きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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432 2010年12月の目次

        
来年はあの無能共が選挙で負け、コレ以上国が売られる事が無い様に

30日更新 432 
2010年12月の目次
31日更新 431 【お魚料理21】大反省!天下の珍味「うなぎの粕漬け」
30日更新 430 【調味料類04】とり焼いて食ったらええやん
29日更新 429 【五色不動04】目黄不動と明日のジョー
28日更新 428 
【五色不動03】目白不動は空襲に遭った
27日更新 427 【五色不動02】仕立屋銀次と目赤不動
26日更新 426 【五色不動01】目黒不動の目の黒い内は・・
25日更新 425 なぞの金曜日 第599回放送/第600回放送
24日更新 424 【カレー焼06】カレー焼きの原点は福山・後篇
23日更新 423 【カレー焼05】カレー焼きの原点は福山・前篇
22日更新 422 【お米料理25】面倒臭いお殿サマと、福山名物「うずみ」
21日更新 421 
【お肉料理07】福山駅前ブラブラお散歩
20日更新 420 【お米料理24】福山城は新幹線ホームの目の前
19日更新 419 
【歴代宰相01】柳腰で丘を越えて菅仙石へ
18日更新 418 千葉市にお城は在ったのか?
17日更新 417 【野菜果物17】だいだい畠でつかまえて
16日更新 416 【麺類色々21】八幡浜にもちゃんぽんは在る
15日更新 415 【鳥人列伝03】忠八サンは孤立無援だった
14日更新 414 
【鳥人列伝02】鳥人幸吉の街・・遠江見付
13日更新 413 【鳥人列伝01】鳥人幸吉の街・・備前八浜
12日更新 412 
なぞの金曜日 第597回放送/第598回放送
11日更新 411 手ぬぐい手ぬぐいあぁ手ぬぐい in 2010
10日更新 410 【名物パン36】光の球場と巨大コロッケパン
09日更新 409 
【名物パン35】コロッケパンの発祥地は銀座
08日更新 408 【やきそば18】浪江焼きそばに鮭は入れません
07日更新 407 
【保存食品13】雲雀野市には成らなくて・・南相馬
06日更新 406 相馬はお馬の街なのか?
05日更新 405 【お米料理23】あの日、仙台は吹雪だった
04日更新 404 【やきそば17】明星・鉄板焼きそば[かつお風味]
04日更新 403 
独演会「鯉風堂々15」興行!!
03日更新 402 【講談の舞台07】AKO47に新ヒーロー加入!
02日更新 401 【名物パン34】赤穂・加里屋でカリーパン
01日更新 400 
【やきそば16】焼きそばは赤穂で揚げられた

2010年12月は、以上 32本の記事を掲載いたしました。
又2010年全体では、 379本の記事を掲載いたしました。
今年は毎日の更新を達成いたしましたが、さて来年はドウ成りましょうか?

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| 2010.12.31 Friday (23:59) | 月ごとの記事まとめ | - | - |
431 【お魚料理21】大反省!天下の珍味「うなぎの粕漬け」

お陰様で一日として休むコト無く、毎日更新が出来ました。今年一年のご愛顧御礼申し上げます。

榊原温泉の旅館「川八」名物の「うなぎの粕漬け」。美味!大珍味!!

果たしてコレは記事にして良いのか、長らく悩んだモンを今日はご紹介させて戴こうと思うンです。何故ならソレは自分で買ったモンじゃ無く、仕事先で御土産として戴いたモノ。しかも半ば無理矢理に戴く形に成ってしまったンで・・。

日本中各地にお呼び戴きまして、大して上手くも無い講談を一席申し上げますと、ソレでも私メなんぞにお歓び戴けた様で、帰り際にお土産を頂戴する事が多々ございます。そしてソレが何だろうと、私ぁ有り難く頂戴して帰ります。

大抵はその土地名物のお菓子やお酒等を頂戴するンでございますが、不思議なモンを戴く事も有ります。以前、落慶祝いで某寺院へ参りました時、ドウ云う訳か「瓦」を戴いてしまいまして、その重さで難渋した事もございますネ。

余りに大変でしたンで・・その瓦は未だに飾って在ったりしますが、何回か伺った先でつい甘えが出て、心ならずもお土産のリクエストをした様な形に成ってしまい、そんな心算は無かったンですが、反って悩む事に成っちまった・・。


白焼き鰻を短冊切りにし、酒粕・白味噌に漬けて有りまして実に美味。

語源ハンターにして放送作家のわぐりたかしセンセからの御縁で、今年に入って三重県の県庁所在地・津市へ良くお伺いする様に成った私メ。城下の上宮寺を会場にお願いして、私メの講談会が今夏有ったと思って下さいませ。

空襲で焼け野原に成り、往時のモノは殆ど残ってませんが、ソレでも流石に藤堂家三十二万石の城下町。趣は有るし食いモンは美味いし街の人は親切だしで、私ぁ随分気に入ってしまったンですが、だから・・甘えが出たのか?

