きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
<< March 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
526 2011年03月の目次


震災地の救援に緊急出動された自衛隊の皆さん・警察の皆さん・消防の皆さん・海上保安庁の皆さん・各ライフラインの皆さん・物流関係の皆さん・各国救援隊の皆さん・アメリカ軍の皆さん・土建会社の皆さん・被災自治体の職員の皆さん・・そして様々な職種のプロの皆さん。本当に有難うございます、皆さん方のご活躍に心から御礼の程を申し上げます

さて今回の震災で直接被災した訳でも無いのに、「買占め行動」に走った軽佻浮薄な関東地区の阿呆共!お前サン達の浅はかな行動がドレだけ速やかな復興の妨げに成ったか、頼むから考えて呉れ!もう少し物事を考えてから行動する様に頼みますゼ。こう云う何も考えて無い輩共が、害悪以外何も無い「民主党政権」誕生に寄与したンでしょうな・・

31日 526 
2011年03月の目次
31日 525 【やきそば27】亀山の味噌焼きうどん・チルド版
30日 524 【お肉料理10】大入道とトンテキ in 四日市
29日 523 【煎餅お餅09】高崎だるまとゴロピカリ
28日 522 
【お魚料理27】古河は関東のド・マンナカ
27日 521 【歴代宰相04】安倍さんと「静岡の親子丼」
27日 520 
講談たっぷり「第八回 松鯉・鯉風 親子会」興行!!
26日 519 奈良まほろば館 (メトロ三越前)
25日 518 【名物パン43】香取神宮で漢を見た
24日 517 
【お米料理32】知らンかった事ばかり・・佐原
23日 516 【お魚料理26】余は六条院に所領が欲しいのじゃ
22日 515 
【やきそば26】津山のホルモン焼うどん・チルド版
21日 514 【五色不動06】神宮前の目黄不動
20日 513 
【お鍋料理12】新宿中村屋のカリー鍋
19日 512 地震にラジオが負けてなるモノか!
18日 511 【粉なモン07】珍妙の極み!コロリンシュウマイ
17日 510 【野菜果物19】ココはドレだけ栄えてたンだろう?・・桐生
16日 509 【麺類色々26】加須うどんはチュールチュル
15日 508 
【東京十社05】らき☆すた鷲宮神社
14日 507 がんばろうやニッポン
13日 506 
今日もつらいです
12日 505 今日はつらいです
11日 504 コウノトリが鴻巣に戻って来る日
10日 503 【煎餅お餅08】石川五右衛門を召し捕った男
09日 502 【お魚料理25】負けるな負けるな京浜に負けるな・・木更津
08日 501 
【お鍋料理11】岩手のすいとん
07日 500 【呑みモン14】あの黒船がきて以来、日本人はずっと・・久里浜
06日 499 【名物パン42】浦賀のフランスパンは柔かい
05日 498 なぞの金曜日 第609回放送/第610回放送
04日 497 
【麺類色々25】マルちゃん「塩ラーメン」
03日 496 【やきそば25】北海道の「やきっぺ」
02日 495 【やきそば24】遠州横須賀あとがけ焼きそば
01日 494 
【団子饅頭18】法多山とだんごとエコパと・・

2011年03月は御批判もございましょうが、敢えて前向きにカラ元気を出して毎日の更新を心掛け、以上 33本の記事を掲載致しました。ホントに辛い事ばかりの月でしたが、被災地の復興への闘いはコレから本番ナンですゼ。

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑




| 2011.03.31 Thursday (23:59) | 月ごとの記事まとめ | - | - |
525 【やきそば27】亀山の味噌焼きうどん・チルド版


蝋燭でも液晶TVでも無く、亀山は焼きうどんを売り出そうとしてる様。

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

私メが敬愛する噺家の某兄サンの好物が、「すき焼きをした後に食べる焼きうどん」ナンですヨ。鍋に残った汁の中にうどんの玉をブチ込んで、クタクタに成った野菜の残党や、焼き豆腐の欠片ナンかと一緒にして食べたいらしい。

生憎すき焼きと云う料理が私ぁソレ程好きじゃ無いンで、この某兄サンの御意見に諸手を挙げて大賛成とは行かないンでございますが、チャンコ鍋なんぞの最後に御飯を放り込み、おじや風にして食べるのと同じ感覚でしょうナ。

さて昨日の四日市に続き、三重県北部
(北勢)のお散歩は続きます。参りましたのは亀山市、昔の東海道・亀山宿でございますネ。関宿と坂下宿も私ぁ訪れてますンで、亀山市内の東海道の宿場は全て参った事に成りますゼ。

