所用が有って丸ノ内へ先日参りましたら、東京駅がこんなに出来上がってました。長らく親しんできた復興駅舎と少し違うンで面食らいますが、コレが本来の姿。修復完成まであと少し、東京は常に変化してますゼ
30日 1003 2012年03月の目次
30日 1002 【名物パン73】青く美しき富士山と「ようかんぱん」‥富士市
29日 1001 【スイーツ57】願いが叶う神社と「子育て飴」‥日坂宿
28日 1000 【スイーツ56】実家の庭ではちみつ絞り‥磐田
27日 *999 【団子饅頭39】しっぺいと「みそまんじゅう」‥磐田
26日 *998 【麺類色々60】青丹よし奈良の名物「びっくりうどん」
25日 *997 【名物パン72】松阪でも「フラワー」は咲いてる
24日 *996 【やきそば74】三井財閥のルーツと「松阪焼きそば」
23日 *995 水色の六月/ひとりよがりの人魚
22日 *994 【団子饅頭38】護国寺で猫見物と「群林堂の豆大福」
21日 *993 【やきそば73】実は板橋名物?「ホンコンやきそば」
20日 *992 【やきそば72】珍来!謎の板橋グループ
19日 *991 【揚げモノ38】横浜ランドマークタワーと「三角コロッケ」
18日 *990 【やきそば71】鶴見区は沖縄の風!「ケチャップ焼きそば」
17日 *989 【麺類色々59】夜陰の彦根城と「豚そば」
16日 *988 【京都上ル下ル19】上賀茂神社と「黒蜜掛けのところてん」
15日 *987 【煎餅お餅16】変わりゆく豊岡で「ロミーナ」を!
14日 *986 【お米料理70】コウノトリ舞う豊岡と「コウノトリを育むお米」
13日 *985 【スイーツ55】走れ銀輪!甘過ぎる「クリームみつ豆」‥静岡市
12日 *984 【やきそば70】滅多に見せない臨済寺と「鳴門巻き焼きそば」‥静岡市
11日 *983 【やきそば69】通運丸の走った野田運河と「醤油焼きそば」
10日 *982 【やきそば68】新撰組最後の街と「ナポリタン焼きそば」‥流山
09日 *981 講談たっぷり「第九回 松鯉・鯉風 親子会」興行!!
09日 *980 吉報!コウノトリが鴻巣に帰って来る
08日 *979 【やきそば67】ココは銀座無番地「ジャポネの炒めスパ
07日 *978 【東京十社15】遂に満願!明治神宮と「ラオス風焼きそば」
06日 *977 【お米料理69】日本一ノッポなビルと「他人丼」‥天王寺
05日 *976 【やきそば66】大阪の福島で「味の濃すぎる焼きそば」を喰らう
04日 *975 【揚げモン37】長〜い天神橋筋商店街と「美味〜いコロッケ」
03日 *974 【お米料理68】大阪城とグランシャトーと「木の葉丼」
02日 *973 【スイーツ54】紫式部センセも「宇治抹茶ソフト」を食べたがるか?
01日 *972 【お米料理67】宇治川の合戦と「鰻いいむし」
2012年06月も毎日更新で、以上32本の記事を掲載致しました。このブログ旅日記を始めた時、「三日坊主だけは避けたいナ」と思って居ったのに、何時の間にか毎日の更新と成り、そして記事はドンドン増えて‥遂に一千本を超してしまいました。こう云う性格だから仕方無いですが、実に粋狂ですネ。
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「頭を雲の上に出し、四方の山を見下ろして‥」。真冬だとその全景が見易いンですが、夏の富士山は滅多に全身を現して呉れませンので、コレでどうか御勘弁を!ソレにしても本当に美しい、この姿を永遠に!
人それぞれに「故郷の山」と云うモノがございますナ。普段は遠く離れて住んでても、心の中に常に抱く「故郷を象徴する山」と云うモノが、誰にだってきっと有る筈です。標高の高い低いは問題じゃ無い、有名無名も問題じゃ無い。
狭い様に思えても、実際は広い国土を誇る日本ですから「百名山」じゃ無いですが、特徴的な姿を誇る山も在れば、宗教的な拠り所に成ってる山だって沢山在る。「故郷は有難きかナ」、ソレを見ただけでホッと出来ちまう山も在る。
その「故郷の山」が私メの場合は、日本一高い富士山でございます。方々に在る「▲▲富士」じゃ無く、正真正銘ホントの富士山でございますネ。何しろ私メは静岡市葵区の育ちでして、富士山を毎日の様に拝み乍ら育ったのヨ。
人間てぇのはホント贅沢で、静岡に居た頃は少しも珍しいと思わなかったし、少しも美しいと思わなかったンですが、東京で暮らしてる時間の方が遥かに長く成っちまった只今に成って、今更乍ら富士山が有難く思えて仕方無い。
JR富士駅前の「富士本町通り」からは、表富士の雄姿がご覧の通り。コレは先月半ばに撮影した写真ですンで、山頂付近の雪がチョット厚めに見えてますが、真夏の青い富士よりも、このお姿の方が私ぁ好きです
そんな風に「故郷が懐かしくて仕方無い」と思うのを、「老化の始まり」と呼ぶ人も居りますが、ソレでも構わンワ!ココ数年、富士が恋しくて仕方無い!日本全国をブラブラし、各地の有名な山を見ても「勝った」と思う自分が居る。
富士山の在る辺りは太古は海だったらしく、現在の山梨・甲府盆地付近まで駿河湾が深く入り込んでたらしい。処が70万から20万年ほど前に海底から火山が噴出して、「小御岳(こみたけ)」と云う2500m級の山に成ったらしい。
その小御岳が噴火を繰り返し、「古富士」から「新富士」と成って只今の美しい姿に成ったのが、今から三千数百年前のコトらしいです。何しろ昔のコト過ぎて、記録なんか残ってる筈が無い。全てボーリング調査からの推定です。