この街の山間に、かの清少納言が「天下の三名泉」と称した榊原温泉と云うトコが在るらしい。ソコに「うなぎの粕漬け」と云う珍味が在る、と私ぁ聞きまして、当地で高名な御菓子屋サンに「街中で売ってます?」と尋ねてしまった。

すると「欲しがってるらしい」と思って下さった様で、会長サン御自ら車を運転してわざわざ買って来て下ったらしい。そして御土産として頂戴しちまった。敢えて記事に致しましたが、余計な事を言うモンじゃ無いと反省して居ります。

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★明日は「平成二十三年の新年初席のご挨拶」を申し上げます★

参考リンク
★「清少納言ゆかりの名泉」榊原温泉振興協会HP
http://www.sakakibaraonsen.gr.jp/
★「榊原川八」津のうなぎプロジェクト・ブログ
http://unadon.mie1.net/c5763.html
★「四季折々の海の幸・山の幸」榊原川八HP
http://www.sakakibarakawahachi.com/sikioriori/index.htm
★「御迷惑をお掛けいたしました・・」平治煎餅本店HP
http://www.heijisenbei.com/

(純粋に自分で購入する心算でお聞きしただけだったンですが・・、あぁ反省
)

私ら静岡の人間は、鰻の加工品と云えばまずコレを思い浮かべます。




| 2010.12.31 Friday (08:10) | 三重ってナニ地方? | - | - |
430 【調味料類04】とり焼いて食ったらええやん


「とり焼いて食ったらええやん」と云う不思議な商品名ですが、味は中々

流石にこう年が詰まって参りますと私メだって多少忙しく、それに年賀状やら何やらで遠出する用事もございませんので、コレ迄に買い込んで有ったけど、未だ使って無いモンをご紹介させて戴きたいと存じます。偶にゃイイでしょ。

さてお立会い。手前本日取りいだしましたのは、勢州一身田(三重県津市)は高田本山専修寺の寺内町にて、安政三年(1856)創業と申しまするから、百五十数年は続く老舗醤油屋「下津醤油」サンの拵えし味噌ダレでござい〜。

さてお立会い。これなる味噌ダレは手前が本年盛夏に勢州へ参りし際、真宗高田派総本山の専修寺へご案内を賜り、下津醤油サンで直接買い求めて参ったモノなのでござりまする。されども用いる事は無く、ソレっきりでござい〜。

さてお立会い。コレなる味噌ダレをナゼ求めたかと申しますると、「とり焼いて食ったらええやん」ナドと云う、人を小馬鹿にした商品名が私メの琴線にエラク触れたからナノでござりまする。手前はコウ云うのが好きなのでござい〜。


鶏肉と野菜を適当なサイズに切って、味噌ダレを絡ませて焼けば良い。

さてお立会い。下津サンにはトンてきダレ「とんとん拍子」やら牛焼肉ダレ「ギュー太」、玉子焼き醤油「たまご焼き自慢になりました」やら、フザケた名前のモンばかりでござりまするが、中で一番フザケてるのは「とり・・」でござい〜。

さてお立会い。勢州一身田から南方へ少し向かった松阪(『まっさか』で有って『まつざか』では無い)と云う所。手前共らは直ちに「松阪牛」と恐れおののくのでござりまするが、牛も有名だけど「鳥のみそ焼き」も有るのでござい〜。

さてお立会い。この「とり・・」はその松阪風「鳥のみそ焼き」用のタレらしいのでござりまするが、如何せん手前はソレを食した事はござりませぬので、正直松阪そのモノの味なのかは判りませぬ。ま、ソレはソレで良いのでござい〜。

さてお立会い。手前共ら東夷には多少味が強過ぎる気もござりまするが、コレはコレでとても美味かったのでござりまする。と成ると他のフザケた名前のモンも試したく成るのは人情でござりまするが、ソレは又いずれでござい〜。

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★明日は本年最後の大反省「三重県津市榊原温泉の珍味」です★

