911で米国をドン底に叩き落したオサマ・ビン・ラディンに鉄槌が下されましたが、311で日本をドン底に叩き落した某首相には、一体ドウ云う評価が与えられるンでしょうか?ビンを回収するなら、カンも回収して!
31日 589 2011年05月の目次
31日 588 【粉なモン09】バブルの光、今いずこ・・白馬村
30日 587 【スイーツ23】大津波と鯛と聖地と・・小湊
29日 586 【お米料理36】久留里で破門された男
28日 585 キャプテン・フューチャーは平成三年生まれ
27日 584 【揚げモン16】パステルでフェスタ・パート2
26日 583 【名物パン44】豪雪対策とサンドパン・・高田
25日 582 【揚げモン15】「生贄にされた男」と「天麩羅にされた烏賊」
24日 581 【お魚料理30】大自然の驚異!未だに雪で通行止め
23日 580 【東京十社09】芝大神宮とお奉行サマ
22日 579 【東京十社08】日枝神社にはサルが居る
21日 578 埼玉アンテナショップ (JR新宿)
20日 577 【やきそば31】那須烏山のゴム焼きそば
19日 576 【野菜果物21】馬頭町の不思議なシイタケ
18日 575 【呑みモン16】近藤勇サンは勝沼ワインを呑めなかった
17日 574 【団子饅頭21】あの鱒は食べちゃ駄目・・忍野八海
16日 573 【スイーツ22】徳島に亥の子菓子は今も残る
15日 572 【ご近所めぐり15】B級で結構!大都映画巣鴨撮影所
14日 571 自衛隊、誰がために戦う?
13日 570 穴・アナ・あな・・吉見百穴
12日 569 【調味料類05】東松山のお稲荷サンは野球の神様か?
11日 568 【揚げモン14】信州明科のつぶら揚げ
10日 567 【揚げモン13】外国人観光客と山賊焼・・信州松本
09日 566 【お米料理35】松本じゃ蕎麦は巻き物の具!
08日 565 津波からの復活!野口雨情生家・・北茨城市
07日 564 なっ!とくしま (メトロ神谷町)
06日 563 待乳山の聖天サマと二股大根
05日 562 【東京十社07】亀戸天神にはカメが居る
04日 561 【お米料理34】彼女のおならは時代を変えた?・・瑞浪
03日 560 【煎餅お餅11】多治見は暑いけど洒落てる街
02日 559 【煎餅お餅10】負けないコト逃げ出さないコト・・草加市
01日 558 【やきそば30】鳩ヶ谷のソース焼きうどん
2011年05月も毎日更新で、以上32本の記事を掲載致しました。今年も日本各地にツバメ達が帰って来て呉れました。嬉しくて涙が出そうに成ります。
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台湾(中華民国)の皆さんに感謝!日本と台湾は信頼しあえる兄弟国。
一番左が「白馬岳(・・だったと思うンだけど)」。三千m級の北アルプスを眺めるのは、梅雨入り前後の今頃が一番宜しいですナ。峰々が美しい
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
今回は私メがかつて住んでた、長野・白馬村でございます。北アルプス最北部、白馬岳の麓に広がる盆地の村だから白馬村。但し山名は「しろうま」ですが、村名は「はくば」ですンでお間違え無き様に。長野五輪の主会場でした。
芸界に入る寸前の真冬の半年間、私メはこの村に住んで居りました。転勤族の父親に従って引越しの多い子供でしたが、自分の意思で住む場所として選んだのはココが初めて。例えソレが現実から卑怯に逃げ出した結果・・でも。
時代はバブルの真っ最中。夏は高原の避暑地/冬は著名なスキーリゾートとして当時の白馬は、横浜中華街並みの大繁盛。浮気な恋を探す兄ちゃん姐ちゃんで、リゾート土産物屋街「みそら野エコーランド」周辺は一杯でしたナ。
でも私メは硬派バイク野郎を気取り、姐ちゃん達にゃ興味が無い振りしてましたンで、今考えれば損した様な・・。私メの基本哲学「姐ちゃんに銭を使うなら、美味いモン食いたい。1kmでも遠くへ行きたい」は当時から不変です。
白馬盆地じゃ「姫川(本流)」より、「松川(支流)」の方が遥かに広大で立派。松川の源流は「白馬岳」「唐松岳」等で、雪溶け水でヒャア冷たい
イロイロと不義理を働き、イロイロと迷惑を掛け、イロイロと問題を起こし、その結果東京に居られなく成りました未だ二十歳過ぎの私メは、イロイロ有って真冬の白馬へエスケープ。スキー場に住んだ為に、スキーを憶えられましたが。
リゾートに無縁そうな私メが、当時日本を代表するリゾートだった白馬になぜ脱走したか?そりぁ、ココにゃ偶々知り合いが居たからですヨ。日本一周の最終盤、通りすがりの峠で北アルプスの眺望に見とれてたトコ、ナンパされた。
