パン225】玉川上水と『紀ノ国屋のドイツパン』・・三鷹」
★「2091 【調味料類26】『超高級マヨネーズ』とキューピーたち・・調布」
★「2242 【麺類色々192】湧水涼しき深大寺で『お蕎麦のお代り』を・・調布」
★「2243 【やきそば238】東京の府中と『広島の府中焼きそば』」
★「2381 【麺類色々204】アメリカンスクールと『マッケンチーズ』・・野川公園」
★「2441 【今川焼き38】多摩川の蒼空と『ボーノ!な鯛焼き』・・狛江」
★「3643 【麺類色々395】コロナ閉門中の深大寺で『深大寺そば』を・・調布」
★「3655 【呑みモン143】梅雨の晴れ間の大國魂神社と『TOKYOモルツ』・・府中」
★「3696 【麺類色々401】少し涼しい清水の里で『蕎麦いなり』を・・深大寺」
★「3697 【やきそば404】残暑の井の頭池と『高知のはこべ焼きそば』」
★「3758 【お米料理405】紅葉の井の頭公園と『肉あんかけチャーハン』・・吉祥寺」
★「3771 【保存食品90】紅葉の深大寺と『カルフォルニアプルーンバター』・・調布」
★「3796 【お米料理410】ポカポカの井の頭池で『Bukkake Bento』を・・吉祥寺」
★「3873 【麺類色々423】梅雨曇りの井の頭池と『マッケンチーズ』・・吉祥寺」
★「3878 【麺類色々424】深大寺に咲く夏そばと半夏生と『深大寺そば』」
★「3958 【野菜果物140】紅葉の井の頭池2021と東京産『フェイジョア』・・吉祥寺」
★「3965 【麺類色々434】紅葉の深大寺2021と『深大寺そば・特盛』・・調布」
★「4057 【麺類色々443】ハナショウブ咲く清水の里で『深大寺そば・天ざる』を・・調布」
★「4160 【麺類色々453】分散初詣の深大寺と『温かい深大寺そば』・・調布」
★「4252 【麺類色々462】オオムラサキと湧水と『深大寺そば・天ざる特盛』と・・調布」
★「4344 【スイーツ469】旅先でする初詣と『スガキヤのクリームぜんざい大福』・・一宮市」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(可愛らしく成った最近の鬼太郎より、初めの頃の方が私ぁ好き)
深大寺と云えば深大寺そば!と毎度ソレばっかしと叱られソウですが、何しろ蕎麦の里だから他を採り上げられませんし、参拝帰りに寄るのはいつも同じ昭和二十九年(1954)創業の老舗「深大寺門前そば本舗」さんに決めてますヨ。門前そば本舗さんはお寺から些か離れてますが地元客を中心にいつ行っても繁盛してますし、何しろココは安くて量が多いからネ・・うどんは兎も角、ことお蕎麦はキュッと冷やした「ざる」に限ると私ぁ信奉してますンで、門前そば本舗さんでもソレを頼むコトが多いですが、夏と違って冬は温かい汁そばが恋しく成りますネ。だもんで暖かお蕎麦とかき揚げ丼のセットを大盛りで頼んでみましたが、偶に啜ると温かいのも宜しいですナ。身体もポカポカご馳走さまでした
]]>今年も年明けから我がまち東京や関東平野だけじゃ無く、その外へもアチコチ参ってますンで御案内したい旅噺が早くも山積み状態・・なるべく急ぎ記事にしませんと。てな訳で前回に続いて新潟・魚沼地方への旅ですが、越後湯沢駅から乗った列車の窓にゃキレイな雪山・・日本百名山の一つ・巻機山(1967m)ですナ
冠雪した巻機山の姿は雄大ですし、疾走する列車から眺めると周囲にゃ結構な積雪があった様に思えますが、私メの参った正月明けは日本一の豪雪地帯・魚沼の名が廃る位の小雪で、JRの駅が在る上越国際スキー場はこんな感じ・・単体としては日本一広いスキー場だから、標高の高い上級コースは滑走可だった様ですが
かくしてスキー場駅の一つ先の塩沢駅に着きましたが、魚沼地方へ旅すると好んで寄るココで降りるのは四年ぶり・・コロナ禍で緊急事態宣言が頻発した私メら都民は「他府県へ行くナ」と禁足を命じられてましたし、昨冬は結構近く(長岡市)まで参ったのに寄れませんでしたが、来れぬ間に無人駅に成っちゃってましたヨ
そんな駅から三分ほど歩けば、町並みがキレイに整えられた塩沢宿・・群馬・高崎で中山道から分かれて日本海岸の寺泊へ向かう三国街道の宿場で、上越線の開通や国道十七号線の整備で廃れたのを、二十年ほど前の道路拡張を機に街ごと造り直した素敵なトコですが、雪が全く積もって居らんゾ!真冬とはとても思えぬ姿
前回ご案内の湯沢(標高350m)だって雪が少なかったのに、列車に揺られる内にソレは更に減って行き、標高190mのこの辺りは全く無いから改めて吃驚・・勿論コリャ今月初めの風景で、先週来の寒波で日本海側は広く降った様だから塩沢宿も冬らしく成ってるでしょうが、雪景色を見たくて参っただけに何とも残念
ま、ソレを覚悟して湯沢から電車に乗ったンで仕方ないですが、大雪で通りが埋まっても歩ける様にと備えられた雁木も手持ち無沙汰・・その一画に近年の最大積雪1.41mの表示が。流石にソコまで積もったら上越線も止まるでしょうが、一度体験してみたい感も。東京でソウ成ったら阿鼻叫喚の騒ぎに成るでしょうネ
因みにイザ降るとこんな感じ・・もっと激しく降ってる時に参ったコトも有りますが、同じ塩沢の牧之通りでも雁木の連なってるトコと違うトコが在りますンで、その有り無しで歩き易さが全く違うと感心した覚えが。尤も今の雪国は僅かな距離でも自動車に乗るのが当たり前だから、昔ほどは必要が無いのかも知れません
けれども降り出すとトンでもない積雪量に成るのが魚沼地方で、街中以外の家は1m以上のコンクリ土台の上に建てられてるのがフツーですし、通り北端の住吉神社さまは狛犬や灯篭・鳥居の扁額が破損しない様、予めブルーシートで覆って万全の備え。ココまでしないと冬を過ごせぬのが雪国で、東京と覚悟が違いますヨ
最後に国道沿い(板橋の拙宅近くと同じ十七号線)まで出てみましたら、薄っすら雪の被る田んぼの向こうに電車からとは違う角度で見える巻機山・・昨冬は大変な大雪だった様で、山頂付近じゃ八十七年ぶりの樹氷が出現したンだとか。蔵王と初めとする東北の山々じゃ珍しく無いですが、こんな関東の近くで観測されたコトに驚くと共に、ソレを見たかったですが今冬は無理そうですナ
★次回は「東京都調布市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「塩沢の特産品とスキースノボ・観光のご案内」塩沢商工会HP
★「最高級のお米の郷!南魚沼市塩沢周辺の観光スポット5選」skyticket HP
★「巻機山 1,967m」山と渓谷オンラインHP
★「巻機山 高山植物の宝庫!『機織りの美女』伝説のある百名山」YAMAHACK HP
★「巻機山(まきはたやま:新潟県)で87年ぶりに樹氷(アイスモンスター)が確認されました」国立大学法人 山形大学HP
★「アクセス抜群で多彩なコースが魅力の広大なスキーリゾート」上越国際スキー場HP
★「雪国の文化と歴史が息づく三国街道塩沢宿牧之通り」南魚沼市観光協会HP
★「三国街道塩沢宿 牧之通り」塩沢商工会HP
★「みちの景色」OYG−archi小柳組の設計室ブログ
★「雪国のお互いさま精神のたまもの<雁木>〜cocolaさんが感じる新潟の『当り前』〜」新潟※プロジェクトHP
★「美味しい南魚沼産コシヒカリを現地で食べる!」南魚沼市観光協会HP
★「魚沼産コシヒカリ“生産量の30倍超”が流通の異常。ブランド米『産地偽装』のやりたい放題」まぐまぐニュースHP
★「新潟県の魚沼コシヒカリ 中でも塩沢産にこだわっています。」うおぬま倉友農園HP
★「うおぬま倉友農園直営店『おにぎり屋』」うおぬま倉友農園HP
★「南魚沼のおにぎり専門店に新米おにぎりを食べに行こう!/南魚沼市」にいがた観光ナビHP
★「行列が出来るおにぎり屋さん『うおぬま倉友農園おにぎりや』の『塩むすび』が絶品!新潟県南魚沼市」新潟県魚沼ドライブ日和ブログ
(関連する記事)
★「204 【野菜果物06】残雪の湯沢に今年もハッカは薫るか?」
★「328 【お米料理16】まいたけとモヤシの狂宴」
★「693 【野菜果物29】今年も越後湯沢で『日本ハッカ茶』を!」
★「870 【揚げモン31】本当の雪国と『雪国もやしの天ぷら』‥南魚沼」
★「1232 【お肉料理33】『ケンちゃん餃子』は六日町で作られてる!」
★「1518 【団子饅頭55】『おかこ餅』と数年後、赤字に墜ちるローカル線‥六日町」
★「1519 【野菜果物55】『かぐらなんばん』と偽装コシヒカリ‥塩沢」
★「2038 【保存食品52】最後の賑わい?越後湯沢駅で『車麩の煮物』を」
★「2039 【スナック49】豪雪降る越後湯沢で『サラダホープ』を」
★「2040 【名物パン222】豪雪降る十日町で「サンドパン』を」
★「2043 【名物パン223】『あんぼパン』とほくほく線の挫けぬ闘志・・六日町」
★「2044 【保存食品53】深雪の六日町で『打ち豆の煮菜』を」
★「2045 【お魚料理97】深雪の塩沢宿で「鮭入り粕煮』を」
★「2716 【スイーツ221】雪舞う越後湯沢で『笹だんご味の柿チョコ』を」
★「2717 【お米料理259】大雪が降る前の越後塩沢で『けんさん焼き』を」
★「2930 【お米料理282】残暑のリゾートマンションと『醤油おこわ』・・越後湯沢」
★「2931 【名物パン334】『愛のサンドパン』と頑張れ!ほくほく線・・六日町」
★「2932 【スイーツ241】残暑の三国街道と『もも太郎&ももえちゃん』・・塩沢」
★「3068 【名物パン347】吊るし雛の廻る越後湯沢で『ヨーデル付き』を」
★「3339 【お米料理341】雪の塩沢宿と『本物の魚沼コシヒカリのおにぎり』」
★「3340 【呑みモン104】豪雪の湯沢で新潟限定ビイル『風味爽快ニシテ』を」
★「3576 【お米料理373】雪の無い豪雪の街と『本物の魚沼コシヒカリ御飯』・・越後塩沢」
★「3577 【調味料類45】雪の少ない豪雪の街で『にしんみそ』を・・越後湯沢」
★「4182 【スイーツ439】大雪積もる幻の長岡城と『美松のシュークリーム』」
★「4183 【やきそば449】雪晴れの長岡ぶらりで『角煮イタリアン』を」
★「4350 【名物パン451】雪のない越後湯沢で『ヨーデル付き&食パン付』を」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(塩沢じゃ雪掻きならぬ「雪掘り」と呼ぶ・・ドレだけ凄いのか)
一体ナニしに巻機山を遠く望む国道沿いまで出たかと云えば、以前も参った「うおぬま倉友農園のおにぎり屋」まで行って本物の魚沼米を食べようと思ったから。お米のブランド全国ナンバー1と云えば魚沼地方で収穫されたコシヒカリで、コメどころ新潟県の中でも断トツの人気を誇りますが・・相変わらず偽物が蔓延ってるのが現状で、魚沼コシヒカリは収穫量の三十倍以上が世間に出回ってるから困りますゼ。本物を確実に食べるには魚沼の農家から直接買うしか有りませんし、ソレだとて何処まで信用して良いか判らないのが実に悲しいですが、塩沢の国道十七号線沿いに直営のおにぎり屋を出してる倉友(そうゆう)農園さんは、本物の味を知ってる地元の方が美味しいと集まる位だから塩沢産コシヒカリなのは言うまでも無し!余程人気と見えてコロナ禍前に参った時と違ってお店は新築に成ってましたが、食べられるトコが店内から外のテラスに変わってて・・ま、ソコでおにぎりを食べましょか。今回は「塩引き鮭(左)」に「かぐら南蛮味噌(中)」「大根の味噌漬け(右)」の三つと、ホントは新潟名物のたれカツ丼が良かったのだけれど生憎売り切れてましたンで「カレーライス」を頼み・・カレーはご飯とルゥを混ぜたりせず、折角の魚沼コシヒカリが勿体ないとばかりに全く別に食べたンだから我ながら阿呆ですが、新潟ならではの具の入ったおにぎりを含めて魚沼米を大いに堪能。やっぱり本物は美味しいですナ、また参りませんと
]]>今年も正月明けから拙宅のある都内や関東だけじゃ無く、その外へもアチコチ参って居りますが、拙ブログ旅日記は概ね隔日の更新でンで、出掛けるのに記事がとても追い付かンわい!てな訳でご案内したい旅噺が早くも山積みですが、今回は新年早々に訪ねました新潟・湯沢町を・・国境のトンネルを抜けたら雪国でした
と申し上げたいトコですが、関東と日本海側との境を貫く長いトンネルを抜けた時の車窓は真っ白で、谷川連峰で最も高い仙ノ倉山(2026m、一枚上の画像奥)もキレイなお姿だったのに、その少し先で些か標高の低い越後湯沢駅に着いたら・・雪が殆ど無いンであら吃驚。こんなに雪の少ない真冬の湯沢って私ぁ初めて
勿論最初に触れた通りに年明け早々の訪問で、昨日や一昨日参った訳じゃ無いですし、日本海側は先週から強い寒波に続けて襲われてましたンで今頃は結構な銀世界と化してるでしょうが、越後湯沢と云えば日本一の豪雪地域・魚沼でも特に多い辺りだからと備えられた、駅前商店街を覆う雁木もコレじゃ単なる屋根ですナ
因みに雪の多かった年に参った時の駅前商店街はこんな感じで、雁木が在るから未だマシなれども横から吹き込む雪が歩道に積もり、そう云うのに慣れてない都会者は歩くのにオッカナ吃驚。だもんで今回も雪用ブーツまで持参したのに、コレじゃ履き替える必要が無いじゃん・・歩き易くて助かりますが、少し残念な感も
尤もそんな我が儘言ったら雪国暮らしの方々に叱られますし、都内に居る時と大して変わらぬ用意でこんな時期の湯沢を歩けるのは滅多に無い幸運と、良い方に考える様にしてブラブラと・・駅前から少し離れると辺りの田畑は取り敢えずの雪化粧。彼方にゃスキー場が見えますが、営業できる程の雪は無さそうな雰囲気が
ま、雪の少ないのは確かに残念ですが、こんな風に大雪が積もってたら(以前参った時に撮ったモノ)雪用ブーツでも容易に歩けるモノじゃ無いですし、所々に見える雪の無いトコは同じ中越地方の長岡市で発明された消雪パイプから出た水や、溶かされた雪水が溜まって冷たいったら有りゃしないンで、やっば良かったかも
加えて振り返れば遠く聳える日本百名山の谷川岳・・沢山積もってたら稜線の襞が良く判らンでしょうし、抑々のんびりソレを眺めてる余裕も雪の滅多に降らぬ東京に暮らす私メにゃ無いでしょうから、コレはコレできっと良い時に参ったのヨ。そう思わにゃ遥々訪ねた甲斐は無く、不承不承でも納得するしか有りませんナ
てな訳で越後湯沢駅前まで戻りましたら、西口広場に以前は無かった足湯が・・駅前に広がる温泉街から引湯して一昨々年夏に造られた様で、私メが湯沢に前回参ったのはその年の一月だったから知らぬのも仕方なし。そのすぐ傍の観光案内所じゃ雪靴を貸してる様で、次回からは態々持って来ずにソレに頼るのが良さそう
そんな湯沢で一番賑やかなトコと云えば、越後湯沢駅構内の土産物売り場・CoCoLo湯沢で、私メがさっき散歩した辺りや駅前商店・温泉街とは全く違う雑踏で、寂しく感じた湯沢にこんな大勢お客が来てたンだと驚くばかり。余りの差に息苦しく成っちまった位で、その一番奥でクルクル回る「傘吊るし雛」を眺めながら一休み。吊るされた沢山の雛飾りの中に鯉のぼりを見付けて私ぁ大喜びでしたが、本物が大空に翻る暖かな時期が恋しいです
★次回は「新潟県南魚沼市塩沢町」への訪問記です★
(参考リンク)
★「越後湯沢 観光ナビ」湯沢町観光まちづくり機構HP
★「TOKYOから70分で行ける雪国」雪国観光舎(旧越後湯沢温泉観光協会)HP
★「東京からわずか70分、真白き世界に隠された知恵と出会う」雪国観光圏HP
★「越後湯沢のおすすめ観光スポット29選!夏でも冬でも楽しめる」skyticket HP
★「越後湯沢の『雪事情』とは?【東京からアクセスしやすいスノーリゾート】」奈良まちあるき風景紀行ブログ
★「スキー場に恵みの雪 暖冬・地震で落ち込んだ客足 巻き返しを【新潟・湯沢町】」UX新潟テレビ21HP
★「これぞ豪雪!越後湯沢 ※でも長続きしない(笑)」雪日記ブログ
★「スキー場積雪情報」湯沢町観光まちづくり機構HP
★「雪がない越後湯沢駅前商店街」あれも食べたい、これも食べたいEXブログ
★「谷川岳 1、977m」山と渓谷オンラインHP
★「足湯で癒やし 温泉街歩いて 越後湯沢駅西口」北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビHP
★「CoCoLo湯沢」JR東日本新潟シティクリエイトHP
★「越後湯沢駅ナカを徹底紹介!日本酒探しからグルメ店までチェックしよう」まっぷるトラベルガイドHP
★「【ギネス認定】雪国越後三大つるし雛を見に行く」ドーン太とおでかけLOGブログ
★「日本一の豪雪の町・新潟県津南町の菓子処」松屋HP
★「ほくほく線に乗ってGO!ぶらり食べ歩き 松屋」ほっくほくマガジンWEB ほくほく線沿線地域振興連絡協議会HP
★「津南の愛されパン屋さん『松屋』」ぽんちゃんの湘南ニャンだブログ
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(本気で降ると2m以上積もるのが湯沢だから、無いも同然かと)
全国ドコへ参っても時間が有れば地元資本のスーパーや市場へ参り、大手資本じゃ扱わないその地域ならではの伝統食や名物食を探すのが子供ン頃から大好きで、今やソレが生き甲斐みたいなモンに成ってる私メで、今回の旅でも当然の様に地元スーパーへ繰り出した訳ですが、湯沢町を含む魚沼地域全体のソコで幅を利かせてる製パン屋と云えば、魚沼の最西端で長野県に接する「日本一の豪雪地(一昨年は419cmも降った)」津南町の松屋さん。本業は昭和三十五年(1960)創業の和菓子・洋菓子店ですが、魚沼全域に自家製食パンや菓子パン等を出してますンで小さな製パン会社と言っても宜しいかと。津南から30kmほど離れた湯沢のスーパーにも松屋のパンが並びますンでリゾートマンション族に大いに好まれてる様ですが、私メも湯沢町やその近くに参った際はココのパンを好んで買って帰り、拙ブログ旅日記で何度かご案内してますし、一度は津南の松屋さんの本店まで参って買い物した覚えまで有りますが、そもそも津南の松屋さんにゃ変なパンが多い!シュークリームそのものを具にしたシュークリームパン(今も有るのかしらん)に最初魂消ましたし、ご紹介して無いのも含めると毎度驚いてばかり。と云ってもゲテモノばかりじゃ無く、フツーの食パンも焼いて居られますが・・ソレにマーガリンやジャムやバタークリームを塗って挟むと「食パン付」と名前が変わりますし、ヨーデル(右)なるバターたっぷりのデニッシュにマーガリンやジャムやバタークリームを塗って挟むと「ヨーデル付き」と名前が変わるから・・やっぱ変。もっともソレが美味いから好んで買って帰る私メも十分以上に変だから文句言えませんが、津南に長らく参ってませんナ・・久しぶりに松屋さんの本店へ行きたい限りですが、今年は向こうも雪が少ないンでしょうか
]]>震度七級の大地震発生やら飛行機の着陸炎上事故やら、元旦から思いも依らぬ災難に襲われ続けた日本列島も、二十一世紀で干支が二廻りの令和六年に成って三週間・・アレ以上の禍が起きず幸いでしたが、私ぁ暫く旅した上方から拙宅のある東京へ戻り、夜席高座に上がらんと新宿駅に降り立ったのは二日ほど前でしたネ
拙宅そばの駅から埼京線に乗れば途中一駅・僅か八分で着きますし、幼き頃は区内に住んでたのも有って日頃から親しい新宿ですが、新年明けて参るのは今回が初めて・・今宵の一門会で私メの出番は最後=トリでしたンで、ならば無事に務まる様に鳥に詣でて置きましょと、新宿駅新南口前のSuicaのペンギン広場へ
Suicaと云うのはJR東日本が主導するIC乗車カードの名称(JR西日本ならICOCA・関東の私鉄ならPASMO)で、新南口改札前の広場にゃ待ち合わせ等の目印としてキャラクター「Suicaのペンギン」像が据えられてますが、ミナミルミの開催に合わせて三羽の子分?が今冬も登場してるから鳥だらけ!
新宿駅新南口(=日本最大のバスターミナル・バスタ新宿)周辺で毎冬行われてるイルミネーションがミナミルミで、ペンギン像は頭上にシャンデリアを神々しく輝かせてましたが、トリ(主任)を余計に働かせちゃ失礼と近年は子分達が活躍する様に・・些か寂しいですが、折角だから今冬もミナミルミを見てくと致しますか
新宿駅にゃJR・小田急・京王・西武・東京メトロ・都営地下鉄の計十一路線が乗り入れ、日々の乗降客は三百五十万人と世界最大!JRだけで改札が九つ在るからヤヤコシイですが、ホームを大きく跨ぐ甲州街道(国道20号線)南側にバスタ新宿と一体化して建てられたJR新南口駅舎の横が、ミナミルミの主な開催場所
世界最大の駅なれど迫る需要に土地が全く足らず、新南口駅舎はJRのホーム上に造られた人工地盤に建ってますし、イルミネーションが光輝いてる通路(新宿サザンテラス)下にゃ小田急が走ってますが、コロナ禍の激しかった頃は中止されてたミナミルミも再開されてから二冬目。その南端まで来ると人影は少なめですナ
全体が青一色だった頃やピンク一色に光輝いてた頃と違い、コロナ禍前からゴールド系に統一されて随分大人しく成ったミナミルミ・・ソレでも師走初めに通った時は結構賑わってましたが、年が明けて三週も経つと見に来る物好きが少ないのは仕方ないか。ですがこの夜の高座会場のある歌舞伎町へ参れば、ご覧の大雑踏
そしてトリの高座を無事に務め終え、帰宅致さんと再び新宿駅の方へ参れば・・西口名物の思い出横丁(昔の小便横丁)はココで呑んで行こうとする人達で通りにゃ入れぬ位。先日参った大阪の賑わいも随分でしたが、やっぱ東京しかも新宿はドコに行っても桁違い。空いてたら寄ろうかと思ったのに、こりゃ無理諦めましょ
ま、翌日も高座が有るンで素直に帰るのが上策ですが、西口ロータリーまで来たら空が妙に広く感じられるンで、ハテ何だろうと周囲を見回せば・・駅前に壁の如く聳えてた小田急デパートの解体が進んでスッカリ消え失せ、以前は見えなかった東口(画面奥)側のビルが見えてるから。建替えの終わる五年後にゃ都庁より高い超高層ビル(高さ260m)がソコに出来、東口側は再び見えなく成ってしまいますンで、変化し続ける新宿の記憶に成るかしらんと一枚撮った私メ。何れにしろ大都会の冬の夜風は寒いンです
★次回は「新潟県南魚沼郡湯沢町」への訪問記です★
(参考リンク)
★「観光の見どころ満載の新宿を楽しもう!」新宿観光振興協会HP
★「リアルな新宿ライフと新宿最新ニュースを発信する新宿地域メディア」Daily Shinjyuku HP
★「新宿駅南口・新南口周辺 -モダンな雰囲気に隠される、ダンジョン駅攻略の鍵-」えきまえふぁんHP
★「JR新宿駅新南口の新南改札!山手線や中央線等からの行き方」だんらんナビHP
★「新宿駅は、いかにして世界一のマンモス駅になったか」トレたびHP
★「バスタ新宿」 新宿高速バスターミナルHP
★「Suica」JR東日本HP
★「新宿で電車を見るなら『Suicaのペンギン広場』行き方は?見られる電車も紹介」のんたびよりブログ
★「いまを、彩る、照らす。新宿サザンテラス」小田急SCディベロップメントHP
★「ウィンターイルミネーション『新宿ミナミルミ』開催中」小田急SCディベロップメントHP
★「イルミネーション2023★新宿ミナミルミ」さんじゃらっとblog★newブログ
★「戦後から続く昭和レトロな名店街 新宿西口思い出横丁」新宿西口商店街振興組合HP
★「小田急新宿店」小田急百貨店HP
★「新宿が再開発で大きく変わる 今の景色と10年後」Impress Watch HP
★「小田急百貨店新宿店本館の今 建物の解体はどこまで進んだのか」Odapediaブログ
★「新宿『カレーハウス11イマサ』にインタビュー。名物カレーの“こだわり”を聞いてみた」すごいお雑煮ブログ
★「冬の定番 チーズキーマ」カレーハウス11イマサHP
★「『カレーハウス11イマサ』(新宿西口)で牛豚鶏合挽きの『キーマカレー』」◆毎日カレー◆と★タイ料理★byエスニカン・ブログ
(関連する記事)
★「2539 【お米料理231】巨大バスターミナルと『タルタルかつ丼』・・新宿」
★「2565 【お米料理234】梅雨明けの西新宿で『ワンコインのうな丼』を」
★「2581 【カレー焼21】小田急ハルクでまさかの『ベイクドカスタ』・・新宿西口」
★「2655 【やきそば288】黄昏の西新宿で『焼きスパ・醤油にんにく』を」
★「2688 【呑みモン69】紅葉・黄葉の都庁前で『チコリコーヒー』を・・西新宿」
★「2696 【お米料理253】桜色イルミネーションと『シーチキン丼』・・新宿南口」
★「2951 【お米料理287】早起きのペンギン広場と『背脂カレー』・・新宿南口」
★「3002 【お米料理291】錦秋の新宿新都心で『タルタルかつ丼』を」
★「3033 【揚げモン75】寒夜に輝く大都会の冬桜と『バカでアホでフラメンキン』・・新宿南口」
★「3059 【団子饅頭113】寒夜に翔ぶ火の鳥と『追分だんご』・・新宿東口」
★「3257 【スイーツ277】秋晴れの新宿御苑で『内藤とうがらしクレープ』を」
★「3273 【麺類色々324】秋空の摩天楼街と『小滝橋二郎』・・西新宿」
★「3313 【お米料理336】光り輝くペンギンと『たつやのもも肉とり丼』・・新宿南口」
★「3366 【やきそば374】後悔ばかりの現都知事と『復活した若月焼きそば』・・西新宿」
★「3539 【野菜果物118】爽秋の新宿御苑で『山法師の実』を」
★「3588 【お米料理375】ペンギンの居ない新宿イルミネーションと『開化丼』」
★「3770 【お米料理407】『ビッグチキンカツカレー』と都庁からの夜景・・西新宿」
★「3783 【お米料理408】コロナ緊急事態再発令の新宿と『ジャーマンカレー』」
★「3812 【お米料理411】終わらぬ緊急事態の東京都庁と『ハンバーグ肉めし』・・西新宿」
★「3934 【お米料理432】緊急事態明けの大繁華街と『Wパーコーカレー』・・西新宿」
★「3969 【お米料理434】『たつやのとりどん』と新宿イルミネーション2021」
★「4087 【麺類色々447】大雑踏する夏夜の新宿と『歌舞伎町二郎』」
★「4165 【お米料理462】新宿ミナミルミ2022と『わらじカツカレー』」
★「4261 【麺類色々464】梅雨明けの新宿御苑と『冷しうま味鶏そば』」
★「4309 【呑みモン199】秋は夕暮・都庁からの大眺望と『葡う酎ハイボール』・・西新宿」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(サザンテラスが出来てから二十五年、そんなに経ったのに吃驚)
てな訳で帰ろうとした私メですが、トリの高座を懸命に務めましたンで・・腹減ったナ。ならば軽く食べて行きましょと、西口の地下街・京王モールの大繁盛店「カレー11イマサ」さんへ。昭和三十九年(1964)に創業した新宿の名物店で、私ぁ何十年も前からココのカレーを好んで食べてますし、拙ブログ旅日記でも時折ご紹介してますが、冬の定番とイマサさんが言い切る「チーズキーマ」が数日前から期間限定で復活してましたンで、勿論ソレにしますヨ・大都会の雪山に今冬も挑もうじゃ無いの!甘口のチキン・中辛のポーク・同じく中辛のビーフ・辛口のインドとご飯にルゥを掛けて出て来るタイプが沢山揃ってる中、汁っぽくないキーマカレーも用意されますンで「汁気が跳ねたら大変!」と云う向きに大いに好まれてる様ですが、牛豚鶏とオールスターの合い挽き肉をジックリ炒めたココのキーマは凄ぶる辛口・大人の酸っぱさで、他のメニューと違って量的には大したコト無いのに些か苦戦しちまう程。なのに蕩けたチーズをたっぷり掛けると程よくマイルドに成るから楽しいですが、注文を受けたら大急ぎで出すのをモットーとしてるイマサさんで有りながら、チーズを溶かすのに手間が掛かるから?真冬しかメニューに入らんのが実に残念。少し待って運ばれて来たのをスプーンで掬えば、トローンと垂れるチーズが頼もしく・・口に入れればあぁ美味しい。いつものキーマと違って辛さに驚かないのに、食べ終えて店を出る頃には額に汗が・・身体がポッカポカ。食べたい人は急いで下さい
]]>正月明けに参った今年初の上方旅のお噂を続けて御案内してますが、拙宅のある東京に戻ってから少しずつ記事化してますンで、鮮度的に旧聞に属しかけてるのが辛いトコ。ま、まだ十日ほど前の訪問ですし冬はモノの痛みが遅いからご容赦願いますが、阪神電車の梅田駅は38年ぶりに日本一に成ったタイガースだらけ!
関東じゃ殆ど話題に成らなくても、関西は地元だからタイガースの日本一で大いに盛り上がった様ですが、御用あって大阪から神戸へ参る時は概ね阪急電車に乗ってく私メなのに、ホント久しぶりに阪神電車に乗るのを選んだのは「西宮神社に寄りたかった」から。全国に三千社以上ある恵比寿神社の総本社だったりします
要するに前回ご案内した大阪・今宮戎神社さまの大元で、西宮神社さまでも他のえべっさんと同じく十日戎が行われてると聞きましたンで、ちょうど神戸へ参らにゃならぬ御用が有りましたし、仲日の本えびすでも午前中なら空いてるだろうと阪神西宮駅で降り、長い行列に連なって進めば神社に到着。詣でるのは初めて!