(参考リンク)
★「あなたの食卓に笑顔を届けます」下津醤油HP
http://www.kyu-boshi.com/
★「高級『牛』の松阪は『鳥』も名物」ライブドアニュース・アーカイブHP
http://news.livedoor.com/article/detail/4801838/
★「津ぎょうざご当地グルメプロジェクト」津市げんき大学HP
http://tsu-genki.sakura.ne.jp/gyoza.html

(香具師の口上を模するのは草臥れますナ。同じ話芸でも勝手が違い過ぎ
)

東京・代々木公園で先月開催の「津市・四日市」物産展で、津ぎょうざ




| 2010.12.30 Thursday (08:46) | 三重ってナニ地方? | - | - |
429 【五色不動04】目黄不動と明日のジョー


三ノ輪交差点のすぐ近くの「目黄不動」永久寺。銀杏の葉っぱが真黄色

さて「江戸五色不動めぐり」の続きです。「目黒・目白・目赤」と三色のお不動サンを私ぁ廻りましたが、残り「目黄・目青」二色は一寸ヤヤコシイ。「青」は取り敢えず一ヶ寺だけですが、「黄」はナゼか二ヶ寺も在ったりする。何故?

調べてみると只今は「五色」と称してますが、昔は「黒・白・赤」の三色しか無かった様で「黄・青」は明治以降に加わったモノらしい。イイ加減な資料にゃ「天海大僧正が風水に基づき五色不動を定めた」と成ってますが、そりゃ嘘。

だって日本に陰陽思想は在っても、風水なんぞコレっぽっちも無かったモン。ありゃ最近「儲けてぇ」てな連中が新しい「メシの種」として持ち込んだモンでして、少なくとも江戸期以前に風水は無かったと云うのが歴史の常識でさぁ。

ソレに五色の配置は目茶苦茶で、しかも二色は後から加わったのが確認されてますンで、幾ら天海大僧正が「怪人」だったとしても無理なお話。ま、天海と云う名前を出せば「尤もらしく聞こえる」からでしょうけど、お間違い無き様に。


実写化される様ですが、「あしたのジョー」の舞台は東京の山谷です。

江戸時代、浅草某寺院に「明暦(めいれき)不動」と云う不動明王像が有りまして、前述の三色不動と全く無関係に、気の短い江戸っ子達は「明暦」を「めき」と縮め呼んでた。そして某寺院は廃仏毀釈で明治初めに廃寺に成った。

廃寺により明暦不動はそのまま行方不明と成りましたが、人気の有った「メキ不動」と人気の有った「三色不動」を掛けたのか?「メキ=目黄不動」と名乗るお寺サンが、明治半ば以降ナゼか?二ヶ所も出て来た・・真相は不明。

その一方が本日ご紹介の、東京・荒川区三ノ輪の「養光山永久寺」。国道四号「日光街道」と環状五号「明治通り」との「三ノ輪交差点」のソバに面してまして、このお寺サンの東側一帯は有名な「山谷(さんや)」地域でございます。

バブル時分の山谷界隈は、日雇いのとっつぁん達が(景気良さげに酒を呑み)目の色を変えて溢れかえり、全く色んな意味で凄いトコでした。今は不況でとっつぁん達は静まり返ってますが、あの頃をフト思い出した目黄不動でした。

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★明日は「三重県津市で買ったタレ」を使い料理してみます★

(参考リンク)
★「目黄不動・永久寺」猫のあしあとHP
http://www.tesshow.jp/taito/temple_minowa_eikyu.shtml
★「山谷界隈・あれこれ通信」HP
http://www.asahi-net.or.jp/~ea8t-mcd/
★「あしたのジョーのふるさと祭り」東京都台東区役所HP
http://www.city.taito.lg.jp/index/release/201011/ashitanojoe.html
★「王宮の名をもつ食用菊『阿房宮』」まるごと青森ブログ
http://marugoto.exblog.jp/2559736/

(関連する記事)
★「【五色不動】シリーズ」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=820

(目黄不動サンには目黄不動サンなりの大変なお物語りが有るンでしょうね
)
      
今年紹介出来なかったシリーズ。「黄色いモノ」と云うコトで、青森・八戸市で買った「干し菊」。酢の物にしたり、お味噌汁に入れたりします。




| 2010.12.29 Wednesday (08:45) | 東京したまち台東区 | - | - |
428 【五色不動03】目白不動は空襲に遭った


東京大空襲によりココが目白不動に成りました。神霊山金乗院慈眼寺

さて「五色不動」の三ヶ所目として参りましたのは、「目白のお不動サマ」こと金乗(こんじょう)院慈眼寺。「白・黒・赤・青・黄」の五色の内、江戸時代から在ったのは「白・黒・赤」だけ。「青・黄」は大正時代までに加わったとのコト。

