きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
<< September 2013 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
1508 2013年09月の目次


今年の「中秋の名月(=旧暦の八月十五日)」は、今月の十九日でしたヨ。三年連続の満月、しかも晴天の夜でお月さまはキレイでしたが、来年からは暫く満月じゃ無いらしい!次回の満月のソレは2021年、つまり東京オリンピック開催の翌年まで待たなくちゃ成らぬソウで‥。長いなぁ

31日
1508 2013年09月の目次
30日 1507 【粉なモン27】中山道の講談と「吹上フライ」・・鴻巣
29日 1506 【スイーツ90】ほぼ完成の東京駅と「わかさいも」‥八重洲
28日 1505 【やきそば155】ライトアップ姫路城と「姫路のちゃんぽん」
27日 1504 【やきそば154】絶品「焼き蕎麦」と律儀すぎた大名‥加古川
26日 1503 【粉なモン26】高砂の松と「にくてん」‥高砂市
25日 1502 【名物パン144】尾上の松と「バッファロー」‥加古川
24日 1501 【粉なモン25】雨の法善寺横丁と「キャベツ焼き」‥大阪ミナミ 
23日 1500 【スナック28】住吉大社で「トランプ」を‥大阪市
22日 1499 【保存食品37】絶景の北軽井沢で「花豆」を
21日 1498 【名物パン143】すっかり秋の軽井沢でも「信州の牛乳パン」を
21日 1497 フラワータイムなぞの金曜日 741回/742回放送

20日 1496 【保存食品36】「かんてんぱぱ」と「粉豆腐」・・伊那市
19日 1495 【やきそば153】ドッチが出て来る?伊那の「ローメン」
18日 1494 【名物パン142】暴れ川と駒ケ根にも有った「信州の牛乳パン」
17日 1493 【お米料理103】ラウンドアバウトと「はぶたえ寿司」・・信州飯田
16日 1492 【麺類色々105】ジーンズの街・児島で「クルードスパゲティ式めん」
15日 1491 【お魚料理77】「ままかりの酢漬け」とバブルに踊った街・・児島
14日 1490 【スイーツ89】「調布」は地名じゃ無く、岡山の銘菓・・西大寺
13日 1489 【お米料理102】ポストうな丼の新星「豚かば丼」と禁酒運動・・岡山市
12日 1488 【名物パン141】巨大「ドイツコッペ」と土砂降りの朝市・・岡山市
11日 1487 【野菜果物54】「沖縄のおかず」と珍しい沖縄野菜たち・・那覇
10日 1486 【名物パン140】沖縄の蛍と「妙にデカイ沖縄の菓子パン」‥首里
09日 1485 【麺類色々104】「沖縄そばの生麺」を買って帰ろう‥糸満
08日 1484 【保存食品35】なぞの缶詰大国OKINAWA!
07日 1483 【お米料理101】「ゴーヤー弁当」と海中のタバコ畑‥伊計島
07日 1482 フラワーラジオなぞの金曜日 739回/740回放送
06日
1481 【お米料理100】世界遺産・勝連城と「いなりずし&チキン」
05日 1480 【呑みモン44】青い海と「琉球コーラ」と「ポーポーもち」
04日 1479 【お肉料理40】真夜中の市場と「沖縄の煮付け」と‥那覇
03日 1478 【呑みモン43】「ルートビア」と「オスプレイ」・・那覇
02日 1477 【野菜果物53】パッション・フルーツ2013‥磐田篇
01日 1476 【やきそば152】富士山の所有者と「富士宮焼きそば」

2013年09月は、30日間で33本の記事を毎日更新いたしました。全く「暑さ寒さも彼岸まで」で、アレだけの酷暑が突然秋に成っちまいましたヨ。昔の人の経験則ってホント凄いと感心すると同時に、この涼しさで風邪をひかない様に気を付けなければと、急に慌てた私メでございますヨ。いやぁ驚いた‥

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

(参考リンク)
★「満月の中秋の名月 次は8年後」日本気象協会HP
http://www.tenki.jp/forecaster/diary/yosh_ika/2013/09/19/1171.html

(
鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(記事が遂に千五百本を突破!こんなに更新が続くとは、我ながら驚きです)

毎月、ブログの壁紙を変えてます。すっかり秋の雲ばかりで空は高く成りましたが、アレだけ猛威を振るった入道雲はドコに行っちまったのか?人間って勝手なモンで、もう少し夏が続いて欲しかった様な気がします




| 2013.09.30 Monday (23:59) | 月ごとの記事まとめ | - | - |
1507 【粉なモン27】中山道の講談と「吹上フライ」・・鴻巣


吹上は中山道六十九次の「間宿(あいのしゅく)」。鴻巣宿と熊谷宿との間が長過ぎた(四里以上も在った)為に設けられた、宿場同然の機能を果してたトコ。六十九次に入ってませんが、下手な宿場より栄えてたそうナ

埼玉県北部の「吹上(ふきあげ)」へ、講談の取材に参りました。現在は鴻巣市に成ってますが、平成十七年までは吹上町と云う独立した自治体だったトコですナ。「平成の大合併」ブームで消滅した、人口三万弱の街でございます。

明治二十二年(1889)に実施された「市制・町村制」。小学校の学区を基準に自治体が作られたと聞きますが、当時は全国に七万もの市町村が在ったとか。幾らナンでも多過ぎるンで減って行き、平成初年は三千三百ほどに。

聞くトコによれば「二十五万人ほどの市が一番効率が良い」らしく、ソレに近付けようと「平成の〜」が激しく推奨されたのはご存じ通り。結果として現在は千七百ほどに成りまして、多くの首長サンや議員サンが失職された訳です。

適正規模以上の自治体の多い東京都じゃ合併が殆ど進みませんでしたが、北隣りの埼玉県じゃ結構ソレが行われ、ラジオ番組のDJの為に私メが毎週通って居ります鴻巣市も、近隣の二町と合併して吹上町は消滅しちまった。


吹上の街中を流れるのは、江戸時代に幕府により付け替えが行われるまで、関東の大河・荒川の本流だった「元荒川」。現在は荒川と全く違う水系に成ってますが、中山道の時代はスゴイ水量だったンでしょうナ

鴻巣にゃ十数年通ってますが、所詮コミュニティーFM。旧吹上町は局屋上のアンテナから飛んでく電波のエリア外で、余り関係ないトコ‥てな感覚だったンですが、合併してから訪問回数が増え、遂には吹上の講談を読む事に‥。

「全国中山道宿場会議」と云う催しが、来月中旬鴻巣で行われますヨ。コレは中山道六十九次の宿場町の代表がドコかに集まって、町興しの報告をしたり互いに励ましたりする大会ナンですが、初めて鴻巣宿で開催されることに。

お江戸日本橋から数えて、鴻巣は七番目の宿場。有難いコトに私ぁこの会議で「鴻巣にちなんだ講談を読め」と仰せ付かりましたヨ。処が弱った‥鴻巣に関係する講談って、幾ら探しても見付からない。新作を作るしか無いかナ?