いや、ソレじゃ語弊が有るナ。オープンしたてのお宿の「客引きに遭った」と云うのが正しい。声を掛けて来たのは純朴そうな若夫婦で、ドウにも気に成って後日訪ねてみたら、リゾートに似合わしからぬ、いわゆる「旅人宿」でしたネ。
周りのペンション群とは異世界な、健全な雰囲気で随分と居易く、何十泊した事か?お陰で村内は隅から隅まで知ってる状態だったンで、脱走先として選んだンですが・・。久し振りに参った白馬村は、寂れた以外、昔と一緒でした。
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★明日は「東京都豊島区西池袋」への訪問記です★
(参考リンク)
★「あなたが出逢うのは、もっと美しい白馬かも・・」白馬村役場観光局HP
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/index2.html
★「白馬連峰登山」たびネット信州HP
http://www.tabinet-jp.com/trek/02hakuba_hakubarenpou.htm
★「一人旅大歓迎の宿」白馬風の子HP
http://www.janis.or.jp/users/kazenoko/
★「そばおやき『ちゃのこ』」小谷村.net HP
http://www.otarimura.net/chanoko/
(久し振りに通った懐かしき我が縁地。ソレにしてもエコーランドの寂れたコト)
白馬に珍しいモノは無いンで、代りに北隣りの小谷(おたり)村から。左はフツーの「野沢菜おやき」ですが、右は珍品「ちゃんめろちゃのこ」。「ちゃのこ」は蕎麦粉製のおやきで、「ちゃんめろ」とは「ふきのとう」のコト。蕎麦掻きみたいな食感で、私ぁフツーのおやきの方が馴れてます
日蓮宗の大本山の一つ「小湊山誕生寺」祖師堂。日蓮お上人の生家跡に建立されたのが始まりで、大津波の直撃を受けて来たお寺サンです
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
日本には一体どの位の数の宗教組織が在るか?新旧・大小・認可不認可イロイロ在るンで全く想像が付きませんが、大抵の宗派に聖地と云うモノがございますヨ。ソレは教祖サマに因んだトコが殆どで、新興宗教ほど盛大に祀る。
組織のカリスマたる教祖様を仰々しくみせる「神格化」の一環で、如何にも勿体ぶった物語化されて居りますナ。信じる信じないは個人の自由ですからドウこう言う心算は無いですが、目を疑っちまう様なトコが多いのは事実です。
でも信心は恋愛に近いモノが有りますから、「痘痕も笑窪」ナンでしょうな。多少の矛盾を乗り越える強引な神々しさを、私メら寄席芸人も見習わなきゃイケナイと考える事もございますゼ。尤も教祖様には成りたくございませんが・・。
「古典も最初は新作だった」と寄席芸界じゃ申しますが、今は新興宗教でも数百年経ったら(上手く行けば)伝統宗教に成れる訳で、その頃にゃ教祖様は神格化され、話に尾鰭が付けられ捲くって凄い事に成っちゃってンでしょうケド。
境内から太平洋がすぐ見える。この港から国の特別天然記念物「鯛の浦」巡りの遊覧船が出ますが、生憎この日は波が高くて欠航・・残念。
鎌倉時代は新興宗教だった法華系も、数百年経って開祖日蓮サンが神格化され、常人じゃ無理な事を多数された事に成ってます。ソレが果たして事実かドウか詮索するのは目的じゃ無いからしませんが、確実な事実が一つ在る。
ソレは生まれた場所。千葉県房総半島の外海側、いわゆる外房の真ン中辺りに「鴨川市小湊」と云う街が在り、日蓮サンはソコで今から八百年程前に生まれた。やがて生家跡にお寺が建てられた。誕生地だから「誕生寺」だ・・。
この判り易さが(色ンな意味で)素晴らしいですが、法華系では聖地として重要視され、現在に至るまで大本山として栄えてます。けれど誕生寺サンは大地震の大津波の直撃を、約五百年前と約三百年前の二度喰らったとのコト。
最初の津波で本当の生家跡は海底に沈み、移転したトコも二度目の津波に直撃されたらしい。ソコで現在地に移転と寺伝に有りますが、神格化する過程で誇張した訳じゃ無く、コレは確かな事実。ホント地震と津波は恐いです。
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★明日は「長野県白馬村」への訪問記です★
(参考リンク)
★「日蓮聖人御降誕の地」大本山・小湊誕生寺HP
http://www.tanjoh-ji.jp/
★「元気!鴨川あんしんキャンペーン」鴨川観光協会HP
http://www.chiba-kamogawa.jp/ja/