オリジナルの三色の内、当初からの場所に在るのは昨日までご案内の「黒・赤」だけ。本日ご案内の「白」はつい六十数年前に違うお寺から移されたソウで、元々ソコに安置されてた訳じゃ無いと云うのを、私ぁ初めて知りましたヨ。

現在「目白のお不動サン」なのは豊島区高田の金乗院慈眼寺と云う、幕府創建の少し前に創建された真言宗豊山派のお寺サン。ナンでも真言宗は「金剛峰寺の高野山派」や「長谷寺の豊山派」等々、十数派()も在るンだってさ。

中でも「豊山(ぶざん)派」は金乗院建立の少し後、派の江戸本部として「東豊山新長谷寺」を近所の文京区関口に建て、ソコのご本尊が「目白のお不動サン」だったらしいンです。そして昭和二十年の東京大空襲までソコに在った。


金乗院の境内には、「幕府転覆」を図った槍術使いの丸橋忠弥の墓が。

東京大空襲は死者十万人以上の「史上最大規模の無差別大虐殺」ですが、新長谷寺はコレで跡形も無く焼失しちまって、以来再建されなかった・・。ま、この一帯は護国寺を始め、豊山派のお寺サンが沢山在るから良いのかな?

幸いにして焼失を免れた「お目の白い不動明王像」は、同じ豊山派で近くの金乗院に引き継がれ、金乗院が現在の「目白のお不動サン」に成った・・と云うのが講釈師が語る「目白不動盛衰史」ですナ。詳細はご自分で調べてネ!

「三色不動の筆頭は目白」だと私ぁ聞いて居りましたが、その割に門前町は無いし、今の場所と歴史文献と辻褄がど〜にも合わないンで個人的に不思議に思ってたンですが、そうか!そう云う訳だったか、東京大空襲か・・畜生メ。

あの空襲で私ら講談界も名人上手を大勢亡くし、業界存亡の危機が戦後長らく続いた訳ですが、まさかお不動サマにまで影響を及ぼして居ただナンテ!予想外のトコで戦争の爪痕を見付けてしまい、少々ビックラこいた私メです。

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★明日は「東京都荒川区の目黄不動尊」への訪問記です★

(参考リンク)
★「目白不動・金乗院」猫のあしあとHP
http://www.tesshow.jp/toshima/temple_takada_konjo.shtml
★「目白不動尊」おたまじゃくしHP
http://www.asahi-net.or.jp/~hm9k-ajm/musasinorekisi/gosikifudoutomusasino/mejirofudou/mejirofudou.htm
★「ともしつごう こころのあかり 同行二人」真言宗豊山派HP
http://www.buzan.or.jp/
★「21世紀へ残したい香川・嫁入りのおいり」四国新聞社HP
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/syoku/17/

(関連する記事)
★「【五色不動】シリーズ」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=820

(新長谷寺の痕跡は、コレがまた笑っちまう位に綺麗サッパリございません
)

今年紹介出来なかったシリーズ。四国・香川県西部のお祝い用名物菓
子「おいり」、餅米を膨らませた柔かい食感で色は五色がフツーだとか。




| 2010.12.28 Tuesday (14:33) | サンシャイン豊島区 | - | - |
427 【五色不動02】仕立屋銀次と目赤不動


ホントは三色不動だったのヨ、駒込片町の「目赤不動」大聖山南谷寺。

さて江戸五色不動めぐりの二ヶ所目でございまして、参りましたのは「目赤」のお不動サンでございます。昨日ご紹介致しました通り、只今でこそ五色と称してますが、江戸時代は「白・黒・赤」の三色しか無かったらしいンですネ。

江戸幕府成立直後、京都比叡山は南谷(みなみだに)に居た「万行」と云う律師(高僧の位の一つ)が夢を見たらしい。ソレは「伊賀(三重県の山間部)の赤目山で修行せよ」と云うモノ。そして「黄金の不動明王像」を授かったそうナ。

ソコで律師は江戸へ出て、駒込に南谷(なんこく)寺を建てた。ココへやって参りましたのが三代将軍の家光公。この将軍サマにより「赤目不動」だったのが、「目赤不動」に変えさせられたとの事。目が赤かった訳じゃ無いらしい。

既存の「白・黒」と併せ「三色不動」で売り出すと、何れも江戸市中から「徒歩で日帰り」には丁度良い位の距離だと云うンで、大いに賑わったソウですヨ。また門前付近に土物店(やっちゃば=青果市場)も出来、戦前まで大繁盛。