処がお隣りの吹上宿ならソレが在る!以前と違い、只今は同じ市だから宜かろう・・てな次第で、「平井権八〜権八地蔵」と云う古典講談を読む事に‥悪党のお噂で恐縮ですが御勘弁を!中山道も講談の舞台に結構成ってます。


「渡辺綱(わたなべのつな。全国の渡辺姓のご先祖様で、平安時代の京都で大活躍した武将。鴻巣のご出身だったりする)」を新作で作るか、ソレとも歌舞伎でも有名な「平井権八」と云う悪い若侍の古典をアレンジするか‥この二つが鴻巣の講談の候補だったンですがネ。そんな鴻巣の名物グルメの一つが、旧吹上町エリアで多く見受けられる「ソース焼きそば」。でもソレは「吹上フライ」と一緒に食されるモノで‥(下画像に続きます)

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「あぁ懐かしのポルテについて」考えてみます★

(参考リンク
)
★「ひな人形と花のまち」鴻巣市観光協会HP
http://www.konosu-kanko.jp/
★「第27回全国中山道宿場会議鴻巣宿大会及び将軍鷹狩り行列を開催」鴻巣市役所HP
http://www.city.kounosu.saitama.jp/events/detail.1.28982.html
★「吹上の荒川土手に1000万本のコスモスが!」鴻巣市役所HP
http://www.city.kounosu.saitama.jp/9,0,71,375.html
★「旧中山道ぶらり徒歩の旅、7鴻巣宿〜間の宿吹上〜熊谷堤〜8熊谷宿」悠々人の日本写真紀行HP
http://www42.tok2.com/home/thitosh/1nakasendo1/nakasendo1/04kumagaya.html
★「吹上町に流れる元荒川のさくら鑑賞とレトロな橋めぐりウォーキング」トッチャンのウォーキング・ブログ
http://68535631.at.webry.info/200912/article_4.html
★「フライ・焼きそばの店 山下」すべての道はどこかに通ずブログ
http://ameblo.jp/woods2106/entry-11275392347.html

(関連する記事)
★「221 【やきそば10】麦秋だからフライを食べに行く」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=271
★「504 コウノトリが鴻巣に戻って来る日」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=533
★「746 一千万本のコスモス畑!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=691
★「839 【団子饅頭33】渡辺さんの発祥地と『いが饅頭』‥鴻巣」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=883
★「916 【団子饅頭37】また復活した旧町名と『塩あんびん』‥鴻巣」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1021
★「1259 【やきそば115】『焼きそばサンド』とひな祭り‥鴻巣」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1339
★「1267 【やきそば117】『手打ち焼きそば』とびっくりひな祭り‥鴻巣」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1340
★「1306 【麺類色々87】桜咲く鴻巣で『世界最広!川幅ラーメン』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1377

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(コレを機会に、中山道全ての宿場でご当地講談を読んでみたいモンですナ)

コレが「フライ」でございますヨ。但し揚げモノでは無く、鉄板で焼いた小麦粉の塊でございますネ。キャベツやら肉やらの入って無いお好み焼きの様なモノで(ぶ厚いクレープと言った方が判り易いかナ)、埼玉・行田市がコレを大々的に売り出して、懸命な町興しを図ってますヨ。処がそのお隣りの旧吹上町にもコレが有りまして、しかも行田のとチョット違う!最大の違いは「吹上フライはパン粉が振り掛けて有る」‥って微妙な差ですが、食感が違うから面白い。鴻巣のFM局の同僚DJさくまひでき氏の御実家「仙道」サンが好みの私メですが、今回はソコと並び有名な「山下」サンで。ガテンで脂っぽい食い物ですが、焼き立てはフライ・焼きそば共にソースの香りが漂って、あぁ美味い!焼きそばと一緒に食べるのがフツーで、エラク腹が膨れます!尤も材料の殆どは小麦粉なんですが‥




| 2013.09.30 Monday (00:15) | なぜか埼玉!その北部 | - | - |
1506 【スイーツ90】ほぼ完成の東京駅と「わかさいも」‥八重洲


JR東京駅の八重洲口の工事がほぼ終わり、「グランルーフ」と云う名前で開業致しましたヨ。高速バス乗り場の工事が残ってますが、随分と変っちまいましたナ。数年前までココにゃ、大丸デパートが在ったンですが

最近、西日本各地をウロついてばかりで、住いの在る東京や関東からのご報告が少なく成ってる私メです。野別幕無しに旅してると云う訳じゃ無いンですが、根多的には向うの方がチョット面白くて‥ネ。どうぞご勘弁下さいませ。

ですが怒涛の西日本ブラブラ旅も取り敢えず終わりましたンで、コレからは東日本や中日本の話題が増えて参りますヨ。どうか飽きずに呆れずに、お付き合いの程を願います。そんな遠方への旅の始まりは、やっぱりJR東京駅。

日本全体の「セントラルステーション」で、列車はココに向かうのが全て上り。東京駅まで行かない列車でも、この駅を基準に上り下りと定められてるのは御存じの通り。だったら東京駅が途中駅扱いの、山手線や京浜東北線は?

都心をグルっと回る山手線は「内回り」「外回り」、都心を縦に貫く京浜東北線は「北行き」「南行き」と上手い具合に誤魔化され、一々混乱しなくて済む様に成ってますヨ。尤も‥厳密にはアレにも上り下りは有るらしいンですが‥ネ。


赤い煉瓦の丸ノ内口は「歴史」を、白い屋根の八重洲口は「未来」を象徴してるソウで、成るほど確かに奇抜です。何しろ皇居と海の間の「風の通り道」を確保する為に、ココには高い建物が建てられませんからネ

そんな東京駅には「表と裏」が有りますヨ。表はもちろん国の重要文化財「赤煉瓦駅舎」の丸ノ内口。そして裏は反対側の八重洲口ですナ。コレは皇居に対してで、一般に表裏とは言いませんが、何れにしろ一番線は丸ノ内側。

東京駅が開設されてから十五年間は、八重洲側に出口が無かったソウで‥当時は八重洲口の方に大勢住んでたンですが。どうも軽視されてた様で、余り立派な駅舎は建てられて来なかった。そして今回はソレすら無くなった。

以前は大丸デパートの入った「鉄道会館ビル(十二階?)」が在ったのに、ソレを再開発する事に成り、アレヨアレヨと云う間に南北に四十数階建ての「グラントウキョウタワー」が建ち、そして低い「グランルーフ」が真ん中に出来た。

「老朽化した駅ビルの耐震対策」や「高速バス乗り場の用地確保」等が理由と聞きますが、都心のヒートアイランド化を防ぐ為に、広大な「風の通り道」を作り出すのが一番の目的。お蔭で東京駅の真上だけ、空が広く成りました。


「八重洲」と云う地名が、徳川家康公の外交顧問をしていた、オランダ人の船乗り「ヤン・ヨーステン」さんから出て居るのは有名な話ですが、ヤンさんが家康公から貰ったお屋敷の在ったのは、実は現在の八重洲界隈じゃ無く、丸ノ内側だったと云うのを知ってる都民は少ないですナ。丸ビルの建ってる辺りがソウだったとか‥。じゃ、ナンで反対側に名前が使われてンのか?八重洲口にモニュメントとして埋められてるヤンさんも、「ワタシ、コノ辺りヲ全ク知リマセンガ」と仰ってるかも知れませんヨ