いやいやコチラのお社だけじゃ無く、阪神電車の西宮駅で降りるコト自体が初めて・・阪急西宮北口駅なら何度か降りてますし、震災の時は北口駅から神戸まで歩いた位ですが、人口48万を誇る西宮市の元々の中心はタイガースの本拠地・甲子園球場のある阪神の方。崇敬篤いと見えて参道にゃ奉納の大漁旗がゾロゾロと
因みにこの日の朝四時から大祭が行われ、続いて朝六時から男達が大勢参道を疾走する「十日戎開門神事福男選び」・・関東でもニュースで報じられる福男選びが有ったンですが、ソレから数時間経った社殿前に喧騒は無く・・いやお昼過ぎから参拝客がわんさと押し寄せて、再び大変な賑わいに成るのだとか。成るほどネ
西宮神社さまの創建は平安時代半ばとされ、兵庫津(今の神戸)の漁師が海中から引き揚げた蛭子神像を御神託で遷したのが初めと書かれてましたが、その蛭子神が恵比寿さんと同一視され商売繁盛の利益神として崇められた・・って講釈師にゃ難しくて今イチ判らんゾ。でも奉納されたマグロに硬貨を貼り付けてるのに吃驚
所変われば常識や仕来りが違うのは当然で、マグロに硬貨を貼り付けるのは「お金が身に付く」から・・関西の方々の発想にゃ到底叶いませんが、恵比寿さんと云えばマグロより鯛でしょ!二尾の鯛を結んで奉納する「御掛鯛」なる習わしが江戸時代後期から有ったらしく、納められた鯛の並ぶトコを見付けて東夷は一安心
そして今宮戎神社さまと同じく授与所が境内に設けられ、福笹に飾る縁起物の吉兆や小宝を福娘達が説明がてら売ってましたが、荷物に成るンで東京まで持って帰れぬのが実に残念・・イロイロ選んだ気分に成って今年の幸運と商売繁盛を願いましょ。ココも昼過ぎから参拝客で、押すな押すなの大雑踏に成ってしまうとか
てな訳で初めて詣でたえべっさんの総本宮・西宮神社さまでしたが、阪急ばかり乗ってないで阪神沿線も知らン街だらけだから、関西へ参って時間が有ったら訪ねてみたいモノ・・何しろ西宮と云えば日本最大の酒造地・灘五郷の中核ですから。何れにしろ御用ある神戸へ行かにゃ成りませんが、そのお噂は何れ後日改めて
★次回は「東京都新宿区新宿駅新南口」への訪問記です★
(参考リンク)
★「西宮をてくてく発見」西宮観光協会HP
★「西宮の人と人を繋ぐwebメディア」ニシマグHP
★「西宮にとことんこだわる情報サイト」西宮流(にしのみやスタイル)HP
★「[2024年最新]西宮市おすすめ観光名所7選!定番から穴場まで」旅色HP
★「兵庫県”西宮駅”周辺を散歩してみよう!在住歴22年の私がおすすめ散歩スポットを紹介」LIFULL HOME’S HP
★「みなさまの足、阪神電車」阪神電気鉄道HP
★「阪神 日本一 38年ぶり2回目 日本シリーズМVPは近本【第7戦】」NHKニュースHP
★「えびす宮総本社」西宮神社HP
★「西宮神社の正月・十日えびす特設サイト」西宮神社HP
★「西宮のえべっさんへ行こう」神戸っ子HP
★「ヒルコ神(蛭子神) 恵比寿様と同一とされる神話に登場する不具の神様を解説」神仏ネットHP
★「2024年の西宮神社の正月行事と十日えびす」西宮流(にしのみやスタイル)HP
★「十日えびすの屋台は約340軒でるみたい。4年ぶりにまぐろ賽銭貼れる【1月9日の夜も】」西宮つーしんブログ
★「十日えびす、何で大マグロに硬貨を張るの? 参拝客が始め、関西一円へ」神戸新聞NEXT HP
★「西宮神社(西宮えびす)の『御掛鯛』に注目! えべっさん には鯛!」月に昇るその日までブログ
★「西宮えびす神社の十日戎で買うべき縁起物は?福笹などおすすめ五選」暮らしのそよかぜ帖HP
★「西宮神社の十日えびすに行ってきました!」MAMESHIBA DIARYブログ
★「にしのみや銘菓 エビスヤ小松商店」西宮和菓子ブランド発信事業実行委員会HP
★「アンブラでまちぶら レポート? 阪神西宮で福にあやかる旅」ambula HP
★「806 【粉なモン13】阪神尼崎歴史散策と『寺町のタコ焼き』」
★「807 【粉なモン14】阪神尼崎駅前アーケードと『阪神イカ焼き』」
★「1269 【今川焼き14】今川焼きは今川橋で売って居るか?」
★「2492 【今川焼き46】惜別の辞、神田陽司先生へ(前)・・尼崎」
★「2494 【名物パン294】惜別の辞、神田陽司先生へ(後)・・尼崎」
★「2844 【名物パン327】革命家と海峡に架かる橋と『淡路島パン』・・垂水」
★「3063 【名物パン346】コッチが本家!大阪の佃島と『復刻ローレル』」
★「4159 【お米料理460】夜に煌めくメリケンパークと『ホルモン丼』・・三宮」
★「4191 【やきそば451】平清盛と鉄人28号と三国志と『そばめし』と・・新長田」
★「4192 【やきそば452】幻の福原京と楠公さんと『焼きそばピロシキ』・・新開地」
★「4194 【お肉料理184】氷雨降るメリケンパークと『老祥記の豚饅頭』・・三宮」
★「4347 【やきそば471】大賑わいのえべっさんと『大阪ソース焼きスパ』・・今宮戎」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(今宮戎と同じく西宮神社さまも、十日戎で百万人が詣でるとか)
今回の記事で今川焼カテゴリーもちょうど百本目!地域によって大判焼やら回転焼やら夫婦焼やらナニらと呼び方が沢山有りますし、たい焼きも焼く型の格好が違うだけだからと同じカテゴリーで纏めてますが、ハッキリ言います「あれは今川焼」と呼ぶのが絶対的に正しい・・だって江戸時代中期に売り出されたのが元祖で、その屋台が神田今川橋の傍に在ったから今川焼と呼ばれたのが発祥ですが、関西以西で大判焼と呼ばれるのは四国・松山市から広まったとされてますナ。ま、名前は違っても庶民に優しい食べ物で冬は暖かなコレが食べたくて仕方ない時が有りますが、阪神電車西宮駅の辺りじゃ「えびす焼」と呼ばれてる様で、えべっさん近くに在る昭和二年(1927)創業の甘味処・エビスヤ小松商店さんの店頭にゃ、ソレを求めに参った老若男女が列を成してましたから、参道に並ぶ屋台でヘンな物を飲み食いするより遥かに安全だし、観光協会で貰ったおさんぽ地図に堂々書かれてる位の店だから、地元で古くから愛されてる今川焼屋さんナンだろうと私メも並んでみましたヨ。普段から結構混んでると前に並んでた方に教えて貰いましたが、十日戎の開催中は焼き方三人掛かりで次から次へと作ってるのに、皆さん十個二十個三十個と大きな単位で買われて行くンで・・行列の前にナカナカ進めませんナ。勿論大量買いは出来ないンで赤(黒餡)白(白餡)一つずつの最小単位で恐れ入りますが、良くある今川焼よりも一回り小さいけれど餡子はタップリで、微かに感じる塩味が程よいアクセント。コレならもう一つずつ食べられソウと思えども、また長い行列につくのは大変・・阪神西宮へ再び参った時に買い増ししたいモノです
]]>今年初めての上方旅で正月明けの大阪へ参りましたが、朝の新世界は実に静かで行き交う人影は殆ど無し・・勿論こんな朝も早よから飲み食いしようとか、シンボルの通天閣に上ろうとか云う心算は更々なく、前回ご案内の天神橋筋でその時期なのに気付いた十日戎に出掛けようと、すぐ近くまで来ただけだったりしますが
そんな静かな新世界から何百mか北西へ行きますと、朝っぱらから賑やかなお社が・・コレぞ関西各地で毎年一月十日前後に開催される十日戎で一番盛大な今宮戎神社さま(えべっさん)で、福笹を配り始めた朝七時頃から善男善女が続々駆けつけてる様。天神橋筋の大阪天満宮さまでも好かったンですが、折角だからココへ
十日戎は七福神の恵比寿さまに豊年満作や商売繁盛を願うえびす講の一つで、本来は神無月(十月)の二十日に祭礼を行いますし、拙宅のある東京でもその頃「べったら市」として開かれますが、ドウ云う訳か関西じゃ正月十日頃の開催が多く、今宮戎神社さまの門前じゃ縁起物の福箕(ざる)を売る店が忙しく準備中でしたネ
何しろ初日の宵宮、しかも始まったばかりで空いてたンで私メも商売繁盛を願って参りましたが、本格的に混むのは宵宮の夕方からと聞きましたンで、ソリャどの位かしらんと止せば良いのに、御用を終えてから再び参らんと今度は新世界の反対側・難波の方から向かえども、トンでもない大雑踏でなかなか前に進めません
東京以上に大阪は新型コロナの伝染が激しかったンで、毎年百万人も集まるえべっさんはクラスターに成りかねないと一昨年まで屋台を出せなかった様で、本格的に元に戻したのは今年が初めてナンだとか。だから?夜十時を過ぎてるのに若者を中心に参道は超大賑わいで、境内に漸く着いた私ぁ疲労困憊。あぁエラかった
そして朝は準備中だった吉兆や小宝(福笹に飾る縁起物)を売る授与所を眺めつつ、東京にゃ無い習慣だと改めて驚いた訳ですが、イロイロ種類のある吉兆や小宝は夫々御利益が違うらしく、皆さん今年の幸運と商売繁盛を願って選ばれてる様。旅先で無ければ私メも求めたいトコですが、流石に持って帰れソウも有りません
また門前の屋台じゃ賑やかに福箕や熊手が売られてましたが、同じ熊手でも我ら東京の酉の市(十一月に開催)のソレと随分違ってますし、また福箕は東京じゃ滅多に見ない縁起物。熊手で福や運を掻き集めるだけで満足する東と、ざるでソレを全て掬い取ろうとする西との違いについて、改めて考えさせられる思いがします
だもんで吉兆を選んだ心算・福笹にソレを飾った心算・加えて福箕を求めた心算で引き揚げざろう得ませんでしたが、間もなく夜十一時に成ろうと云うのに尚もまだ大勢が、えべっさん境内へ押し寄せるのを見て驚くやら呆れるやら。毎年何度も大阪へ参って或る程度は判った気分で居ましたが、まだ理解が足りない様です
かくして余りの雑踏に正直疲れた私メですが、お宿へ戻る前に改めて新世界へ・・夜十一時が近付いて飲み屋街も閉まった後の様で、朝方ココへ参った時と同じ位に人影寂しいですが、夜陰に輝く通天閣の姿のキレイなコト!と思ったら灯りが突然消えたンで時計を見れば十一時ちょうど。もう帰れと云う事ナンでしょうか
★次回は「兵庫県西宮市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「浪速区」大阪つーしんブログ
★「新世界を中心としたエリアのDEEPな情報を」新世界まちなか案内所ブログ
★「来たらだいたい、なんとかなる。」新今宮ワンダーランドHP
★「つうてんかく」通天閣観光HP
★「【新世界】観光スポット10選!通天閣からレトロでディープな遊び場まで」Pretty Online HP
★「『大阪のえべっさん』とは?商売繁盛を願う恒例行事『十日戎』の見どころ&開催場所!」THE GATE HP
★「【十日戎】2024年の今宮戎神社(えべっさん)・十日戎の開催情報。屋台(場所・時間など)はどうなるのか」大阪つーしんブログ
★「【今宮戎神社の十日戎】福笹or吉兆の種類や飾る意味(由来&ご利益)」と歴史を・・第三者の目で知るつもりで」住吉大社−御朱印HP
★「【中継】『十日戎』3日間で100万人が参拝!商売繁盛の味方『今宮戎神社』・・今年の福娘は?お賽銭エリアの豆知識も紹介」МBSニュースHP
★「今宮戎神社の十日戎2024」仲山工務店設計事務所ブログ
★「おなかいっぱいの幸せ」ローマ軒HP
★「関西地区店舗」ローマ軒HP
★「NAMBAなんなん」大阪地下街HP
★「大阪の味 ローマ軒 焼き大阪ソースパスタ」トラベルラウンジ 旅とグルメ・ブログ
(関連する記事)
★「087 【お肉料理03】ワシゃ『どてやき』が喰いたかったンや・・」
★「638 【今川焼き05】『愛染かつら』は一体ドコなのか? [大阪篇]」
★「1345 【やきそば134】夜の新世界と『ホルモン焼きそば』」
★「1764 【お米料理128】三代目ビリケンさんと『どて焼き丼』・・新世界」
★「1972 【麺類色々154】『ホルモンうどん』と観光地化した新世界」
★「2257 ビリケンさんに願いを込めて・・今日から更新再開」
★「2270 【麺類色々195】『シチューうどん』と雨夜の通天閣」
★「2507 【麺類色々214】真田幸村最期の地と『カレーきざみ』・・天王寺」
★「2713 【やきそば295】商売繁盛!十日戎で『屋台の肉焼きそば』を・・今宮戎」
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★「3007 【やきそば332】大阪駅のクリスマスと『ビーフバター焼きスパ』・・梅田」
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★「3605 【やきそば398】寒夜に輝くハルカスと『チーズオムそば』・・阿倍野」
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★「4197 【お米料理467】春めくハルカスと『怪奇!トマトかつ丼』・・天王寺」
★「4200 【やきそば454】風寒き中之島散策と『タルタルカキフライ焼きスパ』」
★「4283 【スイーツ456】灼熱の戎橋で『551本店のアイスキャンデー』を・・難波」
★「4284 【麺類色々467】黄昏の大伽藍とずぶ濡れエリアと『高井田系ラーメン』・・天王寺」
★「4285 【お肉料理188】灼熱の新世界とあいりんと『モーニングランチ』・・西成」
★「4346【お肉料理194】賑わう新春の天神橋筋で『だし巻き定食』を」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(十日戎開催の三日間は朝七時から夜一時!まで詣でられるとか)
尤も今宮戎神社さまの十日戎に参るのは初めてじゃ無く、まだコロナ禍に成る前に初回(七年前)と二度目(五年前)と詣でてますンで、夜分に参るのは初めてと云っても三度目の十日戎だから既に馴染みとも言えますが、ドウせ混んでるだろうから屋台で買い食いするのは難しかろうと、押すな押すなの大雑踏だった参道に入る前に南海電車なんば駅の地下街「NAMBAなんなん」で夕食を済ましておくコトに。さて何を食べようかと案内図を見れば、大阪へ参るとナンだカンだで一回は寄ってる気がする焼きスパゲティのローマ軒さんの本店が在るじゃない。東京のジャポネさんやリトル小岩井さんと同じく予め茹でて置いたパスタをフライパンで豪快に炒めるロメスパのお店で、私ぁ阪急電車梅田駅のホーム下SC阪急三番街のお店へ専ら参ってますが、メニューを見れば「焼き大阪ソース」なる今まで知らなかったモノが。お店毎にメニューが微妙に違ってたりするンで「流石に本店だけあって面白いモノがある」と大喜びで頼んでみましたら、えぇとコリャ全く以て焼きそばですナ。但し麺は確かに太麺パスタですし、味も私メら東京人の好む少し辛めのウスターや中濃ソースじゃ無く、関西の方が好まれるお好み焼きやたこ焼き風のドロッとした少し甘めのソース味!処が太麺パスタにゃコッチの方が合うのかしらん、ちょっと気色の変わったナポリタンみたいな感じがするのが面白く、コレはコレで有りじゃないかナと忽ち完食した私メです
]]>前回ご案内した京都から大阪へ移動して、浪速っ子が「日本一長いアーケード」と自慢する天神橋筋商店街へ参りましたヨ。全屋根式アーケードの総延長なら四国・高松にもう少し長いトコが在りますが、ひたすら真っすぐ続くトコなら六丁目から一丁目まで2.6kmに渡って続くココが日本一!歩くのは昨夏以来ですナ
大阪へ参る度に好んで寄る天神橋筋は関西屈指の元気商店街で、同じ大阪市内のアーケードでも外国人観光客に占拠されてる心斎橋筋と違い、行き交う人達から聞こえる言葉はほぼ日本語だから一安心。飛び交う関西訛りを喜びつつ、商店街の終点の更に先の先に在るお宿を目指して進めや進め。ソレにしても賑やかですヨ
普段から賑やかな天神橋筋が一層賑やかなのは当然で、降りた阪急天神橋筋六丁目駅から一丁目を目指して南へ進み、二丁目まで来たトコに在る大阪天満宮さま(天満の天神さん)への初詣客まで繰り出してますから。今年は旅の途中で寄った愛知・真清田神社さまで初詣してますが、関西でソウするのは初めて!いざ並ばん
初詣は松が明けるまでと言われますが、拙宅のある都内を始め東日本じゃ七日で明けるのに、大阪等の西日本は概ね十五日。だから旅したこの日は関西じゃ松の内でしたし、コロナ禍で一月中なら何時でも良しとする分散初詣が増えましたンで、門前の恵比寿様も許して呉れる筈・・って、この恵比寿は酒呑んでけつかるナ
いやいや東日本じゃ松が明けてても、西日本で未だ明けてない間は恵比寿様が主役で、この翌日から天神さんは「天満天神えびす祭」・・要するに関西で盛んな十日戎が始まる訳で、明日から更に商売繁盛?と恵比寿様も呑みたく成るのかも。ならば空いてる内に初詣できたと安心し、長いアーケードを通り抜けて旧淀川へ
旧淀川に浮かぶ中之島の東端を跨いで架かるのが天神橋で、江戸時代初めに造られた頃は大阪天満宮さまが管理してたとか。後に幕府の直轄に変わって浪華三大橋の一つとされ、昭和初期に現在の三連アーチ橋に架け替えられてますが、明治の頃の橋名飾板が保存されてましたヨ・・ソレにしてもココまで来るのは遠かった
アーケードの南端から旧淀川までまた数百m有りますンで、軽く三kmは歩いた計算ですが・・お宿は天神橋の一つ東隣りに架かる天満橋の近く。京阪電車の駅がすぐその傍だから京都からソレに乗れば良かった筈なのに、旅先だと酔狂なコトがしたく成るのが悪い癖。ま、天神橋を遠くに眺めて取り敢えず一旦ゴールへ!
なのに再出撃!と云っても同じ道じゃ面白くないと、東天満の方をグルっと廻ってみましたが、黄昏迫る真冬の大阪は風寒くてドウにも耐えられず、さっきは暖かだったナと結局アーケードへ。天満宮近くでクロスする曽根崎通は東京から来た国道一号線だったりしますが、終点・梅田新道は画面奥に見える高層ビルの辺り
で再び天神橋橋筋商店街をブラブラした訳ですが、最前詣でた時と違って天神さまの境内は、翌朝から始まるえびす祭の準備が始まってましたネ。東京にゃ無い習慣だから興味が惹かれますが、大阪市中アチコチで一斉に始まる?様で、ならばドコで商売繁盛を願おうかと考えつつ、今度は地下鉄で戻るコトにした私メです
★次回は「大阪府大阪市浪速区」への訪問記です★
(参考リンク)
★「OSAKA−INFO」大阪観光局HP
★「ようこそ大阪へ」大阪観光コンシェルジュHP
★「天神橋商店街 魅力再発見」天神橋筋商店街ポータルサイトHP
★「ええやん!大阪商店街」大阪府商店街店舗魅力向上支援事業事務局HP
★「お買い物・ご飲食・楽しいことも日本一!」天神橋筋商店街1丁目2丁目3丁目HP
★「扇町〜天満〜天六」天神橋筋商店会HP
★「【日本一長いアーケード商店街】大阪『天神橋筋』・香川『高松中央』・東京『武蔵小山」それぞれの特徴や歴史」TABIZINE〜人生に旅心を〜HP
★「人気1位は日本一長い『天神橋筋商店街』 大阪府民に聞いた好きな商店街TOP10」小学館サライ.jp HP
★「ディープな大阪散策?!長〜い天神橋筋商店街を歩こう♪」aumo HP
★「天神橋筋商店街 なぜ活況? 長い 多彩 わくわく感(もっと関西)」日本経済新聞HP
★「日本最長・天神橋筋商店街をめぐる七不思議」あなぐるとブログ
★「2024年大阪天満宮の初詣!屋台情報や参拝のタイミング!混雑具合は?」がねりゅうブログ
★「幸せを呼ぶ『十日戎』って関西だけの祭りなの?と神社の人に聞いてみた」ヱビスマガジン・サッポロビールHP
★「大阪の水辺をもっと楽しもう」水都大阪コンソーシアムHP
★「すいと大阪キタの橋 天神橋(てんじんばし)」大阪市北区役所HP
★「江戸時代から重要な橋であった『なにわ三橋』」三井住友トラスト不動産HP
★「天神橋・天満橋の橋名飾板」O−TUBEブログ
★「関東と関西でだし巻き卵はどう違う?特徴とおいしい卵焼きの作り方」ヤマキ 新日本の食卓HP
★「オーダー殺到! 大阪・天満の人気店『一富士食堂』のふわふわ『だし巻き定食』を食べてきた」食楽web HP
★「一富士食堂・天満橋商店街」かめのこの大阪りんご箱日記ブログ
(関連する記事)
★「975 【揚げモン37】長〜い天神橋筋商店街と『美味〜いコロッケ』」
★「1597 【お肉料理44】『どて焼き』と長〜い商店街・・天満」
★「1729 【お肉料理51】大川沿いの桜と『だし巻き玉子』・・大阪」
★「1760 【麺類色々129】のれん分けと『カレー皿うどん』・・天満」
★「2129 【やきそば224】造幣局の桜の通り抜けと『モーデン焼き』・・天満橋」
★「2292 【名物パン262】『大小ミニスナックゴールド』と旧淀川・・天満橋」
★「2446 【粉なモン38】長〜い商店街をブラブラ歩いて『一銭焼き』を・・天満」
★「2711 【麺類色々228】福まで呼ぶ天神さんと『鶏の黄そば』・・天満」
★「2796 【やきそば307】リベンジ狙った大阪城の桜と『ぺぺたま』」
★「3109 【スイーツ263】一足先に楽しむ造幣局の桜と『造幣ゴーフル』・・桜ノ宮」
★「3110 【名物パン348】大阪・大川沿いの夜桜と『あんまき食パン』・・天満橋」
★「3331 【お米料理339】いらちとせっかちと『出し巻親子丼』・・天満」
★「3551 【揚げモン80】米相場の情報革命と『超激安チキン南蛮定食』・・中之島」
★「4112 【粉なモン48】大都会のローズガーデンと『阪神名物いか焼き』・・中之島」
★「4135 【スナック119】金鯱の大阪城と黄金の御座船と『紅ショウガ天POTATOチップス』」
★「4158 【スイーツ436】大阪駅イルミネーション2022と『クリスマスりくろーおじさん』・・梅田」
★「4198 【お米料理468】梅まつりの天神橋筋商店街で『じゃがバター親子丼』を」
★「4199 【やきそば454】風寒き中之島散策と『タルタルカキフライ焼きスパ』」
★「4265 【粉なモン50】天神祭2023と『ゆれるミルフィーユパンケーキ』・・天満」
★「4267 【やきそば461】熱狂する夏夜のうめきたと『鉄板トンテキ焼きスパ』・・梅田」
★「4321 【やきそば468】夜バラ咲く中之島散策と『北浜のカレー焼きそば』」
★「4322 【お米料理486】旧淀川を行く水上バスと『まぜカレー』・・大阪城公園」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(東京に天神橋筋ほど長いアーケードは無く、羨ましく成ります)
東と西じゃ各種文化にイロイロ違いが有り、東京生まれ育ちで今も住んでる私メは大阪や京都へ参る度に様々な衝撃を受け、その度に「違ってて面白い」とエラク喜んでますナ。例えば食べるモノなら東は濃口醤油&鰹だしなのに、西じゃ薄口醤油&昆布だしなのは有名ですが・・卵焼きだって東西で違ってるから面白い。曰く東の卵焼きは濃口醤油&鰹だしの他に砂糖を入れてフックラ甘く焼いた「厚焼き」なのに、西は薄口醤油&昆布だしをたっぷり使ってプルプルに柔らかく焼いた「だし巻き」と違いが有り、見た目も東は入れた砂糖が焦げるンでやや茶色・西は鮮やかな黄色に焼き上がったりしますが、再出撃して東天満の方を廻った時に行列してるのを見付けたのが「一富士食堂」さんと云う、街の食堂以外には思えない構えのお店・・処が急ぎスマホで調べたら随分な評判店らしく、大人気なのがだし巻き定食の様。幸い大して待たずに入店出来ましたンで、ならばと早速頼んでみたら出て来たのは巨大な黄色い塊!モーニングやランチなら兎も角、卵焼きがこうして定食の主役を張ってるのは実に頼もしく、お箸で解しながら食べてみましたら・・おぉ豆腐みたいにウワウワっ!卵を三個も使って焼き上げた大ボリウムで、果たして食べ切れるかと出て来た時は不安に思ったのに、薄味のおダシと柔らか食感が素晴らしく・・アッと云う間に食べ終えてしまった私メ。そりゃドッチが好みか聞かれれば厚焼きに決まってますが、偶に食べるとだし巻きも美味しいネ。しかも焼きたては殊更抜群で、追加でだし巻きをもう一つ頼みたく成っちまった位。大阪は楽しいです
]]>前回ご案内の愛知・一宮市から西へ向かい、関ヶ原を越えて京都へ参りましたヨ。昨年も何度か上洛させて貰ったンでJR京都駅前に立つのは約四ヶ月ぶりですが、余りの暑さに項垂れた前回と違って夜の帳の降りた駅前の寒さったら半端なし!なのに夜の帳が降りてから態々ココへ寄ったンだから、我ながら実に酔狂です
と云っても雪の舞ってた昨冬(厳密にゃ一昨年のクリスマスイブ)来た時と違って唯々寒いだけだから、旅に持参した最大限の暖かな格好をしてれば好かろうと、都人より少し膨れた姿で駅ビル内へ入りましたが毎回「モダンな駅だナ」と感嘆ばかり。建てられてから四半世紀過ぎてると云うのに、少しも古く感じられンわい
勿論細かいトコを見たら古さを感じますが、京都市中で最も高い60mを誇る駅ビルによる圧迫感を避けようと、烏丸口(北口)中央改札の上に空けられた巨大な吹き抜け(一枚上の画像)は今なお斬新で、夏は暑さが逃げるンで結構涼しかったりしますが、冬は風がビュービュー吹いて寒冷地獄・・外に居るのと全く一緒だヨ
なのに厚着して夜の駅ビルまで参ったのは、吹き抜け西側に聳える大階段(高低差35mは十一階建てビルに相当)の段毎にLED(総勢一万五千個!)を取り付け、全体を一枚のスクリーンに仕立てた「グラフィカルイルミネーションPlus」を眺めたい為。季節らしいグラフィックが映し出され、今は当然ながらお正月!
上洛すると可能な限りココへ来て、大階段に映るグラフィックを暫し見物するのを恒例にしてますが、一番好きなのがこのお正月バージョン・・コロナ禍前は毎年の様に参って眺めてたのに、私メら都民は緊急事態宣言が頻発されて東京から外へ出辛かったのも有って、実に五年ぶりに見ますHAPPY NEW YEAR!
昨冬だって見に来れましたが、如何に京都好きでも東京から早々参れる様な距離じゃ無く、またクリスマスイブに来たばかりだったからと悔し涙を呑んだのに、こうして昔の様に眺めて思うのは「これでコロナ禍がまた一つ終わったナ」。お正月バージョンの繰り返しを二度ほど見た後は、上映中の大階段を傍目に上へ上へ
そして駅ビル屋上の大空広場へ・・我が東京にゃ日本一背の高い麻布台ヒルズ森JPタワー(325m)を始め超高層ビルが沢山在りますし、同じ関西なら大阪にあべのハルカス(300m)が在るのに対し、京都市中で駅ビルより高い建物は無く・・いやいや駅前の京都タワー(131m)の方が高かったか。闇夜に目立ちます
京都タワーは駅の北側ですが、同じ大空広場から翻って南側を眺めれば・・明るく光る五重塔!あれぞ日本一高い木造建築物たる東寺の五重塔(57m)で、夜桜に塔の浮かぶ姿を見物しに行ったのは八年前の春でしたネ。久しぶりに今年はソレを見に参りたいナと思えども、果たして春にまた上洛する機会が有るのかしらん
よしんば桜咲く頃に東京から来れたとしても、上手い具合に日程と満開と重なるかは全く判りませんし、いざ満開でもお天気次第で見物どころじゃない可能性も有って・・ドウなるか皆目見当が付きませんが、確実に言えるのは「寒くて凍えちまいそう」。そんな先より今の方が大切で、頑張ってればグラフィックはまた見られるだろうからと、外より暖かな駅ビルの中に駆け込むコトにしましたヨ。今年は一体幾度上洛できるのか、楽しみな私メです
★次回は「大阪府大阪市北区」への訪問記です★
(参考リンク)
★「とっておきの京都」京都市観光協会HP
★「京都観光オフィシャルガイド」京都観光Navi HP
★「輝くひととまち お届けします〜旬の下京区 下京地域情報サイト」京都市下京区役所HP
★「市民しんぶん下京区版『下京のひびき』」京都市下京区役所HP
★「ここは押さえておきたい!京都駅周辺のおすすめ観光スポット30選」一休.com HP
★「京都市内に高い建物がない理由。では、京都市内で一番高い建物とは?」京都テナントプラスHP
★「国際文化観光都市・京都の玄関口」京都駅ビルHP
★「京都駅ビル【設計原広司】京都の玄関口の建築的特徴をご紹介します!」建築LIFEブログ
★「外国人観光客に大人気!日本人の知らない京都駅ビルの秘密とは?」トラベルjpHP
★「目もくらむような大階段を一気に駆け登れ!『JR京都駅』【京都】」日本珍スポット100景ブログ
★「冬の京都駅を華やかに彩るダイナミックな光のアート 光のファンタジー2023」京都駅ビルHP
★「京都駅ビル大階段ライブカメラ(京都府京都市下京区)」ライブカメラDBブログ
★「京都の街を一望できる無料の屋上展望台・テラス!『京都駅ビル 大空広場』」kyotopi HP
★「ここから始まる京の旅。京都タワー」京阪ホテルズ&リゾーツHP
★「全国各地の名代ラーメン店が京都駅ビルに集結!」京都拉麺小路HP
★「目指すはラーメン界の東大」徳島ラーメン 東大HP
★「【京都駅ランチ】京都で味わえるこってり徳島ラーメン!『ラーメン東大 京都店』人気メニューTOP3」タビジンHP
★「【京都駅】東大 京都店『京都駅で食べる濃厚な徳島ラーメン』」品川イッコー公式ブログ
(関連する記事)
★「043 【京都上ル下ル01】京都でこんなお宿はどう?」
★「237 【京都上ル下ル03】東浅井郡が消滅した・・から」
★「238 【京都上ル下ル04】東西どうして違うのか?」
★「1601 【麺類色々113】京都駅ビルのクリスマスと『京都ラーメン』」
★「1681 【お肉料理49】早起きのお説教と『王将の餃子』・・京都」
★「2028 【麺類色々161】大階段イルミネーションと『京都ラーメン』・・京都駅」
★「2031 【麺類色々162】『しっぽくそば』と早朝の東西本願寺・・京都」
★「2087 【お米料理167】夜明けの京都駅と『なか卯の親子丼』」
★「2188 【調味料類29】なくなる定宿と『京野菜パスタソース』・・六条烏丸」
★「2393 【お米料理211】大階段イルミネーションと『ガーリックピネ』・・京都駅」
★「2394 【スナック62】天神信仰発祥の地と『そばぼうろ』・・六条烏丸」
★「2434 【麺類色々210】大階段のひな祭りと『京都背脂ラーメン』・・京都駅」
★「2435 【粉なモン37】『まんぼ焼き』と新装なった定宿とお東さん・・六条烏丸」
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★「2708 【麺類色々227】大階段イルミネーションと『京都のたぬき』・・京都駅」
★「2872 【呑みモン77】暑い日はやっぱりサッパリ『京番茶』・・烏丸七条」
★「3327 【麺類色々340】大階段イルミネーション2019と『東京の第一旭』・・京都駅」
★「3494 【麺類色々368】幻の西寺捜索と『九条葱ラーメン』・・京都・九条」
★「3565 【お米料理370】聖なる夜の京都駅と『なか卯の和風牛丼』」
★「4132 【麺類色々451】夜の京都駅ビル大階段と『鶏卵カレーうどん』」
★「4157 【スイーツ435】京都駅クリスマス2022と「焼きいも八ッ橋」」
★「4287 【スイーツ457】黄昏の大階段グラフィックと『ラムネ八ッ橋』・・京都駅」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(グラフィックは五年前とほぼ一緒ですが、ソレでも嬉しいのヨ)
実にうまく出来てると感心してしまうのは、京都駅ビル屋上の大空広場から大階段を少し降り、暖かなビル内へ逃げ込む10階の入口を入った目の前が「京都拉麺小路」なる全国の著名ラーメン屋の並ぶ飲食店街に成って居り、大階段グラフィックや大空広場からの夜景を見て身体が冷え切った者達に「ラーメンを啜ったら暖まるゾ」と誘いかけて来るかの様・・いつもならこの魔手に引っ掛からぬ私メなのに、偶には術中に嵌ってみるのも面白かろうと前々から些か気に成ってた、拉麺小路内の一店「ラーメン東大」に入ってみましたヨ。ココは徳島ラーメンの有名店で「ラーメン界の東大を目指す!」と云うのでそんな風に名乗ってますが、徳島県に最後参ったのは前回の辰年でしたから・・気付けばもう十二年も行ってないのか。と云うより四国へ渡る御用が近年無く、岡山や広島までは参るのに瀬戸内を渡れず幾年月。機会あれば是非とも徳島県にも参りたいモノですが、日本ハムの前身たる旧徳島ハムの工場から大量に出た豚骨を使ったラーメンが県内各地で独自に進化し、北部(鳴門市等)は黄色いスープ・中部(徳島市等)は茶色いスープ・南部(小松島市等)は白いスープを使う夫々自慢の徳島ラーメンが在るのだとか。京都駅ビルに出店してる東大さんは徳島市に本店を置く茶色いスープのチェーン店で、拉麺小路が最東端のお店に成りますが・・以前ドコかで食べた徳島ラーメンと違い、味がエラク濃いのに加えてスープが甘い!いや甘いと云っても砂糖や蜜のじゃ無く、味醂?かナニか入れてるのかしらん。決して嫌いな甘さじゃ無く、コレはコレで美味しいじゃんと箸の進む甘さでしたが、目指す相手の東京大学の学食やキャンパス周辺に徳島ラーメン店は無かった覚えが。是非出店して下さい
]]>今年初めての旅として前回ご案内した群馬・高崎市は拙宅のある東京と同じ関東の内でしたが、それ以外への初旅として参ったのは名古屋と岐阜市の真ん中辺りの愛知・一宮市。人口が三十七万超と云うから結構大きな市だったりしますが、JRと名鉄が同居する尾張一宮駅を降りるのは実に十年ぶり。ホント久しぶりだナ
名古屋で乗り換えて岐阜市方面へ向かう時に度々通ってたのに、降りる機会が生憎なくてスッカリ浦島気分の一宮市・・いざ改札を出ても今イチ思い出せず・・十年も経ってたら様子を忘れても仕方ないですが、造りが立派な方(東口)へブラブラ進めばロータリーの向こうに何やらドームが。取り敢えずソッチヘ参りましょ
てな訳でドームの下へ参った途端、急に思い出したのは「ココは大きな神社の参道の筈」・・仙台・平塚と並ぶ日本三大七夕祭りの一つが行われる本町商店街の先にソレが在ったかの様に覚えてますが、立派な全屋根式アーケードなのに店は開いて居らず寂しい限り。ですが晴れ着姿が時折歩いてて、少しだけ華やかな感が
そんなアーケードの先に立派な楼門を構えて居られるのが、初代天皇の神武帝三十三年(2600年ほど前)の創建と称する超古社「真清田(ますみだ)神社」さま。このお社が尾張国(愛知県西部)の一ノ宮だから市名が一宮市な訳ですが、新年七日を過ぎて松が明けたとのにまだ初詣に行ってませんので、ココで致しますかネ
と思ったら楼門前に派手な姿の若者達・・成人の日の前日でしたが一宮市じゃ日曜日に式を行ってる様で、ナント彼らは新成人!「恰好イイじゃん」と話しかければ実に気さくで、名前を記した幟も含めて昨夏から準備して来た晴れ姿ナンだとか。東京じゃ在り得ぬ装束ですが、愛知だとコウなのか・・櫻井君お目出度う!
私メも一度あんな装束して高座に上がろうかしらんと考えつつ、楼門を潜って真清田さまに令和六年の初詣。地元の氏神でも郷里の鎮守でも都内の有名社寺でも無く、旅先で初詣するって少し奇異にも思えますが・・日本中の旧国毎に在る一ノ宮と違ってココは「日本全体の一ノ宮」と豪語される凄いお社だから宜しいかと
新年初めて社寺へ参る初詣なる習慣は、治承五年(1181)に源頼朝公が鎌倉の鶴岡八幡宮を詣でたのが嚆矢と聞きますが、実は頼朝公は尾張国出身・・但し生誕地は名古屋の熱田神宮さまの傍で、幼くして京都へ上って乱に敗れて東国へ流されてますンで、コチラで初詣されたコトが有ったのか・・講釈師にゃ判りません
ソレでも熱田神宮さま(尾張の三ノ宮)を上回る権威と格式を朝廷より認められたからの一ノ宮ですし、自分のライバル?は伊勢神宮さまだけと思えばこそ「日本の一ノ宮」。何だか凄いトコで初詣しちまったと驚くやら嬉しいやらイロイロですが、伊吹おろし吹き荒れる寒い正月八日なのに蝋梅は咲き誇り、幸先宜しい様な
ま、初詣は毎年一回しか出来ぬコトじゃ無く、松の内ならば何度詣でても構わぬと昔から言われてますし、一月中なら何時だって良いとする分散初詣を推奨の社寺がコロナ禍で増えましたンで、第二回初詣・第三回初詣・第四回・・でアチコチ参ろうと思う私メですが、駅まで戻れば138!流石にそんなに初詣は出来ぬと驚けど、コリャ一宮の語呂合わせでこの数の様。果たして次回参るのは何時か判りませんが、改めて申します櫻井君お目出度う!