★「『神秘の鯛』を遊覧船で見よう〜」鯛の浦遊覧船HP
http://www.tainoura.jp/
★「伝統の鯛せんべい・鯛さぶれ」亀屋本店HP
http://www.kameyahonten.com/taisenbe.html
(ソレにしても外房は法華系のお寺が多いですナ。巡礼客向けの大ホテルも)
外房名物「鯛せんべい」。誕生寺そばの「鯛の浦」の鯛を模った、この硬い小麦煎餅は関東じゃ御馴染みですが、西日本のソレとは全く違うモノ
久留里城下の中心街で、国道410号線(久留里街道)沿いに拡がる「市場」地区。ココはのんびりしたトコで、今回はわざわざ訪ねてみました
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
ごく稀にナンですが、我々寄席芸界には極めて物騒な「ご案内書き」が廻って来る事がございます。そりゃ「破門状」と云う余り有り難くないモノで、ドコかの師匠が「この度、阿呆な弟子を破門にしたンでヨロシク」と云う内容ですナ。
弟子が破門されるのは別段珍しく無い世界で、フツーは「阿呆な弟子を破門しました」と口頭で伝えられて終わるンですが、わざわざ「破門状」が廻ると云うのは余程のコト。つまり「破門にした弟子を無視して頂戴ネ」と云う要請だ。
一旦弟子に成ると「師匠が死ぬか廃業するか」で無けりゃ、他の一門に簡単に移れないのが芸界の仁義。でも破門に成った奴が可哀相だ、なら俺が弟子に取ってやろう人情家が出ぬとも限らない。すると話し合いで解決を探る。
ですが破門状が廻ってる場合は、新旧の師匠間は本気の喧嘩を覚悟しなければ成らない。大変な遺恨騒ぎに成る。ですンでわざわざ破門状が出ると云うのは余程のコトで、火中の栗に手を出す阿呆な人情家はまず出ませんゼ。
久留里の街は、アチラコチラに清水の湧き出る井戸が有りますが、時世柄か?「放射能未検出」の分析結果が掲示されてます。イヤな世です
江戸時代の半ば少し前。土屋伊予守と云う三万石の殿様が、「この度、新井勘解由(かげゆ)と云う不埒な家来をクビにしました。どうかヨロシク」と云う書状を、全国の大名に出したと云う噂が有ります。武士業界の破門状ですナ。
勘解由は才気煥発・慇懃無礼・・気味な儒学者。一方殿様は狂気炸裂・傲慢不遜。尖がった性格の君臣同士、上手く行く筈が無い。その結果、破門状が廻ったと考えて下さいませ。他大名は面倒臭がって、当然雇っちゃ呉れない。
この状態は殿様の狂気が限界を極め、幕府からお家改易させられるまで続いたと申します。ちなみに破門状を出したのは上総久留里藩(千葉・君津市久留里町)。出されたのは「正徳の治」を行った新井白石サン。白石は号です。
江戸で拗ねてた白石サンを雇ったのは、幕府から鬼っ子扱いされてた徳川綱豊卿(三代将軍・家光公の孫)。処が予想外の展開で綱豊卿は六代将軍に就き、拗者同士気が有ったのか?白石は国の舵取りを任されたのは有名です。
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★明日は「千葉県天津小湊町」への訪問記です★
(参考リンク)
★「新井白石旧宅跡」そらいろネットHP
http://sorairo-net.com/rekishi/chiba/kururi/006.html
★「久留里藩」下総綜合Ken究所HP
http://www.asahi-net.or.jp/~me4k-skri/han/kantou/kururi.html
★「久留里観光交流センター」君津市役所HP
http://www.city.kimitsu.chiba.jp/kanko/spot/manabu/annai-kururi.html
★「生きた水・久留里」環境省選定・平成の水百選HP
http://www2.env.go.jp/water/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=22
★「くるり名水モロコに・・」ちばとぴ・千葉日報HP
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1225933649
(関連する記事)
★「474 【お魚料理24】お城と生きた水の里・・久留里」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20110210
(如何にも講談的に、多少以上脚色されてる事に怒るのは野暮と云うモノよ)
房総半島内陸部の丘陵の町・久留里では、ふんだんに湧く清水を利用しての「ホンモロコの養殖」が盛ンだとか。駅前の観光案内所の食事処で「ホンモロコ御膳」を頂戴しましたが、癖の無いコイワシみたいでした