最後の宝永噴火(表富士の右肩に見える、『宝永火口』が出来た噴火)から約三百年経ってまして、間隔からすると何時噴火しても不思議じゃ無いとか。嫌だヨ勘弁して、あの美しい姿が崩れたら‥私ぁ確実に気が触れるでしょうネ。
富士本町商店街をブラついてましたら、こんな看板を見付けました。私メら静岡人は「山」と云えば富士山以外思い浮かびませんで‥どうか世界遺産として認定されます様に。でも認定されたらされたで、観光開発が更に進ンじまうンでしょうか?処でJR富士駅前の商店街の衰退振りは恐ろしいモンが有りますヨ。郊外の大規模SC開発がドンドン進み、中心街の小規模SCは次々に撤退し、取り返しの付かないトコまで来ちまった様な気が‥。富士山の眺めは素晴らしい商店街ナンですが‥ねぇ
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★明日は「群馬県中之条町」への訪問記です★
(参考リンク)
★「富士山麓ナビ」富士山観光交流ビューローHP
http://www.fujisan-kkb.jp/index.html
★「富士山噴火史」Fujigoko.TV HP
http://www.fujigoko.tv/mtfuji/vol1/
★「富士本町商店街の旅」オラの旅ブログ
http://ameblo.jp/freezard/entry-11135082613.html
★「ご存じですか?富士市名物『ようかんぱん』」富士製パンHP
http://www.youkanpan.com/youkanpan/
(東京からも富士山は見えるンですが、やっぱ小さいし、眺めが違うンですヨ)
かつては静岡県東部じゃ珍しく有りませんでしたが、製造に手間が掛かり過ぎるンで次第に作ってるトコが減りまして、今じゃ富士市の「富士製パン(フジパンじゃ無いヨ)」サンだけに成っちまった「ようかんぱん」。中身のタップリ詰まったあんパンに羊羹を薄く掛け、真ん中の窪みにホイップクリームをたっぷり注いだ逸品。ゴージャス!としか言い様が無いです
第十三代天皇「成務帝」の時代と申しますから、千八百年以上も前の創建とされる、東海道・日坂宿の鎮守さま「事任(ことのまま)八幡宮」。遠江国(静岡県西部)の一宮として、清少納言の「枕草子」にも出て来ます
今日は千一本目の記事でございます。毎日の更新に成って早や三年目。随分と勝手な御託ばかりを書き並べて参ったンでございますが、コレからも好き放題に偏った主張を述べさせて戴きますンで、何卒ご容赦の程を願います。
ですが言葉と云うのは実に怖いですナ。私ぁ寄席芸人「講釈師」でございまして、人前で高座に上がり、役に立たない「見て来た様なコト」を適当にくっちゃべるのが稼業ですが、「話す」のが仕事だからこそ言葉は怖いと思ってます。
コッチにその意図は無いのに、言葉次第で大きな誤解や思い込みを招いちまう事が無いとは言えない。高座で根多が突然出て来ず、万事休して誤魔化し半分で吐いた言葉が元で、思わぬ評価に成っちまった事が何度も在った‥。
結局のところ、「己の人生経験」や「万全の知識」と云う厚みが不足してるからナンでしょうが(お腹の厚みなら関取級なのに‥)。尤も、寄席芸人風情が吐くコトにイチイチ目くじら立ててるのは、野暮と云う考えもございまして‥ネ。
江戸から数えて東海道の二十五番目の宿場が、静岡・掛川市の「日坂(にっさか)宿」。東海道の難所「小夜の中山(さよのなかやま)峠」に備えて整備されたトコで、鉄道が峠を避けて迂回した為に昔が残ってます
人間は古今東西歓びにつけ悲しみにつけ、あらゆる感情を言葉にして表して来た。そして文字にして残して来た。ソレは願いで有ろうと妬みで有ろうと同様で、神サマや仏サマに対して言葉と云う形で、ハッキリ意思を現して来た。
そりゃ願いが叶う時も、妬みが届かぬ時も有るでしょう‥全て上手くは運ばンヨ。でも同じ言葉を託すならば、その道に長けた神サマや仏サマに祈りたいと云うのは人情で、古くから祈願ごとで有名な社寺が各地にございますねぇ。
平安の昔から祈願ごとで有名だったトコに、東海道の真ん中辺り。現在の静岡・掛川市の東外れ、日坂宿の「事任八幡宮」てな神社がございますヨ。何しろ清少納言女史が「ことのままの明神、いと頼もし」と絶賛した神社ですゼ。
ココは大変な古社。「願いが『言葉のままに』叶う神社」として、切羽詰った連中に古くから信心されてたソウで、現在でもその手の輩に頼られてるとか‥。一体ドレだけの言葉が、この神社の境内にゃ降り積もって来たンでしょうか。
日坂宿の東の「小夜の中山(さよのなかやま)峠」にゃ、「夜泣き石」と云う悲しい伝説が残ってます。峠で賊に金品を奪われ殺された妊婦の魂がこの石に移り、夜毎泣いたそうナ‥。左の大きな石が夜泣き石です
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★明日は「静岡県富士市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「ことだまの杜へようこそ」事任八幡宮HP
http://www.geocities.jp/kotonomachihime/iriguchi.htm
★「観光いちおしルート・日坂宿」掛川市役所HP