ココは宿場町で在ると共に、伊勢亀山藩・石川主殿頭家で六万石の城下町。江戸時代半ばまで目まぐるしく城主が入れ替わってた様ですが、石川家に成って十一代続いて漸く安泰。鈴鹿峠を控えた、東海道の要衝だったらしい。



説明通りに作ってみました。味噌が強いンで好き嫌いが分かれそう・・

そんな亀山の名物と云えば、「カメヤマローソク
(本社は大阪に移転したらしいですが)」に代表される蝋燭造りや、「世界の亀山ブランド」なシャープの液晶TV。我が家にも亀山ブランドTVが有りますが、最近言わなく成りましたなぁ。

そして個人的に亀山と云えば、バイク乗りの間では大層有名な某食堂の「味噌味ホルモン焼き?」でございまして、初めて食べた時の驚きは大変でした。その美味さとお店の汚さに・・、尤も最近建て替え綺麗に成った様ですが。

そして〆としてうどんの玉を放り込んで、残った味噌ダレで野菜の残党ナンかと一緒に炒めて食べたンですが、いやアレは美味かった。バイクとタクシーと大型トラックの集まる店は、デート向きじゃ無いけれど大抵は美味いンです。

その〆の焼きうどん風なのを、当地のスーパーで見付けた。う〜む、ホルモンやお肉を炒めるプロセス吹き飛ばし、いきなりコレを食べますと・・う〜む。ま、他に似た様なモンを聞きませんし
(舞鶴位かな)、コレはコレで宜しいのでは。

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「東京都豊島区で食べた新潟料理」の試食記です★

(参考リンク)
★「東海道ぶらりマップ」亀山市観光協会HP
http://www.kameyama-kanko.com/
★「亀山みそ焼きうどん本舗」HP
http://kirakame.sakura.ne.jp/misoyaki/
★「超B級グルメの帝王『亀八食堂』」くま先生の滋賀が好き!ブログ
http://guwaguwa58.exblog.jp/6650797/
★「関の山(三重県)語源遺産」わぐりたかし・語源遺産ブログ
http://ameblo.jp/gogen/entry-10229576863.html

(関連する記事)
★「291 【スイーツ23】関に坂下、東海道ウォーク
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100819
★「目次 【やきそば】シリーズ」
http://rifuh.jugem.jp/?cid=33

(京都・亀岡市も江戸時代は亀山だった様です。区別する為に改称したとか)


再び関宿、「関の山」の語源。語源ハンターのわぐり先生、又呑みましょ




| 2011.03.31 Thursday (08:11) | 三重ってナニ地方? | - | - |
524 【お肉料理10】大入道とトンテキ in 四日市


四日市が絶賛売出し中の「トンテキ」。ちょっとタレが多過ぎじゃねぇ?

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

城下町には城下町なりの、門前町には門前町なりの全国共通の雰囲気が有る様に、産業都市の雰囲気は日本中何処に行ったって、ナンとなく同じ感じがするンです。悪い意味で無く、良い意味での「荒々しさ」でございますネ。

煩わしい「伝統」や「粋」何ぞに拘ってる暇は無いし興味も無いし、第一ソレで食って行けるンか?と云う割り切りが感じられ、兎に角ダレもが忙しく動き廻ってる感じがする。薄ボンヤリしてると怒られソウな、不思議なセワしなさ。

でもそんな街が、「工場の撤退」「産業構造の変化」等で一旦活気を無くすともう悲惨で、コレから西部劇の撃ち合いでも始まる様な、酷く荒涼とした雰囲気に成っちまう。余程の僥倖の無い限り、ソコからの復活は難しいでしょう。

自民党政権も悪かったけど、只今の大馬鹿共は「最低最悪」すら褒め言葉に成りソウな輩ばかりですンで、益々日本の産業は衰退して行き、荒涼とした雰囲気に成る街が全国で増えて行くンでしょうネ。ホントどうする気だろうか?



街を歩いてて気が付いた。ココは不思議なマンホールの多い所ですゼ

絵柄に凝る街は他にも在りますが、着色まで凝るとは・・素敵な無駄。

さて三重・四日市へ行って参りました。ココん所、同じ三重県でも県庁都市・津市へ良く行って居りましたが、四日市の街中をブラつくのは久し振り。ココは御存じ通り一大工業都市で、昔の「公害」のイメージが未だに付き纏う街。

アーケード街は寂れちゃってましたが、近鉄線の駅前だけはソレなり以上に賑やかで、平日昼だと云うのに若者達が歩き廻ってる。そして平日昼だと云うのに楽しそうに呑んだ暮れてる、オッチャン・オバチャン達の姿も目に入る。