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「埼玉県鴻巣市吹上町」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「東京駅が街になる。」TOKYO STATION CITY HP
http://www.tokyostationcity.com/
★「JR東京駅八重洲口『グランルーフ』開業」マイナビニュースHP
http://news.mynavi.jp/news/2013/09/19/019/index.html
★「東京駅・鉄道会館ビル閉館・解体へ」テケテケバイクHP
http://www.geocities.jp/teketeke_keita/newpage-daimaru.htm
★「隅田川から皇居に抜ける風」今週のDMPビジネスサプリ・ブログ
http://dmp-blog.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-033b.html
★「ヤン・ヨーステン」スタンプ・メイツHP
http://www.k5.dion.ne.jp/~a-web/Gv-dYstn.htm
★「ヤン・ヨーステン拝領地の八代洲と八重洲」中央区観光協会特派員ブログ
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2010/01/post-243.html
★「北海道っておいしい!」北海道フーディストHP
http://www.foodist.co.jp/
★「おいしさは北海道―洞爺湖から」わかさいも本舗HP
http://www.wakasaimo.com/

(関連する記事)
★「306 大阪の暑さにアッサリ負けた男」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=337
★「597 【団子饅頭23】東京駅の復元は来年春の予定・・丸の内仲通り」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=645
★「1037 【やきそば81】東京駅がまもなく完成するから『炒めスパ』を」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1033
★「1333 【お米料理87】発売49周年『チキン弁当』と夜の東京駅」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1385

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(東京名物『何時までも終わらない東京駅の工事』も、今度こそ終わるの?)

交通の便が良いからか?JR東京駅周辺は「各道府県のサテライトショップ」がエラク多いトコ。八重洲口の真ン前にも京都府の「京都館」と、北海道の「北海道フーディスト」とが在りますが、秋と云えば北の味覚で有ろうと北海道の方へ。全国的に秋と云えばサツマイモの季節でございますが、寒冷な為にソレの育たない北海道じゃ憧れの余り、大福豆を使ってサツマイモそっくりの和菓子を作り出した‥ソレがご覧の「わかさいも」。実に大した執念で、芋の筋を細い昆布で再現してあったりと、妙に芸が細かい‥ソウまでしてサツマイモが食べたかったのネ。当然の様にフーディストさんに置いて有りましたが、北海道へ暫く行ってませんナ。何年かすると東北新幹線が函館まで延び、東京駅から電車一本で行ける様に成りますが、「東京駅発・北海道行き」って夢の様ですゼ




| 2013.09.29 Sunday (00:15) | 東京の中心は中央区 | - | - |
1505 【やきそば155】ライトアップ姫路城と「姫路のちゃんぽん」


ライトアップされた姫路城「桜門(大手門)」。天守閣の前に広がる三の丸広場への入口で、昭和十三年(1938)に「旧桐二の門跡」に復元されたモノ。史実には余り基づいて無いソウですが、ソレなり以上の貫録を示してます

兵庫県の南西部「播磨地方」を彷徨って居ります。加古川市周辺をウロ付きましたが、最後に訪ねた加古川の旧西国街道「寺家町」のアーケードに立ってた幟に、「平成二十六年NHK大河ドラマ『黒田官兵衛』」と書いて有るヨ。

そうか‥来年の大河ドラマの主人公は、「二流の人(by武田鉄矢氏)」黒田如水軒孝高サンなのか。大河ドラマだなんて「龍馬伝」以降、私ぁ見るのを殆ど止めてまして‥。どうせ史実を無視した、阿呆らしいアイドルドラマですし。

昨年の「平清盛」ナンて素晴らしい題材だった筈ですが、泉下の清盛公がご覧に成ったら激怒なされそうソウな出来で、数回で見るのを止めちまった。今年のも困った塩梅で、初回の途中で止めましたナ。もう辞めちまったらば?

「天下のNHKは嘘を付かぬ」「大河ドラマは全てが史実」と思い込んでる純朴な方は全国に数多く、こうして史実は捻じ曲げられるンだ・・と実感しますネ。「見て来た様な」は私メら講釈師だけで十分だ、商売の邪魔は止しとくれ!


天守閣は再来年春までの予定で、「平成の修理」の真最中。折角官兵衛サンが大河ドラマに成るのに、この白く巨大なカバー「天空の白鷺」に包まれた儘‥。昼間はこの内側に入って、修復の模様を見学出来るソウですゼ

ソレは冗談として、NHKも多少は考えてンでしょうから、来年から演出を変えて呉れると宜しいンですがネ。さて黒田官兵衛公と云えば九州・福岡市のお殿様のイメージが強いですが、元々は加古川のお隣り・姫路城のお殿様。

当時は小さなお城だった様ですが、官兵衛サンは飛ぶ鳥を落とす勢いで西進する羽柴秀吉公(後の太閤殿下!)と誼を結び、姫路城を譲って幕下に転じ、軍師として大活躍。最終的に黒田家は、福岡五十二万石の大々名に。

ドウ描くかナ?ソレ次第で来年は、TVの前に陣取るかも知れませんが‥。「そうだ!姫路に行こう」と発作的に思い、JR新快速で移動すること僅か十分!数年前に来た時はキレイに見えた天守閣が、エラク平面的なモンに。

天守閣に「天空の白鷺」なる巨大カバーを掛け、その内側で修復工事中。もちろん入れるのは昼間だけで、天守閣下の三の丸広場まで行って引き返しましたが、カバー表面に天守閣の絵を書く演出を、面白く思ってた私メです。


姫路城・天守閣にカバーが付くのとほぼ同時に、JR姫路駅の駅ビルも建替え工事に入りましたが、コッチの方が一足先に竣工!至極キレイなビルに成っちまいましたナ。ですが姫路駅ビル名物「御座候のタンタン麺屋」や「明石焼き風のたこ焼き屋」等は地下通路に依然として健在!ですがキレイに成り過ぎて‥入るのを躊躇しちまった私メ。ま、次回入りましょうか

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「東京都中央区八重洲」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「姫路観光ナビ・ひめのみち」姫路観光コンベンションビューローHP
http://www.himeji-kanko.jp/
★「姫路城大天守 保存修理工事」鹿島建設HP
http://www.kajima.co.jp/tech/himeji_castle/index-j.html
★「50年に一度の大修理」天空の白鷺HP
http://himejijo-syuri.jp/
★「その男、天下に秘せる野望あり」ひめじ官兵衛プロジェクト推進協議会HP
http://himeji-kanbee.jp/
★「今年4月30日オープン!」JR姫路駅の駅ビル・ビオレ姫路HP
http://www.piole-himeji.jp/
★「御座候やタコピアはこちら」JR姫路駅の地下街グランフェスタHP
http://himeji-festa.com/grand
★「姫路のちゃんぽんに驚き!?」大統領の憂鬱ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/legacy2006bz/diary/201203180000/