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/route/nissakashuku.html
★「小夜の中山 夜泣き石」小泉屋HP
http://koizumiya.com/html/page3.html
★「小夜の中山 子育て飴」小泉屋HP
http://koizumiya.com/html/page4.html
(言葉に頼ればトラブルの元だし、使わなければ意思の疎通が出来ないしネ)
峠で殺された妊婦の子に、お寺のご住職が「飴」を与えて育てたと云う伝承から、小夜の中山峠の昔からの名物は「子育て飴」。麦芽糖と餅米から作られた昔懐かしい感じのする水飴でして、柔かくて直ぐに垂れるンで撮影の難しいコト難しいコト。コレを舐めるのは子供の頃以来です
お陰様でとうとう一千本目の記事と成りました。どうかコレからも御贔屓の程を宜しく願い上げます
私メの両親は定年帰郷した静岡・磐田市で、玄人裸足の「ハーブガーデン」を全くの趣味でやってます。多様な花が何時でも咲いてまして、実に大したモンだと感心します。でもナンの花なのか、倅にゃ判りません
お陰様で一千本目の記事でございます。フトした事から始めました、このブログ旅日記。イザ捜してみると根多は幾らでも有るモンでして、現時点ではまだ御紹介出来てないモンが山積み状態。おいおい御紹介させて戴く心算です。
ただ根多は幾らでも有っても、ソレを文章化するのはやっぱ大変でして‥鶴の恩返しじゃ無いですが、頭髪を少しずつ減らしながらソレを編み込んでる様な状態。三千本目の記事に達する頃にゃ、スキンヘッドに成っちまいソウだ。
ハーブガーデンの中に、ご覧の様な「蜜蜂の巣箱」が二段積みで置いて在りますヨ。こちらが悪意を持ってなけりゃ蜂はホント可愛い生き物で、せっせと花の蜜を持ち帰り、箱の中で蜂蜜に作り変えて呉れてますヨ
このブログ旅日記で儲けると云う気は全く無い私メで、テキトーな根多を独り善りに好き放題にほざいてるだけですから、貴重な頭髪資源を浪費してるお前が悪いと言われりゃソレ迄ですが、別にイイでしょ。どうせ個人ブログだし。
ただ同業諸師に良く有る様な、「何処かに仕事に行って参りました、高座の様子はコウでした」と報告する様なモンに成らン様に心掛けてます。お陰で寄席芸人らしく無いと評されますが人は人、私メは私メ。夫々個人のスタンス。
巣箱の中にゃコウ云う板が七〜八枚収められてまして、取り出した段階じゃ蜜蜂だらけ。ローズマリーの枝で優しく撫でて蜂に退いて貰い、中に蓄えられた蜂蜜を頂戴しようと云う訳です。素人にゃ出来ぬ作業です
恐らくこの儘のスタンスでコレからも御託を並べるだろうと存じますので、毎度御覧戴いてる諸兄諸姉、末永い御愛顧をお願い申し上げます。ま、旅先で見た「珍しいモン」を高座で話すだけじゃ無く、文章にするのが好きナンですが。
感動・関心を文章に作り変えると云うのは結構辛い作業ですが、今回私メは蜜蜂が懸命に花粉から作り変えた蜂蜜を頂戴すると云う、結構面白い作業をやって参りました。処は静岡・磐田市に在る、私メの実家のハーブガーデン。
この遠心分離機に巣板を二枚入れ、グルングルンと廻して行くと蜂蜜が取れるンですナ。初めの内は廻すのが重いンですが、段々軽く成って来ると底の方に蜂蜜がタップリ溜まってますヨ。実に甘い香りがしてます
私メの両親が大の花好きで、定年帰郷してから先祖代々の畑を何枚か潰し(私メん家は代々大庄屋だったりする)、ソコにお花やらナニやらを次々植え、見事なハーブガーデンを全くの遊びでやってます。磐田じゃ結構有名らしい。
数年前から蜜蜂の巣箱をソコに置いてまして、ソレを絞ると云う美味しい作業を年二回やってます。先日帰ってた際にその作業が有ると云うンで参加しましたが、同じコツコツでも拙ブログと違い、蜂のは有益だナと思った私メです。
遠心分離機のノズルを捻りゃ、絞りたての蜂蜜が大鍋一杯に。この日は計四枚の巣板を絞ったンで、この大鍋二杯分の蜂蜜が採れましたヨ。コレを濾すと完成しますが、作業は全て養蜂の先生の指導によります
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★明日は「静岡県掛川市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「岡田の庄ハーブガーデン」磐田市議会議員 川崎和子のブログ
http://kakachan.hamazo.tv/e3602651.html
★「ガーデニング:岡田の庄ハーブガーデンへ」スローライフ:織り物語HP
http://c0469.eshizuoka.jp/e297797.html
★「ミツバチで社会に貢献する‥」日本養蜂はちみつ協会HP
http://bee.lin.gr.jp/
★「Bravo! Apiculture」養蜂レポートHP
http://www11.ocn.ne.jp/~youhou/
(蜂飼いナンて稼業も面白いナと思いましたが、生物相手は大変みたいです)
コレだけ「純国産の天然蜂蜜」が採れましたが、手伝いに来て呉れたご近所のオバさま方に全て貰われて行きましたンで、我が家には自家用の分しか御座いません(こう云う事をブログで書くと、私も参加させろ、タダで寄越せナドと騒ぐ、全く見ず知らずの非常識な輩が現れる事が時々在りますが、コレは全くの個人の楽しみでやってる事ですンで、無理に押しかけて来るのは困ります。その手の輩がもし来た場合は、私ぁ遠慮無く『法的処分』を申請しますンでご承知下さい。あと巣箱を勝手に弄くって、蜂に刺されても責任は一切負いません。蜜蜂は優しく付き合えば、実に可愛い生き物です)。因みに春の蜂蜜は色が淡く、秋の蜂蜜は色が濃く成るンだソウですヨ。自然ってホント不思議なモンですナ、季節の恵みに感謝する私メです