この雰囲気だ。まだ活気の有る産業都市共通の雰囲気だ。工場はシフト制だから私らには昼間でも、オッチャン達にはもう夜なのかも知れない。呑んだ暮れてても目くじら立てられる事も無い。羨ましい様な、羨ましくない様な・・。

駅近くの食堂で名物「トンテキ」を食べてる私メの横で、かなりメートル上げてるオッチャン達の姿を見て、彼らが若い工員だった頃は駅前はもっと賑やかで、工場の煙突から真っ黒な煙が出捲くってたンだろうなと、フト思いました。

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「三重県亀山市の焼きうどん」の試食記です★

(参考リンク)
★「コンビナート夜景クルーズも」四日市観光協会HP
http://kanko-yokkaichi.com/index.shtml
★「四日市名物とんてき」四日市とんてき協会HP
http://tonteki.com/
★「文化財・大入道山車」四日市市役所HP
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/bunkazai/pages/data/32.html
★「からくり人形・大入道」大宝天社絵馬HP
http://www4.airnet.ne.jp/sakura/karakuri/karakuri_fr2.html

(関連する記事)
★「008 【お肉料理01】四日市のトンテキ!!」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20091028
★「070 【スイーツ03】伊勢のなが餅、高虎ゆかり
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100118


(小型船に乗って、工場群の夜景を見に行くツアーが人気ナンだソウですヨ)
             
四日市名物の「大入道」。商店街で首を伸ばしたり縮めたりしてました




| 2011.03.30 Wednesday (07:44) | 三重ってナニ地方? | - | - |
523 【煎餅お餅09】高崎だるまとゴロピカリ


縁起だるまの発祥地・少林山達磨寺。フツーはお役済みのお札を奉納するンでしょうが、流石にココは成就済み達磨が沢山奉納されてました

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

拙宅は幸いにして近くに駅が沢山在りまして、中でもJR埼京線・板橋駅は徒歩約1分。都営地下鉄三田線・新板橋駅なら約2分と便利でして、随分恵まれた環境でございます。尤も自転車やバイクで移動する事も多いンですケド。

当然、至便な埼京線や三田線を使うのが一番多いンですが、ラジオの生放送の為にJR高崎線も毎週使います。高崎線と云う位ですから、東京・上野から群馬・高崎まで延びてる線ですネ。関東平野を北西へ直線に突っ走る電車。

県都・前橋を抜き、群馬県の最大都市に最近成ったらしい高崎市。双方共にほぼ同規模の城下町でプライドは高いらしく、有名な「前高・高高戦」を初めとして何かと競り合ってると、前橋出身のウチの師匠(松鯉)から聞きましたヨ。

路線名や新幹線の駅が在る分、傍から見てると高崎の方が近しい感は強いンですが、明治初期に県知事だった「吉田松陰の義弟」が傲慢で、現在に至る両市対立のタネを蒔いたらしい。明治政府はドコでもロクな事をしません。


ご本堂横の「達磨堂」内には福田さん・中曽根さん・小渕さんと、群馬出身の歴代総理大臣の「当選御礼だるまさん()が奉納されてました。

「生産量日本一・上州だるまは高崎名物」と自慢すれば、「だるま発祥の達磨寺は、前橋藩が建てた寺」と言い返すとか・・。こんなパターンは幾つも有るソウですが、高崎市・少林山達磨寺が日本の「だるま」発祥の地とされてます。

起き上がり小法師のだるまさん、全国の約八割が高崎産とのコト。確かに達磨寺近くにメーカーは沢山在りまして、紙を張り重ねた真っ赤なだるまさんを干してるのを、秋頃に何度も見たコトがございますネ。でもお寺は初めてだ。

達磨大師は千五百年ほど前に実在の、インド出身の偉いお坊さん。南北朝時代の中国は少林寺で面壁九年の座禅をして悟られ、禅宗を始めたとされてますネ。前橋藩は領内の飛び地に、この達磨寺を元禄十年(1697)建立した。

やがてこの地域は浅間山の噴火により大打撃を受けますが、その復興で上州のカラッ風を生かした「張子のだるま」造りが推奨され、今じゃ大名物。正月明けには高崎・前橋両市で仲良く、盛大なだるま市が行われるソウです。



にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「三重県四日市市」への訪問記です★

(参考リンク)
★「黄檗宗・少林山達磨寺」HP
http://www.daruma.or.jp/
★「少林山のだるま市」JR東日本・えきねっとHP
http://tabidoki.jrnets.co.jp/e07/arcv/56.html
★「リフォームよもやま話・上州だるま」しんせつパートナーTAKEUCHI HP
http://www.takeuchi-reform.com/reform/yomoyama/2009/12/post-5.html
★「前高、高高定期戦・・」書道家の日々つれづれブログ
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=3172790
★「群馬ブランドの品目と由来」JAグループ群馬HP
http://www.jagunma.net/gunma/oyakudachi/foods.html#gbrand