★次回は「京都府京都市下京区」への訪問記です★
(参考リンク)
★「Ichinomiya NAVI」一宮市観光協会HP
★「愛知県一宮市の情報サイト」ハロ〜いちのみやHP
★「一宮市の人気観光スポット12選!緑豊かな町を巡ってリフレッシュ」tabemaro HP
★「街歩き『名鉄一宮』名古屋駅まで約10分!自然あふれる穏やかな街」マンスリー48HP
★「今、あらたに賑わうオワリイチノミヤ商店街。」一宮商工会議所青年部HP
★「濃尾平野の豊穣と人々の安寧と良縁を見守り続けて二千六百五十年 尾張国一之宮」真清田神社HP
★「清らかな空気に包まれて―こころのふるさと真清田神社を巡る」一宮市観光協会HP
★「真清探當證」天地神明〜自分を生きる〜ブログ
★「初詣 真清田神社 お正月の御朱印」まみむめ◎めもブログ
★「初詣は2回行っても大丈夫?違う神社に何回行くのは良くない?」あさりブログ
★「源頼朝の元旦初詣〜鶴岡八幡宮〜」鎌倉手帳(寺社参拝)ブログ
★「令和6年二十歳のつどいについて」一宮市役所HP
★「いらっしゃいませ!スガキヤへようこそ!」スガキコシステムズHP
★「名古屋の『寿がきや』に行くなら『クリームぜんざい』を絶対に食べて欲しい!」ペンログ・ブログ
★「名古屋土産【スガキヤ】クリームぜんざいが大福に!スーちゃんがかわいいよ、カロリーや賞味期限など」おいしいなごやブログ
★「sugakiya クリームぜんざい大福」50代〜これからの人生は自分のために〜ブログ
(関連する記事)
★「663 一宮市の朝は喫茶店から始まる」
★「958 【お米料理66】思わぬ収穫!犬山城下町と『五平餅』」
★「959 【スイーツ51】凄ぇぞ犬山城、硬ぇぞ『げんこつ飴』」
★「1212 【お鍋料理16】コレもお鍋に‥『スガキヤ和風とんこつ鍋』」
★「1702 【麺類色々126】『ベトコンラーメン』とベトナム戦争・・一宮市」
★「2460 【やきそば260】信長公出世の城と『瀬戸焼きそば』・・清須」
★「3057 【麺類色々283】建て替えられる天守閣と『スガキヤ特製ラーメン』・・名城公園」
★「4142 【スイーツ434】光輝くテレビ塔と『シロノワールブラックサンダー』・・栄」
★「4143 【名物パン438】紅葉の名古屋城と『コンパルのモーニング』・・名城公園」
★「4144 【お肉料理178】賑わう大須で『わらじ味噌かつ』を」
★「4145 【麺類色々452】超高層駅のクリスマスと『元祖あんかけスパ』・・名駅」
★「4146 【お魚料理130】秋の桜咲く熱田神宮で『鰻のひつまぶし』を」
★「4298 【お肉料理190】残暑のごった煮アーケードで『ひれ味噌かつ』を・・大須」
★「4299 【団子饅頭143】残暑の夜のテレビ塔と『赤福氷』・・栄」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(成人年齢引き下げで『二十歳の集い』と呼ぶトコが増えてます)
一宮市と云えば愛知が誇る「モーニング文化」の中心地ですが、成人式に臨む若者達みたいに派手なのは専ら郊外のカフェや喫茶店ばかりの様ですし、モーニングと言いつつ昼過ぎまでやってる店が多いと言っても夕方までやってるトコを尾張一宮駅周辺で見付られませんでしたンで、全愛知県民のソウルフードと呼んでも過言じゃ無い「スガキヤ」の名物クリームぜんざいの大福をご案内。スガキヤと云えば独特な味の豚骨ラーメンを出すチェーン店で、東海地区や近畿地方のSCや駅前に三百ほどのお店が在りますが、スガキヤは手軽なラーメン屋であると共に甘味処でも有りまして、ラーメンと一緒にソフトクリームやあんみつを食べる人がホントに・・私メも愛知へ参ったら先ずスガキヤに行ってラーメンを啜り、オッサンなれど食後に甘いモノを楽しんでますが、甘いモノで昔から人気なのが「クリームぜんざい」。コレを食べたいが為にスガキヤへ参る女性方は多いらしく、冷やした小豆ぜんざいにソフトクリームを乗せたんで甘い金のシャチホコ!問題はラーメン類と違ってテイクアウト出来ぬ事で、お店に行かないとスガキヤの甘いモノを愉しめませんが、お土産用に売られてる「クリームぜんざい大福」なら東京でも、何となくあの味を愉しめる・・スガキヤのマスコット・スーちゃんが描かれた柔らかいお餅の中に、お店の味を彷彿させる餡子とクリームが入れられ、違うと云えば全く違うのだけれど・・スガキヤの味がする!東京に再々進出して呉れるのを私ぁずっと待ってますが、北陸地方から先だって全面撤退したばかりのスガキヤだから難しいのかナ?ま、愛知の方へ参ればお店がまだまだ沢山ありますンで、あの独特なラーメンと甘いモノを愉しみに旅しなくちゃと思う私メです
]]>元旦から続けて大きな地震や飛行機事故が発生し、初めからこうじゃ先行き不安に覚えた令和六年も正月十日を過ぎ、幸いアレ以上の災いが起きなかったコトに安堵致しますネ。さて新年最初の旅(と云っても日帰りでしたが)で参ったのは日本一のだるまの産地・高崎市、高崎駅名物の大だるまも今年のに変わってましたヨ
拙宅のある板橋宿を通る中山道(国道17号線)の標識にキリ良く「高崎100km」と記され、或る意味親しみのある高崎なのに参ったのは実に五年前ぶり!いや列車や高速道で何度も通ってたのに、コロナ禍等で高崎で降りる機会がナカナカ無く・・気分は浦島太郎!ちょうど街中じゃ冬恒例のイルミネーションが開催中
思えば四年前に参った時も今回と同じ正月明けで、街中で行われてた「高崎光のページェント」を見て大いに喜んだのを覚えてますンで、折悪く小雨が降り出して来たと云うのに帰りの列車まで些か時間が有りますし、万一遅れても次々参る東京方面行きに乗れば帰れるからと、傘を広げて冬夜の輝きを眺めにイザ参らん!
人口約37万の高崎は群馬県最大の都市で、駅東口から続くシンフォニーロード(一枚上の画像)にゃシャンペンゴールドの並木が光ってましたが、その先の市役所(画像奥のビル)の建つ辺りは大河内松平家八万二千石の政庁のあった高崎城址。以前参った時は城内でも電光が点ってた覚えが有ったの、今回は牛が居ましたゼ
この藁で出来た巨大な牛(高さ6m!)は昨秋行われたアートプロジェクトの展示物で、折角作ったからと暫く残して置くコトにした様ですが、ソウと知らずに参りましたンで「高崎じゃ今年の干支は辰じゃなく牛なのかしらん」と首を傾げてしまった私メ。その牛が睨む先に聳えるのは、スズラン百貨店前の巨大なタブの木
タブの木広場でも「以前参った時はこの木も光ってた筈なのに」と嘆いてしまいましたが、毎冬恒例とは云え四年も経ったらイルミネーションの内容が変わっても不思議じゃ無いですし、何しろ途中コロナ禍も有りましたし・・お城のお濠の飾りつけも以前の光るボールから光る筒?に変わってましたヨ。全く以て浦島気分
光のページェントはお濠の奥でも開催されてますが、何しろ私ぁ東京まで帰えらねばならぬ身・・残念ながらソコまで参れぬとUターン。せめて行きと違うトコを見ながら駅に戻りましょと、片側二車線のシンフォニーロードより狭い慈光通りを参れば、車道を跨ぐ光のカーテン・・雨降りもあって見物はほぼゼロでしたが
如何に四年ぶりでも歩き廻ってれば次第に思い出すモノで、高崎と他所のイルミネーションの違う点を思い出しました・・街路樹や公園等が光り輝くのは珍しく無いけれど、慈光通り沿いの広い駐車場中心に立つ櫓を中心に、まるで運動会の万国旗の様に光の飾り付けしてるのは高崎だけでしょ。前回見た覚えが有りますネ
てな訳で高崎駅前に戻って来ましたが、五年来てなかった間に変わってた点・変わってなかった点が結構有り、タブの木前の地元百貨店・スズランは今月末に建替えで閉店されるらしく、次回来る時はまた少し変わってるンでしょうネ。幸い雨は上がって呉れましたが、空っ風が名物の群馬だから冬の夜の寒さったら半端ない!暖かい電車に乗って東京に帰ろうと、改札へ急ぐ私メでした
★次回は「愛知県一宮市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「縁起のいいまち高崎」高崎観光協会HP
★「TAKASAKI WEB NEWS」高崎新聞HP
★「だるまとパスタだけじゃない! 地元民がデカい愛でオススメする高崎の観光スポット10選」ジモコロHP
★「高崎の観光スポット11選!定番スポットからぐんまちゃんまでご紹介」skyticket HP
★「高崎だるま」群馬県達磨製造組合HP
★「高崎だるまとは 全国シェア一位の理由と歴史」中川政七商店の読みものHP
★「高崎光のページェント2023」同実行委員会事務局HP
★「【高崎市】”TAKASAKI”が輝くイルミネーションも登場。高崎駅西口方面で『高崎 光のページェント2023』が開催されています!」号外NET高崎市HP
★「今年も開催!恒例のイルミネーション『高崎光のページェント2023』見に行ってみた。」たかさき通信ブログ
★「高崎 光のページェント2023の様子【さいつうフォト】」埼北つうしんブログ
★「井伊直政が築城した城の史跡が残る 高崎城址公園」タウンぐんまHP
★「6メートルの巨大牝牛も 高崎中心街をアートで彩るイベント28日スタート 30人の作品が非日常演出 群馬」#gunma上毛新聞社HP
★「『スズラン高崎店』新店舗 3月6日にオープン 群馬・高崎市」#gunma上毛新聞社HP
★「ペガサス駐車場イルミネーション2023」Gunma Music Factoryブログ
★「高崎オーパ」OPA・HP
★「あなたがまだ知らないおいしいもの、いっぱい!集めてみました。」高崎じまんHP
★「『おいしい!』を再発見」CAFE高崎じまんHP
★「焼きまんじゅう 群馬県」うちの郷土料理・農林水産省HP
★「一口味わえば、まさにパラダイス!焼きまんじゅうを豪華にトッピングした、贅沢スイーツ。」今月のやきオシ!ぐんラボHP
★「高崎オーパの『カフェ 高崎じまん』で焼きまんじゅうパラダイス」恰幅の良い彼ブログ
(関連する記事)
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★「1563 【名物パン158】群馬だけの文化『上州みそパン』・・下仁田」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(同じ空っ風でも、前橋じゃ赤城颪・高崎じゃ榛名颪と呼ぶとか)
群馬県に美味しいモノは数あれど、全ての上州人のソウルフードと呼べるのは「焼きまんじゅう」だけ・・餡子の入ってない皮だけの饅頭(県北部だけは餡子入り)を串に連ね、甘辛い味噌をたっぷり塗って火で炙って食べる素朴なおやつですが、コレが無ければ暮らせないと云う群馬県民を私ぁ何人も何人も知ってますヨ。ソレに感化されて私メも群馬出身じゃ無いのに好きに成り、コッチへ参ったら食べずに帰れるかと騒ぐ程。そんな高崎駅前で光輝くフラワーツリー(一枚上の画像)前のSCオーパ高崎7階のレストラン街に高崎の素材を使った創作料理を出す「カフェ高崎じまん(高崎市観光協会が運営)」が在り、当然ながらソコでも焼きまんじゅうが食べられる!だもんで帰る前に寄ってみましたが、当り前の焼きまんじゅうから辛みそ焼きまんじゃやチーズ焼きまんじゅう・揚げまんじゅうやらイロイロ有る中で、一番ブッ飛んでたのが「焼きまんじゅうパラダイス」・・焼きまんじゅうをベースにしたフルーツパフェとしか表現のしようが無く、冬の間のフルーツはイチゴとキウイだと云うから夜ご飯のデザートとして頼んでみましたヨ。そしたら出て来たのが平皿に盛られたマウント焼きまんじゅう!甘いクリームやアイスが甘辛い味噌で中和?されて具合良く、正直言います「むちゃくちゃ美味い」。一人で食べきるのにはチト辛いですが、高崎に来たらまた寄らなきゃ!勿論フツーの焼きまんじゅうも好きですが、こう云うのも好きです
]]>新年の御挨拶は前回の記事で申し上げましたンで、今回からいつも通りの日本全国ブラブラ旅噺を始めさせて戴きます・・と云っても初春の旅にゃコレから出掛ける予定ですし、旧年中に書ききれなかったお噂のストックも幸か不幸か?有りませんので、令和六年最初の御案内は拙宅から一番近い観光地・巣鴨の地蔵通りを
板橋宿の拙宅前を通る旧中山道を二十分ほどテクテク歩けば着くからと、普段から買い物やら何やらで度々参ってるのが山手線の駅のある巣鴨。つまり私メにゃ観光地と云うより近所の賑やかな街でしか有りませんが、ソレでも新年初めて参りましたンでお地蔵様にお詣りしときましょ。だって巣鴨はお地蔵様の街だからさ
尤も巣鴨のお地蔵様はお二人居られ、地蔵通りの山手線の駅に近い方の入口に座って居られるのは医王山真性寺さんの江戸六地蔵(一枚上の画像)。正徳四年(1714)から旧街道を往来する人々を静かに見守ってますンで、中山道沿いの住人たる私メにゃ護り仏も同然かと。今年の旅の無事をお願いして賑わう商店街の方へ
商店街の入口ゲート(一番上の画像)を潜って少し行ったトコに在るのが、御本尊の地蔵菩薩が「とげ抜き地蔵」として知られてる萬頂山高岩寺さん。明治半ばに移って来たお寺ですが全国的に有名な巣鴨のお地蔵さまはコチラの方で、些か寂しい雰囲気な江戸六地蔵と違って高岩寺さんはいつも賑やか。今日も混んでますナ
私メだって大病した頃は神道・仏教・道教・キリスト教にイスラム教と御利益有りそうなトコを手当たり次第に詣でてましたが、とげ抜き地蔵さまにゃ疾病治癒を願う老若男女が日頃から大勢来るのに加え、正月は初詣客もと午前中は大混雑。だもんで午後に参ったのにご本堂内はまだ混んでる・・近所だから出直しましょ
と云う訳で今年の初詣は取り敢えず見送り・・コロナ禍でここ数年促されてた「分散初詣」にスッカリ慣れましたンで、今月末までに何処かで詣でりゃ宜しかろうと気楽なモン。ならば今回は帰ろうと地蔵通り商店街(実は旧中山道)を進もうとすれば、高岩寺さんのご本堂内よりコッチの方が混んでる!ま、初縁日だからネ
そう、この日は正月四日で地蔵通り今年最初の縁日!とげ抜き地蔵は4の付く日が縁日で、通り内に屋台等が並んで道が狭くなるトコに参拝客が大勢繰り出しますンで、私ぁ逆に近寄らぬ様にしてる位ですが・・ただの縁日じゃ無く初縁日だから、ここ数年で一番混んでたかも。街のキャラクター・すがもんも驚いてた様な
如何に「おばあちゃんの原宿」でも新型コロナ緊急事態が頻発されてた頃は縁日を開けず、歩いてるのは私メら近所の者だけと云う状態が長々続きましたが、昨年GW明けにコロナ終結が宣言されて普段の縁日も混み始めましたンで、今年の初縁日は大変だと覚悟してましたが・・コロナ前と変わらぬ賑わいに戻りましたナ
確かに去年の初縁日も随分混んでましたが、今年はその比じゃない感が・・だって商店街を都電側のゲートまで通り抜け、私ぁそのまま旧中山道を歩いて帰ろうとしたら、いつもなら空き始める時間の筈なのにワイワイガヤガヤ賑やかに、今なお大勢がお地蔵さまの方へ向かおうとしてましたから。何もかもコロナ禍の間と違うンで面喰いますが、コレが本来あるべき姿だと喜ぶべきナンでしょうネ。尤も脱コロナ初の正月は、ドコも混んでた筈ですが
★次回は「群馬県高崎市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ホッと一息つきたいなら行ってみない?巣鴨の観光スポット14選」skyticket HP
★「魅力いっぱい!巣鴨のとげぬき地蔵こと『高岩寺』を参拝!」icotto HP
★「豊島区『巣鴨地蔵通り商店街』に日本中からおばあちゃんが集まるワケ」アーバンライフメトロHP
★「巣鴨【豊島区】(前編)『おばあちゃんの原宿』は、世代を問わず元気になれる街 〜ぐるり東京 街さんぽ〜」東京新聞TOKYO Web HP
★「【巣鴨って、どんな街?】とげぬき地蔵へと続く地蔵通り商店街はまさに『おばあちゃんの原宿』。だが実は、このゆるい空気が老若男女に心地よいのだ」さんたつby散歩の達人HP
★「巣鴨地蔵通り公式キャラクター すがもん」すがもん公式HP
★「雄大な自然環境こそ、私たちの宝物。」森川健康堂HP
★「合言葉は手洗いうがいマスク、そして”プロポリス”」森川健康堂HP
★「声優界の帝王・森川智之さんがプロポリスの魅力を語ります。」森川健康堂HP
★「プロポリスキャンディーは不味いほど効く!森川健康堂の口コミ評判」長距離通勤クラブHP
(関連する記事)
★「1194 【江戸六地蔵02】こっちがホントの『巣鴨のお地蔵サン』」
★「1195 【お肉料理31】とげぬき地蔵で『シャーピン』を‥巣鴨」
★「1378 【呑みモン37】大正大学のさざえ堂と『南国チューハイ』‥西巣鴨」
★「2009 【名物パン218】今年最後の巣鴨で『ハチミツパン』を」
★「2233 【スイーツ170】お岩さんと都電と『芋ようかん』・・西巣鴨」
★「2336 【お肉料理84】見えぬ桜吹雪と『350円の餃子定食』・・巣鴨」
★「2544 【団子饅頭79】梅雨晴れの地蔵通りで『塩大福』を・・巣鴨」
★「2610 【お米料理240】近所で開いてた天国の扉と『大正丼』・・西巣鴨」
★「2959 【やきそば326】『新庄焼きそば』と台風の新庄祭りin巣鴨」
★「3019 【粉なモン41】新春の巣鴨地蔵通りで『和風パンケーキ』を」
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★「3265 【スイーツ278】今頃始めたツイッターと『パインの新生姜のど飴』・・天王寺」
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★「3640 【団子饅頭125】緊急事態下の地蔵通りで『塩大福』を・・巣鴨」
★「3712 【お米料理395】秋晴れの巣鴨で『ワンコインカツカレー』を」
★「3777 【今川焼き93】初春の地蔵通りで『昔通りの鯛焼き』を・・巣鴨」
★「3778 【スイーツ393】こんな時だからの多摩御陵と『養命酒のクロモジのど飴』・・八王子」
★「3847 【団子饅頭131】緊急事態の地蔵通りのGWと『みそ餡の柏餅』・・巣鴨」
★「3904 【スイーツ409】パラリンピック開幕!ソメイティの故郷と『レーズンロール』・・巣鴨」
★「3916 【呑みモン165】都電の走る新しくて古い街で『王老吉』を・・北大塚」
★「3977 【呑みモン168】初春の地蔵通り2022と『苺ワイン』・・巣鴨」
★「4067 【保存食品92】復活の大学盆踊りと『学生下飯菜』・・西巣鴨」
★「4126 【やきそば444】新庄まつりin巣鴨と『新庄焼きそば』・・西巣鴨」
★「4155 【お肉料理182】初縁日の地蔵通りで『老舗洋菓子店のポークジンジャー』を・・巣鴨」
★「4208 【スイーツ441】ソメイヨシノの故郷2023と『芥川の算盤チョコ』・・染井」
★「4254 【団子饅頭141】七夕と朝顔市と大学盆踊りと『特選塩大福』・・西巣鴨」
★「4331 【麺類色々476】紅葉の六義園と『鳥チャーシューの生姜ラーメン』・・本駒込」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(雑踏じゃ今もマスクしてますが、何れ外す様に成るのかしらん)
地蔵通りが「おばあちゃんの原宿」と呼ばれ続けるのは、お年寄り方が喜びそうなモノを当たり前の価格で揃える個人店が商店街に並び、ココなら安心して買い物できそうと喜ばれてるからですが、特徴的なのが薬屋さんの多さ・・但し全国チェーンの大手ドラッグストアが在る訳じゃ無く(駅前にゃ幾らか在りますが)、通りの中に気の利いた薬屋が何店も何店も在って、夫々が個性を生かしてお年寄り方の御用に応えてますが、その共通点は他所より安いコト!総じて全国チェーンのDSより安く、モノによっては当り前の顔して定価の半額ぐらいで売られてるンで驚きますが、通りのちょうど真ん中辺りに在る某OSなる薬屋さんじゃ、私メら声の商売をしてる者にとって必需品と云うべき「森川健康堂のプロポリスキャンデー」を激安でいつも売って呉れてますンで、空気が乾燥して喉を傷めるコトの増える冬に成ると、巣鴨地蔵通りまで買いに参るのですヨ。そんな森川健康堂さんは熊本県に本社を置くプロポリスとローヤルゼリーに特化した健康食品会社で、三十数年前からこのプロポリスキャンデーが主力商品。プロポリスは蜜蜂が集めた樹液やハーブの新芽と蜂自身の唾液酵素を混ぜ合わせて作った物質で、蜜蜂はプロポリスを巣の壁や隙間に塗りつけてウイルスやバクテリアなどの侵入を防いだり、巣内で死んだ昆虫などの腐敗を防いで巣を清潔に保ってるンだとか。そのプロポリスにハチミツとオリゴ糖等を加えて作ったのがこのキャンデーで、簡単に言えば「健康のど飴」・・但し非常にピリッと刺激が強く、正直言って美味しくない!ですが高座や語り等で喉を痛めてしまった時や、この先のお仕事で痛めそうな予感のする時はプロポリス。しかも森川健康堂さんのに限る!一旦痛めたらコレを舐めまくるより外にない位で、下手な処方薬より効く様な気がする・・健康のど飴なのにネ。果たして地蔵通りに来られるお年寄り方に森川健康堂を求める様なプロが居られるのかドウかは判りませんが、今年も寒い間は森川頼りに成りそうな私メです
]]>人それぞれ心に抱く「ふるさとの山」が御座いましょうが、私メのソレは幼き頃に過ごした静岡県に聳える日本一の山・富士山。今年は表富士の裾野をビュワーンと通り抜け、東西を一体どれたけ往復出来るのかしらん。どうか日本中に鯉の風が吹きます様に
新年明けまして御目出度う御座居ます
本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます
皆さま方の御声援と御激励を願います
皆さま、明けまして御目出度う御座います。謹んで新春の御慶びを申し上げます。拙宅のある都内は今年も元旦からお天気良く、暖かな初席を迎えられたのに大感謝。私メら寄席芸人は正月のあいだ着物姿が多いので、裾から吹き込む寒風は大敵ですからネ。
尤も喜びばかりの初春とは成らなかった様で、列島は大地震に飛行機の炎上等と思いもよらぬ不運に次々襲われ、始まりからコレじゃ残り三百六十日もある令和六年は一体ドウ成ってしまうのやら。私メは勿論ですが、皆さま方もソウ思って居られる筈かと。
ま、禍福は糾える縄の如しで良からぬコトばかりが起こる筈は無く、新年早々悲しみが続いた分だけ幸運が沢山訪れるに違いないと信じるばかりですが、新型コロナ感染を余り気にせず過ごせる正月を漸く迎えられただけで、こりゃ十分以上の幸せなのかも。
と云っても昨年GW明けにコロナ終結が宣言された途端に罹患した位、万事全てが講釈師らしく「今更だらけ」な私メですので努々油断したりせず、無事息災で次の新年を迎えられます様に過ごさなければと、改めて肝に念ずるばかりの初席で御座いました。
御縁あって拝命した埼玉・鴻巣市の観光大使も六度目の正月を迎えましたが、応募された方に観光大使からランダムに年賀状を送ると云う鴻巣市役所の新企画が今回から始まり、その為に作成した原稿に用いたのがこの画像。届いた方は喜んで貰えたかしらん
さて昨年の芸界はコロナ禍の為に中止・延期されてた高座や興行が次々再開され、私メも寄席のある都内は元より遠方にも参って張り扇を叩ける様に成り、一昨年は関東の一都六県やその周辺しか訪ねられなかったのに、去年は随分アチコチへ行きましたネ。
即ち関東に加えて宮城・福島・新潟・長野、山梨・静岡・愛知に岐阜。三重に滋賀・奈良・京都、大阪・兵庫に岡山・広島と以上合わせて二十三の都府県へお伺いし、旅のお噂を拙ブログ旅日記で徒然ご案内させて戴きましたが、ソレでも列島の半分くらい。
今年は本州だけじゃ無く四国や九州へも渡り、願わくば三十以上の都府県に参りたいモノ・・お声が掛かれば外国興行にも久しぶりに挑みたいですし、都内での高座数も増やしたい限り。中止したままの独演会も、そろそろ再開しなきゃと考えて居りますヨ。
就いては愛しのあ〜た様より更なる御指導・御贔屓・御鞭撻を賜りたいのみならず、全世界ドコへでも張り扇を持ってお伺い致しますので、どうか御声をお掛け下さいませ!またブログ旅日記も頑張りますので御愛顧下さいます様、何卒お願い申し上げます。
昔は方々で見た覚えが有るのに、近年スッカリ見なく成ったのが材木屋さんの干支看板。林場(木材置き場)に角材を美しく並べ、干支の絵を大きく描くのが江戸の頃から行われてた新年吉例の飾りですが、材木屋さんが減ったのも有ってホント久しぶり。絵の描かれた部分は削らずに、そのまま縁起物として用いるソウです
★次回は新年恒例「東京都豊島区巣鴨」への訪問記です★
(参考リンク)
★「こうのすLIFE」鴻巣市役所HP
★「鴻巣の地域情報サイト」こうのす広場HP
★「マチカツ!鴻巣」JIMONET HP
★「鴻巣市はこんなまち」こうのすキッズページ・鴻巣市役所HP
★「こうのとり伝説が残る鴻巣市の、訪れたくなる観光名所13ヶ所!」skyticket HP
★「年賀状で『こうのす観光大使』を応援しよう」マイ広報誌HP
★「板橋区内の材木店2店舗に干支看板 新年の地域の風物詩に」板橋経済新聞HP
★「山田うどん食堂が土日祝日限定で『超得山田セット』を販売」ネタとぴ!HP
★「山田うどん 新座畑中店『土日祝限定超得山田セット』」東京人のグルメ巡り〜練馬区在住〜ブログ
(関連する記事)
★「944 【麺類色々55】埼玉人のソウルフード『山田うどん』‥所沢」
★「1678 【お米料理116】『パンチ丼』とびっくりひな祭り・・鴻巣」
★「3658 【お米料理383】ドキドキの都県境越えと『ダブル埼玉セット』・・川口」
★「3987 【お米料理435】蝋梅咲く見沼田んぼと『山田のスタカレ』・・さいたま市」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(北陸地方の余震が早く収まって呉れるのを切に願うはがりです)
令和六年最初の「珍しい食べモノ」。拙宅のある東京のナニかをご案内しようかと思いましたが、観光大使の話題を御案内しましたンで鴻巣市のある埼玉県を代表する飲食チェーン・山田うどんの二大名物を一緒に食べられる、週末限定のお得メニュー「超得山田セット」を。山田うどんは昭和十年(1935)創業と云うから結構な老舗ですが、本社のある所沢市を中心に埼玉県や関東一都六県に約百六十の店舗(最大時は二百八十店も在ったとか)を持つロードサイトのうどん屋で、騒ぐほど美味く無いけれど・・妙に落ち着くのですヨ。私ぁ所沢にも住んでましたンで子供の頃から随分親しく、今でも埼玉方面へ参ると時折寄って「そうそうこの味」と喜んでます、山田うどんの二大名物と云えば「かき揚げ丼」と「パンチ」。かき揚げ丼は天ぷらうどん用の野菜かき揚げを卵でとじた丼だから判り易いですが、初心者が疑念を抱きがちなのがパンチ。ハッキリ言えば豚もつの味噌煮込みがパンチで、半世紀ほど前にもつ煮を売り出した時に「パンチの効いた名前を付けよう」と当時の山田うどん首脳陣が悩んだ結果、「面倒だからパンチでいいじゃん」と決定した逸話?がある実に温和な埼玉県らしい名物ですが、この両巨頭に加えて「うどん屋ナンだからうどんも食べて!」とたぬきうどん(温と冷)かざるうどん(冷)の何れかと合わせた、ある意味ココのオールスターなのが「超得山田セット」・・うどんも丼も半サイズじゃ無くレギュラーサイズのが揃って出て来るから大変なボリウムですが、山田うどんに行きたがる様な輩なら当然この程度は軽く食えるのが当たり前!私メだとて昔日の様な大食いじゃ無く成りましたが、今でも少しも困らずにコレと闘える年甲斐の無さを、今年も保ちたいモノです
]]>脱コロナ元年だった令和五年も、ホント早いモノで今日・明日限り。今年は宮城県から広島県まで二十三の都府県にお伺いし、拙ブログ旅日記はほぼ隔日ペースで百七十五本の記事を連ねて参りましたが、最後のお噂は私メのお散歩ホームコース・文京区の関口台を。メトロ江戸川橋駅から丘へ上がる目白新坂を何度登ったか覚えてませんが、今年もまた黄金色に輝く姿を見られましたヨ
拙宅のある板橋宿から五kmほど離れてるのに、雑司ヶ谷や音羽を通り抜けてテクテク歩いて来るのが好きで、ほぼ隔週ペースで関口台界隈へ参る様に成って満九年。目白通りのイチョウ並木は新坂を登っても続いてますが、その上に尖塔が突き出てるのは日本最大のカトリック教会・東京カテドラル聖マリア大聖堂。私ぁ耶蘇信者じゃ無いのに、来る度に聖母さまにお祈りしてましたネ
GW明けを以て新型コロナ禍の規制が全面解除されましたが、漸く疫病が終ったと実感したコトの一つがカテドラル名物のオルガンコンサートの再開。如何に広い大聖堂でも大勢集まると危険と云う聖母さまの思召し?で、長らく中止されてたのが遂に再開され、堂内に響くパイプオルガンを聴ける様に成って感無量。来年も度々参ろうと思いつつ、崖地を急な階段で降りて江戸川公園へ
カテドラルのある関口台の丘上はイチョウ葉の黄金一色だったのに対し、その南側の崖下を流れる神田川沿いに延びる江戸川公園(江戸っ子は元来この辺りを江戸川と呼んだ)は楓の赤も混じり、晩秋の両雄の鬩ぎあう姿の美しかったコト・・但し一時に絶頂を迎えた訳じゃ無く、錦秋を見たくてこの辺りへ散歩に行く頻度を普段より増やした、その何回分かの画像をこのお噂で使ってます
そして絶頂を迎えた黄葉・紅葉は十日ほど前にほぼ散り果ててますが、何度も参ったお陰で神田川沿いの護り神「水(すい)神社」さまの御神木・夫婦イチョウが、ご覧の様に壮絶に盛大に黄金色に輝いたのを久しぶりに見れましたネ。このお社の隣りにゃ桃青と名乗ってた頃の松尾芭蕉翁の庵跡が残ってますが、夫婦イチョウの樹齢は三百年を裕に超す・・芭蕉翁もこの金色を見上げた筈
巨大極まる大イチョウから川沿いに百mほど歩けば、私メがこの界隈へ度々参る最大の理由たる肥後細川庭園が在りますヨ。崖地の上下に肥後国(今の熊本県)の大々名だった細川侯爵家の大邸宅が昔ココに在り、そのうち川沿いの低層部の池と崖に広がる森が庭園として公開されてますが、水神社さまに近い南門から入った途端に真っ赤な紅葉!勿論こう成るまで何度も参ったンですがネ
都内にある元大名や元華族庭園の殆どがコロナ禍で一時閉園に追い込まれてた中、俄然ココだけ開けて居られたのは「いつも空いてて三密に成りそうも無いから」だったと私ぁ確信してますが、他の庭園が元の通常開園に戻った今・・庭師の方々によってキチンと整えられてるのに以前みたいなガラ空きに戻り、お陰でノンビリ日向ぼっこしながら静かに観楓出来るのは細川庭園だけかと
尤も細川庭園の絶頂は紅葉が赤々燃える時じゃ無く、その後背に広がる森のケヤキ等までも赤褐色に彩られ、西陽を浴びたコントラストが池の水面に写る黄昏間際のこの一瞬・・度々参ってるとは云えソウ上手くは見られず、いつ以来なのか忘れてしまいましたヨ。この瞬間が見たくて出先から戻った位で、先月下旬の皇居前・行幸通りから始めた今年の錦秋巡りの大団円に相応しい様な
てな訳で身体が少し冷えましたンで歩いて帰らず、庭園近くにある都電荒川線の起点・早稲田電停からチンチン電車に揺られて帰りましょ。今年の都内は暖冬傾向だけに逆に大雪に襲われる可能性があると聞きますが、沢山降ると坂を安全に登れず危険だからと運休に追い込まれてしまうのが都電。だから降るなら電車の走れる程度に抑えて欲しく、そしたら雪化粧の細川庭園を観に参りたいと思う私メ。何れにしろ来年の御案内に成るでしょうが、今年も拙ブログ旅日記にお付き合い戴きまして有難う御座いました
★次回は「平成六年、新年の御挨拶」を申し上げます★
(参考リンク)
★「歴史と文化が香る文の京(ふみのみやこ)」文京区観光協会HP
★「関口・目白台 観光・グルメ おすすめスポット」永青文庫HP
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP
★「オルガンメディテーション」カトリック東京カテドラル関口教会HP
★「【文京区】子供と遊べる公園探し隊 江戸川公園(江戸川橋エリア)」文京くらしナビHP
★「江戸川公園の紅葉〜江戸川橋 文京区」moumouのブログ
★「神田川沿い江戸川公園 初冬の秋景色」半酔の街道旅と日々徒然ブログ
★「水神社(文京区目白台)」東京近郊ぶらり散歩日記ブログ
★「水神社の大イチョウ」肥後細川庭園ブログ
★「文京区立 肥後細川庭園」肥後細川庭園パークアップ共同体HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)」東京とりっぷHP
★「肥後細川庭園の紅葉」りんたろうのきときと日記ブログ
★「肥後細川庭園の冬囲い、紅葉」四季彩彩ブログ
★「地域に愛され続ける唯一の都電 東京さくらトラム(都電荒川線)」東京都交通局HP
★「ブラウンチーズってどんなチーズ?」野澤組HP
★「ヤギのブラウンチーズとは?!ノルウェーの国民食はキャラメル味?!」海外旅行のプロ添乗員が教えるヨーロッパの魅力ブログ
★「質の高いブランド乳製品を生産しているノルウェー最大の乳業会社です。」TINE HP
★「ブラウンチーズ オリジナル」チェスコHP
★「ノルウェーの国民食といえばこれ!Brunost(ブルノスト)」北欧移住日記ブログ
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★「4066 【お肉料理173】梅雨明けの有栖川宮記念公園と『ジャイクロクリームチーズ』・・広尾」
★「4151 【お肉料理181】錦秋の東御苑・北の丸公園と『ルスティックブリー』」
★「4237 【お肉料理186】梅雨入り前の有栖川公園と『ゴルゴンゾーラ・ピカンテ』・・広尾」
★「4300 【お肉料理191】惜敗!ラクビーW杯2023と『シャブルーチーズ』・・丸の内」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(年350本ほど更新してた頃の半分ですが、今はコレで精一杯)
関口台や細川庭園にゃ全く関係有りませんが・・私メがこの秋一番ハマった食べモノだったのが「ブラウンチーズ」。拙ブログ旅日記じゃ世界中の珍しいチーズをイロイロご案内して参りましたが、コレが今年一番珍しいかったかも・・だってメチャクチャ硬いですぜ山羊乳のチーズですぜ北欧ノルウェイの国民食ですぜ!同じ北欧でもスウェーデンにゃ馴染みある私メですが、ノルウェイと云うと南極点一番乗りのアムンゼン隊長ぐらいしか知りませんが、ブラウンチーズはホエイ(乳清)を何時間も何時間もグツグツ煮詰めて作るノルウェイ発祥の乳製品で、山羊の乳清を使うから「イェトスト(山羊のチーズ)」とか、カラメル状まで煮詰める内に茶色く成ってしまうから「ブルノスト(茶色いチーズ)」とか彼の国じゃ呼ばれてる様ですが、見た目はチーズと言うより巨大なキャラメル!実際味もキャラメルに近いモノが在り、砂糖を加えてないのに確かな甘みと仄かな塩気。加えて感じる多少の苦みと強いコク・・ナイフで切るよりスプーンで無理やり削り取って食べるって最早チーズの範疇を超えてますが、牛すら飼えぬ極寒の地ノルウェイじゃ山羊乳は貴重な栄養源で、ソレから保存できるチーズをと考えた末にこんな堅物を編み出した様。1856年(日本なら幕末の安政三年)創業のノルウェイ最大の乳業メーカーTINE社の「ブルノストオリジナル」を毎朝削りながら食べ、すっかり気に入ったンで買い足しながら過ごした秋でしたが、最近は日本国内でもブラウンチーズを作ってるトコが幾らか在ると聞きますンで、何れソチラにも挑んでみたい・・来年の課題です
]]>一昨年の年明けから延々続いたコロナ禍から漸く脱し、ソレ以前並みとは言えぬけれど安心して過ごせる様に成った令和五年も、早いモノで残りの日数が片手まで減っちゃいましたネ。新年初席に向けて愈々気忙しくなって来ましたが、拙ブログ旅日記は我がまち板橋区内で最大の団地のある高島平のお噂を。昭和四十七年(1972)から開かれた街で「奥板橋」とも呼ばれてるトコです
私メが生まれて今も住んでる板橋区は山陰某県よりも人口が多く(58万人強)、二十三ある特別区じゃ九番目に広い三十三K?に満遍なく住宅地が広がってますが、拙宅のある板橋宿は一番都心寄りで区の南東端。一方高島平は区の北西端で地下鉄に乗っても十五分ほど掛かる埼玉県との境で、通過するコトはあっても訪ねる用事も度々は無く、晩秋の彩りを愛でに訪ねたのは十日ほど前
春の桜ほど目まぐるしくは無いけれど、秋の黄葉・紅葉の輝きもソウは長くなく、数日前にも通りましたらスッカリ葉が散り風景が変わってましたが、十日ほど前に御用あって参った頃は正に彩りの絶頂で、高島平を東西に貫く首都高速5号線沿いのイチョウ並木は見事な黄金色!折角だから首都高沿いに延びる園地を暫くテクテク歩いてみましょ、幸い風も弱くてポカポカ陽気でしたし
江戸時代までの高島平は徳丸ヶ原と呼ばれ、腰まで浸かる湿地帯と沼地が混在する一大荒れ野原だった様ですが、明治以降に耕地化されて都内の米の七割を生産する広大な水田地帯と成り、戦後に入って同一名称としては今なお日本最大を誇る団地に生まれ変わってますが、首都高沿いに延びる崖際には開発前から在ったと思しきイチョウの古木が所々に残り、辺りは一面眩しい黄金色!