「見付天神」こと静岡・磐田市の「矢奈比賣(やなひめ)神社」は、正確な創建は不明ですが、少なくとも千二百年以上前から栄えてたとのコト。奇祭「裸祭り」と、「しっぺい太郎」伝説に彩られた古社でございますヨ
アチラコチラをフラフラ旅してますと、日本全国津々浦々にホント沢山の「ゆるキャラ」なるモノが居て驚きます。いや‥「呆れる」と言った方が正しいかも知れませんナ。お偉いサン達に、如何に知恵が無いのかを知らしめられますヨ。
「オラん村も街興しをするずらヨ!」と掛け声だけは無駄に勇ましいが、実際ナニをすりゃイイのか判らない地方のお偉いサン達。自慢の腕力で予算だけはお役所から分捕って来たけれど、「はて?ナニをドウすりゃエェんじゃろか」。
判らンから「他所の成功例」を真似する方向に突っ走る。或いは都会からコンサルタントなる山師を呼んで来て、大して知恵の無い「御託」に従い、「他所の成功例」を真似する方向に突っ走る。無駄金を使うだけ、より性質が悪い。
結果として‥似た様なモンが全国に溢れる事に成る。優れたコンサルなんて極一握りで、その発想の泉も無限じゃ無いから‥仕方無いと云えば仕方無いンかも知れませんが。ソレにその発想を実行出来るかの問題も有りますしネ。
鎌倉時代の終わり頃に長野・駒ヶ根市から呼ばれ、ココで狒々を退治したとされる「悉平(しっぺい)太郎」と云う狼の像が、見付天神の境内に。この悉平太郎の御縁で、磐田市と駒ヶ根市は姉妹都市に成ってますヨ
よく有るのが「B級グルメの捏造」と「ゆるキャラの公募」。グルメの方は私ぁ散々騒いでますが、街に元々在ったモノを「余所者の目」で発掘し、ソレを売り出すのが王道。探しもしないで新規に作り出すのは絶対に間違ってらぁ。
地元民にゃ当り前でも、余所者から見りゃ珍しいモンって大抵ドコにでも在りますヨ。ドウしても見付からない時は‥えぇっと‥酒呑んで布団被って寝ちまおう(無責任だねぇ)。ま、「余所者の目」を容れられるかに掛かってますヨ。
或いは蛮勇を振り絞り、他所と逆の方向に踏み出すか。コレが上手く行けば大成功の例と成り、他所が一斉に真似し始める事に成りますが、余り成功しないンだよネ‥。そんな蛮勇を、ドウやら我が実家の在る街が振り絞った様。
両親が定年帰郷した静岡・磐田市。ソコが最近「しっぺい」と云うイメージキャラを公募しましたが、コレが少しもゆるくない。果たして伸りますか反りますか‥。エッ!白いのは眉毛で目じゃ無いって‥コレもゆるキャラだったのか。
コレが「しっぺい」です。私ぁてっきり眉毛らしい部分が「目」で、目らしい部分が「頬」で、不敵に笑ってる「こわキャラ」に見えたンですが‥違ってた様です、あぁヤヤコシイ‥。まだ浸透して無いらしくドコに行っても居ないンで、仕方無いからわざわざ市役所まで見に行ったンですが、性根が歪んますンで‥しっぺいクン勘弁して下さいナ。ですがナゼ「赤フンドシ」を履いてンでしょうか?磐田の裸祭りは白い締め込みナンですが
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★明日も「静岡県磐田市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「裸祭りとしっぺい太郎の見付天神」矢奈比賣神社HP
http://mitsuke-tenjin.com/
★「霊犬『しっぺい太郎』」いわたネット協同組合HP
http://www.iwatanet.com/tarou/tarou.htm
★「磐田市イメージキャラクター『しっぺい』に決定!」磐田市役所HP
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/news/2012/01/post-233.php
★「名物みそまんじゅう」玉華堂HP
http://www.gyokkado.co.jp/tuhanshohin/misoman/
(関連する記事)
★「312 【団子饅頭12】今年も腰蓑男たちの裸祭がやって来た」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=351
(磐田市にゃJリーグ・ジュビロ磐田のキャラクター『ジュビロ君』も居りますが)
磐田市出身の女優「長澤まさみ」嬢が方々で宣伝しまくってるらしく、少しずつ有名に成って参りました「みそまんじゅう」。磐田市周辺にゃ昔から在るモンだソウでして、ソレを発掘・リニューアルして売り出すと云う、好ましい街興しの例でございますナ。正直ナンて事ない饅頭ですケド、シットリとした甘塩っぱさが実に美味くて、もう一個食べたく成りますヨ
全国の春日神社の総本宮にして、世界遺産の「春日大社」の幣殿。コレより奥の国宝「本殿」は撮影禁止で、神罰が恐いンで大人しく従った私メ。ココは平城京への遷都と同時に造営された、藤原家の氏神です
奈良市へ参った私メでございます。数年前の「平城遷都千三百年」騒動もトウに終わり、すっかり落ち着いた雰囲気で好ましい古都ですが、ソレでもやっぱり昼間は修学旅行の学生が‥喧しい事。気持ちは判るけど、少し落ち着け!