(関連する記事)
★「379 【お米料理26】駿河大納言さま最期の地・・高崎市
http://rifuh.jugem.jp/?day=20101111

(境内は赤羽やら王子やら、北区からの奉納で一杯。ドウ云う関係かしらん
)

昨夏の猛暑で収量は最悪だったソウですが、群馬のお米と言えば勿論「ゴロピカリ」。群馬県は雷が日本一多いトコでして、だからこの命名に




| 2011.03.29 Tuesday (08:01) | いいだんべぇ群馬南 | - | - |
522 【お魚料理27】古河は関東のド・マンナカ


城は消滅したけど、昔年の面影を伝える古河の旧武家屋敷(杉並通り)

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

私メが住む板橋のお隣り・東京北区に「古河庭園」と云う、大正に古河財閥が作り上げた庭園が在ります。この財閥は足尾銅山等で大儲けした古河市兵衛サンが一代で築いたモノでして、現在の古河グループ(富士通とか)です。

流石に今は大丈夫ですが、子供時分の私メはコレの読みが「こが」か「ふるかわ」か判ってませんで、随分と恥をかいたモンでございますヨ。庭園や財閥の方は「ふるかわ」ですが、茨城西端の自治体の方は「こが」と読みますナ。

てな訳で、「こが」と読む古河市へ行って参りました。無駄に長い導入部でしたが、どうかご勘弁下さいませ。さてココは鎌倉時代以来と云うから、随分古くからの城下町。そして室町時代、ココには「公方様」がお出で遊ばされた。

その公方様とは室町幕府の鎌倉府(関東公方)の事で、東日本を支配してた「(大雑把に云えば)副将軍」。京都の足利本家と争い、関東のド真ん中の古河に本拠を移した。だからその頃の古河は、東日本の首都だった(コラコラ)


城下町は旧日光街道の古河宿でも在りまして、結構整備されてます。

尤もソリャ名目だけで、関東公方・古河足利家にゃ権威は有っても権力は貧弱だったンですが。その権威は江戸時代も引き継がれたか?徳川幕府の大老や老中と云った重臣が数多く城主を務めた、古河は中々の格式を持つ街。

ソレ程の格式なら、ソレに釣合う立派なお城が在るに違いない!と思ったンですが、殆ど残っちゃ居無ぇ・・。千葉県北端の関宿城が「利根川の洪水防止の為」に堤防ン中に消滅してた・・と過日記事にしましたが、ココも同様です。

古河は利根川と最大の支流・渡良瀬川との合流付近の街で、堤防建設でお城は消滅した。ソレは明治時代の事。曲輪は崩され堀は埋められ、お城の面影今いずこ。建設機械の無い時代に、良くぞコレだけ巨大工事をしたモンだ。

と感心すると共に、その工事の要因は洪水対策だけじゃ無く、上流の足尾銅山からの鉱毒廃液問題が有った事に驚く訳で、その原因は「ふるかわ」と読む方の市兵衛サンの古河鉱業だったと云う・・。やっぱ繋がりが有ったのか。

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「群馬県高崎市」への訪問記です★

(参考リンク)
★「こがナビ」古河市観光協会HP
http://www.kogakanko.jp/
★「古河公方館/古河城」ザ・登城HP
http://woodone9959.web.infoseek.co.jp/c-1-3-4-7-siro-KOGA.html
★「元祖 鮒の甘露煮」ぬた屋HP
http://www.nutaya.co.jp/
★「庭園へ行こう。/旧古河庭園」東京都公園協会HP
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index034.html

(関連する記事)
★「485 【野菜果物18】川との闘いで城は消滅した・・下総関宿
http://rifuh.jugem.jp/?day=20110221

(古河は関東のド真ん中を誇りにしてる様で、ド・マンナカ祭りが行われます)

江戸時代からの古河の名物「鮒の甘露煮」。頭から尻尾まで柔か〜い




| 2011.03.28 Monday (08:40) | よかっぺ茨城だっぺ | - | - |
521 【歴代宰相04】安倍さんと「静岡の親子丼」


安倍川から安倍市(現在の静岡市葵区)越しに赤富士を眺めて見る。富士山は、右肩に宝永火口の出っ張りを持つこの格好が一番と思います

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

ヒョンな事から始めた歴代首相のお名前に因んだトコ巡り。今回は第九十代首相・安倍晋三サンに因んで、その名も「安倍市」へ行って参りました。安倍さんの前の前の森サンまでは覚えてるンですが、その前は誰でしたっけ?