今日は食べ物絡みのお噂は、コレっぽっちもございません。二週間に一度だけの「言いたい放題」でございまして、明日からまた食べ物のお噂に戻りますンでドウか、ドウかご勘弁の程を願います
フラワーラジオの在る埼玉・鴻巣市は、東日本最大の「花き市場」が在る街。その性か?JR鴻巣駅東口ロータリーはいつもお花に溢れてます
ご縁有って平成十一年春より毎週金曜日のお昼、埼玉県鴻巣市のコミュニティーFM放送局「フラワーラジオ」で、二時間の生番組を担当させて貰ってます。「継続は力」でして、気付けば同局で最長寿の番組と相成りました・・。
FM鴻巣フラワーラジオ★こうのすフラワータイムなぞの金曜日
2011/05/20(金)12:00〜14:00 第621回放送
昨年まで鴻巣市内各地でバラバラに開催されてた、各種「花まつり」を統合した「第一回こうのす花まつり」が5/22まで九日間に渡り開催されてましたが、各会場を結ぶシャトルバスを走らせた効果は有った様です。あぁ良かった
選曲テーマ 「風薫る笑顔の写真が撮れてますか?写真にちなんだ唄」
1曲目:杉 真 理/恋のフォトグラフ
2曲目:モモクロビック/最後のフォトグラフ
3曲目:玉置 浩二/フォトグラフ
4曲目:松原 みき/風のフォトグラフ (今月の歌として)
5曲目:井上 昌己/家 族 写 真
6曲目:松山 千春/写 真
7曲目:ハイファイセット/たった一枚のフォトグラフ
8曲目:山本 正之/写 真
9曲目:平松 愛理/最後のフラッシュ
FM鴻巣フラワーラジオ★こうのすフラワータイムなぞの金曜日
2011/05/27(金)12:00〜14:00 第622回放送
FR第一スタジオの番組用CDプレーヤー(もちろん業務用!二台有る)の片方の調子がココんトコ今一で、遂に「使用禁止/オーバーホール待ち」に成っちまいました。お陰でいつもと違う運用で、ヤヤこしくて大苦戦な放送でした。
選曲テーマ 「雲雀は空高く歌い、燕は街角で踊る季節。鳥にちなんだ唄」
1曲目:槇原 敬之/濡 れ ひ よ こ
2曲目:白 鳥 座/か も め
3曲目:小松 政夫/しらけ鳥音頭
4曲目:松原 みき/風のフォトグラフ (今月の唄として)
5曲目:森川 美穂/Bird Eyes
6曲目:シング・ライク・トーキング/Skylark
7曲目:白井 貴子/Falcon 〜 どこまでもこの空
8曲目:雅 夢/夕映えよ心の鳩を抱け
9曲目:サ ー カ ス/鳥 に な れ
台風第2号[Songda/ベトナム命名]接近に伴う前線の影響で、東海や甲信地方と同じく、関東も昨日から梅雨入りでございます。平年に較べると12日、去年よりは17日も早いソウで、観測史上二番目のスピード記録だとか。
毎年今頃は「年間で最も過ごし易い季節」ですンで、湿気で鬱とおしい六月中旬に成るまで、私メはもうチョット風薫る初夏を楽しむ心算で居ったンですが、梅雨入りがこんなに早いとは・・もう吃驚仰天。急がんでも良かろうにネ。
コレも震災の影響と思いたく有りませんが、今年の気候はどうもオカシイ様な気が致しますナ。コレ以上の惨事に繋がらない様、神様仏様に願いたいモンでございます。早く梅雨入りした分だけ、ハテ梅雨明けも早いンでしょうか?
[この曲を聴いて貰いたい!5曲目]
放送当時の私メは子供過ぎて、この歌の意味を全く理解して居りませんでしたが、オッサンに成って聴いてみますとアニメのED曲と思えぬ、深い曲でございますナ。宇宙戦艦ヤマトの「真っ赤なスカーフ」並みです
この番組記録の日に成りますと、ここんトコ盛大に吠え巻くって居る私メでございますが、ソリャ厚顔無恥なスッカラ菅を始めとした、政権与党の無能な恥知らず共に怒り狂ってるからでございまして、ドウか御勘弁の程を願います。
この鬱憤をドコに持ってけば良いのか・・全く判りませんが、取り敢えず気を取り直し「曲の紹介」だ。前回(二週間前)に取り上げたサイボーグ009の主題歌とED曲は、あぁ懐かしいと極一部の方面からお褒めを頂戴致しましたネ。
ソレに味をしめまして、009とほぼ同じ頃のアニメの曲をご案内致しますゼ。ソレはNHKアニメ第二弾として、昭和五十三年〜五十四年にかけて放送された「キャプテン・フューチャー(以下、CF)」でございますヨ。覚えてますか?
今でこそフツーな顔してアニメを数多く放映してるNHKですが、当時は「アニメは民放だけ」と云うのがお茶の間の常識で、ソレを打破したのが宮崎アニメ「未来少年コナン」。その大ヒットを受け、CFは意気揚々と放映されましたヨ。
小学生の私メにも判り易かった「未来少年コナン」と違い、「キャプテン・フューチャー」はチョット難解でございましたネ。ちなみに主人公のカーチスは1990年(平成三年)生まれと云う設定ですから、今年21歳か!