奈良市に前回参った時は、連中が動き始める前の朝方に奈良公園辺りを散策し、「鹿以外、誰も居らんネ」とウハウハしとった私メですが、今回は残念なコトにお昼時。うわぁ団体が沢山、ギャーギャー騒ぎながら移動してますゼ。
ま、傍から見れば私メだって他所から来た喧しい旅行者ナンですが、修学旅行から逃げる様に裏道をクネクネ廻り、やがて辿り着いたのは春日大社の本殿前。ココにも学生達は居るけれど、雰囲気に圧されてか?静かなモンだ。
平安時代に栄華を極めるコトに成る藤原一族が、政治の実権を握りましたのがココ平城京。青丹よし奈良の都の東はずれに、関東の鹿島・香取の両神宮から藤原家の氏神として神様(春日神)を分祀して貰ったのが、元々だとか。
「春日大社の御神鹿と御灯篭を、全て数えられたら出世する‥」てな言い伝えが奈良にゃ有ると、私メら寄席の芸人は高座で申しますが‥ホントかねぇ?ま、確かに灯篭は数え切れン位に沢山建ってますけど‥
奈良公園に無数に居る御神鹿も、鹿島神宮の神様が茨城県から連れて来た鹿でして、そう考えると鹿サン達は私メらと同じ東夷か!。ソレに京都と違い、奈良は同じ古都なのに少しも気取っとらんから、実に気楽で居られます。
ですが歴史の年輪とは恐ろしいモノで、吃驚しちまうモンが沢山在って面食らう。世界遺産たる春日大社は鬱蒼とした原始林に囲まれてて、その静粛さと神々しさに、私メらも完全に圧せられちまう。この雰囲気は東京にゃ無いヨ!
一体幾つ有るのか見当つかン灯篭群もソウですし、信号無視して我が物顔で歩き回る鹿サン達にも、東夷はやっぱり吃驚しちまう。ソレだけじゃ無い。JR奈良駅と近鉄奈良駅との間に、突然「天皇陵」が在ったりして吃驚仰天!
今から二千数百年前の、第九代「開化天皇」陛下のお墓だソウです。もはや神話世界ですが、兎に角ココがソウだとされてますヨ‥。幾らナンでも辺羅棒なお話だネと、その近くで「びっくりうどん」を啜りながら吃驚してた私メです。
奈良市の繁華街・三条通りに突然在る、「開化天皇陵」。実在が疑われてる帝ですが、こうしてお墓が在るンだから‥居たンかなぁ?御本名は「日本根子尊(やまとねこのみこと)」様でして、妙に可愛いいンで吃驚!
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★明日は「静岡県磐田市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「奈良は歴史のテーマパークです」奈良市観光協会HP
http://narashikanko.or.jp/index.php
★「護り伝え続ける日本の心」世界遺産 春日大社HP
http://kasugataisha.or.jp/
★「春日大社『中元万灯篭』は大混雑でした!」奈良の寺社観光ガイドHP
http://small-life.com/archives/08/08/1420.php
★「奈良市中心部にある天皇陵『開化天皇稜』」奈良の寺社観光ガイドHP
http://small-life.com/archives/08/08/1921.php
★「奈良名物 びっくりうどん」三好野HP
http://love-nara.com/store/udon/bikkuri/
(関連する記事)
★「796 【お米料理55】鹿しか居らン東大寺と『柿の葉ずし』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=867
(この後、土砂降りに遭いまして‥まぁ又来れば良いと撤退した私メでした)
奈良・三条通りにゃ「びっくりうどん三好野」と云う、吃驚する様なうどん屋サンがございますヨ。看板メニューのびっくりうどんは麺が二玉と多いのに、ナント二百五十円と云う吃驚値段でして‥学生時分に何度か食べに行った事が有りますヨ。今回、お昼時の奈良を訪ねる事に成ったのは、この三好野サンに十数年ぶりに行きたくなったからで‥昔はアッと云う間に食べ終えて、お替りを頼もうかと云う勢いだったのに、流石にオッサン化した現今の私メじゃ‥一人前食べ終えるだけで精一杯でした
「平成の大合併」で松坂市に編入された、市西部の飯南町辺りは「伊勢茶」の産地の一つ。実は三重県は全国三位の茶産地だソウでして(知らンかった‥)、郊外にゃキレイな茶畑が並んでました。緑が目に染みます
三重・松坂市に来て居ります。昨日はココ出身の大商人・三井高利サンについて考えましたが、三井と云えば余りにも大財閥過ぎまして‥私メ程度の小者にゃ正直理解し難いンで、もうチョット手頃なモンについて考えましょうや。
数年前、同じ三重県の伊勢市に参った際に、「かたパン」と云う不思議なモンを見付けましたヨ。私メの実家が只今在る静岡県西部で、お葬式の時に貰える「ひらパン(おひら)」とほぼ同じ食い物で、エラク吃驚した私メ。名物らしい。
静岡の「ひらパン」と違い、三重の「かたパン」は葬式以外でも食べるソウで、伊勢市辺りのスーパーじゃフツーに売ってました。そんなスーパーの一つ「ぎゅーとら」サンで売ってた「かたパン」は、松坂市の長栄軒と云う会社のモノ。
ですがその時は‥コリャ地元製パン業者サンか?程度の感想で、その後キレイに忘れちまったンですが‥松坂市を今回歩いてましたら、その長栄軒サンの製品に出くわしてしまいましたヨ。おぉコリャ「かたパン」の会社だったネ。
松阪市内(だと思うンですが‥)の某スーパーにゃ懐かしい感じのするデザインの、長栄軒サンの菓子パンが沢山並んでましたヨ。今回はその中から「フラワー」と「三角パン」を買って来ましたが、次はドレ買おう?
私ぁ地元の製パン会社が真面目に作る、でも他所者にゃ「チョット珍妙?」と思える様な、地域だけのロングセラー菓子パンを捜すのがエラク好きでして、昔から松阪中心にやってたらしい長栄軒サンは正にターゲットに値しますヨ。
後で調べてみましたら‥かつては遠く名古屋の辺りにまで製品を出してた会社らしいンですが、現在は地盤の三重県でやってらっしゃる様。特に松阪市周辺の中勢地域じゃ有名なトコらしく、感涙モノの菓子パンが多いみたいだ。
尤も私ぁそんな感慨に浸るコトは無く、中でも珍しく思えたのを二つ買って参りましたが‥桃色ウエハースのカステラサンドが三角形に切られてるから「三角パン」は兎も角、「フラワー」って兵庫県でほぼ同じモンを見た事が在るゾ!