安倍サンもあの小泉サンの後で無ければねぇ・・、長期安定政権の後じゃやり辛かったでしょうナ。またマスコミからの執拗な攻撃(言い掛かりと言っても良いと思う)に晒され、また激務過ぎたかご病気に成って辞められましたが。

まだお若いですし真っ当な保守として貴重な存在ですから、近い内に改めて首相の座に就かれるのを密かに期待致して居りますが・・。ただ安倍サンの母君に私ぁお会いした事が有りましたが、大変な女傑で居らっしゃいました。

さて安倍市ですが、「ハテ?そんな市が在ったかしら」とお思いの方、その御疑念は到って穏当。だってそんな名前の市は現在ございませんから。但し昔は在った。現在の静岡市葵区がかつての安倍市(あべのいち)でございます。

         
安倍川橋の傍に、江戸幕府転覆を図った由井正雪サンのお墓が在ります。江戸期はココは東海道有数の刑場で、正雪サンはココに晒された様

茹でた角餅に黄粉をかけたお菓子で「安倍川餅」ってございますよネ、あの安倍でございますヨ。南アルプスを源流とし、最初から最後まで静岡市内だけを流れる一級河川。東海道でも名代の大河で在り乍ら、ダムが一つも無い川。

この川の河口近くに登呂遺跡の弥生時代から栄えたのが、私メの育った静岡市で駿河(するが)の国府として戦国時代は今川百万石の城下町。江戸初期は徳川忠長公が五十五万石、そして最後は徳川本家が移られて七十万石。

今の中心街は徳川家に因んで「葵区」ですが、個人的には「駿府区」復活が良かったンですがねぇ・・。昔の郡名ならば安倍川の畔だから「安倍郡」と申して居りまして、ソコの中心の市が立つ街だから「安倍市」と言ってたそうナ。

無論、安倍元首相と安倍市とは縁も所縁も無いンでしょうが、「阿部」じゃ無くて「安倍」サンでしたから元静岡市民として応援せざろう得ませんナ。安倍サン以降の騒動を考えるにつけ、惜しい人を辞めさせたと思わざろう得ません。

先日、静岡県でも震度6強の揺れが有りましたが、流石に地震対策は最強の我が故郷!被害はほぼ皆無で、皆がドーンと構えてるのが却って恐い位。日頃からの訓練や備えの大切さを改めて感じさせられました。頑張れニッポン

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「茨城県古河市」への訪問記です★

(参考リンク)
★「古代の町 安倍の市」東海道駿府城下町HP
http://www.tokaido.canariya.net/1-rene-tokdo/2book/1bu/1_fr.html
★「平成安倍の市in浅間通り」静岡市葵区自治会連合会ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/aoi_shizuokacity/22883850.html
★「由比正雪」松代屋重五郎HP
http://oniheru.fc2web.com/douzou/yui_syousetsu.htm
★「よそとは違う?静岡市の"親子丼"」Taro’s Wonderland ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/samurai_mie/47486475.html
★「さくらごはんの作り方」All About プラチナレシピHP
http://allabout.co.jp/gm/gc/19504/

(旧静岡・清水市の合併時に、「安倍市」を推す声も一部ですが有りました)

静岡市辺りじゃ、戦国時代から()コレが「親子丼」。「さくら飯」と云う静岡独自の醤油炊き込み御飯の上に、甘〜い炒り玉子が乗ってます。




| 2011.03.27 Sunday (07:48) | 我がふるさと静岡市 | - | - |
519 奈良まほろば館 (メトロ三越前)


日本橋の「奈良まほろば館」。ココは旧第一證券の本社跡・・だった筈

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

さて東京都内の「アンテナショップ」巡りの六軒目です。今回参りましたのは以前ご紹介の「にほんばし島根館」と同じく、日本橋三越本店の真ン前に在る「奈良まほろば館」。但し島根は三越本館の前ですが、奈良は新館の前。

この日本橋界隈は、江戸時代からの繁華街で有ると同時に都内有数のオフィス街でも在りまして、日本銀行本店や東京証券取引所が在ったりしますンで、銀行や証券会社が多いですネ。ちなみに日銀本店は金座の跡地です。

私メが学生だったバブル時代は、銀行・証券業界は全くこの世の春を謳歌してましたナ。汗水たらして地道に稼ぐのは「悪」で、金融商品であっさり稼ぐのが「善」てな感じで・・世の中全く狂ってた。でも栄枯盛衰は昔から世の習い。