首都高沿いの崖際は半世紀前の土木技術じゃ宅地化が難しかったのか?約2kmに渡って都立赤塚公園なる園地として残され、団地住まいの方達の気軽な遊歩道と成ってますが、湧水の出る崖地は人が容易に入れぬ険しい雑木林が延々残され、赤や黄色や褐色やら色とりどりのパッチワーク状態。郊外や遠方の野山なら当たり前の風景ですが、都内じゃ滅多に見られぬ自然な彩りがココに
何しろ晩秋の彩りが園地沿いに延々続いてますンで、ドコか遠くまで出かけた様な気分に成れますし、成るほど奥板橋と呼ばれるのも然りと納得しちまう位ですが、すぐ横を通る首都高(上層)と都道(下層)を走る車の音が些か騒々しく、やっぱ都内と現実に引き戻されますヨ。ソレでもこんな遊歩道が例え余地でも確保されたのは好ましく、広大な土地を一度に開発出来たからでしょうネ
そんな赤塚公園はホント不思議な造りの都立公園で、予め広く設けられた団地中央の大きな運動公園が東端に、また西端には戦国時代の城跡(赤塚城址)が在り、その間を首都高沿いの園地が長々結んでると云う格好に成ってますが、以前ココを御案内した時と違って今回は城跡まで参ってる時間は無く、園地の一番奥にある国道17号線新大宮バイパスのジャンクション手前でUターンを
と云う訳で首都高沿いに東端の運動公園の方へテクテク戻りますが、崖と道の間の園地は広いトコも有れば狭いトコも在りで、確かココが一番狭かった様な・・春に成ればこの辺りの崖下で区の花・二輪草が咲き始めますンで、久しぶりに見に行ってみようかしらん。尤もその日の来る前にゃ極寒の冬を乗り越えねば相成らず、暖かな格好して体調崩さぬ様に頑張って春を目指しませんと
そして名物のメタセコイア林が赤褐色に色付いた東端の運動公園(ココも赤塚公園の一部)まで戻りましたが、今冬の東京は暖かく成りそうな見込みと発表され、実際に暖かい日が多いのが冬に挑む励みに成りますネ。尤も暖冬の分だけモーレツに寒い日が幾らか出るのは逆に仕方なく、得てしてそんな時の東京は大雪に成りがち・・雪化粧の奥板橋はキレイでしょうが、恐らくココへ来るまでに凍えちまいソウで、多分見に参れぬだろうと思う私メです
★次回は年内最終更新「東京都文京区関口台」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ぶらり、いたばし」板橋区観光協会HP
★「板橋をもっと楽しく!もっと便利に!」いたばしらいふHP
★「板橋区に関わりない人にはさっぱり面白くない情報を発信していくサイト」いたばしTIMES HP
★「ここだけは絶対に押さえておきたい!板橋観光のおすすめスポット9選」skyticket HP
★「 あなたのまちの魅力・おすすめスポット 高島平エリア」板橋区役所HP
★「街の元気を応援します」高島平新聞HP
★「『高島平』の記事一覧」いたばしTIMES HP
★「高島平 団地のくらし」UR都市機構HP
★「公団高島平団地」公団ウォーカーHP
★「こうぶんしょ館電子展示室67号『高島平団地ができたころ』」板橋区役所HP
★「【まちづくり】団地は『粗製濫造』じゃない!現役団地『高島平団地』に見る日本住宅公団、苦労の歴史」matinote HP
★「みどりの丘とスポーツ広場 赤塚公園」公園へ行こう!東京都公園協会HP
★「赤塚公園」東京とりっぷHP
★「紅葉がきれい〜赤塚公園」ぼちぼち行こか・・・ブログ
★「赤塚公園〜沖山・大門地区の紅葉と植物」ぼちぼち行こか・・・ブログ
★「赤塚公園(大門地区) 紅葉見納め」流離未踏ブログ
★「都立赤塚公園 あっという間に紅葉が終わる」東京雑派ブログ
★「板橋のいっぴん〜おいしいにはストーリーがある」板橋のいっぴんリニューアル事務局HP
★「区民が選んだ板橋のいっぴん 洋菓子 なめらかクリーミープリン」板橋区役所HP
★「エファール河村屋 板橋プリン いろいろな種類のプリンがあります!」nknot’s sweets blogブログ
★「エファール河村屋の板橋プリン」さかいりえLIFEブログ
(関連する記事)
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★「1279 【名物パン116】赤塚城址の梅と『オムそばパン』」
★「1652 【スイーツ104】板橋にも在る『元祖いちご大福』・・西台」
★「1973 【やきそば212】哀愁の三田線と『塩焼きそば』・・高島平」
★「2224 【麺類色々190】灼熱の団地で『子豚ヤサイマシ』を・・西台」
★「2526 【スナック64】懐かしき修行の街と『湖池屋の謎ポテチ』・・成増」
★「2743 【今川焼き66】板橋の練馬で『煮豆屋さんの鯛焼き』を・・東武練馬」
★「2997 【やきそば331】黄金色の大団地で『スパイシーな焼きそば』を・・高島平」
★「3016 【今川焼き83】新年は成増駅で『東武電車焼き』を」
★「3154 【名物パン354】驚異の東京大仏と『たこ焼きベーグル』・・下赤塚」
★「3188 【野菜果物106】復活!板橋の伝統野菜『志村みの早生大根』」
★「3449 【麺類色々365】区民の足!三田線走る高島平で『西台二郎』を」
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★「3760 【お肉料理153】都県境に並ぶ公園と『エメンタール&グリエール』・・和光」
★「3802 【呑みモン157】城址の梅と美術館と『男梅サワー梅つぶし』・・赤塚」
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★「3882 【お米料理422】梅雨晴れの赤塚城址と『板橋価格のチキンダルバート』」
★「3902 【スイーツ408】避暑地みたいな森の小径と『フィリピンのウベローフ』・・高島平」
★「3929 【麺類色々428】都県境の大きな芝生広場で『新倉うどん』を・・和光」
★「3940 【名物パン414】秋晴れのボートコースと『ウベブレッド』・・戸田」
★「3963 【お肉料理165】晩秋の奥板橋と『ホワイト餃子』・・高島平」
★「4015 【名物パン424】五十周年モスバーガーと二輪草と『なりもすダブル』・・成増」
★「4029 【名物パン428】ボートの聖地に咲く桜と『パンデココ』・・戸田」
★「4054 【呑みモン178】荒川の忘れ物と『残波ハイボール』・・浮間舟渡」
★「4214 【野菜果物152】ボートの聖地に咲く桜2023と『豆腐脳』・・戸田」
★「4336 【お肉料理192】帝京イルミネーション2023と『モンゴル風ジンギスカン炒め』・・板橋仲宿」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(私メも抽選に外れなければ、高島平で育ってたかも知れぬとか)
都内にゃ派手な区が多いンでソレらに比べたら目立たぬ存在の板橋ですが、何しろ山陰某県よりも人口が多い区なだけに、板橋にも美味いモノは沢山あるわい!と云っても全般的に目立たぬのが問題で、それをドウにかしようと平成十五年から「板橋のいっぴん」が区主導で選ばれる様に成り、区内各地の知られざる逸品が明らかに成って来ましたが、自信を付けて他区へ売り込みに行く様に成ったモノも幾つか在り、その代表格が高島平の一画・西台で大きな酒屋を営む河村屋さんの「板橋プリン」。厳密にはその廉価版のクリーミープリンが板橋のいっぴんに選ばれてますが、小さくともガラスの瓶に入れられたコチラ(一個350円ほど)は高級版で材料が全く違うのか?上の方は濃厚で舌応えのあるシッカリした食感。処が食べ進むにつれてドンドンとろとろに成り、ひと瓶で二度楽しめる面白さ。他の区にも同じ様な高級プリンはきっと有るでしょうが、西台の本店まで行くと随分お買い得に売られてるのが少しも高ぶらない板橋らしさで、奥板橋へ出掛けると序でにコレを買って帰ったこの一年。来年も食べたいモノです
]]>前回は拙宅近くの帝京大学板橋キャンパスのイルミネーションを御案内しましたが、今回は拙宅から一番近い大繁華街・池袋のイルミネーションを・・昼の池袋(雑司ヶ谷)界隈はつい先日ご紹介してますが、何しろ二十分少しも歩けば着くンで普段からほぼ数日おきに来てまして、一番親しいのがサンシャインシティ。但し地上入口に置かれたツリーは今年も控えめで、何だか寂しい感が
ま、足掛け四年も続いた忌わしき疫病が終息してから初めての年末ですし、同じ副都心の渋谷みたいに大勢集まり過ぎて騒動が起きたら困りますンで、以前みたいな盛大な飾り付けは未だ行い難いのかも知れませんが、折角の脱コロナ元年なんだからもう少し華やかにして欲しい様な。駅近くじゃ最大の芝生広場のある南池袋公園は、この時期恒例の養生期に入ってるのもあって実に静か
東口の看板たる西武百貨店池袋本店(イケセイ)前もここ数年変らぬ大人しい電飾で、未だに三密防止に努めてる様な・・外資ファンドとヨドバシカメラに買収されるのを防ぐ為、百貨店としては約半世紀ぶりにイケセイが八月末にストライキを決行したのは全国的な大ニュースに成りましたが、結局は失敗し・・国内三位の売上げを誇る超巨大デパートは今の姿をいつまで保てるモノやら
ヨドバシによって変な風に改悪される前に、私メら地元民が愛した巨大なびっくり箱・イケセイを良く見て廻り、今の姿を努めて覚えて措かなきゃと思うばかりですが・・それは年が明けてからにして、東口から駅の地下コンコースを抜けて西口へ。同じ池袋でもイルミネーションは毎年こっちの方が盛大で、西口のシンボル・東京芸術劇場前のグローバルリングは去年より電飾が派手に
サンシャインシティの出来る前の池袋は西口の方が賑やかでしたンで、電飾だけは東口に負けぬとばかりに芸術劇場周辺で毎冬開催の「extremeイルミネーション」はコレで五回目。つまりコロナ禍に挫けず行われて来た訳ですが、全般的に青っぽい灯火が多いのは医療関係者への感謝を示すブルーライトアップを尚まだ続けようと云う意思?確かココに青い光は無かった筈なのに
西口じゃ閉店した丸井跡に超高層ビルを建てる工事が行われてますンで、ソレが出来たら賑わいを取り戻せるかも知れませんが、昼間は沢山の重機で騒々しい建設現場も夜は至って静かで、どんなビルが建つのかしらんと思いつつ少し先へ進めば、池袋が誇る伝統のイルミネーション現場が在りますヨ。ソレが池袋の最高学府・立教大学(St.Paul Univ)の巨大クリスマスツリー
全国で一体ドレだけの年末イルミネーションが今冬行われ、一体ドレだけの本数のクリスマスツリーが今夜点ってるか見当もつきませんが、確実に言えるのは「その大きさと伝統において、立教のツリーを超えるモノは国内に一つも無い」コト。立教が池袋西口に移って来た大正七年(1918)頃に植えられた、本物のヒマラヤ杉を使った日本最古の伝統を誇るクリスマスツリーですから
大正七年に建てられたモリス館(立教本館)前の広場に聳える二本のヒマラヤ杉は高さ25mを裕に超し、樹齢百年を過ぎた今も成長し続けるホンモノで、ソレに電飾を灯すクリスマスイルミネーションが始まったのは昭和二十四年(1949)。以来毎年行われて今冬が七十五回目・・私ぁ立教OBじゃ無いですが毎年見続けてますンで、このツリーが点るのが我がゴトの様に嬉しいのです
感染拡大防止の為に一昨年・一昨々年は一般者のキャンパス入構が禁じられ、私メらは空しく柵の外から眺めるだけだったのが、去年からまた入れる様に成り・・今年も間近に見上げるコトが叶いましたが、今宵はモリス館横の諸聖徒礼拝堂で立教大を設立した日本聖公会のクリスマスミサがあり、コロナ禍が終ったコトに対する感謝の祈り等が行われる筈。もう二度とあんな疫病の流行らぬ様に、安心して過ごせる日々がずっと続きます様に、異教徒だから私ぁミサに参加できませんが他所ながら神さまに祈ります
★次回は「東京都板橋区高島平」への訪問記です★
(参考リンク)
★「誰もが主役の劇場都市・としま!」豊島区観光協会HP
★「池袋のニュースやイベント情報など」ココシル池袋HP
★「池袋に関わりない人にはさっぱり面白くない情報を発信していくサイト」池袋タイムズHP
★「【2023】池袋のイルミネーション15か所を写真付きで紹介!クリスマスデートにもおすすめ」としまらいふブログ
★「南池袋公園のアクセスや遊具・設備を解説!ピクニックできる芝生の公園」としまらいふブログ
★「誰も知らない池袋−サンシャイン60ができる前までは、池袋といえば西口のことでした」がん治郎のお散歩スクラップノート・ブログ
★「池袋西口公園野外劇場 グローバルリングシアター」公益財団法人 としま未来文化財団HP
★「池袋西口公園 extremeイルミネーション2023」池袋西口公園イルミネーション実行委員会HP
★「池袋西口公園 extremeイルミネーション完全ガイド!期間や点灯時間・アクセス情報も」としまらいふブログ
★「体感できるデジタルプログラムも!『池袋西口公園extremeイルミネーション2023』が開催中!」イルミラボHP
★「池袋の冬の風物詩『池袋西口公園 extremeイルミネーション』を見に行ってきた。」池袋タイムズHP
★「池袋マルイ跡地の用途が決定!地上28階の商業オフィスビルが2025年完成予定」としまらいふブログ
★「Christmas in Rikkyo2023 立教のクリスマス」立教大学HP
★「Rikkyo Christmas 2023」立教大学クリスマス実行委員会HP
★「立教大学池袋キャンパスのイルミネーションが2023年11月27日にスタート!」池袋タイムスHP
★「2023クリスマスその20〜池袋」noteちょっちょブログ
★「みんな笑顔になる そんな街の洋食屋でありたい。」キッチンABC HP
★「【池袋】キッチンABCの名物”漆黒の黒カレー”とは?」YANALOGブログ
★「究極のオムカレー!池袋『キッチンABC』カレー愛好家・カレー細胞のイチ推し。」レッツエンジョイ東京HP
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★「2817 【お米料理266】新緑のセントポールと『火星カレー』・・西池袋」
★「2946 【お米料理284】ホントの池袋で『アジアライス』を・・池袋本町」
★「2986 【お米料理289】バーミリオンの庭園と『立教伝統のカツ丼』・・西池袋」
★「3010 【麺類色々276】セントポールのX’masと『えぞ鹿のパスタ』・・西池袋」
★「3224 【お米料理324】まだ夏休みのキャンバスと『サウジのカプサ』・・西池袋」
★「3312 【お米料理335】 百年目のクリスマスツリーと『きつね牛丼』・・西池袋」
★「3567 【やきそば394】百一年目のクリスマスツリーと『甘味噌パスタ』・・池袋西口」
★「3585 【やきそば396】新年快樂!春節の池袋北口で『牛肉炒河粉』を」
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★「3879 【お肉料理160】『醤大骨』と復活したイケバスが走る街・・池袋」
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★「3917 【お肉料理164】閉店相次ぐコロナ禍の池袋東口と『カレー焼肉』」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(もっと派手なツリーは沢山在りますが、やっぱ立教のが一番!)
全国有数の大繁華街・池袋にゃファミリーマートや無印良品・ロフト・牛めしの松屋・定食の大戸屋を初めとする「池袋発祥の全国チェーン」が結構ありますが、池袋やその周辺を中心に頑張ってるローカルチェーンだって結構あり、その全てが「安くて盛りが良くて結構美味い」「メニューが多くて早く出る」に「店員が元気」なトコばかりだと以前から私ぁ力説してますが、池袋っ子の胃袋を掴んで離さないのが昭和四十四年(1969)創業の老舗洋食屋「キッチンABC」。同じ豊島区の老舗洋食チェーン「洋包丁」と共に東口に昔在ったキンカ堂の食堂をルーツとし、池袋東口や西口にあるお店はいつも大繁盛してますが、ABCの三本柱「インディアンライス」「オリエンタルライス」「黒カレー」のうち今回は、寒夜にイルミネーションを見て身体が冷えましたンで、芯から暖めましょと黒カレー・・のライスをオムライスにした物にトンカツまで乗せた豪華版「オムカツカレー」に致しましょ。何をドウすりゃこんなに黒く成るのか未だ判りませんが、他所にないカレーを作ろうとスパイスを沢山使って試行錯誤してる内に、焦がした訳でも無いのに真っ黒なルーが出来たらしく、食べ始めは大して辛く感じないのに食べ進む毎に辛さがジワジワ押し寄せますし、ソレを掛けるライスからしてドライカレー(!)でオムレツで包んでカツを乗せたンだから美味いのは当たり前。付け合わせの豚汁も含め、腹は膨れる身体は暖まる・・今更ながらこりゃ混みますわい。大戸屋みたいに全国区に成ったは良いモノの、手を広げ過ぎて経営が危うく成って買収され、池袋東口の庶民的な定食屋だった頃の味と値段を失ってしまうのより、地元に愛されるのが一番と必要以上に大きく成ろうとしないザ・ローカルが池袋にゃ今も多く、その筆頭たるABCを愛する私メです
]]>今年も残り九日・・幸いココまで再発せずに来れましたンで、少なくとも初席明けまでは元気に参りたいモノですが、イザと云う時にお世話に成る(かも知れぬ)のがJR板橋駅前の拙宅から一番近い大病院・帝京大学病院。日大・近大に次ぐ国内三位の学校法人・帝京大学グループの本部もこの板橋キャンパス内に在るとか
帝京以外にも拙宅近くは都立豊島病院や同健康長寿医療センター(渋沢栄一翁が開いた旧養育院)に日大医学部と大きな病院が幾つも在り、その他合わせて病床数が約一万は都内で最多!私ぁイザと云う時は一番近いココに運ばれそうですが、普段は用事もないンで余り参らぬ辺り・・なのに日が暮れてから訪ねてみましたヨ
一体ナニし夜の大学病院へ参ったかと云えば、入院してる誰かの見舞いに訪ねた訳じゃ無く、帝京板橋キャンパス内で行われてる「Winter Illumination Teikyo University 2023」を見たかったから。板橋区内じゃ最大のイルミネーションで、一昨年から始まって今冬で三回目の開催
商店街や駅前なら集客や賑わい目的でイルミネーションを行うのに不思議は無いですが、何よりも静粛が必要の入院病棟のすぐ傍で盛大な電飾をやってるのは、初回開催だった一昨年はまだコロナ禍の真っ只中で、夜の目も見ずに疫病と戦ってた臨床ドクター達を励まそうとした名残りの様。私ぁ初年に続いて二度目の見物
一昨々年の一月から始まったコロナ禍は、今年のGW明けでインフルエンザ等と同じ五類に移行したコトで一応「終結した」様ですが、三年数ヶ月に渡って己の危険を顧みず、見えぬ疫病と闘って下さった医療関係の方々にゃ今でも感謝ばかり。確かに大勢亡くなりましたが、ソレ以上に成らずに済んだのは皆さん方のお陰
少しでも医療関係の皆さんの憂いた心を慰めようと、東京じゃブルーインパルスが都心をグルっと飛んだのが印象的でしたが、帝京イルミネーションも大学創立50周年が名目だったとは云え、昼夜問わずに闘ってた全ての医療戦士に捧げたモノが本意だった筈で、改めて辛かったコロナ禍の日々を思い出してしまいますネ
そんな医療関係者への感謝は「ブルーライトアップ」。コロナ禍初期に国営医療サービスのシンボル色が青いイギリスで始まった運動で、帝京イルミネーションもその趣旨を引き継いで?会場内は青い光がエラク目立って寒々しいンで、庭の奥に植えられた紅葉を照らす赤い光が嬉しくなる・・暖かいのは見た目だけですが
ま、豪雪に襲われた日本海側と違って降らないだけマシですが、師走下旬だから東京でも夜寒いのは当然で、ずっと見てるとソレこそ大学病院にお世話に成りかねン!近くのJRや地下鉄の駅ドレからも微妙に遠いのも有って見物は少なく、専ら地元民だけの様ですが・・きっと来冬も開催して呉れる筈。頼みます帝京さん
折角だから買い物して帰りましょと、大学近くの商店街で我が中山道板橋宿の中心たる仲宿へ。夜が更けても賑やかですが、思えばコロナ禍に成ってから賑わいが増した感が・・緊急事態宣言の頻発で池袋や新宿等の繁華街まで行けず、ならばと地元に皆出掛ける様に成って良さに改めて気付き、そのままお客として定着した様。今年も随分お世話に成りました、来年も宜しなに願います
★次回は「東京都豊島区池袋西口」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ぶらり、いたばし」板橋区観光協会HP
★「板橋をもっと楽しく!もっと便利に!」いたばしらいふHP
★「板橋区に関わりない人にはさっぱり面白くない情報を発信していくサイト」いたばしTIMES HP
★「ここだけは絶対に押さえておきたい!板橋観光のおすすめスポット9選」skyticket HP
★「グラフで見る板橋区の病院病床数は高い?低い?(推移グラフと比較)」Graph To Chart HP
★「キャンパス fo rライフ -生きる力を育ててく。-」帝京大学HP
★「医師としての最新の医学知識・技量を身につけた良医を育てる」帝京大学医学部HP
★「患者そして家族と共にあゆむ医療」帝京大学医学部付属病院HP
★「板橋キャンパスにてWinter Illumination Teikyo University点灯式を実施しました」帝京大学HP
★「帝京大学板橋キャンパスのイルミネーションが2023年11月29日からスタート。」いたばしTIMES HP
★「帝京大学板橋キャンパスのイルミネーションが今年もキレイでした。」赤羽マガジンHP
★「イルミ おさんぽ」さつきのブログ
★「コロナ禍:緊急事態宣言やまん防はいつからいつまで?時系列分析に役立つ過去発令期間やトピックスまとめ」VR Digest plus HP
★「なぜ、青色?」医療法人社団有相会 最成病院HP
★「Nakajyuku」仲宿商店街振興組合HP
★「こうぶんしょ館電子展示室39号『中山道と板橋宿』」板橋区役所HP
★「旧中山道『板橋宿』」TOKYOイチオシナビHP
★「交流国紹介 モンゴル国文部省(現:文化省、教育科学省)」板橋区役所HP
★「モンゴルと板橋の25年 1996年10月交流協定締結 始まりはノート寄贈運動」東京新聞TOKYO web HP
★「世界のどこかな?!海外姉妹友好都市5都市紹介イベント」板橋区役所HP
★「カフェ ダイニング 仲宿」いたぶくろブログ
★「板橋区役所で「海外友好都市5都市紹介イベント」開催。5日間限定のレストランフェアも。」いたばしTIMES HP
(関連する記事)
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★「2120 【お肉料理71】夜の石神井川桜並木と『医学部の学食飯』・・板橋」
★「2175 【スナック55】水戸岡デザインの新・板橋区役所と『フルーツポテチ』」
★「2226 【お米料理184】縁切り榎と縁結びの『おむすび』・・板橋宿」
★「2470 【スイーツ191】石神井川の桜とナゾのお菓子『リコリス』・・板橋」
★「2500 【今川焼き47】新緑の板橋平尾宿と『いちごクリーム鯛焼き』」
★「2668 【今川焼き55】史上初の積雪と『日本一分厚い鯛焼き』・・板橋宿」
★「2701 【お米料理254】手ぬぐい手ぬぐいあぁ手ぬぐい2016・・板橋本町」
★「2787 【麺類色々240】石神井川の桜2017と『白いカレースパ』・・板橋」
★「2864 【麺類色々255】豊島区の面白ポストと『モンゴルのチャーシューメン』」
★「2993 【名物パン340】こども動物園と『日本元祖のとろ生コッペパン』・・板橋仲宿」
★「3017 【麺類色々278】大きく変わり始めたJR板橋駅と『珍郎』」
★「3101 【やきそば339】都内最長の桜並木と『チキンチャウメン』・・板橋」
★「3315 【麺類色々337】江戸最大の大名屋敷と『ラーチャン』・・板橋」
★「3317 【お肉料理128】平成最後の新年は「四川の辛い角煮」から・・板橋」
★「3362 【お肉料理129】百三十四年目の大変貌!板橋駅と『もと栄児の麻婆豆腐』」
★「3386 【呑みモン112】都内最長の桜並木2019と『電気ブラン・ハイボール』・・板橋」
★「3466 【お肉料理135】梅雨明けの板橋仲宿で『スーパーハイカロリー弁当』を」
★「3573 【お米料理371】初詣の宿場町と『日式鶏肉魯肉飯』・・板橋仲宿」
★「3586 【麺類色々383】更地になった板橋駅で『餅入りきつねそば』を」
★「3634 【今川焼き92】東京一長い桜並木2020と『日本一厚いたい焼き』・・板橋」
★「3683 【お米料理388】夏の石神井川散策と『鶏のひつまぶし』・・板橋仲宿」
★「3774 【スナック109】板橋に出来た動物園と『チーズムーチョ』・・仲宿」
★「3789 【お米料理409】緊急事態下の初雪と『鶏肉問屋のそぼろ弁当』・・板橋仲宿」
★「3829 【名物パン400】都内最長の桜並木2021と『鶏肉問屋の超巨大チキンバーガー』・・板橋」
★「3830 【お米料理417】石神井川の夜桜2021と『ストーンヘンジ弁当』・・板橋」
★「3837 【お米料理418】浅緑の石神井川と『板五米店の厚切り鮭のり弁』・・板橋仲宿」
★「3842 【名物パン402】板橋駅まちあるきと『板橋カルネ』」
★「3853 【麺類色々420】江戸の北端・板橋上宿と『ラーメン慶次郎』・・板橋本町」
★「3890 【お米料理425】盛夏の板橋仲宿と『鶏肉のひつまぶし風弁当』」
★「3911 【お米料理428】秋霖の宿場町散歩と『鶏肉塩麹のり弁』・・板橋仲宿」
★「3939 【やきそば430】令和初の総選挙と『モンゴル焼きそば』・・板橋仲宿」
★「3918 【麺類色々426】分断されるアーケードと『自家製麺No11』・・大山」
★「3970 【お肉料理166】大学病院イルミネーションと『老舗鶏肉問屋のSP丼』・・板橋宿」
★「3978 【お肉料理167】大雪警報の板橋宿と『ブラータチーズ』」
★「3985 【お肉料理168】いたばし想いを伝える縁結火と『ジャンボ焼き』・・板橋」
★「4025 【お肉料理172】都内最長の桜並木2022と『老舗鶏肉問屋のとり汁』・・板橋宿」
★「4026 【お米料理441】石神井川の夜桜2022と『板五の牛ハラミのり弁』・・板橋宿」
★「4094 【呑みモン188】残暑の中山道・板橋仲宿と『台湾ピーチビール』」
★「4104 【スイーツ429】賑わうアーケードと『ミャンマーのバナナケーキ』・・大山」
★「4211 【麺類色々459】都内最長の桜並木2023と『オカモトタンメン。』・・板橋」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(来年は病院にお世話に成る回数を減らしたい・・切に願います)
各市町村ごとに姉妹関係や友好都市協定を結んでる相手が在るモノで、我が板橋区は金沢市・大船渡市・日光市との繋がりが有りますが、国内だけじゃ無く海外とのお付き合いも有り・・拙宅近くに記念公園のあるカナダのバーリントン市やイタリアのボローニャ市・中国北京の石景山区にマレーシアのペナン植物園、そしてモンゴル国と姉妹都市!そりゃ山陰某県より板橋の方が人口が多いですし、一般の市に準ずる特別区と云っても地方自治体の分際で一国とお付き合いするって全く辺羅棒ですが、区内にモンゴルからの留学生が多く住んでるコトも有って四半世紀以上前から繋がりが有り、仲宿商店街近くの区役所内のレストランNAKAJYUKUでやってたモンゴル料理フェアを以前ご紹介しましたネ。この区役所レストラン(運営はフジテレビ!)は面白いフェアを時折やって居り、今年最後のソレは「海外友好都市5都市紹介イベント」。つまり上記の五都市(園と国を含む)ゆかりの料理を日替わりで出そうと云うステキな企みで、三日目が「モンゴル風ジンギスカン炒めセット」。そりゃ面白そうと食べに行って参りましたが・・モンゴルだけのフェアをやった時に比べて些か珍しさに欠けるのは確かで、北海道辺りで良く売られてる「袋入れ味付けジンギスカンの肉」と野菜を炒めたモノ?いやいや如何に本業が左前とは云え、天下のフジテレビがそこまで手抜きをする筈は無く、私メじゃ判らぬモンゴル直伝の味だったのに違いない!何れにしろお役所のレストランらしくなくて楽しいですが、モンゴルは標高が日本より高いから寒いでしょうナ。心配に成ります
]]>
都内の晩秋の輝きを続けて御案内するのに少し飽きたからと、一回だけ横浜へミナトの青を見に参りましたが、今年も残り十日少し・・ブログ旅日記の更新できる回数にも限りが有りますンで、再び赤や黄色を求めて拙宅近くの北区中央公園へ。旧陸軍東京第一造兵廠跡で、その本部だった文化センターも彩りの中でしたヨ
拙宅のある板橋宿とは別の区ですが、何しろ隣りの隣りの町会でこの辺りじゃ森が一番深いからと、普段から度々散歩してる北区中央公園・・ですが今回目指すはココじゃ無し。元が軍用地だっただけにイチョウ並木の向こうにゃ自衛隊の十条駐屯地が今も在り、隊員諸氏がグランドで運動してるのを横目にテクテク参らん
ま、自衛隊と云っても十条駐屯地に戦闘部隊は居らず、陸海空の三軍共用の兵站基地(物資購入を統制する補給本部)だから至って穏やかですが、イザと云う時は私メら近隣住人が逃げ込むコトに成る(筈の)大切な場所。戦火で街が真っ赤に燃え上がる事態にゃ成らぬだろうと思いますが・・赤くなるのは紅葉だけが良いです
てな訳で十条台を通り抜け、王子駅の少し北側・本郷台地東端を走る崖線沿いに広がる名主の滝公園へ。名前通りに名主の滝をメインとする庭園で、北区中央公園から1kmも離れてないのに普段コチラにゃ滅多に参りませんナ。精々訪ねますのは真夏と晩秋に一回ずつ位ですが、ココは知られざる界隈きっての紅葉の名所
名主の滝は王子村の名主によって今から百七十年ほど前の幕末に造られた庭園で、江戸時代から戦前にかけてのこの辺りは市中から気軽に来れる行楽地として多くの園地が拓かれ、昔は王子七滝と称した位に水が豊富だったンで夏は庶民の避暑地として栄え、春は桜・秋は紅葉の名所として随分賑わったトコだったりします
尤も沢山あった園地で残ったのは王子駅から少し離れたココだけで、明治以降に集客を狙って紅葉を沢山植えた様ですが、もっと遠くの野山へ気軽に行ける時代だから存在をすっかり忘れられ?何時来ても空いてますナ・・私メだってご案内通りに滅多に参りませんが、この絶景をほぼ独り占めできるのはホント有難い限り
古来から関東随一の紅葉名所として知られた栃木の塩原を模して明治期の園主が楓の木をセッセと植えたらしく、その頃のモノならば齢百年を裕に超してるヤマモミジの大木が、園内アチコチで思い思いに枝を伸ばし・・晩秋の今時期は真っ赤なジャングル。塩原温泉へも久しく参ってませんが、向こうもこうなのかしらん
今なら東北新幹線で那須塩原駅まで一時間少しですし、新宿から王子駅を通って塩原温泉まで直通する高速バスが毎日何本も走ってますンで、その気に成ればすぐに参れる場所ですが・・若かった頃みたいに思い立ったら直ちにと進まぬのがオッサンの腰の重さ。行きたい行きたいと思いつつ、行かず終いで今年が終ります