加古川市の製パン会社「ニシカワパン」が、同じ名前で見た目も一緒の「フラワー」を出してまして‥アレレ?東京でこの手のを見た記憶は有りませんが、ドウ云う事かナ?と疑問符を浮かべながら、ムシャムシャと食べた私メです。
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★明日は「奈良県奈良市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「三重のお茶を全国へ〜伊勢茶」伊勢茶推進協議会HP
http://www.isecha.net/
★「研究とアイデア、高度な技術」長栄軒HP
http://www.znet.ne.jp/msd/choeiken/
★「長栄軒のパン」月岬庵 暮らしの歳時記ブログ
http://gekkouan.exblog.jp/15244766/
★「フラワー」ラーメンはデザートです ブログ
http://minkara.carview.co.jp/userid/228787/blog/12026994/
(関連する記事)
★「267 神道世界の大元〆!伊勢内宮」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=263
★「298 【名物パン21】遠州限定!お葬式には平パン」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=315
★「350 【名物パン27】元祖にしかわフラワー」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=336
(長栄軒サンみたいな製パン会社に、どうか生き残って欲しいと思う私メです)
加古川の「にしかわフラワー」と松阪の「長栄軒フラワー」は見た目はほぼ一緒ですが、長栄軒サンのは接着剤(?)代わりにたっぷりのマーガリンで花びら間を繋いで有りまして、体への負担はコチラの方が強そうです。ま、過剰なのが正義だった時代その儘の製品ナンでしょうが‥
三重・松阪市は伊勢商人の故郷。中でも最大の出世者・三井高利サンの生家が今も残ってます。三百四十年前、松阪から江戸へ進出した高利サンは日本橋に呉服屋を開き、ソレが現在の三井財閥に繋がります
私ぁ静岡育ちですが生まれは東京・板橋区で、その板橋に長らく住んでます。指折り数えてみると‥人生の殆どを東京やその周辺で過してますナ。思想信条や生活常識は東京のソレが当然で、他所のモンは珍しくて仕方無い。
だモンで‥こんな「(私メから見て)珍しい食い物探し」ブログ旅日記が、毎日更新出来るンです。決して見下してる心算は無いですが、知らず知らずの内に東京風を吹かしてるかも知れません。御免なさい、悪意は全く有りません。
私ぁお釈迦様でも神様でも無いモンで、ごく浅く狭く貧しい常識で判断せざろう得ませんヨ。ま、大阪辺りに住む事に成ったら‥向こうの常識を判断ベースに据えますが、今は東京在住!しかも生まれ故郷だからソレでいいじゃん。
さて私メら東夷の常識として、デパートは伊勢丹より高島屋よりも三越!てなモンがございます(昔ほどじゃ無いですが)。江戸の頃から三越と云えば、東京の中心・日本橋本町の有名店!やっぱ地元の老舗が一番でございます。
三井家発祥地の直ぐソバに、松阪の名物「松阪牛」を食べさせる超有名店「和田金」と「牛銀」がございます。両店とも「超」が付く程の高級店で、ソウソウ簡単に入れるトコじゃ無い!誰か連れてって下さいませ
江戸六盛り場の筆頭・日本橋界隈で、一番繁多な本町表通りに大店を構えてたのが「越後屋呉服店」。その越後屋を延宝元年(1673)に開いたのが、三井高利と云う伊勢商人。三井家の越後屋だから「三越」と成る訳ですナ。
この三井家は本来武士で、近江国(滋賀県)南半分を支配する六角家の御家来。処が三井家十八代目の越後守高安の時に、六角家は天下布武を目指す織田信長公に敗れ、三井家は隣国・伊勢国(三重県)松阪へ落ち延びます。
やがて越後守は武士を捨て、松阪で質屋と酒屋を始めますヨ。そんな越後守の孫として生まれたのが、三井財閥の始祖・高利サン。類稀な商才の持ち主で、松阪で資金を蓄え支度を重ね、五十二歳で江戸日本橋に店を出します。
ご本人は松阪に居た儘だったソウですが、商売をミッチリ仕込んだ息子達や奉公人達を指図して、「現金掛け値なし」の画期的な商法で、忽ちの内に大江戸八百八町の一番店に!ですが‥現在の松坂に三越はございません。
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★明日も「三重県松坂市」への訪問記です★
(関係リンク)
★「粋を楽しむ 松阪路」松阪市観光協会HP
http://www.matsusaka-kanko.com/
★「三井家発祥の地・松阪」三井広報委員会HP
http://www.mitsuipr.com/history/edo/
★「三井家発祥の地と松阪商人の館」散策松阪路・松阪牛の牛若丸HP
http://www.matsusakaniku.net/user_data/matsusakaji02.php
★「引き継がれる伝統の味」中華そばの不二屋HP
http://www.e-228.com/
(実兄が三井系の某銀行に勤めてましたンで、私ぁ三菱よりは三井ですねぇ)
牛肉が余り好きじゃ無い‥と云う理由で松阪牛を諦め、和田金近くに在る創業約八十年の「不二屋」サンで松阪独自の「焼きそば」を。ご覧の通りに揚げ焼きそばでして、上にかける餡はほぼ透明!そして粘度がムチャクチャ高いンで、麺が最後までフニャフニャに成らない‥。何とも不思議な食いモンでございますが、松阪じゃ数十年前から愛されてます
第677回放送は第三金曜日の定例ゲスト「鴻巣市役所商工観光課」より、二人の娘を持つ良き父親・相上サンに今月もご出演戴きました。相上サンは娘さん達から「父の日」を立派に祝って貰えましたでしょうか?