バブル崩壊で淘汰は進み統合が行われ、綺羅を張ってた銀行・証券会社は随分消えましたネ。「四大証券」と云われた山一や、拓銀みたいな都市銀行まで突然倒産した位で、中堅以下の銀行・証券は生き残りに大変だった筈。


(許可を得て撮影)一寸こじんまりとした感じの物産店が一階に在ります。

そんなバブル崩壊から生き残れず、現在は「三菱UFJモルガンスンタレー證券(長い名前だね)」に統合された会社の一つに「第一證券」と云うトコが在りまして、ソコはバブル期に三越の本店前に派手な外装の本社ビルを建てた。

その跡に入居したのが「奈良まほろば館」でして、エラク派手な外観だと私ぁ一瞬思いましたが、ソウだココはバブルの遺物だ!ソレをそのままで使うと云うのが・・奈良だねぇ。地味な田舎娘が都会で堅実に派手な振りをしてる様。

以前は代官山()にアンテナショップが在った筈ですが、万事控えめな奈良県(私メの勝手なイメージ)ですから、銀座でも新宿でも青山でも無く、日本橋に移ったと云うのは堅実です。やっぱり便利で判り易いトコに在りませんと。

京都や大阪ほどアピール上手に思えンけれど、奈良県って知れば知るほど奥深いトコですンで、コレからも時折参ろうと私ぁ思ってますが・・。この派手過ぎる外観と地味な内装との調和感が、千三百年以上の歴史ナンでしょうか?

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「静岡県静岡市」への訪問記です★


大きな地図で見る

奈良まほろば館
東京都中央区日本橋室町1丁目6番2号 日本橋室町162ビル
TEL:03−3516−3931
午前10時30分から午後7時まで営業。年末年始を除き年中無休
東京メトロ「三越前駅」A1出口すぐ

(参考リンク)
★「奈良まほろば館」奈良県東京事務所HP
http://www.mahoroba-kan.jp/
★「奈良県観光情報 大和路アーカイブ」奈良県ビジターズビューローHP
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/
★「奈良のうまいもの」奈良県庁農林部HP
http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/

(『大仏商法』と云う非積極的な雰囲気が、奈良県には伝統的に有りまして
)

奈良県は靴下の大産地(知ってた?)。柿の葉寿司はこの日の昼食に・・




| 2011.03.26 Saturday (08:07) | 各県アンテナ店巡り | - | - |
518 【名物パン43】香取神宮で漢を見た


日本三神宮の一社「香取神宮」。本殿は元禄十三年(1700)築の重要文化財で、今回の震災を凌いだとの事。コレは震災寸前の訪問記です

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

唐突ですが私メは今年「後厄」でございます。基本的に信心しない性質ですが、「厄年」と云う物にゃソレなりの理由が有るだろうと存じまして、厄が明ける迄は大人しくして居ります。その割には方々出掛け蒔くって居りますが・・。

人並みに「厄払い」的な事をしようと、本厄の昨年は日本神道の最高峰・伊勢神宮に参拝しに行きましたが、後厄の今年はドウしようか?同じトコにお願いするのも詰らないし(不信心!)で、参りましたのは千葉・香取市の香取神宮。

伊勢神宮と同じ「三神宮(もう一社は茨城・鹿島神宮)」。ほぼ同格だからお伊勢さんに怒られンだろうと云う、単純な理由です。尤も最大の理由は前回行った時に定休日だった、香取市佐原のモコでボーロを買いたかったンですが。

ま、モコは後回しにして「お祓いお参り!香取神宮へ行こう!」。昨日もご案内した千葉・香取市佐原の東外れに神宮は鎮座してまして、参道には寄進された立派な石灯篭が沢山。ただ震災で随分倒壊しちまったらしいですケド。


おぉ懐かしい「身代り新治郎」。よど号事件で乗客の身代りに成った人

ですが本殿等は大した被害は無かったソウで、やれ一安心。利根川を挟み茨城県と向かい合う千葉北東部も、東北ほどじゃ無いですが強い地震に襲われた辺り。三百年前の宮大工の建築技術と云うのは大したモンだ、凄い凄い。

御祭神の「経津主神(ふつぬしのかみ)サマ」は、鹿島神宮の御祭神「建御雷神(たけみかづち)サマ」と並ぶ我が国最高の武神で有られ、その武威を以て大勢を御守り下さった様です。願わくば東北も御守り戴きたかったのですが。

ですが不思議な胸像を参道下で見付けた。はて誰方かな?山村新治郎・・。おぉ「身代り新治郎」では無いかいな!ナンでこんなトコ(失礼)に・・。調べてみると新治郎サンは、神宮の門前町・佐原出身の政治家。地元だったのネ。