そんな輩を狙って園主は楓を植えたンでしょうから、百年以上も経って私ぁまんまと策に乗せられてますが、同じ阿呆なら踊らにゃ損損!来年は是非とも塩原で紅葉を眺めたいですが、腰が上がらずドウにも無理なら名主の滝にまた来てやるわ!尤も塩原の少し手前なら(記事にゃしてませんが)実は今年参ってたンですがネ
★次回は「東京都板橋区加賀」への訪問記です★
(参考リンク)
★「PR Station」東京都北区観光協会HP
★「歩きたくなるまち」東京都北区役所HP
★「観光に最適なスポットまとめ!王子にはこんな魅力があるんです」skyticket HP
★「江戸期からの行楽地 『飛鳥山』と『滝野川』」三井住友トラスト不動産HP
★「【桜だけじゃない!】地形図や浮世絵などから読み解く王子・飛鳥山の歩き方」SPOT HP
★「北区立中央公園文化センター(旧東京第一陸軍造兵廠本部)」東京とりっぷHP
★「十条台にある『中央公園』のイチョウがきれい!地面も黄色で埋め尽くされていました。」赤羽マガジンHP
★「自衛隊十条駐屯地」東京都北区役所HP
★「陸上自衛隊補給統制本部」陸上自衛隊HP
★「海上自衛隊補給本部」海上自衛隊HP
★「『王子不動之瀧』:浮世写真家 喜千也の『名所江戸百景』」nippon.com HP
★「名主の滝公園の見どころを解説!アクセス情報から周辺のランチスポットまで」王子さんぽHP
★「名主の滝の紅葉がめっちゃ素敵!読者様から教えてもらって行ってきました!」赤羽マガジンHP
★「北区 名主の滝公園の紅葉3」写真とパピオン大好き3ブログ
★「紅葉の渓谷美にうっとりしてしまう『塩原温泉郷』」那須ガーデンアウトレットHP
★「滝野川五丁目の風景:百点山カレー」境界者は今日もゆくブログ
★「【北区】新オープンした滝野川の百点山カレーで焼豚カレー500円を堪能!フルーティーでスパイシーなカレーと肉肉しい旨味のチャーシューが美味しかったよ。」赤羽マガジンHP
★「『百点山から来た手紙』大西ケンジさんインタビュー」きんどるどうでしょうHP
(関連する記事)
★「1223 【お米料理80】今治名物『焼豚玉子飯』と『ちゃんぽん』」
★「2235 【スイーツ171】長く続く崖と東京一のどら焼き『黒松』・・東十条」
★「2254 【スイーツ173】江戸の避暑地と『久寿餅』と・・王子」
★「3686 【名物パン382】滝の音すずけき江戸の避暑地と『アベックトースト』・・王子」
★「3772 【名物パン392】紅葉の名主の滝と『力あんぱん』・・王子」
★「3870 【お米料理420】潮香の埋立地で口遊むドナドナと『焼豚とろろ丼』・・東品川」
★「3874 【やきそば420】アガパンサス咲く滝野川と『滝野川焼きそばtoパン』」
★「3893 【お米料理426】青葉繁れる米軍基地跡と『日本一早い新米』・・十条台」
★「3921 【名物パン410】十月桜の咲く曖依村荘と『豆パンロール』・・飛鳥山」
★「3961 【名物パン417】紅葉の飛鳥山2021と『カモメの玉子パン』・・王子」
★「3972 【スナック113】紅葉の名主の滝2021と『ミルキーポテトチップス』・・王子」
★「3979 【名物パン419】雪上がりの石神井川と『Just Bread Time』・・滝野川」
★「3980 【呑みモン169】都内で挑む雪山登山と『アップルワイン』・・飛鳥山」
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★「4152 【名物パン439】紅葉の飛鳥山2022と『ホイップメロンパン・濃ゆ〜いバター味』」
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★「4206 【名物パン447】飛鳥山の桜2023と『イギリストースト粒入りピーナッツ』」
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★「4322 【お米料理486】旧淀川を行く水上バスと『まぜカレー』・・大阪城公園」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(名主の滝はヤマモミジだけで百本近く、しかも大木揃いばかり)
自衛隊のある北区十条台や名主の滝のある北区岸町じゃ無いですが、その根元?に当たるのが我がお隣りの町会・北区滝野川。その五丁目(地下鉄西巣鴨駅近く)の路地を歩いてましたら、些かゴチャゴチャした住宅街の中に「百点山カレー」なるカレー屋さんを発見!何時こんなトコに出来たの?とスマホで探れば今年の五月だった様で、面白いのは営業日が月曜〜水曜のお昼と夜だけ。発見した日はお休みだったンで改めて開いてる時に訪ねてみましたら、一人で営業されてる御主人の本業は三十年来のベテランイラストレーターで、毎日PCに向かって作画してると身体に良くないし、新しいコトもしたいンでカレー屋を始めたと仰る・・私メだとて似た様なモンですが、東京城北にゃ不思議な方が多いですナ。肝心のカレーは「お客さんが来なかったら翌日も出せる」「いやカレーは二日目からが美味しい」から選んだとかで、カツやメンチやソーセージ等の判り易いトッピングが並ぶ中、ひと際目を惹くのが焼豚・・ええっとカレーなのに中華?こう成りゃ毒食らわば皿までの覚悟で「焼豚カレー」を頼みましたら、カレールーも含めて全般的に赤っぽい彩りを感じる一皿が。目玉焼きが焦げてたのは御愛嬌ですが、カレーと云うよりスパイシーなトマトシチュー的な味わいで、コレならインドと中国が喧嘩しなくて済む美味しさ。因みに店名の百点山は御主人が書かれた長編ファンタジーWeb小説から採ったソウで、何れ読んでみたいモノです
]]>先月末から都内の黄葉・紅葉を専ら記事にしてた拙ブログ旅日記ですが、我ながら赤や黄色にゃ食傷気味・・だもんで錦秋巡りを一回お休みして今回は青!ミナト横浜の海辺のお噂を。御用あって参った桜木町(初代横浜駅)で時間に余裕が出来ましたンで、駅近くの日本丸メモリアルパークから新港までブラブラ歩きましょ
ココんとこ派手な彩色ばかり追っかけてましたンで、国重文の初代日本丸の白い船体が目に優しく感じられますが、桜木町や野毛界隈を流れる大岡川の河口に広がる入江(蒔田湾)を突っ切る汽車道を通り、さぁさ海へ参らん港へ参らん・・ココを歩くのは今年何度目でしょか。ソレにしても晩秋とは思えぬポカポカ陽気だナ
何しろ同じ神奈川西部で最高気温26℃に達した季節外れの夏日が数日前にあった位で、気象庁の予報通りに関東は暖冬傾向が露わに成ってますが、赤レンガ倉庫の見える新港中央広場まで参ればパンパス(西洋ススキ)が花穂を広げ、時ならぬ生暖かな風に揺られて楽しそう。枯れてる訳じゃ無く、コレで咲いてるのだとか
その先の赤レンガ倉庫は大賑わいで、御陽気に誘われた人がドッと繰り出して陰で涼を取る様な始末・・如何に暖冬と云っても年毎の平均気温にソウ高下の生じる訳は無く、妙に暖かな日が有ればその分だけ猛烈に寒い日が出るのが気象の常識と、学校で昔教わった覚えが。この日の穴埋め?に何れ寒波が来るンでしょうナ
尤も異常気象は日本のみならず、地球の裏側の南米でも季節外れの熱波が春先(こっちの初秋)に襲った様で、ブラジル内陸部じゃ観測史上最悪の干ばつが発生し、今でも連日40℃超の猛暑だとか・・遠い国々に思えても、明治以降ブラジルだけで26万人が移住し、200万人以上の日系人が居るから他人事じゃ無いわい
と移民の話に成って仕舞うのは、この辺りへ参ると毎度ご飯を食べに行くJICA横浜(国際協力機構のセンター施設)内に「海外移住資料館」が在り、明治四十一年(1908)に始まった日本からの移民の歴史を学べるから。一枚上の「さあ行こう一家をあげて南米へ」のポスターやら、ご覧の野菜山車やら見応えたっぷり
そんな移民船の第一号・笠戸丸は百二十五年前に神戸を出航し、この横浜に寄って満員の移民を乗せてハワイ経由で南米へ向かったと聞きますが、ベイブリッジの向こうには橋を潜れぬ程に大きなクルーズ船が停泊中。あんなに豪華な船なら快適に旅できる筈ですが、小さな貨客船で五十数日の航海は大変だったでしょうネ
ま、北半球も南半球も季節は違えどカレンダーは同じで、クリスマスまで共に残り一週間・・桜木町へ戻る途中、何年か前までビブレだったSC横浜ワールドポーターズへ寄れば素敵なクリスマスツリーが。お昼過ぎナンで灯りが目立ちませんが、周りが暗く成ったらキラキラと光輝くンでしょうネ。夜また来ようかしらん
てな訳で再び汽車道を通って蒔田湾を渡り、御用の有る桜木町駅前へ戻るコトにしましたが、今年はほぼ隔月ペースでこの辺りへ参った様な。恐らく今年はコレが最後の横浜でしょうが、来年も同じほど来られるのを願うばかり。ミナトの錦秋巡りは来年以降の課題にし、次回から改めて都内の黄葉・紅葉を御案内致します
★次回は「東京都北区王子」への訪問記です★
(参考リンク)
★「横浜観光情報」横浜観光コンベンションビューローHP
★「横浜のキニナル情報が見つかる!」はまれぽ.com HP
★「横浜の有益な情報」はまてなしHP
★「横浜屈指の観光地。みなとみらいのおすすめ観光スポット19選」Relax Journal HP
★「日本丸メモリアルパーク」帆船日本丸・横浜みなと博物館HP
★「帆船日本丸へようこそ」帆船日本丸・横浜みなと博物館HP
★「旧横浜船渠ドックと帆船日本丸」近代史跡・戦跡紀行〜慰霊巡拝ブログ
★「汽車道(桜木町)」はまてなしHP
★「鉄道開業150年 みなとみらいに残る『汽車道』歩く」カナロコby神奈川新聞HP
★「新港中央広場:花壇に芝生。みなとみらいにある新港中央広場は写真撮影にもオススメ」あそびい横浜南HP
★「きっとあなたもここを訪れたくなるはず。」横浜赤レンガ倉庫HP
★「横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットへ」ハンドメイドのお稽古サロン横濱小机ブログ
★「信頼で世界をつなぐ」JICA国際協力事業団HP
★「海外移住資料館」JICA国際協力機構HP
★「みなとみらいの『JICA横浜 海外移住資料館』で、知られざる移民の生活を学ぶ」Mediall HP
★「ブラジルって日系人が沢山住んでるの!?なぜ地球の反対側に日本人が移住した理由は?」Pee Kei Journey HP
★「南米で熱波続く ブラジルの内陸部では連日の40℃超」ウェザーニュースHP
★「神奈川・小田原市で“季節外れ”の夏日 12月としては観測史上初」TBS NEWS DIG HP
★「Fantastic Christmas 2023」横浜ワールドポーターズHP
★「港が見えるレストラン Port Terrace Cafe」JICA横浜HP
★「横浜みなとみらいのJICAで海外の料理を!」横浜で暮らそうHP
★「カタールの伝統料理〜マクブース」砂の城〜ドーハでの生活ブログ
(関連する記事)
★「919 【呑みモン29】横浜大桟橋の巨大客船と『はまっ子どうし』」
★「991 【揚げモン38】横浜ランドマークタワーと『三角コロッケ』」
★「1274 【麺類色々84】実は横浜発祥!『ナポリタンスパゲティ』」
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★「1815 【名物パン196】ハマっ子は『かもめパン』を食べて育つ・・横浜」
★「2013 【お米料理158】今も続くバブルの開発と『シウマイ弁富』・・横浜」
★「2082 【お肉料理66】JICAのカフェで『アフリカ料理』を・・市ヶ谷」
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★「3267 【お肉料理124】黄昏のみなとヨコハマと『崎陽軒のシウマイまん』」
★「3506 【麺類色々371】黄昏のミナト横浜で『日本元祖のナポリタン』を・・桜木町」
★「3933 【やきそば426】秋空の臨港パークで『梅蘭の海鮮焼きそば』を・・みなとみらい」
★「4059 【スイーツ424】アジサイ咲く赤レンガ倉庫と『カップヌードルカレーソフト』・・横浜・新港」
★「4070 【お米料理448】夏空の臨港パーク『アヒ・デ・ガジーナ』・・みなとみらい」
★「4072 【お肉料理174】空いてる中華街で『牛バラ醤油煮込み』を・・山下町」
★「4088 【お米料理453】黄昏の横浜大さん橋で今だけの『鮭シウマイ弁富』を」
★「4166 【お米料理463】新年快楽!春節の横濱中華街で『台湾魯肉飯』を」
★「4167 【お米料理464】冬晴れの汽車道で『イカンリチャリチャ』を・・横浜・新港」
★「4194 【名物パン444】赤い靴と港の見える丘と『日本元祖の食パン』と・・横浜・山下」
★「4195 【麺類色々457】寒夜に煌めく大観覧車と『カザフのラグマン』・・みなとみらい」
★「4226 【お米料理472】バラ咲く横浜・山下公園と『海員生協のカレー』」
★「4242 【麺類色々461】薫風の臨港パークで『カオソーイ』・・みなとみらい」
★「4256 【お米料理479】夕涼みの汽車道と『アロス・コン・ポーヨ』・・横浜・新港」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(暖かな日の多い分、今冬の関東はドカ雪が降るかも知れません)
ワールドポーターズや赤レンガ倉庫にゃ美味しそうなお店が沢山並んでるのに、この界隈へ参る度に私メがJICA横浜へ行くのは、その三階にある「Port Terrace Cafe」へ参りたい為。前にも紹介した通りに本来はJICA横浜の職員や、海外赴任に向けてココで研修を受ける青年海外協力隊の隊員用の食堂ナンですが、ランチタイムなら全くの部外者でも自由に利用できますし、「週替わりの珍しいエスニックメニュー」をお安く食べられるのが国際協力機構!JICAの食堂なら拙宅から遠くない東京・市ヶ谷にも在り、ソチラでも同じ様な珍しいエスニックメニューを食べられますが、今回ご案内するのは南米から遠く離れた中東の産油国オマーンの炊き込みご飯「マグブース」。前回この辺りへ参った時に御案内した「アロス・コン・ポーヨ」に一見似てますが、パクチー味の強かった南米ペルーの炊き込みご飯も珍しかったですが、砂漠だらけのオマーン(首都はドーハ)だから香辛料(クミンやカルダモン・コリアンダー等)を沢山使ったスパイシーな味わいで、レモンを最後に絞り掛けるってコレまた日本人は思いつかぬ不思議な米料理。ですが私ぁ決して嫌いじゃ無い・・いやむしろ好きな位で、叶うコトならお代わりしたかったですナ。現地じゃ鶏肉だけじゃ無く、ヒツジやラクダ!或いはアラビア海で獲れた魚貝と一緒に炊き込むらしく、次に参った時は一体どこの国の郷土料理が出て来ますやら。楽しみに成ります
]]>都内で最も早くイチョウが黄金色に輝く皇居前・行幸通りから始めた今秋の紅葉巡りも、あちらこちらと動き回って九ヶ所は再び皇居の近く・北の丸公園へ参りましたヨ。先日ご案内した九段上の?國神社と皇居乾通りの間に在る環境省直轄の国民公園で、近くへ来る度にココの彩りを偵察してましたが漸くご紹介できます
名前通りに江戸城の北の丸だったのが北の丸公園で、普段は自由に入れぬ西の丸(現皇居)や入れる時間が決まってる本丸(東御苑)と違い、園内で大きな行事のない限り365日24時間いつでも入れる有難いトコ。?國神社側(一枚上の画像)に残る国重文の田安門がメインの入口で、今年は一体何度ココを潜りましたのやら
尤も園内にお城らしいモノが残ってるのは北端の田安門と東側の清水門だけで、田安門を潜ってすぐの日本武道館前を過ぎて奥へ進むと芝生と大きな森が広がり、その殆どに自在に入り込める正に国民の為の公園。遠足?で来たと思しき小学生の団体や、私メと同じく紅葉見物で来た人達が芝生で日向ぼっこ。はは呑気だネ
そんな呑気な北の丸も近衛師団の司令部や兵営が戦前置かれ、連合国への降伏受け入れを阻止しようとしたクーデター未遂が終戦前夜に起きてますが、今はそんな物騒な気配は微塵も無く・・平和ってホント有難い。場所柄ドウしても監視カメラは沢山在りますが、皇居や東御苑と違って表面上の警備も厳しくないですしネ
先日参った皇居内にゃ皇室の御意向で手付かずの緑を敢えて残されてますンで、半ばジャングルと化した森には野生の狸が住みついてる(らしい)と聞きますが、北の丸公園に広がる森は天下の環境省が直々に管理してる「雑然とした雑木林」で、晩秋は繁った葉々が赤や黄色にキレイに染まり・・遠くの野山へ参ったかの様
同じ様な人工雑木林ならすぐ隣りの東御苑にも在りますが、二の丸庭園の一部としてキチンと整備されてるアチラと違い、北の丸のはちょうど好い塩梅に雑然としてて過ごし易く、降り積もった落葉をザクザク踏みしめ乍ら歩き廻る楽しさよ。正に錦秋と云う言葉そのものの彩りで、平日のココは空いてるンで独り占め状態
と云っても園内の晩秋を楽しみたい都民が結構繰り出して、普段のガラ空き状態に比べて随分賑わってるナと感じますが、一際賑わってるのが園内西側の「もみじ山」なる一画。江戸城の紅葉山と云えば先日歩いた皇居乾通り西側の丘のコトで、北の丸のは平らな森の一部で決して山じゃ無いですが・・由来は多分ソレの筈
赤や黄色に染まった雑木林・・と云っても実際は赤よりも朱色ばかりの北の丸で、この一画ばかりはイロハモミジやヤマモミジ等が集中して植えられてますンで、毎年ですが「良くぞこんなに楓だけ植えた!偉いぞ環境省!」と絶賛せずに居られぬ大絶景。この赤い風景を眺めたくて度々訪ね、今年も無事に見られて大満足
紅葉を堪能した後、帰る前に寄ったのは田安門の枡形の石垣の上に在る「弥生慰霊堂」。警視庁と東京消防庁の殉職者を祀る為に設けられた施設で、門を出た先にある?國神社に些か似た性格のトコで、ココも知られざる紅葉の名所ナンでここ数年寄って居りますが、明治半ばに創建されてから度々移転を繰り返し、只今は約二千五百柱の御霊が祀られて居るとか。我がまち東京の安全を護ろうと殉職なされる方が増えません様に、心底願うばかりです
★次回は「神奈川県横浜市中区みなとみらい」への訪問記です★
(参考リンク)
★「海が見える江戸の一大名所だった『九段坂』の歴史と周辺観光スポット」ルアンマガジンHP
★「最大城郭は『江戸城』」城をしろう・城はおもしろいHP
★「江戸城跡(1) 概要編 - 東京都千代田区 - 日本最大の城」伝統の日本紀行ブログ
★「北の丸公園」東京とりっぷHP
★「北の丸公園の重要文化財・田安門のご紹介」皇居外苑・国民公園協会HP
★「北の丸公園の池(東京都千代田)」水辺遍路ブログ
★「紅葉(北の丸公園)」千代田遺産HP
★「北の丸公園、朝のもみじ散歩」note花と日々yasブログ
★「皇居、北の丸公園 紅葉散策!」Yumikoの楽食空間ブログ
★「殉職警察官・消防士を祀る弥生慰霊堂」燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-ブログ
★「もみじ山(あんずジャム)」岡山木村屋HP
★「もみじ山(オレンジマーマレード)」岡山木村屋HP
★「【岡山木村屋】もみじ山(オレンジマーマレード)を食べたよ!」オカマニブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(同じ皇居の紅葉でも乾通りより、北の丸の方が満喫できますネ)
北の丸公園のもみじ山で紅葉を楽しんで参りましたンで、夏に岡山へ旅しました時に「今秋の北の丸の紅葉の記事を書く時の根多にしよう」と大喜びで買って居た、予定通りに岡山木村屋さんのロングセラー「もみじ山」をご紹介致しますヨ。東京生まれ東京育ちで今も住んでる癖に岡山好きな私メで、岡山人のソウルフード「キムラヤのパン」はコレまで何度もご案内してますが、岡山木村屋さんは銀座の木村屋総本店から大正八年(1919)に暖簾分けを許された百年企業ですが、断トツ人気のバナナロールを初めとするコッペパンの種類が異様に多いだけじゃ無く、和菓子や洋菓子も製造されてますが・・鈴型に焼いたカステラの中に甘いジャムを入れたもみじ山は結構な人気パンらしく、これまでにゆずジャムやらブルーベリーやら梅ジャムやら瀬戸内レモンやら入れる中身を時折イロイロ変えつつ十数年以上も売られてる様で、私メが今夏買って参ったのは現行のあんずジャム入りのとオレンジマーマーレード入りのモノ。ドウしてもみじ山と呼ぶのかサッパリ判らず、Webで随分検索しましたが結局その理由は判らず終い。しっとりサッパリした今風のカステラ生地じゃ無く、もっさり詰まった昔風の甘〜い生地に少し甘酸っぱいジャムが入ってる辺りに命名由来が有るのかも知れませんが、誰かご存じの方ご教授下さいませ!また食べたいナと思いつつ、流石に販売エリア外過ぎて手に入らず、来年も岡山へまで参りたいと願うばかりです
]]>先月末に御案内した皇居前・行幸通りのイチョウ並木から始めた都内の錦秋巡りも、八ヶ所目は拙宅から歩いて二十分少しと一番近い大繁華街・池袋を。普段から何かとブラついてる「いつもの街」ですが、そのシンボルたる元東洋一の超高層ビル・サンシャイン60の麓も赤く染まり、別のトコに参った様な気分がします
同じ山手線西側の大繁華街でも代々木公園の在る渋谷や、新宿御苑の在る新宿と違って近くに広大な緑地の無い池袋ですが、個性溢れる街中の公園群や西武屋上の空中庭園が出色ですし、広い緑地なら街のすぐ東側に雑司ヶ谷霊園が在るわい!何れ公園化される計画がある、明治七年(1874)に開設された都立霊園ですヨ
何しろ古い霊園だから植えられた木々が年月重ねて大きく成り、最近のソレと違って余り整然としてない分だけ逆に「墓石が沢山立ってる公園」てな感じのするのが雑司ヶ谷霊園で、池袋人の気軽なお散歩ルートと化してますが・・その周囲は古くからの寺町で、毘沙門さま(清立院さん)前の坂道は界隈きっての紅葉の名所
霊園から紅葉の坂道を下って都電の線路を渡り、ケヤキの巨木が並ぶ鬼子母神さまの参道へ・・清立院さんもソウですがこの辺りは法華のお寺が多く、その開祖・日蓮大聖人の御命日に行われる池袋エリア最大の祭礼「お会式」で、先々月のココは大賑わいだったのが夢だったかの様。大繁華街のすぐ傍と思えぬ位の静けさ
ま、西武百貨店本店やサンシャイン60のある池袋東口の全ては旧雑司ヶ谷村(西口が旧池袋村)で、今の東口は村だった時代の街外れ。逆に昔はコッチが中心だった訳ですが、お会式じゃ大雑踏してた鬼子母神堂もホント静かなモノ。ですが境内の一番美しい季節、イチョウの古木群が黄金色に輝く晩秋を今年も迎えました
雑司ヶ谷の鬼子母神さまは永禄四年(1561)に地中から掘り出され、その十七年後に現在地で安置されたと聞きますが、お堂がココに建立されたのは「都内で二番目に古い大イチョウ」が聳えてるからに違いなく、樹齢六百年以上と伝わる巨木は今年も見事に黄葉を輝かせましたヨ。お寺の境内ですが、街の御神木ですナ
太さ的に御神木の子供達かも知れませんが、国の重文・鬼子母神堂を囲む様にイチョウの大木が立ち並び、ソレが一斉に黄葉に変わる姿は全く見事。池袋へ参ると雑司ヶ谷まで度々足を延ばし、拙ブログ旅日記でも時折ご案内してますが・・一番ご覧戴きたいのがこの時期。池袋駅から一kmも離れてない、すぐ近くですヨ
新宿や渋谷にゃ無いイチョウの輝きを堪能し、再び池袋東口の街中へ・・黄葉・紅葉を楽しんで来たのに、東口はもう一ヶ所「黄色と赤い場所」が!ソレが西武と京急の電車の顔が置かれてる藤久ビル東5号館(旧丸善)で、電車ごと借りてくれる人を何年も探してましたが、今秋から「アニメ東京ステーション」なる施設に
池袋ほどサブカルチャーに優しい大繁華街は無く、主にサンシャイン60の近くにアニメイト本店等のサブカル専門店が集まってますが、少し離れた電車のビルに東京都が事業主体!のアニメステーションが出来たのは、もっと街を回遊して貰おうと云う趣旨なのだとか。街の看板イケセイ(西武本店)が外資ファンドとヨドバシカメラに買収され、暗澹たる空気の漂ってた今年の池袋でしたが、来年は一段とサブカルな街に成って行きそうな気がします
★次回は「東京都千代田区北の丸」への訪問記です★
(参考リンク)
★「誰もが主役の劇場都市・としま!」豊島区観光協会HP
★「池袋のニュースやイベント情報など」ココシル池袋HP
★「池袋に関わりない人にはさっぱり面白くない情報を発信していくサイト」池袋タイムズHP
★「100回以上池袋で遊んだ筆者が厳選!池袋エリアの観光スポット17選!」TABI CHANNEL HP
★「歴史と文化の薫る街 雑司ヶ谷」雑司ヶ谷未来遺産HP
★「雑司が谷案内マップ」雑司が谷案内処HP
★「都心近くの閑静な街 レトロを楽しむ『雑司が谷』さんぽ」さんぽるじゅHP
★「雑司ヶ谷霊園」東京とりっぷHP
★「雑司ヶ谷霊園の紅葉」荒川三歩ブログ
★「鬼子母神へようこそ」威光山法明寺HP
★「鬼子母神堂」東京とりっぷHP
★「雑司が谷鬼子母神堂(法明寺)【東京都】」日本の神社仏閣めぐり(Shine Japan Info)ブログ
★「少子化問題の救世主 雑司ヶ谷・鬼子母神の大イチョウ」感動樹木のホームページHP
★「雑司が谷鬼子母神 【動画あり】大銀杏などの黃葉」歩いて見つけた!ブログ
★「アニメをもっとおもしろく、アニメをずっと未来へ−」アニメ東京ステーションHP
★「アニメの展示拠点が10月31日開設 アニメ東京ステーションがグランド・オープンします!」東京都庁HP
★「池袋に『アニメ東京ステーション』がオープン。インバウド需要を狙う」Business Insider Japan HP
★「西武池袋本店」そごう・西武HP
★「何故か岐阜県東濃地方に日本最古、いや世界最古のカステラがあるのだ!!」ダメなのは知ってるけどブログ
★「創業寛政八年 カステーラ本舗」松浦軒本店HP
★「今でも江戸時代の製法守る・・岩村城の城下町にある『松浦軒本店カステーラ』初代が城主に献上と伝わる」東海テレビNEWS HP
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★「2111 【スイーツ150】道の分かれる恵那で『岩村カステーラ』を」
★「2351 【今川焼き30】黄金色の鬼子母神と『白玉たいやき』・・雑司ヶ谷」
★「2633 【揚げモン67】鬼子母神サマの万灯と『文化フライ』・・雑司ヶ谷」
★「2621 【スイーツ214】女城主の街で『江戸時代のカステラ』を・・岩村」
★「2677 【麺類色々223】黄金色の雑司ヶ谷と『東京豚骨ラーメン』」
★「2980 【麺類色々271】光り輝く鬼子母神サマと『池袋の光麺』・・雑司ヶ谷」
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★「4027 【名物パン427】桜咲く大繁華街・池袋2022と『タカセのフルーツドーナツ』」
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★「4305 【揚げモン95】鬼子母神さまのお会式2023と『文化フライ』・・雑司ヶ谷」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(新宿・銀座にゃ勝てぬけど、人出の多さじゃ渋谷に負けません)
八月末に実行された西武労組による捨て身のストライキも功を奏さず、7&iからヨドバシカメラ等に売却されてしまった我らがイケセイ・・かくなる上は少しでもイケセイの百貨店としての価値を高め、安売り電気屋を入れるよりデパートのままの方が儲かる!とヨドバシに改心させるしか無いからと、貧乏芸人の癖して前に増してイケセイへ参る回数の増えた私メ。と云っても大して高いモンの買える訳じゃ無く、何か美味しそうなモノないかしらんと地下の食品売り場へ参るのが専らだったりしますが、売却話の出る前からお気に入りなのが「卯花墻(うのはながき)」なる諸国銘菓コーナー。わざわざイケセイに出店を置く程じゃ無い「地方の有名菓子店」から取り寄せた、全国の美味しい銘菓の並んでるトコで私メ同様の愛用者は多いと見え、一年ちょっと前に以前の三〜四倍ぐらいに面積を広げてリニューアルされ、品数が増えた分だけお客さんも増えてレジはいつも行列に成ってますが、鬼子母神さまで黄金色のイチョウをたっぷり見て来ましたンで、黄金色した甘くて美味しいモノを食べたいネと久しぶりに買ったのが、岐阜・恵那市の山間部にある小さな城下町・岩村が誇る「カステーラ」。カステラなんて全国に在るだろうとお思いの方が多いでしょうが、岩村のはポルトガルから日本に伝来した当時そのままのカステラで、お殿様の命令で長崎への修行に行った藩医が一緒に覚えて来た寛政八年(1769)以来、今や本国のポルトガルですら途絶えてしまった昔の味を守り続けてる元祖カステラ!岩村まで参る機会が以前何度も有り、三軒残るカステーラさんへ直接参って夫々買い求めて味比べしたのが懐かしいですが、元祖中の元祖で一番大きな松浦軒本店さんのがナゼかいつも卯花墻に置かれてますンで、岩村を思い出しながら時折買って食べてた私メ・・しっとりした今風のカステラとは違い、みっちりモッチリとした素朴な味わいで、元祖ってコレなんだと思う嬉しい味です
]]>今年も残り三週間・・講釈師走り廻る「師走」と云うのに高座だけじゃ無く、イチョウの黄葉やカエデの紅葉など晩秋の彩りを愛でに都内をテクテク駆け廻って居りますが、今回は板橋宿の拙宅からそう遠からぬ文京区の本駒込へ。時折参ってる文京グリーンコートの前庭の古木群もキレイな黄金色に染まりましたが、ココのすぐ近くにある特別名勝へ参りたいンでそのまま通過しましょ
ソレが元禄時代(330年ほど前)の大老格・柳沢出羽守吉保公が築いた「六義(りくぎ)園」で、水戸徳川家の小石川後楽園と並んで江戸の二大庭園に数えられたトコだからと、全国に三十六ヶ所しかない国の特別名勝に指定されてる城北随一の名庭園。拙宅から旧中山道を四km弱ほどテクテク歩けば来れますンで、気が向くとフラっと参ってますが・・晩秋に来るのはいつ以来かしらん
私メら講釈師にとって柳沢出羽守さまと云えば、前回ご案内した泉岳寺に葬られてる赤穂義士の一件を幕閣首座として裁いた、どちらかと云えば敵役ですが・・実際は五代将軍・徳川綱吉公の厚い信任を受けて忠勤に励み、一代で五百三十石の小姓から甲府十五万石(実収二十二万石だったとか)の大名にまで出世した器量人。その才と財を奮って築いたのが六義園で、園内は真っ赤っ赤!
「綱吉公のお陰でこんなに出世できた」と感謝ばかりの出羽守さまは、大抜擢して呉れた御恩に対し忠勤に励むだけじゃ無く、悩み多き将軍さまを歓待して御心をお慰めしたいと、政務多忙の傍ら直接指図を重ねて七年掛けて築いたのが六義園。出羽守さまの没後寂れたモノ、明治に入って三菱財閥の創始者・岩崎彌太郎氏が買収してその別邸と成り、三菱の財力で元の景観に戻された様
往時の六義園は約十二万坪とホントに広く、北側を通る山手線の線路や駒込駅・西側にある城北最高の超高級住宅地・大和郷に。また南側と東側は理化学研究所等(グリーンコートもその一部)に供されたモノの、残りの二万六千坪は昭和十三年(1938)に三菱財閥から当時の東京市へ「庭園として永久保存する」のを条件に寄贈され、同年秋から東京市立庭園として一般公開されてます
と云う訳で出羽守さま時代の姿は完全にゃ残ってませんが、岩崎家が昔の景観に概ね復元してくれたンで主要部はまるまる残り、都内に元大名屋敷の庭園は数多かれど「ほぼそのまま」なのは六義園だけ!ソレが拙宅近くに在るのは嬉しく、春は桜・梅雨はあじさい・夏は森へ暑さ凌ぎとイロイロ参ってますが・・園内に巡らされた泉水に映える紅葉の見事さったら、京都にも負けンぞ!