ご縁有って平成十一年春より毎週金曜日のお昼、埼玉県鴻巣市のコミュニティーFM放送局「フラワーラジオ」で、二時間の生番組を担当させて貰ってます。「継続は力」でして、気付けば同局で最長寿の番組と相成りました・・。
FM鴻巣フラワーラジオ★こうのすフラワータイムなぞの金曜日
2012/06/15(金)12:00〜14:00 第677回放送
この日の放送直前に飛び込んで来たのが、オウム最後の逃走犯「高橋容疑者」逮捕の緊急ニュース。地元の話題じゃ無いンで番組じゃ大して触れませんでしたが、一つの時代が終わった様な気がするのは‥私メだけでしょうか。
選曲テーマ 「明後日は父の日!お父さんな唄」
1曲目:伊武 雅刀/Last Japanese Hero 〜汚れた英雄〜
2曲目:大事MANブラザーズバンド/おやじと話す
3曲目:尾崎 亜美/Big Man
4曲目:来生たかお/水色の六月 (今月の唄として)
5曲目:Men’s 5/ソウルお父さん
6曲目:山本 正之/熱血九州男児の唄
7曲目:(時間がなくて掛けられませんでした)
8曲目:か ぐ や 姫/うちのお父さん
9曲目:K A N/M A N
第676回放送はゲストが居ませんで、久しぶりのワンマン放送。ま、ゲストをお招きして無かった以前の状態に戻っただけナンですが、すっかり勝手を忘れてまして‥妙に時間が長く感じられたのが不思議でしたヨ
FM鴻巣フラワーラジオ★こうのすフラワータイムなぞの金曜日
2012/06/22(金)12:00〜14:00 第678回放送
この日は台風第五号だった低気圧が日本列島を横断し、その影響で和歌山県じゃ河川が溢れたソウですナ。フラワー局の在る埼玉・鴻巣市は大した雨じゃ有りませんでしたが、台風四号の傷跡が‥。局内はピリピリしてました。
選曲テーマ 「全国的に大雨だ!水色や水にちなんだ唄」
1曲目:野田 幹子/水しぶき
2曲目:山本 達彦/火のように水のように
3曲目:ハイファイセット/水色のワゴン
4曲目:来生たかお/水色の六月 (今月の唄として)
5曲目:E P O/水色の声
6曲目:西島三重子/水色の季節の風
7曲目:南 佳 孝/水の眠り
8曲目:八神 純子/みずいろの雨
9曲目:尾崎 亜美/水の物語り
いやぁ全く驚いた。フラワーラジオの局長からの緊急メールが届きまして、何事かと見てみれば「台風でエレベーターが壊れた‥」と云う内容だ。六月としては数年ぶりに上陸した、季節外れの台風第四号の猛威で壊れてたらしい。
横からの殴りつける様な大雨で、ビルのエレベーターのシャフト(昇降路)の中まで浸水したらしく、詳しいコトは判りませんが「基盤(?)」が水に浸っちまったとのコト。「今後の雨次第で、一体いつ直るか判らない」と記されてました。
私メの住む都内は大した雨じゃ無かった様な気がするンですが(夜中に通過したンで私ぁ寝てました)、へぇ埼玉はそんなに凄かったの‥。ま、去年の震災で結構な被害を被ったビルですから、ヒビが予想以上に入ってたのかな?
ソレでもエレベーターの管理会社サンが「凄い顔して」暫定的に直して呉れたソウで、台風第五号から変化した低気圧にゃ、何事も無くフツーに動いて呉れてましたンで、私ぁ階段を登らずに済みましたが、台風の意外な傷跡でした。
[この曲を聴いて貰いたい!31曲目]
「今月の唄」として六月は、来生たかおサンの「水色の六月」を掛けさせて貰ってます。私ぁたかおサンと姉上えつこサンのコンビの歌が大好きでして、お二人が作詞作曲したのを三連発!まずは「水色の六月」を!
私ぁ台風第四号の影響で、フラワーラジオ局社のエレベーターが一時壊れたと云うのが余りに衝撃的でしたンで、引き続き台風ネタで失礼致します。居住する地域や育った環境によって、台風に対する感覚ってエラク違いますねぇ。
私ぁ静岡県の育ちでして、沖縄や宮崎・高知ほどじゃ無いですが、本州じゃ台風によく襲われるトコでございますヨ。夏から秋に掛けては「台風は確実に来る」と云うのが常識で、多少の被害が出るのは覚悟してた様な気がする。
県の南端で太平洋に突き出た「御前埼」や「石廊崎」辺りは、いざ台風が近付くと烈風突風に襲われてエライ騒ぎに成る。海岸沿いの国道が海に大きく抉られて、通行止めが長く続く事に成っちゃうンですが、被害はその位かナ。
表現は悪いですが、もう慣れっこナンでしょうネ。地震みたいに何十年に一度じゃ無く、毎年「台風は確実に来る」モンだから、経験から生まれた対策の濃度が違い過ぎますヨ。東北や北海道、瀬戸内の方々にゃ判らないでしょうが。
夏の終わり頃の唄ですから未だ早いンですが、同じく来生姉弟コンビの「ひとりよがりの人魚」を。今は亡き作家・田中小実昌センセの小説に、全く同じ名前のモンが在りまして、ソレがモチーフだソウでございますヨ
昔は地震にしろ台風にしろ、被害の大きいモンには特別に名前を付けてましたナ。例えば「伊勢湾台風」とか「洞爺丸台風」とか、最大被害地や特徴的な事象から名前を付けて居た。アレって何時から止めちまったンでしょうかネ?