目赤不動の近くに「夏目漱石」先生の住居跡が。ココで名作を執筆した

その目赤不動の門前ソバに明治時代、トンでも無い奴が住んでた。その名は通称「仕立屋銀次」こと、本名・富田銀次郎。実在したスリの大親分でございます。悪行に堕ちる前の、堅気の仕立屋だった頃に銀次はココに住んでた。

恋仲の相手が偶々スリの大親分の娘だったらしく、手先の器用さと人間性を買われて()婿と成り、百人以上の子分を抱えて新帝都・東京中で大暴れ。処が銀次は警察上層部とツーカーの仲だったンで、そう簡単にゃ捕まらない。

町奉行所同心が岡っ引きを抱えてた様に、当時の東京警視庁は巡査だけじゃ手が廻らず、そこでアウトローな輩を情報源として統制してた。だから銀次は目溢しして貰ってた訳ですが、阿吽の呼吸の判らぬ堅物役人が介入した。

某県知事が伊藤博文候から貰ってた金時計。どうも子分がスッた様ですが返還の秘密交渉中に、件の堅物が介入して直接の罪は無いのに銀次は捕まえられ、却って統制が効かなく成りましてスリ犯罪は暫くして増加したそうです。

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★明日は「東京都豊島区の目白不動尊」への訪問記です★

(参考リンク)
★「南谷寺 目赤不動」文京区役所HP
http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_jisha_nankokuji.html
★「目赤不動尊」おたまじゃくしHP
http://www.asahi-net.or.jp/~hm9k-ajm/musasinorekisi/gosikifudoutomusasino/meakafudou/meakafudou.htm
★「仕立屋銀次、検挙される」明治という国家・ブログ
http://meiji.sakanouenokumo.jp/blog/archives/2009/06/post_133.html
★「文京ふるさと歴史館・駒込土物店跡」TRYタウンガイドHP
http://www.try-sky.com/town/map/tuchi/fs_tuchi.html
★「夏目漱石旧居跡」珈琲ブレイク・ブログ
http://blog.zaq.ne.jp/rootakashi/article/678/
★「母さんの味」ますやみそHP
http://www.masuyamiso.net/

(関連する記事)
★「【五色不動】シリーズ」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=820

(堅気だった頃の銀次サンは、この目赤不動サンにお参りしてたンでしょうナ
)

今年紹介出来なかったシリーズ。「赤」といえば「赤ヘル・広島カープ」
でしょうか?広島のますや味噌の製品は当然カープ坊やが溢れてる。




| 2010.12.27 Monday (08:23) | ふみのみやこ文京区 | - | - |
426 【五色不動01】目黒不動の目の黒い内は・・


あと数日でココは大変な混雑に成る筈です。「目黒不動」泰叡山瀧泉寺

横丁の熊サンだ八っつぁんだの庶民ばかりが出て来る落語の中で、数少ないお大名のお殿様が主人公の一席で「目黒のさんま」と云うお噺がございます。世間知らずのお殿様が目黒で食べたサンマが恋しくて、騒動を起こす。

どうやらモデルは居た様ですが、何処のナンと云うお大名かは申し上げない事に成ってます。アレが私メら講釈師からすると羨ましい。私メら講談では特定のお名前を明らかにしなくちゃ成らんので、覚えるのが面倒臭いンですヨ。

ま、滑稽譚ですから具体化しない方が「差し障り」が無くて都合が宜しいンでしょうが・・。そのお殿様がお出掛けに成られましたのは「目黒のお不動様」。つまり東京・目黒区が誇る、泰叡山瀧泉(りゅうせん)寺サンでございますナ。

今から千二百年程前に、第三代天台座主の慈覚大師「円仁」大僧正が建立されたとされる古刹でございます。そしてココの御本尊の不動明王サマのお目が黒いンで、ココら辺が「目黒」と言う様に成ったとか謂われてるお寺サン。


「甘藷先生」青木昆陽先生のお墓は、瀧泉寺境内外苑にございます。

東京には「五色不動」と称し、目の色が「白・黒・赤・青・黄」と五色のお不動サンが在るンです。その内「目黄不動」はナゼか二ヶ所在りますンで、五色六寺と成りますが・・。しかし「五色」に成ったのは大正時代以降のコトらしい。

江戸時代には「白・黒・赤」の三色不動しか無く、ソレ以前は「白・黒」の二色だけだったとのコト。この「白・黒」は今でも別格扱いなのか?山手線の駅名にされて居り、「黒」に到っては約二十六万人の区名「目黒区」にも成ってる。