尤も普段はそんなに派手じゃ無く、騒ぐほどは混まないンで皆さん気軽な格好でのんびり楽しんでますが、桜と紅葉の時期は山手線の線路を挟んで北側に一km半ほど離れた丘の上に在る、同じ都立庭園の「旧古河庭園」とハシゴする散策客が増えるので、少し気合の入ったウォーキング姿の中高年の多いコト!そんな方達を狙って?両庭園共通の「園結びチケット」まで発売されてます
園結びチケットが発売されてるのは私メの知る限り、九つある都立庭園の内「六義園&旧古河庭園」と「浜離宮恩賜庭園&旧芝離宮恩賜庭園」のご近所同士だけで、前者を今回買っちゃいましたンで・・秋バラを愛でに先月参ったばかりの古河庭園にまた参らねば。但し目を皿にして探してもチケットに有効期限が書かれてませんので、気が向いたら次第で何年後でも入園できる様ですが
ま、近くに住んでる私メにとっちゃ両庭園は態々参るトコじゃ無く、ご近所散歩のついでにフラっと入るトコだから入園券は何枚持ってても少しも困らず、むしろ都立庭園九つ全て共通の年間パスを買った方が良いかも知れぬですが、混み過ぎてるだろうからと前を通っても入るのを避けてた紅葉の六義園も平日ならばこの位と判りましたンで、年間パスについて真剣に考えたいモノです
★次回は「東京都豊島区雑司ヶ谷」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ここは押さえておきたい!本駒込のおすすめ観光スポット30選」一休.com HP
★「都心とは思えないほどの上質な静寂さ。時がおだやかに流れる『本駒込』。」REISM Style HP
★「小高い築山と広い池をもつ明るい庭園 六義園」公園へ行こう!東京都公園協会HP
★「【六義園の楽しみ方完全ガイド】都会で桜や紅葉を贅沢に味わえる!周辺情報も満載」Holiday HP
★「柳沢吉保はどんな人?徳川綱吉との関係や六義園の造成など」歴史上の人物外伝ブログ
★「柳沢吉保・・・綱吉の寵愛受け大老格に大出世、引き際鮮やかな策士」歴史くらぶHP
★「柳沢吉保とは、何をやった人物か。どうして時代劇ではいつも『悪役』を振られるのか?」えいいちのはなしANNEXブログ
★「岩崎家が復興させた大名庭園 旧岩崎家駒込別邸・都立六義園」みにきて!みつびし 三菱グループHP
★「六義園は岩崎家のものだった」気ままに江戸♪散歩・味・読書の記録ブログ
★「紅葉の六義園へ。」note櫻木由紀ブログ
★「【文京区】六義園? (紅葉2023)」ともものスピブログ♡・ブログ
★「六義園の紅葉散策【後編】」☆のぶ☆のブログ・ブログ
★「園結びチケット」東京都公園協会HP
★「生姜まみれの『絶品醤油ラーメン』鶏チャーシューは“ほぼ肉そのもの”/生姜は文化。(巣鴨)」日刊SPA!HP
★「らぁめん生姜は文化。巣鴨本店」グル狂日記ブログ
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★「926 【スイーツ46】しだれ桜の六義園と超デカ『板チョコ』‥駒込」
★「2179 【スイーツ162】本当の吉祥寺と『不思議なシベリア』・・本駒込」
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★「3433 【麺類色々360】新海アニメの舞台・田端で『春菊そば』を」
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★「4317 【麺類色々472】バラ咲く秋の旧古河庭園と『富士丸ラーメン』・・西ヶ原」
★「4327 【麺類色々474】黄金色の東大2023と『東大前の二郎系まぜそば』・・本郷」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(冷静に政治家として見れば、出羽守さまは江戸屈指のお方です)
六義園を訪ねたこの日の都内は師走と思えぬポカポカ陽気でしたが、やっぱ師走だから日陰に入ればソレなりに寒く、日陰木陰の多い鬱蒼とした庭園の森ン中に居たンで身体が些か冷えましたンで、じゃ「身体を内側から暖める為に生姜を食べに行きましょ」と向かったのが、六義園から大和郷を西へ五百mほど抜けた先の中山道(国道17号・白山通り)沿い。最寄りの駅なら山手線の巣鴨ですが、地名的にこの辺りは六義園と同じ本駒込だったりしますが、ラーメン屋の多いこの界隈に四年ほど前に進出して来たのが「生姜は文化。」なる、店名通りに生姜ラーメンの文化を広めようとする不思議なお店。私ぁすぐに気付いて参ろう参ろうと思いつつ中々参れず居りましたが、今回意を決して入ってみましたヨ・・醤油と塩と味噌味の生姜ラーメンとつけ麺が有る様で、生姜風味のラーメンと云うと「新潟・長岡の生姜ラーメン」を思い浮かべますンで、きっと同じ様なモノに違いない。長岡じゃ醤油味がフツーだった(記事にゃしてません)からソレが良かろうと、醤油生姜のラーメンを頼んでみたら出て来たのがコレ!香りからしてコリャ随分沢山の生姜を入れてるに違いないと判る強さで、一口啜ればおぉジンジャージンジャージンジャー!仄かな生姜風味が美味しかった長岡のソレと違い、高知県産の生姜をたっぷり入れたコレは口中に刺激を生ずると書いたら大袈裟ですが、そんな風に感じてし・・なのに慣れたら結構美味しいじゃん。特に美味しかったのが鳥チャーシューで、もともと鳥好きな私メだから鳥チャーシューを多めにして貰えば良かった・・期待通りに身体は内側からぽっかぽか。次回来るなら鳥チャーシュー生姜ラーメンの味噌味辺りを頼んで、もっと寒い日に挑んでみたいモノです
]]>世界に冠たる超大都市だけに我がまち東京はいつに成っても再開発が終らず、都内は常にドコかで大きな工事が行われてますが、今その規模が一番大きいのは「高輪ゲートウェイシティ」。30階建てツインビルは再来年春の竣工を目指し、急ピッチで高さを増してる感が・・私ぁ主治医Nセンセのクリニックがこの街に在るンで度々参ってますが、来る度に眺めが変わるから面喰います
要するに品川駅北側にあったJRの車庫跡(約9.5ha)を複合都市に変えようと云うプロジェクトで、ツインビルを建ててる裏側にゃ近年稀な酷い駅名と評判の山手線・高輪ゲートウェイ駅が先行開業してますが、4街区のツインビルに続いて3街区の商業ビル(此方は31階建て)も骨組みが結構組み上がり、その輪郭が少しずつ見えて来ましたネ。令和七年度中に完成する予定だとか
そんな高輪なんとか駅の再開発地から百mほど緩い坂を登った先に、「冬は義士・夏はお化けで飯を食い」な講釈師にゃ聖地と仰ぐべき、赤穂義士の方々の御墓所の在る萬松山泉岳寺さんが在りますヨ。私ぁ義士伝読みを標榜してますンで元々度々お詣りしに来てたのに、長いお付き合いのNセンセのクリニックが門前に出来たモノだから、高輪や泉岳寺さんへ参るのはほぼ毎月の恒例に
加えて東京の講談両派の合同興行がお寺のホールで一昨年から始まり、今年も私ぁトリ(主任)として高座に上がらせて貰いましたが、会の開催は師走以外の毎月十四日・・だって今月のその日は義士の吉良邸討入の当日で、境内は義士を慕う善男善女で大雑踏しますンで、流石にその日だけは興行なんか打ってる場合じゃ無い!だもんで少し早めに今年最後のお詣りを、紅葉がキレイだナ
義士祭当日は義士の御墓所に大勢が線香を供えますンで、その猛烈な煙でけむ臭くて堪らぬ境内も詣でた日は至って静かで、この日の高座で読む義士伝に出て来られる方々に「勝手ながらご出演願います」と御挨拶。そんな泉岳寺の裏の高台に延びてるのが古東海道(旧東海道はお寺と再開発地の間を通る国道15号線)で、御用有ったグランドプリンスホテル高輪まで古街道をテクテクと
高輪は寺町であると共に旧華族や皇族のお邸が多く在ったお屋敷町で、参ったグランドプリンスホテル高輪は竹田宮家の本邸跡。今でも宮邸時代の一部が貴賓室として使われてますが、ソレらがホテル(当初は品川プリンスホテル)として用いられる様に成ったのは昭和二十八年(1953)から。つまり今年は開業七十周年だソウで、界隈で一番古いシティホテルのロビーにはこんな飾りが
折角だからお庭の様子は如何かしらんと、高輪・新高輪・さくらタワーと三つのプリンスホテルに囲まれた庭園(約二万坪!)へ出てみると、残念ながら泉岳寺さんの境内ほどは彩りが進んでませんでしたが、ソレでも中々ステキな紅葉だわい・・基本的にココは上記三つのホテルの宿泊者や式典等の出席者ぐらいしか入らぬ場所だから実に静かで、東京に居るのを忘れてしまいそうですゼ
ですが界隈で紅葉が一番キレイな場所と云えば、三つのプリンスホテルの品川駅寄りに在ったホテルパシフィック東京。いやいや最後はシナガワグースと云う名前でしたが、その裏手に在る旧東久邇宮邸の「高輪の森公園」。遡れば薩摩藩島津家の下屋敷だった由緒ある地ですが、邪魔だったグースが完全に解体されて日当たり良好!なのに誰も居ない・・紅葉がこんなにキレイなのにネ
そんな高輪の森公園もグース跡地の再開発で設けられる緑地と一体化され、リニア新幹線の始発駅を造る為に大改造の進む品川駅から行き易く、そして見え易く成るなるのだソウですが・・静岡県知事の抵抗により南アルプスをぶち抜くトンネルが着工できぬリニアって、一体いつに成ったら出来るのやら。県知事さんの言うコトにも全く理の無い訳じゃ無く、正直JR東海さんがドウ出るか次第でしょうが、品川駅の地上部分の再開発をしたいのは高輪ゲートウェイシティと同じJR東日本。リニアの為の工事だった筈ですがソレにゃ関係なく進めたい様、来る度に品川駅高輪口の古い駅舎がドンドン削られて小さく成って行き、あと少しで無くなってしまいそう・・最終的には隣りの高輪なんとか駅まで建物やら空中通路やらで繋がるらしく、風景は更に変わりそうです
★次回は「東京都文京区本駒込」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT MINATO CITY」港区観光協会HP
★「港区観光」東京都港区役所HP
★「東京都港区・白金高輪エリアの魅力を発信」プラたか.net HP
★「高輪・品川ひととき散策手帳」プリンスホテルズ&リゾーツHP
★「歴史のある高級住宅街『高輪』をお散歩 江戸の玄関口が只今絶賛再開発中!」Precious.jp HP
★「かつては海を望む別荘地、歴史の色濃き高級住宅街『高輪』を巡る」Curiosity HP
★「高輪ゲートウェイに誕生するあたらしい街。TAKANAWA GATEWAY CITY」JR東日本HP
★「品川・高輪ゲートウェイ・泉岳寺駅、田町駅エリアの再開発計画・新築オフィスビル特集」TOKYO BEST OFFICE HP
★「曹洞宗 江戸三ヵ寺」萬松山泉岳寺HP
★「赤穂浪士【5分でわかる忠臣蔵の物語と忠義】泉岳寺と赤穂浪士の墓」人物事典風雲伝ブログ
★「義士と講談と協会と〜〜泉岳寺講談会の目指すもの」読売新聞オンラインHP
★「グランドプリンスホテル高輪」プリンスホテルズ&リゾーツHP
★「日本庭園と旧竹田宮邸 グランドプリンスホテル新高輪」造形礼賛HP
★「休業OLの紅葉通信【高輪の日本庭園】3つのホテルに囲まれた池泉回遊式庭園」平日腰掛けOLのメモ帳ブログ
★「品川の高輪台地を巡る」東京街歩き高低差研究所ブログ
★「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画(シナガワグース跡地開発)」日本の超高層ビルブログ
★「【現況】品川駅高輪口の解体工事等と八ツ山橋付近の高架橋建設工事」高輪周辺再開発HP
★「あのグランドプリンス高輪も計画地に?東京・品川駅高輪口前の土地区画整理事業が国交省事業計画認可取得」健美家HP
★「エキュート品川」JR東日本クロスステーションHP
★「練りたて、茹でたて、炒めたて。」関谷スパゲティHP
★「関谷スパゲティEXPRESS(セキヤスパゲティ エクスプレス)/品川」タケマシュラン・ブログ
★「関谷スパゲティEXPRESS@品川(みそミート)」大井町とか食とかテイクアウトとかブログ
(関連する記事)
★「1691 【スイーツ109】『義士あん』と講釈師の大事な日・・高輪」
★「2000 【スイーツ145】義士祭と『しほみ饅頭』・・高輪」
★「2246 【麺類色々193】高輪に出来る新駅と『紅天ラーメン』」
★「2367 【団子饅頭74】赤穂義士最期の地で『豆大福』を・・高輪台」
★「2428 【今川焼き36】リニアを待つ品川駅と『京急電車焼き』」
★「2532 【調味料類32】初代イギリス公使館と『マーマイト』・・高輪」
★「2757 【麺類色々236】海の大学とリニアと『関西風肉そば』・・東品川」
★「2839 【やきそば313】皐月咲く八芳園と『BARの塩焼きそば』・・白金高輪」
★「3000 【麺類色々273】3000回は泉岳寺で『塩そば』を・・高輪」
★「3175 【お肉料理119】高輪に出来る新駅と『つばめのベーコン巻きハンブルグ』」
★「3284 【お肉料理126】彩り遅き秋の高輪で『ジャーマンハンブルグ』を」
★「3289 【お米料理330】山手線最後のなぞの街・大崎で「バラ丼」を」
★「3305 【お米料理334】出来レースの新駅名と『ジャークカレー』・・高輪」
★「3559 【呑みモン130】義士討ち入りの日と『サッポロマグナム』・・高輪」
★「3711 【お米料理394】残暑の泉岳寺・高輪散歩と『くら寿司の天丼』」
★「3725 【団子饅頭126】高輪に残る古東海道と『松島屋の豆大福』」
★「3727 【やきそば407】美智子さまの育った街で『後楽焼きそば』を・・五反田」
★「3870 【お米料理420】潮香の埋立地で口遊むドナドナと『焼豚とろろ丼』・・東品川」
★「3884 【スイーツ407】梅雨晴れの天王洲運河と『あんこサブウェイ』」
★「3964 【スイーツ414】紅葉の泉岳寺・義士御墓所と『切腹最中』・・高輪」
★「3984 【麺類色々436】今年は咲いたね、冬の夜桜と『豚山ラーメン』・・五反田」
★「4068 【やきそば441】東海道の一番宿ぶらりと『二郎系焼きラーメン』・・北品川」
★「4101 【麺類色々450】48人目の義士と『二郎本店の小豚』‥泉岳寺」
★「4149 【団子饅頭139】『討入りそば饅頭』と義士と紅葉の高輪散歩」
★「4201 【やきそば455】雑踏する目黒川の桜と『カレーミートロメスパ』・・中目黒」
★「4210 【麺類色々458】川船行きかう桜の目黒川と『鶏ざる黒』・・大崎」
★「4233 【お米料理475】青葉繁れる慶應義塾で『慶早戦に勝つハヤシ』を・・三田」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(てな訳で義士祭より早いですが、義士のお詣りを済ませました)
品川駅にしろ高輪なんとか駅にしろ、その周辺に在る飲食店が実に貧弱なのが困りものですが、再開発が進めば新しいビル内に洒落たお店が幾つも入るでしょうし、再開発地で働く人達を目当てにする店が周囲にきっと出来る筈だから、当分はソレを楽しみに我慢してくしか有りませんが、品川駅の改札の中は何年も前からSC化?が進められ、乗り換えの短い時間に急いで食べられる美味しいお店が揃えられてます。そんな品川駅内の飲食・土産物屋街エキュート品川へ参りましたら、今年の春にナニかの間違いで中目黒へお花見に行ってしまった際に参った、大人気のロメスパ屋「関谷スパゲッティ」の支店が在るじゃん!ロメスパとは極太の茹でおきパスタをフライパンで盛大に炒めて出す「焼きそば風スパゲッティ」で、都内にゃその専門店が結構在りますが・・関谷さんの特徴は「練りたて、茹でたて、炒めたて」をコンセプトに掲げる自家製の極太麺で、面白いのは当たり前のスパゲッティ麺以外に平打ちパスタのタリアテッレ(フェットチーネとも言う)もあるコト。だもんで中目黒じゃカレーミートを平打ち麺で頼みましたが、品川駅構内は「関谷スパゲッティEXPRESS」と名乗る位でスピード提供を目指してるらしく、茹で時間が余計にかかるタリアテッレはメニューに載ってませんでしたネ。で、頼みましたのはナポリタンでも醤油バジリコでもキーマカレーでも無く、何だか面白そうだった「みそミート」・・玉ねぎ・ニラにキャベツ・ゴマを濃い目の甘辛肉みそで強く炒めた中華風?で、スパゲッティの片鱗は麺がソウだと言うだけ・・イタリアは一体どこへ行っちまったンだ!ま、ロメスパに国籍を求める方が無粋ですし、回鍋肉風焼きそばwith微かなイタリア風と思えば大万歳。但し味が濃過ぎて普通盛(300g)ならぬ大盛(400g)で頼んだのを少し後悔した、そんな品川駅ン中での私メでした
]]>今年の残りが減って行くのに連れ、拙宅のある都内の晩秋の彩りはドンドン増してますが、今回は東京の真ん真ん中・皇居前広場へ・・東京駅からココに繋がる行幸通りのイチョウの黄葉は先日ご案成しましたが、別件あって丸の内へ参らんと地下鉄の階段を上がると大勢がゾロゾロと。そうか、皇居乾通りの一般公開ですナ
皇居と云えば徳川将軍家の居城・江戸城の跡で、そのうち旧本丸(東御苑)と旧北の丸(北の丸公園)は普段から公開されてますが、旧西の丸は今上両陛下のお住まいたる御所やら宮殿やらイロイロあって滅多に入れぬ貴き場所。なのに春と秋だけ期間限定で入れて貰えますンで、老いも若きもワクワクしつつ坂下門からイザ!
ソレが皇居乾通りの一般公開で、最初は先帝陛下の傘寿を記念して平成二十六年(2014)秋に坂下門と乾門を繋ぐ600mほどの乾通りを開け放ち、私メらでも楽しめる様にして下さった有難い思し召し。好評だったンで?桜の春と紅葉の秋に毎年九日間ずつ入れますが、私ぁ大嘗祭の一般公開を兼ねていた平成元年以来
勿論コロナ禍の間の通り抜けは中止され、昨秋から漸く再開されましたが・・乾通りの一般公開は大勢来過ぎてとにかく混む!と云う体験しか無く(大嘗祭の時は大変な押し合い圧し合い)、まだまだ怖いやと入る心算は無かったのに・・皇居前広場で警備の人に何気なく聞いたら「今日は空いてます」と言われましたンでネ
てな訳で初年度・大嘗祭に続いて三度目の乾通り・・御縁あって吹上御所にゃ何度か上がらせて戴いて居りますし、お濠の向こうの東御苑じゃ時折お散歩してる私メですが、この辺りにゃ滅多に参れませんし、前回までと違い息苦しい程の混雑じゃ無かったのも有って、普段は見られぬ道灌濠などを眺めつつノンビリ気儘に
尤も同じ乾通りの通り抜けでも春は大変に混むらしく、春は秋の倍近い数の見物がドッと繰り出しますンで、コロナ禍の間に人混み恐怖症がすっかり収まった私メなれど、桜を愛でにココへ参る勇気はまだ無いですナ。そんな意気地なしの為?秋咲き桜がチャンと咲いて居て、何だか嬉しい心地に・・陛下有難うございます
ですが秋の公開は皇居内の紅葉を楽しむ為だから、普段は向うの方から覗き込む東御苑をコッチから眺めつつ、真っ赤に燃える楓を目一杯愛でると致しましょ。案内の方曰く「ココはお濠端だから寒暖差が大きい様で、陛下の居られる宮殿辺りより早く色付きます」とのコト。ソチラにも参りたいですが、当然許されません
眺めのステキな乾通りもそう距離は長くなく、しかもただ一方通行でぞろぞろ通り抜けるだけナンで、嫌が応でも間もなく見えて来る終点・乾門。普段のこの道は両陛下を初めとする皇族の方々や、皇居内にお出入りする各種の車が専ら通るだけの静かなトコだから、俄かの人出に森の中に住んでる狸達は驚いてましょうナ
そうする内に乾門から外へ出てしまいましたが、前回・前々回は余りの混雑にココまで参る元気がなく、今回は閉ざされてた西詰橋門を通って東御苑へ逃げ出してましたンで、皇居の通用門たる乾門を潜るのは今回初めて・・そうかこう云う御門だったのネ。問題は丸の内にドウやって戻るか・・もう一度入れて貰って逆向きに進むのが一番近いですが、ソレは許されぬのが一般公開です
★次回は「東京都港区高輪」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT CHIYODA」千代田区観光協会HP
★「ECOZZERIA」大丸有 サステイナブルポータルHP
★「丸の内に集う人々のための情報サイト」Marunouchi.com HP
★「これまでも、そして100年先も続くまちづくりに。」大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会HP
★「東京駅にきたら周辺も観光しちゃおう!丸の内のスポットまとめ13選」skyticket HP
★「皇居施設案内」宮内庁HP
★「皇居乾通り一般公開について」宮内庁HP
★「これまでの皇居乾通り一般公開の参入者数」宮内庁HP
★「令和5年秋季皇居乾通り一般公開」千代田区観光協会HP
★「皇居『乾通り』きょうから秋の一般公開始まる」NHKニュースHP
★「[令和5年秋季]皇居乾通り一般公開−旧江戸城の紅葉」ひとりで東京歴史めぐりブログ
★「皇居乾通りに紅葉見に行ってきた」ぺろかめブログ
★「天皇陛下の知られざるご研究――なぜタヌキたちは、皇居の中で暮らすのか」文春オンラインHP
★「白餅黒餅」赤福HP
★「みんな大好き『赤福』から新作『白餅黒餅』が登場。3種類を食べ比べ」カラふるHP
★「赤福と似て非なる味、白と黒の赤福餅『白餅黒餅』を発見!」おとなの週末Web HP
(関連する記事)
★「1280 【呑みモン36】江戸城で梅見して「バイスサワー』‥皇居東御苑」
★「1281 【団子饅頭50】松之大廊下と『義士白玉粉』‥皇居東御苑」
★「1993 【やきそば214】皇居の紅葉見物と『後楽焼きそば』」
★「2084 【やきそば220】『ジャポネのチャイナ』と皇居でお散歩」
★「2140 【名物パン241】都心の雑木林と『黒い森のパン』・・東御苑」
★「2697 【呑みモン70】黄色いカエデと冬のサクラと『エッグノッグ』・・東御苑」
★「2798 【やきそば308】都心で咲く八重桜と『タンメン屋の焼きそば』・・東御苑」
★「2989 【スナック82】皇居の錦秋の雑木林と『鮒ずしのポテチ』・・東御苑」
★「3556 【お魚料理119】紅葉の令和の大嘗宮と『コーヤ付け』・・東御苑」
★「3836 【やきそば415】皇居前広場に咲く八重桜と『ソース焼きスパ』」
★「3907 【麺類色々426】残暑の江戸城本丸と『メキシカンタコススパ』・・東御苑」
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★「4033 【やきそば438】皇居前広場の八重桜2022と『ロメスパ塩ベジタブル』」
★「4085【呑みモン184】お盆休みの江戸城本丸と『台湾パイナップルビール』・・東御苑」
★「4130 【スナック117】黄金色の行幸通り2022と『フィリピンのテンプラ』・・皇居前」
★「4151 【お肉料理181】錦秋の東御苑・北の丸公園と『ルスティックブリー』」
★「4174 【名物パン441】東京で一番最初に咲く桜2023と『イギリストーストきな粉&黒みつ』・・番町」
★「4176 【呑みモン194】丸の内イルミネーション2022と『電氣ブランサワー』」
★「4203 【スイーツ440】靖国神社の桜2023と『駐車場の桜ソフト』・・九段上」
★「4204 【名物パン446】絶景!千鳥ヶ淵の桜2023と『大人だけの贅沢サンミー』」
★「4218 【やきそば457】シャガ咲く四月の東御苑と『塩麹ペペロンチーニ・ロメスパ』」
★「4244 【やきそば460】日比谷公園のユリと日本領土と『プルドポーク・ロメスパ』」
★「4260 【揚げモン94】梅雨明けの丸の内と『アフリカンチキンかつ』」
★「4299 【団子饅頭143】残暑の夜のテレビ塔と『赤福氷』・・栄」
★「4300 【お肉料理191】惜敗!ラクビーW杯2023と『シャブルーチーズ』・・丸の内」
★「4323 【麺類色々473】黄金色の行幸通り2023と『東京駅の二郎系』・・皇居前」
★「4325 【スイーツ464】黄金の靖国神社2023と『駐車場の濃厚ソフト』・・九段上」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(フラっと行って皇居に入れる、正に東京に住んでる利点ですナ)
同じ旧江戸城でも東御苑や北の丸と違い、普段は一般人の入れぬ皇居内に気軽に買い物の出来る土産物屋のあろう筈は無く、唯一あるのは「団体参観者や勤労奉仕者向けの記念品売り場」が在るだけですが、乾通りの一般公開はソレがコースに組み込まれて居らずで近寄れず、ナニも食わずにナニも買わずに乾門を出てしまいましたンで・・自分用のお土産として買って来たは良いモノの紹介出来ずに年を越しそうだった「白黒赤福」を!赤福と云えば皇室の始祖・天照大御神さまを祀る伊勢神宮の門前町の名物で、三重から近い京都や大阪じゃ駅や空港のお土産コーナーに箱入りの赤福が山積みされ、西日本の皆さんは大喜びで大量に買われて行くンで私メら東夷はビックリしますが、宝永四年(1707)創業の老舗・赤福さんが一昨年秋から売り出したのがコレ。正しくは「白餅黒餅」と呼ぶ様で、一般的な赤福は赤小豆の餡子で包まれてますが、白餅は白小豆の餡子・黒餅は赤小豆なれど黒砂糖を用いた餡子で包まれてるンで、見た目も味も赤いのとは大違い!しかも黒いのは明治半ばまで作られてた江戸時代の赤福の復活版と聞きますが、コロナ禍で赤福さんも休業に追い込まれる中「沈んだ気持ちになる世の中に、少しでも明るく前向きな成って貰える様に」と生まれた新商品だとか。白餅は天空の白・黒餅は大地の黒を現し、天地の恵みへの感謝を込めた二色の赤福。むしろ赤いのよりコッチの方が私ぁ好みで、次もコレを食べたいモノです
]]>脱コロナ禍の令和五年も大晦日が近付くに連れ、拙宅のある都内の木々の色付きはドンドン進んでますが、今回は少し遠出して埼玉県中西部のときがわ町へ・・ここ何年か時折訪ねてるトコですが、今年は師走に成った今更ながら初めて。外秩父山地の山麓の彩りは東京より早く、黄葉・紅葉が小さな里山の街のアチコチに
東京と元は同じ武蔵国なのに寒暖差は埼玉の方が大きく、中でもときがわ町は日毎の全国最高気温を時折マークする鳩山町の隣りだけに夏は猛烈な暑さ。なのに師走の冷え込みは厳しい様で、町名の元と成った都幾川(荒川の支流)の由来たる都幾山(462m)の中腹にある古刹・慈光寺さんも、門前はご覧通りに真っ赤っ赤
新興開発地以外の地名にゃどんなトコでも或る程度の謂れがあるモノで、訪ねた都幾川や都幾山の「都幾」は精進潔斎や斎戒沐浴の「斎(とき=身を清める・心を洗う)」と云う意味ナンだとか。成るほどココへ参ると気分がスッキリ致しますが、山の上まで参ればもっとスッキリするかもと、この辺りじゃ一番高い堂平山へ
比企三山の一つ・堂平山は高いと云っても標高876mで、慈光寺さんから尾根筋伝いに登って来るハイキングルートも有りますが、全国的にこの秋大きな問題と成った熊がココでも出没した様ですし、エラク遠回りですがクネクネ曲る林道を進めば車で山頂まで上がれる!その山頂からは(神奈川以外の)関東平野が一望!
いやいや雲さえ無ければ神奈川の丹沢山も見える様ですし、向きを変えれば信州(長野県)・甲州(山梨県)の山々まで堂平山の山頂からクッキリ見えますンで、関八州ならぬ関十州を眺望できる絶好の地だったりしますが、ココから眺めるのは地上ばかりじゃ無く遠き星の世界も・・何しろ国立天文台の観測所の在った山です
ソレが以前もご紹介した「ときがわ町星と緑の創造センター」こと旧国立天文台堂平観測所で、都市圏の膨張による観測環境の悪化(地平が明るくなった)で平成十二年(2000)に閉鎖されるまで、このドーム内に置かれた大型望遠鏡で夜毎に星空を追い、遥か彼方を探ってたロマン溢れる場所・・山頂も紅葉で真っ赤っ赤
同じ国立天文台の野辺山観測所を御案内した時も触れましたが、天文観測に一番向いてる季節は寒さで空気の澄む真冬・・コレからが本番で、星空好きはこの山頂に大きな天体望遠鏡とカメラを持ち込んで一晩中、電熱付き耐寒衣料を何枚も着込んで星空を眺めるのだとか。羨ましく思えますが、昼の風景だって大したモノ
だってこの大パノラマだもの・・秩父盆地を挟んだ右奥に見える三角形が浅間山で、左手に見えてるギザギザが八ヶ岳。その麓の野辺山高原まで旅した二ヶ月ほど前を懐かしく想い出しますが、あの時だって随分寒かったンだから今はきっと極寒の世界と化してる筈。とても参れませんナ、こうして眺めてるだけで結構です
勿論ココだって晩秋の山頂だけに風寒く、電熱付きじゃ無いとは云え暖かな格好しててもソウ長居は出来ませんでしたが、何れは装備十分にして満天の夜空を眺めたいモノ。ソレが何時に成るか判りませんが、確実なのは山頂を真っ赤に染める紅葉前線はコレからドンドン里に下り、同じ武蔵国の南部・東京の街中まで訪れて呉れるコト。さ、改めて都内の錦秋を愛でに帰ると致しましょ
★次回は「東京都千代田区皇居内」への参内記です★
(参考リンク)
★「ぶらっと、ときがわ」ときがわ町観光協会HP
★「ときがわ町に、人が集まり、仕事がうまれる」ときがわカンパニーHP
★「ときがわ町はこんなところ」ときがわ町役場HP
★「宿泊できる堂平天文台も!埼玉県『ときがわ町』は豊かな自然が残る里山の町」トラベルjp HP
★「ときがわ町に、うつりすむ暮らし」ときがわ、ときのわ。HP
★「日々の暮らしを選択して、東京からもっとも近い里山に住む。」TURNS HP
★「静かな趣をたたえた風光明媚 関東最古の山岳寺院」都幾山慈光寺HP
★「都幾山慈光寺・巌殿山正法寺」花と紅葉と ブログ
★「[埼玉登山] 堂平山(どうだいらさん) 875.8m 小川町/ときがわ町」埼玉を登ろうブログ
★「紅葉の堂平天文台キャンプ場!の巻」ばってんバランス日記ブログ
★「堂平天文台『星と緑の創造センター』」ときがわ町役場HP
★「宇宙の謎に挑む 国立天文台」NAOJ自然科学研究機構 国立天文台HP
★「【kokoro癒やし旅】星空と夜景と自然に癒やされる 堂平天文台・星と緑の創造センター」彩ニュースHP
★「星景写真ワークショップ@堂平天文台、晴れましたね!」GANREFブログ
★「埼玉県堂平山で撮影した天体写真」STARGAZE Web HP
★「埼玉は隠れたうどん王国」ちょこたび埼玉HP
★「手打ちうどん やすらぎの家」ときがわ町役場HP
★「手打ちうどん やすらぎの家@埼玉県比企郡ときがわ町」ゆる〜い日記ブログ
(関連する記事)
★「351 【国内で海外旅行01】坂戸で異国情緒さがし」
★「569 【調味料類05】東松山のお稲荷サンは野球の神様か?」
★「719 【麺類色々42】国宝と『武蔵野うどん』‥東村山」
★「1132 【やきそば94】千年続く流鏑馬と『モロショク焼きそば』‥毛呂山」
★「1133 【スイーツ65】東秩父村に古い伝統を見た」
★「1134 【お肉料理27】師走から新店舗に!『カッピン・トゥラード』‥坂戸」
★「1250 【やきそば112】『川島の太麺焼きそば』と白鳥の飛来地」
★「1251 【やきそば113】実に濃厚!『あぶら味噌焼きそば』‥吉見」
★「1676 【スイーツ107】国立天文台と『天文学量のチョコ』・・三鷹」
★「3341 【スナック94】埼玉の台湾で迎える旧正月と『台湾ラーメンポテチ』・・坂戸」
★「3742 【揚げモン87】関東を見晴らす天空の牧場と『みそポテト』・・東秩父」
★「3755 【野菜果物127】義仲公と紅葉と『いちじくコンポート作り』・・武蔵嵐山」
★「3838 【麺類色々416】丘陵の奥の村の山桜と『肉汁うどん』・・ときがわ町」
★「3967 【麺類色々435】紅葉と天文台と『セルフ武蔵野うどん』・・ときがわ町」
★「4030 【やきそば437】里山に咲き乱れる桜と『ばあちゃんの焼きそば』・・ときがわ町」
★「4031 【呑みモン176】遥かなる高句麗と『缶入りマッコリ』・・日高市」
★「4110 【お米料理456】宇宙を探る巨大パラボラと『ぽっぽ牛乳カレー』・・野辺山」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(近郊の田舎でのんびり暮らすならココ!と思ってしまう町です)
全国的には未だ余り知られてませんが、埼玉県は香川に次ぐ全国二位のうどんの消費県!ソレが所謂「武蔵野うどん」・・豚肉や野菜たっぷりのつけ汁に地粉で打ったゴツゴツした手打ちを付けて食べるモノで、東京の多摩地方から埼玉西部に掛けての一帯が本場だったりしますが、ときがわ町もうどん打ちが盛んで町内アチコチに専門店が在りますが、今回参ったのは慈光寺さんへ上がる山道の入口に立派な百姓家を構える「やすらぎの家」。明治三十一年(1898)年に建てられた百年越えの建物(一番上の画像)で、元は町内の別の集落に建っていたのを寄贈された町役場が移転・整備をし、地元のお母さん達の働く手打ちうどんの店としたモノだとか。以前から参ろうと思ってましたがいつも混んでて入れず、今回が初めて・・勿論メインは武蔵野うどんの代名詞「肉汁うどん」で、醤油が濃くてつけ汁は真っ黒なれども豚肉の脂身が蕩け出ててむしろ甘く感じる位で、ソレにゴツゴツしたうどんを付けては啜り、付けては啜りを繰り返したモンだから、大盛りを頼んだのに忽ち完食ご馳走さま。讃岐に代表されるツルツルしこしことした西日本的なうどんも宜しいですが、私メだとて武蔵国の生まれ育ちだからコッチの方が嬉しい様な。ときがわ町の女性はうどんが打てて一人前と聞きますが、実に美味しい伝統です
]]>朝夕の冷え込みは師走らしく厳しくなって来ましたが、日中はポカポカになる日が例年より多く感じる我がまち東京。ソレでも街角の色付きは結構進んでますンで、今回は私メの住む城北エリアを御案内。板橋宿の拙宅から旧中山道(国道17号線)を都心方向へ真っすぐ一里(4km)進むと、イチョウの大名所が在りますヨ
ソレぞ卒業生や関係者でも無いのに度々訪ねてる、日本の最高学府・東京大学本郷キャンパス!拙宅からテクテク此処まで歩き、構内をブラついてテクテク帰ると大体10kmなんで、お散歩するのに都合宜しきとご覧の正門を度々潜ってますが、同じイチョウ並木でもまだ青々してる中山道と違い、門の内側は真っ黄色!