私メが経験した台風で一番凄かったのは、小学生の時の「昭和54年台風第20号」と云う奴だ。「世界の観測史上最も低い、中心気圧870hPa」を記録したと云う凄い台風で、アレは本当に恐かった。全国で110人も亡くなった。
東海地方を縦断して一旦は温帯低気圧に成ったモノの、東北で太平洋に出たら勢力を復活して北海道を襲撃したと云う厄介な台風で、死傷者の半分以上は釧路市だった。だから「釧路台風」と名付けられたっておかしく無い筈。
ですが去年の地震を「東日本大震災」と呼ばせる様に、台風も被害は広範囲ナンで、迂闊に名付けるとカドが立っちまう。ならば機械的に、数字名で管理した方が良いって事ナンでしょうナ、ソレに災害に親しみ易さは不要ですし。
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★明日は「三重県松坂市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「FMこうのすフラワーラジオ」フラワーコミュニティ放送HP
http://www.fm767.com/top.html
★「全国のコミュニティFMがインターネットで聞けます」サイマルラジオHP
http://www.simulradio.jp/
★「来生たかお フィシャルサイト」Tenyears HP
http://www.kisugitakao.com/
★「台風第20号 昭和54年/日本列島縦断、全国で暴風」気象庁HP
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1979/19791010/19791010.html
(他所は知らず、関東は今夏の水不足は無さそうナンでソレだけは安心です)
これまた大好きなハイファイセットの活動最後の曲と成ったのは、来生姉弟が作詞作曲した「心のゆくえ」。ソレをたかおサンご自身でカバーしてらっしゃいますが、ハイファイセット版と全く違う感じに仕上がってるンで吃驚仰天!ま、講談だって同じ根多が演者によって違って来ますンで、楽曲も一緒だと言われればソレまでですが‥素敵なアレンジですヨ
江戸時代で一番出世した女「桂昌院サマ」により建立された、真言宗豊山派大本山「神齢山悉地院護国寺」。都内は江戸城に近い方が一丁目に成りますが、音羽界隈だけは護国寺に近い方が一丁目と成ってます
ノーベル賞を受賞した科学者・野依良治センセが、我々日本人に再認識させて下さった事の一つに「ナンバーワンよりオンリーワンを」でございましたナ。我武者羅にナンバーワンを目指すより、じっくりとオンリーワンを目指すべき。
日本人の根本思想は「出る杭は打たれる」で有りまして、どんな商売・稼業でも構わンから「まじめに道を極める」のが好ましい。絶対的な評価より、相対的な価値観の方が素晴らしい。極端に云うと、本人が満足したらソレでOK!
尤も実社会じゃ中々ソウ云う訳にゃ行かンですし、国際社会は違う国が随分多く、私らの常識が通じないから面喰らう。例えば玄界灘の向うの「ナンでもウリが発祥」と言い張るあの国じゃ、ナンバーワン以外に価値を認めてない。
だから手段は構わず「地道にやる奴は馬鹿ニダ」と連中はホルホルする訳ですが、日本国内じゃ嫌われますネ。ひたすらに頂点を目指し、ガツガツギラギラしてる奴って‥私ぁ苦手でして、叶う事ならばオンリーワンで有りたいです。
護国寺の門前町「音羽」には、大手出版社が立ち並んでます。その一社が「講談社」ですが、この会社は元々「講談の速記本」を出版してたトコだから、講談社と云うのは有名なお話。講談にも目を向けて下さい
処が日本でも、ナンバーワンを目指した人は数え切れない。時代のナンバーワン達が作って来たのが歴史でして、大勢の者がガツガツギラギラさせ乍ら頂点を目指して来た。老若男女・手段を問わず、出世主義者は尽きません。
日本の歴史の中で一番の大出世は「太閤豊臣秀吉公」なのは間違い無いですが、江戸時代で一番の大出世したのは「柳沢出羽守吉保サン」か「田沼主殿頭意次サン」の何方か、或いは「間部越前守詮房サン」なのかも知れン。
では一番大出世した女性は誰か?日本史全体だと難しいですが、江戸時代だけなら「桂昌院サマ」に決まってる。京都の八百屋の娘から三代将軍・徳川家光公のお手付きに成り、五代将軍・綱吉公の母として「従一位」を貰った。
コレほど劇的なシンデレラは怱々居りません。ただ出世し過ぎた因果か‥孫に恵まれず、その為綱吉公に命じて「生類憐みの令」なる悪法を実施させたと云う俗説が有ります。頂点に立つと廻りが見えなく成っちゃうンでしょうナ。
「玉の輿」と云う言葉は、桂昌院サマ(本名はお玉さん)に因んだモノと云う俗説が有りまして、玉の輿志望者が祈願しに訪れるとか‥。倅の綱吉公は「犬公方」と呼ばれましたが、おっ母サンの方は本名が本名だから?猫好きだったのかナ、護国寺の境内はホント猫だらけ。写真のこのお方はまるで「主」の様に、ドッシリ構えて日向ぼっこして居られました
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★明日は「なぞの金曜日 第677回/第678回放送」の記録です★
(参考リンク)
★「真言宗 豊山派 大本山」神齢山悉地院護国寺HP
http://www.gokokuji.or.jp/
★「桂昌院」よろパラ〜文学歴史の10〜HP
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoropara/retuden/retu00075.htm
★「おもしろくて、ためになる出版を」講談社HP
http://www.kodansha.co.jp/
★「文京区音羽群林堂の豆大福」美味しい!が好きブログ
http://mw17.exblog.jp/15621722/
(桂昌院サマは講談じゃ『天下の不美人』扱いですが、実際はドウだった?)
音羽通りの講談社のお向いに、何時でも長蛇の行列に成ってる「東京三大豆大福」の一つ群林堂サンがございます。豆大福はドウやら東京発祥のモンらしく(?京都の出町ふたばとかは‥)、コッチじゃ至ってフツーの食べ物。ですが流石に評判の群林堂サンのは、数珠が作れそうな位にお豆が入ってますし、中の餡子がコレまた美味い!並ぶのが面倒ですが、偶々この日はお客が誰も居らず、すんなり買えてあぁ良かったゼ