ですが視聴率的には苦戦したと聞いて居ります。ですが流石に親方日の丸NHK!民放局なら途中打ち切りに成ってるトコを、丸一年堂々と放送したンですから、CFも恵まれてた。だけどハードSFは一般受けしないのが常識サ。
アメリカのSF作家エドモンド・ハミルトンが、第二次大戦中に書いた長編連作が原作で、ソレを故・野田昌宏センセが翻訳し、SF黎明期の日本で大ブームに成ったらしい。尤も私ぁまだ生まれてないンで、当時の事は知りませんが。
野田昌宏センセと云っても殆どの方が御存知無いでしょうが、あの「ポンキッキ」初代プロデューサーで、ガチャピンのモデルに成った人と云えば判って貰えましょうか。SF界的には「宇宙軍大元帥」「SFマガジンの名物コラム氏」。
ココら辺を語り出すと数時間の長編講談に成るンで止めますが、当時としてはハード過ぎ、現在ならチョット古過ぎで何れにもせよヒットは望めそうも無かったCFですンで、TV前に団欒が有ったあの頃の方が良かったンでしょうナ。
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★明日は「千葉県君津市久留里」への訪問記です★
(参考リンク)
★「FMこうのすフラワーラジオ」フラワーコミュニティ放送HP
http://www.fm767.com/top.html
★「全国のコミュニティFMがインターネットで聞けます」サイマルラジオHP
http://www.simulradio.jp/
★「キャプテン・フューチャー」東映アニメーションHP
http://www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/captain_future/
★「キャプテン・フューチャー全集」東京創元社HP
http://www.tsogen.co.jp/wadai/0402_00.html
★「たのし読むSF・キャプテン・フューチャー」考えようHP
http://homepage1.nifty.com/mai_u/variety/yomu/kangaeru/0008_captain_future.html
(サイマルラジオ経由で、全世界から生放送が聞けますンで珠にはどうぞ)
前回と違う「パステル(イタリアン餃子、と書いて有りますが)の皮」。ソレにひたすら甘いグァバペーストと、不思議な味わいの玉蜀黍のジュースと
さてブラジル料理のパステル作りの第二弾です。前回の記事を御覧戴ければパステルが一体ナンなのか?何となくお判り戴けようと存じますが、要するにブラジル版の「春巻き的なモン」でございます。正式には「パステゥ」です。
好きだけど太りますンで、油で揚げたモンはなるべく控える様にして居る私メでございますが、前回作ったパステルが殊の他美味しかったモンですから、食べたくて仕方が無い。ま、ブラジル料理店に行けば食べられるンですケド。
でもソレじゃ面白くない。握力を大分使いますが、フォークで周りを押え付ける作業は面白かった。また前回は用意してなかったけれど、パステルと云えばコレ!と云う食材が有るソウでして、ソレを使ったモンを作りたくて仕方無い。
その食材とは「グァバペースト」、グァバとは南国の果実です。台湾へ行ってた時、向こうでは青いグァバが美味しくて毎日食べてましたが、ブラジルでは果実が赤い様で、ソレを煮込んだ甘いペーストが羊羹の様にして売られてる。
グァバペーストとチーズを入れた「ロミオとジュリエット」を切ってみた。既に甘さの許容範囲を超えてますが、もうチョット入れるべきだったか?
ただこのペーストが必要以上に甘い。コレまでに何度か買ったコトは有るンですが、私メにゃ甘過ぎてとても食べられん。だけどナンか良い利用方法が有る筈と考えて居った私メでして、そうか!パステルの具にすりゃ良いんだ。
当地ではこのペーストと、チーズを一緒に皮に入れて揚げたのを「ロミオとジュリエット」と呼び、極めて一般的らしい。流石にブラジル、情熱が余ってるラテン!ナンと云う命名・・と一瞬気が遠く成りましたが、良〜しやってみよう。
無論ソレばっかじゃイヤですンで、前回美味しかった「挽肉と玉葱・人参の微塵切りを炒めたモノ」に、「肉汁タップリのソーセージ」も用意。どうせ悪乗りだと、同じ南米ペルーの「チチャモラーダ」と云う紫玉蜀黍のジュースまで用意。
さて揚がった「ロミオ」を熱々で食べてみましたが、只でさえ甘いのを加熱したモンだから、いやはやナンと云う甘さ・・!文化の違いを痛感し、口直しにチチャモラーダを飲んでみたらコレが又不思議なお味で・・。南米諸国は凄い。