尤も区名に関しては、お不動サンの建立以前から存在と云う説も有って定かじゃございませんが、一般的には瀧泉寺由来だと思ってる方が大勢居られますンで、殊更調べようと云う気には成りませんケド・・。城南の地価の高い区。

お不動サンの近くに「寄生虫博物館」も在りまして、ヘンなモン大好きな私メにゃ随分面白い場所ナンですが、坂だらけの地域で歩くのは草臥れます。しかし江戸ッ子達はココまで歩いて来たってンですから、健脚だったンですナ。

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★明日は「東京都文京区の目赤不動尊」への訪問記です★

(参考リンク)
★「一隅を照らす 目黒不動尊」泰叡山瀧泉寺HP
http://park6.wakwak.com/~megurofudou/
★「目黒不動」おたまじゃくしHP
http://www.asahi-net.or.jp/~hm9k-ajm/musasinorekisi/gosikifudoutomusasino/megurofudou/megurofudou.htm
★「五色不動と武蔵野」おたまじゃくしHP
http://www.asahi-net.or.jp/~hm9k-ajm/musasinorekisi/gosikifudoutomusasino/gosikifudoutomusasino1.htm
★「目黒のさんま祭り」目黒駅前商店街振興会HP
http://www.asahi-net.or.jp/~xq7k-fsm/sanma.htm
★「食べくらべ (開きチョコ等)」☆ビバ☆ ブログ
http://yoshibeenet.n-da.jp/e138461.html

(関連する記事)
★「【五色不動】シリーズ」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=820

(目黒不動は江戸期、「富くじ」でも人気を集めた寺。一番当たりは五百両!
)

今年紹介出来なかったシリーズ。山形の隠れた名物「開きチョコ」。開
いたコッペの全面にチョコを掛けたモノで、色んなメーカーが出してます




| 2010.12.26 Sunday (08:20) | やまのて目黒・世田谷 | - | - |
425 なぞの金曜日 第599回放送/第600回放送

新年から「二週間に一度」の頻度で、放送記録を紹介致したいと思ってます。

クリスマスイブだから夜は銀座へ繰り出しましたが、夜景が綺麗でした

ご縁有って平成十一年春より毎週金曜日のお昼、埼玉県鴻巣市のコミュニティーFM放送局「フラワーラジオ」で、二時間の生番組を担当させて貰ってます。「継続は力」でして、気付けば同局で最長寿の番組に成りました・・。

FM鴻巣フラワーラジオ★こうのすフラワータイムなぞの金曜日
2010/12/17(金)12:00〜14:00 第599回放送

第599回放送はゲストとして、鴻巣市観光協会の中山道部会から栗原俊也さんにお出で戴きまして、鴻巣市の歴史についてイロイロと面白い話を話して貰いました。今度は中山道部会の皆さんで定例ゲストとしてお出で下さいナ。


選曲テーマ 今年の放送もあと三回!今年の『今月の唄』大会

1曲目:B R O S S/彼女はNo.1
2曲目:野田  幹子/オートバイと風とあなた
3曲目:K  A  N/秋、多摩川にて
4曲目:辛島美登里/夕  映  え

5曲目:来生 たかお/ひとりよがりの人魚
6曲目:(時間が無くて放送出来ませんでした)
曲目:井上  大輔/遊びきれない休めない
8曲目:大貫  妙子/Tema Purissima
9曲目:さだ  まさし/驛     舎

FM鴻巣フラワーラジオ★こうのすフラワータイムなぞの金曜日
2010/12/24(金)12:00〜14:00 第600回放送

いよいよ迎えた第600回放送。一年間に約五十回の放送ペースですンで、約十二年間も番組を担当させて戴いてる訳です。コレ全てはリスナーの皆様と局長を初めとしたスタッフ諸氏、そしてスポンサー様のお陰でございます。

選曲テーマ 「
今日はクリスマスイブだから、X’masな唄

 1曲目:来生 たかお/Made In X’mas
 2曲目:   /サイレント・ナイト
 3曲目:楠瀬誠志郎/一時間遅れの僕の天使

 4曲目:平松  愛理/ファーストクリスマスイブ

 5曲目:槇原  敬之/Red Nose Reindeer

 6曲目:杉  真 理/クリスマスのウェディング
 7曲目
E  P  O/聖 き 彼 の 人
 8曲目:
竹内 まりや/The Christmas Song
 9曲目:サ ー カ ス/いちばん素敵なクリスマス
10曲目B R O S S/Last X’mas Night 