国立としては日本一の規模を誇る東大だから、キャンパスや各種施設が都内アチコチに在りますが、中枢と成るのは日本一の大々名・前田家の上屋敷跡をまるまる使ったココ本郷。そもそも東大は桜を嫌いイチョウを偏愛する学校で、樹齢120年を超える古木群が揃って真っ黄色、いや黄金色になる晩秋が私ぁ毎年楽しみ
未だコロナ禍時の制限を緩めず、一般者の立ち入りを拒んだままの大学が都内にゃ結構残ってますが、大学病院を抱える東大本郷キャンパスも一昨年暮れ(イチョウの散った後)から再び入れる様に成り、閉鎖中は正門の柵越しにしか見られませんでしたンで、昨秋は「久しぶり!」と大喜びで黄金のトンネルを歩いた覚えが
今秋は既に皇居前・?國神社・神宮外苑と東京を代表するイチョウ並木を御案内してますが、ここ本郷も含めて古木の多いトコは銀杏がちゃんと結実しますンで、その分だけ臭いのが難点。東大だって清掃の方達が頑張って居られますが、如何せんイチョウが多過ぎて・・ネ。並木を抜けた先には東大のシンボル安田講堂が
そして毎度の様に安田講堂そばの育徳園へ・・前田家のお邸だった頃の名残りの庭園で、勉学に疲れた学生達を慰める為に残されてますが、普段は緑の濃淡しかない三四郎池(心字池)の周りでも紅葉が始まって、錦秋って感じに成って来ましたヨ。イチョウの派手な黄金色ばかり見てましたンで、赤系が優しく感じられます
とは云えイチョウをシンボルマークとする東大だから、本郷キャンパスの御神木「工学部一号館前の大イチョウ」を拝みに参りませんと。まだ加賀藩邸だった三百数十年前からココに聳えてる東大最古の木で、その幹の高さといい枝の広がりといい、並木のイチョウ達が纏めて掛かっても叶わぬ、堂々たる横綱っぷりですゼ
ソレにしても東大のイチョウ偏愛は大変で、駒場の教養学部や白金台の医科学研究所辺りでも並木を成してますが、本郷キャンパスのすぐ北隣り・農学部の弥生キャンパスにも並木が在りますンで、折角だから寄って行きましょ・・どうせ拙宅はコッチ側だからネ。本郷と雰囲気が違いますし、見物客は僅かナンで結構静か
ま、東京だって渋谷みたいに騒々しい街は余りなく、静かなトコが殆どですが・・先月末に全国的に話題に成ってしまった「渋谷のハロウィン厳戒令」。その為に渋谷名物ハチ公像が囲いで一時覆われたと聞きますが、実際の飼い主・上野英三郎博士は東大農学部の教授で、大学で急逝された為に帰らぬ教授を渋谷駅前で待ち続けたのがハチ公!その関係で弥生キャンパス内にも像が在りますが、当時の東大農学部は駒場に在ったとだけ申しておきます
★次回は「埼玉県比企郡ときがわ町」への訪問記です★
(参考リンク)
★「【本郷・東大エリア】情趣と学びと緑のまち日々出会いのくらし」のくらしHP
★「東京大学は2027年に150周年を迎えます」東京大学HP
★「東大の創設者・起源って?東京6大学の中でも知られていない東大の歴史を紹介」マイナビ学生の窓口HP
★「日本の最高学府『東京大学 本郷キャンパス』を散策しよう!」トラベルjp HP
★「お上りさん東京散歩『東京大学本郷地区キャンパス』」六弦音曲覗機関(ろくげんおんぎょくのぞきのからくり)ブログ
★「銀杏並木☆東京大学本郷キャンパス」世界ヒストリア紀行ブログ
★「東大本郷キャンパスのイチョウ並木・・今年はJoliクン不在」のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにちブログ
★「本郷キャンパス建築めぐり 明治期煩悶時代の正門」東大新聞オンラインHP
★「東京大学安田講堂(大正モダン建築探訪)」関根要太郎研究室@はこだてブログ
★「三四郎池(東京大学)」東京とりっぷHP
★「東京大学工学部本郷キャンパス1号館前広場の大銀杏」地球の覗き方ブログ
★「農学部キャンパス(弥生キャンパス)」東京大学大学院農学科学生命研究科・農学部HP
★「東京大学銀杏−3 工学部・農学部の銀杏」花咲かすおじさんブログ
★「ハチ公と東大(1) - 紡ぎ出された人と犬と大学の物語」東京大学HP
★「『本郷探検』1:東大弥生キャンパスの上野英三郎博士とハチ公像!」今日は何をレポートしようかな?ブログ
★「ラーメン用心棒 本号」VACANラーメン特集HP
★「東大前『用心棒 本号』アルフィーのブログ
★「ジャンクな、まぜそばを喰らってきた!『用心棒 本号』(東大前)」食べ歩きコンシェルジュ・ブログ
(関連する記事)
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(毎秋ソウですが、東大構内にゃ中国人観光客が多くて困りです)
普段は余り暴飲暴食せぬ癖に、コレだけは別だと挑んでしまうのが東京の地ラーメン?と言うべき「二郎系」。慶應義塾大・三田キャンパス前に本店を構えるラーメン二郎が編み出した「ゴワゴワ極太麺の量が異様に多い」「煮豚が沢山入ってて異様に脂っぽい」「茹でたもやしを山盛り」なのが二郎で、直系(暖簾分け)店やら元直系店やら二郎系(インスパイア店)やらがドンドン増え、つい先日も東京駅ン中にあるインスパイア店を御案内したばかりですが、もともと体育会系学生の空腹を満たす為に異常進化したのが二郎ですンで、都内の大きな大学のある街にゃ少なくとも一軒は必ず在り、東大・弥生キャンパス前でいつも行列に成ってるのが「用心棒本号」なる二郎系の店。以前一度ココをご案内してますが、この用心棒さんの名物は「まぜそば」なのを後で知り、機会あればとソレを考えてる内に六年経っちゃいましたヨ。で、今回も学生達に混ざって暫く並び、頼んだのは「まぜそば普通盛り」・・普通盛りと云っても茹でる前の麺が300gだソウで、茹でたら当り前の店の倍ぐらいの大盛りに成ると云うから大変ですが、そんなの二郎家や二郎系じゃ当り前のコトですし、満腹中枢の働きだす前に食べ終えてしまえば良い訳だからと惧れを抱かず、「まぜそばってドンなのかしらん」と楽しみに待てば出て来たのがコレ・・えぇと東京多摩エリアの名物「油そば」に似てますが、ソレよりは汁気が結構多いかナ。でも普通のラーメンの半分以下のスープ?が入れられてますンで、茹でもやしやら辛い揚げ玉やら鰹節やら脂身やら卵黄やらイロイロ一気に混ぜ、スープを絡めながら食べるンだろうと勝手に判断し、一気呵成に食べましょ食べましょ。ノロノロしてると満腹中枢が働き始め、食べ切る前にお腹が膨れちまう!てな訳で急いで食べましたンで味をとやかく申せませんが、インスパイヤ店だけあって研究してると見え、直系店より確実に美味い筈・・東大生も食べてる位ですしネ
]]>イロイロあった平成五年も早いモノで今日から師走ですが、我がまち東京はやっぱり暖冬傾向らしく、ポカポカな日が結構あって助かります・・と云っても都心の色付きは着々進んでますンで、皇居前・?國神社に続いてご案内するのは神宮外苑。いつもの様に千駄ヶ谷駅前から国立競技場の脇を通り、ブラブラ参りますヨ
千駄ヶ谷に在った某プールに度々泳ぎに行ってましたンで、子供の頃から親しい神宮外苑にゃ旧国立競技場の在った頃からほぼ毎月の様にお散歩しに来てますが、ご案内するのは梅雨入り前に続いて今年二度目!あの時は暑くて堪らなかったのに、半年経ったら暖かさがホント嬉しい・・そんな外苑の中心なのが聖徳絵画館
そもそも明治大帝さまの事績を現す絵画群を収める聖徳絵画館を中心に、ほぼ一世紀前の大正十五年(1926)に造られたのが神宮外苑で、国立競技場を初めとする多くの建築物は勿論、ご覧の「御観兵榎の森」等の緑地全ては絵画館の付属品と言えるかも。黄葉・紅葉で色付き始めたのに、森ン中は人影少なくて実に静か
尤も静かだったのは御観兵の森ン中だけで、その近くに延びる並木道じゃ大勢の見物客が闊歩して、普段はソコだって静かなのに常ならぬ騒々しさ。そりゃ勿論「東京随一の美景」とされる神宮外苑イチョウ並木の黄葉を愛でようと繰り出して来た人達で、訪ねたこの日はちょうど小春日和だったのも有って歩道は大賑わい
余りにキレイだからとイチョウ並木をご紹介するのは十年連続!都心で一番早い皇居前・行幸通りにゃ毎年何日か遅れますが、今年も神宮外苑はご覧通りに真っ黄色!イヤ黄金色に!画面奥の青山通り(国道246号線)から絵画館の方に向け、イチョウの巨木が各側二列ずつ・合わせて百四十六本も整然と植えられてますヨ
十年前のココは黄葉の絶頂でも見物客は少なく、お昼過ぎに参っても黄金の絨毯をやんわり踏み占めながら歩けたのに、拙ブログ旅日記でご案内した十年分を読み返すと・・オリンピック開催に向けて今の国立競技場が竣工した四年前から、急に混雑し始めた様な。もちろん厳密な調査じゃ無いですが、私メなりの定点観測
要するにコロナ禍の前年から雑踏し始めた訳で、都内に新型コロナ緊急事態宣言が頻発されてた間は再び静かに成りましたが、忌わしき疫病がほぼ終結して面倒な制限が全く撤廃された今年の賑わいは大変で、歩道に収まり切れない見物が車道にまで食み出してた位。今年は平日に参ったのに、去年の週末より混んでた感が
ま、こうして賑わうコト自体がコロナ禍を脱した証明で、私ぁ雑踏が怖くて今年もマスクを付けてましたが、イチョウが黄葉の絶頂をまた来年迎える頃は、風邪でも引いてない限りマスクをしなく成ってるのかも。そしてスワローズも来年は強豪に戻ってるかしらと思いつつ、神宮球場の横を通って雑踏から脱出するコトに
但し来年の外苑は結構変わってる畏れが・・五輪モニュメントの先に在った神宮第二球場は解体がドンドン進み、何れその跡地に秩父宮ラクビー場が移転し、ラグビー場の跡に神宮球場が移されて周辺にオフィスビルを幾つも建てる再開発が。その為にイチョウ並木西側じゃ結構な本数の木が伐られる計画で、反対運動も結構展開されてますが・・一体ドウ成りますのやら。些か不安です
★次回は「東京都文京区本郷」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT MINATO CITY」港区観光協会HP
★「港区観光」東京都港区役所HP
★「周辺情報も満載の明治神宮外苑の楽しみ方完全ガイド!観光やデートにおすすめの情報も満載!」Holiday HP
★「東京メトロ銀座線外苑前駅周辺の商店街」青山外苑前商店街振興組合HP
★「『青山練兵場』から『神宮外苑』へ」三井住友トラスト不動産HP
★「神宮外苑『国会議事堂』によく似た建物の正体」東洋経済オンラインHP
★「東京 御観兵榎−明治天皇が見た光景とは」HBD in Liaodong Peninsulaブログ
★「明治神宮外苑のいちょう並木の紅葉 2023年の見頃と現在の状況は?混雑状況・アクセス方法は?」歩いてみたブログ
★「明治神宮外苑いちょう並木2023 美しい黄葉、整えられた樹形、歴史ある並木道の景観 11月下旬撮影」KURADASHIブログ
★「空から見た神宮外苑の夕暮れ 再開発に向け、第二球場は解体中」朝日新聞デジタルHP
★「神宮外苑を、未来につないでいく。」神宮外苑地区まちづくり準備室HP
★「神宮外苑再開発まとめ。神宮球場と秩父宮ラグビー場を建て替えへ」タビリスHP
★「明治神宮外苑再開発 樹木伐採は延期に どう考える? QA形式で解説」NHK首都圏ナビHP
★「神宮外苑の樹木伐採に東京都が『待った』保全の具体策を求められた三井不動産は『真摯に受け止める』」東京新聞TOKYO web HP
★「神宮外苑の再開発、計画見直しは小幅か 事業者、年末以降に再提出」msn毎日新聞HP
★「神宮外苑『再開発』は行き過ぎた資本主義の暴走か」東洋経済オンラインHP
★「激ウマB級グルメ旅 ご当地カツ丼編」交通新聞社トレたびHP
★「全国津々浦々!ソースカツ丼の発祥を徹底リサーチ」オリーブオイルをひとまわしブログ
★「鳥一(とりいち)外苑前店」原宿・表参道・青山データベースはらおHP
★「外苑前でソースカツ丼500円」マイペースでスキューバダイビングやってます!ゆる〜い日々の生活もUP始めました。ビール、ハッピーアワー、ワンコインランチ、大好き。ブログ
(関連する記事)
★「785 【お米料理54】足利御三家と「上州ソースかつ丼」・・渋川」
★「1995 【今川焼き19】銀杏並木と『ピーナッツ青山焼き』・・神宮外苑」
★「2150 【お米料理174】蒼く美しき木曽駒と『巨大ソースかつ丼』・・駒ヶ根」
★「2358 【呑みモン61】黄金色の神宮外苑と『リプトンの新製品』」
★「2368 【今川焼き33】国立競技場と『老舗和菓子屋の鯛焼き』・・北青山」
★「2403 【名物パン282】懐かしき旧国立競技場と『クランベリーサワーブレッド』・・北青山」
★「2502 【呑みモン67】不安募る初夏の神宮外苑と『濃厚スムージー』」
★「2574 【スイーツ205】四年後を待つ外苑で『五色のサマーリング』を」
★「2625 【名物パン306】初秋の神宮外苑と『フワフワな半生パン』・・北青山」
★「2674 【スイーツ220】黄金色のイチョウ並木と『六人衆どら焼き』・・外苑前」
★「2679 【やきそば291】黄金色の裏参道と『ショートケーキ焼きそば』・・千駄ヶ谷」
★「2740 【やきそば297】冬のイチョウ並木と新作『チョコ焼きそば』・・神宮外苑」
★「2816 【団子饅頭105】新緑の神宮外苑で『求肥みたいな豆大福』を」
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★「2978 【麺類色々269】黄金色の神宮外苑で『2品入りそば』を」
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★「3079 【スナック84】裸木のイチョウ並木と『水ようかんポテチ』・・神宮外苑」
★「3207 【麺類色々307】ミドる夏のイチョウ並木と『冷やし生海苔天そば』・・神宮外苑」
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★「3887 【名物パン405】開会を待つTOKYO2020と『上州みそパン』・・北青山」
★「3930 【野菜果物138】五輪終わりし国立競技場と『ルバーブジャム2021』・・神宮外苑」
★「3952 【呑みモン167】黄金の神宮外苑イチョウ並木2021と『レモン牛乳カクテル』」
★「4041 【名物パン431】雨夜の国立競技場と『ポルテvsピープ』・・神宮外苑」
★「4086 【お米料理452】下野の小京都で八木節と巨石と『足利ソースかつ丼』を」
★「4134 【スナック118】黄金の神宮外苑イチョウ並木2022と『スウェーデンのカール』」
★「4224 【やきそば458】鯉のぼり揺れる六本木で『焼肉牛カルビロメスパ』を」
★「4239 【団子饅頭140】再開発の始まった神宮外苑と『倉敷労饅』」
★「4250 【お米料理478】梅雨晴れの明治神宮と『よくばりカレー』」
★「4261 【麺類色々464】梅雨明けの新宿御苑と『冷しうま味鶏そば』」
★「4281 【お米料理482】江戸第三の盛り場と『大盛りソースかつ丼』・・東日本橋」
★「4304 【スイーツ460】虎と狐と和菓子はじめて物語と『とらやの羊羹』・・赤坂見附」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(球場とラグビー場の建替えは良いけれど、ビル建設は違う感が)
果たしてコロナ禍の反動なのか?超円安が続いてるからか?ナンでも値上げ値上げでイヤに成りますが、イチョウ並木に一番近いメトロ外苑前駅前を歩いてましたら「ソースかつ丼500円」の看板を出す、「鳥一」なるランチ営業の焼き鳥居酒屋さんが。以前はワンコインランチのお店が随分流行りましたが、人手不足等でドンドン姿を消し・・私ぁそんなのスッカリ忘れてた位。なのに今でも頑張ってるのが嬉しくて、思わず入ってしまった私メ。流石に混み合うランチ時でカウンター席・小上がり席共に満員でしたが上手い具合にすんなり座れ、ワンコインに誘われて入ったのにソレを頼むのは気が引けて、暫し躊躇した後に頼みましたのは「特盛ソースかつ丼」650円!ナンでも昭和元年創業の鶏肉卸業者の直営店らしく、自慢は焼き鳥・各種の鶏料理・・だもんでランチのソースかつ丼もチキンカツ!酉年生まれだから?私ぁ無闇矢鱈とチキンカツが大好きで、豚カツのかつ丼は勿論好きだけれど鶏カツならばもっと好きなモノだから、どんなのが出て来るかしらとワクワクして待てば、甘辛ソースに浸したと思しきヒレカツサイズ?のが6〜7枚ほど、千切りキャベツを載せた丼に盛られて出て来て・・このお値段の割には美味しいじゃ無いの!外苑前と云えば立派に青山だから他所よりナンでも高いのに、老舗鶏問屋さんの意地でしょうか頑張れ頑張れ!次は焼き鳥や各種の鶏料理を肴に、暖かいお酒でも一杯呑みに参りたいモノですネ
]]>1号線や4号線・6号線等の主要国道が都内に沢山通る中、国道じゃ無いのに国道並みの存在なのが「靖国通り」こと都道302号線。都心を新宿駅前から浅草橋まで横断する道で、都の木・イチョウ並木が多く続きますが・・気の早い木・遅い木イロイロで黄葉が上手く整いませんナ。昨日の九段坂はこんな感じでしたヨ
都全体としてはハナミズキに次ぐ二位ですが、こと国道や主要都道沿いに植えられた本数はイチョウが最多(約六万本)で、多い分だけイチョウ自身のやる気?が違うンで色付きは一斉に進まず、靖国通り沿いが真っ黄色に成るにゃもう少し時間が掛かりそうですが、九段坂の上に聳える大鳥居の先はご覧の通り輝く黄金色!
ソレはもちろん靖国通りの命名由来となった?國神社サマ・・中山道板橋宿の拙宅から8km強と少し離れてますが、ロングなお散歩でテクテク歩いて来るにゃ頃合い良しだからと、ほぼ毎月の様に参ってるお社・・因みに拙ブログ旅日記でご案内するのは桜の咲く前・桜が満開の時・夏のみたままつりに続いて今年四回目
すぐ隣なのに青々としてる靖国通りと違い、大鳥居(第一鳥居)から青銅鳥居(第二鳥居)までイチョウ並木が色付いた?國神社サマ外苑は、先日ご紹介の皇居前の行幸通りにゃ負けますが、都内全域としては色付きが随分早くから変わるトコで、こう成って呉れるのを毎秋楽しみにしてる私メ。ご案内するのは何年目かしらん
その存在を毛嫌いする人は少なからず居りますが、私メにゃ?國神社サマはお散歩で度々来てるトコですし、祀られている二百五十万柱の英霊は国を護る為に殉じられた方ばかりだから、尊い犠牲の上で安楽な日々を過ごさせて戴いてる者として、詣でるのは当然かと。内苑の色付きも進んでましたが、見物より参拝が先!
昨年からのロシアによるウクライナ侵攻は未だ終わらず、イスラエルによるパレスチナ攻撃まで始まった戦乱の平成五年。近場では経済崩壊の囁かれる中国がいつ暴発するか判らず、またソレに日本が巻き込まれるコトに成るか判りませんが、毎回同様「日本をお護り下さい」と英霊に念じた後は、紅葉を愛でに神池庭園へ
コロナ禍で激減した?國神社サマの参拝客は元に復した様で、大鳥居から拝殿に掛けての外苑・内苑は結構賑わってましたが、拝殿奥の神池はその存在を余り知られてないンで・・いつも通りに静かですナ。黄金色に輝く外苑に対し、内苑にゃイチョウが殆ど無いンで目立つのは紅葉。赤く燃える都心の美秋をほぼ独り占め
更に空いてるのが神池庭園のもっと奥、御本殿をグルっと取り囲む?國の森・・狭いながらも遺族会や旧軍関係の方々が慰霊・追悼で色んな種類の木を植えたコチラは鬱蒼としてて、その色付きは全く出鱈目だから木漏れ日越しは逆にカラフルに感じられ、都心に居るのを忘れてしまいそう。やっぱり平和なのが一番ですヨ
恐らく来月は?國神社サマに詣でる時間は無いでしょうし、年が明けても暫くは初詣で混んでるだろうから私ぁ近寄らぬ筈で、次参る頃はイチョウがすっかり寂しい姿に成ってるだろうナと思いつつ、内苑から直接表に出て再び靖国通りをテクテクと。但し来た通りに九段坂の下へは戻らず、そのまま市ヶ谷駅まで出ましたが・・外濠沿いも赤くなり始めてます。今年も残り三十日少しか
★次回は「東京都港区北青山」への訪問記です★
(参考リンク)
★「海が見える江戸の一大名所だった『九段坂』の歴史と周辺観光スポット」ルアンマガジンHP
★「のぼりくだりの街(1)九段坂(千代田区)響き合う 月と玉ねぎ」東京新聞TOKYO Web HP
★「靖国通り(東京都千代田区、中央区、新宿区)」道路WEB HP
★「新緑の季節、東京都に一番多い街路樹を知っていますか?」ウェザーニュースHP
★「?國神社について」?國神社HP
★「映像・フォトギャラリー」?國神社HP
★「『靖国神社』観光を100%楽しむ10の方法」インターネット情報ブログ
★「東京・九段 靖国神社を観光スポットとして探究してみよう!!」トラベルjp HP
★「閣僚らの靖国参拝 中国・韓国が何も言わなくなるために必要な日本のメディアのスタンス」ニッポン放送 NEWS ONLINE HP
★「靖国神社のイチョウ並木が黄葉 見頃迎える」Yahoo!ニュースHP
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(イスラエルの怒りも判りますが、チト遣りすぎじゃ無いかナと)
?國神社サマを度々詣でてるのは「お散歩しに行くのに都合が良い」のも有りますが、ソレ以上に?國神社サマ名物「えびやの超濃厚ソフトクリームを舐めたい」が本音だったりしますヨ。拙ブログ旅日記で?國を御案内する時に度々ご紹介してるえびやさんは、外苑第二鳥居そばの駐車場内にある古〜い土産物屋さんで、店内に並べてる土産にゃ正直食指が延びませんが・・なのに度々寄るのはお帳場でニューっと注いでくれるソフトクリームが濃厚極まりなく、今年に入って五割も値上がりして一本三百円に成ってしまったけれど、都心とは思えぬ浮世離れしたソレの美味さったらもぅ抜群!なにが素晴らしいって専門店でもコスト面で容易に使えぬ高級ソフトクリームミックス「守山乳業のフェリーナ」を使ってるのに、儲け度外視としか思えぬ?國神社サマならではの超お得感!例年ならイチョウ見物の時は寒すぎて流石に舐めようと云う気に成らぬのに、昨日は偶々スゴイ小春日和で暑くって堪らず、コレが今年最後かもと超濃厚なのにサッパリしたバニラを一本、あぁ美味しい〜!次にコレを舐めるのは桜が咲いた頃に成るかも知れませんが、暖かければ冬でも舐めたい位の私メです
]]>拙宅の在る東京はもはや晩秋で、昼でも手袋の欲しい日がある位に冷え込んで来ましたが、20℃超えの小春日和も有ったりしますン、長期予報で発表されてた暖冬傾向は確かかも。なのにもっと寒い東北へ!と云っても参ったのは福島・白河市だから関東みたいなモンですが、みちのくの玄関口に吹く風は結構冷たいです
同じ東北と云っても北の青森県と南の福島県じゃ気候がエラク違い、北の方じゃ既に雪が降ったトコも在ると聞きますが、大震災前から時折訪ねてる白河は関東の続きで、むしろ途中で通った栃木・那須高原の方が寒かった位。コロナ禍等でここ数年なかなか参れませんでしたが、今年は残暑だった頃に続いて二度目ですナ
都内はイチョウが漸く色付き始めましたが、二ヶ月ぶりに訪ねた白河は流石に東北で赤くなり始めた楓が結構多く見受けられ、小峰城(二枚上の画像)や市街地とは丘陵を挟んだ南側にある南湖神社サマへまず参りましたら、ご覧通りに参道は真っ赤・・白河藩主で幕府の老中を勤めた「白河楽翁」松平定信公を祀るお社です
コレまでにも南湖神社サマを何度もご案内してますが、概ねソレは境内が淡いピンクの枝垂桜に覆われる春先が多く、こうして赤く燃えてる頃に詣でたのは初めてかも。再来年(2025)の大河ドラマ「べらぼう」で楽翁さまは主要な登場人物に成る筈で、今からじゃ早過ぎますが「肖らせて下さい」とお願いしておかねば
べらぼうは浮世絵の喜多川歌麿や葛飾北斎らを世に出した、江戸中期のメディア王・蔦屋重三郎を描くモノに成るらしく、彼らが活躍できた自由な文化を庇護した老中・田沼意次公の政敵で、田沼失脚後に寛政の改革を始めて重三郎らを弾圧したのが定信公。恐らく仇役として描かれてしまう筈で、気の毒と思いつつ南湖へ
どんな専制者でもその行い全てが悪と云う輩は少なく、地元に関しては善政を敷いて名君として仰がれる人は意外と多く、楽翁さまも本領たる白河じゃ大名君!田沼失脚の要因となった天明の大飢饉を「白河領内じゃ餓死者ゼロ」で乗り切ったのに加え、南湖は身分を気にせず寛げる様に楽翁さまが造ったトコだったりする
要するに楽翁さまは理念家で、白河で成功した経験を全国に施そうとした結果、なかなかソレが上手く行かずで過激に走らざろう得なくなり、遂には反対派により自らも失脚・目指した改革は頓挫に終わった訳ですが、少なくとも「日本最古の公園」とされる南湖を残して呉れたコトに感謝しませんと。湖畔は真っ赤っ赤!
もちろん純粋な公園として出来た訳は無く、飽くまでも南湖は享保元年(1801)に殖産振興の為に領民を動員して造られた農業用ため池で、序でに湖畔に松や楓・桜を植えて公開したと云うだけですが、自分や家来さえ良ければ!な殿様が全国に溢れてた時代に、楽翁さまは民と共に楽しもうとされたンだから開明的かと
果たしてどんな風に描かれるのか楽しみですが、何と言って再来年のお話で鬼が笑う所の話じゃない!しかも私ぁ田沼意次公の信奉者で、正直その政敵たる楽翁さまは仇ナンですが、講談みたいに善悪ハッキリ分かれるなんて実際にゃ滅多に有り得ぬコトで、見方次第で採り方は幾らでも変わりますナ。帰りに寄った白河関も関東以西と東北六県じゃ捉え方が違う訳で、来年は何度ココを越せますのやら。ま、早くとも雪が溶けてからに成るでしょうネ
★次回は「神奈川県横浜市中区みなとみらい」への訪問記です★
(参考リンク)
★「白河市みどころおすすめ情報」白河市役所HP
★「しらかわエリアナビ」ふくしま県南観光推進協議会HP
★「白河・須賀川市周辺の情報サイト」ぐるっとまざーるHP
★「おかえり、白河」白河市役所HP
★「関東からもすぐそこ!見どころ豊富な白河市の定番&穴場観光スポットまとめ」福島TRIP・HP
★「白河小峰城 東北三大名城、総石垣の城郭と白い木造天守」城Trip HP
★「御祭神として松平定信(白河楽翁)公をおまつりしております。」南湖神社HP
★「2025年のNHK大河ドラマは”江戸のメディア王”蔦屋重三郎を描く、横浜流星主演の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』」美術展ナビHP
★「松平定信による寛政の改革は、けっきょく失敗だったのか?」WEB歴史街道HP
★「南湖神社(福島県白河市)紅葉始め・・平業狛犬と跳ぶ女」もっともっと巡りたガール・ブログ
★「国指定史跡・名勝『南湖(なんこ)公園』を歩こう」白河市役所HP
★「南湖公園 日本最古の公園」ぐるっとまざーるHP
★「南湖公園@福島県白河市」963−7387ブログ
★「南湖公園の紅葉」シグマのカメラに魅せられてブログ
★「ここからみちのく『白河関跡』(国指定史跡)」白河市役所HP
★「白河の関 (福島県白河市)」松尾芭蕉 奥の細道の足跡を訪ねてHP
★「なかや食堂」白河観光ガイドHP
★「なかや食堂@白河市」白めしブログ
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★「030 安珍さんのキーワードは「南湖」!!」
★「032 二所ノ関部屋はとても由緒有る名跡」
★「187 【団子饅頭07】みちのく白河はまだ春だった」
★「210 【麺類色々10】我が人生酒びたり、朝から呑みたし」
★「326 男達は夜、阿武隈川を渡る」
★「1093 【名物パン85】白河名物『フレンチトースト』と提灯祭り」
★「1094 【野菜果物39】今年もいちじくを煮てみた!2012‥白河」
★「1549 【名物パン155】『あんバター』と完全復旧を目指す白河城」
★「1566 【焼きそば166】晩秋の白河で『白河ラーメンの焼きそば』」
★「1567 【名物パン160】みちのくの玄関で『イギリストースト』・・白河」
★「1902 【名物パン209】提灯祭りと『クリームボックス』・・白河」
★「2389 【名物パン278】暖冬のみちのくの玄関で『ネオトースト』を・・白河」
★「2480 【名物パン291】しだれ桜の城下町と『新作ホイップメロン』・・白河」
★「2481 【スイーツ193】紅しだれ桜の咲く湖と『おきな餅』・・白河」
★「2596 【名物パン305】空蒼き南湖の畔で『コーヒーフレンチ』を・・白河」
★「2597 【野菜果物92】今年もいちじくを煮てみた!2016・・白河」
★「2729 【麺類色々231】氷点下の城下町で『白河ワンタンメン』を」
★「2926 【野菜果物100】今年もいちじくを煮てみた!2017・・白河」
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★「3505 【お米料理362】阿武隈川の蒼き空と『きつねのお米』・・白河」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(騒ぐほど暑くも寒くもない白河は、東北じゃ住み易い街な筈)
白河と云えば「白河ラーメン」・・ビロビロした食感の麺が特徴のご当地ラーメンで、元祖と称される「とら食堂」をはじめ白河市内だけで百軒以上のラーメン店がしのぎを削り、観光客で行列と化してるトコも少なく無いですが、コロナ禍前に一度参っただけでスッカリ気に入ったのが、南湖公園から東へ十分ほど車を走らせた辺りに在る、「なかや食堂」と云う地元客が相手の老夫婦とお嫁さん?がやってる美味しいお店。ラーメンや各種定食の他に焼きそばもメニューに載ってますンで、前回同様にソレを大盛りで頼んでみましたが、表の看板に自家製手打大きく掲げてても焼きそばだけに別の麺を打ってる筈は無く、ラーメンと同じビロビロした食感の麺を茹でてから山ほど(大盛りだと三玉分だとか)少し炒めてから平皿に盛り、ソースで味付けした旨味たっぷりの汁をだくだくと入れて出して呉れますンで、寒風で冷えた身体と空いたお腹がもぅ大喜び!のんびりした雰囲気の店内の居心地が良く、偶々TVで放映されてた福島県内の市町村対抗駅伝を見ながら長居しちまいましたが、街中から遠くなければ白河へ参る度に寄ってしまいたい位。白河ってホント良い街、また来ませんと
]]>恐らく今年最後に成るだろう京都・大阪の旅噺に続き、私メが生まれ育って今も住んでる東京・・その真ん真ん中たる大手町・丸の内辺りのお噂を。少し前までこの界隈で一番高かった東京海上ビルの解体はドンドン進み、あと少しで茶色いビル肌が見えなく成りそう。跡地には日本一高い「木製のビル」が建てられますヨ
今日開業した麻布台ヒルズ(330m)ほどの摩天楼はこの界隈に無いですが、ソレを大きく凌ぐ385mのトーチタワーが四年後に立つ予定・・画像奥に聳える新丸の内ビルの倍近い高さの超々高層ビルが出来たら風景が変わりますが、取り敢えず今は毎年恒例にしてる行幸通りのイチョウ並木の黄葉を御案内しませんとネ
皇居(旧江戸城)前から赤レンガ駅舎の東京駅丸の内口まで延びる行幸通りは、天皇陛下のお通りの為に造られた特別な道ですが、拙宅そばを走る都営地下鉄三田線の大手町駅がその真下に在りますンで、東京駅から新幹線に乗る時やこの界隈へ参る時に度々通る私メ。駅前広場は小春日和を楽しむ人で結構な賑わいでしたナ
尤も今回は新幹線に御用は無く、別用事で参った序でに超都心の晩秋を楽しもうと云うだけ・・日本一のビジネス街を貫く仲通り沿いじゃ今年も恒例のイルミネーションが始まってますが、日中は歩行者天国になる車道で芸術の秋だから?実にポップな絵を描いてる方が居られましたゼ。良くは判らぬけれど、何だかステキ
そんな丸の内仲通りのイルミネーションは、漸く色付いたケヤキの葉が散った後の方が鮮やかに見えますンで、新年バレンタインデーまでに御案内できればと・・無論今時期だって丸ビルのクリスマスツリーと合わせて見たらキレイでしょうが、コロナ禍が明けたのも有って無駄に混んじゃいそう。私ぁ御辞退申し上げます
改めて行幸通りへ・・三田線の大手町駅が地下に在る日比谷通り(国道1号線)を挟んだ東京駅側と違い、皇居側のイチョウ並木の色付きは都心で毎秋一番早い!中央の広々とした歩道を挟み、両側に二列ずつ(その間に車道も)の古木が百何十本も連なる様は、東京の十一月を代表する風景・・今年もこの時期に成りましたか
同じ東京でも丘陵や山の多い多摩地区や、隣接する近県まで出掛ければもっと早く黄葉に成るトコが在るでしょうが、こと都心で毎年一番早く黄金色に染まるのが行幸通り。何しろ皇居のお濠端で昼夜の寒暖差が大きいからだと私ぁ睨んでますが、週末でもお昼前なら大して混んじゃ居らずでノンビリ過ごせ、ハハ呑気だネ
尤も行幸通りのイチョウは実を結ぶ古木ばかりだから、並木のアチコチからうっすら銀杏の香り?がするのは仕方なく、ノンビリしてるとその臭さが鼻に付きますンで・・トイレ休憩がてらお隣の和田倉噴水公園へ。ココだとてお濠端だから寒暖差は大きい様で、楓が真っ赤に染まってました・・紅葉狩りにも行きたいねぇ
ま、慌てずとも半月も経てば都内でも黄葉・紅葉の盛りを迎えますんで、ソレを待ってりゃ好かろう・・但し「初モノ」好みは私メら東京っ子江戸っ子の悪癖で、最初に色付く行幸通りだけは何度か偵察を重ねた位ですが、こうして無事に今年も黄葉・紅葉巡りを開始できましたネ。年内中にドレだけ見て廻れるのかしらん
★次回は「福島県白河市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「VISIT CHIYODA」千代田区観光協会HP
★「ECOZZERIA」大丸有 サステイナブルポータルHP
★「丸の内に集う人々のための情報サイト」Marunouchi.com HP
★「これまでも、そして100年先も続くまちづくりに。」大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会HP
★「東京駅にきたら周辺も観光しちゃおう!丸の内のスポットまとめ13選」skyticket HP
★「"東京海上ビル"建替後はこうなる!」TECTURE MAG HP
★「建て替え工事中の、『東京海上日動ビル本館・新館』の様子」再開発調査兵団ブログ
★「丸の内イルミネーション2023」三菱地所HP
★「Marunouchi Bright Christmas2023」三菱地所HP
★「行幸通り」千代田遺産HP
★「丸の内行幸通りのイチョウ並木」歴史の浪漫街道HP
★「行幸通りのイチョウ並木の紅葉 2023年の見頃と現在の色づき状況は?」歩いてみたブログ
★「東京丸の内 行幸通りのイチョウ並木」Digital Life Innovaterブログ
★「公共外苑 和田倉噴水公園」国民公園協会HP
★「皇居外苑・和田倉噴水公園の紅葉」一目千国〜季節の風景と女一人旅ブログ
★「グランスタ東京 雷 東京本丸店」JR東日本クロスステーションHP
★「【二郎系ラーメン/東京駅】とみ田直営の上質な味わい『雷 東京本丸店』(ルールやコール方法記載あり)」ラーメンエンジニアの麺ブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(今年は猛暑の夏だった為?イチョウが早く多く散ってましたネ)
全国ドコにでもその地域で独自の進化を遂げた「地ラーメン」が有りますが、首都・東京のソレと云えば「二郎」でしょうネ。慶應義塾大・三田キャンパスの門前に本店を構えるラーメン二郎が編み出した「ゴワゴワな極太麺の量が異様に多い」「煮豚が沢山入れられてて異様に脂っぽい」「茹でたもやしが山盛り」なのが二郎で、直系(暖簾分け)店や元直系店が結構多く在るのに加え、二郎系(その蛮行を真似をしたインスパイア店)が近年随分増えたンで、都内じゃ各線各駅前に大抵一軒はソレが在る様な気もしますが、日本の中央ステーション・東京駅の中にまで二郎系が在るから全く恐れ入りますヨ。それがエキナカの飲食・土産街グランスタの「ラーメン雷 東京本丸店」さんで、千葉・松戸市の有名店がJRに口説かれて東京駅ン中に進出するに当たり、得意のつけ麺じゃ無く「東京だから二郎系が良かろう」と殴り込んで来たトコの様。グランスタにゃ三年ほど前に出来ましたが、場所が好い(東京駅だゼ!)のも有っていつも結構な行列で、インスパイア店にわざわざ行列するのも面倒とずっと横目に見てたのに、今回は時間が良かったのか行列が無く、ならば試してみましょと看板メニューの「雷ラーメン」を並盛り(麺250g・バラ肉)で頼んでみましたヨ。美味しさより量だ脂だ山盛りだ!の二郎本店に慣れてる所為か?インスパイア店に良くある悪癖「ちゃんとしたラーメンの味がする」のを良くない!と思ってしまうのは実に変ですが美味しいです・・御遠方から新幹線で東京駅に着いて、二郎系に初めて挑もうと云う方に向いてそうな、大盛りのラーメンです
]]>古くからの都市には独自の美称が概ね在り、訪ねた大阪のソレは「水の都」。前回ご案内した旧淀川を始めとする河川が浪速の街を取り囲み、大阪八百八橋と呼ばれた頃から水と切り離せなかったからソウ呼ぶ様ですが、天守閣が水鏡に写る大阪城北外堀はその広さと言い深さと言いまるで湖!今回は水都大阪を楽しみます
私メの住む東京にも江戸城跡(皇居)が中心に在りますが、旧本丸に天守台は在っても天守閣は聳えてないンで、例え学術的には?な鉄筋コンクリの復元天守でも堂々建ってる大阪が羨ましく、コチラで時間に余裕が有ると大阪城公園へ参っちまいますナ。尤も外国人観光客だらけで騒々しく、気分的にノンビリ出来ませんが
勿論東京でも天守閣を復元しようと云う声は前からあり、最近は菅前首相がその音頭取りをされてますが・・インバウンド目当てなのが全く残念。東京っ子として建ったら嬉しいですが、大阪城公園みたいに彼らの嬌声渦巻くトコに成ったら身も蓋もない!こりゃ長居できぬと大阪城港より、水上バスに乗って脱出しましょ
大阪城公園の北縁を流れる第二寝屋川(楠根川)沿いに大阪水上バス「アクアライナー」の乗り場が在り、日中は前回ご案内した中之島方面へ四十五分おきに運航されてますが、天守閣周辺に溢れてた外国人観光客はコレにゃ御用が無いらしく、幸か不幸かガラガラのままで出航・・京阪電車の鉄橋を潜れば旧淀川に出ますヨ
隅田川からお台場辺りを往来する東京の水上バスと同じく、大阪のも喫水の浅い薄っぺらい船ナンで船窓の外は旧淀川の水面で、中之島界隈の水辺を散歩するのと違う角度から風景を楽しめますが、続いて潜るのは天神祭りを昨夏初めて見に行った時、大雑踏で渡った天満橋・・奉拝船からはこんな風に見えてたのかしらん
中之島の南岸・土佐堀川を進む船は大阪のメインストリート御堂筋の淀屋橋(画面奥)へ近付きますが、残念ながらその手前の大阪市役所前でUターン・・運航前は土佐堀川を更に進んで中之島西端をグルっと廻り、北岸の堂島川を通ってお城に戻るコースを計画してた様ですが、桁下が低い橋が多くて潜れなかったンだとか
要するに水が近過ぎる街だから生じた間違いで、曲がりなりにも交通機関として使われてる東京の水上バスと違い、大阪のは結果的に中途半端な観光用にしか成らなかった・・低い橋を潜らせるには眺望の効かぬ半潜水式にするしか無いらしく、ソレじゃ国重文の大阪市中央公民館等が見えず、観光目的にも使えませんしネ
と云っても水都大阪を感じるには水上バスは絶好の乗り物で、私メだとて前回乗ってから七年近くも経ってますが、如何に平日空いてても運行し続けて欲しい限り。前夜渡った難波橋を戻り道で改めて潜りますが(Uターンして船窓の風景が変わりました)、水面からじゃ川岸にある島内のローズガーデンは全く判りませんナ
そして船内は静かなまま、土佐堀川と堂島川を分ける中之島の東端「剣先(画像左)」横を通って大阪城港へ戻りますが、前回乗った時は旧淀川をOAP(大阪アメニティ―パーク)前まで少し遡った覚えが有ったのにコロナ禍以来、OAP港は閉められたままで運行コースが変わってる様。そう毎回乗るモンじゃ無いけれど、何れまた改めて水上バスに乗って水都大阪を楽しみたいモノです
★次回は「東京都千代田区皇居前」への訪問記です★
(参考リンク)
★「OSAKA−INFO」大阪観光局HP
★「ようこそ大阪へ」大阪観光コンシェルジュHP
★「中央区にぎわい発見サイト 大阪中心」大阪市中央区役所HP
★「大阪の水辺をもっと楽しもう」水都大阪コンソーシアムHP
★「『水の都』『水都』と呼ばれる大阪 その理由とは?→世界でも類見ぬ"激レア"地形に由来していた」ラジオ関西ラジトピHP
★「特別史跡 大阪城公園」大阪城パークマネジメント共同事業体HP
★「大阪城天守閣と大阪城公園内を網羅したサイト」大坂城観光サイトHP
★「大阪城南外堀・北外堀・西外堀・東外堀ー大阪城の外堀を埋める」Hiro Photo HP
★「天下人の栄華と動乱の歴史を刻む名城」大阪城天守閣HP
★「<城、その『美しさ』の背景>第15回『大坂城天守(大阪城天守閣)』“最も長く建っている”再建天守 その価値と論点」美術展ナビHP
★「知らなかったこんな大阪。水の都・大阪を巡るアーバンクルーズへようこそ!」大阪水上バスHP
★「大阪水上バス『アクアライナー』大阪城・中之島めぐり」ニッポン旅マガジンHP
★「水の都・大阪の景色を『アクアライナー』で川面から眺める【動画】」nipppon.com HP
★「『中之島』をはさむ二つの川『堂島川』と『土佐堀川』」三井住友トラスト不動産HP
★「低い橋の下 通過に工夫 淀川の舟運復活(2)」日本経済新聞HP
★「『大阪人はカレーを全部混ぜてから食べる』は本当なのか 食べ方めぐって議論」キャリコネニュースHP
★「大阪梅田 ダイヤモンドカリー」大和企業HP
★「【梅田】ようやく食べられた【ダイヤモンドカリー】」おいしい写真研究会ブログ
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★「2271 【名物パン260】『大阪のシベリア』と水辺の遊歩道・・中之島」
★「2292 【名物パン262】『大小ミニスナックゴールド』と旧淀川・・天満橋」
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★「3110 【名物パン348】大阪・大川沿いの夜桜と『あんまき食パン』・・天満橋」
★「3150 【お米料理313】復活する阪神名物と『激安Wミンチカツカレー』・・梅田」
★「3243 【麺類色々315】台風直撃の大阪と『謎のエースコック&ふじっ子』・・中之島」
★「3550 【名物パン373】紅葉探した大阪城公園と『板チョコサンミー』」
★「3551 【揚げモン80】米相場の情報革命と『超激安チキン南蛮定食』・・中之島」
★「4112 【粉なモン48】大都会のローズガーデンと『阪神名物いか焼き』・・中之島」
★「4135 【スナック119】金鯱の大阪城と黄金の御座船と『紅ショウガ天POTATOチップス』」
★「4199 【お米料理468】梅まつりの天神橋筋商店街で『じゃがバター親子丼』を」
★「4200 【やきそば454】風寒き中之島散策と『タルタルカキフライ焼きスパ』」
★「4265 【粉なモン50】天神祭2023と『ゆれるミルフィーユパンケーキ』・・天満」
★「4267 【やきそば461】熱狂する夏夜のうめきたと『鉄板トンテキ焼きスパ』・・梅田」
★「4321 【やきそば468】夜バラ咲く中之島散策と『北浜のカレー焼きそば』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(東京の水上バスも長らく御無沙汰ですナ、偶には乗りませんと)
川風で身体が冷えたからカレーでも食べましょと、水上バスを降りてから向かったのは大阪駅(梅田駅)南側の大阪駅前第三ビルの地下・・昭和三十九年(1964)創業の地下街カレーの流れを汲む「ダイヤモンドカリー」さんの本店?がココに在りますン、久しぶりに大阪らしいカレーを食べようと思った訳ですヨ。カレーに東京も大阪も有るか!とお怒りの方も居られましょうが、大阪のカレーは初めからご飯とルーが混ぜてある店が結構多い・・初めから混ぜてあるナンて私メら東夷にゃ想像を絶しますが、粉なモン文化の影響か大阪じゃソウして食べる人が昔から多く、勢いお店でもソレを名物としてるトコが少なくない訳で、私メだって初めは恐れ戦きましたが・・何れは混ぜて食べるンだからネ。いざ慣れたら「大阪って面白い」と逆に嬉しくなる位で、ダイヤモンドカリーさんのソレは有名な難波自由軒さんのと一風違い、混ぜてあるカレーご飯の横にルーが更に掛けられて、混ぜてないカレーみたいな食べ方もできますし、生卵を崩して刻みネギと一緒に更にグチャグチャ混ぜられる、実に融通無碍で全く自由自在なサーカスみたいなカレー!勿論フツーのカレーもダイヤモンドカリーさんのメニューにゃ載ってますンでソレだって美味しい筈ですが、やっぱ混ぜてある方が大阪らしい・・大阪って面白いです
]]>
全く早いモノで今年も残り四十日ほど・・今年はここ数十年間で一番の酷暑の夏が延々続き、身体がキツかったコトばかりを想い出しますが、漸く秋に成ってヤレヤレと安心してたら早くも冬が来始めた様で、大阪の真ん真ん中を流れる旧淀川沿いの風の冷たさったら!風邪を引いちゃいそうですが、今回はココを歩きます
ま、夏の暑さと違って晩秋の寒さは着込めば我慢できますンで、拙宅のある東京から持って来た旅支度の中から暖かそうなモンを目一杯重ね、結構膨らんだ姿でお宿近くの中之島へお散歩に出た訳ですが、大阪二大繁華街の一つ・キタの梅田からソウ遠く無いのに、毎度ながら夜の島の周辺の静かなコト・・少し怖くなる位
何しろ大阪へ参ると好んで散歩する中之島の御堂筋より東側に住居登録してる人は絶無ですし(西側は二千数百人住んでるとか)、その南側を流れる土佐堀川を渡った先は西日本最大の金融街・北浜・・街のシンボルと云えば証券界の西の横綱だった大阪取引所(旧大証)ですが、東証に吸収されて十年ほど経つから静かなモノ
もちろん大阪取引所は滅んだ訳じゃ無く、市場デリバティブ取引(ソレって何?)を扱う国内唯一の総合取引所として今も盛業中の様ですし、住友グループの本社が多く北浜に集まってますンで昼間は賑やかなトコですが・・夜はソチラへ向かうのは後にして、先ずは堺筋の難波橋で土佐堀川(旧淀川の南流)を渡って中之島へ
着重ねしても寒いナと震えつつ旧淀川の中州まで参ったのは、中之島公園のローズガーデンを見物するが為。拙宅近くの東京・旧古河庭園のバラ園を先日御案内しましたが、折角キレイなのにライトアップして呉れないソコと違い、如何に人影少なくとも流石に大阪の真ん真ん中!ココなら夜だって明るいンで楽しめますヨ
もっと近くに住んでたら違ったでしょうが、如何せん東京者の私メだから中之島公園のバラの盛りに上手く巡り合うのは難しく、夜もキレイだろうナと思いつつナカナカ参れませんでしたが、特段ライトアップされてる訳でも無いのに公園内の街路灯や、周囲のビル等から漏れる灯りに照らされ・・予想通りにコリャ素敵!