(関連する記事)
★「125 【麺類色々06】琵琶湖の畔にもチャンポンは有る」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=143
★「318 【名物パン23】姫路城とアーモンドバター」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=331
★「320 【麺類色々15】姫路は実に美味く、そして実に謎深い」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=333
★「321 【麺類色々16】姫路の御座候は担々麺屋でも有る」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=334
★「416 【麺類色々21】八幡浜にもちゃんぽんは在る」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=415
★「900 【やきそば55】驕れる平家と深谷名物『ちゃんぽん』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=971
★「1223 【お米料理80】今治名物『焼豚玉子飯』と『ちゃんぽん』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1312
★「1411 【やきそば140】防空壕跡で『焼きちゃんぽん』を‥佐世保」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1495
★「1427 【お米料理96】『沖縄ちゃんぽん』と為朝伝説‥運天港」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1478
★「1459 【やきそば148】宗教大弾圧と『スープ焼きちゃんぽん』‥亀岡」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1541
★「1504 【やきそば154】律儀すぎた大名と『焼き蕎麦』‥加古川」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1585

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(今回は衝動的でしたが、お城の修理が終わったらゆっくり訪ねたいです)

さて大阪までJRで帰ろうか、山陽電車で帰ろうかと悩んでましたら、山陽姫路駅のガード下の「きょう屋」さんで「姫路のちゃんぽん」を発見!但し長崎や八幡浜・彦根・亀岡等のスープたっぷりの汁モノでは無く、かと云って深谷や佐世保の様にただ焼いたモノでは無く、なんと「うどんの麺」と「ちゃんぽん麺」を一緒に焼いた凄いモノ。それぞれ一玉ずつ何で凄い量ですが、要するに「ごちゃ混ぜにする」のちゃんぽんナンですナ。なお沖縄の様にご飯モノじゃ無いンで、どうか御安心下さいませ(結局JRで帰りました)




| 2013.09.28 Saturday (00:15) | ミステリアス兵庫! | - | - |
1504 【やきそば154】絶品「焼き蕎麦」と律儀すぎた大名‥加古川


太閤殿下御自慢「賤ヶ岳七本槍」の一人・糟屋助右衛門武則の居城だったのが、現在「称名寺」と云うお寺に成ってる加古川城。鎌倉時代から糟屋一族の持ち城で、関ヶ原後に改易されるまで一万二千石の大名でした

謡曲で有名な「高砂の松(相生の松)」を探しに、兵庫県南西部「播磨地方」をブラついてた私メです。加古川河口を挟んで向い合う、加古川市の「尾上神社」と高砂市の「高砂神社」。二つの神社を巡って面倒臭く成りましたヨ。

二社ともに同じ様な由緒が有って、「う〜む良く判らん」てぇのが結論。候補がコレ以上増えると面倒ナンですっかり放棄し、JR加古川駅付近へ戻って参りました。ま、お好きな方を信じれば、ドッチでも宜しいンじゃないかナ。

しかし乍ら、高砂神社は高砂城だった時期が有ると云う過去を知り、ならば加古川城はドコに在ったのか?今度はコレを知りたく成りましたヨ。確か加古川の殿様は、「賤ヶ岳七本槍」の中で唯一、改易に成った糟屋家の筈。

天下人・豊臣秀吉公が天下を狙い、元上司の柴田勝家公と争った「賤ヶ岳の戦い」。この時に秀吉公は若手家来の中で、大活躍した七人を「七本槍」と名付けて人気者にさせた。加藤清正公や福島正則公らがその面々だ。


明治以降の加古川は、「日本毛織(ニッケ)」の企業城下町に。現在でも工場は在りますが、加古川の畔に戦前からの社宅が纏まってる一画が‥。明治四十四年(1911)築の、「ニッケ社宅倶楽部」と云う洋館も残ってます

後々の豊臣家の大黒柱とする為に、七人の優れた少年を抜擢した訳ですが、中でも一番出自が高かったのが「糟屋助右衛門武則」。元々加古川の殿様だった糟屋家の出で、合戦の後は加古川城を改めて賜って大名に。

ですが清正公ら「戦さ大好き」な面々とは異なり、文官として働く方が得意だったらしく、大きく加増されるコトは無く、加古川で一万二千石を貰ったっきり。ですが徳川家に味方した清正公らと違って、関が原では西軍方に。

律義者で義理堅かったのか?ソレとも天下の情勢が見え無かったのか?飽くまでも豊臣方のカラーを崩さずに戦い抜き、堂々改易される事に。つまり領地を取り上げられて、先祖代々の加古川藩()を潰されちまった訳だ。

と同時に加古川城も取り壊されたらしく、キレイさっぱり何も残って無い!ですが跡地が大きなお寺サンに成ってましたヨ。関が原で西軍が勝ってたら、「豊臣家に忠義尽くした律義者」として大河ドラマに成ってたンでしょうが。


「称名寺(加古川城址)」の近くを通るのが、京都から下関へ続く「旧西国街道」の「寺家町(じけまち)商店街」。この道は東海道と接続する日本の大幹線で、現在の国道二号線の元ですネ。夜に通ったンで人影が見えませんが、代りに目立ったのが「光のふるさと加古川」なる幟。来年の大河ドラマの主人公「黒田官兵衛」こと、黒田如水軒孝高公の正室「光(てる)」サンが加古川出身らしく‥。際どいトコを攻めますナ、ドコも町興しに懸命です

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「兵庫県姫路市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「自然と歴史が調和する街・加古川」加古川観光協会HP
http://kako-navi.jp/
★「糟屋助右衛門武則」歴史上の人物の考案ブログ
http://d.hatena.ne.jp/aya_natu/20081226/1230260517
★「加古川城」ザ・登城HP
http://www.geocities.jp/woodone3831/kinki/c-1-3-6-9-siro-KAKOGAWA.html
★「黒田官兵衛と光」加古川観光協会HP
http://kanbee.kako-navi.jp/
★「人と地球にやさしくあったかい企業グループ」ニッケグループHP
http://www.nikke.co.jp/
★「ニッケ住宅(兵庫県加古川市)」日本すきま漫遊記HP
http://www.sukima.com/14_sanyou01_01/02nikke_.html
★「丸万本店の焼きそば」加古川写真散歩ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kakogawalionya/12814980.html

(関連する記事)
★「349 【お米料理18】かつめしを喰いに加古川まで」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=335
★「1502 【名物パン144】尾上の松と『バッファロー』‥加古川」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1583
★「1503 【粉なモン26】高砂の松と『にくてん』‥高砂市」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1584

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(加古川は『将来の人間国宝』、旭堂南海兄いの出身地だったりします)

旧西国街道の寺家町商店街をブラついてましたら、明治三十年創業と云う堂々たる御蕎麦屋サンが。「関西で蕎麦を手繰るのも良いナ」と入ってみましたら、メニューに「特製焼きそば」なる文字が‥。何が特製かと訊ねると「黒くて堅い」と仰られるンで、ソレにしてみましたら‥おぉ「和蕎麦の焼きそば」が出て参りましたヨ。蕎麦用の出汁が効いた、しかも関西的な少し甘めの味付けで「これ‥美味ぇ!」。私メも全国各地で焼きそばを食い歩いて居りますが、今年一番の美味さだ。加古川サマ、恐れ入りました




| 2013.09.27 Friday (00:15) | ミステリアス兵庫! | - | - |
1503 【粉なモン26】高砂の松と「にくてん」‥高砂市


高砂市の名称由来に成ってる「高砂神社」は、お隣り加古川市の尾上神社と同じく、神功皇后さまの三韓征伐の際に建立されました。謡曲の歌詞「高砂や この浦船に帆を上げて」に相応しく、昔は海沿いだったンだとか