フラワーラジオで番組に関わり始めた時、私ぁ番組が1クール(13回)も続くと思えなかったンですが、ソレが気が付けばもう満600回・・。フラワーラジオで一番長く続いてる番組に成ってますンで、出来うる限り続けたいと思います。

[番組で読んだ、今週の世界のヘンなニュース]
兵庫・豊岡市発のニュース。日本中全ての幼稚園・保育園で園児達のクリスマス会が行われたと思いますが、ココ豊岡市の保育園でも勿論クリスマス会が行われ、保護者の扮するサンタに加えて素敵なトナカイが来たソウですヨ。

このトナカイはサンタと違って本物の動物ナンですが、但し本物のトナカイじゃ無い。ならば一体ドンな動物かと申しますと、ナント「牛」だったソウです。しかもタダの「牛」じゃ無い。地元の特産で高級和牛として知られる「但馬牛」だ!

本物ソックリの発泡スチロール製のトナカイの角を付けた、体重約450キロの雌牛の登場に、本物のトナカイを知らない園児達は大喜び。時折「牛っぽい」声を出すトナカイもどきに疑問を感じる園児は居らず、大成功だったとのコト。

このトナカイもどきは三年連続の登場で、本物のトナカイの手配はドウにも難しいので、ならばと地元畜産家が飼育する但馬牛を扮装させてクリスマス会に参加させてる様です。本物とはチョット違うけど、想い出に成るでしょうネ。

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★明日は「東京都目黒区」への訪問記です★

(参考リンク)
★「FMこうのすフラワーラジオ」フラワーコミュニティ放送HP
http://www.fm767.com/top.html
★「全国のコミュニティFMがインターネットで聞けます」サイマルラジオHP
http://www.simulradio.jp/

(サイマルラジオ経由で、全世界から生放送が聞けますンで珠にはどうぞ) 




| 2010.12.25 Saturday (08:16) | フラワーラジオ2010 | - | - |
424 【カレー焼06】カレー焼きの原点は福山・後篇


ヤマト食品さんから頂戴したカタログに、「カレー焼き」の鉄板もチャンと
載ってます。焼き板を取り替えれば、この機械でイロイロ作れるらしい。

(このお話しは昨日から続いてます。読んでない方は、まずコチラからどうぞ)

さて「カレー焼き」にどうも関係してるらしい、「マンソート」と云う膨張剤を製造販売して居られる、広島・福山市のヤマト食品さんに何とか行き着いた私メ。ナニ、福山だって・・。嫁サンの実家の在る街じゃないか、偶然って恐ろしい。

「マンソート」の看板の有る「カレー焼き」屋は多かった→「マンソート」の会社が「カレー焼き」の食材とノウハウを供給してたンじゃ無かろうか?→つまり「マンソート」の会社が「カレー焼き」の元祖なんだろう!単純な連想ゲーム。

ならば福山でも「カレー焼き」は売ってたンだろうか?売ってたンならあの嫁サンの事だ。知ってたってオカシく無い筈なのに、全く知らないと言う。それにヤマト食品さんのホームページには、「カレー焼き」の「カ」の字も書いて無い。

ソコで改めて検索してみますと、「松沢直樹サン」と云うほぼ同い年のフリーライターの方が、数年前に「カレー焼き」に興味を持たれてた様で、同じ「マンソート」からヤマト食品さんに行き着いてらっしゃる。良し、ならば訊いてみよう。


コレもカタログから。どうやら「カレー焼き」には大きさの規格が有る様で
すが、同じ大きさの「サンマル焼き」って一体どんなモンなんだろうか?

ヤマト食品さんは今川焼きやタコ焼き・お好み焼等の食材総合メーカーで、親会社が「各種焼き機」を製造販売するのに併せ設立された様ですが、連絡した処、とりあえず会って下さるらしい。ならば福山へ参りましょう、もう勢いだ。

膨張剤のマンソートで焼饅頭業界に名前の知られたヤマト食品さんが、今から四十年ほど前に、そのバリエーションの一つとして「カレー」を売り込んだのが最初らしいンですが、何しろ昔のコト過ぎて会長サン以外判らないと仰る。

ご高齢の会長サンを煩わせる訳にも参りませんので、同社の藤本営業課長とお話させて戴いたンですが、同社が売り込んで「カレー焼き」が西日本に普及したのは確かな事実の様です。でも東日本には普及しなかったらしい・・。