赤軍派の気違い共が引き起こした「よど号ハイジャック事件」。気の毒な乗客の代りに人質役を買って出たのが、当時運輸政務次官だった新治郎サン。心神喪失状態の次女に惨殺され、違う意味で話題に成ったのも覚えてますが。

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「奈良県のサテライトショップ」への訪問記です★

(参考リンク)
★「日本三神宮」香取神宮HP
http://www.katori-jingu.or.jp/
★「経津主神」八百万の神々HP
http://www.din.or.jp/~a-kotaro/gods/kamigami/futunusi.html
★「よど号ハイジャック事件」平成医新ドクターズブログ
http://blog.m3.com/yonoseiginotame/20100302/3
★「モコパン(佐原・水郷)」パンマップHP
http://pan-map.com/panmap/chiba/A1204/A120404/12022853/

(関連する記事)
★「068 【名物パン06】水郷のモコモコしたボーロ
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100116

(私ぁ「少年法による免責」と「心神喪失者の免責」は廃止すべきと考えます
)

今回は佐原のモコパンが営業してましたンで、久方ぶりに「ボーロー」を沢山購入。シュークリームの皮がパンに成ってる、とお考え戴ければ判り易かろうと存じます。洒落たモンじゃ無いケド、素朴で美味しいのヨ




| 2011.03.25 Friday (07:04) | 日本最大の島・千葉北 | - | - |
517 【お米料理32】知らンかった事ばかり・・佐原


佐原・小野川沿いの保存地区。柳の新芽が揃い出すと綺麗ナンですが

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

今年に入って未だ百日経って無いと云うのに、千葉県北東部・香取市の佐原地区(旧佐原市)へ又しても行って参りました。実は正月明けにも行ってますンで、早くも今年二度目。その時は大変な混雑で散歩出来ませんでしたが。

ココは日本三神宮「香取神宮」の門前町。その神事に用いる器(さわら)が地名の由来だソウでして、私ぁてっきり佐原は「さはら」と読むンだと思ってましたが、由来通りに「さわら」と読むのが正しいソウですヨ。へぇ知らンかった。

太閤殿下の命令で徳川家康公が、駿府(静岡市)百五十万石から江戸二百五十万石に移らされた戦国時代の半ば過ぎ。家康公は重臣を関東各地に配して守りを固めますが、佐原で四万石を与えられたのが鳥居彦右衛門元忠。

元忠は家康公の幼少時以来の側近中の側近、いや「幼馴染」と言う方が正しいか?あの関ヶ原合戦の前哨戦「伏見城攻防戦」で、四万の西軍相手に囮同然の玉砕戦で時間を稼ぎ、「三河武士の鑑」として褒め称えられた人物。


小野川に架かる街の中心・忠敬橋から、赤い煉瓦の「三菱館」方向を。

尤も利根川近くの市街地じゃ無く、旧佐原市南部の丘陵部に在る矢作城を本拠にしたンで「矢作(やはぎ)藩」と云うのが正しいンだソウですが、へぇ知らンかった。講談に良く出て来る鳥居元忠サンって、ココの大名だったンですか。

伏見城での玉砕後、鳥居家は大加増で転封され、この街は江戸時代の殆どを幕府の天領として過します。天領は大抵年貢が安く、また江戸へ物資を運ぶ利根川水運の要衝として、自動車が普及する昭和半ばまでエラク栄えた。

当時の繁栄を伝える建物群が中心街に取り残されてまして、それを再評価し再利用して、観光客が押し寄せる近年の姿に成った訳ですが、何だか良くも悪くも倉敷化してる様で・・。ま、街興しの方向性としては正しいンでしょうが。

ですが私メにとって佐原最大の楽しみ、昭和の雰囲気満載の「志田ストアー」は観光地化されて居らず(当然と云えば当然ですが)、今回「東洋軒」と云うコレまた昭和の味その儘の洋食屋サンを見付け、大いに満足の私メでした。

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「千葉県香取市の香取神宮」への訪問記です★

(参考リンク)
★「香取を旅する・佐原の町並み」香取市公式観光HP
http://www.katorishi.com/machinami.html
★「佐 原」佐原市非公式HP
http://www.sawara.com/index.htm
★「日本史人物列伝・鳥居元忠」よろぱら〜文学歴史の10〜HP
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoropara/retuden/retu00118.htm
★「お食事処 東洋軒」なんでも香取・かとりんくHP
http://www.kato-link.jp/tyk-4mt-9141/