謡曲で有名な「高砂の松(相生の松)」を見たく成り、兵庫県の南西部「播磨地方」を彷徨う私メでございます。「相生の松」は一つの根から黒松(雄松)と赤松(雌松)が共に生え、仲良く見えると云うので瑞祥とされてる木ですナ。

処が困ったコトに、「ソレはウチだ」と称する神社が二ヶ所も在りまして、余所者としては判断の仕様が無いンで、「面倒臭ぇ‥両方行ってやれ」と半ば自棄に成り、まずは加古川市の尾上神社を参拝した私メでございますヨ。


コレが高砂神社の「相生の松」。尾上神社のソレと同じく五代目だソウでして、果たしてドッチが謡曲のモデルなんでしょうか?ま、そんな事を詮索するのは野暮だと承知してますが、気に成るのは人情で‥。誰か教えて!

続いて参りましたのは、「加古川(川の名前ネ)」を挟んで対岸の高砂市。人口は九万強と加古川市の三分の一ですが、同じ様に古くからの歴史を重ねる工業都市。川砂が高く積もった沖積平野の街だから、高砂ナンですナ。

いやいや高砂神社の在る街だから‥と云う方が判り易いですが、瀬戸内海運の拠点「高砂泊」として平安時代の文書に良く出て来ますンで、随分昔からソウ呼ばれてた様。尤もソレは尾上神社の辺りだと云う説も有りますが。


高砂神社の周辺(旧高砂町)は、江戸末期〜戦前の建物が多く残っててステキなトコ。統一感が無いのが残念ですが、ソレでも「卯建(うだつ)」の上がってる家が多く、往時の繁栄ぶりを伝えてます。でも活気は無いですネ

何れにしろ、加古川河口は天然の良港として、瀬戸内を往来する船に重用されてた様。ソレが東岸(加古川市)なのか、西岸(高砂市)なのか判りませんが、江戸時代以降は西岸がソレとされ、現在の高砂市に繋がってます。

だからこそ京都の朝廷との繋がりも深く、ココら辺に生えてた「相生の松」が殊更に喧伝され、暇を持て余してた貴族達の妄想で()、ロマンチックな話にされたンでしょうナ。さて高砂神社サンは能舞台の建替えの真っ最中。


高砂市も埋め立てが進んで海が遠く成りましたが、沖合いはアナゴの好漁場だとか。私メら関東人はソレほど食べませんが、関西じゃ大いに好まれてるだけ有って、アナゴ漁用()の小さな漁船が沢山見受けられました

そもそも謡曲と云うのは、古典芸能「お能」の「謡(=声楽パート)」のコトですナ。お能てぇと「お面を付けた人が怪しく踊るモノ」とお考えの方も多いでしょうが、断じてソレだけじゃ無い!「舞」「謡」「囃子」三芸による総合芸能。

私メら講談辺りとは、次元の違う芸能ですナ。ソコで「謡」だけ分離して、広く普及させたンでしょうか。当然「高砂」は謡曲だけじゃ無く、お能としても有る訳で、高砂神社の能舞台でソレを見れたら楽しかろうと思った私メです。


様々な伝説のある高砂市。なんと剣豪・宮本武蔵に関する伝説も有りまして、「武蔵の生誕地は高砂市」なる説が唱えられてますヨ。しかもソレは眉唾なんかじゃ無く、信憑性がエラク高いとか‥。私ぁ岡山県のご出身だと思ってたンですが、以降気を付けなければ成りませんナ。生誕地とされる場所には武蔵と、養子の伊織を賞する巨大な石碑が据えられてました

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は再び「兵庫県加古川市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「ぶらり高砂」高砂市観光協会HP
http://www.takasago-kanko.com/
★「高砂や」高砂神社HP
http://www.eonet.ne.jp/~takasagojinja/
★「高砂町の町並み(堀川周辺)」高砂市役所HP
http://www.city.takasago.hyogo.jp/index.cfm/7,1053,86,416,html
★「謡蹟めぐり 高砂 たかさご」謡蹟めぐり 謡曲初心者の方のためのガイドHP
http://www.harusan1925.net/0318.html
★「宮本武蔵生誕地・武蔵のゆかりの地」神戸観光壁紙写真集HP
http://kobe.travel.coocan.jp/sightseeing/musashi.htm
★「高砂のアナゴ」高砂あなごマーケティング研究会HP
http://www.takasago-anago.com/index.php
★「にくてん喰わんかい?」アサヒビールHP
http://www.asahibeer.co.jp/area/07/28/nikuten/

(関連する記事)
★「937 【お魚料理51】東京湾の島で『地あなご天丼』‥金沢八景」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=943
★「1334 【やきそば131】熊野松風に『薄焼き玉子焼きそば』‥磐田」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1396
★「1502 【名物パン144】尾上の松と『バッファロー』‥加古川」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1583

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(ココが関東に在ったらば、結構な観光地に成ってる筈ですが‥勿体無い)

以前から高砂市にゃ「にくてん」なる名物が有ると聞いてましたが、ソレが一体ナニモノで、ドコで食えるのか全く判らぬ私メ。そこで山陽電車「高砂駅」の真ン前の観光案内所で聞いてみれば、駅ン中の「木曽路」サンで食べられるとか。そこで早速食べて参りましたが、関西風おでん「関東煮」に入れる、味の染みたジャガイモとこんにゃく・すじ肉を小さく刻んだモノを入れたお好み焼きでございますナ。戦前から有ったらしいンですが、戦後高砂だけで広まり、最近に成って再発見されて地元名物として売り出してます。コレだけ大阪に近いのに大阪風の混ぜ焼きじゃ無く、むしろ重ね焼きの広島風に近いお好み焼き。ソースを塗る前はジャガイモやこんにゃくの姿が良く伺えましたが、塗っちゃったら良く判りませんゼ。デッチアゲの捏造系じゃ無く、こう云う再発見系のB級グルメは応援したいと思いますネ




| 2013.09.26 Thursday (00:15) | ミステリアス兵庫! | - | - |
1502 【名物パン144】尾上の松と「バッファロー」‥加古川


仏教伝来直後(589年)に創建されたらしい加古川「刀田山鶴林寺」は、聖徳太子サマ御建立七大寺の一宇だとか。当初は「四天王寺」と名乗ってたソウで、エラク古い歴史を持つ事は確か!御本堂と太子堂は国宝です

フト思うトコが有りまして、大阪・梅田駅から阪神電車に揺られ、兵庫県南西部「播磨地方」へ参った私メでございます。東京の京浜急行ほどじゃ無いですが、阪神電車のジェットコースターぶりも中々に凄いネ。あぁ緊張した。

さて問題の「フト思うトコ」ですが、ソレは「高砂の松(相生の松)を見たい」と云うモノ。結婚式の定番、謡いの「高砂や この浦船に 帆を上げて」ですナ。私ぁ修行時分、約八百組の婚礼司会をしましたンで、耳慣れてます。