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★明日は「なぞの金曜日 第621回/第622回放送」の記録です★
(参考リンク先)
★「パステルレシピ」ラテンヤマトHP
http://www.latinyamato.com/pastel.htm
★「ゴイアバダ(グァバペースト)」アズショップHP
http://azushop.jp/SHOP/br-goiabada.html
★「チチャモラーダ」話題のナレッジベース・ブログ
http://www.yamaguchi.net/archives/002282.html
★「アンジェリカのお店へようこそ」ブラジルストアHP
http://www.brasilstore.jp/
(関連する記事)
★「342 セニョリータ!パステルでフェスタ!」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20101006
(冷ましたら「ロミオ」は意外と美味しかったです。チーズの味が利いてきます)
南米ペルー原産の、紫玉蜀黍のジュース「チチャモラーダ」。売り文句は「インカ生まれの飲料水」、アルコール分の無いサングリアの様な味
雪国の道はとても赤い。コレは融雪パイプから出る赤錆が付着したモノで、縦型の信号機と同様に温暖な地域ではまず見られない独自なモノ
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
高田城に引き続き、新潟県西部の上越市高田の街をブラブラ散歩です。昨日も触れましたが、ココはかつて高田市と云う独立した自治体で、北隣りの直江津市と合併し、昭和四十六年に名前が変ったトコ。古くから栄えた街です。
今回の地震と津波で壊滅的被害を受けた「岩手・陸前高田市」を初め、日本中に「OO高田市」と云うトコは多いですが、ソレはこの旧高田市と区別する為に、敢えて旧国名を被せたモノばかり。高田市の本家はコチラでございます。
互いに牽制し合ってるのか?本家が消滅してから随分経つのに、律儀なトコばかりでございますが、聞けば本家が復活するかも知れないとか。ソレは現在「長野止まりの北陸新幹線」が、近々延伸する為だと私メは聞きましたヨ。
ココには「上越駅」が出来るらしいンですが、「上越新幹線」と「北陸新幹線上越行き」の二つが走ってヤヤコシク成る為だとか。上越新幹線は「上州・群馬と越後・新潟」からの命名。上越市は「京都に近い(=上)越後」からの命名。
JR高田駅前の商店街は、綺麗に整備された最新型「雁木」が通路に被さってます。エラク立派ですが、郊外に負けた?行き交う人は少ない・・
果たしてホントに復活するかドウかは地元次第ですが、地理好きには興味有るお噂。また地理好きに興味在ると云えば、商店街を覆う「雁木(がんぎ)」でございますネ。日本有数の豪雪地域に相応しい、通路の屋根でございます。
明治時代に雪が降り過ぎて街は完全に沈み、「この下が高田」と云う標識が出されたと云う、ホントかウソか判らん逸話の有るトコですから、真冬に備えて通路をしっかりガードして置かないと、市民の往来が出来なく成ってしまう。
屋根と建物が一体化した(=建物の一階部分を通路として開放した)「造り込み雁木」と、屋根と建物が独立した「落し込み雁木」の二つが有ります。手入れの楽な「落し込み」方式が主流だソウですが、何れにもせよ難儀なコトで。
「夏過し易い」様に建てられるのがフツーの日本家屋ですが、所変れば常識変る。雁木上部(屋根裏)に除雪用具が仕舞われてるトコを多く見受けましたが、ソコまでして住みたい「素晴らしいナニか」が雪国にゃ有るンでしょうナ。
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★明日は「ブラジルの軽食」を久し振りに作ってみます★
(参考リンク)
★「ホンチョウ ウェブ!」上越市本町商店街ポータルサイトHP
http://joetsu.honcho.jp/
★「日本一の雁木の町並み・高田」まちあるきの考古学HP
http://www3.koutaro.name/machi/takada.htm
★「雁木を活かしたまちづくり等 新潟県上越市」都市みらい推進機構HP
http://www.toshimirai.jp/machidukuri/w6_joetsu.html
★「サンドパンは新潟県だけのご当地B級グルメ」上越タウンジャーナルHP
http://www.joetsutj.com/archives/51715221.html
(雪の降らない静岡市で育った人間からすると、雁木の必要な状況が恐い!)