と言っても実際は結構薄暗く、画像は明るさを目一杯補正したンで鮮やかに見えますが、バラは気温が高まると香りを放ち始めるモノらしく、如何に春バラと違って芳香が濃厚な秋バラでも夜はほぼ無臭なのが実に残念。しかも周囲はほぼ無人で実に寂しく、拙宅から五百数十kmも離れたトコで私ぁ何やってンでしょうネ
秋バラの香りを楽しむなら午前中!なのを知らず、ライトアップをする有名なバラ園が殆ど無いのもコリャ当然と、漸く判った私メ・・人はこんな失敗を重ねて成長するンだと自己肯定は出来ても、寒い川風で風邪でも引いたら弁護の仕様も無く、高層ビルの建ち並ぶ中之島の西側まで行くのを断念。川沿いから離れましょ
てな訳で再び難波橋を渡って南岸の北浜へ出て、そのまま堺筋沿いに暫くブラブラ散歩の続きを。今の大阪のメインストリート御堂筋が南向き全面一方通行なのに対し、昔のソレだった堺筋は五車線全てが北向きの一方通行路。デパートが軒を連ねてた大正時代にゃ及ばずとも、中之島と違って人通りはソレなりに有りますし、お店も結構開いててコレなら寂しくない・・と云ってもドコか当てが有る訳じゃ無く、身体が温まるまで歩いただけですがネ
★次回は「大阪府大阪市中央区大阪城公園」への訪問記です★
(参考リンク)
★「OSAKA−INFO」大阪観光局HP
★「ようこそ大阪へ」大阪観光コンシェルジュHP
★「大阪の水辺をもっと楽しもう」水都大阪コンソーシアムHP
★「中之島の地域情報サイト」中之島スタイル.com HP
★「ここは押さえておきたい!中之島のおすすめ観光スポット30選」一休.com HP
★「『中之島』をはさむ二つの川『堂島川』と『土佐堀川』」三井住友トラスト不動産HP
★「大阪取引所(旧・大阪証券取引所)とは?」ホームメイト上場企業ラボHP
★「難波橋(ライオン橋) 北浜・中之島」相鉄グランドフレッサ 大阪なんばHP
★「中之島をぐるっと1周する散歩コースを写真付きで紹介」大阪城・中之島・天満橋ぶらり情報局HP
★「中之島公園のバラの見ごろやバラまつりとバラ園情報」バラ園案内 バラの見ごろと開花状況HP
★「ピンクや黄など色とりどりの3700株 中之島公園の秋バラ見頃」産経ニュースWEST HP
★「懐かしい大阪 中之島バラ園を夜散歩」ペゴボッチのブログ
★「美しさにも変化がある!春バラと秋バラの違いとは?」Chiik! HP
★「バラの香りの歴史と、より香りを楽しむための3つの条件」バラと小さなガーデンづくりHP
★「北浜の福仙樓(フクセンロウ)!入りづらいお店の美味しいカレー焼きそば」グルメライターのメモ帳の中身ブログ
★「焼きそばというよりラーメンに近いかも。『福仙楼』のカレー焼きそば」船場ランチWEBブログ
★「福仙楼 『焼めし・大盛+カレーヤキソバ・大盛』」アッキーのデカ盛りライフ・ブログ
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★「4112 【粉なモン48】大都会のローズガーデンと『阪神名物いか焼き』・・中之島」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(都内も幾つか在りますが、大都市中心部のバラ園はステキです)
先月末で拙ブログ旅日記が十五年目に突入してたのに今更気が付いた私メですが、記事数にして四千三百本以上と長いコト続けてますンで以前ご案内してたのを全く忘れ、食べ始めてからココに前に来たコトが有る筈・・と漸く思い出すトコが時折在ったりする体たらくと半ば化してますが、北浜界隈をこの日の夕方ご用を終えた帰りに歩いてて、バッタリお店の真ん前を通ったのが「福仙樓(ふくせんろう)」と云う中華料理店。この店の名物で西日本に多いつゆだくのカレー汁に浸った焼きそばを食べに、私ぁちょうど十年前に来てるンですが・・その印象が強烈過ぎたが故に逆にキレイに忘れてまして、真ん前を通った途端に突然思い出した「お店への入りづらさ」。北浜界隈じゃ今でも雰囲気に負けずに入れる勇気さえ有れば、美味いモンに有り付けると囁かれてる様ですが、一応表に北京料理の看板は出てても店内の様子は外からは全く伺えず、頑張って入ってもガラーンとした店内にメニューは全く貼られて居ら、またメニュー表もテーブルには無く、なのにお店の方がいきなり「何にしましょうか」と来るンで面喰うコトこの上無し。基本的に北浜界隈の古くからの贔屓や馴染みのグループ客が得意の様で、互いに慣れれば「こんなのが食べたい」と美味しいモノをリーズナブルにドンドン頼める様に成るみたいですが、ホント思いがけず店の前を通りましたンで、偶々お腹が空いてたのも有って「お店への入りづらさ」を無理に捻じ伏せてドアを開け、唯一知ってる福仙樓さんのメニュー「カレー焼きそば」を十年前と同じ様に頼んでみましたヨ。関東や東日本だと同じ名前でもこってりとしたカレールーが掛かったのが出て来るのに、なぜか関西じゃつゆだくカレー汁・・しかも福仙樓さんのは大きなお皿に山盛りで出るンだと、やっと実物を前にしてクッキリ思い出しましたが、余り辛くないカレーは昔の味で、雫の跳ね飛びに気を付けながら無事に完食ご馳走様。二度や三度参った位じゃとても慣れない雰囲気なのは確かですが、ソレに馴染んだ北浜の金融マンや勤め人達が大勢居たからこそ、こんな不思議な遣り方を長く続けられたに違いなく、北浜らしいのかも知れません
]]>晩秋の風は寒いですが、京阪電車の終点・出町柳駅前に架かる賀茂大橋から眺めると洛北はキレイな青空!この下で賀茂川(左)と高野川(右)が合流し、鴨川と名を変えて洛中・そして大阪湾へ流れて行きますが、二つの川に挟まれた三角地帯が水辺の行楽地として有名な鴨川デルタ。上洛する度に好んで寄っちまうトコです
賀茂大橋から直接降りられませんので、すぐ北側に架かる賀茂川の出町橋や高野川の河合橋をグルっと廻るか、飛び石伝いに川を渡らにゃデルタへ行けませんが、増水してない限り人気なのは亀や千鳥型のもある飛び石をおっかな吃驚渡って行く方。私メも無論その口で、空いてたンで川に手を入れますと・・おぉ冷てぇ!
真冬以外のデルタは実に好いトコで、川風に吹かれながら何時までもノンビリしたく成りますが、折角の秋晴れだから賀茂川沿いにテクテク歩こうかと。と云っても五kmほど先の上賀茂神社サマまで参る気は無く、ほんの百mほど先の葵橋に行ってみただけですが・・春は桜並木が延々続く場所。その頃来られるかしらん
桜咲く時期の京都にゃ暫く参って居らず、調べれば世界がコロナ禍に巻き込まれてなかった四年前が最後・・来年は是非にと葵橋近くの河合神社さまにお願いを。初代天皇の神武帝の御母君・玉依姫命さまが御祭神で、姫命さまは玉の様に美しかったコトから美麗の神として京女の信仰を多く集めるお社。桜の件も頼みます
因みに日本三大随筆の一つ・方丈記で有名な鴨長明センセは河合神社さまの権禰宜のご次男だった方で、河合神社の親宮・下鴨神社サマの跡目争いに敗れてこの世を儚んで出家し、「ゆく河の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず」と鎌倉時代初めの無常観を記された訳ですが・・両神社間に広がるのは世界遺産・糺の森
共に山城国(京都府南部)一ノ宮の賀茂別雷神社(=上賀茂神社)さまと賀茂御祖神社(=下鴨神社)さまは元々一つのお社で、何故か?奈良時代に上下二社に分かれた様ですが、両お社に共通するモノって結構多く・・上賀茂さまに詣でる度に寛いでしまう「ならの小川」が下鴨さまにも。但しコチラの流れは随分少ないですが
ま、上賀茂さまのソレは賀茂川から引いてるンで水量タップリですが、下鴨さまのは境内で湧いた泉だけが水源・・代わりにコチラだけなのがデルタ裏から表参道沿いに続く原生林「糺(ただす)の森」。平安遷都当時は現在の四十倍以上も森があったと云うけれど、現在の東京ドーム三個分(約12万平米)だって広大ですヨ
そんな糺の森を抜けると国宝や国重文だらけの境内ですが、表参道をノンビリ歩いて舞殿前に出ると修学旅行の小学生?のグループが。コロナ禍中は学校すら閉鎖された位だから、修学旅行なんて以ての外だったのに・・明るく燥いでる姿を見ると隔世の感。嬉しく感じますが、ココは御神域だからもう少し静かに願います
コチラでも来春また来られる様にとお願いし、舞殿隣りの御手洗(みたらし)社へ・・境内で湧いた泉の水がこの下の池に集まり、ココから流れ出るのがならの小川。災いを清水で洗い流すコトから病気や怪我・様々な災難除けの神様として信仰を集めるお社ナンで、少し早いですが今年一年間の厄介を洗い、来年の健康を祈ると致しましょ。今年する上洛は多分コレで最後ですが、来年は何度ぐらい京都まで参れましょうか。機会を増やしたいモノです
★次回は「大阪府大阪市北区中之島」への訪問記です★
(参考リンク)
★「とっておきの京都プロジェクト」京都市観光協会HP
★「京都観光オフィシャルガイド」京都観光Navi HP
★「ノスタルジックな魅力がいっぱい!『出町柳エリア』日帰りモデルコース」京都観光NaviぷらすHP
★「京都を代表する癒しスポット!まったりしておくれやす『鴨川デルタ』」kyotopi HP
★「京都随一、水辺の行楽地『鴨川デルタ』の記憶」日本経済新聞HP★「京都の謎?『鴨川』と『賀茂川』の違いとは・・徹底解説!」京つづりHP
★「【京都橋めぐり】京都の歴史とともに移り変わる風景!かつては市電駅もあった☆賀茂川『葵橋』」kyotopi HP
★「美麗祈願 河合神社」賀茂御祖神社HP
★「5分でわかる方丈記!無常観の裏にあった時代背景や内容を解説!」ホンシェルジュHP
★「京都ツウのススメ 糺(ただす)の森」京阪電気鉄道おけいはん.ねっとHP
★「京都の癒しスポット!「糺の森」は下鴨神社参道に広がる太古の森」トラベルjp HP
★「京都散歩👣【下鴨神社】出町柳から糺の森を抜けて」右ほほハレグマのブログ
★「楢の小川(京都市左京区)」すさまじきもの〜歌枕★探訪〜HP
★「世界遺産 下鴨神社」賀茂御祖神社HP
★「加茂御祖神社(下鴨神社)」ざ・京都HP
★「下鴨神社は京都で最も古い神社のひとつ。世界遺産で、縁結びや美麗の神様を祀るお社も」阪急沿線おでかけ情報TOKK HP
★「井上社(御手洗社)」賀茂御祖神社HP
★「下鴨神社『御手洗社神水』 京の名水」京都より愛をこめてブログ
★「京都の和菓子店『美玉屋』さんの『黒みつだんご』でほっこりしませんか?」京都癒し旅ブログ
★「黒みつだんごを一度は食べておきたい 美玉屋」京都美食倶楽部HP
★「下鴨にある和菓子店【美玉屋(みたまや)】名物『黒みつだんご』を買ってきた」京都目線ブログ
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★「4288 【保存食品98】風鈴響く上賀茂・ならの小川と『花みょうが漬け』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(上賀茂さまの原生林はもっと広いけど、私らは入れませんしネ)
下鴨神社サマの周辺はお餅と団子の街!何しろ御手洗池に起源を持つ「元祖みたらし団子」が在りますし、豆餅で知られた出町ふたばさんも賀茂大橋の西詰に在りますンで、私ぁソレらを食べてる内にお腹が次第に膨れちまうのが悩みですが、団子だったらもう一つ名物が在る!ソレが境内裏手・北大路沿いの美玉屋さんの「黒みつだんご」。団子は団子でも元祖みたらし団子とは全く違い、初めはきな粉の塊りにしか見えませんが・・少し穿ると下から出て来る可愛いお団子達。面白いのは当たり前の団子と食感が全く異なり、三つ串刺しのぷるんトロンとした小さな団子にタップリ黒蜜が絡めてあり、上から親の仇の様にきな粉が山ほど掛けられてますヨ。但し出来立てだとドウか判りませんが、持って帰る内に葛粉入りの黒蜜ときな粉が馴染んで団子を上手く覆う様に成り、パックを開けた時に思わず感じた「きな粉が盛大に飛び散りそう」とは成らずで一安心。問題は賞味期限がその日の内なコトですが、三本四本は女性でも軽いでしょうからお試し下さいナ
]]>今月初めに記録した百年ぶりの夏日が夢だった様に、拙宅の在る東京を始め列島はドコでもこの時期らしい冷え込みに戻り、コレで街中の木々の色付きが進みそうだと楽しみな私メ。尤も私ぁ暑いのより寒い方が苦手ナンで震え上ってますが、テクテク歩けば身体は自ずと暖まらぁナと東へ西へ・・京都の秋はドウかしらん
前回は鎌倉のお寺を訪ねましたが、今回は京都のお寺・・市内だけで本末合わせて千七百ヶ寺も在ると云うから有名なトコしか参れませんが、東山区に多い観光寺院は外国人観光客だらけで静かに詣でられン!処がコチラは由緒ある大寺なのに空いてる・・ソレはお隣り左京区岡崎にある浄土宗の大本山・金戒光明寺さん!
同じ岡崎の平安神宮さまは外国人に好まれて?賑わってますが、そのすぐ北東(歩いて七〜八分)の丘の上に在る金戒光明寺さんは浄土宗の総本山・知恩院さんと並ぶ格式を持つ大寺なのに、彼らの趣味に合わぬのか?殆ど居らず、変な表現ですが「ココは日本だ!」と安心して詣でられる場所。丘名から通称「くろ谷」さん
くろ谷さんは承安五年(1175)に法然上人が開いた浄土宗最初のお寺で、浄土宗を篤く信奉した徳川将軍家によって城砦同様に改められ、幕末にゃ京都守護職・会津松平家が本陣を置いて薩長土肥と戦った、私メら幕府贔屓にとっちゃ大事な場所。そしてくろ谷さんと云えば「アフロ阿弥陀」こと五劫思惟阿弥陀如来さま
阿弥陀さまは諸々の衆生を救わんと思惟を五劫もこらして修行なさったソウで、百年に一度舞い降りた天女が百数十kmの大岩を羽衣でそっと撫で、削れた岩が無くなるまでの長い時が一劫。五劫だから二百億年ほど座禅されてた間に髪が伸び、巨大アフロ螺髪に成ったンだとか・・アヒルちゃんも手水舎に沢山居ましたが
くろ谷さんの奥は京都大学吉田キャンパス脇から続く丘陵・神楽岡(吉田山)で、この辺りへ参ると毎度続けて詣でるのが永観二年(984)に建立された「真如堂」こと天台宗の古刹・眞正極楽寺さん。女人禁制だった比叡山の代わりに世上全ての女性を救済する寺として、身分を問わず多くの婦女から帰依を集めたお寺さん
要するに女人高野ならぬ女人比叡だったお寺ですが、コチラも外国人観光客の関心を余り惹かぬ様で彼らは余り来ず、お陰で騒音無縁にノンビリ過ごせますが・・秋深まると賑わい始めますナ。何しろ真如堂さんは京都を代表する紅葉の名所の一つで、山中深くまで入らずにソレをたっぷり楽しめる場所。はてドウかしらん
私メが生まれ育って今も住んでる東京の今夏は異例の酷暑続きでしたが、京都は盆地だからもっと激しい酷暑が続き・・比叡山や鞍馬山まで行くなら兎も角、市中は今秋ドコでも木々の色付きが遅れてる様。そりゃソウだろうと諦めるしか無いですが、悔しいンで以前参った時に撮った境内の紅葉を・・コレが見たかったナ
もう少し近くに住んでれば絶頂の時に改めて参る神楽岡ですが、東京からじゃオイソレ来られる距離じゃ無く・・来秋に期待するしか無さそうですが、享保二年(1717)に再築された国重文のご本堂前じゃ、折角来たンだから見て行けとばかり気の早い楓が一本だけ赤く成ってましたヨ。京都はサービスが実に宜しいです
★次回は「京都府京都市左京区下鴨」への訪問記です★
(参考リンク)
★「とっておきの京都プロジェクト」京都市観光協会HP
★「京都観光オフィシャルガイド」京都観光Navi HP
★「おこしやす左京」同編集委員会HP
★「京都・岡崎エリアの総合情報サイト」京都 岡崎コンシェルジュHP
★「浄土宗大本山 くろ谷」紫雲山金戒光明寺HP
★「<浄土宗最初の寺院>金戒光明寺におまいりしました(京都市左京区)」おまいりさんの寺社巡りと御朱印ブログ
★「くろ谷・金戒光明寺 浄土宗と新選組はじまりの地。五劫思惟阿弥陀仏も人気」ふらふら京都散歩ブログ
★「阿弥陀様の『ご縁』に導かれ、秋の金戒光明寺へ」朝日新聞デジタルマガジン& HP
★「五劫思惟阿弥陀仏」紫雲山金戒光明寺HP
★「桃花シリーズに何度もでてきた『劫』とは?」Cinem@rt HP
★「由緒ある寺の水盤に、突如寄贈された大量の『アヒル』いったい何事?担当者に聞いた」JタウンネットHP
★「真如堂」鈴聲山真正極楽寺HP
★「真如堂を楽しむ」鈴聲山真正極楽寺HP
★「真如堂は女人済度のお寺です。」土曜日は古寺を歩こう。ブログ
★「【京さんぽ】『正真正銘のゴクラク』モミジの真如堂を訪ねる」そうだ京都、行こう JR東海HP
★「色づきから散りもみじまで、小さな極楽の秋景色『真如堂』」朝日新聞デジタルマガジン& HP
★「神社仏閣の御用達を務めた、先祖代々のひたむきな仕事の轍」京都・京菓子の老舗 甘春堂本店HP
★「あんジャム」京都・京菓子の老舗 甘春堂本店HP
★「京都発!新感覚『あんジャム』を京菓子の老舗【甘春堂】が発売!!7種のバリエを提案!!」PR TIMES HP
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★「2760 【保存食品68】季節外れのインクラインと『どぼ漬け』・・南禅寺」
★「2923 【スイーツ238】平安神宮の秋空と『栗水無月』・・京都・岡崎」
★「2940 【スイーツ244】ノーベル賞を待つ京大・吉田キャンバスで『ばんざいパフェ』を」
★「3083 【スイーツ259】修験の総本山・聖護院で『フルーツ八ツ橋』を・・左京区」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(年明けにまた行けそうですが、流石に紅葉も散ってましょうネ)
我がまち東京を含む東日本じゃ殆ど作ってないけれど、京都を含む西日本じゃ広く好まれてるモノの一つに「白味噌」が有りますネ。強く蒸した大豆を長時間熟成させると私メら東夷の好む赤味噌が出来ますが、茹でた大豆を短期間だけ熟成させると白味噌に成る・・京都じゃ西京味噌(西京とは東京に対する京都のコト)とソレを呼んでますが、京料理に広く使われてるだけじゃ無く、甘みを活かしてお菓子にも結構使われてますナ。京阪電車の七条駅と清水五条駅の間・鴨川沿いに本店を構える慶応元年(1865)創業の老舗和菓子店・甘春堂さんが、京料理の西京味噌と京菓子の餡子を使った白味噌味の「あんジャム」を売り出して居られますヨ。和菓子の職人さん達が丹波大納言小豆を丹精に煮込んで練り上げた最上の餡子をもっと広く使って欲しいと考案したモノの様で、粒あん・こし餡・白あん・黒糖あん・柚子あん・抹茶あんと六つ拵えたシリーズの七つ目が「あんジャム白味噌」。比較的とっつき易い前六者と違い、白味噌味の餡子のジャムは今イチ想像しにくく・・当然の様にソレを買って帰り、甘春堂さんのお勧め通りにパンに塗って食べてみましたが・・コレって「みたらし団子のたれの味」だナ。餡子の甘さと白味噌の甘塩っぱさが鬩ぎ合った楽しい味・・赤味噌でコレを造ったらドウ成るんだろう?恐らく凄い味に成りましょうが、白味噌だとスイーツに成ります
]]>奈良・京都・大阪と三つの古都のある関西に対し、私メの住む東京を含む関東は歴史じゃドウしたって敵いませんが、唯一及ばずとも太刀打ちできそうなのが武家政権の始まった鎌倉・・我がご先祖は源頼朝公に旗揚げから従った御家人でしたから、由比ヶ浜からの海をきっと見た筈。そんな鎌倉へ二年ぶりに参りましたヨ
と云っても週末の鎌倉中心街はドコも激混みで、コリャ堪らぬと早々に脱出して向かったのはJR横須賀線で一つ隣りの北鎌倉。一昨年参った時は新型コロナ緊急事態が頻発されてたンで中心街は空いてましたが、忌わしき疫病の憂いが去ったから混んでても仕方ないか。幸いコッチは混雑が少なく、コレなら良しと一安心
実はこの日の朝、TVのニュースで「建長寺で宝物風入が行われてる」と伝えてるのを見ましたンで、偶々近くへ参るからソレに行ってみようと俄かに企んだ訳ですが、鎌倉五山の筆頭・巨福山建長興国禅寺(いわゆる建長寺)さんの三門を潜るっていつ以来かしらん。下層全てが吹き放ちの門内じゃ、結構多くの人が休憩中
何しろこの日は十一月としては記録的な暑さで、日陰を選んで歩くナンて今年はもう無かろうと思ってたンで今さら吃驚!ま、鎌倉七口の一つ・巨福呂坂のトンネルを挟んだ先の鶴岡八幡宮さま程は混んじゃ居らず、国宝の梵鐘(一枚上の画像奥)や国重文の三門・仏殿(この画像右)・法堂(同左)をジックリ拝見出来ましたが
同じ五山でも京都のに比べりゃフランクですが、流石に鎌倉筆頭の建長寺さんの広い境内は撮って良いトコとそうじゃ無いトコが有り、仏殿内のお地蔵さまは撮っても宜しい様でしたが、年に一度の風入れに合わせて庫裏で展示されてた建長五年(1253)の開山以来の寺宝の数々は、残念ながら撮っちゃダメな方でしたネ
そして方丈(ご本堂)じゃ「スペシャル」と題した法話会が行われてましたン、薄っすらソレを聞きつつ方丈裏の庭園を眺めて暫しボンヤリと。こう暑くなければ境内裏山に登って鎌倉中心街や海を眺めますが・・十一月と思えぬ夏日にその元気は無く、約束のトコへ行かなきゃならぬ刻限も近付いてるンで引き上げるコトに
尤も素直に引き上げる訳は無く、北鎌倉駅まで戻る途中にある五山第四位の金寶山浄智寺さんへ寄って行きましょ・・すぐ近くに在る同じ鎌倉五山の禅寺でも大寺然とした建長寺さんや円覚寺さんと違い、敢えて草臥れた雰囲気を保ってると思しき石の参道やら何やらと、洛北の山寺へ迷い込んだ様な気に成るステキなお寺
加えてコチラの老師・・いや方丈さんと言うべきか御住職と呼ぶべきか禅宗は難しいですが、私メの拙い講釈を聞きに都内まで何度もお出で戴いてるお方で、鎌倉を前回ブラついた時は図々しくも書院に上がり込み、お庭に咲く花々を見ながらイロイロお話させて戴きましたネ。今回は突然寄りましたが、居られましょうか
幸い外出せんと書院から出て来られたご住職にお会い出来ましたが、済みません次回はちゃんと連絡入れてから参りますネ。そんな鎌倉も三浦半島だから都内より温暖と見えて紅葉は進んで居らず、次参る時はソレが鮮やかに成ってからとは思えども、いつも以上に街が混んでしまいそう・・また北鎌倉だけにしましょうか
★次回は「京都府京都市左京区岡崎」への訪問記です★
(参考リンク)
★「時を楽しむ、旅がある。〜鎌倉観光公式ガイド〜」鎌倉市観光協会HP
★「週末のお出かけに、日帰りで初秋の鎌倉へ♪」鎌倉トリップHP
★「鎌倉の総合情報サイト」鎌倉Today HP
★「鎌倉の情報を発信する動画ポータルサイト」鎌倉さんぽ道HP
★「北鎌倉のおすすめ観光スポット8選 人気のお寺も穴場も縁結びスポットも♩神奈川県」icotto HP
★「無限の清風そよぐ寺」巨福山建長興国禅寺HP
★「鎌倉五山第一位の『建長寺』とは。」江の島・鎌倉ナビHP
★「【重要文化財・史跡・名勝】建長寺(神奈川県 鎌倉市)建造物、庭園、境内の様子」文化遺産見学案内所ブログ
★「神奈川 鎌倉 建長寺で『宝物風入』文化財を一般公開」NHK首都圏NEWS WEB HP
★「国指定名勝 建長寺」庭園ガイドHP
★「鎌倉五山第四位 臨済宗本覚寺派」金寶山浄智寺HP
★「浄智寺。北鎌倉の隠れた名禅寺」鎌倉トリップHP
★「前田有紀の一“花”言 vol.64〜秋の鎌倉さんぽ」LOVEGREEN HP
★「浄智寺の住職で、鎌倉エフエム放送(株)の代表取締役社長に就任した朝比奈 惠温(えおん)さん」タウンニュースHP
★「建長寺(気仙沼屋台祭の記事)」ウェストサイドストーリーから始まってブログ
★「帰って来たサンマのたい焼き!」東北あいターンHP
★「【ウチカレ】さんま焼きが食べたい!どこに売ってるの?さんま焼き情報を集めてみた!」Bisei Blogブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(来年は円覚寺さんの風入にも参りたいですナ、鎌倉って楽しい)
建長寺さんの門前でこの日「気仙沼屋台祭」なるイベントが行われてましたヨ・・鎌倉は関東大震災を初めとする過去の大地震で度々津波に襲われて来た街だから、東日本大震災のソレで壊滅的被害を受けた三陸沿岸は他人事じゃ無いらしく、建長寺さんじゃ十年ほど前から「食べて応援しよう」と時折開催されるらしく、美味しそうな匂いが五山筆頭の大寺院に漂ってましたンで近寄れば「さんま焼」の文字・・そう云えば今年はまだサンマの焼いたのを食べてないナ。ここ数年不漁が続いて随分高くなって気軽に食べられませんが、今年は多く獲れてると聞くンで「不許葷酒入山門」や「不許葷肉入山門」と書かれてるコトの多い禅寺でも、門外だしお寺が許可してるコトだから好かろうとさんま焼を頼んでみれば・・えぇっとコレはサンマ型のたい焼きですナ。今は閉店してしまった岩手・気仙沼市のカフェが震災後に開発したモノらしく、当り前のたい焼きより体形が随分スリムだし、焼いたのを更に揚げてる様ですが・・コレはコレで面白そう!この日は餡子じゃ無くカスタード入りのしか売られてませんでしたが、揚げたたい焼き(いやさんま焼か)にゃ餡子より合ってるかも。もちろん格好を似せてるだけで本物のサンマの味は全くしませんが、忘れかけてた大震災の痛みを癒してくれる、そんなさんま焼きした
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