また本業の講談でも、慣用的表現として「高砂の松」なる言葉が出て来ますネ。「講釈師、見て来た様な嘘を付き」じゃ無く、私ぁ「見て来た上で‥」をモットーにしてるンで、以前から見たかったのヨ。で、播磨へ来た訳です。

処が調べると、二ヶ所も在るらしい。加古川市・尾上神社「相生の松」と、高砂市・高砂神社「相生の松」。播磨の大河・加古川を挟んで東西に向い建つらしく、ハテ‥どっちへ行ったら良いの?面倒だ!両方に行っちまえ。


コチラが尾上神社の「相生の松(尾上の松)」。現在は五代目の松ですが、コレぞ「謡曲高砂に謡われる『相生の松』」と記されてますネ。神功皇后サマの朝鮮半島征伐の際の御鎮座だソウですから、ココもエラク古いです

まずは大阪寄りの加古川市「尾上(おのえ)神社」へ。歌舞伎にも全く同じ字同じ読みの「尾上」一門が在りますが(音羽屋サンですヨ)、多少は関係が有るのかナ?でも梨園の尾上家は、神田明神との所縁が深い筈ですが。

阪神電車が乗り入れてる山陽電鉄にはズバリ「尾上の松」駅が在り、ソコを降りればすぐ近く。駅名に成る位だから、昔は結構有名なトコだったンでしょうネ。埋め立てが進んだ為に遠く成りましたが、元々は海沿いだった様。

同じ根から「黒松(男松)」「赤松(女松)」が仲良く育つ様に見えるのが「相生の松」で、古来から夫婦和合や長寿の象徴とされてます。滅多矢鱈に有るモンじゃ無く、鶴林寺近くの海岸の松林で見付かり騒ぎに成ったンでしょう。

謡曲高砂は世阿弥サンの作で、約六百年前に成立した筈。当時の尾上の松は初代で、太さ「五尋(約九m)」の幹が有名だった様ですから、俄然コッチ説の肩を持ちたく成ります。でも、高砂市の方も確かめてみませんと。


支流まで含めた「水系」としては、兵庫県最大なのが「加古川」。その河口部を撮ってみましたが、結構大きな干潟が残って居るらしく、関西では貴重なモノだとか。コレを保全する国の方針が定まった様で、一安心ですナ

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「兵庫県高砂市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「自然と歴史が調和する街『加古川』」加古川観光協会HP
http://kako-navi.jp/
★「いにしえの 鶴の林に散る花の 匂いを寄せる 高砂の風」刀田山鶴林寺HP
tp://www.kakurinji.or.jp/
★「高砂うたいの名所」尾上神社HP
http://www.eonet.ne.jp/~onoejinja/
★「尾上の松」尾上神社HP
http://www.eonet.ne.jp/~onoejinja/onoematu.html
★「謡蹟めぐり 高砂 たかさご」謡蹟めぐり 謡曲初心者の方のためのガイドHP
http://www.harusan1925.net/0318.html
★「探鳥地案内 加古川河口」日本野鳥の会ひょうごHP
http://homepage1.nifty.com/wbsj-hyogo/kakogawa.htm
★「ニシカワパン」ニシカワ食品HP
https://www.nishikawa-foods.co.jp/
★「播磨ものづくり見聞記 ニシカワ食品」ぽのぽの通信ブログ
http://ponoponotushin.blog55.fc2.com/blog-entry-158.html

(関連する記事)
★「089 【名物パン07】これはパンか?それとも桶か?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=126
★「349 【お米料理18】かつめしを喰いに加古川まで」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=335
★「350 【名物パン27】元祖にしかわフラワー」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=336
★「858 【名物パン64】『やなな』の奮闘と、岐阜の『おけパン』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=918

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(尾上神社は予想より小さかったですが、立派な能舞台がございましたヨ)

加古川と云えばニシカワパン。「桶パン」や「フラワー」等の不思議なモンが沢山在るトコですが、今回は「バッファロー」を。半分にしたフランスパンの中に、グラニュー糖たっぷりのバターを塗りたくった菓子パンで、外見が水牛の角に似てるトコから名付けられたとか。ジャリジャリした食感が面白く、毎日二千個以上も作られてるとか。関西一円やその周囲に販路を延ばしてますンで、そちら方面の方は手にされる機会も多いと思いますが、東京にも進出して呉れンかナ。ニシカワの社長さん、お願いしますヨ




| 2013.09.25 Wednesday (00:15) | ミステリアス兵庫! | - | - |
1501 【粉なモン25】雨の法善寺横丁と「キャベツ焼き」‥大阪ミナミ


昭和十五年(1940)発表の小説「夫婦善哉(by織田作之助センセ)」の舞台と成ったのが、大阪ミナミの法善寺横丁。ココは「天竜山法善寺」サンの境内で、参拝客相手の露店が食物屋の横丁に進化したモノだそうです

大阪市へ参った私メです。私メらプロの講釈師が居りますのは、全国で東京と大阪だけ‥って知ってます?東京に七十名ほど・大阪に十数名居るだけの狭い業界で、頻繁にとは申せませんが、距離に負けぬ交流をして居ります。

但しソレは個人単位の付き合い。ほぼ同期入門の者が何らかの機会に親しく成り、互いにゲストとして敵地の高座に上がったりし、普段と違うお客様相手に勉強させて貰ってますヨ。正直言って‥気配が全く違うンで面食らうゼ。

私メも一年先輩の「旭堂南海」兄いに可愛がって戴き、お蔭で大阪の高座にも上がらせて貰ってますが、「東(東京)と西(大阪)のお客様の違い」に馴れるまで、十年以上掛かりましたナ。「みぃんな悩んで大きく成った!」訳ですヨ。

ハナっから「東京だろうと大阪だろうと変わらずに、普段通りに講談を読む」のが一番と判ってましたが、イザ高座に上がると変に気負っちまって‥ドウしても上手く行かんのヨ。ま、東西の寄席芸人は大抵、コレに苦しむンですが。


法善寺裏の「千日前商店街」は、夜でも照明が明るい飲み屋街!法善寺サンの別名が「千人寺」で、「その前だから千日前に成った」って、講釈師の申す事だからドコまで信用出来るやら?大阪もミナミは元気です

但し今回の大阪入りは高座に上がる為じゃ無く、根多を教えて貰いに参ったが為。来春までに何度か、上方講談の重鎮「旭堂南鱗」センセのお宅へ伺って、お稽古を付けて貰える事に成ってます。そしてこの日が初回だったのヨ。

センセと私メは「同じ魚扁」同士で、以前にもお稽古に上がった事がございますが、先生の芸談は実に面白く、気付けば日が暮れかかってる!やばい‥ソロソロお暇を乞い、千日前へ向かわねば。南海兄ぃらの高座が有らぁナ。

私ぁケチな性質で、大阪まで折角来たンだし、目一杯勉強して帰りたい!南鱗センセも「感心なこっちゃ、なら早ぅ行け」と仰るンで、急ぎ黄昏の法善寺横丁へ。イヤイヤ横丁の並びに在る、某演芸ホールへ急がねば成らぬのぢゃ。