一見ナンて事ないコッペパンですが、コレが上越市民のソウルフード「サンドパン」。色んなメーカーから出されてる様ですが、最大手(?)の小竹製菓サンの商品を。中身のバタークリームが懐かしい味で嬉しい
近年復元された高田城・本丸「三階櫓」。このお城は石垣も天守閣も初めっから在りませんで、この三階櫓を天守閣の代用にして居たとのコト
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
世間には「スケープゴート(身代わりの山羊)」と云う嫌な言葉が有ります。或る事を為す時に生じた様々な不都合を、誰かに象徴的に背負わせ「生贄」同然に、「責任の擦り付け」するとでも云った言葉ですネ。良い意味じゃ無い。
擦り付ける方は気楽でしょうが、擦り付けられた方は大変で名誉回復の機会が有れば良いけれど、フツーは無いのが殆どで全く堪ったモンじゃ無い。「組織の為に犠牲に成って呉れ」と言われ、喜んで成る奴はまず居ない筈です。
只今のスッカラ菅内閣も原発問題の不手際を誤魔化す為に、責任を身内の誰かに擦り付けようとしてますが、あのアキ菅の為に生贄に成って呉れる御人好しは居ないでしょうから、結局ご本人が責任を取る事に成るでしょうナ。
江戸幕府を立てた徳川家康公の六男坊に、「松平忠輝」公と云う人が居られます。殆どの方はご存知無いだろうと存じますが、幕藩体制の為に「スケープゴート」にされたお大名でございますヨ。越後高田で七十五万石の大々名。
高田城内堀。何しろ四ヶ月で造ったお城ですンで石垣を作る時間が無かったとか、地盤が軟弱で石垣を支えられなかったとか言われてます
越後高田とは、現在の新潟県西部の中心都市・上越市。かつては高田市と名乗ってた街でして、北隣りの直江津市と昭和四十六年に合併して出来た人口二十万ほどの都市ですナ。最近、近隣町村を吸収して、また大きく成った。
戦国時代は「北国の虎」上杉謙信公が本拠地としてたトコで、上杉家が東北へ領地替えに成って暫くしてから、加賀百万石・前田家(石川・富山両県が領地)への抑えとして、二代将軍秀忠公の弟・忠輝公がココの殿様に成った。
「新時代には新しい城」と舅・伊達政宗公の力を借り、禄高に相応しい巨城を高田に築いたモノの、忠輝公はチョット粗暴な人だったらしく、実父・家康公から疎んじられた。ソレを察した不満分子達に、象徴として祀り上げられますヨ。
やがて幕府は体制固めの為に不満分子一掃に乗り出しますが、一罰百戒。「判り易い奴を生贄に」と忠輝公が狙われた。難癖を付けられ領地を奪われた忠輝公はソレでもめげず、長生きして復讐と九十二才まで生きたソウです。
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★明日も「新潟県上越市高田」のブラブラ散歩です★
(参考リンク)
★「上杉謙信公ゆかりの地・上越市」上越観光ネットHP
http://www.joetsu-kanko.net/
★「高田城」ザ・登城HP
http://woodone3831.web.infoseek.co.jp/koushinetu/c-1-3-4-1-siro-TAKADA.html
★「松平忠輝の列伝」大阪の陣白書HP
http://www.geocities.jp/senryusai/senryusai.tadateru.html#
★「するてん(するめの天ぷら)」にいがた観光ナビHP
http://www.niigata-kankou.or.jp/feature/b_class_gourmet/0601.html
(昭和五十九年に忠輝公は徳川本家から赦免され、名誉が回復されてます)
古い街だけ有って高田は不思議なモンが多いですが、まずは「するてん」。スルメイカの天麩羅でございまして、高田の昔からの名物ですネ
五月も半ばを過ぎたと云うのに、新潟・頚城丘陵の山村は残雪が沢山でした。ソレに加え地震の爪痕が結構残ってまして、ホント大変ですゼ
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
只今ご覧の「ブログ旅日記」は、速報性が薄い記事が殆どでございます。ドンナに早くても一週間後位のご報告がフツーで、ナンとも申し訳無く思って居りますが、私メは講談と云う「イイ加減な稼業」ですンで何とぞ御容赦の程を。
ですが今回は鮮度が宜しい、二〜三日前の出来事だ。場所は越後国(新潟県)西部の、所謂「上越地方」。その中心都市・上越市(旧高田市)へ故有って私メは参って居ったンですが、騒ぎはその帰り道に起きたンでございます。
(鉄道以外なら)「関越道」なり「上信越道」なりの高速道路で東京に戻るのがフツーでしょうが、私ぁ単純極まりない高速道路がソレほど好きじゃございませんで、可能ならば変化に富む一般道で帰りたい。高速道は眠くて叶わん。
しかし幾らヒマでも、本州の一番厚みの在る辺りを一般道でエッチラオッチラ帰ったら幾日何十日掛かるか判らンので、結局は高速道に上がる事に成っちまう。じゃ「途中まで一般道で行こう!」てな事で選んだ道が・・悪かった。
頚城丘陵は山また山・・な上に、日本最強の豪雪地帯。だもんで今頃やっと棚田に水が入れられて、手作業に近い形で田植えされてましたヨ
今回の一連の大震災の中で、長野と新潟の県境付近で震度六強の地震が在ったのを憶えて居られますか?その被災地・新潟県津南町に「松屋」と云う不思議なパン屋サンが在りまして、私ぁ松屋サンでパンが買いたかった。
地図を見ると高田から津南へは「国道405号線」が一番近い様で、ソレを通って行こうとしたのが大失敗。コレが酷い道でして、国道じゃなく「酷道」と称した方が良い位、クネクネ曲がった細い道。対向車と擦れ違うのも一苦労。