(関連する記事)
★「068 【名物パン06】水郷のモコモコしたボーロ
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100116
★「156 【スイーツ10】みんなでコネよう!佐原のあんこ
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100411

(震災前の訪問でしたが、佐原も屋根瓦が崩れてる家が結構有るソウです
)

大正十五年創業の東洋軒。名物は和風タレのポークソテーとドライカレーが相盛りに成った「インディアンライス」。ドライカレーなんて食べるは一体いつ以来だろうか?ちなみに命名由来は全くの不明だソウです。




| 2011.03.24 Thursday (07:33) | 日本最大の島・千葉北 | - | - |
516 【お魚料理26】余は六条院に所領が欲しいのじゃ


昨春(2010)閉校してしまいました、京都・下京区の「六条院小学校」。それにしても下京区は学校の統廃合が著しい(昨年夏に撮影したモノ)

今回の震災で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。辛い事態が続きますが、みんなで協力しこの国難を乗り切りましょう。腹から笑える日がその内来ますから、今はカラ元気出そうじゃないか。そう思って無理にフツーな振りをして、通常の更新を続けて居ります。

講談の色んなジャンルが有る中で、一番難しいのは「怪談」でございますナ。いや講談に限らず、全ての話芸の中で一番難しいのは「怪談」だと私ぁ思って居ります。稲川某サンらのはタダ脅かしてるだけで、アレは怪談と違う。

視力に訴えられる映像のホラーと違い、話芸の怪談は言葉だけで心底(=腹からの)恐怖を抱いて貰う必要が有る訳で、その為には押し殺し乍らも良く通る声(ただの低いだけの声と訳が違う)で長時間語り続けられる胆力が必要。

常に口調を整え続け、必要の無い無駄の言葉を削り、爆発的恐怖の瞬間に到るまでジワジワっと盛り上げ続けられる緻密さが必要でして、私メら如きの若僧じゃまだまだ手に負える代物じゃございませんヨ。アリャ本当に難しい。

脅かすだけの「今風の」なら、直ぐ出来るンだけれども。ソウじゃ無い謂わば「総合話芸」の講談ですンで、何度か怪談へのチャレンジをした事は有るけれど、私メにゃ未だ無理です。気軽に「怪談やってヨ」と仰らない様に願います。


こちらは岡山県浅口市「六条院」。ココにも六条院小学校が在るらしい。

源氏物語の中に、恐ろしいシーンが有ります。光源氏への思いの余り「生霊」と化した「六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)」様が、葵上を無意識の内に憑り殺す辺りでございますナ。年増女の情念の深さ・・、あぁ恐ろしい〜!

無論、御息所が実在した畏れは無いンですが、私ぁどうも「六条院」と云うのが気に成る。京都・六条京極の大邸宅に住んでたと成ってるらしいンですが、六条通りってあの路地の事だよなぁ。昔は広かったンかな?ま、創作だし。

京都へ行くと松原通(元の五条通です)や六条通界隈をブラついてる事の多い私メ。六条院小学校が有り、私ぁココの卒業生なら「余は六条院の出じゃ」と言えるねぇと夢想してましたが、残念な事に昨春、閉校統合されてた様です。

嫁の実家から近い岡山・浅口市に、「六条院」地域(六条院町と云う自治体が昭和三十年まで在った)が在ります。良し、ならばアソコで土地を買い、「余は六条院の領主じゃ」と言おうかと思うけど・・ドコで頼めば売って呉れるのか?

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「千葉県香取市佐原」への訪問記です★

(参考リンク)
★「六条通」京都まにあHP
http://www.linkclub.or.jp/~mcyy/kyo/no.6/01.html
★「憑依の女性 六条御息所」恋愛家Heinrichの秘密基地的ロマンHP
http://home.att.ne.jp/sun/Heinrich/index/genji4.htm
★「閉校のお知らせ」京都市下京区役所HP
http://www.city.kyoto.lg.jp/shimogyo/page/0000075053.html
★「浅口市観光情報」岡山県浅口市役所HP
http://www.city.asakuchi.okayama.jp/kanko/
★「サッパ/ままかり」ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑HP
http://www.zukan-bouz.com/nisin/sappa.html

(『将棋盤』程度の大きさの土地で結構ですゼ。別に住む訳じゃ無いですし)

あぁ、やっぱり岡山だなぁ。名物「ままかり」の干したのを売ってました




| 2011.03.23 Wednesday (07:44) | もんげぇ〜岡山南部 | - | - |
ブログ内の検索はこちらから
このブログを書いてンのは?
profilephoto
お噂さの貯蔵庫(種類別)
お噂さの貯蔵庫(日付順)
お噂さの貯蔵庫(年月別)
MOBILE
qrcode