順調に道に迷い‥開演時間に間に合いませンでしたが、楽屋へ直行しソコで勉強させて貰いましょうか。東京じゃ聞いたコトが無い根多ばかりだし、上方の同業諸師に久しぶりにお会い出来たりで、実に濃厚な大阪の旅でした。

      
終演後、南海兄ぃらと楽屋から降りて来ると、ソコにはお社が。しかも奉納提灯は寄席芸人の名入りのばかり・・って、ウチの師匠(神田松鯉、左から五つ目)のも有るじゃん!ソウ云えば、師匠も確か去年このホールの高座に上がったって言ってましたネ。次回は私メも上がらせて下さいナ

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「兵庫県加古川市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「難波(ミナミ)観光案内」難波センター街商店街HP
http://www.nambacentergai.jp/about/around.html
★「大阪千日前・水掛不動尊 法善寺」天竜山法善寺HP
http://houzenji.jp/
★「法善寺横丁」OSAKA-INFO大阪観光局HP
http://www.osaka-info.jp/jp/search/detail/sightseeing_1879.html
★「みんなで千日前商店街に行こう!」千日前商店街HP
http://www.sennichimae.com/
★「千日前の小さな劇場。」トリイホールHP
http://www.toriihall.com/
★「上方講談師 旭堂南鱗」うろこ部屋HP
http://www13.ocn.ne.jp/~urokohp/nanrinnopurofi-ru.htm
★「大阪名物粉もん キャベツ焼き」キャベ焼グループHP

http://www.kyabetuyaki.com/

(関連する記事)
★「030 安珍さんのキーワードは『南湖』!!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=38
★「087 【お肉料理03】ワシゃ『どてやき』が喰いたかったンや・・」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=124
★「306 大阪の暑さにアッサリ負けた男」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=337
★「1124 【調味料類13】『南房総ぽん酢』と南総里見八犬伝」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1199
★「1125 【お魚料理63】『サザエカレー』と南総里見八犬伝‥館山」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1200
★「1404 【やきそば139】青葉繁れる高津宮と『チーズざぶとん』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1488

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(毎度遊んでばかり居る訳じゃ無く、真面目に成る旅も偶に有ったりします)

南鱗センセのご自宅から千日前へ移動する途中、チョット小腹が空いたンで、大急ぎで掻っ込んだのが「キャベツ焼き」。キャベツと卵だけが具のお好み焼きで、一枚なんと130円!数年前からその存在は知ってましたが、いざ食べてみたのは今回が初めて。大阪市の鶴橋が発祥()らしく、こんなに安くて気軽なファストフードは東京にゃ少ないですナ。小腹ふさぎにゃ最適ですが、ただ私ぁ大阪風の甘いソースが苦手でしてネ




| 2013.09.24 Tuesday (00:15) | やっぱ大阪はミナミ | - | - |
1500 【スナック28】住吉大社で「トランプ」を‥大阪市

全国の住吉神社の総本宮は、大阪市住吉区の「住吉大社」サマ。西日本でも有数の参拝客を集めるお社ですが、普段はのんびりとしたモノ。西大鳥居前を阪堺電車がゴトゴトと、喧しい音をたて乍ら走り抜けて行きます

お蔭さまで1500本目の記事でございます。このブログ旅日記を始めてから、丸四年も掛かっての達成ですが、コレからも出来うる限り毎日の更新をして参りたいと思ってますンで、どうぞ叱咤激励下さいます様に願います。

根多のストックはまだ有りますし、コレからも全国へ珍しいモン探しに参るでしょうから、もう少しジタバタ出来ると思いますが、昔と違って体力が‥。アチコチ歩き回ると、翌日ツラく成る様な塩梅で‥。オッサン化が進行中。

ソレを上回る好奇心だけは保ち続けたいと思ってますが、苦しい時は神頼み!神サマに馬鹿なお願いをしに参りましょうか、神頼みは「やる気とお賽銭」次第だし。てなコトで参りましたのは、摂津国の一宮「住吉大社」サマ。

「東京の寄席芸人がナゼ大阪の神サマにお詣りする?」とお思いの方も居られましょうが、深い意味は有りません。大阪に偶々居たからなだけで、この節目を違う街で迎えたら、その土地の神サマにお参りするだけの事だ。


「すみよっさん」には住吉三神の他に神功皇后サマが祀られてまして、結果として御本殿が四つも在ると云う豪気さ。縦に並ぶ第一から第三までの御本殿が住吉三神の、右手の第四本殿が神功皇后サマを祀ってますヨ

私メの住む東京都は、埼玉県や神奈川県の一部と昔の「武蔵国」を分け合ってますが、大阪府は北から「摂津国」「河内国」「和泉国」が合わさってる。中でも摂津国の一宮は「坐麻神社」と「住吉大社」の二社。一宮が二つ?

一宮なんて決めたのはエライ昔のコトですから、色々有った結果ナンでしょうが(武蔵国だって二社あるし‥)、「坐麻(いかすり)神社」サマは渡辺騒動の時にお伺いしたトコだ。懐かしい・・ならば未訪の「住吉大社」に行こう!

その時居りましたのがJR天王寺駅前。タブレットの調子が悪く、旅先で困り果てて天王寺駅前のドコモに預けたトコ。その傍に「住吉公園行き」の路面電車が停まってる。四時間ほど掛かるらしいンで、お参りすれば丁度良い。

東京にゃ佃島しか在りませんが、関西に多い住吉サンの総本社。実に堂々としたトコで、芸道精進並びにブログ旅日記の益々繁盛をお願いし、ついでに散歩して参りましたが、大阪の下町って云うのかナ?面白い街でした。


住吉大社の御門前は阪堺電車だけじゃ無く、南海電車の「住吉大社駅」まで在りまして、隣りの「粉浜駅」までの間の線路沿いが、全面アーケードの商店街に成ってましたヨ。ナンと云うか‥実に大阪らしい商店街で、東京者には見慣れぬモノばかり。イロイロ珍しいモノを買い込んじまいました

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「大阪府大阪市中央区」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「OSAKA-INFO 世界へ!大阪最新情報」大阪観光局HP
http://www.osaka-info.jp/jp/
★「いのちの根源 海の神」摂津国一の宮・住吉大社HP
http://www.sumiyoshitaisha.net/
★「大阪唯一の路面電車」阪堺電車HP
http://www.hankai.co.jp/
★「ここで降りるぜ喜多さんよ 阪堺電気軌道 住吉鳥居前」朝日新聞デジタル関西HP
http://www.asahi.com/kansai/travel/ensen/OSK200812270014.html
★「住吉大社の門前町」粉浜商店街HP
http://kohama-shoutengai.com/
★「何でトランプ?でも、ベストセラーなんだって」どげだいこげだいブログ
http://blog.zige.jp/dogekoge/kiji/353611.html

(関連する記事)
★「824 【お魚料理45】『佃煮』の発祥地は佃島です」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=809
★「838 【スイーツ41】渡辺さんの発祥地と『満月ポン』‥大阪」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=863
★「1344 【名物パン124】日本一の超高層ビルと『サンミー』‥阿部野橋」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1414

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(タブレットは結局‥強制初期化されましたが、コレで悪運も切れたかしら)