既訪の街以外にも「カレー焼き」の残ってるトコは有るらしく、また別名も藤本課長に教えて戴きました。更に「復活させよう」と云うトコも結構有る様で、B級グルメブームに乗って再び普及しそうです。でも発祥地は福山の様ですヨ。

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★明日は「なぞの金曜日第599回/第600回放送」の記録です

(参考リンク)
★「大判焼・たこ焼・お好み焼は当社にお任せ」ヤマト食品HP
http://www.yamato-foods.co.jp/
★「カレー焼きを追って福岡へ」Epsiloncafe(松沢直樹さん)ブログ
http://nomichan2001.cocolog-nifty.com/epsiloncafe/2005/03/post_4.html

(関係する記事)
★「捜索カレー焼きシリーズ
http://rifuh.jugem.jp/?cid=36


(お膝元の福山市でも、昔は「カレー焼き」を売ってるトコは在ったらしいです)

今現在はカタログから落ちてるソウですが(=受注生産ですネ)、「カレー
焼き」はヤマト食品さんの「カレールー」を使うのが正しいらしいンです。




| 2010.12.24 Friday (07:56) | 嫁のふるさと福山市 | - | - |
423 【カレー焼05】カレー焼きの原点は福山・前篇


ヤマト食品さんの親会社・光陽機械さんが出していた、カレー焼き機の宣伝リーフ(左半分)。「金の卵を生む機械」と云うコピーが良いですナ。

「人間は二つの種類しか無い」と乱暴に言い切る人が時々居られます。聞けば何かに「執着する人」と「執着しない人」の二つだソウでして、成るほど確かにその通りかも知れん。この分類ですと、私メは間違い無く「執着する人」だ。

そんな私メがココんトコ執着してますのは「カレー焼き」と云う今川焼きの様な焼饅頭でして、ドウしてコレに執着してるのか己でも良く判らないンですが、無性に気に成るのヨ。私メの育った環境には存在しなかった物ナンですが。

三重県津市で初めて見かけた「カレー焼き」。細長い今川焼きの中にソレ程辛くないカレーペーストが入ってます。津市以外には福井・小浜市、京都・宮津市、広島・呉市と偏在してまして、東日本にはどうやら存在してない模様。

どうやら三〜四十年前は西日本各地に結構あったモノらしく、それが辛うじて数箇所で生き残って居るみたい。そして生き残ってるトコでは何処でも「嗚呼なつかしのソウルフード」化してる様で、往時を知らぬ私メを妙に惹き付ける。



カレー焼き機のリーフ(右半分)。このリーフはヤマト食品さんにも二枚しか残って居ないソウでして、大変貴重なモノを撮影させて戴きました。

結果、私ぁ(確認出来る限り)現存するトコは全て行った・・。但し運悪くお休みだったりで、全てで食べられたと云う訳じゃ無いのが残念ですが、中に入れる刻みキャベツの有無は在るケド、基本的に「同じ様な味」だと実感しました。

と云う事は・・西日本各地で同時多発的に発生した訳じゃ無く、元祖本店本舗かメーカーが有ったに違いない。「暖簾分け」か「FC的なモノ」か判らんけど、何処かにルーツが有ったに違いない。ただソレは全く判らん、見当が付かん。

唯一手掛かりに成りソウなのは、多くのお店に「マンソート」と云う謎のカタカナが書いて在ったコト。その「マンソート」とは一体ナンだが判らんけれど、恐らくソウ云う名前の何か・・が「カレー焼き」に関係して居るに違いない。

「マンソート」で検索してみたら、ソレがナンなのか直ぐに判りましたネ。今川焼き等の焼饅頭用の膨張剤らしく、粉の中に混ぜるとふっくら焼き上がる便利食材。ソレは広島・福山市のヤマト食品と云う会社が出してる。ならば・・。

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★明日は「カレー焼きのルーツ探しの続き」でございます★


(参考リンク)
★「大判焼・たこ焼・お好み焼は当社にお任せ」ヤマト食品HP
http://www.yamato-foods.co.jp/
★「膨張剤・マンソート ほか」ヤマト食品HP
http://www.yamato-foods.co.jp/htmls/shouhin.htm

(関係する記事)
★「目次 カレー焼
http://rifuh.jugem.jp/?cid=36

(このお噂は明日に続く訳でございます。明日はクリスマスイブだと云うのに)


福山市・ヤマト食品さんの工場通用口。私ぁつい興奮してしまい、表から撮るのを私ぁすっかり忘れてました。工場では食材製造中でしたヨ。




| 2010.12.23 Thursday (07:50) | 嫁のふるさと福山市 | - | - |
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