五月も半ばだと云うのに路肩には雪が残り、津南に近付けば近付くほど土砂崩れやら裂け目やら・・震災の影響が残り捲くり。何とか車が通れる様に繕ってる状態。途中で諦めれば良いのに、ソレでも単純な私ぁ松屋へ行きたい。
頚城丘陵を懸命に進み、もうチョイで津南町。十日町市松之山町「天水越」手前まで来たトコで万事休す。ナント「雪のため通行禁止」と云う札が立ってました。例年なら通れるらしいンですが、コレも震災の影響か?イヤ参りました。
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★明日は「新潟県上越市高田」への訪問記です★
(参考リンク)
★「十日町市松之山・浦田地域ポータルサイト」まつのやま.COM HP
http://www.matsunoyama.com/
★「これでも国道なの!ツアー/国道405号線」MMページHP
http://mtnomura.web.infoseek.co.jp/mmdrive405.html
★「天水越」松之山の四季2ブログ
http://matsunoyam.exblog.jp/tags/%E5%A4%A9%E6%B0%B4%E8%B6%8A/
★「鮭の焼き漬け♪」みんな大好き♪ブログ
http://katsurina.blog97.fc2.com/blog-entry-726.html
(関連する記事)
★「327 【名物パン25】津南のシュークリームパン」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100923
(結局Uターンしてマトモな道で帰りましたが、津南に行けなかったのが残念)
本場は新潟県北部の村上市だソウですが、県内全域で食べられてるらしいンで良いでしょ「鮭の焼き漬け」。焼いた鮭の切り身をダシ汁に一晩漬けたモノで、たまたまハラス部分でしたンで、御飯の進むコト進むコト
江戸十社(東京十社)の一つ、関東のお伊勢さん「芝大神宮」サマ。増上寺や芝公園の近くなモンで、ココは鳥居越しに東京タワーが良く見える
東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう
私メの生業の「講談」と云う話芸は、「虚構」を如何にも事実っぽく語るのが仕事でして、厭くまで事実は語っちゃ居りません。ですがそのベースと成る事実や人物が大抵は在った訳で、ソレをちゃんと調べないと事実っぽく語れない。
「政談」と云うジャンルが有ります。大岡越前守サマや遠山金四郎サマ等の名奉行のお裁きを面白おかしく語る講談ですが、やっぱりコリャ殆ど事実じゃ無いです。中国の説話や、他のお奉行のお裁きを大岡サマ達の話にしてる。
さて江戸中期に「根岸肥前守」と云うお奉行様が居られる。この方はホント名奉行で、元は下級官吏。ソレが認められて出世し、南町奉行を十八年間勤めた。「耳袋」と云う面白随筆を残してますが、随分くだけたお方だったらしい。
その肥前守サマの数々のお裁きの中に「め組の喧嘩」と云う、講談やお芝居にも成った有名な事件がございます。その現場は芝神明。つまり現在の芝大神宮サマでございまして、ココは約一千年前に創建された東京十社の一つ。
毎年九月の御祭礼は、行事がダラダラ続くンで通称「だらだら祭り」。もしくは生姜(元々ココら辺は生姜畠だった)が貰えるンで「生姜祭り」とも・・
伊勢神宮の内宮・外宮両神を勧請して以来、関東武士の崇拝を集め(伊勢まで行くのは大変だからネ)鎌倉・江戸両幕府からも崇め奉られた。また東海道に面してる事から、江戸っ子は道中安全の祈願をして境内は大いに栄えた。
その境内で相撲興行が有った時に、大神宮周辺が持場の「め組」の血の余った町火消しと、力の余った関取衆が「無銭見物」と云う詰まらぬ事から話がもつれ、詳しく言うのは野暮天だから止めますケド、双方入り乱れて大喧嘩。
尤も喧嘩の規模としては特別デカイと云う訳じゃ有りませんが、「力士は寺社奉行所」「火消しは町奉行所」と管轄の違う連中の喧嘩ですから、そのお裁きはややこしい事に成った。仲裁役として出て来たのは勘定奉行所ですゼ。
つまり「三手掛(みてがかり)」。勘定・寺社・町の三奉行が評議し、そもそも無銭見物した方が悪いンだから「火消しが悪い」と云うお裁きが出ましたが、その時ナゼか「半鐘」に責任を取らせて島送りにした様で、肥前守様は面白い。
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(参考リンク)
★「一千年の歴史を誇る都内有数の神社」芝大神宮HP
http://www.shibadaijingu.com/
★「平成22年 だらだら祭り(生姜祭り)」芝大神宮HP
http://www.shibadaijingu.com/archives/2010/10/22.html
★「肥前守とその時代」はやぶさ新八御用帳HP
http://homepage2.nifty.com/haduki/jidaihaikei.htm
★「野菜図鑑・しょうが」農畜産業振興機構HP
http://vegetable.alic.go.jp/panfu/ginjer/ginjer.htm
(関連する記事)
★「【東京十社】シリーズ」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=821
(ちなみに半鐘は明治に成って罪を許され、大神宮境内に安置されてます)
今年も江戸名物「谷中生姜」の時期が参りました。新生姜が育ち始めてすぐに収穫する赤ちゃん生姜で、てっきり全国的なモンかと思ってましたが、ドウやらソウじゃ無いみたいですナ。あぁ生きてる幸せを感じます