「すみよっさん」は海の神様。と云う事は・・ほど近くの「住之江競艇」でも効くかいナ‥と、ギャンブル好きが結構お詣りするンだとか。ま、確かに海水を使ってレースしてますが・・この罰当たりめ!私ぁ性格的にやばいンで、一切ギャンブルをしない事にしてますが、賭けなしのトランプゲーム位はやりますネ。そんな「トランプ」なるクッキー()を、粉浜商店街で発見。「かにパン」や「源氏パイ」でお馴染みの三立製菓が関西だけで売ってるモノで、昭和二十八年発売のロングセラーだとか。この手のは米菓が多いですが、ソレを小麦粉で作ってるンで‥あぁ喉が渇く。ボール型の乾パンとしか言い様が無く、ソレに醤油を付け青海苔を振った不思議な菓子です



| 2013.09.23 Monday (00:15) | 大阪ディープサウス | - | - |
1499 【保存食品37】絶景の北軽井沢で「花豆」を 


浅間山の群馬県側「鬼押し出し」付近から、その後姿を眺めて見ました。この辺りは天明三年(1783)の大噴火の際、流れ出た溶岩流によって壊滅したトコで、ソコが再び緑化したのを切り開いたのが「北軽井沢」です

余り信じたく無いンですが、「ジンクス」って確かにございますネ。「悪しき縁起」と云うのが本来の意味らしいですが、専ら日本じゃ「科学的根拠の無い迷信」てな意味で、良いのも悪いのも全てジンクス。御教訓の様なモンだ。

尤も全てが迷信と云う訳じゃ無く、科学的裏付けが取れちゃったのも有るソウですから一概に否定出来ませんが、ソレばっかり気にし過ぎるも問題で、万事ほどほどが一番!物事テキトーにやっとくのが、長生きの秘訣でしょ。

でも「ジンクス」って、悔しいけど確かに有りますナ。しかも良い方にゃ出ずに、悪い方ばかりに出やがるから腹が立つ!責任者出て来いと叫びたく成りますが、「君子危うきに寄らず」で、悪いのは大抵自分だったりしますが。

我が女房ドノのジンクスと云うか、悪しき巡り会わせに「北軽井沢に行くと雷雨に成る」てぇのが有りましたヨ。北軽井沢と云うのは、「日本一のリゾート」長野・軽井沢町の北側。県境を越した群馬・長野原町に在る別荘地です。


コレは「草津白根山(2160m)」だっだかナ?北軽井沢の周囲は大パノラマで、しかも百名山が三峰(浅間山・草津白根山・四阿山)も在るンで、見てて飽きませんネ。こと眺めに関しては本家・軽井沢より上かも知れません

軽井沢の周辺地域が、その御威光に肖って「東軽井沢」だの「西軽井沢」だのと名乗ってバブル期に売り出そうとしてましたが、幸いソレが定着しなかったのを以前ご紹介しましたヨ。処が唯一、「北軽井沢」だけは定着してる。

天明の浅間大噴火で溶岩に埋もれ、放置されて原生林と化してた高原を、北白川宮サマのご指導で明治初期に開拓したのが、ココの始まりですヨ。ソコに昭和二年に別荘地が出来、便宜上「北軽井沢」と呼び始めたとか。

本家・軽井沢と同じ位に歴史が古いのヨ。その時に別の名前にしとけば「紛い物」扱いされず、由緒あるリゾート地と名乗れたのに・・。尤も夏は湿気が少なくて、本家より遥かに過ごし易いトコなんですが。ホント勿体無いねぇ。

バイクに我が女房ドノを乗せて北軽井沢へ参れば、決まって半端ない雷雨に成っちまう。ソレを何度も繰り返してまして、拙宅じゃジンクスと云うか、タブーに成ってましたゼ。でも今回はソウ成らず・・ジンクスを破れた様です。


そもそもココが「北軽井沢」と名乗る様に成ったのは、この建物に大いに関係有るとか。コレぞ昭和二年(1927)完成の「草軽電鉄・北軽井沢駅舎」でして、法政大学の当時の学長サンが近隣に「大学村」なる別荘地を作り、ソコへの入り口としてこの駅舎を寄贈したンだとか。元々は「地蔵川」と云う名前の駅だったソウですが、新築を機に「軽井沢の北の方に在る、同じ様なリゾート」てぇンで「北軽井沢」と改称させちまった様。そんな安易な名前にしないで、違う名前を付けといて下されば‥ネ。昭和三十五年(1960)に鉄道は廃止されましたが、「北軽井沢駅舎」は今も健在です

にほんブログ村 演劇ブログ 演芸・大衆芸能へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ ローカルフードへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「大阪府大阪市住吉区」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「浅間高原きたかるいざわ」北軽井沢観光協会HP
http://www.kita-karuizawa.jp/
★「北軽井沢ってどこにあるの?」JAあがつま産直の会HP
http://www.aganet.or.jp/~sanncyoku/syozaichi.html
★「北軽井沢の別荘」北軽井沢森の家HP
age2.nifty.com/ma0011/besou-4.htm
★「天明三年(1783年)浅間山噴火」国土交通省 利根川水系砂防事務所HP
http://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/tonesui00023.html
★「旧草軽電鉄の歴史を語る『北軽井沢』駅舎」じねんびとHP
http://jinenbito.jp/documents/history/train/ekisya.html
★「jinxの意味、また日本でのジンクスと英語のjinxの違い」EIGO with Luke HP
http://www.eigowithluke.com/2012/09/jinx/
★「高原花豆」北軽井沢やすらぎ日記ブログ
http://elvisbono.blog13.fc2.com/blog-entry-2.html

(関連する記事)
★「1006 【保存食品23】キャベツ畑の中心で『キムチ』と叫ぶ‥嬬恋村」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1113
★「1007 【名物パン77】『クリームフライ』と雪山賛歌‥鹿沢温泉」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1114
★「1433 【麺類色々101】御代田の名物『お煮かけうどん』は法事の料理!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1499
★「1498 【名物パン143】すっかり秋の軽井沢でも『信州の牛乳パン』を」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1558

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(北軽井沢の別荘地じゃ、放置された別荘が増え過ぎて困ってるソウです)

北軽井沢の名物と云えば、勿論「花豆(花いんげん)」でございましょう。花豆は北海道や東北等の寒冷地か、長野や群馬の高冷地でしか育たぬ豆で、標高1200m超の北軽井沢は花豆の大産地!もう少しで収穫の時期を迎えますが、待ちきれないンで以前買ってた缶詰を。当り前の豆より遥かに大粒なのが花豆で、専ら甘く炊いて食べますが、流石に缶詰!一体何年前に買ったのか覚えて無いのに、エラク美味しく食べられましたゼ。北軽井沢の山崎農場さんの製品で、北軽井沢駅で買った様な記憶が‥




| 2013.09.22 Sunday (08:00) | いいだんべぇ群馬北 | - | - |
ブログ内の検索はこちらから
このブログを書いてンのは?
profilephoto
お噂さの貯蔵庫(種類別)
お噂さの貯蔵庫(日付順)
お噂さの貯蔵庫(年月別)
MOBILE
qrcode